JP2003305700A - ナノ構造体及びその製造方法 - Google Patents

ナノ構造体及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003305700A
JP2003305700A JP2002110512A JP2002110512A JP2003305700A JP 2003305700 A JP2003305700 A JP 2003305700A JP 2002110512 A JP2002110512 A JP 2002110512A JP 2002110512 A JP2002110512 A JP 2002110512A JP 2003305700 A JP2003305700 A JP 2003305700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
substrate
stamper
resist layer
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002110512A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Saito
達也 斉藤
Toru Den
透 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002110512A priority Critical patent/JP2003305700A/ja
Publication of JP2003305700A publication Critical patent/JP2003305700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度が強くない被加工物に対して、ポ
ーラス皮膜の細孔を大面積にわたり簡易にパターニング
するナノ構造体の製造方法を提供する。 【解決手段】 Alを主成分とする基板を陽極酸化して
得られるナノ構造体の製造方法において、基板表面に塗
布したレジスト層12に、複数の突起部分14を有する
スタンパー13を押し付けることで、該突起部分14を
該レジスト層12に押し込む工程、さらに該スタンパー
の該突起部分14の先端から近接場光17を発生させ、
突起部分14の先端と基板11の間に存在するレジスト
の露光を行う工程、その後現像により露光部分18のレ
ジストを除去する工程を含むナノ構造体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナノ構造体及びその
製造方法に関し、特に陽極酸化によって得られる、ナノ
スケールの細孔を有する陽極酸化皮膜において、所望の
パターンで、大面積にわたり細孔を配列させることを特
徴とするナノ構造体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物を陽極として、酸性溶液中で電
圧を印加(陽極酸化)すると、ナノスケールの細孔を有
する陽極酸化皮膜が得られる。このように、自然に形成
される、すなわち自己規則的に形成されるナノ構造体
は、フォトリソグラフィー、電子線露光、X線露光など
従来のナノ構造技術を上回る、微細で特殊な構造を実現
できる可能性があり、多くの研究が行われている。
【0003】例えばAlを主成分とする基板を、硫酸、
シュウ酸、リン酸などの酸性電解液中で陽極酸化する
と、ポーラス型陽極酸化皮膜である陽極酸化皮膜が形成
される(R.C.Furneaux、W.R.Rigb
y&A.P.Davidoson“NATURE”Vo
l.337、P147(1989)など参照)。このポ
ーラス皮膜の特徴は、直径が数nm〜数百nmの極めて
微細な円柱状細孔(アルミナナノホール)が、数十nm
〜数百nmの間隔で平行に配列するという特異的な幾何
学的構造を有することにある。そして、この円柱状の細
孔は、高いアスペクト比を有し、断面の径の一様性にも
優れている。
【0004】また、ポーラス皮膜の構造は陽極酸化の条
件を変えることにより、ある程度の制御が可能である。
例えば、陽極酸化電圧で細孔間隔を、陽極酸化時間で細
孔の深さを、ポアワイド処理により細孔径をある程度制
御可能であることが知られている。ここでポアワイド処
理とはアルミナのエッチング処理であり、普通リン酸で
のウェットエッチング処理を用いる。
【0005】また、ポーラス皮膜の細孔の垂直性、直線
性及び独立性を改善するために、二段階の陽極酸化を行
う方法、すなわち、陽極酸化を行って形成したポーラス
皮膜を一旦除去した後に再び陽極酸化を行って、より良
い垂直性、直線性、独立性を示す細孔を有するポーラス
皮膜を作製する方法が提案されている(“Japane
se Journal of Applied Phy
sics”、Vol35、Part2、No1B、p
p.l126−l129、15 January199
6)。ここで、この方法は最初の陽極酸化により形成し
た陽極酸化皮膜を除去するときにできるAl基板の窪み
が、二度目の陽極酸化の細孔形成開始点となることを用
いている。
【0006】上述のような、陽極酸化で得られる細孔内
に金属や半導体等を充填させることで、磁気記録媒体、
磁気センサ、EL発光素子、エレクトロクロミック素
子、光学素子、太陽電池、ガスセンサをはじめとする様
々なナノデバイスへの応用が考えられている。このため
にはポーラス皮膜の細孔を所望のパターンで配置する技
術が必要とされ、細孔の形状、間隔及びパターンの制御
性を改善するために、多くのパターニング方法が検討さ
れている。
【0007】例えばスタンパーを用いて細孔の形成開始
点を形成する方法、すなわち、複数の突起を表面に備え
た基板を被加工物表面に押し付けて、突起のパターンに
対応した窪みを形成し、これを細孔の形成開始点として
陽極酸化を行って、より良い形状、間隔及びパターンの
制御性を示す細孔を有するポーラス皮膜を作成する方法
が提案されている(中尾、特開平10−121292号
公報もしくは益田“固体物理”31,493(199
6))。しかしながら、この手法では被加工物に窪みを
形成するために大きな圧力を加えることになるので、機
械的強度が強くない被加工物に対しては適用できない。
【0008】また、基板表面にレジスト樹脂を均一に塗
布し、フォトリソグラフィー或いは電子線露光技術でパ
ターンニングを施した後にドライエッチング処理を行う
ことで、パターニングされた細孔の形成開始点となる窪
みを作製する方法もある。これらの手法は、機械的強度
が強くない被加工物に対しても適用可能であるが、電子
線露光技術ではスループットが悪く、また大面積にわた
り加工を施すことが困難であるという欠点がある。
【0009】一方フォトリソグラフィーでは、これらの
問題点はないが、使用する光源の光の波長よりも微細な
パターンを作製することが原理的に困難である。例えば
短波長の光源として、ArFエキシマレーザー(λ=1
93nm)が挙げられるが、それでも100nm以下と
いう微細なパターンを簡易に作製することは極めて困難
である。そこで近接場光を利用したフォトリソグラフィ
ー技術が注目されている。近接場光は光の波長よりも十
分小さな微小開口からしみ出す光であり、これを利用す
ることで光の波長限界を超えた微細なパターニングが実
現できるとされている。しかしながら、近接場光の強度
は弱く、レジスト中では伝播光となり、散乱されるよう
にレジスト中に広がり、露光パターンを広げる要因とな
ってしまう。
【0010】このため微細なレジストパターンを形成す
る技術が、例えば特開平11−317345号公報で提
案されている。この手法では、まず基板上に耐エッチン
グ性を有する第2のレジスト層を感光性のない状態で厚
く配置した後に、その上に近接場光に対して感光性を有
する第1のレジスト層を露光パターンの最小寸法程度
(30nm〜50nm)に配置する。そして、第1のレ
ジスト上に近接場光を発生させるフォトマスクを設置
し、第1のレジストの露光を行う。このとき、第1のレ
ジスト層を極めて薄く配置しているため、露光パターン
の広がりを抑制し、シャープなレジストパターンが形成
される。しかしながら、このような手法では第1のレジ
スト層の膜厚により露光パターンが変化するので、レジ
スト層を高い精度で均一に塗布しなければ正確に露光パ
ターンを転写できない。また、複数のレジストを使用す
るので、通常のフォトリソグラフィーよりもプロセス手
順が増加してしまうという問題点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来のパターニング方法の問題点を解決することで
あり、機械的強度が強くない被加工物に対しても適用可
能であり、且つポーラス皮膜の細孔を大面積にわたり簡
易にパターニングする手法を用いたナノ構造体の製造方
法を提供することである。また、本発明は、基板表面に
設けられたレジストへの新たな露光方法を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の従来のパターニン
グ方法の問題点は、本発明による以下の手法で解決され
る。本発明は、陽極酸化皮膜のパターニング方法を用い
たナノ構造体の製造方法に関するものである。
【0013】即ち、本発明は、Alを主成分とする基板
を陽極酸化して得られるナノ構造体の製造方法におい
て、基板表面に設けられたレジスト層に、スタンパーに
設けられた複数の突起部分を押し込む工程、該スタンパ
ーの突起部分の先端から光を発生させ、突起部分の先端
と基板の間に存在するレジストの露光を行う工程、該露
光されたレジストの露光部分を現像により除去する工程
を有することを特徴とするナノ構造体の製造方法であ
る。
【0014】さらに、上記のナノ構造体の製造方法にお
いて、該レジストの露光部分を除去した後に陽極酸化を
行うことにより、基板上のレジストが除去された部分を
細孔形成開始点として細孔を形成することを特徴とする
ナノ構造体の製造方法である。
【0015】また、上記のナノ構造体の製造方法におい
て、該レジストの露光部分を除去した後にドライエッチ
ングを行うことにより、基板上にスタンパーの突起部分
の先端に対応した窪みを形成し、その後に陽極酸化を行
って細孔を形成することを特徴とするナノ構造体の製造
方法である。
【0016】さらに、上記のナノ構造体の製造方法にお
いて、ドライエッチング後に該レジスト層を剥離せずに
陽極酸化を行うことを特徴とするナノ構造体の製造方法
である。または、上記のナノ構造体の製造方法におい
て、ドライエッチング後に該レジスト層を剥離して陽極
酸化を行うことを特徴とするナノ構造体の製造方法であ
る。そして、上記のナノ構造体の製造方法において、該
スタンパーが透光性の材料からなることを特徴とするナ
ノ構造体の製造方法である。
【0017】そして、上記のナノ構造体の製造方法にお
いて、該スタンパーとして突起部分を有する側の表面に
遮光膜が存在し、且つ突起部分の先端の遮光膜のみが除
去されているものを使用することを特徴とするナノ構造
体の製造方法である。または、上記のナノ構造体の製造
方法において、該レジスト層上に遮光膜が配置されてい
ることを特徴とするナノ構造体の製造方法である。
【0018】そして、上記のナノ構造体の製造方法にお
いて、該突起部分を該レジスト層に押し込んだ際に、該
スタンパーの突起部分の先端と該基板間の距離が、露光
パターン幅以内の大きさであることを特徴とするナノ構
造体の製造方法である。
【0019】また、より好ましくは上記のナノ構造体の
製造方法において、該スタンパーの突起部分の先端と該
基板間の距離が、露光パターン幅の2分の1以下である
ことを特徴とするナノ構造体の製造方法である。そし
て、上記のナノ構造体の製造方法において、該レジスト
層としてポジ型レジストを使用することを特徴とするナ
ノ構造体の製造方法である。また、本発明は、上記のナ
ノ構造体の製造方法により作製されることを特徴とする
ナノ構造体である。
【0020】また、本発明は、構造体の製造方法におい
て、基板表面に設けられたレジスト層に、突起部分を有
する部材を該レジスト層に押し込む工程、該突起部分と
基板の間に存在するレジストの露光を行う工程、及び該
レジスト層の露光部分あるいは非露光部分を除去する工
程を有することを特徴とする構造体の製造方法である。
【0021】また、本発明は、基板表面に設けられたレ
ジスト層に、突起部分を有する部材を該レジスト層に押
し込む工程、該突起部分と基板の間に存在するレジスト
の露光を行う工程を有することを特徴とする露光方法で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のナノ構造体の製造方法は、Alを主成分とする
基板を陽極酸化して得られるナノ構造体の製造方法にお
いて、基板表面に塗布したレジスト層に、複数の突起部
分を有するスタンパーを押し付けることで、該突起部分
を該レジスト層に押し込む工程、さらに該スタンパーの
該突起部分の先端から光を発生させ、突起部分の先端と
基板の間に存在するレジストの露光を行う工程、その後
現像により露光部分のレジストを除去する工程を含むこ
とを特徴とする。
【0023】<被加工物へのパターン転写について>本
発明における、被加工物へのパターンの転写について、
図面に基づいて説明する。図1は本発明における被加工
物へのパターン転写の一実施態様を示す工程図である。
下記の工程(a)〜(d)は、図1(a)〜(d)に対
応する。
【0024】(a)まず、図1(a)に示す様に、被加
工物となる基板11上にポジ型レジストを使用したレジ
スト層12を配置する。 (b)複数の突起部分14を有するスタンパー13を、
レジスト層12上に押し付けて、突起部分14をレジス
ト層12に押し込む。ここでスタンパー13は透光性の
材料からなり、突起部分14が存在する側の表面は、突
起部分14の先端部分を除き、遮光膜16により被覆さ
れている。このとき、遮光膜16の膜厚は、遮光膜16
を透過する光が、レジスト層12を感光させない程度と
する。
【0025】そして、突起部分14の先端の遮光膜16
により被覆されていない部分19(以下「微小開口」と
呼ぶ)を、露光用光15の波長よりも小さく設定した場
合、露光用光15を照射すると微小開口19から近接場
光17が発生する。通常、近接場光は微小開口から数十
nm程度しか伝播しないとされているが、レジストにあ
たった近接場光は伝播光となり、散乱されるようにレジ
スト中に広がり、露光パターンを広げる要因、或いは露
光パターンを正確に転写できない要因となる。
【0026】しかし、本発明では、レジスト層12に押
し込んだ突起部分14の先端と基板11間の距離を可能
な限り近接させることで、突起部分14の先端からの近
接場光17で露光されるレジストが最小限の厚みとな
り、この突起部分14の先端と基板11の間に存在する
レジストを必要最小限の時間で露光することで、露光パ
ターンの広がりを抑制することが可能となる。
【0027】本発明者らが検討した結果、突起部分14
の先端と基板11間の距離を、露光パターンの幅(ここ
に、「露光パターンの幅」とは隣接する突起部分の先端
部の間隔の最小値のことである。隣接する突起部分の先
端部の間隔は、図中の14aで表せる。)以内の大き
さ、より好ましくは露光パターン幅に対して2分の1以
下の大きさとすると、露光パターンの広がりが抑制され
ることが分かった。このようにして露光を行うことで、
使用するレジスト層12は一層のみでよく、尚且つレジ
ストを高い精度で均一に薄く塗布しない場合でも露光パ
ターンの広がりが抑制されるので、従来の近接場光を利
用した露光方法よりもコスト低減、プロセスの簡略化が
実現される。
【0028】(c)次に、スタンパー13を取り除く
と、突起部分14によって機械的にレジスト層12が除
去された空間部分20と、突起部分14の先端からの近
接場光17による露光部分18がつくられている。
【0029】(d)レジスト層12として、ポジ型のレ
ジストを使用しているので、現像により、露光部分18
のレジストを除去すると、基板11表面が露出した基板
露出部分11aが形成される。こうして基板11上にス
タンパー13の突起部分14に対応したレジストパター
ンを形成することができる。
【0030】次に、上記以外の被加工物へのパターン転
写について説明する。図2は本発明における被加工物へ
のパターン転写の他の実施態様を示す工程図である。同
図2は遮光膜を有さないスタンパーを使用した場合の本
発明における被加工物へパターンを形成する工程を示
す。下記の工程(a)〜(d)は、図2(a)〜(d)
に対応する。
【0031】(a)被加工物となる基板21上にポジ型
レジストを使用したレジスト層22を配置し、さらにそ
の上に遮光膜23を配置する。このとき、遮光膜23の
膜厚は、遮光膜23を透過する光が、レジスト層22を
感光させない程度とする。
【0032】(b)複数の突起部分25を有するスタン
パー24を、遮光膜23上に押し付けて、突起部分25
をレジスト層22に押し込む。このとき、突起部分25
の先端と基板21間の距離は、上述のように、露光パタ
ーン幅以内の大きさ、より好ましくは露光パターン幅に
対して2分の1以下とすることが好ましい。ここでスタ
ンパー24は透光性の材料からなる。そして、露光用光
26を照射するとレジスト層22に押し込まれた突起部
分25から光が出てくる。突起部分25が露光用光26
の波長よりも十分小さな場合では、近接場光27がしみ
出す。
【0033】(c)スタンパー24を取り除くと、突起
部分25によって機械的にレジスト層22が除去された
部分と、突起部分25からの近接場光27による露光部
分28が形成される。
【0034】(d)レジスト層22として、ポジ型のレ
ジストを使用しているので、現像により、露光部分28
のレジストを除去でき、基板21の表面が露出した状態
となる。こうして基板21上にスタンパー24の突起部
分25に対応したレジストパターンを形成することがで
きる。
【0035】図2で示した手法では、図1とは異なり突
起部分の先端以外からも光が出てくるので、極めて微細
なパターンの形成に関しては図1の手法よりも劣るもの
であるが、スタンパーに遮光膜を配置して、微小開口部
分を設ける必要が無いので、図1よりも簡易且つ低コス
トで行えるという利点がある。
【0036】以上、図1及び図2で示したように、基板
上にレジストパターンの形成を行う。引き続き、レジス
トパターンが形成された基板を陽極酸化すると、レジス
トが除去された(基板表面が露出した)部分を細孔形成
開始点とした、ポーラス皮膜の形成が行われる。
【0037】また、レジスト層の下地として反射防止膜
を利用した際には、図3に示すようにレジストパターン
を形成した後、ドライエッチングによりレジストパター
ンに対応した窪み31を基板32に形成し、この窪みを
細孔形成開始点とした陽極酸化を行えばよい。
【0038】これにより、被加工物へのポーラス皮膜の
細孔を、スタンパーのパターンに対応したパターンで配
置することが可能となる。この手法では、スタンパーの
突起部分を基板に押し付け、基板に窪みを作る必要がな
いので、基板に大きな力が加わらず、機械的強度が強く
ない被加工物に対しても適用可能である。また、近接場
光を利用することで、通常のフォトリソグラフィーより
も微細であって、且つ電子線露光よりもスループットが
よい簡易なパターニングが可能となる。
【0039】また、本発明において図1で微小開口を通
常の光が透過する程度の大きさにしたスタンパー、或い
は図2で突起部分の大きさが光を透過する程度の大きさ
のスタンパーを使用した場合においても、近接場光を使
用した場合よりも微細なパターニングはできないが、通
常のフォトリソグラフィーと同様にパターニングするこ
とが可能である。
【0040】<スタンパーについて>本発明における、
図1で示したプロセスフローで使用する、スタンパーに
ついて説明する。図4は本発明で使用するスタンパーの
模式図である。石英やサファイアなどの透光性の材料か
らなるスタンパー41は、その表面に複数の突起部分4
2を有しており、突起部分42を有する側の表面に遮光
膜43が成膜されている(図4(a)参照)。
【0041】突起部分42の先端には遮光膜43がな
く、スタンパー41の表面が露出している状態になって
おり、光が出る微小開口44となっている。微小開口4
4を露光に使用する光の波長よりも十分に小さくする
と、微小開口44から近接場光がしみ出す(図4(b)
参照)。
【0042】近接場光は、微小開口44が小さくなるに
つれて光量が減少する。また、遮光膜43が厚くなるに
つれても光量が減少する。したがって、レジスト層の露
光が行える光量の近接場光を得ると同時に、遮光膜43
を透過する露光用光がレジストを感光させない程度にす
ることが重要である。本発明では突起部分42をレジス
ト層に押し込み、突起部分42の先端と基板間の距離を
可能な限り近接させることで、突起部分42の先端と基
板の間に存在するレジスト(近接場光で露光されるレジ
スト)が最小限の厚みとなり、露光時間の短縮が実現さ
れるので、遮光膜43を10nm程度まで薄くすること
が可能となる。遮光膜43としては、スタンパー41を
繰り返し利用することを考慮すると、遮光膜43に付着
したレジストを洗浄液で洗い流せるように、通常フォト
マスクとして利用されている化学的に安定なCrを使用
することが好ましい。
【0043】突起部分42の形状としては、レジスト層
との剥離を容易にするため、先鋭なものが好ましいが、
先端部分から光が発生すれば、特にこれに限定されるも
のではない。また、突起部分42の製造方法としても、
電子線レジストなどによるパターニングとドライエッチ
ングによる製造方法が考えられるが、特にこれに限定さ
れるものではない。
【0044】また、本発明における、図2で示したプロ
セスフローで使用するスタンパーは、上記のスタンパー
に遮光膜が成膜されていないものである。
【0045】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0046】実施例1 本実施例は、被加工物へのパターン転写に関するもので
ある。図5に本実施例における被加工物へのパターン転
写方法の構成を示す。被加工物501としてSi基板5
02上にAl層503をスパッタリング法で500nm
の厚さに成膜したものを使用した。その後、Al層50
3上にg線対応ポジ型フォトレジスト層504を100
nmの膜厚になるようにスピンコート法で塗布し、プリ
ベークを行った。
【0047】次に、図6のようにハニカム状に突起部分
506が配列した石英基板によるスタンパー505を被
加工物501上に押し付ける。スタンパー505の突起
部分506の高さをレジスト層504の膜厚(100n
m)とし、突起部分506の先端がAl層503に接触
するまでスタンパー505を押し込んだ。また、スタン
パー505の遮光膜507の膜厚は10nm、微小開口
508は30nm程度の大きさ、各微小開口間の間隔5
09は100nmとしたものを使用した。また、遮光膜
507としてはCrを使用した。
【0048】水銀ランプからの露光用光510を照射
し、突起部分506の先端からしみ出す近接場光511
により、突起部分506の先端とAl層503との間に
存在するレジストの露光を行い、スタンパー505を被
加工物501から剥離した。続いて現像及びポストベー
クを行った後、表面形状をAFM(原子間力顕微鏡)で
観測した。また、スタンパー505の突起部分506の
高さを50nm及び70nmとしたものについても同様
の実験を行った。
【0049】AFM像を確認したところ、全ての試料の
レジスト層504の表面には、スタンパー505の突起
部分506が押し込まれたことによるレジスト層504
が除去された部分が形成されていた。さらに、被加工物
501を0.3mol/Lシュウ酸溶液中で40Vの電
圧を印加して陽極酸化した。レジスト層504は、酸性
溶液中での陽極酸化がある程度進行すると剥離されてい
った。陽極酸化後、試料表面に残っていたレジストを除
去し、試料の表面形状をFE−SEM(電界放出走査型
電子顕微鏡)で観測したところ、突起部分506が10
0nmのスタンパー505を使用した試料及び70nm
のスタンパー505使用した試料にはスタンパー505
のパターンに対応した細孔が形成されていたが、突起部
分506が50nmのスタンパー505を使用した試料
にはパターンの欠陥が確認された。これは、突起部分5
06が50nmの場合では、突起部分506の先端とA
l層503間の距離が50nm程度になるため、露光パ
ターンの広がりが発生したためと考えられる。
【0050】以上の結果から、正確にパターン転写を行
うには、スタンパー505の突起部分506の先端とA
l層503間の距離を可能な限り近接させ、露光パター
ンの広がりを抑制することが重要であり、突起部分50
6の先端とAl層503間の距離を、露光パターンの幅
以内の大きさとすると露光パターンの広がりが抑制され
るという見解に至った。
【0051】実施例2 本実施例は、遮光膜を有さないスタンパーを使用した被
加工物へのパターン転写に関するものである。図7に本
実施例における被加工物へのパターン転写方法の構成を
示す。
【0052】被加工物71としてSi基板72上にAl
層73をスパッタリング法で500nmの厚さに成膜し
たものを使用した。その後、Al層73上にg線対応ポ
ジ型フォトレジスト層74を100nmの膜厚になるよ
うにスピンコート法で塗布し、プリベークを行った。さ
らに、その上から遮光膜75となるCrを5nmの厚さ
に成膜した。
【0053】次に、図6のようにハニカム状に突起部分
が配列した石英基板によるスタンパー76を被加工物7
1上に押し付ける。この際、実施例1と同様にスタンパ
ー76の突起部分77の先端がAl層73に接触するま
でスタンパー76を押し込んだ。使用したスタンパー
は、実施例1で使用したスタンパーと同様の形状で遮光
膜が配置されていないものである。突起部分77の高さ
は、突起部分77の先端とAl層73間の距離が実施例
1と同様になるように、(A)105nm、(B)75
nm、(C)55nmとした。
【0054】水銀ランプからの露光用光78を照射し、
突起部分77の先端からしみ出す近接場光79により、
突起部分77の先端とAl層73との間に存在するレジ
ストの露光を行い、スタンパー76を被加工物71から
剥離した。続いて現像及びポストベークを行った後、表
面形状をAFM(原子間力顕微鏡)で観測した。AFM
像を確認したところ、全ての試料に遮光膜75表面に
は、スタンパー76の突起部分77が押し込まれたこと
による細孔が形成されていた。
【0055】さらに、実施例1と同様に被加工物71を
0.3mol/Lシュウ酸溶液中で40Vの電圧を印加
して陽極酸化した後、試料の表面形状をFE−SEM
(電界放出走査型電子顕微鏡)で観測した。その結果、
(A)の試料では突起部分77がスタンパー76のパタ
ーンに対応した細孔が形成されていた。一方(B)の試
料では所々にパターンの欠陥が生じており、(C)の試
料ではさらに多くの欠陥が確認された。
【0056】以上の結果より、遮光膜を有さないスタン
パーを使用した場合、つまりレジスト層74に押し込ま
れた突起部分77の先端以外から近接場光79が発生し
ている場合でも、突起部分77の先端とAl層73間の
距離を可能な限り近接させ、露光すべきレジストを最小
限とすることで、露光パターンの広がりは問題にならな
い程度に抑制でき、正確にパターンが転写できるという
見解に至った。
【0057】また本実施例による手法では、実施例1と
は異なり遮光膜をスタンパーに配置して微小開口を形成
するプロセスが不要であるので、より簡易に行えるとい
う利点がある。しかしながら一方で、(B)及び(C)
の結果から、実施例1よりも露光パターンの広がりが大
きくなってしまうことも確認された。
【0058】さらにスタンパー76の突起部分77の高
さを変化させて検討したところ、本実施例においては突
起部分77の高さが90nm程度、すなわち突起部分7
7の先端とAl層73間の距離が15nm程度であれば
露光パターンの広がりが問題にならないという結果を得
た。これより、突起部分77の先端とAl層73間の距
離を、露光パターン幅に対して2分の1以下とすると露
光パターンの広がりが抑制されるという見解に至った。
【0059】実施例3 本実施例は、実施例1において、近接場光での露光及び
現像後にドライエッチングを行うことでAl基板表面に
レジストパターンに対応した窪みを形成することに関す
る。
【0060】実施例1と同様に近接場光による露光及び
現像を行った後、CF4ガスによるプラズマでドライエ
ッチングを行った。投入電力は150W、0.5Pa下
で30秒間エッチングを行った。
【0061】レジスト層を除去し、Al層の表面形状を
FE−SEMで観測したところ、レジストパターンにし
た、ドライエッチングによる窪みが形成されていた。そ
の後、シュウ酸溶液中で40Vの電圧を印加して陽極酸
化すると、窪みが細孔形成開始点となり規則的なポーラ
ス皮膜が形成されることを確認した。
【0062】本実施例では、ドライエッチングをするこ
とでAl層上のレジスト層を剥離した後に陽極酸化が行
えるので、使用する酸性溶液中にレジストが溶け出し、
溶液が汚染されることを回避できる。
【0063】また、本実施例において実施例1のよう
に、ドライエッチング後にレジスト層を除去せずに陽極
酸化を行っても同様の結果を得た。さらに、本実施例に
おいて、反射防止膜をAl層とレジスト層の間に挿入し
た場合についても、ドライエッチング時間を長くするこ
とで、Al層の表面に窪みが形成され、同様の結果が得
られることが分かった。
【0064】上記の実施例に示す様に、本発明により、
機械的強度が強くない被加工物に対しても適用可能で、
且つポーラス皮膜の細孔を大面積にわたり簡易にパター
ニングすることが可能となる。また、レジスト層の膜厚
と同程度の突起部分をレジスト層に押し込み、突起部分
の先端と基板の間に存在する少量のレジストのみを露光
することで、レジスト層内における近接場光の散乱によ
る露光パターンの広がりを最小限に抑えることで、微細
なパターニングを実現できる。このように、本発明によ
り、従来のパターニング方法の問題点を克服したナノ構
造体の製造方法を提供することが可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、機械的強
度が強くない被加工物に対しても適用可能であり、且つ
ポーラス皮膜の細孔を大面積にわたり簡易にパターニン
グすることができるナノ構造体の製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における被加工物へのパターン転写の一
実施態様を示す工程図である。
【図2】本発明における被加工物へのパターン転写の他
の実施態様を示す工程図である。
【図3】本発明におけるドライエッチングにより基板に
窪みを形成する方法を示す模式図である。
【図4】本発明で用いられるスタンパーを示す模式図で
ある。
【図5】本発明における被加工物へのパターン転写を示
す模式図である。
【図6】本発明におけるスタンパーの突起部分のハニカ
ム状配列を示す模式図である。
【図7】本発明における被加工物へのパターン転写を示
す模式図である。
【符号の説明】
11,21,32 基板 11a 基板露出部 12,22,33 レジスト層 13,24,41 スタンパー 14,25,42 突起部分 14a 突起部分の先端部の間隔 15,26 露光用光 16,43 遮光膜 17,27 近接場光 18,28 露光部分 19,44 微小開口 20 空間部分 23 遮光膜 31 窪み 34 反射防止膜 71,501 被加工物 72,502 Si基板 73,503 Al層 74,504 レジスト層 76,505 スタンパー 77,506 突起部分 75,507 遮光膜 508 微小開口 509 微小開口間の間隔 78,510 露光用光 79,511 近接場光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502D Fターム(参考) 2H096 AA30 CA20 HA23 HA30 JA04 2H097 AA20 BB04 CA08 FA03 GA50 JA03 JA04 LA15 5F046 AA28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Alを主成分とする基板を陽極酸化して
    得られるナノ構造体の製造方法において、基板表面に設
    けられたレジスト層に、スタンパーに設けられた複数の
    突起部分を押し込む工程、該スタンパーの突起部分の先
    端から光を発生させ、突起部分の先端と基板の間に存在
    するレジストの露光を行う工程、該露光されたレジスト
    の露光部分を現像により除去する工程を有することを特
    徴とするナノ構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 該レジストの露光部分を除去した後に、
    陽極酸化を行うことにより、基板上のレジストが除去さ
    れた部分を細孔形成開始点として細孔を形成する請求項
    1に記載のナノ構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】 該レジストの露光部分を除去した後にド
    ライエッチングを行うことにより、基板上にスタンパー
    の突起部分の先端に対応した窪みを形成し、その後に陽
    極酸化を行って細孔を形成する請求項1に記載のナノ構
    造体の製造方法。
  4. 【請求項4】 該ドライエッチング後にレジスト層を剥
    離せずに陽極酸化を行う請求項3に記載のナノ構造体の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 該ドライエッチング後に該レジスト層を
    剥離して陽極酸化を行う請求項3に記載のナノ構造体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 該スタンパーが透光性の材料からなる請
    求項1乃至5のいずれかの項に記載のナノ構造体の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 該スタンパーの突起部分を有する側の表
    面に遮光膜が設けられ、且つ少なくとも突起部分の先端
    は遮光膜が除去されている請求項1乃至6のいずれかの
    項に記載のナノ構造体の製造方法。
  8. 【請求項8】 該レジスト層上に遮光膜が設けられてい
    る請求項1乃至6のいずれかの項に記載のナノ構造体の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 該スタンパーの突起部分をレジスト層に
    押し込んだ際に、該スタンパーの突起部分の先端と基板
    間の距離が、露光パターン幅以内の大きさである請求項
    1乃至8のいずれかの項に記載のナノ構造体の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 該スタンパーの突起部分の先端と基板
    間の距離が、露光パターン幅の2分の1以下である請求
    項9記載のナノ構造体の製造方法。
  11. 【請求項11】 該レジスト層がポジ型レジストからな
    る請求項1乃至10のいずれかの項に記載のナノ構造体
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかの項に記
    載のナノ構造体の製造方法により作製されることを特徴
    とするナノ構造体。
  13. 【請求項13】 構造体の製造方法において、基板表面
    に設けられたレジスト層に、突起部分を有する部材を該
    レジスト層に押し込む工程、該突起部分と基板の間に存
    在するレジストの露光を行う工程、及び該レジスト層の
    露光部分あるいは非露光部分を除去する工程を有するこ
    とを特徴とする構造体の製造方法。
  14. 【請求項14】 基板表面に設けられたレジスト層に、
    突起部分を有する部材を該レジスト層に押し込む工程、
    該突起部分と基板の間に存在するレジストの露光を行う
    工程を有することを特徴とする露光方法。
JP2002110512A 2002-04-12 2002-04-12 ナノ構造体及びその製造方法 Pending JP2003305700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110512A JP2003305700A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ナノ構造体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110512A JP2003305700A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ナノ構造体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003305700A true JP2003305700A (ja) 2003-10-28

Family

ID=29393633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002110512A Pending JP2003305700A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ナノ構造体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003305700A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339884A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Electric Power Dev Co Ltd 凹型酸化膜構造体
JP2007150053A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Corp 光インプリント用スタンパおよびそれを用いた発光装置の製造方法
KR100777963B1 (ko) 2006-06-21 2007-11-21 삼성전기주식회사 테이퍼 패턴의 스탬프 및 이를 이용한 고분자 스탬프의제조방법
JP2008539570A (ja) * 2005-04-27 2008-11-13 オブデュキャット、アクチボラグ パターンを被転写体に転写する手段
JP2010163696A (ja) * 2010-04-27 2010-07-29 Kanagawa Acad Of Sci & Technol 陽極酸化ポーラスアルミナおよびその製造方法
JP2010245131A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Jsr Corp パターン形成方法
WO2010096593A3 (en) * 2009-02-18 2010-12-16 Northwestern University Beam pen lithography
JP2011162870A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Kanagawa Acad Of Sci & Technol 多孔質構造材料の製造方法
EP2438608A2 (en) * 2009-06-05 2012-04-11 Northwestern University Silicon pen nanolithography
US8587782B2 (en) 2009-08-28 2013-11-19 Fujitsu Limited Optical-component fabricating method and optical-component fabricating apparatus
US8753813B2 (en) 2009-12-07 2014-06-17 Northwestern University Generation of combinatorial patterns by deliberate tilting of a polymer-pen array
US9766551B2 (en) 2012-10-29 2017-09-19 Northwestern University Heat actuated and projected lithography systems and methods
WO2021082054A1 (zh) * 2019-10-31 2021-05-06 潍坊歌尔微电子有限公司 微纳米结构组件制造方法、以及以该法制造的微纳米结构组件

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4606775B2 (ja) * 2004-05-25 2011-01-05 電源開発株式会社 凹型酸化膜構造体
JP2005339884A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Electric Power Dev Co Ltd 凹型酸化膜構造体
US8092959B2 (en) 2005-04-27 2012-01-10 Obducat Ab Means for transferring a pattern to an object
JP2008539570A (ja) * 2005-04-27 2008-11-13 オブデュキャット、アクチボラグ パターンを被転写体に転写する手段
KR101352360B1 (ko) * 2005-04-27 2014-01-15 오브듀캇 아베 물체에 패턴을 전사하기 위한 수단
JP2007150053A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Corp 光インプリント用スタンパおよびそれを用いた発光装置の製造方法
KR100777963B1 (ko) 2006-06-21 2007-11-21 삼성전기주식회사 테이퍼 패턴의 스탬프 및 이를 이용한 고분자 스탬프의제조방법
US9021611B2 (en) 2009-02-18 2015-04-28 Northwestern University Beam pen lithography
WO2010096593A3 (en) * 2009-02-18 2010-12-16 Northwestern University Beam pen lithography
JP2010245131A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Jsr Corp パターン形成方法
EP2438608A4 (en) * 2009-06-05 2015-01-07 Univ Northwestern SILICON PEN NANO LITHOGRAPHIE
EP2438608A2 (en) * 2009-06-05 2012-04-11 Northwestern University Silicon pen nanolithography
US8587782B2 (en) 2009-08-28 2013-11-19 Fujitsu Limited Optical-component fabricating method and optical-component fabricating apparatus
US8753813B2 (en) 2009-12-07 2014-06-17 Northwestern University Generation of combinatorial patterns by deliberate tilting of a polymer-pen array
JP2011162870A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Kanagawa Acad Of Sci & Technol 多孔質構造材料の製造方法
JP2010163696A (ja) * 2010-04-27 2010-07-29 Kanagawa Acad Of Sci & Technol 陽極酸化ポーラスアルミナおよびその製造方法
US9766551B2 (en) 2012-10-29 2017-09-19 Northwestern University Heat actuated and projected lithography systems and methods
WO2021082054A1 (zh) * 2019-10-31 2021-05-06 潍坊歌尔微电子有限公司 微纳米结构组件制造方法、以及以该法制造的微纳米结构组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3387897B2 (ja) 構造体の製造方法、並びに該製造方法により製造される構造体及び該構造体を用いた構造体デバイス
Huang et al. Photopatterning of self-assembled alkanethiolate monolayers on gold: a simple monolayer photoresist utilizing aqueous chemistry
EP1816518B1 (en) Mold for imprint and process for producing minute structure using the mold
JP2003305700A (ja) ナノ構造体及びその製造方法
US9782917B2 (en) Cylindrical master mold and method of fabrication
JP2005008909A (ja) 構造体の製造方法
US20050009374A1 (en) Direct patterning of silicon by photoelectrochemical etching
US9588416B2 (en) Methods and apparatus for nanofabrication using a pliable membrane mask
JP5909046B2 (ja) 近接場露光方法
JP2007121306A (ja) ナノサイズの微細ホールを有するマルチスケールのカンチレバー構造物及びその製造方法
US9334571B2 (en) Method of forming individual metallic microstructures
JP2010170019A (ja) リソグラフィ原版の異物除去方法及びリソグラフィ原版の製造方法
JP2006013216A (ja) 近接場露光によるレジストパターンの形成方法、及び該レジストパターンの形成方法を用いた基板の加工方法、デバイスの作製方法
JP2013077853A (ja) 裏面紫外線照射を用いて半導体レーザの金属接触構造を作製する方法
JP2000315785A (ja) ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体デバイス
JP2009052066A (ja) インプリント用モールドおよびその製造方法
JP4967630B2 (ja) インプリントモールドおよびインプリントモールド製造方法
KR20050049011A (ko) 원자력간 현미경 리소그래피 기술을 이용한 극자외선 노광공정용 반사형 다층 박막 미러의 제조방법
JP2006097125A (ja) 多孔質体の製造方法
JP2004001191A (ja) 凹凸を有する構造体、該構造体の製造方法及び機能デバイス
CN110095441B (zh) 一种荧光纳米标尺部件及其制备和应用
JP2004319762A (ja) ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体
JP4560356B2 (ja) 多孔質体および構造体の製造方法
JP2006227609A (ja) 露光方法、凹凸状パターンの形成方法、及び光学素子の製造方法
KR100869546B1 (ko) 원자 힘 현미경 리소그래피 기술을 이용한 박막 패턴 제작방법