JP2003305252A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003305252A
JP2003305252A JP2002114306A JP2002114306A JP2003305252A JP 2003305252 A JP2003305252 A JP 2003305252A JP 2002114306 A JP2002114306 A JP 2002114306A JP 2002114306 A JP2002114306 A JP 2002114306A JP 2003305252 A JP2003305252 A JP 2003305252A
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JP2002114306A
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Masafumi Mineno
雅史 峰野
Masahiro Takagi
正宏 高木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線構造が理解し易く、配線作業性の優れたパ
チンコ遊技機を提供することを目的とする。 【解決手段】導電部品の具備するコネクタ41に結線指
標xを割り振る。そして、該結線指標xを、該コネクタ
41の属する導電部品の部品指標yと、接続先導電部品
の部品指標yとの組合せにより構成した。さらに、該コ
ネクタ41と、該コネクタ41と雌雄関係をなすリード
線40のコネクタ41とに、同じ結線指標xを標記し
た。これにより、配線作業において、リード線40のコ
ネクタ41に記された結線指標xをもとに、接続先の導
電部品が特定できるため、配線作業を迅速にできるし、
リード線40を結合する際にはコネクタ41双方の結線
指標xをもとに、結合できるため確実な配線作業が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電部品とリード
線を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のパチンコ遊技機は、遊技盤裏にス
イッチ、ソレノイド等の電気遊技部品を多数備え、さら
に、その裏に重なるように、多くの回路ユニット板が配
設されている。前記回路ユニット板は所要電子回路を組
み込んだ基板を基板ケースに収納して保護し、基板に配
設された接続用コネクタを外部に露出させたものであ
る。
【0003】各回路ユニット板に内蔵される基板として
は、遊技部品又は他の基板と電気信号をやりとりし、遊
技作動の制御を司る制御基板や、制御基板と遊技部品間
の電気信号を中継する中継基板等がある。
【0004】上述の回路ユニット板又は遊技部品等の導
電部品は、該導電部品のコネクタと雌雄関係となるコネ
クタを両端に具備する被覆導線からなるリード線によ
り、相互に結線されている。また、最近のパチンコ遊技
機の高機能化に伴い、導電部品は増加し、コネクタの数
も増え、パチンコ遊技機裏の配線構造は複雑なものとな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ遊技機の製造
過程においては、配設された各導電部品間を所定のリー
ド線により結線する配線作業を要する。しかし、上述の
ようにコネクタが各導電部品毎に設けられていることか
ら、コネクタは多数かつ多種に渡り、配線作業者は、多
数のコネクタの中から、リード線を結合させるべきコネ
クタを、迅速かつ正確に特定し、結線しなければならな
い。そのため、配線作業に従事する者は、製造ラインに
おいて、作業の遅滞や配線間違いなどをしないように、
熟練を要する。
【0006】そこで、熟練を要することなく、適格な配
線作業を可能とするために、現在、多くのパチンコ遊技
機では、相互に結合させるコネクタを同色にして種別化
している。しかし、導電部品のコネクタ数は多く、全て
のコネクタに個別の色を割り当てるには、多くの中間色
を要する。そのため、異なるコネクタ間で色の差異が曖
昧となりがちで、同色か否かを識別するのに手間取ると
いう問題が生じている。
【0007】また、製造後でも、パチンコ遊技機の修理
等で、配線作業をやりなおす必要が生じることもある。
かかる場合に、配線構造に疎い者では、遊技機裏の配線
構造は理解し難く、簡単な故障の場合でも遊技場の作業
員等では対応できない。
【0008】本発明はかかる問題点の解決を試みたもの
であって、配線構造が理解し易く、配線作業性の優れた
パチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、機裏に、接続
用コネクタを配設してなる導電部品を備え、各導電部品
間相互を、被覆導線の両端にコネクタを具備してなるリ
ード線により結線するようにしたパチンコ遊技機におい
て、導電部品に配設される各コネクタに所定の結線指標
を割り振り、該コネクタと、該コネクタに結合するリー
ド線のコネクタとに、該結線指標を標記するようにした
ことを特徴とするパチンコ遊技機(請求項1)である。
かかる構成では、導電部品の各コネクタに結線指標を割
り振ることにより、配線作業において、多数のコネクタ
を明確に識別できる。また、雌雄関係をなすコネクタ双
方に、同じ結線指標を標記しているため、リード線を結
合させるべき導電部品のコネクタを間違いなく特定で
き、より正確な配線作業が可能となる。
【0010】上記の導電部品としては、所要電子回路を
担持する基板を基板ケースに内蔵する回路ユニット板、
又は、基板と電気的に接続される遊技部品とすることが
でき、各回路ユニット板相互又は回路ユニット板と遊技
部品相互をより確実に結線することができる(請求項
2)。
【0011】また、導電部品に部品指標を割り振り、各
コネクタに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属
する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指
標との組み合わせにより定める構成が提案される(請求
項3)。このような場合には、コネクタの結線指標が、
結線すべき導電部品相互を示す結線案内表示として機能
するため、配線作業において、結合すべき導電部品のコ
ネクタを容易に探索することができる。
【0012】さらに、コネクタが属する部品指標と、該
コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関
係をあらかじめ定めて、結線指標を構成してもよい(請
求項4)。かかる構成にあって、リード線のコネクタに
記された結線指標により、該コネクタと雌雄関係をなす
コネクタの属する導電部品の部品指標を特定し易く、コ
ネクタ接続をさらに迅速に行うことができる。
【0013】また、回路ユニット板の部品指標を、該回
路ユニット板の外表面に標記するようにすれば(請求項
5)、回路ユニット板の部品指標を明瞭かつ確実に識別
でき、回路ユニット板間の配線作業が一層迅速になる。
【0014】リード線を、その結線する対象の特徴によ
り区分して、その結線種ごとにリード線を色分けして標
識することも考えられる(請求項6)。かかる構成で
は、配線作業において、リード線に標識した結線種をも
とに、リード線の結線すべき導電部品が限定できるた
め、より迅速な配線作業が可能となる。
【0015】また、部品指標の一覧表をパチンコ遊技機
裏面に貼付してもよい(請求項7)。これにより、配線
作業に熟練していない者でも、貼付された部品指標一覧
表により、部品指標と導電部品の対応を確認しながら修
理作業ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に
本発明を適用した一実施例を添付図面に従って説明す
る。図1はパチンコ遊技機の遊技盤1の正面図を示す。
ここで遊技盤1の中央部に配設されたセンターケース4
内には液晶表示器からなる特別図柄表示装置6が設けら
れる。
【0017】センターケース4の下部には四個のパイロ
ットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が設
けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、後述
する主制御基板60(図2参照)に記憶された始動記憶
数を表示する。また、同じくセンターケース4の上部に
は、三個の発光ダイオードLEDを内部に備えた普通図
柄表示装置10が配設される。この三個の発光ダイオー
ドは順次点滅して、種々の組合せの点灯態様を表示す
る。そして、この点灯態様が所定の当たり態様の場合に
は、普通電動役物15を開放する。さらに、この普通図
柄表示装置10の直上位置には、四個のパイロットラン
プからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けら
れ、後述の普通図柄始動スイッチ31(図2参照)から
の遊技球検出信号が、所定数を上限として主制御基板6
0(図2参照)に記憶された場合に、その記憶数を表示
する。
【0018】一方、センターケース4の下部両側には、
普通図柄作動ゲート13(普通図柄始動領域)が設けら
れ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13に内
蔵された普通図柄始動スイッチ31から遊技球検出信号
が発生すると、普通図柄表示装置10の普通図柄が変動
表示し、所定の図柄態様で停止表示する普通図柄生成行
程が実行される。
【0019】また、センターケース4の直下位置には、
内部に特別図柄始動領域14を備え、開閉翼片により始
動領域(入賞口兼用)の開放度を変化させるようにした
普通電動役物15が配設されている。そして普通図柄の
図柄態様が、所定の当り態様の場合には、開閉翼片が約
0.5秒拡開して、特別図柄始動領域14の開放度を拡
開させ、遊技球が入り易い状態となる。普通電動役物1
5内には、特別図柄始動スイッチ30(図2参照)が備
えられ、該特別図柄始動スイッチ30による遊技球通過
検知に伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄が変動表
示し、所定の図柄を停止表示する特別図柄生成行程が実
行されることとなる。
【0020】普通電動役物15のさらに下方には、内部
に特定領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設さ
れ、開閉片24を大入賞口ソレノイド34(図2参照)
により開閉制御することにより大入賞口23を開放状態
と閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配
設されている。そして、特別図柄表示装置6の特別図柄
が所定の組み合わせで表示され、当りとなると、開閉片
24が開いて、その開放状態で開閉片24の上面が案内
作用を生じ、大入賞口23へ遊技球を案内すると共に、
特定領域に遊技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可
能となり、連続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得
が供される。この可変入賞装置22は、後述する特別遊
技作動を実行するものであって、その内部には、図2で
示すように、特定領域に入った遊技球を検知する特定領
域スイッチ32と、当り中の入賞個数を計数するカウン
トスイッチ33とが設けられている。ここで特定領域ス
イッチ32にも、特定領域に入った遊技球を計数するカ
ウントスイッチとしての機能が備えられている。
【0021】パチンコ遊技機の裏面には、上述のスイッ
チやソレノイド等の遊技部品が遊技盤裏に配設されてお
り(図示せず)、図3で示すように、さらには配設され
た該遊技部品を裏から覆い重なるようにして、複数の回
路ユニット板が遊技機裏に配設されている。図4に示す
ように、回路ユニット板は所要電子回路の組み込まれた
基板(図示せず)と、それを覆い保護する樹脂製の基板
ケース43と、基板の入出力端子と接続されて外部に露
出する接続用のコネクタ41とからなる。また、回路ユ
ニット板には、制御基板を内蔵する制御回路ユニット板
と、中継基板を内蔵する中継回路ユニット板とがある。
【0022】また、図4に示すように、上述の回路ユニ
ット板や遊技部品等の導電部品相互は、リード線40に
より結線されている。図5に示すように、リード線40
は両端にコネクタ41,41を具備した被覆導線45で
あり、両端のコネクタ41,41を導電部品相互のコネ
クタ41に夫々結合させることにより結線する。かかる
構成は本発明の要部に係り、詳細は後述する。
【0023】図2は、本発明にかかるパチンコ遊技機の
遊技作動を制御する制御回路を示すものである。主制御
基板60は、主制御回路ユニット板50(図7参照)に
内蔵されて機裏に配設されている。該主制御基板60に
は、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための電子
回路が設けられており、この電子回路上には主制御用中
央制御装置CPU(図示せず)が配設されている。
【0024】また、この主制御基板60の電子回路に
は、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通
信を行う入力ポート(図示せず)及び出力ポート(図示
せず)が設けられており、該出力ポートを介して主制御
基板60からの制御指令が、図柄表示制御基板62、音
源制御基板63、光源制御基板64、及び払出制御基板
65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように
接続されている。また、盤面中継回路ユニット板51
(図7参照)に内蔵される盤面中継基板61は、上述し
た特別図柄始動スイッチ30、普通図柄始動スイッチ3
1、特定領域スイッチ32、カウントスイッチ33から
主制御基板60への電気信号を中継する。また、主制御
回路60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して
普通電動役物15のソレノイド34や、大入賞口23の
ソレノイド35、普通図柄表示装置10等の遊技部品が
接続されている。
【0025】図柄表示制御回路ユニット板52(図7参
照)に内蔵される図柄表示制御基板62には、特別図柄
表示装置6で表出される図柄表示態様を制御するための
電子回路が設けられている。また、図柄表示制御回路基
板62は、主制御基板60から入力ポートを介して受信
した制御指令信号を、図柄制御用中央制御装置CPUに
おいて演算処理する。そして、図柄表示制御基板62
は、所定の図柄表示態様を演出する図柄データを、出力
ポートを介して特別図柄表示装置6へ送信し、特別図柄
表示装置6に所定の図柄を表出させる。
【0026】上記の音源制御基板63は、音源制御回路
ユニット板53(図7参照)に内蔵されて機裏に配設さ
れている。また、音源制御基板63には、スピーカー
(図示せず)から発生する効果音等を制御するための電
子回路が設けられている。この電子回路は、音響を制御
する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム
や音響発生パターン等の固定データが記憶されている記
憶装置ROM(図示せず)と、必要なデータを読み書き
する記憶装置RAM(図示せず)と、入力ポート及び出
力ポートとが接続されて構成されている。
【0027】上記の光源制御基板64は光源制御回路ユ
ニット板54(図7参照)に内蔵されて機裏に配設され
ている。また、光源制御基板64には、パチンコ遊技機
に備えられたパイロットランプや装飾ランプといった発
光装置を制御するための電子回路が設けられている。こ
の電子回路は、特定図柄始動記憶数表示装置8、普通図
柄始動記憶数表示装置12や電飾装置等の発光装置の点
灯等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作
プログラムや、パイロットランプ、装飾ランプ等を点灯
するための点灯パターン等の固定データが記憶されてい
る記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶
装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続され
て構成されている。この光源制御基板64は、光源制御
用中央制御装置CPUで、上記主制御基板60から受信
した制御指令信号を演算処理し、所定の光データを、所
定のパイロットランプや装飾ランプ等の発光装置へ送信
して、該発光装置を点灯、点滅させる。また、光源中継
基板68は、光源中継回路ユニット板58に内蔵されて
おり、光源制御基板64からパイロットランプや装飾ラ
ンプ等への電気信号を中継する。
【0028】上記の払出制御基板65は、払出制御回路
ユニット板55(図7参照)に内蔵されて機裏に配設さ
れている。また、払出制御基板65には、貸球や賞球の
供給を制御するための電子回路が設けられている。この
電子回路は、貸球ソレノイド36や賞球払出モーター3
7等を作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払
出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球
や貸球の球数パターン等の固定データが記憶されている
記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデー
タを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出
力ポートとが接続されて構成されている。また、払出中
継基板65は、主制御基板60から受信した制御指令信
号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理
し、所定のデータを出力ポートから貸球ソレノイド36
や賞球払出モーター37へ送信する。貸球ソレノイド3
6や賞球払出モーター37は、払出制御基板65から受
信したデータにより作動し、所定の貸球や賞球の払出が
実行される。そして、払出中継回路66は、払出中継回
路ユニット板56(図7参照)に内蔵されており、払出
制御回路65から送信されたデータを、貸球ソレノイド
36や賞球払出モーター37へと中継する。また、プリ
ペイドカードのデータ処理を中継するCR接続中継基板
67は、CR接続中継回路ユニット板57(図7参照)
に内蔵されている。そして、前記払出制御基板65は該
CR接続中継基板67を介して、遊技球の貸球を記憶し
たプリペイドカードの読み込み書き込みを行うプリペイ
ドカードユニット44に接続されて、遊技球の残球等の
データをやりとりすることとなる。
【0029】次に本発明の要部について説明する。上述
のように、遊技機裏に配設された導電部品相互は、リー
ド線40により結線されている。そして、各導電部品に
は所定の部品指標yが割り振られている。この部品指標
yは、後述するように、図6で示す部品指標一覧表46
により明示される。本実施例においては、各回路ユニッ
ト板にはアラビア数字を、回路ユニット板と結線される
各遊技部品にはアルファベットを割り振ってある。そし
て、導電部品の具備する各コネクタ41には、該コネク
タ41の属する導電部品の部品指標yと、接続先の導電
部品の部品指標yとを基にして作成された結線指標xが
割り振られている。本実施例においては、図7に示すよ
うに、各コネクタ41の属する導電部品の部品指標yを
先(左)に、該コネクタ41の接続先の導電部品の部品指
標yを後(右)に組み合わせたものを結線指標xとして
定め、導電部品の各コネクタ41にそれぞれ割り当てて
いる。かかる構成では、コネクタ41に、その接続関係
を示した結線指標xを割り当てることで、導電部品の多
数のコネクタ41を明瞭に区別することが可能となり、
配線構造が理解し易いものとなる。
【0030】そして、図4、図5に示すように、導電部
品の具備する各コネクタ41には、それぞれの結線指標
xが記されており、該コネクタ41と雌雄関係をなすリ
ード線40のコネクタ41にも、同じ結線指標xが記さ
れている。かかる構成では、配線作業において、リード
線40のコネクタ41に記された結線指標xから接続先
導電部品の部品指標yを知り得るため、リード線40を
結合させる導電部品を容易に特定して、結合すべき導電
部品側のコネクタ41を探索できる。このため、迅速な
配線作業が可能となる。また、コネクタ41を結合させ
る際に、双方のコネクタ41に記された結線指標xの一
致により、適切なコネクタ結合であることを確認できる
ため、より確実な配線作業が可能となる。
【0031】また、図3、図4に示すように、回路ユニ
ット板の外表面には該回路ユニット板の部品指標yがプ
リントされている。これにより、配線構造に疎い者で
も、回路ユニット板外表にプリントされた部品指標y
と、コネクタ41に記された結線指標xをもとに、配線
構造を理解し、簡単な配線作業をすることが可能とな
る。
【0032】さらに、図3、図6に示すように、遊技機
裏の下部表面には、部品指標yと各導電部品の対応関係
を示した部品指標一覧表46が貼付している。これによ
り、配線作業に不慣れな者でも、導電部品と部品指標y
の対応を理解でき、容易に配線作業を行うことが可能と
なる。
【0033】また、図5、図7に示すように、各リード
線40を所定の結線種zにより区分し、各結線種zに属
するリード線40を該結線種zの色で標識してある。結
線種zは、各リード線により相互に結線される導電部品
の特徴により区分し、各結線種zにそれぞれ色を割り当
てたものである。本実施例においては、制御回路ユニッ
ト板相互を結線するリード線40を赤色、制御回路ユニ
ット板と中継回路ユニット板を結線するものを青色、制
御回路ユニット板と遊技部品とを結線するものを黄色、
中継回路ユニット板と遊技部品とを結線するものを緑色
と定め、図5に示すように、各色の標識用ビニールテー
プ42a、42b、42cをリード線の両端付近に貼付
し、標識している。このように、リード線40を結線種
zにより区分することで、配線作業において、複雑な配
線構造をより明瞭に理解することが可能となる。また、
標識用ビニールテープ42a、42b、42cの明示す
る結線種zにより、各リード線40の結線すべき導電部
品を探索する範囲を限定でき、迅速な配線作業が可能と
なる。
【0034】以上のように実施例を説明した。なお、結
線種zを色で標識する際には塗料を塗付してもよいし、
結線種zを標識する色は1色でなくてもよい。また、結
線種zと色との対応関係を部品指標一覧表46とともに
遊技機裏に貼付してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、機裏に、接続用コネクタを配
設してなる導電部品を備え、各導電部品間相互を、被覆
導線の両端にコネクタを具備してなるリード線により結
線するようにしたパチンコ遊技機において、導電部品に
配設される各コネクタに所定の結線指標を割り振り、該
コネクタと、該コネクタに結合するリード線のコネクタ
とに、該結線指標を標記するようにしたもの(請求項
1、請求項2)であるから、配線作業において、リード
線のコネクタと雌雄関係をなすコネクタを、間違いなく
特定することができる。このため、配線作業がより確実
なものとなる。
【0036】また、導電部品に部品指標を割り振り、各
コネクタに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属
する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指
標との組み合わせにより定めた場合(請求項3)には、
コネクタの結線指標が、結線すべき導電部品相互の部品
指標を示す結線案内表示として機能するため、配線作業
において、リード線が結線すべき導電部品を容易に探索
できる。
【0037】さらに、コネクタが属する部品指標と、該
コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関
係をあらかじめ定めて、結線指標を構成してもよい(請
求項4)。ここでは、結線指標により案内表示される組
み合わせ関係により、該コネクタが結合すべきコネクタ
の属する導電部品の部品指標を特定し易く、コネクタ接
続をさらに迅速に行うことができる。
【0038】また、回路ユニット板の部品指標を、該回
路ユニット板の外表面に標記するようにすれば(請求項
5)、回路ユニット板の部品指標を容易に確認でき、回
路ユニット板間の配線作業が一層迅速かつ正確なものと
なる。
【0039】リード線を、その結線する対象の特徴によ
り区分して、その結線種ごとに色分けして標識すること
も考えられる(請求項6)。これにより、配線構造が理
解しやすく、リード線が結線すべき導電部品を、その結
線種により、限定することができ、配線作業をさらに迅
速に行うことができる。
【0040】部品指標の一覧表をパチンコ遊技機裏面に
貼付してもよい(請求項7)。これにより、配線作業に
不慣れな者でも、部品指標一覧表で部品指標の対応関係
を確認しながらの、簡単な配線作業がが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤1の正面図である。
【図2】遊技を制御する制御回路を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施例のパチンコ遊技機の背面図である。
【図4】リード線40により相互に結線される、回路ユ
ニット板を示す斜視図である。
【図5】本実施例におけるリード線40の説明図であ
る。
【図6】本実施例における部品指標一覧表46の説明図
である。
【図7】本実施例のパチンコ遊技機における、結線指標
x及び部品指標y、結線種zを記した配線図である。
【符号の説明】
40 リード線 41 コネクタ 42a 赤色ビニールテープ 42b 青色ビニールテープ 42c 緑色ビニールテープ 43 基板ケース 45 被覆導線 46 部品指標一覧表 50 主制御回路ユニット板 51 盤面中継回路ユニット板 52 図柄表示制御回路ユニット板 53 音源制御回路ユニット板 54 光源制御回路ユニット板 55 払出制御回路ユニット板 56 払出中継回路ユニット板 57 CR接続中継回路ユニット板 58 光源中継回路ユニット板 x 結線指標 y 部品指標 z 結線種

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機裏に、接続用コネクタを配設してなる導
    電部品を備え、各導電部品間相互を、被覆導線の両端に
    コネクタを具備してなるリード線により結線するように
    したパチンコ遊技機において、 導電部品に配設される各コネクタに所定の結線指標を割
    り振り、該コネクタと、該コネクタに結合するリード線
    のコネクタとに、該結線指標を標記するようにしたこと
    を特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】導電部品が、所要電子回路を担持する基板
    を基板ケースに内蔵する回路ユニット板又は遊技部品で
    ある請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】導電部品に部品指標を割り振り、各コネク
    タに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属する部
    品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との
    組み合わせにより構成したことを特徴とする請求項2記
    載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】コネクタが属する部品指標と、該コネクタ
    の接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関係をあら
    かじめ定めて、結線指標を構成したことを特徴とする請
    求項3記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】回路ユニット板の部品指標を、該回路ユニ
    ット板の外表に標記するようにしたことを特徴とする請
    求項3または請求項4に記載のパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】リード線を、その結線する対象の種類によ
    り区分して、その結線種ごとに色分けして標識したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    パチンコ遊技機。
  7. 【請求項7】部品指標の一覧表をパチンコ遊技機裏面に
    貼付したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず
    れかに記載のパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043311A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Heiwa Corp 遊技機
JP2016059737A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 株式会社三共 遊技機

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