JP2003303871A - ウエハ保持装置及び保持方法 - Google Patents
ウエハ保持装置及び保持方法Info
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- JP2003303871A JP2003303871A JP2002108651A JP2002108651A JP2003303871A JP 2003303871 A JP2003303871 A JP 2003303871A JP 2002108651 A JP2002108651 A JP 2002108651A JP 2002108651 A JP2002108651 A JP 2002108651A JP 2003303871 A JP2003303871 A JP 2003303871A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ウエハ保持装置の簡略化を可能にして経費節
減を達成したり、故障し難くして稼動率を向上したり、
ウエハをより速く容器内の液中に浸す上でも好適なウエ
ハ保持装置及び保持方法を実現する。 【解決手段】 ウエハWを容器19内の液中に浸した状
態で移動等するときに用いられるウエハ保持装置20で
あって、前記ウエハWの周端部を段差22bで受け止め
可能な本体21と、前記本体21に揺動可能に取り付け
られて前記液中に入られると浮力により一方向へ揺動し
て前記ウエハWを前記段差22bとの間で保持するチャ
ック板25とを備えている。
減を達成したり、故障し難くして稼動率を向上したり、
ウエハをより速く容器内の液中に浸す上でも好適なウエ
ハ保持装置及び保持方法を実現する。 【解決手段】 ウエハWを容器19内の液中に浸した状
態で移動等するときに用いられるウエハ保持装置20で
あって、前記ウエハWの周端部を段差22bで受け止め
可能な本体21と、前記本体21に揺動可能に取り付け
られて前記液中に入られると浮力により一方向へ揺動し
て前記ウエハWを前記段差22bとの間で保持するチャ
ック板25とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ウエハを
容器内の液に出し入れしたり、容器内の液に浸した状態
で移動搬送するようなときに好適なウエハ保持装置及び
保持方法に関するものである。
容器内の液に出し入れしたり、容器内の液に浸した状態
で移動搬送するようなときに好適なウエハ保持装置及び
保持方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造では、特開2001−313
278号等に記載されている様に対象ウエハを粗研磨や
鏡面仕上げ等の研磨処理した後、湿潤状態を維持して洗
浄工程まで搬送して研磨剤や異物等の付着物を除去する
ことがある。この操作において、従来は複数枚のウエハ
をカセット等に収容して研磨工程から洗浄工程と言うよ
うに各工程間を搬送したり洗浄していたが、近年は高精
度化及びウエハの大口径化に伴い、ウエハを一枚づつ搬
送したり洗浄する枚葉式が主流になっている。
278号等に記載されている様に対象ウエハを粗研磨や
鏡面仕上げ等の研磨処理した後、湿潤状態を維持して洗
浄工程まで搬送して研磨剤や異物等の付着物を除去する
ことがある。この操作において、従来は複数枚のウエハ
をカセット等に収容して研磨工程から洗浄工程と言うよ
うに各工程間を搬送したり洗浄していたが、近年は高精
度化及びウエハの大口径化に伴い、ウエハを一枚づつ搬
送したり洗浄する枚葉式が主流になっている。
【0003】図4は本発明を適用した枚葉式の研磨・洗
浄設備例を示している。この例では、研磨処理部1及び
洗浄処理部2が搬送機3の両端に位置している。研磨処
理部1には研磨機4や移載用ロボット5等が設けられ、
洗浄処理部2には洗浄機6や移載用ロボット7等が設け
られている。そして、ウエハWは、研磨機4で片面又は
両面研磨されるとロボット5のハンドにて搬送機3上の
移動部10に受け渡され、移動部10を介し洗浄処理部
2側へ搬送された後、ロボット7のハンドにて移動部1
0から洗浄機6に受け渡される。
浄設備例を示している。この例では、研磨処理部1及び
洗浄処理部2が搬送機3の両端に位置している。研磨処
理部1には研磨機4や移載用ロボット5等が設けられ、
洗浄処理部2には洗浄機6や移載用ロボット7等が設け
られている。そして、ウエハWは、研磨機4で片面又は
両面研磨されるとロボット5のハンドにて搬送機3上の
移動部10に受け渡され、移動部10を介し洗浄処理部
2側へ搬送された後、ロボット7のハンドにて移動部1
0から洗浄機6に受け渡される。
【0004】図5は前記移動部の従来例を示している。
この移動部40は、ウエハ保持装置41と液を入れる容
器49を組として備え、搬送機3を構成している支持台
の固定板8に対しレール機構11及び駆動機構12等を
介して紙面前後へ水平移動される。ウエハ保持装置41
は、移動板42上に軸受43等を介し回動自在に立設さ
れた複数の本体44と、各本体44をウエハ保持位置と
非保持位置に回動切り換える回動機構45とからなる。
各本体44は、上部側が下向きに折り曲げられ該折り曲
げられた外面に略V形の溝44aを有し、又、下部側が
タイミングベルト47a等により連携されている。回動
機構45は、モータ46の回転力をタイミングベルト4
7b等を介し任意の本体44へ伝達することにより、各
本体44をタイミングベルト47a等を介し同期してウ
エハ保持位置と非保持位置とに切り換える。また、容器
49は、液体が不図示の液供給機構により収容されたり
排出可能になっており、各本体44の内側に位置してシ
リンダー48により上下動される。
この移動部40は、ウエハ保持装置41と液を入れる容
器49を組として備え、搬送機3を構成している支持台
の固定板8に対しレール機構11及び駆動機構12等を
介して紙面前後へ水平移動される。ウエハ保持装置41
は、移動板42上に軸受43等を介し回動自在に立設さ
れた複数の本体44と、各本体44をウエハ保持位置と
非保持位置に回動切り換える回動機構45とからなる。
各本体44は、上部側が下向きに折り曲げられ該折り曲
げられた外面に略V形の溝44aを有し、又、下部側が
タイミングベルト47a等により連携されている。回動
機構45は、モータ46の回転力をタイミングベルト4
7b等を介し任意の本体44へ伝達することにより、各
本体44をタイミングベルト47a等を介し同期してウ
エハ保持位置と非保持位置とに切り換える。また、容器
49は、液体が不図示の液供給機構により収容されたり
排出可能になっており、各本体44の内側に位置してシ
リンダー48により上下動される。
【0005】以上の移動部40は、研磨処理部1側で研
磨後のウエハWがロボット5のハンドによりウエハ保持
装置41の各本体44内側に移動された後、各本体44
をウエハ保持位置に回動切り換えることにより溝44a
に嵌合保持される。そして、保持されたウエハWは、容
器49がシリンダー48を介し上昇位置に動かされる
と、容器49内の液中に浸水され、該浸水状態で洗浄処
理部2側まで移動搬送される。洗浄処理部2側では、容
器49がシリンダー48を介し下降位置に動かされて、
ウエハWが容器49内の液から離間した後、ロボット7
のハンドにてウエハWを保持してから各本体44を非保
持位置に切り換え、ロボット7のハンドにてウエハWを
洗浄機6の槽内に設けられた保持部に受け渡される。
磨後のウエハWがロボット5のハンドによりウエハ保持
装置41の各本体44内側に移動された後、各本体44
をウエハ保持位置に回動切り換えることにより溝44a
に嵌合保持される。そして、保持されたウエハWは、容
器49がシリンダー48を介し上昇位置に動かされる
と、容器49内の液中に浸水され、該浸水状態で洗浄処
理部2側まで移動搬送される。洗浄処理部2側では、容
器49がシリンダー48を介し下降位置に動かされて、
ウエハWが容器49内の液から離間した後、ロボット7
のハンドにてウエハWを保持してから各本体44を非保
持位置に切り換え、ロボット7のハンドにてウエハWを
洗浄機6の槽内に設けられた保持部に受け渡される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したウエハ保持装
置41では、本体44をウエハ保持位置と非保持位置に
切り換える回動機構45を必須としているため複雑高価
となる。また、複数の本体44をタイミングベルト47
a,47b等を介し機械的に同期してウエハ保持位置と
非保持位置とに切り換えるため安定作動を維持し難く故
障やメンテナンス等の回数が多くなり稼動率も悪い。し
かも、上記した様な研磨後のウエハWは一旦乾燥する
と、研磨剤や異物が研磨面に強く付着し洗浄効率も悪く
なる関係で、研磨後はウエハ保持装置41に保持して容
器49内の液に速く浸すことが好ましいが、モータ46
及びタイミングベルト47a,47b等を介して行うた
め迅速化し難い。
置41では、本体44をウエハ保持位置と非保持位置に
切り換える回動機構45を必須としているため複雑高価
となる。また、複数の本体44をタイミングベルト47
a,47b等を介し機械的に同期してウエハ保持位置と
非保持位置とに切り換えるため安定作動を維持し難く故
障やメンテナンス等の回数が多くなり稼動率も悪い。し
かも、上記した様な研磨後のウエハWは一旦乾燥する
と、研磨剤や異物が研磨面に強く付着し洗浄効率も悪く
なる関係で、研磨後はウエハ保持装置41に保持して容
器49内の液に速く浸すことが好ましいが、モータ46
及びタイミングベルト47a,47b等を介して行うた
め迅速化し難い。
【0007】本発明は以上のような課題を一掃すること
を目的としている。具体的には、ウエハ保持装置の大幅
な簡略化を可能にして経費節減を達成したり、故障し難
くして稼動率を向上したり、ウエハをより速く容器内の
液中に浸す上でも好適なウエハ保持装置及び保持方法を
実現することにある。
を目的としている。具体的には、ウエハ保持装置の大幅
な簡略化を可能にして経費節減を達成したり、故障し難
くして稼動率を向上したり、ウエハをより速く容器内の
液中に浸す上でも好適なウエハ保持装置及び保持方法を
実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、実施形態の例で特定すると、
ウエハWを容器19内の液中に浸した状態で移動等する
ときに用いられるウエハ保持装置20であって、前記ウ
エハWの周端部を段差22bで受け止め可能な本体21
と、前記本体21に揺動可能に取り付けられて前記液中
に入られると浮力により一方向へ揺動して前記ウエハW
を前記段差22bとの間で保持するチャック板25とを
備えていることを特徴としている。また、請求項3の発
明は、以上の発明装置を方法として捉えたもので、ウエ
ハWを容器19内の液中に浸す過程で保持し、容器19
内の液から離したときに解放するウエハ保持方法であっ
て、本体21及びチャック板25を有し、前記ウエハW
が前記本体21の一部に受け止められて前記容器内の液
に当接する前に、前記チャック板25が前記容器内の液
から受ける浮力により揺動して前記本体側との間に前記
ウエハWを保持する構成である。
に、請求項1の本発明は、実施形態の例で特定すると、
ウエハWを容器19内の液中に浸した状態で移動等する
ときに用いられるウエハ保持装置20であって、前記ウ
エハWの周端部を段差22bで受け止め可能な本体21
と、前記本体21に揺動可能に取り付けられて前記液中
に入られると浮力により一方向へ揺動して前記ウエハW
を前記段差22bとの間で保持するチャック板25とを
備えていることを特徴としている。また、請求項3の発
明は、以上の発明装置を方法として捉えたもので、ウエ
ハWを容器19内の液中に浸す過程で保持し、容器19
内の液から離したときに解放するウエハ保持方法であっ
て、本体21及びチャック板25を有し、前記ウエハW
が前記本体21の一部に受け止められて前記容器内の液
に当接する前に、前記チャック板25が前記容器内の液
から受ける浮力により揺動して前記本体側との間に前記
ウエハWを保持する構成である。
【0009】以上の発明特徴は、図3に示した様に、ウ
エハWが本体21の段差22bに載せた状態から、容器
19内の液に近づくと、チャック板25が容器内の液か
ら受ける浮力により揺動して、段差22bとの間でウエ
ハWを保持するようにしたものである。この利点は、フ
ロート式のチャックであるため従来の機械的な駆動源や
タイミングベルト等の同期機構を必要とせず安価であ
り、作動も簡明なため故障が起こり難い。また、ウエハ
Wを液外つまり気中で受け止めると同時に容器19を上
昇移動又は本体21を下降して、容器内の液へ近づける
とチャック板25がウエハ保持位置に切り換えられるた
めウエハWをより迅速に容器内の液に浸し易いこと等に
ある。なお、容器19とウエハ保持装置20との関係
は、容器19が上下に動く態様に限らず、本体21及び
チャック板25を容器側へ上下動する態様であってもよ
い。
エハWが本体21の段差22bに載せた状態から、容器
19内の液に近づくと、チャック板25が容器内の液か
ら受ける浮力により揺動して、段差22bとの間でウエ
ハWを保持するようにしたものである。この利点は、フ
ロート式のチャックであるため従来の機械的な駆動源や
タイミングベルト等の同期機構を必要とせず安価であ
り、作動も簡明なため故障が起こり難い。また、ウエハ
Wを液外つまり気中で受け止めると同時に容器19を上
昇移動又は本体21を下降して、容器内の液へ近づける
とチャック板25がウエハ保持位置に切り換えられるた
めウエハWをより迅速に容器内の液に浸し易いこと等に
ある。なお、容器19とウエハ保持装置20との関係
は、容器19が上下に動く態様に限らず、本体21及び
チャック板25を容器側へ上下動する態様であってもよ
い。
【0010】以上のチャック板25は、請求項2の様に
前記ウエハWを前記段差22bとの間で保持する上側の
突起27と、側面に突設されたフロート部29とを有
し、前記本体21に軸28を介し所定範囲だけ回動可能
に取り付けられていることが好ましい。本発明は、チャ
ック板25が容器内の液に浸されると浮力により非保持
位置から保持位置へ揺動切り換えられ、又、チャック板
25が容器内の液から離れると元の非保持位置へ揺動切
り換えられるようにしたものである。その切換作動は、
専用のフロート部29を有していると、切換速度や段差
22bとの間の保持力等をフロート部29の形状設定等
にて設計通りに付与し易い。なお、本発明において、ウ
エハWは各種の基板と同じ意味で使用している。ウエハ
形状は円形に限らず角形であっても差し支えない。
前記ウエハWを前記段差22bとの間で保持する上側の
突起27と、側面に突設されたフロート部29とを有
し、前記本体21に軸28を介し所定範囲だけ回動可能
に取り付けられていることが好ましい。本発明は、チャ
ック板25が容器内の液に浸されると浮力により非保持
位置から保持位置へ揺動切り換えられ、又、チャック板
25が容器内の液から離れると元の非保持位置へ揺動切
り換えられるようにしたものである。その切換作動は、
専用のフロート部29を有していると、切換速度や段差
22bとの間の保持力等をフロート部29の形状設定等
にて設計通りに付与し易い。なお、本発明において、ウ
エハWは各種の基板と同じ意味で使用している。ウエハ
形状は円形に限らず角形であっても差し支えない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に示した実施
形態によって説明する。図1は図4の移動部10の構成
を模式的に示し、同(a)は容器の下降位置、同(b)
は容器の上昇位置を示している。図2はウエハ保持装置
の要部を示し、同(a)は本体とチャック板の関係を示
し、同(b)はチャック板を取り付けた状態を示してい
る。図3はウエハ保持装置の作動を示している。以下の
説明では、設備全体を概説した後、ウエハ保持装置及び
その作動について詳述する。
形態によって説明する。図1は図4の移動部10の構成
を模式的に示し、同(a)は容器の下降位置、同(b)
は容器の上昇位置を示している。図2はウエハ保持装置
の要部を示し、同(a)は本体とチャック板の関係を示
し、同(b)はチャック板を取り付けた状態を示してい
る。図3はウエハ保持装置の作動を示している。以下の
説明では、設備全体を概説した後、ウエハ保持装置及び
その作動について詳述する。
【0012】(研磨・洗浄設備)図4は上述した如く本
発明のウエハ保持装置を適用した研磨・洗浄設備例を模
式的に示している。この設備では、研磨処理部1と洗浄
処理部2とが搬送機3の両端に配置されていると共に仕
切9等で区画されている点、搬送機3は不図示の支持台
上に設けられた固定板8にレール機構11を構成してい
るレール部材13及びラック部材15を有している点、
研磨処理部1には研磨機4や移載用ロボット5等が設け
られ、洗浄処理部2には洗浄機6や移載用ロボット7等
が設けられている点を特徴としている。そして、作業的
には、対象ウエハWが研磨機4で片面又は両面研磨され
ると、ウエハWがロボット5のハンドにて研磨機4側か
ら搬送機3上の移動部10に受け渡され、移動部10を
介し洗浄処理部2側へ搬送された後、ロボット7のハン
ドにて移動部10から洗浄機6に受け渡されて、洗浄機
6の槽内に保持されたウエハWについて薬液や純水で洗
浄等が施される。なお、以上の設備は概略であり、実際
には移動部10が搬送部3上に複数設けられ、複数のウ
エハWを同時に移動搬送することもある。即ち、設備構
造自体は、例えば、特開2001−313278号等の
公知のものであってもよい。
発明のウエハ保持装置を適用した研磨・洗浄設備例を模
式的に示している。この設備では、研磨処理部1と洗浄
処理部2とが搬送機3の両端に配置されていると共に仕
切9等で区画されている点、搬送機3は不図示の支持台
上に設けられた固定板8にレール機構11を構成してい
るレール部材13及びラック部材15を有している点、
研磨処理部1には研磨機4や移載用ロボット5等が設け
られ、洗浄処理部2には洗浄機6や移載用ロボット7等
が設けられている点を特徴としている。そして、作業的
には、対象ウエハWが研磨機4で片面又は両面研磨され
ると、ウエハWがロボット5のハンドにて研磨機4側か
ら搬送機3上の移動部10に受け渡され、移動部10を
介し洗浄処理部2側へ搬送された後、ロボット7のハン
ドにて移動部10から洗浄機6に受け渡されて、洗浄機
6の槽内に保持されたウエハWについて薬液や純水で洗
浄等が施される。なお、以上の設備は概略であり、実際
には移動部10が搬送部3上に複数設けられ、複数のウ
エハWを同時に移動搬送することもある。即ち、設備構
造自体は、例えば、特開2001−313278号等の
公知のものであってもよい。
【0013】(移動部)この移動部10は、図1に示さ
れる様に、移動板32上に設けられてウエハWを着脱す
るウエハ保持装置20と、ウエハWを液に浸す容器19
とを組として備えており、前記レール部材13に嵌合す
るレール部材14を介し摺動自在に配置された状態で、
駆動機構12により図4の左右方向へ移動される。この
駆動機構12は、固定板8上に設けられて図1の紙面前
後方向に延びているラック部材15と、移動板32上に
設けられて出力軸16aを貫通孔32aから下向きに突
出しているモータ16と、出力軸16aに軸装されてラ
ック部材15のラック歯と噛み合っているピニオン17
等からなる。そして、移動部10は、不図示の制御部か
らの信号によりモータ16を駆動し、レール機構11等
を介して研磨機側の受け渡し位置と洗浄機側の受け渡し
位置との間を移動する。
れる様に、移動板32上に設けられてウエハWを着脱す
るウエハ保持装置20と、ウエハWを液に浸す容器19
とを組として備えており、前記レール部材13に嵌合す
るレール部材14を介し摺動自在に配置された状態で、
駆動機構12により図4の左右方向へ移動される。この
駆動機構12は、固定板8上に設けられて図1の紙面前
後方向に延びているラック部材15と、移動板32上に
設けられて出力軸16aを貫通孔32aから下向きに突
出しているモータ16と、出力軸16aに軸装されてラ
ック部材15のラック歯と噛み合っているピニオン17
等からなる。そして、移動部10は、不図示の制御部か
らの信号によりモータ16を駆動し、レール機構11等
を介して研磨機側の受け渡し位置と洗浄機側の受け渡し
位置との間を移動する。
【0014】容器19は、ウエハWが余裕を持って収容
される大きさのものであればよく、移動板32上に固定
されたシリンダー18により上昇されたり下降される。
即ち、シリンダー18は、エアーや油圧等により突出さ
れるピストンロッド18aを有し、該ピストンロッド1
8aの先端が容器19の底面中央部に連結されている。
そして、容器19は、不図示の制御部からの信号により
シリンダー18を介し図1(a)の最下降位置と同
(b)の最上昇位置とに切り換えられる。なお、この容
器19には、不図示の液供給機構により洗浄液と同じか
類似した液が供給され、又、容器内から液を適宜に排出
可能になっている。容器19の上下動機構としては、シ
リンダー機構に限らず、モータ等を利用した他の直動機
構でもよい。
される大きさのものであればよく、移動板32上に固定
されたシリンダー18により上昇されたり下降される。
即ち、シリンダー18は、エアーや油圧等により突出さ
れるピストンロッド18aを有し、該ピストンロッド1
8aの先端が容器19の底面中央部に連結されている。
そして、容器19は、不図示の制御部からの信号により
シリンダー18を介し図1(a)の最下降位置と同
(b)の最上昇位置とに切り換えられる。なお、この容
器19には、不図示の液供給機構により洗浄液と同じか
類似した液が供給され、又、容器内から液を適宜に排出
可能になっている。容器19の上下動機構としては、シ
リンダー機構に限らず、モータ等を利用した他の直動機
構でもよい。
【0015】(ウエハ保持装置)このウエハ保持装置2
0は本発明の要部であり、移動板32上に立設された複
数のアーム形本体21と、各本体21に揺動可能に取り
付けられたフロート式のチャック板25とからなる。本
体21は少なくとも2以上で構成される。形態例では、
4〜6本構成を想定しており、各本体21が同心円上に
あって容器19を内側に配置できるよう2本又は3本づ
つ対向して立設されている。形状的には略柱形であり、
下端21aが移動板32に固定され、上端21bが隙間
Sを保って下向きに折り曲げられている。隙間Sは容器
19の側面部を逃げる寸法に設定されている。下向きに
折り曲げられた部分21cには、図2の示される様に外
面上側にテーパー部22が設けられ、下側に取付孔23
が設けられると共に上下略中間部に係止ピン24が設け
られている。部分21cは、テーパー部22の存在によ
り上側が下側よりも細くなっている。即ち、テーパー部
22は、部分21cの上面より下向きで末広がりとなる
比較的長い傾斜面22aと、該傾斜面22aの下側に位
置して緩く傾斜された段差22bとから形成されてい
る。傾斜部22aは、ウエハWがロボット5のハンドに
把持されて下方へ垂直移動されながら段差22b上に載
せられるときに、ウエハ周端部に当たらないよう逃げる
部分である。段差22bはウエハWを受け止める箇所で
ある。この例では、ウエハ下面に極力当たることなく、
ウエハ周端部分と当接してウエハWを受け止める形状と
なっている。取付孔23は段差22bの真下つまり片側
に変位した箇所に設けられている。係止ピン24は取付
孔23に対し斜め上位置に設けられている。
0は本発明の要部であり、移動板32上に立設された複
数のアーム形本体21と、各本体21に揺動可能に取り
付けられたフロート式のチャック板25とからなる。本
体21は少なくとも2以上で構成される。形態例では、
4〜6本構成を想定しており、各本体21が同心円上に
あって容器19を内側に配置できるよう2本又は3本づ
つ対向して立設されている。形状的には略柱形であり、
下端21aが移動板32に固定され、上端21bが隙間
Sを保って下向きに折り曲げられている。隙間Sは容器
19の側面部を逃げる寸法に設定されている。下向きに
折り曲げられた部分21cには、図2の示される様に外
面上側にテーパー部22が設けられ、下側に取付孔23
が設けられると共に上下略中間部に係止ピン24が設け
られている。部分21cは、テーパー部22の存在によ
り上側が下側よりも細くなっている。即ち、テーパー部
22は、部分21cの上面より下向きで末広がりとなる
比較的長い傾斜面22aと、該傾斜面22aの下側に位
置して緩く傾斜された段差22bとから形成されてい
る。傾斜部22aは、ウエハWがロボット5のハンドに
把持されて下方へ垂直移動されながら段差22b上に載
せられるときに、ウエハ周端部に当たらないよう逃げる
部分である。段差22bはウエハWを受け止める箇所で
ある。この例では、ウエハ下面に極力当たることなく、
ウエハ周端部分と当接してウエハWを受け止める形状と
なっている。取付孔23は段差22bの真下つまり片側
に変位した箇所に設けられている。係止ピン24は取付
孔23に対し斜め上位置に設けられている。
【0016】チャック板25は、前記部分21cの下側
面部分にほぼ収まる板幅及び大きさをなし、背面側に突
設された軸28と、上側に突設された突起27及び回動
規制用切欠部26aと、上片側の逃げ用テーパー部26
bと、表面側に取り付けられたフロート部29とを有し
ている。軸28は、前記取付孔23に挿通された状態で
Eリング等で抜け止めされることにより、本体21に対
しチャック板25を回動自在に組み付け可能にする。突
起27は、段差22bとの間にウエハWの対応部を挟ん
で保持する箇所であり、チャック板25が軸28及び取
付孔23の嵌合を介し本体21に取り付けられた状態、
つまりチャック板25が容器内の液による浮力を受けて
いない状態(以下、非保持位置と言う)において、図2
(b)の如く自重で揺動して傾斜面22aから突出しな
い手前に位置している。切欠部26aは、チャック板2
5の上側で突起27の片側に段差として形成されてお
り、チャック板25の非保持位置で係止ピン24と当接
して図2(b)の状態から時計回りに更に回動しないよ
うに規制する。フロート部29は内部中空の筒状をな
し、チャック板25の表面に装着されている。フロート
部29は、チャック板25を液中に入れたときに浮力を
受け、チャック板25が該浮力により軸28を支点とし
て一方向へ回動されるようにする。この様なフロート部
29は、チャック板25と一体に形成してもよく、形状
及び大きさも任意に設計可能である。
面部分にほぼ収まる板幅及び大きさをなし、背面側に突
設された軸28と、上側に突設された突起27及び回動
規制用切欠部26aと、上片側の逃げ用テーパー部26
bと、表面側に取り付けられたフロート部29とを有し
ている。軸28は、前記取付孔23に挿通された状態で
Eリング等で抜け止めされることにより、本体21に対
しチャック板25を回動自在に組み付け可能にする。突
起27は、段差22bとの間にウエハWの対応部を挟ん
で保持する箇所であり、チャック板25が軸28及び取
付孔23の嵌合を介し本体21に取り付けられた状態、
つまりチャック板25が容器内の液による浮力を受けて
いない状態(以下、非保持位置と言う)において、図2
(b)の如く自重で揺動して傾斜面22aから突出しな
い手前に位置している。切欠部26aは、チャック板2
5の上側で突起27の片側に段差として形成されてお
り、チャック板25の非保持位置で係止ピン24と当接
して図2(b)の状態から時計回りに更に回動しないよ
うに規制する。フロート部29は内部中空の筒状をな
し、チャック板25の表面に装着されている。フロート
部29は、チャック板25を液中に入れたときに浮力を
受け、チャック板25が該浮力により軸28を支点とし
て一方向へ回動されるようにする。この様なフロート部
29は、チャック板25と一体に形成してもよく、形状
及び大きさも任意に設計可能である。
【0017】(作動)次に、上記ウエハ保持装置20の
作動を図3を参照しながら説明する。図3(a)は、図
1(a)と同じく容器19が最下降位置にありウエハ保
持装置20が容器19から離れて非保持位置にある態様
である。この態様は、例えば、上記した移動部10が研
磨機側の受け渡し位置にあり、研磨後のウエハWがロボ
ット5のハンドにより研磨機4からウエハ保持装置20
を構成している各本体21の段差22bに受け渡した状
態である。なお、この状態において、チャック板25
は、自重により軸28を支点として時計回りに回動され
るが、切欠部26aが係止ピン24に当接することによ
り該回動が係止され、全体が部分21cの側面に収まっ
ている。このため、ウエハWは、水平状態で下向きに移
動されるだけで、段差22bに受け止められて移載され
る。
作動を図3を参照しながら説明する。図3(a)は、図
1(a)と同じく容器19が最下降位置にありウエハ保
持装置20が容器19から離れて非保持位置にある態様
である。この態様は、例えば、上記した移動部10が研
磨機側の受け渡し位置にあり、研磨後のウエハWがロボ
ット5のハンドにより研磨機4からウエハ保持装置20
を構成している各本体21の段差22bに受け渡した状
態である。なお、この状態において、チャック板25
は、自重により軸28を支点として時計回りに回動され
るが、切欠部26aが係止ピン24に当接することによ
り該回動が係止され、全体が部分21cの側面に収まっ
ている。このため、ウエハWは、水平状態で下向きに移
動されるだけで、段差22bに受け止められて移載され
る。
【0018】図3(b)は、容器19が上昇を開始して
チャック板25の下部側が容器内の液に入り、ウエハ保
持装置20のチャック板25がウエハ保持位置方向へ揺
動した態様である。即ち、容器19が最下降位置から上
昇される過程では、まず、容器内の液中に部分21c及
びチャック板25の下部側から浸液した後、フロート部
29が液中に入る。すると、チャック板25は、フロー
ト部29が液中に浸かることによって生ずる浮力によ
り、軸28を中心として図の逆時計回り、つまりウエハ
保持位置である閉じ方向へ回動する。この回動は、突起
27が段差22b上に受け止められているウエハWの周
端部分に接触することにより止まる。この結果、ウエハ
Wは段差22bと突起27との間に所定の強さで保持さ
れる。なお、チャック板25は、フロート部29が段差
22bによりも下側に位置するよう設計され、ウエハW
が容器内の液に接触する前段階でフロート部29による
浮力によって非保持位置である開からウエハ保持位置で
ある閉じ方向へ回動切り換えられるようになっている。
このため、発明のウエハ保持装置20は、従来構造に対
し機械的な回動切換機構を必要とないばかりでなく、機
械的な同期機構も不要となる。後者の点は、この種の容
器19自体は水平状態で上下動されることから、複数の
本体21及びチャック板25を同一高さに設置しておく
だけで、例えば、全てのチャック板25が同時に容器内
の液に浸され開から閉じ方向へ回動切り換えられるため
である。
チャック板25の下部側が容器内の液に入り、ウエハ保
持装置20のチャック板25がウエハ保持位置方向へ揺
動した態様である。即ち、容器19が最下降位置から上
昇される過程では、まず、容器内の液中に部分21c及
びチャック板25の下部側から浸液した後、フロート部
29が液中に入る。すると、チャック板25は、フロー
ト部29が液中に浸かることによって生ずる浮力によ
り、軸28を中心として図の逆時計回り、つまりウエハ
保持位置である閉じ方向へ回動する。この回動は、突起
27が段差22b上に受け止められているウエハWの周
端部分に接触することにより止まる。この結果、ウエハ
Wは段差22bと突起27との間に所定の強さで保持さ
れる。なお、チャック板25は、フロート部29が段差
22bによりも下側に位置するよう設計され、ウエハW
が容器内の液に接触する前段階でフロート部29による
浮力によって非保持位置である開からウエハ保持位置で
ある閉じ方向へ回動切り換えられるようになっている。
このため、発明のウエハ保持装置20は、従来構造に対
し機械的な回動切換機構を必要とないばかりでなく、機
械的な同期機構も不要となる。後者の点は、この種の容
器19自体は水平状態で上下動されることから、複数の
本体21及びチャック板25を同一高さに設置しておく
だけで、例えば、全てのチャック板25が同時に容器内
の液に浸され開から閉じ方向へ回動切り換えられるため
である。
【0019】図3(c)は、容器19が最上昇位置に達
しウエハWが容器内の液中に完全に浸された態様であ
る。この状態では、ウエハWがフロート部29の浮力に
比例した一定の力を突起27を介し常に受け、移動部1
0が動いたとしても段差22bと突起27との間に安定
保持されている。そして、容器19が最上昇位置に達し
た後、上記したモータ16が駆動してレール機構11等
を介し洗浄機側の受け渡し位置まで移動搬送される。な
お、洗浄機側の受け渡し位置では、容器19が最下降位
置まで移動される。容器19の下降過程では、図3
(b)から(a)の態様、つまりチャック板25が自重
により軸28を支点として非保持位置である開方向へ回
動される。そして、ウエハWは、ロボット7のハンドに
て洗浄機6の保持部に受け渡される。その後は、移動部
10が再び研磨機側の受け渡し位置まで移動され、次の
ウエハWを同様に保持して移動搬送することになる。
しウエハWが容器内の液中に完全に浸された態様であ
る。この状態では、ウエハWがフロート部29の浮力に
比例した一定の力を突起27を介し常に受け、移動部1
0が動いたとしても段差22bと突起27との間に安定
保持されている。そして、容器19が最上昇位置に達し
た後、上記したモータ16が駆動してレール機構11等
を介し洗浄機側の受け渡し位置まで移動搬送される。な
お、洗浄機側の受け渡し位置では、容器19が最下降位
置まで移動される。容器19の下降過程では、図3
(b)から(a)の態様、つまりチャック板25が自重
により軸28を支点として非保持位置である開方向へ回
動される。そして、ウエハWは、ロボット7のハンドに
て洗浄機6の保持部に受け渡される。その後は、移動部
10が再び研磨機側の受け渡し位置まで移動され、次の
ウエハWを同様に保持して移動搬送することになる。
【0020】なお、以上の実施形態では、本発明を研磨
・洗浄設備に適用した例で述べたが、これ以外の製造工
程でも同様に適用可能なものである。その一例として
は、本発明のウエハ保持装置及び保持方法を枚葉式のエ
ッチング処理工程等で使用することである。また、以上
のウエハ保持装置20は基本形態例であり、本体21及
びチャック板25の具体的な形状、チャック板25の取
付構造、フロート部29の形状等は必要に応じて変形可
能なものである。勿論、フロート部29としては、容器
内の液に入れられたとき浮力を受けてチャック板25を
一方向に揺動できればよく、本体29の対応部に一体に
形成したり、逆に、本体29に着脱又は交換可能に構成
してもよいものである。
・洗浄設備に適用した例で述べたが、これ以外の製造工
程でも同様に適用可能なものである。その一例として
は、本発明のウエハ保持装置及び保持方法を枚葉式のエ
ッチング処理工程等で使用することである。また、以上
のウエハ保持装置20は基本形態例であり、本体21及
びチャック板25の具体的な形状、チャック板25の取
付構造、フロート部29の形状等は必要に応じて変形可
能なものである。勿論、フロート部29としては、容器
内の液に入れられたとき浮力を受けてチャック板25を
一方向に揺動できればよく、本体29の対応部に一体に
形成したり、逆に、本体29に着脱又は交換可能に構成
してもよいものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のウエハ保
持装置及び保持方法は、従来の機械的な駆動機構や同期
機構等を省略して簡素化及び経費削減を可能にし、トラ
ブル発生の虞もなくし、常に安定した保持作動を実現で
きる。
持装置及び保持方法は、従来の機械的な駆動機構や同期
機構等を省略して簡素化及び経費削減を可能にし、トラ
ブル発生の虞もなくし、常に安定した保持作動を実現で
きる。
【図1】 本発明のウエハ保持装置及び容器例を示す模
式構成図である。
式構成図である。
【図2】 上記ウエハ保持装置の要部を示す部分拡大図
である。
である。
【図3】 上記ウエハ保持装置の作動を示す模式図であ
る。
る。
【図4】 ウエハ保持装置の使用例を示す研磨・洗浄設
備の模式図である。
備の模式図である。
【図5】 従来のウエハ保持装置例を示す参考図であ
る。
る。
3…搬送機(1は研磨処理部、2は洗浄処理部)
10…移動部(11はレール機構、12は駆動機構)
19…液用容器
20…ウエハ保持装置
21…本体(21aは下端、21bは上端、21cは折
り曲げられた部分) 22…テーパー部(22aは傾斜面、22bは段差) 25…チャック板(27は突起、28は軸、29はフロ
ート部) W…ウエハ
り曲げられた部分) 22…テーパー部(22aは傾斜面、22bは段差) 25…チャック板(27は突起、28は軸、29はフロ
ート部) W…ウエハ
Claims (3)
- 【請求項1】 ウエハを容器内の液中に浸した状態で移
動等するときに用いられるウエハ保持装置であって、 前記ウエハの周端部を段差で受け止め可能な本体と、前
記本体に揺動可能に取り付けられて前記液中に入られる
と浮力により一方向へ揺動して前記ウエハを前記段差と
の間で保持するチャック板とを備えていることを特徴と
するウエハ保持装置。 - 【請求項2】 前記チャック板は、前記ウエハを前記段
差との間で保持する上側の突起と、側面に突設されたフ
ロート部とを有し、前記本体に軸を介し所定範囲だけ回
動可能に取り付けられている請求項1に記載のウエハ保
持装置。 - 【請求項3】 ウエハを容器内の液中に浸す過程で保持
し、容器内の液から離したときに解放するウエハ保持方
法であって、本体及びチャック板を有し、前記ウエハが
前記本体の一部に受け止められて前記容器内の液に当接
する前に、前記チャック板が前記容器内の液から受ける
浮力により揺動して前記本体側との間に前記ウエハを保
持することを特徴とするウエハ保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108651A JP2003303871A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ウエハ保持装置及び保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108651A JP2003303871A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ウエハ保持装置及び保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003303871A true JP2003303871A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29392330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002108651A Pending JP2003303871A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ウエハ保持装置及び保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003303871A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130120410A (ko) | 2012-04-25 | 2013-11-04 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 처리 장치 |
KR101736497B1 (ko) | 2016-03-10 | 2017-05-17 | (주)선우하이테크 | 기판 표면 처리용 가이드 장치 |
-
2002
- 2002-04-11 JP JP2002108651A patent/JP2003303871A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130120410A (ko) | 2012-04-25 | 2013-11-04 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 처리 장치 |
JP2013229409A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Ebara Corp | 基板処理装置 |
US9472441B2 (en) | 2012-04-25 | 2016-10-18 | Ebara Corporation | Substrate processing apparatus |
KR102094281B1 (ko) * | 2012-04-25 | 2020-03-30 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 처리 장치 |
KR101736497B1 (ko) | 2016-03-10 | 2017-05-17 | (주)선우하이테크 | 기판 표면 처리용 가이드 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040819 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20051215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |