JP2003303986A - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造方法

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JP2003303986A JP2002107827A JP2002107827A JP2003303986A JP 2003303986 A JP2003303986 A JP 2003303986A JP 2002107827 A JP2002107827 A JP 2002107827A JP 2002107827 A JP2002107827 A JP 2002107827A JP 2003303986 A JP2003303986 A JP 2003303986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】封止材,表面保護材の処理構造,処理方法を改
良し、耐候性に優れた太陽電池モジュールを高い生産
性,低コストで提供できるようにする。 【解決手段】ロール状に巻取り可能な長尺プラスチック
シートを基板として、この基板上に光電変換素子,透明
電極,接続電極をパターニングして集積形直列接続構造
のユニットセルを形成した太陽電池シートから所定サイ
ズの太陽電池を裁断した上で、この太陽電池の表裏両面
および裁断面に封止材, 表面保護材を被覆して封止した
太陽電池モジュールの製造方法において、太陽電池の表
裏両面に貼り合わせた封止材,および表面保護材につい
て、太陽電池の両端をハーフカットして表面側,裏面側
のいずれか一方の封止材,表面保護材の両端を太陽電池
の長さサイズよりも長く延長した上で、この延長部を太
陽電池の裁断面を覆うように反対側面に折り返して裁断
面を封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレシキブルなプ
ラスチックシートを基板として、この基板上に太陽電池
を形成した上で、その表裏両面に封止材,および耐候性
のある表面保護材を被覆して一体化した太陽電池モジュ
ールの製造方法に関し、さらに詳しくは、太陽電池を保
護する封止材,表面保護材の処理方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】頭記の薄膜太陽電池として、在来のガラ
ス基板に代わるフレシキブルなプラスチックシートを基
板として、この基板上にアモルファスシリコン形の薄膜
半導体層からなる光電変換素子,透明電極,接続電極を
パターンニングして複数ユニットセルの集積形直列接続
構造になる太陽電池を形成したフィルム基板形の薄膜太
陽電池の研究開発が進められており、その一例として本
発明の出願人よりいわゆるSCAF(Series Connectio
n through Apertures on Film) と名付けた集積形直列
接続構造の薄膜太陽電池が特開平10−233517
号,特開2000−223727号などで提案されてい
る。
【0003】次に、前記提案になる太陽電池の構造(モ
ジュール化する以前の段階)を図4に示す。図におい
て、1はプラスチック基板、2は光電変換層(アモルフ
ァスシリコン層)、3は透明電極、4は光電変換層2の
裏面電極、5はプラスチック基板1の背面電極、6はプ
ラスチック基板1を貫通して透明電極3と背面電極5と
の間を接続する集電ホール(スルーホール)、7は背面
電極5と裏面電極4との間を接続する直列ホールであ
り、プラスチック基板1の光入射側に形成した透明電極
3,光電変換層2,および裏面電極4はセル分割溝8を
レーザースクライブして複数のユニットセル領域に分離
し、さらにこのユニットセル領域に対応してプラスチッ
ク基板1の背面電極5もセル分割溝9で分離している。
【0004】かかる構成で、各ユニットセル領域の光電
変換層2で発電した電流は透明電極3に集められる。ま
た、この透明電極3は集電ホール6→背面電極5→直列
ホール7を経て隣接するユニットセルの裏面電極4に接
続されており、これにより複数ユニットセルの直列接続
構造を形成している。
【0005】このフィルム基板形薄膜太陽電池は電池製
造のための材料入手の制約が少なく、かつ量産性に優れ
ていること、さらに軽量で屋根等への敷設も容易である
ことなどから、将来の太陽電池の主流として大きな期待
が寄せられており、特にプラスチック等のフレキシブル
な材料を基板とした前記構造では、その柔軟性を活かし
た用途への適用も考えられ、今後さらに普及化が進むも
のと予想される。
【0006】ところで、上記の太陽電池をモジュール化
した製品として市場で普及させるには、太陽電池の性能
向上に加えて、低価格のモジュールを高い生産性で製造
できるようにした量産技術の開発が重要である。
【0007】かかる点、従来の太陽電池モジュールの製
造方法では、フレキシブルな長尺シートの基板上に集積
形直列接続構造の薄膜太陽電池を連続してパターン形成
した長尺シート状のフィルム基板形太陽電池(以下「太
陽電池シート」と呼称する)について、まず太陽電池シ
ートから所定サイズの太陽電池を裁断し、続くモジュー
ル組立工程では、太陽電池の各枚葉ごとにその表裏両面
に透光性の封止材,表面保護材を被覆した上で、電力取
出用の電力端子を取付けてモジュール化するようにして
おり、具体的には次記のような封止方法で太陽電池モジ
ュールを構成している。
【0008】すなわち、長尺な太陽電池シートから所定
サイズに裁断した太陽電池に対し、その電池本体のサイ
ズよりも一回り大きい寸法に裁断して用意しておいたフ
ィルム状の封止材,および耐候性の表面保護材を手作業
により太陽電池の表,裏面に被覆し、さらにラミネータ
などを使って一体化した後、その輪郭から周囲にはみ出
した余分な封止,保護材料を除去する。その後に電力取
出用の外部接続用端子を取付けて太陽電池モジュールを
完成させる。
【0009】しかしながら、前記した枚葉処理方式によ
る太陽電池モジュールの製作方法では、シート状の太陽
電池の表裏両面に正しく位置を合わせてフィルム状の封
止材や表面保護材を貼り合わせる作業が非常に厄介であ
り、想像以上の工数と作業時間を要し、さらに太陽電池
のサイズが大形化するに伴い封止材,表面保護材の貼り
合わせ作業は困難性を増す。
【0010】一方、太陽電池モジュールの製造に機械化
工程を導入して生産性の向上,コスト低減化を図るため
に、ロール状に巻いた太陽電池シートをロールから繰り
出しながら、その搬送途上で太陽電池シートの表裏両面
にそのシート幅よりも一回り幅の広い長尺なシート状の
封止材,および表面保護材をロールから繰り出しながら
連続的に貼り合わせてモジュール中間体を作成し、その
後に改めて前記した長尺なモジュール中間体から所定サ
イズの太陽電池を裁断した上で、太陽電池の裁断面に別
に用意しておいた封止材および表面保護材を貼り付けて
封止処理するようにした太陽電池モジュールの製造方法
が提唱されている。
【0011】図3は前記方法により製作された太陽電池
モジュールの組立構造を表す模式図であり、図4に対応
した部材には同じ符号を付している。なお、図中に表し
た矢印Pは太陽電池シートの長手方向を表している。す
なわち、前記のように太陽電池シートの表裏両面に封止
材10および耐候性のある表面保護材11を貼り合わせ
た長尺なモジュール中間体から太陽電池を1枚ずつ裁断
すると、その両端の裁断面には太陽電池の基板1,光電
変換層2が露出することになり、このままでは裁断面を
通して外部から雨水などが浸入して太陽電池の性能を劣
化させるおそれがある。そこで、従来の太陽電池モジュ
ールでは、太陽電池の表裏両面に貼り付けた封止材1
0,表面保護材11とは別に、同じ寸法幅をもつ短冊状
の封止材10a,表面保護材11aを用意し、これを図
示のように太陽電池シートから裁断した太陽電池の両端
の裁断面を覆うように貼り付けた上で、ラミネータなど
で一体化して封止処理するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記の組立方法で製作
した太陽電池モジュール(図3参照)は、従来の枚葉処
理方式に比べてモジュールの組立工程が大幅に合理化さ
れて生産性,コスト面での改善が図れるものの、モジュ
ール工程で太陽電池の裁断面に封止材10a,表面保護
材11aを貼り合わせる作業については、人手作業に頼
らざるを得ないために、その貼り付けの位置合わせ作業
を含めて手間の掛かる工数が発生するほか、封止材,表
面保護材についても、ロール状に巻かれた長尺シートと
は別に、所定寸法に裁断した短冊状の材料を用意する必
要がある。しかも、この裁断面の封止処理が適正でない
と、封止材の継ぎ目に隙間が生じてモジュールの実使用
中に外部から雨水などが浸入して太陽電池が早期に劣化
する問題を引き起こす。
【0013】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記問題点を解消し、長尺な太陽電池シ
ートから所定サイズに裁断した太陽電池の裁断面を簡単
な作業で封止できるように封止材,表面保護材の封止構
造,およびその処理方法を改良して信頼性向上,コスト
低減化を図った太陽電池モジュールの製造方法を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、ロール状に巻取り可能な長尺プラス
チックシートを基板として、この基板上に光電変換素
子,透明電極,接続電極をパターニングして集積形直列
接続構造のユニットセルを形成した太陽電池シートから
所定サイズの太陽電池を裁断した上で、この太陽電池の
表裏両面および裁断面に封止材, 表面保護材を被覆して
封止した太陽電池モジュールの製造方法において、前記
太陽電池の表裏両面に貼り合わせた封止材,および表面
保護材について、表面側,裏面側のいずれか一方の封止
材,表面保護材の両端を太陽電池のサイズよりも長く延
長した上で、この延長部を太陽電池の裁断面を覆うよう
に反対側面に折り返して一体化する(請求項1)。
【0015】また、本発明による太陽電池モジュールの
製造手順としては、太陽電池モジュールを次記の各工程
を経て製作するものとする(請求項2)。
【0016】(1) ロールから繰り出した太陽電池シート
の搬送途上で、太陽電池シートの表裏両面に封止材,表
面保護材を貼り合わせてラミネートする工程。
【0017】(2) 前工程で封止材,表面保護材を表裏両
面にラミネートした太陽電池シート上で、太陽電池の長
さサイズに位置を合わせてシートの表面,裏面のいずれ
か一方側から反対側面の封止材,表面保護材を残してハ
ーフカットする工程。
【0018】(3) 前工程でハーフカットした位置の両側
に延長部分を残して太陽電池シートを封止材,保護材と
ともに裁断する工程。
【0019】(4) 前工程で裁断された太陽電池からハー
フカットされた部分を除去した上で、封止材,表面保護
材の延長部分を反対側面に折り返してシートの裁断面を
封止する工程。
【0020】上記のように表裏両面に封止材,表面保護
材を被覆した太陽電池シートから所定サイズに裁断した
太陽電池について、その両端部に封止材,表面保護材の
延長部を残してハーフカット部分を除去した上で、この
延長部を折り返して裁断面を封止するようにしたことに
より、従来構造のように太陽電池の裁断面を封止する短
冊状の封止材,表面保護材を別途用意する必要がなく、
かつその貼り付け位置を合わせる面倒な工程を省いて太
陽電池の裁断面を簡単,かつ確実に封止でき、これによ
り太陽電池モジュールの信頼性を高めるとともに、低コ
スト化,製造プロセスの高スループット化が達成され
る。
【0021】しかも、この裁断面を覆う封止材,表面保
護材は太陽電池の表ないし裏面に貼り合わせた封止材,
表面保護材と継ぎ目なしに繋がっているので高いシール
性が得られ、特に太陽電池の光入射側面に被覆した封止
材,表面保護材の両端を延長し、その延長部を太陽電池
の裏面側に折り返して裁断面を封止することで、太陽電
池モジュールとして高い耐候性と信頼性を確保できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図示実
施例に基づいて説明する。
【0023】まず、図1(a) 〜(c) に後記の製造方法に
基づいて製作した太陽電池モジュールの構造をその製造
工程順に示す。なお、(a) は表裏両面に封止材,表面保
護材を貼り合わせた太陽電池シートから太陽電池を裁断
した直後の状態、(b) は太陽電池の両端でハーフカット
した部分を除去した状態、(c) は太陽電池の裁断面を封
止したモジュールの組立状態を表しており、図中で図3
に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略す
る。
【0024】次に、図1(a) 〜(c) に示した太陽電池モ
ジュールの製造工程を図2で説明する。図2において、
12は先述のように長尺シートのプラスチック基板上に
太陽電池を形成した太陽電池シート13を巻き取ったロ
ール、14,16は封止材と表面保護材を貼り合わせた
複合シート15,17のロール、18,19は前記複合
シートを太陽電池シート13に貼り付けるホットロー
ル、20はハーフカット装置、21は裁断装置であり、
これらはロール12から繰り出した太陽電池シート13
の搬送経路上に配置されている。なお、この実施例で
は、封止材としてブリジストン社製のEVA(エチレン
ビニルアセテート:商品名EVASAFE1425 厚さ0.4m
m)を、また表面保護材として旭硝子社製ETFE(ア
フレックス25NlO30D・CS 厚さ25μm)を用いた。
【0025】ここで、ロール12には太陽電池シート1
3がその光入射面を外側に向けて巻き付けられており、
またロール14,16には前記複合シート15の封止材
が外側,表面保護材が内側に向くように巻き付けられて
いる。そして、ロール12から繰り出した太陽電池シー
ト13をその光入射面を下側,裏面を上側にして送りな
がら、その搬送途上でまずロール14から繰り出した封
止材と表面保護材の複合シート15を太陽電池シート1
3の裏面(光入射側と反対面)と重ね合わせ、ホットロ
ール18を通過する際に両者を貼り付ける。続いて、ロ
ール16から繰り出した複合シート17を太陽電池シー
ト15の光入射側面に重ね合わせてホットロール19で
貼り付ける。
【0026】続いて、表裏両面を複合シート15,17
で被覆した太陽電池シート13が後段のハーフカット装
置20に送られると、太陽電池シート13の裏面側(図
示の上面側)からカッター刃を押し当て、太陽電池モジ
ュールの長さサイズに対応する両端位置(図1(a) のハ
ーフカット位置A)を次のようにハーフカットする。こ
の、このハーフカットでは、太陽電池シート13の光入
射側に貼り合わせた複合シート17を切断せずに残し
て、裏面側に貼り合わせた複合シート15および太陽電
池シートのプラスチック基板1(図1参照)を切断す
る。このハーフカット工程が済むと、太陽電池シート1
3は次の裁断装置21に進み、ここで前記ハーフカット
位置Aの前後両側に延長部分を残した位置(図1(a) の
裁断位置B)で太陽電池シート13をその表裏両面に貼
り合わせた複合シート15,17と一緒に裁断して太陽
電池シート13から切り離す。図1(a) はこの裁断直後
の状態を表している。
【0027】次に、図1(a) の状態から、先記のハーフ
カット工程で切断された部分(図1(a) のA−B間にお
ける上面側の封止材10,表面保護材11およびプラス
チック基板1)を除去して図1(b) の状態にした後、さ
らに前記したハーフカット工程で切断されずに残った下
面側(光入射側)の封止材10,表面保護材11の延長
部10-1,10-2および11-1,11-2を糊代として、
両端がカットされた太陽電池の裁断面を覆うように上面
側に折り返して貼り合わせ、さらにラミネータにより一
体に固着する。これにより、図1(c) の組立構造で示す
ように、太陽電池モジュールの両端の裁断面が封止材,
表面保護材の延長部で封止されることになる。
【0028】なお、図示実施例では、太陽電池の光入射
面側に貼り付けた封止材10,表面保護材11の両端に
延長部を残して反対面側からハーフカットしているが、
これとは逆に光入射面側から封止材,表面保護材および
プラスチック基板をハーフカットしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ロ
ール状に巻取り可能な長尺プラスチックシートを基板と
して、この基板上に光電変換素子,透明電極,接続電極
をパターニングして集積形直列接続構造のユニットセル
を形成した太陽電池シートから所定サイズの太陽電池を
裁断した上で、この太陽電池の表裏両面および裁断面に
封止材, 表面保護材を被覆して封止した太陽電池モジュ
ールの製造方法において、前記太陽電池の表裏両面に貼
り合わせた封止材,および表面保護材について、表面
側,裏面側のいずれか一方の封止材,表面保護材の両端
を太陽電池の長さサイズよりも長く延長した上で、この
延長部を太陽電池反対側面に折り返して裁断面を封止す
るようにし、また、その製造手順として、請求項2のよ
うに太陽電池シートの両端をハーフカットして封止材,
表面保護材の折り返し延長部を形成するようにしたこと
により、従来の太陽電池モジュールのように、太陽電池
シートから所定サイズに裁断した太陽電池に対し、その
表裏両面に枚葉の封止材,表面保護材を貼り合わせた上
で、さらに太陽電池の裁断面に別に用意した短冊状の封
止材,表面保護材を貼り付けて封止するようにした製造
方法と比べて、太陽電池の裁断面を封止する短冊状の封
止材,表面保護材を別途用意する必要がなく、かつその
貼り付け位置を合わせる面倒な工程を省いて太陽電池の
裁断面を簡単,かつ確実に封止できる。これにより、太
陽電池モジュールの信頼性を高めるとともに、生産性の
向上,低コスト化を達成して太陽電池モジュールの製品
を低価格で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関わる太陽電池モジュールの
模式構造図であり、(a) は太陽電を裁断した直後の状
態,(b) は太陽電池の両端でハーフカットした部分を除
去した状態,(c) は太陽電池の裁断面を封止したモジュ
ールの組立状態を表す図
【図2】図1に示した太陽電池モジュールの製造手順を
説明する工程図
【図3】従来における太陽電池モジュールの模式構造図
【図4】本発明の太陽電池モジュールに適用するフィル
ム基板薄膜太陽電池の模式構造図
【符号の説明】
1 フレシキブルなプラスチック基板 2 光電変換層 3 透明電極 4 裏面電極 5 背面電極 10 封止材 10-1,10-2 封止材の延長部 11 表面保護材 11-1,11-2 表面保護材の延長部 13 太陽電池シート 15,15 封止材と表面保護材の複合シート 20 ハーフカット装置 21 裁断装置 A ハーフカット位置 B 裁断位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻取り可能な長尺プラスチック
    シートを基板として、この基板上に光電変換素子,透明
    電極,接続電極をパターニングして集積形直列接続構造
    のユニットセルを形成した太陽電池シートから所定サイ
    ズの太陽電池を裁断した上で、この太陽電池の表裏両面
    および裁断面に封止材, 表面保護材を被覆して封止した
    太陽電池モジュールの製造方法において、 前記太陽電池の表裏両面に貼り合わせた封止材,および
    表面保護材について、表面側,裏面側のいずれか一方の
    封止材,表面保護材の両端を太陽電池の長さサイズより
    も長く延長した上で、この延長部を太陽電池の反対側面
    に折り返して裁断面を封止したことを特徴とする太陽電
    池モジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の太陽電池モジュールの製造
    方法であって、 (1) ロールから繰り出した太陽電池シートの搬送途上
    で、太陽電池シートの表裏両面に封止材,表面保護材を
    貼り合わせてラミネートする工程と、 (2) 前工程で封止材,表面保護材を表裏両面にラミネー
    トした太陽電池シート上で、太陽電池の長さサイズに位
    置を合わせてシートの表面,裏面のいずれか一方側から
    反対側面の封止材,表面保護材を残してハーフカットす
    る工程と、 (3) 前工程でハーフカットした位置の両側に延長部分を
    残して太陽電池シートを封止材,保護材とともに裁断す
    る工程と、 (4) 前工程で裁断した太陽電池からハーフカットされた
    部分を除去した上で、封止材,表面保護材の延長部分を
    反対側面に折り返してシートの裁断面を封止する工程と
    からなることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004186549A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Fuji Electric Holdings Co Ltd 太陽電池モジュールの製造方法
JP2006173298A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Fuji Electric Holdings Co Ltd 太陽電池モジュール
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CN114536467A (zh) * 2022-01-27 2022-05-27 江苏日托光伏科技股份有限公司 高效节能型mwt组件绝缘层生产方法

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