JP2003303206A - 辞書編集システムおよび辞書編集方法 - Google Patents

辞書編集システムおよび辞書編集方法

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JP2003303206A
JP2003303206A JP2002108050A JP2002108050A JP2003303206A JP 2003303206 A JP2003303206 A JP 2003303206A JP 2002108050 A JP2002108050 A JP 2002108050A JP 2002108050 A JP2002108050 A JP 2002108050A JP 2003303206 A JP2003303206 A JP 2003303206A
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Naoaki Kondo
修明 近藤
Masayo Toyoda
真代 豊田
Ryohei Orihara
良平 折原
Akihiro Suyama
明弘 酢山
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の単語を同義語として定義するための辞書
ファイルの編集時に、実物のデータベースを用いた試験
的なデータ検索を行い、その検索結果に対する分析結果
を簡単に参照すること等を可能とした辞書編集システム
を提供する。 【解決手段】この発明の辞書編集システムは、クライア
ントコンピュータ1とLAN3を介して相互に接続可能
なサーバコンピュータ2にて実現され、辞書ツールプロ
グラム22は、辞書編集プログラム23を用いて、辞書
データベース25として利用される辞書を編集する。こ
の辞書は、知識データベース26を検索する際に入力さ
れる検索文中の重要単語の同義語を定義するためのもの
であり、辞書ツールプログラム22は、この辞書の編集
時に、要求に応じて、知識データベース26を用いた試
験的な検索を行い、かつ、その検索結果に対する分析を
行って、その分析結果を参考として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばデータ
ベースを検索する際に入力される検索文中の単語の同義
語を得るために利用される辞書ファイルを編集する辞書
編集システムおよび辞書編集方法に係り、特に、この辞
書ファイルの編集時に、実物のデータベースを用いた試
験的な検索を行い、その検索結果に対する分析結果を簡
単に参照すること等を可能とした辞書編集システムおよ
び辞書編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線基地局の設置や光ファイバの
敷設など、いわゆるネットワーク・インフラストラクチ
ャが急速に整いつつあり、これに伴い、たとえば複数の
拠点を有する企業などでは、イントラネットなどと称さ
れる大規模な組織内ネットワークを構築することが一般
的となっている。この組織内ネットワーク上では、電子
メールシステムやワークフローシステムなど、種々のグ
ループウェアを稼働させるのが普通であるが、最近で
は、ノウハウや市場動向などといった様々な情報、つま
り知識を組織内で効率的に共有するための知識共有シス
テムが導入され始めている。
【0003】この知識共有システムは、組織内から寄せ
られる大量の知識を蓄積し、たとえば利用者から質問文
などの検索文が入力されたときに、その検索文の内容に
合致すると思われる知識を自動的に検索して提示する。
これにより、利用者は、たとえば記号を用いて煩雑な検
索式を作成するといったことを必要とせずに、自然言語
による検索を行うことができ、大量に蓄積された知識の
中から自分に有益な知識を速やかに取り出すことが可能
になる。
【0004】また、この知識共有システムにおける自然
言語検索では、できるだけ漏れのない検索を行うため
に、利用者から入力された検索文中の単語のみならず、
その単語と同義の他の単語も検索対象候補として取り扱
うのが通常である。そして、そのために、この知識共有
システムでは、複数の単語を同義語として定義するため
の辞書ファイルを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この同義語を定義する
辞書ファイルは、検索の精度を大きく左右するものであ
るため、たとえば業種毎にその定義内容を変えるなど、
その利用環境に応じて編集できるようにすることが望ま
しい。また、蓄積された知識の傾向に応じて、重要な知
識が検出され易いように同義語定義を調整することが望
ましい。
【0006】ここで、たとえば辞書ファイルの管理責任
者が、検索精度を上げるために、この辞書ファイルを編
集する場合を考える。この場合、たとえば検索文を任意
に入力して実物のデータベースを用いた試験的な検索を
行い、その検索結果に対する分析結果を参照できれば、
その作業を効率的に行うことが可能である。
【0007】しかしながら、従来では、この種の作業
は、たとえば前処理として別途行うものと位置づけられ
ており、辞書ファイルの編集時に、いわゆる参考として
任意にデータ検索を試行し、その検索結果に対する分析
結果を参照し、あるいは反映させるといったことは簡単
には行えなかった。
【0008】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、複数の単語を同義語として定義する
ための辞書ファイルの編集時に、実物のデータベースを
用いた試験的なデータ検索を行い、その検索結果に対す
る分析結果を簡単に参照すること等を可能とした辞書編
集システムおよび辞書編集方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、複数の単語を同義語として定義する
ための辞書ファイルを編集する辞書編集システムにおい
て、前記辞書ファイルを編集するための編集画面を提示
する編集画面提示手段と、前記編集画面提示手段により
提示された編集画面上での編集時に、前記辞書ファイル
を用いて検索されるデータを蓄積する複数のデータベー
スの中からその編集の参考とするデータベースを選択す
るデータベース選択手段と、前記データベース選択手段
により選択されたデータベースを対象に試験的な検索を
行うための検索文を入力する検索文入力手段と、前記検
索文入力手段により入力された検索文をもとに検出され
たデータに含まれる、前記検索文中の単語またはその単
語と前記辞書により同義語と定義された他の単語を候補
単語として表示する候補単語表示手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】本発明の辞書編集システムにおいては、辞
書ファイルの編集時に、実物のデータベースを用いた試
験的な検索を行い、その検索結果に対する分析結果を簡
単に参照できる仕組みを提供することにより、いわゆる
カスタマイズ作業を効果的に支援することを実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に
係る辞書編集システムのシステム構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態の辞書編集システム
は、クライアントコンピュータ1とLAN等のコンピュ
ータネットワーク3を介して相互に接続可能なサーバコ
ンピュータ2にて実現されている。また、クライアント
コンピュータ1とサーバコンピュータ2には、それぞ
れ、図示しないが、CPU、メインメモリ、記憶装置と
しての磁気ディスク装置およびキーボードやマウスなど
の入力部とディスプレイなどの表示部とを持つ入出力装
置が設けられている。
【0012】クライアントコンピュータ1では、Web
ブラウザ11が動作しており、このWebブラウザ11
によりサーバコンピュータ2上の後述する辞書データベ
ース25を編集する。
【0013】一方、サーバコンピュータ2では、Web
サーバ21と辞書ツールプログラム22が動作してお
り、さらに、この辞書ツールプログラム22の制御下
で、辞書編集プログラム23と知識参照プログラム24
が動作する。また、図中の辞書データベース25と知識
データベース26は、共に、ノウハウや市場動向などと
いった様々な知識を組織内で効率的に共有するための
(図示しない)知識共有システムで利用されるデータベ
ースである。
【0014】辞書データベース25は、複数の単語を同
義語として定義するためのものであり、ここでは、標準
的なシステム辞書のほか、ユーザ辞書A〜Cの3つのユ
ーザ辞書が存在するものとする。一方、知識データベー
ス26は、たとえばWebサーバ21の制御によりWe
bブラウザ11から収集された各種の情報、つまり知識
を大量に蓄積するものである。ここでは、知識A〜Cの
3つのファイル(知識DB)が存在するものとする。そ
して、知識共有システムの利用者は、この知識データベ
ース26から何らかのデータを取り出そうとした場合、
自然言語による検索文を入力する。この検索文が入力さ
れると、知識共有システムは、その検索文を解析してい
わゆる重要語を抽出し、この重要語をもとに知識データ
ベース26を検索する。また、この時、知識共有システ
ムは、この重要語と同義の単語群を辞書データベース2
5から取得し、この取得された同義語も候補の単語とし
て知識データベース26を検索する。つまり、この知識
共有システムにおける検索精度は、辞書データベース2
5による同義語定義が知識データベース26に蓄積され
た知識の傾向(用語の使い方等)にどれだけ対応してい
るかに左右されることになる。そこで、この実施形態の
辞書編集システムは、この知識データベース26を使っ
た試験的な検索結果に対する分析結果を辞書データベー
ス25の編集作業に活用するための仕組みを提供する。
以下、この点について詳述する。
【0015】なお、Webサーバ21は、クライアント
コンピュータ1のWebブラウザ11とのやり取りを制
御する。また、辞書ツールプログラム22は、この辞書
編集システムの中枢を担い、Webサーバ21の制御に
より取得されるWebブラウザ11からの指示に基づ
き、辞書編集プログラム23および知識参照プログラム
24を用いて辞書データベース25の編集処理を実行す
る。
【0016】図2は、この辞書編集システムにおいて、
クライアントコンピュータ1上のWebブラウザ11に
て表示される辞書指定画面を示したものである。この辞
書指定画面は、辞書編集システムの初期画面であり、図
2に示すように、ウインドウa1内に一覧表示された辞
書の中から編集しようとしている辞書を選択し、ボタン
a2を押下してその辞書の編集を開始する。ここでは、
ユーザ辞書Cが編集対象として選択されている。この辞
書の選択およびボタンa2の押下は、たとえばマウスに
よるいわゆるクリック操作によって行う。
【0017】そして、このボタンa2の押下をWebサ
ーバ21経由でWebブラウザ11から通知されると、
辞書ツールプログラム22は、辞書編集プログラム23
を用いて、辞書データベース25にアクセスし、選択さ
れたユーザ辞書Cの同義語定義を取得する。そして、そ
れらを編集する画面を表示するためのデータを作成し
て、Webサーバ21経由でクライアントコンピュータ
1のWebブラウザ11に返送する。図3は、この辞書
編集システムにおいて、クライアントコンピュータ1上
のWebブラウザ11にて表示される辞書編集画面を示
したものである。
【0018】図3に示すように、この辞書編集画面で
は、その辞書で定義されたすべての同義語がフィールド
b1内に一覧表示される。この例では、「基礎化粧
品」、「スキンケア化粧品」、「スキンケア用品」が同
義語として定義され、便宜上、「基礎化粧品」がこの同
義語定義の見出し語に設定されている。また同様に、
「化粧品」、「コスメ」、「コスメティック」が同義語
として定義され、「化粧品」がこの同義語定義の見出し
語に設定されている。一方、「洗顔料」は、未だ他の単
語が同義語として加えられていない。
【0019】ここで、辞書データベース25の管理責任
者が、「洗顔料」の同義語を編集する場合を考える。そ
して、その編集のために、この管理責任者が、知識デー
タベース26の知識A,Bを用いた試験的な検索を行
い、その検索結果に対する分析結果を参照する例を説明
する。
【0020】この場合、まず、管理責任者は、検索する
知識DBを選択するために、ボタンb2を押下する。こ
のボタンb2の押下は、たとえばマウスによるいわゆる
クリック操作によって行う。そして、このボタンb2の
押下をWebサーバ21経由でWebブラウザ11から
通知されると、辞書ツールプログラム22は、知識デー
タベース26として利用されるすべての知識DBを一覧
表示する。図4は、このボタンb2の押下により辞書編
集画面上に知識DB一覧が表示される様子を示す図であ
る。図4に示すように、知識DB一覧用のフィールドc
1が、辞書編集画面上に新たに確保される。
【0021】そして、この知識DB一覧が表示される
と、管理責任者は、その中から、参考として検索を行お
うとしている知識DB、つまり「知識A」と「知識B」
を選択し、ボタンc2を押下する。なお、この知識DB
の選択は、一覧表示された各知識DBに一対に設けられ
るチェックボックスを、たとえばマウスによるクリック
操作によりチェックすることによって行う。
【0022】一方、このボタンc2の押下をWebサー
バ21経由でWebブラウザ11から通知された辞書ツ
ールプログラム22は、管理責任者により検索を行う対
象として選択された知識DB、つまり「知識A」および
「知識B」を確認のために表示する。図5は、このボタ
ンc2の押下により辞書編集画面上に知識DB名が表示
される様子を示す図である。図5に示すように、知識D
B一覧表示用に確保されていたフィールドc1が消さ
れ、選択対象の「知識A」および「知識B」がフィール
ドd1内に表示される。
【0023】この知識DB名の表示により、自分の選択
操作に誤りがないことを確認した管理責任者は、今度
は、試験的な検索を行うための検索文ををフィールドd
2に入力し、ボタンd3を押下する。フィールドd2へ
の入力はキーボードにより、ボタンd3の押下はマウス
によりそれぞれ行う。ここでは、検索文として「フェイ
シャルコスメ」という文字列が入力されたと想定する。
【0024】このフィールドd2への「フェイシャルコ
スメ」の入力とボタンd3の押下とをWebサーバ21
経由でWebブラウザ11から通知されると、辞書ツー
ルプログラム22は、知識参照プログラム24を用い
て、知識データベース26の検索を実行する。具体的に
は、まず、辞書データベース25にアクセスし、「フェ
イシャルコスメ」を含む同義語定義を検索する。そし
て、この検索により得られた同義語定義中のすべての単
語を検索対象の候補(候補単語)として知識データベー
ス26の検索を実行する。
【0025】また、この検索結果を受けて、辞書ツール
プログラム22は、その検出されたデータ内に含まれる
各候補単語の検索文に対する関連度を算出し、この算出
した関連度順に候補単語を表示する。単語Wの関連度
は、たとえば次のように算出する。知識DB中の文書数
をX、知識DB中のうち単語Wを含む文書数をY、検索
結果の上位N文書の中で単語Wを含む文書数をZとした
とき、 log((Z/N)/(Y/X)) を関連度とする。
【0026】図6は、このボタンd3の押下により辞書
編集画面上に候補単語一覧が表示される様子を示す図で
ある。図6に示すように、候補単語一覧用のフィールド
e1が、辞書編集画面上に新たに確保される。
【0027】この候補単語一覧の表示により、管理責任
者は、「フェイシャルコスメ」という検索文に対して、
「クレンジング」という単語の関連度が高く、また、
「クリーム」、「化粧」、「乳液」、…という順に知識
中の単語の関連度が高くなっていることが分かる。
【0028】つまり、この辞書編集システムによれば、
同義語を定義するための辞書を編集するときに、任意の
検索文を入力して実物の知識データベース26を用いた
試験的な検索を実行し、かつ、その検索結果に対する分
析結果を簡単に参照できるため、その編集作業を効率的
に行うことが可能となる。
【0029】また、この辞書編集システムでは、このよ
うに一覧表示された検出知識中の単語を、編集中の辞書
の同義語定義に追加することを可能とした。続いて、こ
の候補単語の中から「クレンジング」と「スクラブ」を
「ユーザ辞書C」の同義語定義に追加する例を説明す
る。
【0030】この場合、管理責任者は、編集中の「ユー
ザ辞書C」の同義語定義の中から見出し語「洗顔料」の
同義語定義を選択するとともに、「知識A」、「知識
B」からの検出知識中に含まれる候補単語「クレンジン
グ」および「スクラブ」を選択した後、ボタンe2を押
下する。この選択は、各項目に一対に設けられるチェッ
クボックスを、たとえばマウスによるクリック操作によ
りチェックすることによって行い、また、ボタンe2の
押下は、たとえばマウスによるいわゆるクリック操作に
よって行う。
【0031】そして、この各項目の選択とボタンe2の
押下とをWebサーバ21経由でWebブラウザ11か
ら通知されると、辞書ツールプログラム22は、辞書編
集プログラム23を用いて、辞書データベース25にア
クセスし、「クレンジング」および「スクラブ」を、
「ユーザ辞書C」の見出し語「洗顔料」の同義語定義に
追加する。図7は、この追加後の辞書編集画面を示す図
であり、見出し語「洗顔料」の同義語定義に「クレンジ
ング」および「スクラブ」が加えられている(f)。
【0032】このように、この辞書編集システムによれ
ば、参考として参照した「知識A」および「知識B」に
おける任意の検索文に関わる候補単語を、編集中の「ユ
ーザ辞書C」の同義語定義に簡単に追加できるため、そ
の編集作業を効率的に行うことが可能となる。
【0033】次に、図8乃至図10を参照して、この辞
書編集システムにおける辞書編集の動作手順を説明す
る。図8は、この辞書編集システムにおける辞書編集手
順のメインルーチンを示すフローチャートである。
【0034】この辞書編集システムにより同義語定義用
の辞書を編集する場合、管理責任者は、まず、編集対象
とする辞書を選択する(ステップA1)。そして、この
選択が行われると、辞書編集システムは、この辞書を編
集するための辞書編集画面を表示する(ステップA
2)。
【0035】次に、管理責任者は、この表示された辞書
編集画面上で、辞書の同義語定義に対して種々の編集処
理を行い(ステップA3)、その終了時に、辞書編集の
終了を辞書編集システムに指示するための操作を行う
(ステップA4のYES)。そして、この終了操作が行
われると、辞書編集システムは、辞書編集画面上で行わ
れた種々の編集処理の内容を辞書に反映させ(ステップ
A5)、この処理を終了する。
【0036】図9は、前述の編集処理(図8ステップA
3)内で行われる知識DBの検索手順を示すフローチャ
ートである。
【0037】同義語定義用の辞書の編集時に、知識DB
の検索を行う場合、管理責任者は、まず、その対象とす
る知識DBを選択する(ステップB1)。また、管理責
任者は、この知識DBを検索するための検索文を入力す
る(ステップB2)。
【0038】この知識DBの選択および検索文の入力が
行われると、辞書編集システムは、その入力された検索
文をもとに知識DBを検索する(ステップB3)。そし
て、辞書編集システムは、この検索により知識DBから
検出されたデータに含まれる候補単語を関連度順に辞書
編集画面上に一覧表示する(ステップB4)。
【0039】図10は、辞書編集画面上に一覧表示され
た検索データ中の候補単語を編集中の辞書の同義語定義
内に追加する場合の手順を示すフローチャートである。
【0040】この場合、管理責任者は、編集中の辞書の
同義語定義を選択するとともに(ステップC1)、知識
DBから検出されたデータ中の候補単語を選択する(ス
テップC2)。そして、辞書編集システムは、その編集
中の辞書の同義語定義内に、知識DBから検出されたデ
ータ中の候補単語を追加する(ステップC3)。
【0041】このように、この辞書編集システムは、あ
る辞書ファイルの編集時に、実物の知識データベースを
用いた試験的な検索を実行し、その検索結果に対する分
析結果を簡単に参照できる仕組みと、この参照した分析
結果を辞書ファイルの編集に簡単に反映させる仕組みと
を実現することにより、知識データベースを検索する際
に利用される各辞書ファイルの編集作業を効率的に行う
ことを支援する。
【0042】なお、本願発明は、前記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、
発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れ得る。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の単語を同義語として定義するための辞書ファイルの編
集時に、実物のデータベースを用いた試験的なデータ検
索を行い、その検索結果に対する分析結果を簡単に参照
できる仕組みを提供することにより、いわゆるカスタマ
イズ作業を効果的に支援することを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る辞書編集システムの
システム構成を示す図。
【図2】同実施形態の辞書編集システムにおいて、クラ
イアントコンピュータ上のWebブラウザにて表示され
る辞書指定画面を示す図。
【図3】同実施形態の辞書編集システムにおいて、クラ
イアントコンピュータ上のWebブラウザにて表示され
る辞書編集画面を示す図。
【図4】同実施形態の辞書編集システムにおいて、辞書
編集画面上に知識DB一覧が表示される様子を示す図。
【図5】同実施形態の辞書編集システムにおいて、辞書
編集画面上に知識DB名が表示される様子を示す図。
【図6】同実施形態の辞書編集システムにおいて、辞書
編集画面上に候補単語一覧が表示される様子を示す図。
【図7】同実施形態の辞書編集システムにおいて、一覧
表示された検出データ中の単語が編集中の辞書の同義語
定義内に追加された後の辞書編集画面を示す図。
【図8】同実施形態の辞書編集システムにおける辞書編
集手順のメインルーチンを示すフローチャート。
【図9】同実施形態の辞書編集システムにおいて、編集
処理内で行われる知識DBの検索手順を示すフローチャ
ート。
【図10】同実施形態の辞書編集システムにおいて、辞
書編集画面上に一覧表示された検索データ中の候補単語
を編集中の辞書の同義語定義内に追加する場合の手順を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…クライアントコンピュータ 2…サーバコンピュータ 3…LAN 11…Webブラウザ 21…Webサーバ 22…辞書ツールプログラム 23…辞書編集プログラム 24…知識参照プログラム 25…辞書データベース 26…知識データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折原 良平 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 酢山 明弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5B075 ND03 ND20 NK02 NR05 PP23 PQ02 PQ46 PQ80 UU02 5B091 AB17 CC02 CC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単語を同義語として定義するため
    の辞書ファイルを編集する辞書編集システムにおいて、 前記辞書ファイルを編集するための編集画面を提示する
    編集画面提示手段と、 前記編集画面提示手段により提示された編集画面上での
    編集時に、前記辞書ファイルを用いて検索されるデータ
    を蓄積する複数のデータベースの中からその編集の参考
    とするデータベースを選択するデータベース選択手段
    と、 前記データベース選択手段により選択されたデータベー
    スを対象に試験的な検索を行うための検索文を入力する
    検索文入力手段と、 前記検索文入力手段により入力された検索文をもとに検
    出されたデータに含まれる、前記検索文中の単語または
    その単語と前記辞書により同義語と定義された他の単語
    を候補単語として前記編集画面上に表示する候補単語表
    示手段とを具備することを特徴とする辞書編集システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記候補単語表示手段は、前記候補単語
    を関連度順に表示することを特徴とする請求項1記載の
    辞書編集システム。
  3. 【請求項3】 前記編集画面提示手段により提示された
    編集画面上で編集中の辞書ファイルのいずれかの同義語
    定義を選択する同義語定義指選択手段と、 前記候補単語表示手段により表示された候補単語の中か
    ら1つ以上の候補単語を選択する候補単語選択手段と、 前記候補単語選択手段により選択された候補単語を前記
    同義語定義指選択手段により選択された同義語定義内に
    追加する同義語編集手段とを具備することを特徴とする
    請求項2記載の辞書編集システム。
  4. 【請求項4】 複数の単語を同義語として定義するため
    の辞書ファイルを編集する辞書編集方法であって、 前記辞書ファイルを編集するための編集画面を提示する
    編集画面提示ステップと、 前記編集画面提示ステップにより提示された編集画面上
    での編集時に、前記辞書を用いて検索されるデータを蓄
    積する複数のデータベースの中からその編集の参考とす
    るデータベースを選択するデータベース選択ステップ
    と、 前記データベース選択ステップにより選択されたデータ
    ベースを対象に試験的な検索を行うための検索文を入力
    する検索語入力ステップと、 前記検索文入力ステップにより入力された検索文をもと
    に検出されたデータに含まれる、前記検索文中の単語ま
    たはその単語と前記辞書により同義語と定義された他の
    単語を候補単語として表示する候補単語表示ステップと
    を具備することを特徴とする辞書編集方法。
  5. 【請求項5】 前記候補単語表示ステップは、前記候補
    単語を関連度順に表示することを特徴とする請求項4記
    載の辞書編集方法。
  6. 【請求項6】 前記編集画面提示ステップにより提示さ
    れた編集画面上で編集中の辞書ファイルのいずれかの同
    義語定義を選択する同義語定義指選択ステップと、 前記候補単語表示ステップにより表示された候補単語の
    中から1つ以上の候補単語を選択する候補単語選択ステ
    ップと、 前記候補単語選択ステップにより選択された候補単語を
    前記同義語定義指選択ステップにより選択された同義語
    定義内に追加する同義語編集ステップとを具備すること
    を特徴とする請求項5記載の辞書編集方法。
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