JP2003308672A - 磁気ディスク用リング状スペーサの加工方法および磁気ディスク用リング状スペーサ - Google Patents

磁気ディスク用リング状スペーサの加工方法および磁気ディスク用リング状スペーサ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスク用リング状スペーサから発生する
微粒子を抑止する。 【解決手段】磁気記録用ハードディスク装置内に設けら
れた複数枚の磁気ディスクを所定の間隔に保持するため
のスペーサを加工する方法において、該スペーサの表面
をエッチング処理液でエッチング処理した後に、該スペ
ーサの表面に導電性被膜を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録用ハード
ディスク装置に設けられる複数枚の磁気ディスクの間に
隔置され、該複数枚の磁気ディスクを所定の間隔に保持
するための磁気ディスク用リング状スペーサの加工方法
およびその加工方法により得られる磁気ディスク用リン
グ状スペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録用ハードディスク装置に
用いられる磁気ディスクの高記録密度化に伴い、磁気ヘ
ッドと磁気ディスク間の浮上間隔を極小化すること、磁
気ディスクの磁気記録媒体層を薄膜化すること等が要求
されており、また耐衝撃性向上のため、アルミニウム製
の磁気ディスクよりも機械的強度に優れるガラス、結晶
化ガラスまたはセラミックス基板よりなる磁気ディスク
を使用した磁気ディスク装置が提案されている。また、
磁気記録用ハードディスク装置の処理速度向上に伴い、
磁気ディスク回転数の高速化が進んでいる。
【0003】以下、図4に一般的な磁気記録用ハードデ
ィスク装置の構造を説明する要部断面図を示す。同図に
おいて、15はトップクランプ、16は複数枚の磁気デ
ィスク、17はスペーサ、18はスピンドルをそれぞれ
示す。上記複数枚の磁気ディスク16は、モーター(図
示せず)に接続して回転するスピンドル18にスペーサ
17を介して嵌挿され、さらにその上にトップクランプ
15を介してネジ(図示せず)によって固定することに
より、所定間隔をもって取付けられている。
【0004】磁気記録用ハードディスク装置を構成する
部品の中で、磁気ディスク、スピンドル、スペーサの材
料の熱膨張係数が異なると、スピンドル回転の動作時と
非動作時との温度差により読み取りのエラーを生じる問
題がある。前記各材料間の熱膨張係数の差を小さくする
ために、磁気ディスクにアルミニウム系金属材料を用い
る場合には、スペーサにもアルミニウム系金属材料を使
用している。ガラス製の磁気ディスクの場合には、スペ
ーサとして前記ガラスに近い熱膨張係数の材料であるス
テンレス系金属材料あるいはセラミックス材料が使用さ
れていた。しかし、ステンレス系金属材料には、セラミ
ックス材料に比べて重いという欠点があり、磁気ディス
クの高速回転化に伴いモーターへの負荷が増大するとい
う問題がある。また、セラミックス材料には、多孔質や
粒界の存在によって、前記材料から発生する微粒子が磁
気ディスク装置の長期信頼性を阻害するという問題があ
る。これは、磁気ディスクからデータを読み出す磁気ヘ
ッドとの間の隙間が極めて狭いために、この隙間に微粒
子が存在すると磁気ディスクおよび磁気ヘッドの損傷の
原因になるおそれがあるからである。近年、ガラス製の
磁気ディスクを用いる場合には、ガラス製のスペーサを
使用することにより、磁気ディスクとスペーサの熱膨張
係数をほぼ同じにすることができ、ハードディスクの読
み書き動作に伴う温度差による読み取りエラーを防止で
きるようになった。しかしながら、セラミックス製のス
ペーサと同様にガラス製のスペーサからも微粒子が発生
するため、磁気ディスク装置の長期信頼性をさらに向上
させるうえで、スペーサから発生する微粒子を低減する
ことが求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決して、微粒子発生を大幅に改善した磁気ディスク用
リング状スペーサの加工方法を提供することにある。ま
た、前記加工方法により得られる磁気ディスク用リング
状スペーサを提供することにある。また、本発明の磁気
ディスク用リング状スペーサを用いることにより磁気記
録用ハードディスク装置の長期信頼性を大幅に改善する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録用ハ
ードディスク装置内に設けられる複数枚の磁気ディスク
の間に隔置され、該複数枚の磁気ディスクを所定の間隔
に保持するためのガラス製のリング状スペーサを加工す
る方法において、該スペーサの表面をエッチング処理液
でエッチング処理した後に、該スペーサの表面の少なく
とも一部分に導電性被膜を形成させることを特徴とする
磁気ディスク用リング状スペーサの加工方法を提供する
ことにある。
【0007】また、本発明は、前記加工方法により得ら
れる磁気ディスク用リング状スペーサを提供することに
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、磁気記録用ハードディス
ク装置内に設けられる複数枚の磁気ディスクの間に隔置
され、該複数枚の磁気ディスクを所定の位置に保持する
ためのガラス製のリング状スペーサを加工する方法およ
びそれによって得られるリング状スペーサについて説明
する。
【0009】本発明の好ましい実施の形態を図面に従っ
て説明する。図1はリング状スペーサの斜視図、図2は
その縦断面図である。両図から明らかなようにリング状
スペーサ1はガラス製リング2の表面に導電性被膜6を
形成した円環状体で平行な上下の当接面5とこれら当接
面5を連接する外周面3と内周面4とを有しており、こ
のリング部分の縦断面は矩形状をしている。実際の磁気
記録用ハードディスク装置においては、リング状スペー
サ1の当接面5が磁気ディスクに圧接して、複数枚の磁
気ディスクを隔置した状態で保持する。したがって、磁
気ディスクの保持間隔はリング状スペーサ1の厚さで決
まり、リング状スペーサ1の厚さを増減することによっ
て、磁気ディスクの保持間隔を調節できる。
【0010】本発明に用いるガラス製リング2は種々の
方法によって作製することができる。例えば、管の外形
と内径および肉厚がそれぞれリング状スペーサ1の外径
と内径および当接面5の幅d(図2参照)に相当する管
ガラスをリング状スペーサ1の厚さに合わせて輪切りす
る方法、リング状スペーサ1の厚さに相当する厚さの板
ガラスからリング状スペーサ1の寸法に合わせて例えば
コアドリルを用いて切り取る方法または溶融ガラスから
プレス成型や鋳込み成型する方法などが挙げられる。
【0011】また、本発明に用いるガラス製リング2に
おいて重要なことは、リング状スペーサ1で磁気ディス
クを磁気記録用ハードディスク装置に固定したとき、動
作中に熱膨張差で磁気ディスクが歪まないようにするた
めに、熱膨張係数がガラス製の磁気ディスクの熱膨張係
数と同等またはこれに近似し、さらに磁気記録用ハード
ディスク装置の取付け軸体(スピンドル)やクランプな
どの材質であるステンレス鋼(SUS系金属)の熱膨張
係数にも近似していることである。
【0012】このため、ガラス製リング2の熱膨張係数
は、一般的に使用されるガラスの熱膨張係数(約70×
10−7/℃)と、ステンレス鋼の熱膨張係数(約95
×10−7/℃)の間にあるのが好ましく、特に70〜
95×10−7/℃の範囲が望ましい。ガラス製リング
2の熱膨張係数がこの範囲であれば、リング状スペーサ
と磁気ディスクや取付け軸体(スピンドル)との熱膨張
差を小さくすることができるので、磁気ディスクに支障
となるような大きな歪みは生じない。したがって、ガラ
ス製リング2のガラス組成若しくは種類としては、熱膨
張係数がほぼ前記範囲に含まれるものが好ましく、通常
は例えば、無アルカリガラス、ソーダライムガラス、ホ
ウケイ酸塩ガラス、鉛ガラス、結晶化ガラスなどが用い
られる。
【0013】本発明におけるガラス製リング2の表面を
エッチング処理液でエッチング処理する方法、および該
リングの表面に導電性被膜6を形成させる方法を説明す
る。予めガラス製リング2をエッチング処理する前に、
所定の形状に成形したガラス製リング2の磁気ディスク
との当接面5を例えばラッピングにより研磨する。この
研磨は当接面5の平行度と平坦度の改善を主目的で行う
もので、ガラス製リング5の寸法精度があまりよくない
ときは、荒摺り研磨をしてからラッピングをするとよ
い。リング状スペーサ1において当接面5の平坦度と平
行度は磁気ディスクを歪みが生じないように保持するう
えで特に重要であり、これらいずれが不良であっても、
磁気ディスクを良好に保持することが困難になる。
【0014】次に、研磨の際に生じた粒子または研磨剤
の残渣を洗浄して除去した後、ガラス製リング5の表面
をエッチング処理液でエッチング処理する。エッチング
処理方法には、該リングをエッチング処理液に浸漬する
ウェットエッチング方法などを用いることができる。エ
ッチング処理液は、ガラスをエッチング処理するのに一
般的に用いられているフッ化水素酸、ケイフッ化水素酸
などのフッ酸系液を用いることができ、さらに前記フッ
酸系液に硫酸または硝酸もしくはリン酸を加えた混合液
であることが好ましい。エッチィング処理は、フッ化水
素酸単独でも機能するが、硫酸または硝酸もしくはリン
酸を添加することでエッチング量を安定化することがで
きる。さらに1〜10%のフッ化水素酸と3〜20%の
硫酸とを含む混合液を用いることが特に好ましい。
【0015】エッチング処理により、ガラス製リング2
の表面から削除される厚みは、10〜50μmが好まし
く、50μmより多いと、もともとの平坦度を悪化さ
せ、10μmより少ないと、傷を充分に除去できず、微
粒子発生の原因となる。エッチング処理における処理液
の配合、濃度および温度、さらに処理時間などの条件を
適宜変更調整することにより、該リング表面の傷を除去
して、表面の凹凸を少なくして平坦化することができ、
結果として微粒子の発生を抑止することができる。
【0016】また、本発明に用いるエッチング処理液に
は、上述した成分以外に、界面活性剤、脱泡剤、エッチ
ングの触媒となる添加剤などを含有していてもよい。
【0017】次に、エッチング処理をしたガラス製リン
グ2には、付着したエッチング処理液を水で洗い流し、
該リングの表面をきれいにし、充分に乾燥させ、導電性
被膜6を形成させる。
【0018】本発明に用いられる導電性被膜6は、帯電
防止の機能から必須である。リング状スペーサに導電性
被膜6を形成させることにより、高速回転による空気と
の摩擦により磁気ディスク上に帯電した静電気を前記ス
ペーサを介して磁気記録用ハードディスク装置の金属製
シャーシ等へ逃がすことが可能となり、静電気によって
前記磁気ディスクに記録されたデータが破壊されること
を防止することができる。また、静電気の発生を防止す
ることで、ゴミやほこりの吸着を防止できると同時に、
エッチング処理と併せてリング状スペーサ1に起因する
微粒子の発生をより抑えることができる。また、前記被
膜によりリング状スペーサ1の耐擦傷性や耐衝撃性等の
強度も向上させることができる。
【0019】導電性被膜6の形成方法は特に限定され
ず、化学蒸着法、スプレー法、液浸漬法等を用いること
ができる。ここで、化学蒸着法(Chemical Vapor Dep
osition、以下CVD法とする)とは、熱分解して所定
組成の被膜を形成しうる物質、例えば金属有機化合物を
加熱、気化させ、これをキャリアガス、例えば空気、酸
素、不活性ガスでコーティング室に運び、ガラス製リン
グ2の表面上において、雰囲気中または前記リング2表
面の酸素または水と反応させることにより所定組成の被
膜を形成させる方法をいう。また、スプレー法とは、被
膜を形成する原料物質を有機溶剤に溶解または分散さ
せ、これを予め400〜600℃に加熱したガラス製リ
ング2の表面上にスプレーして熱分解させて、表面に被
膜を形成させる方法をいう。また、液浸漬法とは、被膜
を形成する原料物質を有機溶剤等に溶解または分散させ
た液体中に、ガラス製リング2を浸漬した後に一定速度
で引上げ、表面に被膜を形成させる方法をいう。化学蒸
着法および液浸漬法により導電性被膜6を形成する場合
は、前記被膜6を強固にする上で、被膜形成後に300
〜500℃に加熱焼成することが好ましい。
【0020】導電性被膜6としては、SnO 膜、F
のドープされたSnO 膜、SbのドープされたSn
膜、SnのドープされたIn膜、Gaのド
ープされたZnO膜等が用いられるが、なかでも上記し
た3種類のSnO 膜は、表面硬度が高く、耐擦傷性
に優れているため、特に好ましい材料である。膜の強度
が強く、膜が剥離しにくいなどの点から導電性被膜6の
膜厚としては、0.02〜0.2μmの範囲が好まし
い。
【0021】導電性被膜6の電気抵抗値としては、前記
被膜を通して磁気ディスクに帯電する静電気を外部に確
実に導通されるように10MΩ以下が好ましく、更には
1MΩ以下が望ましい。
【0022】導電性被膜6をガラス製リング2に形成す
る場合、通常は図2に示すようにリング状スペーサ1の
表面全体に形成するが、磁気ディスクに帯電した静電気
を取付け軸体(スピンドル)を通して外部に逃がすこと
ができれば、必ずしもリング状スペーサ1の全体に設け
なくてもよい。磁気ディスクと接触する上下の当接面5
に形成されていれば、外周面3と内周面4については、
上下の当接面5の導電性被膜6を導通できるように、た
とえば内周面4だけに形成することもできる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を具体的に説明する。磁
気ディスクと同等の材料であるソーダライムガラスを外
径32mm、内径25mm、高さ2mmのリング状に加
工し、研磨した後、5%フッ化水素酸+10%硫酸の混
合液に所定時間浸漬して、エッチング処理量が10μ
m、20μmおよび30μmとなるようにエッチング処
理した。これらガラス製リングを3%アルカリ洗浄液で
洗浄後、更に市水で洗浄してエッチング残渣を除去した
後、CVD法によって厚さ0.05μmの導電性被膜で
あるFのドープされたSnO膜を形成させて、磁気デ
ィスク用リング状スペーサとなるそれぞれエッチング量
が異なる実施例1〜3のサンプルを得た。比較例とし
て、実施例と同様に加工し、研磨したリングにエッチン
グ処理をせずに、磁気ディスク用リング状スペーサとな
る比較例1のサンプルを得た。また、比較例1のサンプ
ルに実施例と同様の導電性被膜を形成させて、磁気ディ
スク用リング状スペーサとなる比較例2のサンプルを得
た。得られたすべてのサンプルについて、発生する微粒
子量(発塵量)を以下に説明する測定方法により測定し
た。表1はその結果である。
【0024】(発塵量の測定方法)図3の超音波洗浄機
13(プランソン社製:出力120W、周波数47kH
z)と液中パーティクルカウンター12を用いて、次の
手順で液中のリング状スペーサに超音波を印加し、それ
により発生するパーティクルの量を液中パーティクルカ
ウンター12にて測定し、リング状スペーサ1の発塵量
とする。 (1)超純水のパーティクル量測定:ビーカー10に3
00mlの超純水を入れ、液中パーティクルカウンター
12にて超純水中の1ml当たりのパーティクル量
(A)を測定する。 (2)ついで、上記ビーカー10にリング状スペーサ1
を入れ、水を入れた超音波洗浄機13に上記ビーカー1
0を入れて超音波を1分間印加した後、超音波洗浄機か
らビーカーを取り出し、液中パーティクルカウンター1
2にてビーカー中の水の1ml当たりパーティクル量
(B)を測定する。 (3)リング状スペーサ発塵量(個/300ml)=
[(B)−(A)]×300により、リング状スペーサの
発塵量を算定する。
【0025】
【表1】
【0026】ガラス製リングの表面をエッチング処理す
ることにより、得られるリング状スペーサからの微粒子
の発生を抑止することができる。また、エッチング処理
と導電性被膜を形成することを併用することにより、得
られるリング状スペーサからの微粒子の発生をより一層
抑止することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、微粒子発生を大幅に改善
した磁気ディスク用リング状スペーサの加工方法を提供
することができる。また、本発明の磁気ディスク用リン
グ状スペーサを用いることにより磁気記録用ハードディ
スク装置の長期信頼性を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましいリング状スペーサの斜視図
【図2】図1の縦断面図
【図3】発塵量測定装置の概略図
【図4】一般的な磁気記録用ハードディスク装置の構造
を説明する要部断面図
【符号の説明】
1:リング状スペーサ 2:ガラス製リング 3:外周面 4:内周面 5:当接面 6:導電性被膜 10:ビーカー 12:液中パーティクルカウンター 13:超音波洗浄機 20:トップクランプ 21:磁気ディスク 22:スペーサ 23:スピンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録用ハードディスク装置内に設けら
    れる複数枚の磁気ディスクの間に隔置され、該複数枚の
    磁気ディスクを所定の間隔に保持するためのガラス製の
    リング状スペーサを加工する方法において、該スペーサ
    の表面をエッチング処理液でエッチング処理した後に、
    該スペーサの表面の少なくとも一部分に導電性被膜を形
    成させることを特徴とする磁気ディスク用リング状スペ
    ーサの加工方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の加工方法により得られる磁
    気ディスク用リング状スペーサ。
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