JP2003307734A - 液晶表示装置及びこれを備えた印刷装置 - Google Patents

液晶表示装置及びこれを備えた印刷装置

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JP2003307734A
JP2003307734A JP2002115943A JP2002115943A JP2003307734A JP 2003307734 A JP2003307734 A JP 2003307734A JP 2002115943 A JP2002115943 A JP 2002115943A JP 2002115943 A JP2002115943 A JP 2002115943A JP 2003307734 A JP2003307734 A JP 2003307734A
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crystal display
light emitting
chip
display device
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Yuichiro Suzuki
雄一郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価な単色の液晶表示素子を用いつつ
も、効果的にユーザの注意を引くことができるようにす
る。 【解決手段】 液晶パネル21の背面に拡散シート22
を介して配置されたバックライトモジュール27内に、
多数のチップLED24が配置されている。各チップL
ED24は、赤色LEDチップ及び緑色LEDチップを
有している2色発光タイプである。液晶パネル21の一
部にアラーム情報などのユーザの注意を引くべき情報が
表示される場合、その部分の下方にあるチップLED2
4だけを赤色に発光させ、残りのチップLED24を緑
色に発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置及び
これを備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの背面にバックライトモジュ
ールを配置して暗い個所での視認性を高めた液晶表示装
置(LCD:Liquid Crystal Display)が、特開平7−
79462号公報に開示されている。上記公報に記載の
ような液晶表示装置において、バックライトモジュール
の光源としては、視覚感度の高いイエローグリーン色の
光を発する発光ダイオード(LED:Light Emitting D
iode)が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】長尺で幅の細いテープ
状用紙に印刷を施すために用いられるテーププリンタな
どの小型の印刷装置に用いられるLCDとしては、カラ
ー液晶パネルではなく、比較的安価な単色(モノクロ)
液晶パネルが多く用いられる。かかる単色液晶パネルが
用いられた印刷装置において、アラーム情報など特にユ
ーザの注意を引く必要度の高い情報がLCDに表示され
る場合、LCD以外の部材を用いないでユーザの注意を
引こうとすれば、その部分に対応したバックライト用L
EDを点滅させるしかない。しかしながら、バックライ
ト用LEDを点滅させるだけでは十分にユーザの注意を
引くことができず、重要な情報がユーザに伝達されなく
なるおそれがある。
【0004】そこで、本発明の目的は、比較的安価な単
色の液晶表示素子を用いつつも、効果的にユーザの注意
を引くことが可能な液晶表示装置及びこれを備えた印刷
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の液晶表示装置は、単色で情報を表示する
液晶表示素子と、前記液晶表示素子を後方から照射する
ために配置され且つ多色発光が可能なものを少なくとも
1つ含む複数の発光素子を有している前記液晶表示素子
のバックライトモジュールとを備えている。そして、前
記複数の発光素子から選択された一個又は複数個の発光
素子の発光色を残りの発光素子の発光色とは異なるもの
とすることが可能なように構成されている。
【0006】請求項1によると、液晶表示素子の特定部
分であって多色発光が可能な発光素子が存在する部分に
対応したバックライトの発光色を他の部分とは異なる色
にすることができる。従って、高価な多色表示の液晶表
示素子を用いなくとも効果的にユーザの注意を引くこと
が可能となる。
【0007】請求項2の液晶表示装置は、前記複数の発
光素子が、前記液晶表示素子の表示面と平行な面内にマ
トリクス状に配置されていることを特徴としている。請
求項2によると、バックライトの発光色が他と異なるも
のになる範囲を狭くすることができるので、液晶表示素
子の表示内容が細かい場合にも対応可能となる。
【0008】請求項3の液晶表示装置は、前記液晶表示
素子と前記複数の発光素子との間に拡散板が配置されて
いることを特徴としている。請求項3によると、拡散板
によって発光素子の光が拡散されて液晶表示素子に達す
るので、複数の発光素子が離散的に配置されている場合
であっても、液晶表示素子が比較的一様に照射される。
そのため、液晶表示素子が見やすくなる。
【0009】請求項4の液晶表示装置は、前記複数の発
光素子の全てが多色発光可能であることを特徴としてい
る。請求項4によると、液晶表示素子の任意の部分に対
応したバックライトの発光色を他の部分とは異なる色に
することができる。
【0010】請求項5の液晶表示装置は、前記複数の発
光素子が発光ダイオードであることを特徴としている。
請求項5によると、液晶表示装置が安価で耐久性に優れ
たものとなる。
【0011】請求項6は、請求項1〜5のいずれか1項
に記載の液晶表示装置を備えていることを特徴とする印
刷装置である。請求項6によると、印刷装置において生
じる様々なアラーム情報などが液晶表示装置を介して高
い確率でユーザに通知されるために、効率よく高画質の
印刷結果を得ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施の形態によるLC
Dが取り付けられたテーププリンタの正面図である。図
1に示すように、テーププリンタ1の筐体表面上には、
多数の文字キーなどを含むキーボード11と、印刷内容
などを表示する液晶ディスプレイ(LCD)12と、テ
ープを切断するための手動式カッターボタン13とが配
置されている。テーププリンタ1の筐体内部には、巻回
された長尺のテープ(図示せず)が収納されている。
【0014】LCD12の液晶パネル21(図2参照)
は、液晶パネル21に表示データを出力するための表示
用RAMを有する液晶ディスプレイコントローラ(LC
DC)14(図5参照)から与えられた信号によって制
御される。キーボード11には、かなやアルファベット
を入力するための文字キー、漢字変換キー、カタカナ変
換キー、小文字入力キー、カーソル移動キー、テーププ
リンタ1のオンオフを切り換えるための電源キー、内蔵
されたラインサーマルヘッド31(図5参照)によるテ
ープへの印刷トリガを与える印刷キーなどが含まれてい
る。
【0015】次に、LCD12の詳細な構造について説
明する。図2は、図1に示すテーププリンタに含まれる
LCDの部分透視斜視図である。図2に示すように、L
CD12は、単色で情報を表示する液晶表示素子として
の液晶パネル21を有するものであって、その背面の全
面に亘って拡散シート22が貼付されている。拡散シー
ト22は、これを通過する光を拡散させる機能を有して
いる。
【0016】拡散シート22を介して液晶パネル21と
反対側には、バックライトケース23が配置されてい
る。バックライトケース23は上方開放された箱形部材
であって、遮光性を有する材料で形成されている。拡散
シート22とバックライトケース23は、互いの外縁部
において接着されている。なお、バックライトケース2
3は、以下に説明する多数のチップLED24及びプリ
ント基板25と一緒になってバックライトモジュール2
7を構成している。
【0017】バックライトケース23の内底面には、所
定の回路パターンが印刷されたプリント基板25が配置
されている。プリント基板25上には、多数のチップL
ED24がマトリクス状に互いに離隔して取り付けられ
ている。多数のチップLED24は、ドライバ26(図
5参照)から与えられた信号によって制御される。
【0018】チップLED24は、図3に示すように、
その外形がほぼ直方体であって、両端にはプリント基板
25上の回路パターンに接続される電極24aが2つず
つ形成されている。これらの電極24aは、チップLE
D24内部の配線を介して、プリント基板25に貼り合
わされる面の反対側面であるチップLED24の上面に
配置された赤色LEDチップ24b及び緑色LEDチッ
プ24cに接続されている。つまり、チップLED24
は、2色発光タイプのLEDであって、赤色、緑色及び
これらの中間色である黄色のいずれかで発光することが
できる。なお、本実施の形態では全てのチップLED2
4が2色発光タイプであって、その上面に赤色LEDチ
ップ24b及び緑色LEDチップ24cの両方が配置さ
れているものとする。
【0019】チップLED24から発された光は、拡散
シート22で拡散されてから液晶パネル21に達する。
そのため、本実施の形態のLCD12のように多数のチ
ップLED24がプリント基板25上に離散的に配置さ
れている場合であっても、液晶パネル21が背面から比
較的一様に照射される。そのため、拡散シート22が配
置されていない場合のように液晶パネル21のチップL
ED24に対応した場所だけがその周囲よりも明るくな
ることがなく、液晶パネル21がユーザにとって見やす
いものとなっている。
【0020】図4は、図2に示した多数のチップLED
を含む回路図である。図4に示すように、赤色LEDチ
ップ24b及び緑色LEDチップ24c(これらの各組
を図4においてLED1、LED2、…、LEDXと表
記している)のカソードは、それぞれスイッチング素子
としてのトランジスタ24d、24eに直列接続されて
いる。一方、赤色LEDチップ24b及び緑色LEDチ
ップ24cのアノードは、共通の電源(Vcc)に接続さ
れている。
【0021】赤色LEDチップ24bに接続されたトラ
ンジスタ24dにはそれぞれ独立の信号線が接続されて
おり、この信号線に与えられる信号がオン(Red1ON,Red
2ON,…RedXON)になると対応したトランジスタ24dだ
けが導通する。一方、緑色LEDチップ24cに接続さ
れたトランジスタ24eには共通の信号線が接続されて
おり、この信号線に与えられる信号がオン(GreenON)
になると全てのトランジスタ24eが導通する。
【0022】1つのチップLED24に接続されている
対となった2つのトランジスタ24d、24eのどちら
か一方が導通すると、対応する赤色LEDチップ24b
又は緑色LEDチップ24cに電流が流れて、赤色LE
Dチップ24b又は緑色LEDチップ24cから赤色又
は緑色の光が放射される。これにより、チップLED2
4は、赤色又は緑色に発光する。他方、1つのチップL
ED24内にある対となった2つのトランジスタ24
d、24eがともに導通した場合には、対応する赤色L
EDチップ24b及び緑色LEDチップ24cに電流が
流れて、赤色LEDチップ24b及び緑色LEDチップ
24cから赤色及び緑色の光が放射される。これによ
り、チップLED24は、黄色に発光する。
【0023】本実施の形態では、緑色LEDチップ24
cの発光はまとめて制御できるだけで個々にオンオフを
切り換えることができないが、赤色LEDチップ24b
の発光は個々にオンオフを切り換えることができる。L
CD12にアラーム情報が表示されないテーププリンタ
1の通常状態においては、緑色LEDチップ24cだけ
がオンにされ、赤色LEDチップ24bはオフにされて
いる。
【0024】次に、テーププリンタ1の制御系につい
て、図1に示したテーププリンタのブロック図である図
5に基づいて説明する。
【0025】図5に示すように、テーププリンタ1は、
キーボード11、LCDC14、液晶パネル21及び多
数のチップLED24等に加えて、ラインサーマルヘッ
ド31とそのドライバ32、テープ搬送モータ34とそ
のドライバ35、ROM38及びRAM39を含むCP
U40、CG−ROM42、バッファRAM43、汎用
のパーソナルコンピュータ44との接続インターフェイ
ス45を有している。
【0026】テーププリンタ1のラインサーマルヘッド
31には、それぞれが1つの印刷ドットに対応する多数
の発熱素子が1列に配列されている。テープ搬送モータ
34は、テープの巻き取り側にある回転軸を回転駆動す
ることにより、印刷媒体であるテープを搬送する。
【0027】ROM38には、液晶パネル21の制御や
ラインサーマルヘッド31内の発熱素子への通電動作に
関するプログラムなどのテーププリンタ1の動作を制御
する各種プログラムや、データテーブル類が格納されて
いる。RAM39は、キーボード11から入力された文
字データやパーソナルコンピュータ44から接続インタ
ーフェイス45を介して供給された画像データなどの印
刷データを記憶したり、CPU40内での演算結果など
を記憶する。CG−ROM42には、印刷又は表示の対
象となる多数のキャラクタのドットパターンデータがそ
のキャラクタのコードデータに対応付けて格納されてい
る。バッファRAM43は、ラインサーマルヘッド31
による印刷が行われる際に、RAM39に記憶された印
刷データをビットマップに展開された状態で記憶する。
【0028】本実施の形態において、ROM38には、
チップLED24の発光動作に関するプログラムも格納
されている。このプログラムにしたがって、CPU40
は、通常状態では全てのチップLED24が緑色に発光
するように、そして、液晶パネル21に予め定められた
所定の情報(例えば電池消耗アラーム、テープ残量アラ
ーム、故障アラームなど)が表示される際には、その表
示位置の下方に配置された一個又は複数個のチップLE
D24が赤色に発光し且つ残りのチップLED24が緑
色に発光するようにドライバ26を介して多数のチップ
LED24を制御する。
【0029】図6(a)は、液晶パネル21に「A」、
「B」、「C」、「D」、「E」、「F」、「G」、
「H」、「I」、「J」、「K」、「L」の12個の文
字が3行4列に表示されている様子を描いた模式図であ
る。なお、「A」〜「L」の各文字は液晶パネル21に
表示される情報の一例であって、実際には「A」〜
「L」の各文字の代わりに特定の意味を有する何らかの
文字列や図形などがそれぞれ液晶パネル21に表示され
てよい。
【0030】「A」〜「L」の各文字がアラームではな
い情報(例えばキーボード11から入力された文字や、
現在時刻、動作モードなど)を表している場合、図6
(a)に示すように、CPU40の制御により多数のチ
ップLED24の全てが緑色に発光する。これにより、
「A」〜「L」の各文字が表示された液晶パネル21が
背面から緑色のバックライトで照射される。
【0031】一方、図6(b)に示すように、文字
「A」の代わりにアラーム情報を表す文字「X」が液晶
パネル21に表示されると、CPU40は文字「X」の
下方に配置された一個又は複数個のチップLED24の
発光色だけを赤色に変更する。これにより、液晶パネル
21内の「B」〜「L」の各文字が表示された領域が背
面から緑色のバックライトで照射される一方で、文字
「X」が表示された領域だけが背面から赤色のバックラ
イトで照射される。従って、テーププリンタ1のユーザ
は、文字「X」の下方に配置された1個又は複数個のチ
ップLED24の発光色が回りのチップLED24と同
じく緑色のまま点滅する場合よりも、液晶パネル21に
文字「X」が表示されたことに気付きやすくなる。その
ため、通常の情報よりもユーザの注意を喚起すべき電池
消耗アラームなどの情報がユーザに認識されないという
事態が生じるのを少なくすることができる。しかも、高
価な多色表示の液晶パネルを用いる必要がないので、テ
ーププリンタ1を比較的安価に製造することができる。
【0032】なお、アラーム情報のバックライト色を赤
色に代えて黄色にしてもよく、赤色と黄色とが交互にバ
ックライト色となるようにしてもよい。
【0033】また、本実施の形態では、多数のチップL
ED24が液晶パネル21の表示面と平行な面内にマト
リクス状に配置されている。従って、バックライトの発
光色が赤色になる範囲を文字「X」に対応した狭い領域
だけに限定することができる。つまり、液晶パネル21
の表示内容が細かい場合、つまり情報が比較的狭い範囲
に表示される場合であっても当該範囲だけを赤色のバッ
クライトで照射することができる。これに対して、例え
ば多数のチップLEDが液晶パネル21のどちらかの端
部側にだけライン状に配置されていて各チップLEDか
らの光をチップLEDの配列方向と直交する方向に進行
させて適宜液晶パネル方向に反射させることで液晶パネ
ル21を背面から照射する場合には、バックライトの発
光色が赤色になる範囲が例えば文字「X」、「B」、
「C」、「D」に対応したライン状の比較的広い領域に
なってしまい、文字「X」だけを赤色のバックライトで
照射することができない。このように、本実施の形態に
よると、バックライトの色を変更したい領域外のバック
ライト色が不必要に変更されることが少なくなるので、
液晶パネル21を観察するユーザはどれがアラーム情報
であるかを判別しやすくなる。
【0034】また、本実施の形態では多数のチップLE
D24の全てが2色発光可能であるために、液晶パネル
21の任意の部分に対応したバックライトの発光色を他
の部分とは異なる色にすることができる。これにより、
アラーム情報を表示する場所が限定されなくなり、液晶
パネル21上でのアラーム情報の表示位置を後から変更
した場合であっても変更後の位置に表示されたアラーム
情報のバックライト色を赤色とすることができる。
【0035】さらに、本実施の形態では発光素子として
チップLED24を用いているので、蛍光管などをバッ
クライト光源の発光素子として用いる場合と比較して、
LCD12、ひいてはテーププリンタ1が安価で耐久性
に優れたものとなる。
【0036】そして、このようなLCD12がテーププ
リンタ1に組み込まれているので、テーププリンタ1に
おいて生じる様々なアラーム情報がLCD12を介して
高い確率でユーザに通知される。従って、ユーザはテー
プや電池蓄電量がなくなる前にテープカセット交換や電
池交換といった適切な処置を行うことができるようにな
るので、効率よく高画質の印刷結果を得ることが可能と
なる。
【0037】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の
形態では全てのチップLED24が2色発光タイプであ
るが、チップLEDは1つだけが2色発光タイプで残り
が単色発光タイプであってもよい。但し、この場合、ア
ラーム情報などの表示位置が2色発光タイプのチップL
EDが配置された場所に限定されてしまう。また、上述
の実施の形態では、2色の組み合わせが赤色と緑色であ
る例を示したが、2色の組み合わせは別のものであって
もよい。
【0038】また、上述の実施の形態のように多数のチ
ップLED24がマトリクス状に配置されている必要は
なく、液晶パネル21の一端部側にライン状に配置され
ていてもよい。この場合は、上述したように、チップL
EDから出射された光をチップLEDの配列方向と直交
する方向に導いて適宜反射させることで液晶パネル21
を背面から照射してもよい。
【0039】また、発光素子としてはLEDに限らずそ
の他の発光素子を用いることも可能である。また、発光
素子としてLEDが用いられる場合も、チップLEDに
限らず、その他のタイプのLEDを使用することが可能
である。さらに、チップLEDは2色発光タイプに限ら
ず、多色発光が可能なタイプであればどのようなものを
用いてもよい。また、拡散シート22は必ずしも用いる
必要はなく、バックライトモジュール27上に液晶パネ
ル21を直接或いは別の透明部材を介して載置してもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、液晶表示素子の特定部分であって多色発光が可能な
発光素子が存在する部分に対応したバックライトの発光
色を他の部分とは異なる色にすることができる。従っ
て、高価な多色表示の液晶表示素子を用いなくとも効果
的にユーザの注意を引くことが可能となる。
【0041】請求項2によると、バックライトの発光色
が他と異なるものになる範囲を狭くすることができるの
で、液晶表示素子の表示内容が細かい場合にも対応可能
となる。請求項3によると、拡散板によって発光素子の
光が拡散されて液晶表示素子に達するので、複数の発光
素子が離散的に配置されている場合であっても、液晶表
示素子が比較的一様に照射される。そのため、液晶表示
素子が見やすくなる。
【0042】請求項4によると、液晶表示素子の任意の
部分に対応したバックライトの発光色を他の部分とは異
なる色にすることができる。請求項5によると、液晶表
示装置を安価で耐久性に優れたものとなる。
【0043】請求項6によると、印刷装置において生じ
る様々なアラーム情報などが液晶表示装置を介して高い
確率でユーザに通知されるために、効率よく高画質の印
刷結果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるLCDが取り付け
られたテーププリンタの正面図である。
【図2】図1に示すテーププリンタに含まれるLCDの
部分透視斜視図である。
【図3】図2に示すLCDに含まれるチップLEDの斜
視図である。
【図4】図2に示された多数のチップLEDを含む回路
図である。
【図5】図1に示したテーププリンタのブロック図であ
る。
【図6】液晶パネルの表示例を描いた図である。
【符号の説明】
1 テーププリンタ 12 液晶ディスプレイ(LCD) 21 液晶パネル 22 拡散シート 23 バックライトケース 24 チップLED 25 プリント基板 24a 電極 24b 赤色LEDチップ 24c 緑色LEDチップ 24d、24e トランジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単色で情報を表示する液晶表示素子と、 前記液晶表示素子を後方から照射するために配置され且
    つ多色発光が可能なものを少なくとも1つ含む複数の発
    光素子を有している前記液晶表示素子のバックライトモ
    ジュールとを備えており、 前記複数の発光素子から選択された一個又は複数個の発
    光素子の発光色を残りの発光素子の発光色とは異なるも
    のとすることが可能であることを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の発光素子が、前記液晶表示素
    子の表示面と平行な面内にマトリクス状に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示素子と前記複数の発光素子
    との間に拡散板が配置されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の発光素子の全てが多色発光可
    能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の発光素子が発光ダイオードで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の液
    晶表示装置を備えていることを特徴とする印刷装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100403129C (zh) * 2005-03-11 2008-07-16 三星电子株式会社 发光面板和背光系统以及液晶显示装置
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