JP2003302455A - 電波到来方向探知装置 - Google Patents

電波到来方向探知装置

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JP2003302455A
JP2003302455A JP2002103755A JP2002103755A JP2003302455A JP 2003302455 A JP2003302455 A JP 2003302455A JP 2002103755 A JP2002103755 A JP 2002103755A JP 2002103755 A JP2002103755 A JP 2002103755A JP 2003302455 A JP2003302455 A JP 2003302455A
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Japan
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radio wave
arrival direction
support substrate
rotation axis
straight line
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JP2002103755A
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English (en)
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Takashi Ohira
孝 大平
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ATR Advanced Telecommunications Research Institute International
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ATR Advanced Telecommunications Research Institute International
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来例に比較して回路構成が簡単であって、
しかも安価で製造可能な電波到来方向探知装置を提供す
る。 【解決手段】 電波到来方向探知装置は、当該装置から
離れたところにある発信装置から放射された電波を受信
してその電波到来方向を検出するものである。互いに異
なる位置に並置された2つの受信アンテナ1−1,1−
2を、支持基板20に設けられた回転軸Oを中心として
回転可能に支持基板20により支持し、支持基板20を
回転しているときに受信アンテナ1−1,1−2で受信
された同一の電波に係る2つの受信信号の周波数の差を
周波数比較器9により演算する。演算された周波数の差
が正から負への遷移時に実質的にゼロとなるときに、支
持基板20上で回転軸Oと受信アンテナ1−1,1−2
の位置とを通過する直線40上に設けられた発光ダイオ
ード12をオンして発光させてドップラ効果を用いて電
波到来方向を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信装置から放射
された電波の到来方向を探知するための電波到来方向探
知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発信器により発生される電波が到
来する方向(すなわち発信器の方向)を知る手段として
は、例えば八木アンテナなどの単一指向性アンテナ(ビ
ームアンテナ)を機械的に回転させる手法がとられてき
たが、これらの手法では、小型軽量化することが難しい
という問題点があった、
【0003】この問題点を解決するために、例えば従来
技術文献1「T. Ohira et al., "Electronically steer
able passive array radiator antennas for low-cost
analog adaptive beamforming," 2000 IEEE Internatio
nal Conference on Phased Array System & Technology
pp. 101-104, Dana point, California, May 21-25,20
00」や特開2001−24431号公報において開示さ
れているエスパアンテナ装置を用いて電子的にステアリ
ングすることにより電波到来方向を検出するシステムが
開発実用化されている。
【0004】このエスパアンテナ装置は、無線信号が給
電される励振素子と、この励振素子の周辺に所定の間隔
だけ離れて設けられ、無線信号が給電されない例えば6
個の複数の非励振素子と、これら複数の非励振素子に接
続された可変リアクタンス素子とから成るアレーアンテ
ナを備え、上記可変リアクタンス素子のリアクタンス値
を変化させることにより、上記アレーアンテナの指向特
性を変化させることができる。そして、発信装置から放
射された電波を、探知装置の受信ビーム方向を変化させ
て受信して最大の受信信号強度を検出することにより電
波到来方向を検出し、検出された結果を、上記複数の非
励振素子の外側に、それぞれ対応して設けられた発光ダ
イオードを用いて表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例に係るエスパアンテナ装置を用いて電子的にステア
リングすることにより電波到来方向を検出するシステム
では、制御回路が複雑であり、製造コストが高いという
問題点があった。
【0006】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来例に比較して回路構成が簡単であって、しかも安価で
製造可能な電波到来方向探知装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電波到
来方向探知装置は、発信装置から放射された電波を受信
してその電波到来方向を検出する電波到来方向探知装置
において、互いに異なる位置に並置された2つの受信ア
ンテナと、上記2つの受信アンテナを、所定の回転軸を
中心として回転可能に支持する支持基板と、上記支持基
板を回転しているときに、上記2つの受信アンテナでそ
れぞれ受信された同一の電波に係る2つの受信信号の周
波数の差を演算する演算手段と、上記支持基板上で上記
回転軸と上記2つの受信アンテナの位置とを通過する第
1の直線上に設けられ、上記演算された周波数の差が実
質的にゼロとなるときに、ドップラ効果を用いて、電波
到来方向を報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、第2の発明に係る電波到来方向探知
装置は、発信装置から放射された電波を受信してその電
波到来方向を検出する電波到来方向探知装置において、
互いに異なる位置に並置された2つの受信アンテナと、
上記2つの受信アンテナを、所定の回転軸を中心として
回転可能に支持する支持基板と、上記支持基板を回転し
ているときに、上記2つの受信アンテナでそれぞれ受信
された同一の電波に係る2つの受信信号の周波数の差を
演算する演算手段と、上記支持基板上で上記回転軸を通
過する第1の直線であって上記2つの受信アンテナの位
置からそれぞれ当該第1の直線に向かって引いた第2と
第3の直線と直交する第1の直線上に設けられ、上記演
算された周波数の差が実質的にゼロとなるときに、ドッ
プラ効果を用いて、電波到来方向を報知手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0010】<実施形態>図1は、本発明に係る一実施
形態である電波到来方向探知装置の外観を示す斜視図で
あり、図2は、図1の電波到来方向探知回路10の内部
構成を示すブロック図である。この実施形態に係る電波
到来方向探知装置は、当該装置から離れたところにある
発信装置(図示せず。)から放射された電波を受信して
電波到来方向を検出する電波到来方向探知装置であり、
互いに異なる位置に並置された2つの受信アンテナ1−
1,1−2を、支持基板20に設けられた回転軸Oを中
心として回転可能に支持基板20により支持し、支持基
板20を、例えば直流モータ13を用いて回転している
ときに、2つの受信アンテナ1−1,1−2でそれぞれ
受信された同一の電波に係る2つの受信信号の周波数の
差を周波数比較器9により演算し、上記演算された周波
数の差が正から負への遷移時に実質的にゼロとなるとき
に、支持基板20上で回転軸Oと2つの受信アンテナ1
−1,1−2の位置とを通過する直線40上に設けられ
た発光ダイオード12をオンして発光させることによ
り、ドップラ効果を用いて、電波到来方向を報知するこ
とを特徴としている。
【0011】図1において、裏面全面に接地導体21が
形成された、矩形形状の平行平板の電気絶縁性の支持基
板20上であって、当該支持基板20の質量中心に設け
られた回転軸中心Oを通過し、支持基板20の長手方向
に対して平行である直線40上であり、回転軸中心Oを
間に挟んで等距離の両側に、例えば、到来電波の波長の
1/4の長さの垂直接地型のホイップアンテナである2
つの受信アンテナ1−1,1−2がその長手方向が支持
基板20に対して垂直となり、接地導体21とは電気的
に絶縁されるように、支持基板20により支持される。
また、上記直線40上であって、受信アンテナ1−1よ
りも外側(縁端側)に発光ダイオード12が設けられ
る。
【0012】さらに、回転軸中心Oの付近に、電波到来
方向探知回路10が設けられ、受信アンテナ1−1の一
端は、同軸ケーブル22−1の中心導体に接続され、同
軸ケーブル22−1の接地導体は接地導体21に接続さ
れ、同軸ケーブル22−1の他端は電波到来方向探知回
路10に接続される。また、受信アンテナ1−2の一端
は、同軸ケーブル22−2の中心導体に接続され、同軸
ケーブル22−2の接地導体は接地導体21に接続さ
れ、同軸ケーブル22−2の他端は電波到来方向探知回
路10に接続される。さらに、発光ダイオード12の両
端子はペアケーブル23を介して電波到来方向探知回路
10に接続される。
【0013】上記支持基板20の回転軸Oに回転軸棒1
4の一端は、その長手方向が支持基板20の平面に対し
て垂直となるように連結されて固定される一方、回転軸
棒14の他端は、支持台30上に設けられた直流モータ
13の回転軸13aと、互いの軸中心が一致するように
連結される。ここで、回転軸棒14は、支持金具31を
用いて回転可能に支持され、支持金具31の両端は支持
台30にネジ止め32されて固定される。従って、直流
モータ13に直流電圧を印加したとき、例えば、矢印4
5で示す回転方向で回転し、これに伴い、回転軸棒14
も同様に回転し、さらに、支持基板20も当該回転方向
で回転軸Oを中心として回転する。
【0014】次いで、図2を参照して、電波到来方向探
知回路10の内部構成について説明する。図2におい
て、発信装置から所定の周波数の電波が放射され、その
電波を2つの受信アンテナ1−1,1−2により受信す
る。受信アンテナ1−1により受信された電波の無線信
号(以下、受信信号という。)は同軸ケーブル22−1
を介して高周波増幅器2−1に入力されて増幅された
後、混合器3−1に入力される。一方、受信アンテナ1
−2により受信された電波の受信信号は同軸ケーブル2
2−2を介して高周波増幅器2−2に入力されて増幅さ
れた後、混合器3−2に入力される。局部発振器7は所
定の局部発振周波数fLを有する局部発振信号を発生し
て分配器8を介して両方の混合器3−1,3−2に出力
する。
【0015】混合器3−1は入力される2つの信号を混
合し、混合後の信号のうち2つの信号の差の周波数の信
号である中間周波数を有する中間周波信号を帯域通過フ
ィルタ4−1により帯域ろ波し、中間周波増幅器6−1
を介して周波数比較器9に出力する。一方、混合器3−
2は入力される2つの信号を混合し、混合後の信号のう
ち2つの信号の差の周波数である中間周波数を有する中
間周波信号を帯域通過フィルタ4−2により帯域ろ波
し、中間周波増幅器6−2を介して周波数比較器9に出
力する。ここで、混合器3−1と帯域通過フィルタ4−
1とにより周波数変換器5−1を構成する一方、混合器
3−2と帯域通過フィルタ4−2とにより周波数変換器
5−2を構成する。
【0016】中間周波増幅器6−1から周波数比較器9
に入力される中間周波信号は、受信アンテナ1−1によ
り受信された無線信号のレベルに実質的に比例するレベ
ルを有し、かつ上記受信された無線信号の周波数から局
部発振周波数を差し引いた差の中間周波数f1を有する
信号である。一方、中間周波増幅器6−2から周波数比
較器9に入力される中間周波信号は、受信アンテナ1−
2により受信された無線信号のレベルに実質的に比例す
るレベルを有し、かつ上記受信された無線信号の周波数
から局部発振周波数fLを差し引いた差の中間周波数f
2を有する信号である。さらに、周波数比較器9は、例
えば、モトローラ製MC4044型LSIにてなり、入
力される2つの信号の周波数の差Δf(=f1−f2)
を検出し、その検出された周波数の差Δfを示す信号を
ゼロ点検出器11に出力する。
【0017】支持基板20を矢印45の回転方向で回転
したときに、周波数比較器9で検出される周波数の差Δ
fは、ドップラ効果により、図3に示すように、回転角
度に応じて周期的に変化する。ゼロ点検出器11は、検
出された周波数の差Δfが正から負に変化するときのゼ
ロ点50を検出し、検出したときに、所定の微小時間
(回転速度に応じて決定されるが、例えば、100ミリ
秒)の間、発光ダイオード12をオンして点灯させるた
めのオン電圧(例えば、3V)を、ペアケーブル23を
介して発光ダイオード12に印加する。ここで、ゼロ点
検出器11は、より好ましくは、ゼロ点50付近を検出
し、すなわち具体的には、Δfが+Δf0から−Δf0
まで(ここで、Δf0は微小周波数)の値を検出したと
き、当該検出したときに発光ダイオード12にオン電圧
を出力する。
【0018】以上のように構成された電波到来方向探知
装置においては、回転軸Oから受信アンテナ1−1及び
発光ダイオード12への方向から、電波を受信したと
き、検出された周波数の差Δfが正から負に変化すると
きのゼロ点50となる(すなわち、発光ダイオード12
の位置は、電波到来方向に向かって近づき、ゼロ点50
で電波到来方向となり、その後電波到来方向から離れる
ように回転される)ので、回転軸Oから受信アンテナ1
−1への方向に設けられた発光ダイオード12を点灯し
て電波到来方向を表示していることになる。
【0019】以上のように構成された電波到来方向探知
装置においては、2つの受信アンテナ1−1,1−2が
設けられた支持基板20を回転しているときに、2つの
受信アンテナ1−1,1−2でそれぞれ受信された同一
の電波に係る2つの受信信号の周波数の差を周波数比較
器9により演算し、上記演算された周波数の差が正から
負への遷移時に実質的にゼロとなるときに、支持基板2
0上で回転軸Oと2つの受信アンテナ1−1,1−2の
位置とを通過する直線40上に設けられた発光ダイオー
ド12をオンして発光させることにより、ドップラ効果
を用いて、電波到来方向を報知している。
【0020】以上の実施形態においては、周波数比較器
9により検出された周波数の差Δfが正から負に変化す
るときのゼロ点50を検出し、検出したときに、発光ダ
イオード12をオンして電波到来方向を表示している
が、本発明はこれに限らず、発光ダイオード12を、回
転軸Oから受信アンテナ1−2への方向である12aの
位置に設け、周波数比較器9により検出された周波数の
差Δfが負から正に変化するときのゼロ点50を検出
し、検出したときに、発光ダイオード12をオンして電
波到来方向を表示してもよい。
【0021】以上の実施形態においては、直流モータ1
3を用いて回転しているが、本発明はこれに限らず、人
の手により手動により回転させてもよい。
【0022】<変形例>図4は、変形例に係る円形支持
基板20aにおける受信アンテナ1−1,1−2及び発
光ダイオード12の配置を示す上面図である。この変形
例においては、受信アンテナ1−1,1−2及び発光ダ
イオード12が1つの直線40上に位置していない場合
であって、円形支持基板20aの領域を、回転軸Oと発
光ダイオード12とを結ぶ直線40(当該直線40を回
転軸Oを超えて支持基板20aうで延長するときの延長
線も直線40という。)により2分したときに一方の側
に2つの受信アンテナ1−1,1−2を設けた場合であ
る。すなわち、発光ダイオード12は、円形支持基板2
0a上で回転軸Oを通過する直線40であって2つの受
信アンテナ1−1,1−2の位置からそれぞれ当該直線
40に向かって引いた直線41,42と直交する直線4
0上に設けられており、しかも、受信アンテナ1−1の
近傍であり、支持基板20aの縁端部に設けられる。以
上のように構成された変形例に係る電波到来方向探知装
置においては、周波数比較器9により検出された周波数
の差Δfが正から負に変化するときのゼロ点50を検出
し、検出したときに、発光ダイオード12をオンして電
波到来方向を表示する。
【0023】また、この変形例に代えて、発光ダイオー
ド12を受信アンテナ1−2の近傍であり、支持基板2
0aの縁端部(12aの位置)に設けてもよい。この電
波到来方向探知装置においては、周波数比較器9により
検出された周波数の差Δfが負から正に変化するときの
ゼロ点51を検出し、検出したときに、発光ダイオード
12をオンして電波到来方向を表示する。
【0024】以上の実施形態においては、発光ダイオー
ド12を用いて電波到来方向を表示して報知している
が、本発明はこれに限らず、発光ダイオード12に代え
て、種々の発光素子又は装置、音を出力する装置など、
種々の報知手段を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、発
信装置から放射された電波を受信してその電波到来方向
を検出する電波到来方向探知装置において、互いに異な
る位置に並置された2つの受信アンテナを、所定の回転
軸を中心として回転可能に支持基板により支持し、上記
支持基板を回転しているときに、上記2つの受信アンテ
ナでそれぞれ受信された同一の電波に係る2つの受信信
号の周波数の差を演算し、上記支持基板上で上記回転軸
と上記2つの受信アンテナの位置とを通過する第1の直
線上に設けられ、もしくは上記支持基板上で上記回転軸
を通過する第1の直線であって上記2つの受信アンテナ
の位置からそれぞれ当該第1の直線に向かって引いた第
2と第3の直線と直交する第1の直線上に設けられた報
知手段を用いて、上記演算された周波数の差が実質的に
ゼロとなるときに、ドップラ効果を用いて、電波到来方
向を報知する。従って、本発明によれば、以下の特有の
効果を有する。 (1)従来例の制御回路に比較して、複雑な論理回路を
必要とせず、電波到来方向を報知する報知手段のみでき
わめて簡単であるので、きわめて構成が簡単な電波到来
方向探知回路(2つの受信信号の周波数の差を演算する
手段を含む。)を用いて電波到来方向を検出できるとと
もに、この電波到来方向探知装置を安価に製造すること
ができる。 (2)電波到来方向探知回路は広帯域で動作できるよう
に構成可能であるので、受信する電波の周波数は比較的
広い周波数帯にわたって使用可能である。 (3)2つの受信アンテナの長さは特に無調整でも動作
可能であり、製造方法を容易にできる。 (4)従来例では、例えば6個の非励振素子に対応して
それぞれ発光ダイオードを設けて電波到来方向をデジタ
ル的に表示するが、本発明では1つの報知手段を用いて
アナログ的に表示できるので、電波到来方向の分解能を
大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である電波到来方向
探知装置の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1の電波到来方向探知回路10の内部構成
を示すブロック図である。
【図3】 図1の支持基板20の回転角度に対する、図
2の周波数比較器9で検出される周波数差Δfを示すグ
ラフである。
【図4】 変形例に係る円形支持基板20aにおける受
信アンテナ1−1,1−2及び発光ダイオード12の配
置を示す上面図である。
【符号の説明】
1−1,1−2…受信アンテナ、 2−1,2−2…高周波増幅器、 3−1,3−2…混合器、 4−1,4−2…帯域通過フィルタ、 5−1,5−2…周波数変換器、 6−1,6−2…中間周波増幅器、 7…局部発振器、 8…分配器、 9…周波数比較器、 10…電波到来方向探知回路、 11…ゼロ点検出器、 12…発光ダイオード、 13…直流モータ、 14…回転軸棒、 20…支持基板、 21…接地導体、 22−1,22−2…同軸ケーブル、 23…ペアケーブル、 30…支持台、 31…支持金具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信装置から放射された電波を受信して
    その電波到来方向を検出する電波到来方向探知装置にお
    いて、 互いに異なる位置に並置された2つの受信アンテナと、 上記2つの受信アンテナを、所定の回転軸を中心として
    回転可能に支持する支持基板と、 上記支持基板を回転しているときに、上記2つの受信ア
    ンテナでそれぞれ受信された同一の電波に係る2つの受
    信信号の周波数の差を演算する演算手段と、 上記支持基板上で上記回転軸と上記2つの受信アンテナ
    の位置とを通過する第1の直線上に設けられ、上記演算
    された周波数の差が実質的にゼロとなるときに、ドップ
    ラ効果を用いて、電波到来方向を報知手段とを備えたこ
    とを特徴とする電波到来方向探知装置。
  2. 【請求項2】 発信装置から放射された電波を受信して
    その電波到来方向を検出する電波到来方向探知装置にお
    いて、 互いに異なる位置に並置された2つの受信アンテナと、 上記2つの受信アンテナを、所定の回転軸を中心として
    回転可能に支持する支持基板と、 上記支持基板を回転しているときに、上記2つの受信ア
    ンテナでそれぞれ受信された同一の電波に係る2つの受
    信信号の周波数の差を演算する演算手段と、 上記支持基板上で上記回転軸を通過する第1の直線であ
    って上記2つの受信アンテナの位置からそれぞれ当該第
    1の直線に向かって引いた第2と第3の直線と直交する
    第1の直線上に設けられ、上記演算された周波数の差が
    実質的にゼロとなるときに、ドップラ効果を用いて、電
    波到来方向を報知手段とを備えたことを特徴とする電波
    到来方向探知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042244A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Kddi Corp 相対方向推定方法並びに探索側端末及び被探索側端末
JP2013174537A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Kddi Corp 移動追従システム並びにその追従端末及び移動端末
JP2015034808A (ja) * 2013-07-08 2015-02-19 株式会社デンソーウェーブ 電波到来方向推定装置および電波到来方向推定システム

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