JP2003304856A - 改良されたタバコフィルター - Google Patents
改良されたタバコフィルターInfo
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- Materials Engineering (AREA)
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タバコフィルターに脱臭剤を含むカプセルを
設けること。 【構成】 本発明では、カプセルは喫煙前または喫煙時
の喫煙者の手による扱いに絶え得るものであるが、タバ
コの消火時に脱臭剤を放出または露出するように破裂す
る。脱臭剤は中和剤、マスキング剤またはこれらの混合
物であっても良い。
設けること。 【構成】 本発明では、カプセルは喫煙前または喫煙時
の喫煙者の手による扱いに絶え得るものであるが、タバ
コの消火時に脱臭剤を放出または露出するように破裂す
る。脱臭剤は中和剤、マスキング剤またはこれらの混合
物であっても良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は煙草煙用フィルターに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】喫煙後、新鮮な空気が不足している場
合、煙草からの臭気が部屋あるいは灰皿にかなりの時間
残ってしまうということが知られている。このような密
閉された空間では喫煙の余効による喫煙者及び非喫煙者
によって不快に感じられる異臭が残る。本発明は特に密
閉された空間において喫煙によって生じる異臭効果を解
消する事を目的とする。
合、煙草からの臭気が部屋あるいは灰皿にかなりの時間
残ってしまうということが知られている。このような密
閉された空間では喫煙の余効による喫煙者及び非喫煙者
によって不快に感じられる異臭が残る。本発明は特に密
閉された空間において喫煙によって生じる異臭効果を解
消する事を目的とする。
【0003】タバコフィルター内で放出される液状物質
をカプセル化する種々の手段が提案されてきた。例え
ば、本願出願人による英国特許第1234802号では
中空の好ましくは弾性の管に液状物質を充填し、さらに
この管を前記液状物質が凍結するように冷却し、切断し
凝固可能な密閉用媒体に浸すかあるいは端部キャップを
用いて端部を密閉した。英国特許第1257290号で
は3つの構成部材からなるフィルターでその中央部分が
2つの端部間で密閉されたカプセルからなる充填された
弾性管の使用が開示されている。この充填された弾性管
は喫煙前に指による圧力が加えられ、これにより脆い端
部シーラントはカプセル化された液体を放出するために
破壊し、放出された液体はフィルターの濾過効果を高
め、喫煙時のタバコの煙の芳香特性に影響を与える。英
国特許第1267272号には水などの液体を有するワ
ックスが塗布されたカプセルを製する方法が開示されて
おり、これは喫煙時のフィルターの濾過効果を増加させ
たり芳香性を高めることが必要である場合有用である。
しかしながら、これら全ての先行の特許は喫煙前にカプ
セル化された材料を放出するカプセル化の方法に関する
ものである。これらのカプセルは喫煙前に加えられる指
の圧力下で破壊するように設計されたものである。
をカプセル化する種々の手段が提案されてきた。例え
ば、本願出願人による英国特許第1234802号では
中空の好ましくは弾性の管に液状物質を充填し、さらに
この管を前記液状物質が凍結するように冷却し、切断し
凝固可能な密閉用媒体に浸すかあるいは端部キャップを
用いて端部を密閉した。英国特許第1257290号で
は3つの構成部材からなるフィルターでその中央部分が
2つの端部間で密閉されたカプセルからなる充填された
弾性管の使用が開示されている。この充填された弾性管
は喫煙前に指による圧力が加えられ、これにより脆い端
部シーラントはカプセル化された液体を放出するために
破壊し、放出された液体はフィルターの濾過効果を高
め、喫煙時のタバコの煙の芳香特性に影響を与える。英
国特許第1267272号には水などの液体を有するワ
ックスが塗布されたカプセルを製する方法が開示されて
おり、これは喫煙時のフィルターの濾過効果を増加させ
たり芳香性を高めることが必要である場合有用である。
しかしながら、これら全ての先行の特許は喫煙前にカプ
セル化された材料を放出するカプセル化の方法に関する
ものである。これらのカプセルは喫煙前に加えられる指
の圧力下で破壊するように設計されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は指または口に
よる圧力に対して抵抗性を有し且つ喫煙終了後の喫煙者
の手によってタバコがもみ消される際にフィルターに加
えられる圧力下で破壊されるのに十分な脆性を有するカ
プセルからなるフィルターを製するカプセル化技法を使
用することを目的としている。
よる圧力に対して抵抗性を有し且つ喫煙終了後の喫煙者
の手によってタバコがもみ消される際にフィルターに加
えられる圧力下で破壊されるのに十分な脆性を有するカ
プセルからなるフィルターを製するカプセル化技法を使
用することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はフィルター材と
喫煙後に生ずる喫煙臭を減少できる脱臭剤を含有するカ
プセルとからなるタバコフィルターを提供し、このカプ
セルはタバコをパケットから取り出し、点火する場合等
の喫煙者の手による取扱いに対し抵抗性を有し且つ、タ
バコを消した時に破壊して、前記脱臭剤を前記フィルタ
ー内で放出できるように構成され、この脱臭剤は粒状吸
収材料であり、活性カーボン、スチレンジビニルベンゼ
ン、2,6−ジフェニル−p−フェニレンオキシド系ポ
リマー、活性炭、モレキュラーシーブゼオライト、シラ
ン化ガラスウール、アルミナ、シリカゲル、アミノ基、
ジオール基、シアノ基、オクチル基及びオクタデシル基
と結合したシリカゲル、珪藻土耐火レンガ系ダスト、ポ
リテトラフルオロエチレン系樹脂、ポリアロマチック架
橋樹脂、高表面積チョーク、アンバーライト樹脂、マグ
ネシウムシリケート及び天然生物重合体からなる群より
選ばれる。またタバコ用フィルターを含むタバコの喫煙
後にタバコの喫煙による喫臭が発生した後に該フィルタ
ーを脱臭する方法において、この方法はフィルター材と
タバコフィルターの喫臭を減少することができる脱臭剤
を含有するカプセルとからなるタバコフィルターを供す
ることからなり、前記カプセルがタバコをパケットから
取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱いに
対し抵抗性を有し、且つタバコを消した時に破壊して、
前記脱臭剤を前記フィルター内で放出させることを特徴
とする。
喫煙後に生ずる喫煙臭を減少できる脱臭剤を含有するカ
プセルとからなるタバコフィルターを提供し、このカプ
セルはタバコをパケットから取り出し、点火する場合等
の喫煙者の手による取扱いに対し抵抗性を有し且つ、タ
バコを消した時に破壊して、前記脱臭剤を前記フィルタ
ー内で放出できるように構成され、この脱臭剤は粒状吸
収材料であり、活性カーボン、スチレンジビニルベンゼ
ン、2,6−ジフェニル−p−フェニレンオキシド系ポ
リマー、活性炭、モレキュラーシーブゼオライト、シラ
ン化ガラスウール、アルミナ、シリカゲル、アミノ基、
ジオール基、シアノ基、オクチル基及びオクタデシル基
と結合したシリカゲル、珪藻土耐火レンガ系ダスト、ポ
リテトラフルオロエチレン系樹脂、ポリアロマチック架
橋樹脂、高表面積チョーク、アンバーライト樹脂、マグ
ネシウムシリケート及び天然生物重合体からなる群より
選ばれる。またタバコ用フィルターを含むタバコの喫煙
後にタバコの喫煙による喫臭が発生した後に該フィルタ
ーを脱臭する方法において、この方法はフィルター材と
タバコフィルターの喫臭を減少することができる脱臭剤
を含有するカプセルとからなるタバコフィルターを供す
ることからなり、前記カプセルがタバコをパケットから
取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱いに
対し抵抗性を有し、且つタバコを消した時に破壊して、
前記脱臭剤を前記フィルター内で放出させることを特徴
とする。
【0006】知覚される煙臭において10段階の感知ス
ケールで測定し、非処理の紙巻きタバコを10とした場
合、少なくとも50%の煙臭が減少するのが好ましい。
またさらに少なくとも75%の煙臭が減少することが好
ましい。
ケールで測定し、非処理の紙巻きタバコを10とした場
合、少なくとも50%の煙臭が減少するのが好ましい。
またさらに少なくとも75%の煙臭が減少することが好
ましい。
【0007】カプセルはフィルターの長手方向に延びる
のが有効であり、且つフィルターの長手軸に対し垂直な
方向に加えられる指による圧縮力及び喫煙時に加えられ
る口からの圧力に対し抵抗性を有するのが好ましい。こ
こで用いる「口による圧力」とは喫煙者の唇または歯に
よって加えられる圧力を意味する。カプセルは喫煙前に
フィルターの長手軸に沿った方向に加えられる圧力に対
して抵抗性を有するのが好ましい。
のが有効であり、且つフィルターの長手軸に対し垂直な
方向に加えられる指による圧縮力及び喫煙時に加えられ
る口からの圧力に対し抵抗性を有するのが好ましい。こ
こで用いる「口による圧力」とは喫煙者の唇または歯に
よって加えられる圧力を意味する。カプセルは喫煙前に
フィルターの長手軸に沿った方向に加えられる圧力に対
して抵抗性を有するのが好ましい。
【0008】喫煙後にカプセルが曲げられたりあるいは
長手軸に対して鋭角的に圧力が加えられる際、カプセル
は脱臭剤を放出するために破壊するのが有効である。カ
プセルは圧力が加えられると脆性を呈する硬質材料から
なるものが好的である。例えばカプセルは一定長の薄壁
ガラス管からなるものであってもよく、その端部は加熱
処理あるいは喫煙前または喫煙時の喫煙者の手による扱
いに耐え得る材料で密閉され、さらに喫煙後に崩壊可能
なものである。他の好的な材料は例えば薄壁アルミニュ
ウム管、パスタのような中空食物材料、または再生タバ
コ材の押し出し中空管を含む。カプセル材料の内壁を長
期に亘る脱臭材の吸収を防ぐことによってカプセル材料
の硬度を保存するためにワニス叉はシリコンのような耐
水性材料で塗布するのが有効である。カプセルは選択的
にワックス、樹脂、天然叉は合成ガム、ラテックス叉は
プラスチック材からなり、これらの材料は室温及び喫煙
温度でその形状及び強度を保持しするが、タバコを消す
際の圧力によって液状脱臭剤を放出するために破壊す
る。カプセルはフィルター内の熱煙の温度以上の融点を
有する材料からなるのが好ましい。好的なワックスは例
えば密ろう、カンデリラロウ、カルバナろう、セラック
ろう、サトウキビろう、ミルテろう、及び石油ワックス
などである。好的な樹脂はエポキシ樹脂、テルペン樹
脂、石油樹脂、エステルガム、フェノール樹脂及びロジ
ン系樹脂である。
長手軸に対して鋭角的に圧力が加えられる際、カプセル
は脱臭剤を放出するために破壊するのが有効である。カ
プセルは圧力が加えられると脆性を呈する硬質材料から
なるものが好的である。例えばカプセルは一定長の薄壁
ガラス管からなるものであってもよく、その端部は加熱
処理あるいは喫煙前または喫煙時の喫煙者の手による扱
いに耐え得る材料で密閉され、さらに喫煙後に崩壊可能
なものである。他の好的な材料は例えば薄壁アルミニュ
ウム管、パスタのような中空食物材料、または再生タバ
コ材の押し出し中空管を含む。カプセル材料の内壁を長
期に亘る脱臭材の吸収を防ぐことによってカプセル材料
の硬度を保存するためにワニス叉はシリコンのような耐
水性材料で塗布するのが有効である。カプセルは選択的
にワックス、樹脂、天然叉は合成ガム、ラテックス叉は
プラスチック材からなり、これらの材料は室温及び喫煙
温度でその形状及び強度を保持しするが、タバコを消す
際の圧力によって液状脱臭剤を放出するために破壊す
る。カプセルはフィルター内の熱煙の温度以上の融点を
有する材料からなるのが好ましい。好的なワックスは例
えば密ろう、カンデリラロウ、カルバナろう、セラック
ろう、サトウキビろう、ミルテろう、及び石油ワックス
などである。好的な樹脂はエポキシ樹脂、テルペン樹
脂、石油樹脂、エステルガム、フェノール樹脂及びロジ
ン系樹脂である。
【0009】ガムは脱臭剤の漏れを防ぐ遮断壁が設けら
れるようなガムであるのが好ましく、脱臭剤が水溶液内
に存在する場合、アラビアガム、イナゴマメ、グアー、
アルギン酸塩、カラゲーナン及びペクチンなどのガムを
用いる。脱臭剤が非水溶液内に存在する場合、他の水溶
性の植物性ガムを用いる。ゼラチン、特に硬化されたゼ
ラチン叉は速乾性水不溶性グルーもカプセル材料として
本発明では用いることが可能である。カプセルを構成す
る物質は喫煙時に主流煙の味に影響を与えないものであ
るのが好ましい。
れるようなガムであるのが好ましく、脱臭剤が水溶液内
に存在する場合、アラビアガム、イナゴマメ、グアー、
アルギン酸塩、カラゲーナン及びペクチンなどのガムを
用いる。脱臭剤が非水溶液内に存在する場合、他の水溶
性の植物性ガムを用いる。ゼラチン、特に硬化されたゼ
ラチン叉は速乾性水不溶性グルーもカプセル材料として
本発明では用いることが可能である。カプセルを構成す
る物質は喫煙時に主流煙の味に影響を与えないものであ
るのが好ましい。
【0010】別の実施態様においてカプセル及び脱臭剤
は塗布された糸状物質からなるものであってもよく、こ
の塗布物は焼き石膏または別の無機不溶性薬剤、ワック
ス材、天然叉は合成ガム、樹脂またはワニスなど上記か
ら選択可能なものである。糸状物質はアシまたはバル
サ、タバコ茎、絹、綿、亜麻、トワイン、セルロースア
セテートトウ叉はパイプクリーナー材と類似の材料のよ
うな一定長の吸収材料であってもよい。この糸状物質は
脱臭剤を含むカプセルにするために塗布される前に脱臭
剤で処理される。
は塗布された糸状物質からなるものであってもよく、こ
の塗布物は焼き石膏または別の無機不溶性薬剤、ワック
ス材、天然叉は合成ガム、樹脂またはワニスなど上記か
ら選択可能なものである。糸状物質はアシまたはバル
サ、タバコ茎、絹、綿、亜麻、トワイン、セルロースア
セテートトウ叉はパイプクリーナー材と類似の材料のよ
うな一定長の吸収材料であってもよい。この糸状物質は
脱臭剤を含むカプセルにするために塗布される前に脱臭
剤で処理される。
【0011】別の実施態様においてカプセルはそれ自体
が脱臭剤で処理される脆性の材料からなり且つさらに脆
性または崩壊しやすい材料で塗布される。この脆性材料
は例えば脱臭剤で処理され、その後ワックスまたは上述
の他の好的な塗布物の内の1つで塗布されたアルカリ処
理された再生巻き取りタバコシートまたは巻き取り紙で
ある。
が脱臭剤で処理される脆性の材料からなり且つさらに脆
性または崩壊しやすい材料で塗布される。この脆性材料
は例えば脱臭剤で処理され、その後ワックスまたは上述
の他の好的な塗布物の内の1つで塗布されたアルカリ処
理された再生巻き取りタバコシートまたは巻き取り紙で
ある。
【0012】脱臭剤で処理された脆性の材料であるカプ
セルの塗布物はカプセルにタバコの消火時の応力が加わ
る際、塗布物が実質的に全て崩壊し、カプセル化された
材料の活性表面領域が可能な限り多く露出されるように
カプセル化された材料から落下するように選択される。
応力が加えられた紙、プラスチックまたはポリオレフィ
ンフィルムを用いるのが好的であり、これらの材料は予
め応力が加えられているという特性によって一度の衝撃
で破壊される。
セルの塗布物はカプセルにタバコの消火時の応力が加わ
る際、塗布物が実質的に全て崩壊し、カプセル化された
材料の活性表面領域が可能な限り多く露出されるように
カプセル化された材料から落下するように選択される。
応力が加えられた紙、プラスチックまたはポリオレフィ
ンフィルムを用いるのが好的であり、これらの材料は予
め応力が加えられているという特性によって一度の衝撃
で破壊される。
【0013】カプセルの強度は通常、使用される塗布物
の種類及びその天然の物理的特性による。カプセルの強
度に影響を与える最も変化しやすい塗布物の特性は塗布
物の厚さである。カプセルはまたは曲げに耐え得る柔軟
性物質からなるものであってもよい。カプセルに沿って
刺し通し部材を設置し、これによりカプセルが曲げられ
る際、カプセルの壁はこの刺し通し部材によって刺通さ
れる。
の種類及びその天然の物理的特性による。カプセルの強
度に影響を与える最も変化しやすい塗布物の特性は塗布
物の厚さである。カプセルはまたは曲げに耐え得る柔軟
性物質からなるものであってもよい。カプセルに沿って
刺し通し部材を設置し、これによりカプセルが曲げられ
る際、カプセルの壁はこの刺し通し部材によって刺通さ
れる。
【0014】選択的にカプセルが弾性または硬性であっ
ても縦すじあるいは脆性ポイントなどの弱い部分を設け
てもよく、これによりカプセルに応力が加えられたりま
たは捻られる場合、カプセルはこの弱い部分で破壊され
る。
ても縦すじあるいは脆性ポイントなどの弱い部分を設け
てもよく、これによりカプセルに応力が加えられたりま
たは捻られる場合、カプセルはこの弱い部分で破壊され
る。
【0015】またカプセルは1つまたはそれ以上の層ま
たは仕切り壁からなるものでもよい。カプセルが崩壊す
る際、層または仕切り壁間の含有物が混合し、カプセル
からの脱臭剤の分散を促進させる反応ガス生成物を生成
するのが有効である。この反応ガス生成物はまたタバコ
の消火を助ける作用がある。脱臭剤の分散は酸塩基反応
によって促進されるのが好ましい。酸は1つまたはそれ
以上の乳酸、くえん酸、酢酸、酒石酸、またはフマル酸
のような有機酸であるのが有効である。塩基物質は炭酸
水素ナトリュウム等であるのが有効である。1つまたは
それ以上の酸または塩基または脱臭剤でさえも、カプセ
ルの崩壊時にカプセルを、酸塩基反応を発生させる水溶
液と接触させる固形状のものであってもよい。反応ガス
生成物は炭酸ガスであるのが有効である。カプセルをフ
ィルターの濾過材内あるいは複数のフィルターの凹部、
例えば濾過材の2つの端部間に設けてもよい。
たは仕切り壁からなるものでもよい。カプセルが崩壊す
る際、層または仕切り壁間の含有物が混合し、カプセル
からの脱臭剤の分散を促進させる反応ガス生成物を生成
するのが有効である。この反応ガス生成物はまたタバコ
の消火を助ける作用がある。脱臭剤の分散は酸塩基反応
によって促進されるのが好ましい。酸は1つまたはそれ
以上の乳酸、くえん酸、酢酸、酒石酸、またはフマル酸
のような有機酸であるのが有効である。塩基物質は炭酸
水素ナトリュウム等であるのが有効である。1つまたは
それ以上の酸または塩基または脱臭剤でさえも、カプセ
ルの崩壊時にカプセルを、酸塩基反応を発生させる水溶
液と接触させる固形状のものであってもよい。反応ガス
生成物は炭酸ガスであるのが有効である。カプセルをフ
ィルターの濾過材内あるいは複数のフィルターの凹部、
例えば濾過材の2つの端部間に設けてもよい。
【0016】脱臭剤が液体である場合、溶液として用い
るのが有効である。この溶液は水溶液あるいはアルコー
ル、アルデヒド、ケトンまたはエステルのような低分子
量有機物質の脱臭剤溶液であってもよい。また脱臭剤を
エマルションとしてあるいはコロイドとして保持しても
よい。上記のことは下記のフィルム脱臭剤にも応用でき
る。
るのが有効である。この溶液は水溶液あるいはアルコー
ル、アルデヒド、ケトンまたはエステルのような低分子
量有機物質の脱臭剤溶液であってもよい。また脱臭剤を
エマルションとしてあるいはコロイドとして保持しても
よい。上記のことは下記のフィルム脱臭剤にも応用でき
る。
【0017】本発明で使用される好適な脱臭剤は中和
剤、マスキング剤またはこれらの混合物であってもよ
い。本発明の中和剤は上記の10段階知覚スケールで1
0の値を示す非処理の紙巻きタバコに対して煙臭を著し
く減少させる物質である。煙臭は中和効果が生じると長
時間に亘って序々により効果的に減少する。長時間経過
しても煙臭は戻らない。言い替えれば煙臭が除去された
ことになる。中和剤は臭気を保持するものであってもよ
く、この臭気は中和剤が煙臭を減少させる効果に付随し
て生じるものである。
剤、マスキング剤またはこれらの混合物であってもよ
い。本発明の中和剤は上記の10段階知覚スケールで1
0の値を示す非処理の紙巻きタバコに対して煙臭を著し
く減少させる物質である。煙臭は中和効果が生じると長
時間に亘って序々により効果的に減少する。長時間経過
しても煙臭は戻らない。言い替えれば煙臭が除去された
ことになる。中和剤は臭気を保持するものであってもよ
く、この臭気は中和剤が煙臭を減少させる効果に付随し
て生じるものである。
【0018】中和剤は能動的または受動的性質を有す
る。能動的中和剤は通常、中和効果を奏するために大気
中で揮発する流体となる傾向がある。受動的中和剤は一
般的に個体であり、反作用するフレーバーまたは臭気を
滲出させずに煙臭を中和剤内に引き込むという点で非能
動的である。
る。能動的中和剤は通常、中和効果を奏するために大気
中で揮発する流体となる傾向がある。受動的中和剤は一
般的に個体であり、反作用するフレーバーまたは臭気を
滲出させずに煙臭を中和剤内に引き込むという点で非能
動的である。
【0019】本発明で使用するマスキング剤は物理的ま
たは化学的マスキング剤としての特徴を有するものであ
る。化学的マスキング剤とはタバコの煙臭を覆い隠すた
めに自身が充分な臭気を有する物質である。一定の時間
が経過し、マスキング剤が消散した際、煙臭は復活す
る。マスキング剤は即効性を有する。物理的マスキング
剤は周囲を囲む濾過材と接触した際、フィルムまたは凝
固剤内で物質を製する臭気を捕獲するように作用する物
質からなる。これらのマスキング剤は下記に示すフィル
ム脱臭剤として知られている。
たは化学的マスキング剤としての特徴を有するものであ
る。化学的マスキング剤とはタバコの煙臭を覆い隠すた
めに自身が充分な臭気を有する物質である。一定の時間
が経過し、マスキング剤が消散した際、煙臭は復活す
る。マスキング剤は即効性を有する。物理的マスキング
剤は周囲を囲む濾過材と接触した際、フィルムまたは凝
固剤内で物質を製する臭気を捕獲するように作用する物
質からなる。これらのマスキング剤は下記に示すフィル
ム脱臭剤として知られている。
【0020】本発明で使用するフィルム脱臭剤は上述の
10段階知覚スケールで10の値を示す非処理の紙巻き
タバコと比較して煙臭を著しく減少させる物質である。
煙臭の減少はフィルターの濾過材に亘ってフィルムを形
成することによって達成され、これにより喫煙時にフィ
ルターによって捕捉される粒状物質が捕獲される。この
粒状物質は煙臭を生成する化合物を含有するので、凝縮
物を含有する濾過材に亘ってフィルムを形成することに
よってフィルターから臭気を発する物質が蒸発するのを
妨げ、従って煙臭が発生するのを防ぐことになる。好ま
しいフィルム状脱臭剤としてはポリビニルアセテイトグ
ルー、例えばメチルまたはエチルセルロースエーテルの
ようなセルロースエーテル、例えばプロピレングリコー
ルアルギン酸塩のようなアルギン酸塩及び例えばカルボ
キシメチルセルロースナトリュウムまたはヒドロキシプ
ロピルセルロースのようなセルロース系材料などがあ
る。
10段階知覚スケールで10の値を示す非処理の紙巻き
タバコと比較して煙臭を著しく減少させる物質である。
煙臭の減少はフィルターの濾過材に亘ってフィルムを形
成することによって達成され、これにより喫煙時にフィ
ルターによって捕捉される粒状物質が捕獲される。この
粒状物質は煙臭を生成する化合物を含有するので、凝縮
物を含有する濾過材に亘ってフィルムを形成することに
よってフィルターから臭気を発する物質が蒸発するのを
妨げ、従って煙臭が発生するのを防ぐことになる。好ま
しいフィルム状脱臭剤としてはポリビニルアセテイトグ
ルー、例えばメチルまたはエチルセルロースエーテルの
ようなセルロースエーテル、例えばプロピレングリコー
ルアルギン酸塩のようなアルギン酸塩及び例えばカルボ
キシメチルセルロースナトリュウムまたはヒドロキシプ
ロピルセルロースのようなセルロース系材料などがあ
る。
【0021】本発明で使用される好ましい流体脱臭剤は
Geraniol(商品名)として知られる2−トランス−3、
7−ジメチル−2、6−オクタジエン−8−オールから
なる。他の好ましい流体脱臭剤としては1−カルボン、
1−カルベオール、テルピニルアセテート、ゲラニルプ
ロピオネート、シトロネリルブチレート、シトラル、ci
s −3−ヘクセノール、トリアセチン、ベンジルベンゾ
エート、アセトン、サフロール、テルピニルプロピオネ
ート、メチルサリシレート、ヘキシルシナミックアルデ
ヒド、イソプロピルアルコール、トリエチルグリコール
ジアセテート(商品名TEGDA )、オドアゴン(商品名Od
orGone)、メチルシナムアルデヒド、リナリルプロピオ
ネート、酢酸、シトロネラル、シトロネラルフォムメー
ト、ゲラニルフォムメート及びリナロールなどがある。
またこれらの化合物の混合物も適している。またポプリ
に使用される精油などの香料のような他の多くのマスキ
ング剤も本発明で使用される好適な化合物である。
Geraniol(商品名)として知られる2−トランス−3、
7−ジメチル−2、6−オクタジエン−8−オールから
なる。他の好ましい流体脱臭剤としては1−カルボン、
1−カルベオール、テルピニルアセテート、ゲラニルプ
ロピオネート、シトロネリルブチレート、シトラル、ci
s −3−ヘクセノール、トリアセチン、ベンジルベンゾ
エート、アセトン、サフロール、テルピニルプロピオネ
ート、メチルサリシレート、ヘキシルシナミックアルデ
ヒド、イソプロピルアルコール、トリエチルグリコール
ジアセテート(商品名TEGDA )、オドアゴン(商品名Od
orGone)、メチルシナムアルデヒド、リナリルプロピオ
ネート、酢酸、シトロネラル、シトロネラルフォムメー
ト、ゲラニルフォムメート及びリナロールなどがある。
またこれらの化合物の混合物も適している。またポプリ
に使用される精油などの香料のような他の多くのマスキ
ング剤も本発明で使用される好適な化合物である。
【0022】中和剤及びマスキング剤双方を脱臭剤を製
するために用いてもよい。試験された紙巻きタバコの知
覚評価は単独の脱臭剤が長時間に亘って中和効果、マス
キング効果及びフィルムによる脱臭効果を呈することを
示す。
するために用いてもよい。試験された紙巻きタバコの知
覚評価は単独の脱臭剤が長時間に亘って中和効果、マス
キング効果及びフィルムによる脱臭効果を呈することを
示す。
【0023】流体脱臭剤は放出される際、蒸発し且つフ
ィルター内で及びフィルターの領域を越えて煙臭を中和
する。流体脱臭剤はまたTEGDA (商品名)またはグリセ
ロールトリアセテートのような担体からなるものであっ
てもよい。フィルターの濾過材の組成物によってはこれ
らの担体は煙臭を除去する効果を有するものであっても
よい。言い替えれば、この担体は粒状物質を捕捉するフ
ィルターの濾過材を溶解するかあるいは効果的な脱臭剤
となる臭気を有するものであってもよい。粒状物質は煙
臭を発する化合物を含むので凝集物を含む濾過材を効果
的に溶解することによって臭気を含む物質のフィルター
からの蒸発を防ぎ、これによって煙臭が発生するのを妨
げる。脱臭剤が受動的中和剤である場合、脱臭剤は粒状
吸収材料からなるのが好ましい。活性炭は特に灰皿など
の密閉された空間において紙巻きタバコの煙臭を減少さ
せる上で効果的であるということが判明した。
ィルター内で及びフィルターの領域を越えて煙臭を中和
する。流体脱臭剤はまたTEGDA (商品名)またはグリセ
ロールトリアセテートのような担体からなるものであっ
てもよい。フィルターの濾過材の組成物によってはこれ
らの担体は煙臭を除去する効果を有するものであっても
よい。言い替えれば、この担体は粒状物質を捕捉するフ
ィルターの濾過材を溶解するかあるいは効果的な脱臭剤
となる臭気を有するものであってもよい。粒状物質は煙
臭を発する化合物を含むので凝集物を含む濾過材を効果
的に溶解することによって臭気を含む物質のフィルター
からの蒸発を防ぎ、これによって煙臭が発生するのを妨
げる。脱臭剤が受動的中和剤である場合、脱臭剤は粒状
吸収材料からなるのが好ましい。活性炭は特に灰皿など
の密閉された空間において紙巻きタバコの煙臭を減少さ
せる上で効果的であるということが判明した。
【0024】他の好適な受動的脱臭剤用吸収材料として
はスチレン ジビニルベンゼン、2、6−ジフェニル−
p−フェニレン オキシド系ポリマー、活性炭、モレキ
ュラーシーブ ゼオライト、シラン化ガラスウール、ア
ルミナ、シリカ ゲル、アミノー基、ジオールー基、シ
アノー基、オクチルー基及びオクタデシルー基と結合し
たシリカ ゲル、珪藻土耐火レンガ系ダスト、ポリテト
ラフルオロチレン系樹脂、ポリアロマチック架橋樹脂、
高表面積チョーク、アンバーライト樹脂、マグネシュウ
ム シリケート及び天然生重合体などである。これら全
てのものは非処理あるいは固定相として知られる材料で
処理されたものでもよい。
はスチレン ジビニルベンゼン、2、6−ジフェニル−
p−フェニレン オキシド系ポリマー、活性炭、モレキ
ュラーシーブ ゼオライト、シラン化ガラスウール、ア
ルミナ、シリカ ゲル、アミノー基、ジオールー基、シ
アノー基、オクチルー基及びオクタデシルー基と結合し
たシリカ ゲル、珪藻土耐火レンガ系ダスト、ポリテト
ラフルオロチレン系樹脂、ポリアロマチック架橋樹脂、
高表面積チョーク、アンバーライト樹脂、マグネシュウ
ム シリケート及び天然生重合体などである。これら全
てのものは非処理あるいは固定相として知られる材料で
処理されたものでもよい。
【0025】能動的脱臭剤はペレット形状のもので且つ
脱臭剤粒子を粘着させる結合力の弱いバインダーからな
るものでもよい。粘着ペレットは応力に対して脆性であ
るのが好ましく、これによりペレットは脱臭剤の活性表
面積を適度に露出するために崩壊する。
脱臭剤粒子を粘着させる結合力の弱いバインダーからな
るものでもよい。粘着ペレットは応力に対して脆性であ
るのが好ましく、これによりペレットは脱臭剤の活性表
面積を適度に露出するために崩壊する。
【0026】選択的に能動的脱臭剤は好ましくは細いロ
ッド状にバインダーと共に押しだし成型されたものでも
よい。この脱臭剤とバインダー材のロッドを塗布された
脱臭剤を密閉するカプセルを設けるために塗布物と共に
押しだし成型してもよい。能動的脱臭剤は糸に固着した
粒子として存在するものでもよく、この脱臭剤粒子が固
着した糸はカプセル内に脱臭剤を密閉するために塗布物
質に浸される。
ッド状にバインダーと共に押しだし成型されたものでも
よい。この脱臭剤とバインダー材のロッドを塗布された
脱臭剤を密閉するカプセルを設けるために塗布物と共に
押しだし成型してもよい。能動的脱臭剤は糸に固着した
粒子として存在するものでもよく、この脱臭剤粒子が固
着した糸はカプセル内に脱臭剤を密閉するために塗布物
質に浸される。
【0027】フィルム状脱臭剤もフィルターからなる濾
過材の溶剤であってもよい。フィルターが1種類以上の
濾過材からなる場合、双方の濾過材用の溶剤がフィルム
状脱臭剤にあってもよい。セルロースアセテートの濾過
材用の好ましい溶剤としてはトリエチルグリコール ジ
アセテート、グリセロール トリアセテート及び2エト
キシエチル アセテートなどである。他の好ましい化合
物は等業者に知られているものである。フィルム状脱臭
剤は室温では個体であるが喫煙時の濾過材の温度の上昇
によって液状になり崩壊したカプセルから容易に流れる
材料であることが有効である。フィルム状脱臭剤は従っ
て相が変化する性質を呈する。この性質を呈する材料は
例えば炭素数17または18の炭化水素などである。フ
ィルム状脱臭剤が呈する相が変化する性質はチキソトロ
ープが有する性質であってもよく、これによりフィルム
状脱臭剤は室温及び通常の喫煙者の手による取扱時では
実質的には固形あるいは粘性であるがタバコを消火する
際タバコをもみ消しフィルム状脱臭剤を保持するカプセ
ルを崩壊させる応力に晒された時、流体になる。
過材の溶剤であってもよい。フィルターが1種類以上の
濾過材からなる場合、双方の濾過材用の溶剤がフィルム
状脱臭剤にあってもよい。セルロースアセテートの濾過
材用の好ましい溶剤としてはトリエチルグリコール ジ
アセテート、グリセロール トリアセテート及び2エト
キシエチル アセテートなどである。他の好ましい化合
物は等業者に知られているものである。フィルム状脱臭
剤は室温では個体であるが喫煙時の濾過材の温度の上昇
によって液状になり崩壊したカプセルから容易に流れる
材料であることが有効である。フィルム状脱臭剤は従っ
て相が変化する性質を呈する。この性質を呈する材料は
例えば炭素数17または18の炭化水素などである。フ
ィルム状脱臭剤が呈する相が変化する性質はチキソトロ
ープが有する性質であってもよく、これによりフィルム
状脱臭剤は室温及び通常の喫煙者の手による取扱時では
実質的には固形あるいは粘性であるがタバコを消火する
際タバコをもみ消しフィルム状脱臭剤を保持するカプセ
ルを崩壊させる応力に晒された時、流体になる。
【0028】本発明で使用するのに好適なフィルム状脱
臭剤は中和剤、マスキング剤またはこれらを混合したも
のを含むか組み込んだものでもよい。本発明を容易に理
解し且つ効果的に実践できるように図面を参照し詳述す
る。
臭剤は中和剤、マスキング剤またはこれらを混合したも
のを含むか組み込んだものでもよい。本発明を容易に理
解し且つ効果的に実践できるように図面を参照し詳述す
る。
【0029】
【実施例】第1a図は例えばセルロースアセテート繊維
からなるタバコ用フィルター(1)を示す(実物大では
ない)。フィルター(1)の繊維内に位置するのはカプ
セル(2)である。カプセル(2)は脱臭剤(4)の水
溶液を包囲する密ろうからなるワックス壁(3)からな
る。10マイクロリッター(μl)またはそれ以下の脱
臭剤はタバコ材ロッドに取り付けられた20mmのセルロ
ースアセテートフィルターの長さに沿って注入した場
合、前記脱臭材は喫煙終了時にもみ消される紙巻きタバ
コからの煙臭を中和するのに充分な効果を奏するという
ことが判明した。 カプセル(2)は小さな結晶が形成
される迄約−20℃に水溶液及び脱臭剤を凍結すること
によって形成された。凍結された水及び脱臭剤の結晶を
溶融ワックス内に落下させワックスが冷たい結晶体の周
囲に塗布された後へらで取り除く。凍結した氷は塗布さ
れたカプセルが室温に達するにつれて序々に液状にな
る。英国特許第1267272号に開示されている方法
をこのような塗布された水溶液を製するために用いるこ
とも可能である。
からなるタバコ用フィルター(1)を示す(実物大では
ない)。フィルター(1)の繊維内に位置するのはカプ
セル(2)である。カプセル(2)は脱臭剤(4)の水
溶液を包囲する密ろうからなるワックス壁(3)からな
る。10マイクロリッター(μl)またはそれ以下の脱
臭剤はタバコ材ロッドに取り付けられた20mmのセルロ
ースアセテートフィルターの長さに沿って注入した場
合、前記脱臭材は喫煙終了時にもみ消される紙巻きタバ
コからの煙臭を中和するのに充分な効果を奏するという
ことが判明した。 カプセル(2)は小さな結晶が形成
される迄約−20℃に水溶液及び脱臭剤を凍結すること
によって形成された。凍結された水及び脱臭剤の結晶を
溶融ワックス内に落下させワックスが冷たい結晶体の周
囲に塗布された後へらで取り除く。凍結した氷は塗布さ
れたカプセルが室温に達するにつれて序々に液状にな
る。英国特許第1267272号に開示されている方法
をこのような塗布された水溶液を製するために用いるこ
とも可能である。
【0030】丸みを帯びたカプセル状のワックスが塗布
された水と脱臭剤の溶液を供給溜めからフィルター製造
機の付属手続きを介して通過する前に集められたフィル
タートウに落下させる。またカプセルは3つの部分から
なるフィルターの中央に保持されてもよい。ワックス性
塗布材料は喫煙時のフィルター内の温度(約60℃)以
上の融点を有し、喫煙前及び喫煙時に喫煙者の手及び口
によって加えられる圧力に対して抵抗する強度を有する
ようになる。このことは例えば、所望の強度特性が得ら
れる迄、ワックス塗料の厚さまたは種類を変えることに
よって達成される。
された水と脱臭剤の溶液を供給溜めからフィルター製造
機の付属手続きを介して通過する前に集められたフィル
タートウに落下させる。またカプセルは3つの部分から
なるフィルターの中央に保持されてもよい。ワックス性
塗布材料は喫煙時のフィルター内の温度(約60℃)以
上の融点を有し、喫煙前及び喫煙時に喫煙者の手及び口
によって加えられる圧力に対して抵抗する強度を有する
ようになる。このことは例えば、所望の強度特性が得ら
れる迄、ワックス塗料の厚さまたは種類を変えることに
よって達成される。
【0031】第1b図は第1a図の実施態様で使用する
ことが可能なカプセル(20)を示す。カプセル(2
0)には層が設けられている。カプセル(20)の内方
凹部は水溶液中の脱臭剤を含み上述の方法で製せられ
る。ワックス塗料(6)が一度凝固すると塗布されたカ
プセルは再び溶融ワックス内に浸され、すぐに取り除か
れ、例えば炭酸水素ナトリュウム及び酒石酸の酸/ 塩基
固形混合物内で転がすか浸され、その後溶融ワックスに
再び浸し、取り除き且つ凝固させる。これにより外方ワ
ックス壁が設けられる。カプセル(20)がタバコをも
み消す際の指の圧力によって崩壊する時、二酸化炭素を
生成するために水と接触する酸と塩基間で反応が生じ、
前記二酸化炭素によってカプセルが崩壊する際の脱臭剤
の分散が助長される。 この態様において酸と塩基は乾
燥した個体であったが、酸と塩基のどちらか1つを1つ
の凹部の溶液中にもう一方を別の凹部内で個体または脱
臭剤と共に溶液内に存在するように構成してもよい。カ
プセルは2つまたはそれ以上の層を有するものでもよ
い。各層は1つまたはそれ以上の酸、塩基あるいは脱臭
物質からなるものでもよい。
ことが可能なカプセル(20)を示す。カプセル(2
0)には層が設けられている。カプセル(20)の内方
凹部は水溶液中の脱臭剤を含み上述の方法で製せられ
る。ワックス塗料(6)が一度凝固すると塗布されたカ
プセルは再び溶融ワックス内に浸され、すぐに取り除か
れ、例えば炭酸水素ナトリュウム及び酒石酸の酸/ 塩基
固形混合物内で転がすか浸され、その後溶融ワックスに
再び浸し、取り除き且つ凝固させる。これにより外方ワ
ックス壁が設けられる。カプセル(20)がタバコをも
み消す際の指の圧力によって崩壊する時、二酸化炭素を
生成するために水と接触する酸と塩基間で反応が生じ、
前記二酸化炭素によってカプセルが崩壊する際の脱臭剤
の分散が助長される。 この態様において酸と塩基は乾
燥した個体であったが、酸と塩基のどちらか1つを1つ
の凹部の溶液中にもう一方を別の凹部内で個体または脱
臭剤と共に溶液内に存在するように構成してもよい。カ
プセルは2つまたはそれ以上の層を有するものでもよ
い。各層は1つまたはそれ以上の酸、塩基あるいは脱臭
物質からなるものでもよい。
【0032】第2図はセルロースアセテート濾過材(3
1)内に内包されたカプセル(30)からなる本発明に
よるフィルター(19)を示す。カプセル(30)は細
いガラス管(32)である。ガラス管の端部(33)は
ワックス(34)で密閉されている。管(32)は脱臭
剤の水溶液を含む。管(32)は管内に脱臭剤を導入す
るために脱臭剤水溶液に管を浸すことによって充填され
る。この充填された管はその後前記水溶液から取り除か
れ脱臭剤水溶液の凍結点以下に冷却される。凍結した管
の端部は温められたワックスに浸されワックス(34)
が冷めると端部キャップが形成される。端部を密閉する
ワックス(34)は喫煙時のフィルター内の温度に耐え
られ且つ喫煙前及び喫煙時の喫煙者の手または口によっ
て加えられる圧力に耐え得るように選択される。管(3
2)またはワックス(34)の内1つまたは両方とも喫
煙後のタバコのもみ消しによって崩壊するものであって
もよく、この崩壊によって脱臭剤が放出される。ここで
は例示していないが、管を例えば2つの内方凹部を形成
するために軸方向に分割してもよい。この場合1つの凹
部には脱臭剤水溶液を保持することができ、もう一方の
凹部では固形の酸/塩基混合物が保持される。管の崩壊
によって凹部に含まれる物質は互いに接触し、脱臭剤の
分散を促進させる反応生成物を生成する。この場合もま
た酸/ 塩基混合物の酸または塩基の内1つは1つの凹部
内で個体であるいは他の凹部内で脱臭剤を含む溶液内に
存在するもでもよい。この考案の応用例には前記反応生
成物を各々含む2つの別個の管を用いたものがある。こ
の場合、脱臭剤は上記2つの管の内1つまたは両方で保
持される。
1)内に内包されたカプセル(30)からなる本発明に
よるフィルター(19)を示す。カプセル(30)は細
いガラス管(32)である。ガラス管の端部(33)は
ワックス(34)で密閉されている。管(32)は脱臭
剤の水溶液を含む。管(32)は管内に脱臭剤を導入す
るために脱臭剤水溶液に管を浸すことによって充填され
る。この充填された管はその後前記水溶液から取り除か
れ脱臭剤水溶液の凍結点以下に冷却される。凍結した管
の端部は温められたワックスに浸されワックス(34)
が冷めると端部キャップが形成される。端部を密閉する
ワックス(34)は喫煙時のフィルター内の温度に耐え
られ且つ喫煙前及び喫煙時の喫煙者の手または口によっ
て加えられる圧力に耐え得るように選択される。管(3
2)またはワックス(34)の内1つまたは両方とも喫
煙後のタバコのもみ消しによって崩壊するものであって
もよく、この崩壊によって脱臭剤が放出される。ここで
は例示していないが、管を例えば2つの内方凹部を形成
するために軸方向に分割してもよい。この場合1つの凹
部には脱臭剤水溶液を保持することができ、もう一方の
凹部では固形の酸/塩基混合物が保持される。管の崩壊
によって凹部に含まれる物質は互いに接触し、脱臭剤の
分散を促進させる反応生成物を生成する。この場合もま
た酸/ 塩基混合物の酸または塩基の内1つは1つの凹部
内で個体であるいは他の凹部内で脱臭剤を含む溶液内に
存在するもでもよい。この考案の応用例には前記反応生
成物を各々含む2つの別個の管を用いたものがある。こ
の場合、脱臭剤は上記2つの管の内1つまたは両方で保
持される。
【0033】第3図は管(42)を囲むセルロースアセ
テート繊維(41)からなるフィルター(40)の断面
を示す。管(42)は渦巻状の再生タバコシートからな
り、このタバコシートは濃縮された水酸化ナトリュウム
で5乃至10分煮沸処理されたものである。1/2ml の6
Mの水酸化ナトリュウム溶液をタバコ材ロッドに注入し
100℃で10分間加熱することによって前記タバコ材
は脆くなるということが判明した。水酸化ナトリュウム
溶液から取り除かれ洗浄された後、前記渦巻状シートは
脱臭剤水溶液で充填されるかあるいは浸される。このよ
うに脱臭剤処理されたシートはさらに溶融ワックスに浸
されワックスを個体化させる。前記渦巻状ロッドが崩壊
すると前記ワックスはシート表面から落下し、脱臭剤が
蒸発し大気中に放出される。
テート繊維(41)からなるフィルター(40)の断面
を示す。管(42)は渦巻状の再生タバコシートからな
り、このタバコシートは濃縮された水酸化ナトリュウム
で5乃至10分煮沸処理されたものである。1/2ml の6
Mの水酸化ナトリュウム溶液をタバコ材ロッドに注入し
100℃で10分間加熱することによって前記タバコ材
は脆くなるということが判明した。水酸化ナトリュウム
溶液から取り除かれ洗浄された後、前記渦巻状シートは
脱臭剤水溶液で充填されるかあるいは浸される。このよ
うに脱臭剤処理されたシートはさらに溶融ワックスに浸
されワックスを個体化させる。前記渦巻状ロッドが崩壊
すると前記ワックスはシート表面から落下し、脱臭剤が
蒸発し大気中に放出される。
【0034】第4図にはカプセル(53)を密閉したセ
ルロースアセテート繊維(52)からなるフィルター
(50)を示す。前記カプセルは再生タバコ材の糸状物
質(54)からなる。糸状物質(54)は再生タバコか
らなる糸を押し出し、この柔軟性を有する糸を脱臭剤水
溶液からなる槽を通過させることによって製せられる。
前記柔軟性を有する糸状物質はさらに密閉材料(55)
からなる槽を通過する。この実施態様では前記密閉材は
カプセルの端部を密閉するために挟み込む焼き石膏であ
るがこの石膏も柔軟性を有する。この石膏材料は脱臭剤
処理された糸状物質を保護するために硬化する。タバコ
を消火するためにもみ消す際、前記糸状物質の焼き石膏
壁は崩壊し、脱臭剤を放出する。
ルロースアセテート繊維(52)からなるフィルター
(50)を示す。前記カプセルは再生タバコ材の糸状物
質(54)からなる。糸状物質(54)は再生タバコか
らなる糸を押し出し、この柔軟性を有する糸を脱臭剤水
溶液からなる槽を通過させることによって製せられる。
前記柔軟性を有する糸状物質はさらに密閉材料(55)
からなる槽を通過する。この実施態様では前記密閉材は
カプセルの端部を密閉するために挟み込む焼き石膏であ
るがこの石膏も柔軟性を有する。この石膏材料は脱臭剤
処理された糸状物質を保護するために硬化する。タバコ
を消火するためにもみ消す際、前記糸状物質の焼き石膏
壁は崩壊し、脱臭剤を放出する。
【0035】第5図は第1濾過部(61)と第2濾過部
(62)からなる多層フィルター(60)を示す。前記
濾過部(61、62)用の好適な濾過材は例えばセルロ
ースアセテート繊維またはポリプロピレン材などであ
る。溝(63)がその中にカプセル(64)を含んだ状
態で位置し、このカプセルはタバコをもみ消すことによ
って該カプセル内の脱臭剤を放出するために圧縮され得
る材料の壁からなる。脱臭剤は上述の材料のいずれかを
用いる。溝(61)はカプセル(64)を保護する環状
の支持部材を有するものでもよい。
(62)からなる多層フィルター(60)を示す。前記
濾過部(61、62)用の好適な濾過材は例えばセルロ
ースアセテート繊維またはポリプロピレン材などであ
る。溝(63)がその中にカプセル(64)を含んだ状
態で位置し、このカプセルはタバコをもみ消すことによ
って該カプセル内の脱臭剤を放出するために圧縮され得
る材料の壁からなる。脱臭剤は上述の材料のいずれかを
用いる。溝(61)はカプセル(64)を保護する環状
の支持部材を有するものでもよい。
【0036】第6図にはタバコ材ロッド(2)とフィル
ター(3)からなるフィルター付き紙巻きタバコのフィ
ルター部を示す。フィルター(3)は巻紙(5)によっ
て巻かれティッピング紙によってロッド(2)に装着さ
れる繊維性セルロースアセテートのような濾過材(4)
からなる。フィルター(3)の長手方向に延びているの
は活性炭からなる細径のロッド(7)である。このロッ
ド(7)はカプセルを形成するためにみつろうのような
ワックス塗料(8)によって密閉されている。このワッ
クス塗料は炭素が主流煙に晒されるのを防ぐものであ
り、60℃以上の融点を有し、この温度はフィルター付
き紙巻きタバコの最終服時のフィルターの温度である。
ワックスが塗布された細径ロッド(7)は喫煙者の手に
よる取扱時にその長手方向に対して垂直に作用する圧力
に対して抵抗性を有するが、紙巻きタバコ(1)を消火
する時にもみ消す場合には崩壊する。前記細径ロッド
(7)が崩壊する際、ワックス塗料(8)も崩壊し、こ
の活性炭からなるロッド(7)からはがれ始める。活性
炭の表面領域はフィルター(3)内で露出する。濾過材
(4)内で保持されている粒状物質からなる煙臭は前記
活性炭によって吸収され、従って最終的にタバコの煙臭
は減少する。本発明によって喫煙されたタバコは通常の
方法でもみ消す際、密閉された非換気状態の空間で放置
された場合高レベルの煙臭を発生させる能力を失う。
ター(3)からなるフィルター付き紙巻きタバコのフィ
ルター部を示す。フィルター(3)は巻紙(5)によっ
て巻かれティッピング紙によってロッド(2)に装着さ
れる繊維性セルロースアセテートのような濾過材(4)
からなる。フィルター(3)の長手方向に延びているの
は活性炭からなる細径のロッド(7)である。このロッ
ド(7)はカプセルを形成するためにみつろうのような
ワックス塗料(8)によって密閉されている。このワッ
クス塗料は炭素が主流煙に晒されるのを防ぐものであ
り、60℃以上の融点を有し、この温度はフィルター付
き紙巻きタバコの最終服時のフィルターの温度である。
ワックスが塗布された細径ロッド(7)は喫煙者の手に
よる取扱時にその長手方向に対して垂直に作用する圧力
に対して抵抗性を有するが、紙巻きタバコ(1)を消火
する時にもみ消す場合には崩壊する。前記細径ロッド
(7)が崩壊する際、ワックス塗料(8)も崩壊し、こ
の活性炭からなるロッド(7)からはがれ始める。活性
炭の表面領域はフィルター(3)内で露出する。濾過材
(4)内で保持されている粒状物質からなる煙臭は前記
活性炭によって吸収され、従って最終的にタバコの煙臭
は減少する。本発明によって喫煙されたタバコは通常の
方法でもみ消す際、密閉された非換気状態の空間で放置
された場合高レベルの煙臭を発生させる能力を失う。
【0037】第7図に示す実施態様は第6図の原理と同
じものである。全ての部材が同じではないので別の符号
を用いた。第7図のフィルター付き紙巻きタバコ(1
0)は脆性の活性炭粒子をからなるペレットを含む繊維
性セルロースアセテートの濾過材(40)のフィルター
(30)からなる。ペレット(70)は結合力の弱いバ
インダーで炭素粒子をペレット成型することによって製
せられる。ペレット(70)はその後ワックス材(8
0)で塗布される。ペレット(70)を連続したフィル
ターロッドを形成するためにフィルター製造機の付属手
段内を通過する前にトウが集められる際、トウ内に落下
させてもよく、これによりペレット(70)の余分な処
理が必要なくなる。フィルター(30)内でペレット
(70)は濾過材(40)によって保護される。紙巻き
タバコ(1)をもみ消すことによってペレット(70)
は弱く結合した活性炭の脆性によって崩壊し、これによ
り活性炭粒子の表面が大きく露出する。ワックス塗料も
ペレット(70)の表面からはがれ落ちる。このように
露出した活性炭粒子はフィルター(30)の濾過材(4
0)で保持される粒状物質によって発生する煙臭を容易
に吸収する。第6及び7図で詳述した本発明の特定の実
施態様が喫煙された紙巻きタバコの脱臭において特に効
果的であるということが判明した。従って本発明は灰皿
などに煙臭が減少してあるいは全く無い状態にすること
が可能である。
じものである。全ての部材が同じではないので別の符号
を用いた。第7図のフィルター付き紙巻きタバコ(1
0)は脆性の活性炭粒子をからなるペレットを含む繊維
性セルロースアセテートの濾過材(40)のフィルター
(30)からなる。ペレット(70)は結合力の弱いバ
インダーで炭素粒子をペレット成型することによって製
せられる。ペレット(70)はその後ワックス材(8
0)で塗布される。ペレット(70)を連続したフィル
ターロッドを形成するためにフィルター製造機の付属手
段内を通過する前にトウが集められる際、トウ内に落下
させてもよく、これによりペレット(70)の余分な処
理が必要なくなる。フィルター(30)内でペレット
(70)は濾過材(40)によって保護される。紙巻き
タバコ(1)をもみ消すことによってペレット(70)
は弱く結合した活性炭の脆性によって崩壊し、これによ
り活性炭粒子の表面が大きく露出する。ワックス塗料も
ペレット(70)の表面からはがれ落ちる。このように
露出した活性炭粒子はフィルター(30)の濾過材(4
0)で保持される粒状物質によって発生する煙臭を容易
に吸収する。第6及び7図で詳述した本発明の特定の実
施態様が喫煙された紙巻きタバコの脱臭において特に効
果的であるということが判明した。従って本発明は灰皿
などに煙臭が減少してあるいは全く無い状態にすること
が可能である。
【0038】第8図の実施態様は本発明によるフィルタ
ー(1)であり、このフィルターは濾過材(2)とフィ
ルム状脱臭剤を含むカプセル(3)からなる。濾過材
(2)は例えば繊維状セルロースアセテートからなる。
カプセル(3)はフィルム状脱臭剤の周囲に位置するワ
ックスの壁からなる。このワックスは例えば密ろうまた
は石油ワックスであり、従ってフィルター付き紙巻きタ
バコの最終吸煙時に達する約60℃の温度に対して抵抗
性を有する。前記フィルム状脱臭剤はトリエチルグリコ
ール ジアセテートとしてまたTEGDAとして知られ
る脱臭剤及びアセテート用の溶剤である脱臭剤からな
る。また前記フィルム状脱臭剤は一定量のGerani
olとして知られる物質さらに濾過材を溶解するだけの
脱臭剤を含むものでもよい。前記フィルム状脱臭剤はさ
らに最大の効果あるいは喫煙者達によって最も好まれる
効果を得るために中和剤あるいはマスキング剤を包含す
るものでもよい。前記フィルム状脱臭剤は選択的に温度
の上昇あるいは応力の増加のいずれかによって相変化を
呈する物質からなるものでもよい。これらの物質は第8
または9図のいずれかの実施態様の方法で保持される。
第9図は密閉された端部を有する壁が設けられた細径の
プラスチック管(7)からなるカプセル(6)を内包し
たフィルター(5)を示す。カプセルはフィルター付き
紙巻きタバコをもみ消すことによって崩壊する際、フィ
ルム状脱臭剤を放出する。ここでは図示しない実施態様
においてフィルム状脱臭剤を含むカプセルは多層フィル
ターの2つの端部間の凹部に位置するものでもよい。カ
プセルの崩壊の際、流体状脱臭剤は臭気性凝縮物を含む
濾過材の方へ流れ、フィルムを形成し、これによりタバ
コの吸いがらから発生する煙臭を減少させる。
ー(1)であり、このフィルターは濾過材(2)とフィ
ルム状脱臭剤を含むカプセル(3)からなる。濾過材
(2)は例えば繊維状セルロースアセテートからなる。
カプセル(3)はフィルム状脱臭剤の周囲に位置するワ
ックスの壁からなる。このワックスは例えば密ろうまた
は石油ワックスであり、従ってフィルター付き紙巻きタ
バコの最終吸煙時に達する約60℃の温度に対して抵抗
性を有する。前記フィルム状脱臭剤はトリエチルグリコ
ール ジアセテートとしてまたTEGDAとして知られ
る脱臭剤及びアセテート用の溶剤である脱臭剤からな
る。また前記フィルム状脱臭剤は一定量のGerani
olとして知られる物質さらに濾過材を溶解するだけの
脱臭剤を含むものでもよい。前記フィルム状脱臭剤はさ
らに最大の効果あるいは喫煙者達によって最も好まれる
効果を得るために中和剤あるいはマスキング剤を包含す
るものでもよい。前記フィルム状脱臭剤は選択的に温度
の上昇あるいは応力の増加のいずれかによって相変化を
呈する物質からなるものでもよい。これらの物質は第8
または9図のいずれかの実施態様の方法で保持される。
第9図は密閉された端部を有する壁が設けられた細径の
プラスチック管(7)からなるカプセル(6)を内包し
たフィルター(5)を示す。カプセルはフィルター付き
紙巻きタバコをもみ消すことによって崩壊する際、フィ
ルム状脱臭剤を放出する。ここでは図示しない実施態様
においてフィルム状脱臭剤を含むカプセルは多層フィル
ターの2つの端部間の凹部に位置するものでもよい。カ
プセルの崩壊の際、流体状脱臭剤は臭気性凝縮物を含む
濾過材の方へ流れ、フィルムを形成し、これによりタバ
コの吸いがらから発生する煙臭を減少させる。
【0039】脱臭剤の効果を評価するために下記の表に
示した化合物をそれぞれ同一のフィルター付き紙巻きタ
バコの吸いがらに10μlの容量で注入した。注入され
た吸い殻はその後密閉容器に入れられ、この容器に入れ
られた直後及び24時間後に官能検査員に嗅覚試験させ
た。3つの特定な特徴を主に10段階で評価した。第1
の特徴は煙の量、即ちタバコ臭の量であり、10が最大
であり対照紙巻きタバコの臭いが10である。第2は非
タバコ臭の量、即ちタバコ臭以外の臭いの量であり、1
0が最も強い非タバコ臭を示す。第三は得られた臭気の
有効度であり10が最も許容度が高い。従っていくつか
の臭気は第2及び第3の特徴においては非タバコ臭が多
いが許容度は低いと(例えば10、0)評価されたが、
その他の臭気は非タバコ臭が多く許容度も高く評価され
た(例えば10、10)。下記に示す化合物は密閉容器
に入れた直後では充分な効果が得られなかったものであ
る。グリセロール、水、トリアセチン、アセトン及び水
酸化ナトリュウム。24時間後では次のものが対照非処
理のタバコの吸い殻と比較してあまり効果的でなかった
ものである。グリセロール、水、水酸化ナトリュウム、
オクタデカン、オクタデカン、炭酸水素カリユウムおよ
び酒石酸。これらの効果的でない脱臭剤でも時間によっ
てその効果は変化する、例えばトリアセチンは時間が経
過することによって脱臭効果が発揮される。下記の表は
他の化合物は初期あるいは時間が経過したのちのいずれ
かで吸い殻からの臭気をマスキングすることにおいて良
好な結果が得られたということを示す。表1及び2は単
独で用いた脱臭剤を0時間及び24時間後に試験したも
のである。表3及び4はいくつかの混合脱臭剤の0時間
及び24時間後に試験したものである。
示した化合物をそれぞれ同一のフィルター付き紙巻きタ
バコの吸いがらに10μlの容量で注入した。注入され
た吸い殻はその後密閉容器に入れられ、この容器に入れ
られた直後及び24時間後に官能検査員に嗅覚試験させ
た。3つの特定な特徴を主に10段階で評価した。第1
の特徴は煙の量、即ちタバコ臭の量であり、10が最大
であり対照紙巻きタバコの臭いが10である。第2は非
タバコ臭の量、即ちタバコ臭以外の臭いの量であり、1
0が最も強い非タバコ臭を示す。第三は得られた臭気の
有効度であり10が最も許容度が高い。従っていくつか
の臭気は第2及び第3の特徴においては非タバコ臭が多
いが許容度は低いと(例えば10、0)評価されたが、
その他の臭気は非タバコ臭が多く許容度も高く評価され
た(例えば10、10)。下記に示す化合物は密閉容器
に入れた直後では充分な効果が得られなかったものであ
る。グリセロール、水、トリアセチン、アセトン及び水
酸化ナトリュウム。24時間後では次のものが対照非処
理のタバコの吸い殻と比較してあまり効果的でなかった
ものである。グリセロール、水、水酸化ナトリュウム、
オクタデカン、オクタデカン、炭酸水素カリユウムおよ
び酒石酸。これらの効果的でない脱臭剤でも時間によっ
てその効果は変化する、例えばトリアセチンは時間が経
過することによって脱臭効果が発揮される。下記の表は
他の化合物は初期あるいは時間が経過したのちのいずれ
かで吸い殻からの臭気をマスキングすることにおいて良
好な結果が得られたということを示す。表1及び2は単
独で用いた脱臭剤を0時間及び24時間後に試験したも
のである。表3及び4はいくつかの混合脱臭剤の0時間
及び24時間後に試験したものである。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【図1】a:本発明によるフィルター材に含有されたカ
プセルの長手方向断面図である。 b:図1に示すように、使用に際し好適な層が設けられ
たカプセルの断面図である。
プセルの長手方向断面図である。 b:図1に示すように、使用に際し好適な層が設けられ
たカプセルの断面図である。
【図2】タバコ材ロッドに取り付けられる、本発明によ
るフィルター材に含有される円筒形形状のカプセルの長
手方向断面図である。
るフィルター材に含有される円筒形形状のカプセルの長
手方向断面図である。
【図3】渦巻状の中央部を有し、本発明によるフィルタ
ー材に含有されるカプセルの断面図である。
ー材に含有されるカプセルの断面図である。
【図4】本発明による、カプセルから形成されるフィル
ター材の変形例の長手方向断面図である。
ター材の変形例の長手方向断面図である。
【図5】本発明による多層フィルター材のカプセルを示
す。
す。
【図6】本発明によるフィルター材を示す。
【図7】本発明の別の実施例によるフィルター材を示
す。
す。
【図8】本発明によるフィルター材に含有されるカプセ
ルの長手方向断面図である。
ルの長手方向断面図である。
【図9】タバコ材ロッドに取り付けられる、本発明によ
るフィルター材に含有される円筒形形状のカプセルの長
手方向断面図である。
るフィルター材に含有される円筒形形状のカプセルの長
手方向断面図である。
1 フィルター
2 カプセル
3 ワックス壁
4 脱臭剤
60 多層フィルター
61 濾過部
62 第2濾過部
63 溝
64 カプセル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ケヴィン・ジェラルド・マックアダム
イギリス、エスオー1、2エルイー、サザ
ンプトン、3 ケイヴンディシュ グルー
ブ、フラット 1
(72)発明者 ローズマリー・エリザベス・オライリー
イギリス、エスオー3、5エイチビー、イ
ーストレイ、チャンドラーズ・フォード、
ボーンマウス・ロード 242
(72)発明者 ナイジェル・デイヴィッド・ウォーレン
イギリス、エスオー16、8エルエヌ、サザ
ンプトン、ロウンハムズ、ハン・ロード
1
Fターム(参考) 4B045 BA02 BA05 BB02 BC02 BC13
Claims (23)
- 【請求項1】 フィルター材と喫煙後に生ずる喫煙臭を
減少できる脱臭剤を含有するカプセルとからなるタバコ
フィルターであって、前記カプセルがタバコをパケット
から取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱
いに対し抵抗性を有し且つ、タバコを消した時に破壊し
て、前記脱臭剤を前記フィルター内で放出できるように
構成され、前記脱臭剤が粒状吸収材料であり、活性カー
ボン、スチレンジビニルベンゼン、2,6−ジフェニル
−p−フェニレンオキシド系ポリマー、活性炭、モレキ
ュラーシーブゼオライト、シラン化ガラスウール、アル
ミナ、シリカゲル、アミノ基、ジオール基、シアノ基、
オクチル基及びオクタデシル基と結合したシリカゲル、
珪藻土耐火レンガ系ダスト、ポリテトラフルオロエチレ
ン系樹脂、ポリアロマチック架橋樹脂、高表面積チョー
ク、アンバーライト樹脂、マグネシウムシリケート及び
天然生物重合体からなる群より選ばれることを特徴とす
るタバコフィルター。 - 【請求項2】 前記脱臭剤が粒状の場合はペレット、押
出しロッド又は脱臭剤粒子が固着してなる糸の形態をと
ることを特徴とする請求項1記載のタバコフィルター。 - 【請求項3】 前記脱臭剤がポリビニルアセテートグル
ー、メチルセルロースエーテル、エチルセルロースエー
テル、プロピレングリコールアルギン酸塩、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセル
ロース、トリエチルグリコールジアセテート、グリセロ
ールトリアセテート、2−エチルオキシエチルアセテー
ト及びこれらの混合物からなる群より選ばれることを特
徴とする請求項1又は2記載のタバコフィルター。 - 【請求項4】 フィルター材と喫煙後に生ずる喫煙臭を
減少できる脱臭剤を含有するカプセルとからなるタバコ
フィルターであって、前記カプセルがタバコをパケット
から取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱
いに対し抵抗性を有し且つ、タバコを消した時に破壊し
て、前記脱臭剤を前記フィルター内で放出できるように
構成され、前記脱臭剤が2−トランス−3,7−ジメチ
ル−2,6−オクタジエン−8−オール(商品名Ger
aniol)、1−カルボン、1−カルベオール、テル
ピニルアセテート、ゲラニルプロピオネート、シトロネ
リルブチレート、シトラル、シス−3−ヘクセノール、
トリアセチン、ベンジルベンゾエート、アセトン、サフ
ロール、テルピニルプロピオネート、メチルサリシレー
ト、ヘキシルシナミックアルデヒド、イソプロピルアル
コール、トリエチルグリコールジアセテート(商品名T
EGDA)、オドアゴン(商品名OdorGone)、
メチルシナムアルデヒド、リナリルプロピオネート、酢
酸、シトロネラル、シトロネラルフォムメート、ゲラニ
ルフォムメート、リナロール、香水及びこれらの混合物
からなる群より選ばれることを特徴とするタバコフィル
ター。 - 【請求項5】 フィルター材と喫煙後に生ずる喫煙臭を
減少できる脱臭剤を含有するカプセルとからなるタバコ
フィルターであって、前記カプセルがタバコをパケット
から取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱
いに対し抵抗性を有し且つ、タバコを消した時に破壊し
て、前記脱臭剤を前記フィルター内で放出できるように
構成され、前記カプセルがガラス管、薄壁アルミニウム
管、中空食物材料、焼石膏、無機不溶性薬剤、又は再生
タバコ材の押出し中空管からなることを特徴とするタバ
コフィルター。 - 【請求項6】 前記カプセルの内壁がワニス又は耐水性
材料で塗布されていることを特徴とする請求項1乃至5
いづれか1項記載のタバコフィルター。 - 【請求項7】 前記カプセルが塗布される場合、塗料が
ワックス、樹脂、天然又は合成ガム、ラテックス又はプ
ラスチック材からなることを特徴とする請求項1乃至6
いづれか1項記載のタバコフィルター。 - 【請求項8】 前記カプセルが前記フィルター内の熱煙
温度より高い融点を有する材料からなることを特徴とす
る請求項7記載のタバコフィルター。 - 【請求項9】 前記ワックスが密ろう、カンデリラろ
う、カルバナろう、セラックろう、サトウキビろう、ミ
ルテろう及び石油ワックスからなる群から選ばれ、前記
樹脂がエポキシ樹脂、テルペン樹脂、石油樹脂、エステ
ルガム、フェノール樹脂及びレジン系樹脂からなる群か
ら選ばれ、更に前記ガムがアラビアゴム、アルギン酸
塩、カラゲーナン、ペクチン及び植物性ガム類からなる
群より選ばれることを特徴とする請求項7又は8記載の
タバコフィルター。 - 【請求項10】 タバコ用フィルターを含むタバコの喫
煙後にタバコの喫煙による喫臭が発生した後に該フィル
ターを脱臭する方法において、この方法はフィルター材
とタバコフィルターの喫臭を減少することができる脱臭
剤を含有するカプセルとからなるタバコフィルターを供
することからなり、前記カプセルがタバコをパケットか
ら取り出し、点火する場合等の喫煙者の手による取扱い
に対し抵抗性を有し、且つタバコを消した時に破壊し
て、前記脱臭剤を前記フィルター内で放出させることを
特徴とするタバコフィルターの脱臭方法。 - 【請求項11】 前記カプセルは前記フィルターの長手
方向に延び、さらに該フィルターの長手軸に対し垂直な
方向に加えられる指による圧縮力及び喫煙時に加えられ
る口からの圧力に対し抵抗性を有することを特徴とする
請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 前記カプセルが喫煙前の前記フィルタ
ーの長手軸に沿った方向に加えられる圧力に対して抵抗
性を有することを特徴とする請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 前記カプセルが曲げられたり又は前記
カプセルの長手軸に対して鋭角に力が加えられると破壊
することを特徴とする請求項10乃至12いづれか1項
記載の方法。 - 【請求項14】 前記カプセルの塗料が破壊され、前記
脱臭剤の活性表面が露出することを特徴とする請求項1
0乃至13いづれか1項記載の方法。 - 【請求項15】 前記カプセルが曲げによる力に耐える
ことができるが、カプセルを曲げた際にカプセルに沿っ
て位置する刺し通し部材により刺し通しされる壁を有す
る柔軟性物質からなることを特徴とする請求項10記載
の方法。 - 【請求項16】 前記カプセルが一つ又はそれ以上の層
又は仕切り壁を含み、カプセルが破壊されると各層の内
容物が混合し、前記脱臭剤の分散を助成するための反応
ガス生成物を生成することを特徴とする請求項10記載
の方法。 - 【請求項17】 前記脱臭剤が水性溶液又は低分子量有
機物質の溶液に存在する流体であることを特徴とする請
求項10乃至16いづれか1項記載の方法。 - 【請求項18】 前記脱臭剤が中和剤、マスキング剤、
又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項10
乃至17いづれか1項記載の方法。 - 【請求項19】 前記脱臭剤が2−トランス−3,7−
ジメチル−2,6−オクタジエン−8−オール(商品名
Geraniol)、1−カルボン、1−カルベオー
ル、テルピニルアセテート、ゲラニルプロピオネート、
シトロネリルブチレート、シトラル、シス−3−ヘクセ
ノール、トリアセチン、ベンジル ベンゾエート、アセ
トン、サフロール、テルピニルプロピオネート、メチル
サリシレート、ヘキシルシナミックアルデヒド、イソプ
ロピルアルコール、トリエチルグリコールジアセテート
(商品名TEGDA)、オドアゴン(商品名OdorG
one)、メチルシナムアルデヒド、リナリルプロピオ
ネート、酢酸、シトロネラル、シトロネラルフォムメー
ト、ゲラニルフォムメート、リナロール、香水及びこれ
らの混合物からなる群より選ばれることを特徴とする請
求項10乃至18いづれか1項記載の方法。 - 【請求項20】 前記脱臭剤が粒状吸収材料であること
を特徴とする請求項10記載の方法。 - 【請求項21】 前記脱臭剤が活性カーボン、スチレン
ジビニルベンゼン、2,6−ジフェニル−p−フェニレ
ンオキシド系ポリマー、活性炭、モレキュラーシーブゼ
オライト、シラン化ガラスウール、アルミナ、シリカゲ
ル、アミノ基、ジオール基、シアノ基、オクチル基及び
オクタデシル基と結合したシリカゲル、珪藻土耐火レン
ガ系ダスト、ポリテトラフルオロエチレン系樹脂、ポリ
アロマチック架橋樹脂、高表面積チョーク、アンバーラ
イト樹脂、マグネシウムシリケート及び天然生物重合体
からなる群より選ばれることを特徴とする請求項20記
載の方法。 - 【請求項22】 前記脱臭剤が粒状の場合はペレット、
押出しロッド又は脱臭剤粒子が固着してなる糸の形態を
とることを特徴とする請求項10記載の方法。 - 【請求項23】 前記脱臭剤がポリビニルアセテートグ
ルー、メチルセルロースエーテル、エチルセルロースエ
ーテル、プロピレングリコールアルギン酸塩、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、トリエチルグリコールジアセテート、グリセ
ロールトリアセテート、2−エチルオキシエチルアセテ
ート及びこれらの混合物からなる群より選ばれることを
特徴とする請求項10記載の方法。
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---|---|---|---|
GB939320138A GB9320138D0 (en) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | Improvements relating to tobacco smoke filter elements |
GB9320139.0 | 1993-09-30 | ||
GB9320130.9 | 1993-09-30 | ||
GB939320130A GB9320130D0 (en) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | Improvements relating to tobacco smoke filter elements |
GB939320139A GB9320139D0 (en) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | Improvements relating to tobacco smoke filter elements |
GB9320138.2 | 1993-09-30 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26149794A Division JP3744953B2 (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | 改良されたタバコフィルター |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003304856A true JP2003304856A (ja) | 2003-10-28 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26149794A Expired - Lifetime JP3744953B2 (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | 改良されたタバコフィルター |
JP2003144566A Pending JP2003304856A (ja) | 1993-09-30 | 2003-05-22 | 改良されたタバコフィルター |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26149794A Expired - Lifetime JP3744953B2 (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | 改良されたタバコフィルター |
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---|---|
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DE (2) | DE69432372T2 (ja) |
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ES (2) | ES2193465T3 (ja) |
GR (1) | GR3035202T3 (ja) |
PT (2) | PT920816E (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011520469A (ja) * | 2008-05-21 | 2011-07-21 | アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー | 喫煙物品のフィルタ部品を形成するための装置および関連の方法、ならびにそこから作られた喫煙物品 |
WO2011152316A1 (ja) | 2010-05-31 | 2011-12-08 | 日本たばこ産業株式会社 | シガレット用フィルターおよびシガレット |
WO2012132009A1 (ja) | 2011-03-31 | 2012-10-04 | 日本たばこ産業株式会社 | シガレット |
WO2013179428A1 (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-05 | 日本たばこ産業株式会社 | シガレット及び包装部材 |
WO2013179429A1 (ja) | 2012-05-30 | 2013-12-05 | 日本たばこ産業株式会社 | シガレット |
CN103702577A (zh) * | 2011-08-05 | 2014-04-02 | 日本烟草产业株式会社 | 香烟 |
WO2014097476A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | 日本たばこ産業株式会社 | 包装品の製造方法、その製造機及び包装品の中間品 |
WO2014171433A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 三生医薬株式会社 | 崩壊可能なカプセル及びその製造方法並びに崩壊可能なカプセルを含む喫煙器具 |
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