JP2003304696A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP2003304696A
JP2003304696A JP2002106690A JP2002106690A JP2003304696A JP 2003304696 A JP2003304696 A JP 2003304696A JP 2002106690 A JP2002106690 A JP 2002106690A JP 2002106690 A JP2002106690 A JP 2002106690A JP 2003304696 A JP2003304696 A JP 2003304696A
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switching
voltage
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JP2002106690A
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Tetsuo Momose
哲夫 百瀬
Akihiro Ito
彰啓 伊藤
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PWMデューティを任意な条件に変調可能に
して、高速域あるいは中速域でのトルクを向上すること
のできるモータ制御装置を提供すること。 【解決手段】 モータ制御装置1は、トランジスタTr
pu、Trnuを駆動するプリドライブ回路k1、k2
と、キャパシタCpuの充電および放電がトランジスタ
Trpu、Trnuで制御されるチャージポンプ回路C
huと、電圧リミット値SATで規定される振幅以下に
電圧指令信号の電圧レベルを制御する電圧指令リミット
部d1、d2、d3と、電圧指令信号と搬送波CAとの
電圧比較を行い、この比較結果に基づいてトランジスタ
Trpu、Trnuを制御するスイッチング信号を出力
するPWM用比較部e1、e2、e3とを有し、さらに
電圧指令リミット値SATを所定のタイミングで切り換
えるリミット値切換用の電圧指令リミット値演算部g1
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャージポンプ回
路を制御しながらPWM制御を行うモータ制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のモータ制御装置のうち、チャージ
ポンプ回路を制御しながらPWM制御を行うモータ制御
装置では、従来、図9に示すように、速度位置制御部
r、電流制御部a、電圧指令リミット部d1、d2、d
3、PWM用比較部e1、e2、e3、およびデッドタ
イム作成部f1、f2、f3がこの順に形成されてい
る。
【0003】速度位置制御部rには、位置指令θ*、お
よび位置検出部hからの位置θ(デジタル量)が入力さ
れる。速度位置制御部rには、速度位置制御部rで生成
されたトルク指令τ*、電流センサju、jvで検出さ
れた相電流iu、ivをAD変換器nでデジルタル量に
変換した相電流Iu、Iv、および位置検出部hからの
磁極位置θeが入力される。また、電圧指令リミット部
d1、d2、d3には、予め設定された電圧指令リミッ
ト値SAT(デジタル量)、およびこの電圧指令リミッ
ト値SATでリミット制御される前のリミット前電圧指
令V*u、V*v、V*wが入力され、リミット前電圧指令
*u、V*v、V*wは、電圧指令リミット部d1、d
2、d3において電圧指令リミット値SATでリミット
制御された後、リミット後電圧指令V*1u、V*1v、
*1wとして、PWM用比較部e1、e2、e3に出力
される。このPWM用比較部e1、e2、e3には、搬
送波発生部bで生成された搬送波CAが入力されてお
り、PWM用比較部e1、e2、e3は、搬送波CAと
リミット後電圧指令V*1u、V*1v、V*1wとの比較
結果に基づいてスイッチング信号Su、Sv、Swを生
成し、デッドタイム作成部f1、f2、f3に出力す
る。
【0004】また、モータ制御装置1Aには、u相、v
相、w相からなる各相の駆動回路が構成されているが、
図9には、u相の駆動回路Druの回路構成、および駆
動回路Druに対してデッドタイム作成部f1からu相
正側トランジスタがオンとなる信号Sup、u相負側ト
ランジスタがオンとなる信号Sunが出力されている様
子のみが示されている。u相の駆動回路Druには、3
相交流電源En2から供給された3相交流を直流に変換
するコンデンサインプット形コンバータEcが構成され
ているとともに、コンデンサインプット形コンバータE
cから延びる高電位線Lhと低電位線Llの間には、u
相正側トランジスタTrpuとu相負側トランジスタT
rnuとが直列に接続されている。また、u相正側トラ
ンジスタTrpuおよびu相負側トランジスタTrnu
の各々に対してはプリドライブ回路k1、k2が構成さ
れている。さらに、駆動回路Druには、u相正側トラ
ンジスタTrpuのプリドライブ回路k1に直流電圧を
供給するためのキャパシタCpuと、このキャパシタC
puに対するダイドードDupとを備えたチャージポン
プ回路Chuが構成されている。なお、u相負側トラン
ジスタTrnuのプリドライブ回路k2に直流電圧を供
給するためのキャパシタCnには、ダイオードDnを介
してトランスEn1から常時、充電が行われている。
【0005】モータ制御装置1Aにおいて、u相正側ト
ランジスタTrpu、およびu相負側トランジスタTr
nuは、デッドタイム作成部f1から各プリドライブ回
路k1、k2に供給されるu相正側トランジスタがオン
となる信号Sup、およびu相負側トランジスタがオン
となる信号Sunに基づいてオン・オフ制御され、u相
正側トランジスタTrpuがオフ状態にあるときには、
u相負側トランジスタTrnuがオン状態となる。この
状態において、キャパシタCpuにはダイオードDup
を介してトランスEn1、およびキャパシタCnから充
電が行われる。これに対して、u相正側Trがオン状態
にあるときには、u相負側Trがオフ状態にある。この
状態においては、キャパシタCupからプリドライブ回
路k1に直流電圧が供給される。また、u相正側トラン
ジスタTrpu、およびu相負側トランジスタTrn
u、すなわち、スイッチング素子のオン・オフ制御によ
って、その中点からは永久磁石型のモータMSに相電流
iuが供給される。
【0006】このように構成したモータ制御装置1Aに
おいて、u相正側トランジスタがオンとなる信号Su
p、およびu相負側トランジスタがオンとなる信号Su
nは、図10に示す処理を経て生成される。すなわち、
ステップST31において、搬送波発生部bから出力さ
れた搬送波同期信号SYNCによって割り込みが開始さ
れた以降、ステップST32においては、電流制御部a
で、以下の式(1)、式(2)から縦軸電流および横軸
電流(いずれもデジタル量)を求め、さらにリミット前
電圧指令V*u、V*v、V*wを求める電流制御処理が行
われる。
【0007】
【式1】
【0008】
【式2】
【0009】次に、ステップST33において、電圧指
令リミット部d1、d2、d3で電圧指令リミット処理
が行われ、しかる後、ステップST34において割り込
み処理が終了する。
【0010】このような処理によって、図11に示すよ
うに、各信号が生成される結果、PWM用比較部e1で
は、搬送波CAとリミット後電圧指令V*1uとの比較
される。この比較結果において、リミット後電圧指令V
*1uの振幅が搬送波CAの振幅よりも小さい期間、ス
イッチング信号Suは、2値化信号のうち、「ローレベ
ル」になる。このため、デッドタイム作成部f1からは
u相負側トランジスタがオンとなる信号Sunが出力さ
れる。従って、u相負側トランジスタTrnuがオン状
態になる一方、u相正側トランジスタTrpuがオフ状
態になるので、電圧Vuは低電位となるとともに、キャ
パシタCpuにはダイオードDupを介してトランスE
n1、およびキャパシタCnから充電が行われる。
【0011】これに対して、リミット後電圧指令V*
uの振幅が搬送波CAの振幅よりも大きい期間、スイッ
チング信号Suは、2値化信号のうち、「ハイレベル」
になる。このため、デッドタイム作成部f1からはu相
正側トランジスタがオンとなる信号Supが出力され
る。従って、u相負側トランジスタTrnuがオフ状態
になる一方、u相正側トランジスタTrpuがオン状態
になるので、電圧Vuは高電位となるとともに、キャパ
シタCpuからプリドライブ回路k1への電力の供給が
行われる。
【0012】ここで、リミット後電圧指令V*1uの振
幅は、電圧指令リミット値SATで規定された電位SA
Tp、SATnの範囲内にあり、電圧指令リミット値S
ATは、搬送波CAの振幅よりも小さなリミット値SA
T0に設定されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モータ制御装置1Aでは、電圧指令リミット値SATが
予め一定の値(リミット値SAT0)に固定されている
ため、PWMデューティを0〜100%の任意な条件に
変調することができない。それ故、従来のモータ制御装
置1Aでは、モータMSに印加できる電圧が制限されて
しまい、高速域あるいは中速域でトルクが減少してしま
うという問題点がある。
【0014】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
PWMデューティを任意な条件に変調可能にして、高速
域あるいは中速域でのトルクを向上することのできるモ
ータ制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明では、スイッチング素子を駆動するプリドラ
イブ回路と、該プリドライブ回路に直流電圧を供給する
キャパシタの充電および放電が前記スイッチング素子で
制御されるチャージポンプ回路と、リミット値で規定さ
れる振幅以下に電圧指令信号の電圧レベルを制御する電
圧指令リミット手段と、前記電圧指令信号と搬送波との
電圧比較を行い、該比較結果に基づいて前記スイッチン
グ素子を制御するためのスイッチング信号を出力するP
WM用比較手段とを有するモータ制御装置において、さ
らに、前記スイッチング素子のオン・オフパターンを所
定のタイミングで切り換える素子駆動条件切換手段を有
していることを特徴とする。
【0016】本発明において、前記素子駆動条件切換手
段は、例えば、前記リミット値を所定のタイミングで切
り換えることにより、前記スイッチング素子のオン・オ
フパターンを所定のタイミングで切り換えるリミット値
切換手段を備えている。
【0017】本発明において、リミット値を所定のタイ
ミングで切り換えるリミット値切換手段が設けられてい
るため、そのタイミングに合わせて電圧指令信号の電圧
レベルを切り換えることができる。従って、PWM用比
較手段が電圧指令信号と搬送波との電圧比較を行う際、
電圧指令信号の振幅が搬送波の振幅よりも高い期間と低
い期間を任意に設けることができるので、スイッチング
素子を任意のタイミングで制御することができる。それ
故、PWMデューティを任意な範囲に変調することがで
きるので、モータに印加できる電圧を最適化することに
より、高速域あるいは中速域でのトルクの低下を回避す
ることができる。
【0018】本発明において、前記リミット値切換手段
は、例えば、前記リミット値を前記搬送波の振幅より大
きな第1のリミット値と、前記搬送波の振幅より小さな
第2のリミット値とに切り換える。
【0019】本発明において、前記リミット値切換手段
は、例えば、前記搬送波に同期した同期信号の数をカウ
ントし、そのカウント数が所定回数に到達する度毎に前
記リミット値を前記第1のリミット値から前記第2のリ
ミット値に切り換える。
【0020】また、本発明において、前記リミット値切
換手段は、前記電圧指令信号と前記第2のリミット値と
を比較し、前記電圧指令信号が前記第2のリミット値よ
りも大きな期間が一定時間経過する度毎に前記リミット
値を前記第1のリミット値から前記第2のリミット値に
切り換える構成であってもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。なお、本発明を適用したモータ制御装
置は、基本的な構成が図9を参照して説明したものと同
様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符
号を付して説明する。
【0022】[実施の形態1]図1および図2はそれぞ
れ、本発明の実施の形態1に係るモータ制御装置の構成
を示すブロック図、およびその電流制御部のブロック図
である。図3および図4はそれぞれ、図1に示すモータ
制御装置で行われる割り込み処理のフロチャート、およ
びこの割り込み処理において電圧指令信号に対する電圧
指令リミット値を設定するための手順を示すフローチャ
ートである。図5は、図4に示す電圧指令リミット値演
算処理によって求められたリミット値の一例を示すタイ
ムチャートである。図6は、本発明を適用したモータ制
御装置を用いた場合のトルク−回転速度特性を、従来の
モータ制御装置を用いた場合のトルク−回転速度特性と
比較して示すグラフである。
【0023】図1に示すように、本形態のモータ制御装
置1は、チャージポンプ回路を制御しながらPWM制御
を行うものであり、速度位置制御部r、電流制御部a、
電圧指令リミット部d1、d2、d3、PWM用比較部
e1、e2、e3、およびデッドタイム作成部f1、f
2、f3がこの順に形成されている。
【0024】速度位置制御部rには、位置指令θ*、お
よび位置検出部hからの位置θ(デジタル量)が入力さ
れる。速度位置制御部rには、速度位置制御部rで生成
されたトルク指令τ*、電流センサju、jvで検出さ
れた相電流iu、ivをAD変換器nでデジルタル量に
変換した相電流Iu、Iv、および位置検出部hからの
磁極位置θeが入力される。また、電圧指令リミット部
d1、d2、d3には、予め設定された電圧指令リミッ
ト値SAT(デジタル量)、およびこの電圧指令リミッ
ト値SATでリミット制御される前のリミット前電圧指
令V*u、V*v、V*wが入力され、リミット前電圧指令
*u、V*v、V*wは、電圧指令リミット部d1、d
2、d3において電圧指令リミット値SATでリミット
制御された後、リミット後電圧指令V*1u、V*1v、
*1wとして、PWM用比較部e1、e2、e3に出力
される。
【0025】本形態のモータ制御装置1では、リミット
値切換用の電圧指令リミット値演算部g1(リミット値
切換手段/素子駆動条件切換手段)が構成されており、
この電圧指令リミット値演算部g1においては、図4を
参照して後述する電圧指令リミット値演算処理によって
電圧指令リミット値SATを所定のタイミングで切り換
えるとともに、この切り換えられた電圧指令リミット値
SATが電圧指令リミット部d1、d2、d3に入力さ
れるようになっている。
【0026】PWM用比較部e1、e2、e3には、搬
送波発生部bで生成された搬送波CAが入力されてお
り、PWM用比較部e1、e2、e3は、搬送波CAと
リミット後電圧指令V*1u、V*1v、V*1wとの比較
結果に基づいてスイッチング信号Su、Sv、Swを生
成し、デッドタイム作成部f1、f2、f3に出力す
る。
【0027】電流制御部aでは、図2に示すように、2
つの電流制御器a1、a2と、2つ座標変換部a3、a
4とが構成されている。座標変換部a4は、前記の式
(2)によって、相電流Iu、Iv(デジタル量)を縦
軸電流Id(デジタル量)と横軸電流Iq(デジタル
量)とに変換する。横軸電流Iqは、トルク指令τ*
ともに電流制御器a1に入力され、電流制御器a1から
は横軸電圧指令V*qが出力される。また、縦軸電流I
dは、電流制御器a2に入力され、電流制御器a2から
は縦軸電圧指令V*dが出力される。そして、横軸電圧
指令V*qおよび縦軸電圧指令V*dは、座標変換部a3
に入力され、この座標変換部a3は、前記の式(1)に
よって、リミット前電圧指令V*u、V*v、V*wを求
め、出力する。
【0028】再び図1において、モータ制御装置1Aに
は、u相、v相、w相からなる各相の駆動回路が構成さ
れているが、図1には、u相の駆動回路Druの回路構
成、および駆動回路Druに対してデッドタイム作成部
f1からu相正側トランジスタがオンとなる信号Su
p、u相負側トランジスタがオンとなる信号Sunが出
力されている様子のみが示されている。u相の駆動回路
Druには、3相交流電源En2から供給された3相交
流を直流に変換するコンデンサインプット形コンバータ
Ecが構成されているとともに、コンデンサインプット
形コンバータEcから延びる高電位線Lhと低電位線L
lの間には、u相正側トランジスタTrpuとu相負側
トランジスタTrnuとが直列に接続されている。ま
た、u相正側トランジスタTrpu、およびu相負側ト
ランジスタTrnuの各々に対してはプリドライブ回路
k1、k2が構成されている。さらに、駆動回路Dru
には、u相正側トランジスタTrpuのプリドライブ回
路k1に直流電圧を供給するためのキャパシタCpu
と、このキャパシタCpuに対するダイドードDupと
を備えたチャージポンプ回路Chuが構成されている。
なお、駆動回路Druにおいて、u相負側トランジスタ
Trnuのプリドライブ回路k2に直流電圧を供給する
ためのキャパシタCnには、ダイオードDnを介してト
ランスEn1から常時、充電が行われている。
【0029】モータ制御装置1Aにおいて、u相正側ト
ランジスタTrpu、およびu相負側トランジスタTr
nuは、デッドタイム作成部f1から各プリドライブ回
路k1、k2に供給されるu相正側トランジスタがオン
となる信号Sup、およびu相負側トランジスタがオン
となる信号Sunに基づいてオン・オフ制御され、u相
正側トランジスタTrpuがオフ状態にあるときには、
u相負側トランジスタTrnuがオン状態にある。この
状態で、キャパシタCpuにはダイオードDupを介し
てトランスEn1、およびキャパシタCnから充電が行
われる。
【0030】これに対して、u相正側Trがオン状態に
あるときには、u相負側Trがオフ状態にある。この状
態で、キャパシタCupからプリドライブ回路k1に直
流電圧が供給される。また、u相正側トランジスタTr
pu、およびu相負側トランジスタTrnuのオン・オ
フ制御によって、その中点から永久磁石型のモータMS
に相電流iuが供給される。
【0031】このように構成したモータ制御装置1Aに
おいて、u相正側トランジスタがオンとなる信号Su
p、およびu相負側トランジスタがオンとなる信号Su
nは、図3に示す処理を経て生成される。ここで行われ
る処理は、MPUの制御の下、RAMあるいはROMな
どに格納されているプログラムに基づいて実行される。
【0032】図3において、ステップST11では、搬
送波発生部bから出力された搬送波同期信号SYNCに
よって割り込みが開始された以降、ステップST12に
おいては、電流制御部aで、前記したように、縦軸電流
および横軸電流(いずれもデジタル量)を求め、さらに
リミット前電圧指令V*u、V*v、V*wを求める電流制
御処理が行われる。ここで、搬送波発生部bから出力さ
れる搬送波CAは、図11を参照して説明した示すよう
に、三角波であり、この搬送波のピーク位置に同期して
搬送波同期信号SYNCが発生する。
【0033】次に、本形態では、ステップST13にお
いて、図4を参照して後述する電圧指令リミット値演算
処理が行われる。
【0034】次に、ステップST14において、電圧指
令リミット部d1、d2、d3で電圧指令リミット処理
が行われ、しかる後、ステップST15において割り込
み処理が終了する。
【0035】このような処理によって、図11を参照し
て説明したように、各信号が生成される結果、PWM用
比較部e1では、搬送波CAとリミット後電圧指令V*
1uとの比較される。
【0036】この比較結果において、リミット後電圧指
令V*1uの振幅が搬送波CAの振幅よりも小さい期
間、スイッチング信号Suは、2値化信号のうち、「ロ
ーレベル」になる。このため、デッドタイム作成部f1
からはu相負側トランジスタがオンとなる信号Sunが
出力される。従って、u相負側トランジスタTrnuが
オン状態になる一方、u相正側トランジスタTrpuが
オフ状態になるので、電圧Vuは低電位となるととも
に、キャパシタCpuにはダイオードDupを介してト
ランスEn1、およびキャパシタCnから充電が行われ
る。
【0037】これに対して、リミット後電圧指令V*
uの振幅が搬送波CAの振幅よりも大きい期間、スイッ
チング信号Suは、2値化信号のうち、「ハイレベル」
になる。このため、デッドタイム作成部f1からはu相
正側トランジスタがオンとなる信号Supが出力され
る。従って、u相負側トランジスタTrnuがオフ状態
になる一方、u相正側トランジスタTrpuがオン状態
になるので、電圧Vuは高電位となるとともに、キャパ
シタCpuからプリドライブ回路k1への電力の供給が
行われる。
【0038】このような処理のうち、ステップST13
の電圧指令リミット値演算処理の具体的な内容を、図4
を参照して説明する。
【0039】図4において、ステップST131で電圧
指令リミット値演算処理が開始されると、ステップST
132で、電圧指令リミット値変更用周期演算用変数m
の繰上げが行われる。次に、ステップST133におい
て、電圧指令リミット値変更用周期演算用変数mと電圧
指令リミット値変更用周期定数m0の比較が行われ、電
圧指令リミット値変更用周期演算用変数mが電圧指令リ
ミット値変更用周期定数m0と等しくなければ、ステッ
プST134において、電圧指令リミット値SATを第
1のリミット値SAT1に設定した後、ステップST1
35で電圧指令リミット値演算処理を終了する。このよ
うな処理は、搬送波発生部bから出力された搬送波同期
信号SYNCによって割り込みが行われる度に実施さ
れ、このような動作を繰り返すうちに、ステップST1
33において、電圧指令リミット値変更用周期演算用変
数mと電圧指令リミット値変更用周期定数m0との比較
結果において、電圧指令リミット値変更用周期演算用変
数mが電圧指令リミット値変更用周期定数m0と等しけ
れば、ステップST136において、電圧リミット値S
ATを第2のリミット値SAT0に設定した後、電圧指
令リミット値変更用周期演算用変数mを「0」に初期化
し、しかる後に、ステップST135で電圧指令リミッ
ト値演算処理を終了する。
【0040】ここで、第1のリミット値SAT1は、図
5に示すように、搬送波CAの振幅よりも大きな値であ
り、第2のリミット値SAT0は、搬送波CAの振幅よ
りも小さな値である。
【0041】従って、本形態のモータ制御装置1では、
電圧指令リミット値変更用周期演算用変数mが電圧指令
リミット値変更用周期定数m0と等しくなるまで、電圧
指令リミット値SATとしては、搬送波CAの振幅より
も大きな第1のリミット値SAT1が用いられるので、
リミット後電圧指令V*1uの振幅も搬送波CAの振幅
よりも大きくできる。このため、PWM用比較部e1に
おいて、搬送波CAとリミット後電圧指令V*1uとを
比較した結果において、リミット後電圧指令V*1uの
振幅が搬送波CAの振幅よりも大きい期間を自由に延長
できるので、スイッチング信号Suが「ハイレベル」に
なる期間も自由に延長できる。それ故、デッドタイム作
成部f1からはu相正側トランジスタがオンとなる信号
Supが出力される期間を自由に延長できるので、u相
正側トランジスタTrpuがオン状態になる期間も自由
に延長できる。よって、電圧Vuは高電位となるととも
に、キャパシタCpuからプリドライブ回路k1への電
力の供給が行われる期間も自由に延長できる。
【0042】また、このようなモードが所定の期間、続
いて、電圧指令リミット値変更用周期演算用変数mが電
圧指令リミット値変更用周期定数m0と等しくなったと
き、すなわち、搬送波CAのピーク位置に同期する搬送
波同期信号SYNCのカウント数が所定回数に到達する
度毎に、電圧指令リミット値SATは、搬送波CAの振
幅よりも小さな第2のリミット値SAT0に設定され
る。その結果、リミット後電圧指令V*1uの振幅が搬
送波CAの振幅よりも小さくなるため、PWM用比較部
e1において、搬送波CAとリミット後電圧指令V*
uとの比較結果において、リミット後電圧指令V*1u
の振幅が搬送波CAの振幅よりも小さいので、所定のタ
イミングで、スイッチング信号Suは、2値化信号のう
ち、「ローレベル」になる。このため、デッドタイム作
成部f1からはu相負側トランジスタがオンとなる信号
Sunが出力される。従って、u相負側トランジスタT
rnuがオン状態になる一方、u相正側トランジスタT
rpuがオフ状態になるので、電圧Vuは低電位となる
とともに、キャパシタCpuにはダイオードDupを介
してトランスEn1、およびキャパシタCnから充電が
行われる。
【0043】このように、本形態では、電圧指令リミッ
ト値演算部g1において、電圧指令リミット値SATを
所定のタイミングで切り換える電圧指令リミット値演算
処理(リミット値切換処理/リミット値切換手段)が行
われるので、そのタイミングに合わせてリミット後電圧
指令V*1uの電圧レベルを切り換えることができる。
従って、リミット後電圧指令V*1uの振幅が搬送波C
Aの振幅よりも高い期間と低い期間を任意に設けること
ができるので、u相正側トランジスタTrpu、および
u相負側トランジスタTrnuのオン・オフパターンを
任意のタイミングで切り換えることができる。それ故、
PWMデューティを任意な条件に変調することができる
ので、モータMSに印加できる電圧を最適化することに
より、高速域あるいは中速域でのトルクの低下を回避す
ることができる。
【0044】[実施の形態2]図7および図8はそれぞ
れ、本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置の構成
を示すブロック図、およびその電流制御部での割り込み
処理において電圧指令信号に対するリミット値を設定す
るための手順を示すフローチャートである。なお、本形
態のモータ制御装置は、基本的な構成が実施の形態1と
同様である。このため、本形態の説明にあたっては、共
通する部分には同一の符号を付して図7に示すことにし
て、それらの説明を省略する。
【0045】本形態でも、図7に示すように、電圧指令
リミット部d1、d2、d3には、電圧指令リミット値
SAT(デジタル量)、およびこの電圧指令リミット値
SATでリミット制御される前のリミット前電圧指令V
*u、V*v、V*wが入力され、リミット前電圧指令V
*u、V*v、V*wは、電圧指令リミット部d1、d2、
d3において電圧指令リミット値SATでリミット制御
された後、リミット後電圧指令V*1u、V*1v、V*
wとして、PWM用比較部e1、e2、e3に出力され
る。
【0046】また、本形態のモータ制御装置1では、電
圧指令リミット値演算部g2(リミット値切換手段/素
子駆動条件切換手段)が構成されており、この電圧指令
リミット値演算部g2において、図8を参照して以下に
説明する電圧指令リミット値演算処理を行うことによっ
て、電圧指令リミット値SATを所定のタイミングで切
り換えるようになっている。ここで、電圧指令リミット
値演算部g2は、実施の形態1において図4を参照して
説明した電圧指令リミット値演算処理に代えて、図8を
参照して以下に説明する電圧指令リミット値演算処理を
行う。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0047】図8に示す電圧指令リミット値演算処理で
は、まず、ステップST231で、電圧指令リミット値
演算処理が開始された以降、ステップST232で、電
圧指令リミット値変更用周期演算用変数mの繰上げが行
われる。次に、ステップST133において、((縦軸
電圧指令V*d)2+(横軸電圧指令V*q)21/2が、
搬送波CAの振幅よりも小さな第2のリミット値SAT
0(図5を参照)より大きいか否かを判断し、((縦軸
電圧指令V*d)2+(横軸電圧指令V*q)2 1/2が第
2のリミット値SAT0よりも大きい場合には、ステッ
プST234において電圧指令リミット値変更用周期演
算用変数mが電圧指令リミット値変更用周期定数m0よ
り大きいか否かを判断する。
【0048】このステップST234において、電圧指
令リミット値変更用周期演算用変数mが電圧指令リミッ
ト値変更用周期定数m0より大きくなければ、ステップ
ST235において、電圧指令リミット値SATを、搬
送波CAの振幅よりも大きな第1のリミット値SAT1
(図5を参照)に設定した後、ステップST238で電
圧指令リミット値演算処理を終了する。
【0049】これに対して、ステップST234で電圧
指令リミット値変更用周期演算用変数mが電圧指令リミ
ット値変更用周期定数m0より大きければ、ステップS
T236において、電圧指令リミット値変更用周期演算
用変数mを「0」に初期化した後、ステップST237
において、電圧リミット値SATを、搬送波CAの振幅
よりも小さな第2のリミット値SAT2に設定した後、
ステップST238で電圧指令リミット値演算処理を終
了する。
【0050】なお、ステップST233において、
((縦軸電圧指令V*d)2+(横軸電圧指令V*q)2
1/2が、第2のリミット値SAT0より大きくなけれ
ば、ステップST239において電圧指令リミット値変
更用周期演算用変数mを「0」に初期化した後、ステッ
プST235において、電圧リミット値SATを、搬送
波CAの振幅よりも大きな第1のリミット値SAT1に
設定し、しかる後、ステップST238で電圧指令リミ
ット値演算処理を終了する。
【0051】従って、本形態では、リミット後電圧指令
*1uと第2のリミット値SAT0とを比較し、リミ
ット後電圧指令V*1uが第2のリミット値SAT0よ
りも大きな期間が一定時間経過する度毎に電圧指令リミ
ット値SATが第1のリミット値SAT0から第2のリ
ミット値SAT0に切り換えられることになる。
【0052】このように、本形態のモータ制御装置1で
は、電圧指令リミット値演算部g2において、電圧指令
リミット値SATを所定のタイミングで切り換える電圧
指令リミット値演算処理(リミット値切換処理/リミッ
ト値切換手段)が行われるので、そのタイミングに合わ
せてリミット後電圧指令V*1uの電圧レベルを切り換
えることができる。従って、リミット後電圧指令V*
uの振幅が搬送波CAの振幅よりも高い期間と低い期間
を任意に設けることができるので、u相正側トランジス
タTrpu、およびu相負側トランジスタTrnuのオ
ン・オフパターンを任意に切り換えることができる。そ
れ故、PWMデューティを任意な条件に変調することが
できるので、モータMSに印加できる電圧を最適化する
ことにより、高速域あるいは中速域でのトルクの低下を
回避することができる。
【0053】[その他の実施の形態]なお、上記形態で
は搬送波CAとして三角波を用いたが、のこぎり波など
を用いてもよい。また、MPUの割り込みについては、
必ずしも、搬送波CAと同期していなくてもよい。
【0054】さらに、上記形態では、電圧指令リミット
値を切り換えることにより、u相正側トランジスタTr
pu、およびu相負側トランジスタTrnuのオン・オ
フパターンを間接的に切り換える構成であったが、電圧
指令、あるいは、スイッチング関数を任意のタイミング
で直接、切り換えて、u相正側トランジスタTrpu、
およびu相負側トランジスタTrnuのオン・オフパタ
ーンを切り換えてもよい。
【0055】さらにまた、本発明は、同期モータに限ら
ず、直流モータ、誘導モータ、リラクタンスモータなど
といった各種のモータの制御装置に適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るモータ制御
装置には、リミット値を所定のタイミングで切り換える
リミット値切換手段などの素子駆動条件切換手段が設け
られているため、そのタイミングに合わせて電圧指令信
号の電圧レベルなどを切り換えることができる。従っ
て、電圧指令信号の振幅が搬送波の振幅よりも高い期間
と低い期間を任意に設けることができるので、スイッチ
ング素子を任意のタイミングで制御することができる。
それ故、PWMデューティを任意な条件に変調すること
ができるので、モータに印加できる電圧を最適化するこ
とにより、高速域あるいは中速域でのトルクの低下を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るモータ制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すモータ制御装置に用いた電流制御部
のブロック図である。
【図3】図1に示すモータ制御装置で行われる割り込み
処理のフロチャートである。
【図4】図1に示すモータ制御装置で行われる割り込み
処理において電圧指令信号に対するリミット値を設定す
るための手順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示す電圧指令リミット値演算処理によっ
て求められたリミット値の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図6】本発明を適用したモータ制御装置を用いた場合
のトルク−回転速度特性を、従来のモータ制御装置を用
いた場合のトルク−回転速度特性と比較して示すグラフ
である。
【図7】本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すモータ制御装置で行われる割り込み
処理において電圧指令信号に対するリミット値を設定す
るための手順を示すフローチャートである。
【図9】従来のモータ制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図10】図9に示すモータ制御装置で行われる割り込
み処理のフロチャートである。
【図11】図9に示すモータ制御装置における各信号の
電圧変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 モータ制御装置 a 電流制御部 b 搬送波発生部 r 速度位置制御部 d1、d2、d3 電圧指令リミット部 e1、e2、e3 PWM用比較部 f1、f2、f3 デッドタイム作成部がこの順に形成
されている。 g1、g2 電圧指令リミット値演算部(リミット値切
換手段/素子駆動条件切換手段) h 位置検出部 iu、iv 相電流 ju、jv 電流センサ k1、k2 プリドライブ回路 n AD変換器 CA 搬送波 Chu チャージポンプ回路 CPu、Cn キャパシタ Dru u相の駆動回路 Dup、Dun ダイドード En1 トランス Ec コンデンサインプット形コンバータ En2 3相交流電源部 Lh 高電位線 Ll 低電位線 MS 永久磁石型のモータ SAT 電圧指令リミット値 SAT1 第1のリミット値 SAT0 第2のリミット値 Sup u相正側トランジスタがオンとなる信号 Sun u相負側トランジスタがオンとなる信号 Su、Sv、Sw スイッチング信号 Trpu u相正側トランジスタ Trnu u相負側トランジスタ V*u、V*v、V*w リミット前電圧指令 V*1u、V*1v、V*1w リミット後電圧指令 θ 位置 θ* 位置指令 θe 磁極位置 τ* トルク指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H560 BB04 BB12 DA00 DC12 EB01 GG03 SS07 TT07 UA02 XA02 XA05 XA12 XB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を駆動するプリドライ
    ブ回路と、該プリドライブ回路に直流電圧を供給するキ
    ャパシタの充電および放電が前記スイッチング素子で制
    御されるチャージポンプ回路と、リミット値で規定され
    る振幅以下に電圧指令信号の電圧レベルを制御する電圧
    指令リミット手段と、前記電圧指令信号と搬送波との電
    圧比較を行い、該比較結果に基づいて前記スイッチング
    素子を制御するためのスイッチング信号を出力するPW
    M用比較手段とを有するモータ制御装置において、 さらに、前記スイッチング素子のオン・オフパターンを
    所定のタイミングで切り換える素子駆動条件切換手段を
    有していることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記素子駆動条件切
    換手段は、前記リミット値を所定のタイミングで切り換
    えることにより、前記スイッチング素子のオン・オフパ
    ターンを所定のタイミングで切り換えるリミット値切換
    手段を備えていることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記リミット値切換
    手段は、前記リミット値を前記搬送波の振幅より大きな
    第1のリミット値と、前記搬送波の振幅より小さな第2
    のリミット値とに切り換えることを特徴とするモータ制
    御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記リミット値切換
    手段は、前記搬送波に同期した同期信号の数をカウント
    し、そのカウント数が所定回数に到達する度毎に前記リ
    ミット値を前記第1のリミット値から前記第2のリミッ
    ト値に切り換えることを特徴とするモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記リミット値切換
    手段は、前記電圧指令信号と前記第2のリミット値とを
    比較し、前記電圧指令信号が前記第2のリミット値より
    も大きな期間が一定時間経過する度毎に前記リミット値
    を前記第1のリミット値から前記第2のリミット値に切
    り換えることを特徴とするモータ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100682008B1 (ko) * 2005-08-31 2007-02-15 산요덴키가부시키가이샤 모터 속도 제어 회로
KR100759611B1 (ko) 2005-08-31 2007-09-17 산요덴키가부시키가이샤 모터 속도 제어 회로
JP2009044822A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Jtekt Corp モータ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100682008B1 (ko) * 2005-08-31 2007-02-15 산요덴키가부시키가이샤 모터 속도 제어 회로
KR100759611B1 (ko) 2005-08-31 2007-09-17 산요덴키가부시키가이샤 모터 속도 제어 회로
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