JP2003302139A - 熱電モジュールを用いた温調装置 - Google Patents

熱電モジュールを用いた温調装置

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Kanichi Kadotani
▲皖▼一 門谷
Michio Imada
道男 今田
Tatsutoshi Hashimoto
達鋭 橋本
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Komatsu Ltd
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Deiokku Kk
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温調装置において、軽いケースを携行して任意
の場所でボトル内の水等を飲用したいとの要求」を満足
させる。また温調装置において、たとえ熱電モジュール
を1個のみ使用したとしても、ケース内のボトル等の温
調対象物を均一に冷却若しくは均一に加熱できるように
する。また、より少ない部品点数で放熱効果を高めるこ
とにより温調器を安価に提供する。 【解決手段】ケース35が、少なくとも電源部80から
着脱自在にされているので、少なくとも電源部80から
ケース35を切り離すことができる。また、熱電モジュ
ール1をケース35の底部37Aに配置しているので、
ケース35内の温調対象物40全体を均一に冷却するこ
とができる。外筒36は熱電モジュール1に熱的に接続
され、その放熱面積は温調対象物40の底部、側方を覆
うことができる程度まで拡大されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱電モジュールを用
いた温調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電モジュールを用いた熱交換器は、冷
蔵庫などの冷却装置、光通信用レーザダイオード等の温
度調節装置、熱電発電装置などに採用されている。
【0003】図9は従来の熱電モジュール1を用いた熱
交換器100の構成を示している。
【0004】熱電モジュール1は、隣り合うP型熱電素
子2とN型熱電素子3の端部同士を金属電極4、5を介
して直列に接続することによって構成されている。すな
わち下側の金属電極4、N型熱電素子3、上側の金属電
極5、P型熱電素子2、下側の金属電極4…が直列に接
続されている。
【0005】熱電モジュール1を熱交換器100として
使用する場合には、熱電モジュール1の上側の電極5
に、熱電モジュール1の上側の面積よりも大きい面積の
伝熱プレート7が接触して両者が熱的に接続されるとと
もに、熱電モジュール1の下側の電極4に、熱電モジュ
ール1の下側の面積よりも大きい面積の伝熱プレート6
が接触して両者が熱的に接続される。
【0006】なお金属電極4、5は銅などの電気抵抗が
少なく熱伝導が良好な金属で構成される。プレート6、
7についても熱伝導が良好な材質で構成される。
【0007】熱電モジュール1は電源8によって駆動さ
れる。熱電モジュール1は電気信号線としてのリード線
9を介して電源8に電気的に接続されている。
【0008】同図9に矢印Eで示す方向に電流が通電さ
れると、ペルチェ効果によって上側の金属電極5で吸熱
が行われ、下側の金属電極4で放熱が行われる。このた
め上側のプレート7で吸熱が行われ、このプレート7側
の対象物が冷却される。また下側のプレート6で放熱が
行われ、熱が外気に放熱される。プレート6、7は金属
電極4、5よりも大面積であり、冷却面および放熱面を
拡げることができる。このため大きな対象物を良好に冷
却することができ、放熱を効率よく行うことができる。
【0009】図9に示すE方向とは逆の方向に電流が通
電される場合には、上側の金属電極5で放熱が行われ、
下側の金属電極4で吸熱が行われる。このため上側のプ
レート7で放熱が行われ、このプレート7側の対象物が
加熱される。また下側のプレート6で吸熱が行われる。
プレート6、7は金属電極4、5よりも大面積であり、
加熱面および吸熱面を拡げることができる。このため大
きな対象物を良好に加熱することができ、吸熱を効率よ
く行うことができる。
【0010】以上のように熱電モジュール1よりも大面
積のプレート6、7によって同熱電モジュール1を挟み
込むようにして熱交換器100を構成することによっ
て、大面積で熱交換を行うことができる。なおプレート
6、7に、放熱、吸熱のためのフィンを更に形成するよ
うにしてもよい。
【0011】熱電モジュールを用いた熱交換器に関する
従来の一般技術的水準を示す文献としては、たとえば特
開平5−285053号公報に記載されたものがある。
【0012】この公報には、熱電モジュール1の吸熱側
の電極に上記プレート7に相当する冷却フィンを熱的に
接続するとともに、熱電モジュール1の放熱側の電極に
上記プレート6に相当する放熱フィンを熱的に接続し、
冷却フィンをケースの一部と成して、このケースに水な
どが入ったボトルを収容し、ボトルを冷却、保冷(保
温)するという発明が記載されている。ケースは断熱構
造になっており、電源をオフし熱電モジュール1への通
電を遮断した後でもケース内のボトルを長期間保温する
ことができる。ここで、 1)ケースと、熱電モジュール1と、この熱電モジュー
ル1を駆動する電源・制御回路とは、一体に形成されて
いる。
【0013】2)熱電モジュール1は、ケースの側方に
1個配置されている。
【0014】3)冷却フィンはケースの一部を成してい
るが、放熱フィンはケースとは別の部材で構成されてい
る。放熱フィン側には強制冷却用のファンが配置されて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにケース
は断熱構造になっており熱電モジュール1への通電を遮
断した後でもボトルを長期間保温できるため、熱電モジ
ュール1によってボトルを冷却した後は、軽いケース
と、重く場積の嵩張る電源・制御回路とを切り離し、軽
いケースのみを携行して任意の場所でボトル内の水等を
飲用したいとの要求がある。
【0016】しかし上記1)に掲げるように、ケース
は、熱電モジュール1や電源・制御回路などと一体に構
成されているため、ケースとともにこれら熱電モジュー
ル1、電源・制御回路を一緒に携行しなければならず、
「軽いケースを携行して任意の場所でボトル内の水等を
飲用したいとの要求」を満足させるものではなかった。
【0017】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、温調装置において、軽いケースを携行して任
意の場所でボトル内の水等を飲用したいとの要求」を満
足させることを、第1の解決課題とするものである。
【0018】また上記2)に掲げるように、ケース内の
ボトルを冷却する熱電モジュール1は、ケースの側方に
1個配置されているため、大型のボトルを冷却しようと
するときには、ボトルの側方のみが冷やされてボトル全
体が均一に冷却されないという問題が発生する。
【0019】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、温調装置において、たとえ熱電モジュールを
1個のみ使用したとしても、ケース内のボトル等の温調
対象物を均一に冷却若しくは均一に加熱できるようにす
ることを、第2の解決課題とするものである。
【0020】また上記3)に掲げるように、ケースの別
部材として放熱フィンを設け、この放熱フィンの自然冷
却を補うために、放熱フィン側にファンを配置して強制
冷却により放熱を行うようにしている。
【0021】しかし放熱フィンをケースとは別の部材で
構成したり、強制冷却用のファンを設けたりすることは
部品点数が多くなり温調器が高価になる。
【0022】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、より少ない部品点数で放熱効果を高めること
により、温調器を安価に提供することを、第3の解決課
題とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段および作用、効果】第1発
明は、第1の解決課題を達成するために、熱電モジュー
ル(1)を用いた温調装置において、温調対象物(4
0)を収容するケース(35)と、前記熱電モジュール
(1)を駆動する電源部(80)とを設け、少なくとも
前記電源部(80)が、前記ケース(35)から着脱自
在であることを特徴とする。
【0024】第1発明の構成によれば、図2に示すよう
に、少なくとも電源部80が、ケース35に着脱自在に
されているので、少なくとも電源部80からケース35
を切り離すことができる。このため軽いケース35を携
行して任意の場所でボトル内の水等を飲用することがで
きる。
【0025】また図7に示すように、ケース35の側方
に電源部80を配置して、ケース35を側方の電源部8
0から着脱自在にしてもよい。
【0026】第1発明としては、電源部80を電源ユニ
ットとして構成し、この電源ユニットをケース35に着
脱自在に取り付けてもよく、電源部80を収容したベー
ス31をケース35に着脱自在に取り付けてもよい。
【0027】第2発明は、第2の解決課題を達成するた
めに、熱電モジュール(1)を用いた温調装置におい
て、温調対象物(40)を収容するケース(35)を備
え、前記ケース(35)の底部(37A)に前記熱電モ
ジュール(1)を配置したことを特徴とする。
【0028】第2発明によれば、図1に示すように、熱
電モジュール1をケース35の底部37Aに配置してい
るので、たとえ熱電モジュールを1個のみ使用したとし
ても、ケース35内のボトル等の温調対象物40を均一
に冷却することができる。
【0029】第3発明は、第2の解決課題を達成するた
めに、第2発明の熱電モジュール(1)を用いた温調装
置において、前記熱電モジュール(1)の近傍には、外
気流動部(33、34)が形成されていることを特徴と
する。
【0030】第3発明によれば、図1に示すように、熱
電モジュール1をケース35の底部37Aに配置してい
るので、第2発明と同様に、ケース35内の温調対象物
40全体を均一に冷却することができる。更に第3発明
によれば、図1に示すように、たとえばベース31に開
口部33、34を形成することにより、熱電モジュール
1の近傍に外気流動部を形成して、下側の伝熱プレート
6で発生する熱を外気に排熱する熱の流れCを形成して
いるので、放熱の効率を高めることができる。また図4
に示すように熱電モジュール1の下側の伝熱プレート6
で吸熱が行われる場合も、外気との間で熱の流れDが形
成され、吸熱の効率を高めることができる。
【0031】第4発明は、第2の解決課題を達成するた
めに、第2発明または第3発明の熱電モジュール(1)
を用いた温調装置において、前記ケース(35)は、内
側プレート(37)と外側プレート(36)とからな
り、前記内側プレート(37)の底部(37A)に熱電
モジュール(1)の上側の電極(5)が接触するように
配置するとともに、前記内側プレート(37)のうち熱
伝導が行われる面積が、前記熱電モジュール(1)が接
している面積よりも大きくなるように当該内側プレート
(37)を構成したことを特徴とする。
【0032】第4発明によれば、図1に示すように、熱
電モジュール1をケース35の底部37Aに配置してい
るので、第2発明と同様に、ケース35内の温調対象物
40全体を均一に冷却することができる。更に第4発明
によれば、図1に示すように、内筒(内側プレート)3
7の底部37Aに熱電モジュール1の上側の電極5が接
触するように配置するとともに、内筒(内側プレート)
37のうち熱伝導が行われる面積が、熱電モジュール1
が接している面積よりも大きくなるように当該内筒(内
側プレート)37を構成して、熱電モジュール1の吸熱
面積を、たとえば温調対象物40の底部、側方を覆うこ
とができる程度まで拡大させている。このため1個の熱
電モジュール1のみで大きな温調対象物40を良好に冷
却することができる。また内筒37で加熱が行われる場
合にも同様に放熱面積を拡大することができ、1個の熱
電モジュール1のみで大きな温調対象物40を良好に加
熱することができる。
【0033】第5発明は、第3の解決課題を達成するた
めに、熱電モジュール(1)を用いた温調装置におい
て、内側のプレート(37)と外側のプレート(36)
とを有し、内側で温調対象物(40)を収容するケース
(35)を備え、外側プレート(36)に前記熱電モジ
ュール(1)の電極(4)が接触するように配置すると
ともに、前記外側プレート(36)のうち熱伝導が行わ
れる面積が、前記熱電モジュール(1)が接触している
面積よりも大きくなるように、当該外側プレート(3
6)を構成したことを特徴とする。
【0034】第5発明によれば、図5(b)に示すよう
に、外筒(外側プレート)36に熱電モジュール1の電
極4が接触するように配置するとともに、外筒(外側プ
レート)36のうち熱伝導が行われる面積が、熱電モジ
ュール1が接触している面積よりも大きくなるように、
当該外筒(外側プレート)36を構成して、熱電モジュ
ール1の放熱面積を、たとえば温調対象物40の底部、
側方を覆うことができる程度まで拡大させている。この
ため放熱効率を高めることができる。このように、たと
えばケース35自体を放熱部材として使用して放熱効率
を高めているので、放熱フィンをケース35とは別の部
材で構成したり、強制冷却用のファンを設けたりする必
要はなくなる。これにより部品点数を少なくでき温調器
30のコストを抑えることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0036】図1は実施形態の熱電モジュール1を用い
た温調器30を示している。なお図1において図9と同
じ符号のものは同じ要素であるとして適宜説明を省略す
る。
【0037】図1は温調器30の断面を示している。な
お実施形態では、PETボトル、瓶、缶等の温調対象物
40を冷却して保温(保冷)する温調器30を想定して
いる。
【0038】なお本明細書では「温調」という語を、保
温(保冷)するばかりではなく、常温から冷却または加
熱することにより所望の温度に調節する意味で使用す
る。
【0039】図1に示すように、温調器30は、大きく
は、温調対象物40を収容するケース35と、ケース3
5を下方より支持するベース31とからなる。
【0040】ベース31内には熱電モジュール1とこの
熱電モジュール1を駆動する電源部80とが収容されて
いる。ベース31は、ケース35を着脱自在に下方より
支持している。
【0041】ケース35は内筒37と外筒36とこれら
を接続する接続部11とからなり、内筒37は図9の上
側プレート7に相当する。
【0042】内筒37の底部37Aの上面には、温調対
象物40が載置される。内筒37の底部37Aの下面に
は、熱電モジュール1の上面(電極5)が接触しており
両者が熱的に接続されている。熱電モジュール1の下面
(電極4)には伝熱プレート6が接触しており両者が熱
的に接続されている。内筒37、伝熱プレート6は、熱
伝導が良好な材質たとえば銅で構成されている。
【0043】電源部80としては、直流の電圧を印加す
るバッテリ等からなる電源部であってもよく、交流の外
部電源に接続され直流に変換する回路を備えた電源部で
あってもよい。
【0044】熱電モジュール1に電流が通電されると、
ペルチェ効果によって上側の金属電極5で吸熱が行わ
れ、下側の金属電極4で放熱が行われる。このため内筒
37で吸熱が行われ、この内筒37の内側に配置されて
いる温調対象物40が冷却される。また下側のプレート
6で放熱が行われ、熱が外気に放熱される。
【0045】ベース31の側方部、底部にはそれぞれ、
外気に連通する開口部33、34が形成されている。こ
れら開口部33、34によって外気流動部が形成され、
熱電モジュール1の下側の伝熱プレート6で発生する熱
を外気に排熱する熱の流れCが形成される。
【0046】なお内筒37、伝熱プレート6に、吸熱、
放熱のためのフィンを更に形成するようにしてもよい。
【0047】本実施形態では内筒37と外気との間で断
熱を行うために、内筒37と外筒36とを接続部11で
接続することによって密封室10aを形成し、この密封
室10a内を大気圧よりも低圧の状態、望ましくは真空
状態にしている。
【0048】ここで真空状態とは、一般的に「真空」と
呼ばれる大気圧よりも相当低い圧力の範囲であればよ
く、圧力で100〜10000Paの範囲が望ましい。
ただし本実施形態としては密封室10a内の圧力は、大
気圧よりも低い圧力でありさえすればよい。
【0049】以上のように図1の構成によれば、ケース
35が、電源部80を収容したベース31によって着脱
自在に支持されているので、電源部80からケース35
を切り離すことができる。このため軽いケース35を携
行して任意の場所でボトル内の水等を飲用することがで
きる。
【0050】また図1の構成によれば、内筒37は熱電
モジュール1に熱的に接続され、その吸熱面積は温調対
象物40の底部、側方を覆うことができる程度まで拡大
されている。このため1個の熱電モジュール1のみで大
きな温調対象物40を良好に冷却することができる。し
かも熱電モジュール1をケース35の底部に配置してい
るので、ケース35内の温調対象物40全体を均一に冷
却することができる。
【0051】また図1の構成によれば、内筒37と外筒
36とを接続部11で接続することによって密封室10
aを形成し、この密封室10a内を大気圧よりも低圧の
状態、望ましくは真空状態にしたので、密封室10a内
で空気の対流がなくなりケース内側と外気との間で断熱
が行われる。このため冷却の効率、保温の効率を高める
ことができる。
【0052】また図1の構成によれば、ベース31に開
口部33、34を形成して、熱電モジュール1の下側の
伝熱プレート6で発生する熱を外気に排熱する熱の流れ
Cを形成しているので、放熱の効率を高めることができ
る。
【0053】なお冷却効果、保温効果を更に向上させる
べく、図1に破線で示すように熱電モジュール1を、ケ
ース35の底部に設ける以外に同様の熱電モジュール
1′をケース35の側方部に設けてもよい。またケース
35の底部に熱電モジュール1を設ける代わりにケース
35の側方部のみに熱電モジュール1′を設ける実施も
可能である。この場合は、温調器30として、少なくと
もケース35がベース31に着脱自在に取り付けられて
いる構成であればよい。
【0054】また図1では携行の利便性を向上させるた
めに、ケース35をベース31に着脱自在に取り付けて
いるが、この着脱機構を省略してケース35をベース3
1に固定する実施も可能である。この場合は、温調器3
0として、少なくとも熱電モジュール1がケース35の
底部に配置されている構成であればよい。
【0055】つぎに図2、図3を参照して着脱機構の構
成例を説明する。
【0056】図3はケース35をベース31に装着する
様子を説明する斜視図である。
【0057】同図3に示すように、ケース35の内筒3
7の下部にはフック部37Bが内筒周方向に沿って3箇
所に形成されている。
【0058】一方、ベース31は内筒37に応じた円形
状に形成されており、ベース31の上面の周方向に沿っ
て3箇所に、フック部37Bに係合するコロ50が設け
られている。
【0059】図2(a)、(b)は、ベース31のコロ
50がケース35のフック部37Bに係合する様子を断
面図にて示している。図2(a)はベース31のコロ5
0がケース35のフック部37Bに係合されていない状
態を示し、図2(b)はベース31のコロ50がケース
35のフック部37Bに係合された状態を示している。
【0060】同図2に示すようにベース31の中央上面
には熱電モジュール1が設けられており、この熱電モジ
ュール1の下方には伝熱プレート6が設けられている。
さらに伝熱プレート6の下方には、伝熱プレート6を強
制冷却して伝熱プレート6で発生する熱を、開口部3
3、34を介してベース31外に排熱させるファン52
が設けられている。
【0061】コロ50は、ベース31にバネ51を介し
て任意の方向に揺動自在に設けられている。
【0062】図2(a)に示すように、ケース35とベ
ース31とを相対的に接近させ、図3に示すように、コ
ロ50を、フック部37Bが設けられていない場所Fに
位置決めした後でケース35とベース31とを相対的に
回転させて、図2(b)に示すように、コロ50をフッ
ク部37Bに係合させる。これによりケース35をベー
ス31に装着することができる。
【0063】またケース35とベース31とを相対的に
回転させて、コロ50を、フック部37Bが形成されて
いない場所Fに位置決してから、ケース35とベース3
1とを相対的に離間させることで、ケース35をベース
31から分離することができる。
【0064】なお図2、図3に示す着脱機構は一例であ
り、ケース35とベース31との合わせ面にネジ山を形
成し、螺合作用により着脱させてもよい。またケース3
5とベース31との合わせ面にゴムを配設し、ゴムの密
着作用により着脱させてもよい。またケース35とベー
ス31との合わせ面をテーパ状に形成する等して嵌合作
用により着脱させてもよい。またケース35とベース3
1との合わせ面に、マジックテープ(登録商標)等を配
設し貼着作用により着脱させてもよい。
【0065】図1では温調器30として温調対象物40
を冷却、保温(保冷)する場合を想定して説明したが、
熱電モジュール1への通電方向を逆方向にすることによ
り温調対象物40を加熱、保温してもよい。また温調器
30に、「冷却」、「加熱」を切り換えるスイッチ手段
を設けて、「冷却」と「加熱」を切り換えるようにして
もよい。
【0066】図4は温調器30で温調対象物40を加熱
し、温調する場合の熱の流れを示している。
【0067】同図4に示すように、熱電モジュール1に
電流が通電されると、ペルチェ効果によって下側の金属
電極4で吸熱が行われ、上側の金属電極5で放熱が行わ
れる。このため内筒37で放熱が行われ、この内筒37
の内側に配置されている温調対象物40が加熱される。
また下側のプレート6で吸熱が行われる。このときベー
ス31に形成された開口部33、34によって外気流動
部が形成され、熱電モジュール1の下側の伝熱プレート
6の吸熱面と外気との間で熱の流れDが形成されること
になる。
【0068】図1の温調器30に対しては種々の変形例
が考えられる。以下図5(a)、(b)を参照して変形
例について説明する。
【0069】図5(a)はベース31の上部に、熱電モ
ジュール1が収容される凸部を形成するとともに、ケー
ス35の底部に、凹部を形成して、このケース35の凹
部に、ベース31の凸部を収容して、熱電モジュール1
の上面(電極5)を内筒37の底部37Aに接触させて
両者を熱的に接続した構成例を示している。ケース35
がベース31に着脱自在に取り付けられる点は図1の温
調器30と同様である。
【0070】この場合、図1の温調器30と同様に、ベ
ース31に開口部33、34を形成してもよい。
【0071】また冷却効果、保温効果を更に向上させる
べく、図5(a)に破線で示すように熱電モジュール1
を、ケース35の底部に設ける以外に同様の熱電モジュ
ール1′をケース35の側方部に設けてもよい。またケ
ース35の底部に熱電モジュール1を設ける代わりにケ
ース35の側方部のみに熱電モジュール1′を設ける実
施も可能である。この場合は、温調器30として、少な
くともケース35がベース31に着脱自在に取り付けら
れている構成であればよい。
【0072】また図5(a)では携行の利便性を向上さ
せるために、ケース35をベース31に着脱自在に取り
付けているが、この着脱機構を省略してケース35をベ
ース31に固定する実施も可能である。この場合は、温
調器30として、少なくとも熱電モジュール1がケース
35の底部に配置されている構成であればよい。
【0073】図5(b)は、内筒37と外筒36とを接
続部11で接続することによって室10aを形成しこの
内部に熱電モジュール1を密封した構成例を示してい
る。内筒37の底部37Aの下面に、熱電モジュール1
の上面(電極5)が接触して両者が熱的に接続され、外
筒37の底部36Aの上面に、熱電モジュール1の下面
(電極4)が接触して両者が熱的に接続されている。ケ
ース35がベース31に着脱自在に取り付けられる点は
図1の温調器30と同様である。
【0074】図5(b)の構成によれば、外筒36は熱
電モジュール1に熱的に接続され、その放熱面積は温調
対象物40の底部、側方を覆うことができる程度まで拡
大されている。このため放熱効率を高めることができ
る。このようにケース35自体を放熱部材として使用し
て放熱効率を高めているので、ケース35とは別の部材
として放熱フィンを設ける必要がなくなり、強制冷却用
のファンを設ける必要もなくなる。このため部品点数を
少なくでき温調器30のコストを抑えることができる。
【0075】また図5(b)の構成では、図1と同様
に、内筒37の全体を熱電モジュール1に熱的に接続し
て、その吸熱面積を温調対象物40の底部、側方を覆う
ことができる程度まで拡大しているが、内筒37の一部
を伝熱面と成し内筒37の一部のみを熱電モジュール1
に熱的に接続するような実施も可能である。
【0076】また図5(b)の構成において、図1の温
調器30と同様に、ベース31に開口部33、34を形
成してもよい。
【0077】また冷却効果、保温効果を更に向上させる
べく、図5(b)に破線で示すように熱電モジュール1
を、ケース35の底部に設ける以外に同様の熱電モジュ
ール1′をケース35の側方部に設けてもよい。またケ
ース35の底部に熱電モジュール1を設ける代わりにケ
ース35の側方部のみに熱電モジュール1′を設ける実
施も可能である。この場合は、温調器30として少なく
とも、ケース35がベース31に着脱自在に取り付けら
れている構成を備えているか、外筒36が熱電モジュー
ル1に熱的に接続されている構成を備えていればよい。
【0078】また図5(a)では携行の利便性を向上さ
せるために、ケース35をベース31に着脱自在に取り
付けているが、この着脱機構を省略してケース35をベ
ース31に固定する実施も可能である。この場合は、温
調器30として、少なくとも、熱電モジュール1がケー
ス35の底部に配置されている構成を備えているか、外
筒36が熱電モジュール1に熱的に接続されている構成
を備えていればよい。
【0079】図6(a)、(b)はケース35に蓋部を
設けた構成例を示している。
【0080】図6(a)は温調効果を更に向上させるた
めに、ケース35の上部開口を閉塞する蓋部60がケー
ス35に着脱自在に設けられる。蓋部60は断熱効果を
得るために図1に示す密封室10aと同様に密封室60
aとして構成されており、密封室60a内は大気圧より
も低圧の状態、望ましくは真空状態にされている。
【0081】蓋部60とケース35との合わせ面には、
ネジ山が形成されており、螺合作用により蓋部60を着
脱させることができる。また蓋部60とケース35との
合わせ面にゴムを配設して、ゴムの密着作用により着脱
させてもよい。また蓋部60とケース35との合わせ面
をテーパ状に形成する等して嵌合作用により着脱させて
もよい。
【0082】図6(b)は開栓したボトル等の温調対象
物40を温調するに好適な実施形態を示している。
【0083】同図6(b)に示すように、ケース35の
上部には蓋部62が着脱可能に設けられる。この蓋部6
2の上部は開口しており、この蓋部62の上部開口に、
キャップ64が着脱可能に装着される。これら着脱機構
は図6(a)と同様なものを採用することができる。温
調対象物40の上部開口と、キャップ64との間には、
漏れ防止用のシール部材65が介在されており、温調対
象物40の内容物の漏れが防止される。蓋部62は断熱
効果を得るために図1に示す密封室10aと同様に密封
室62aとして構成されており、密封室62a内は大気
圧より低圧の状態、望ましくは真空状態にされている。
同様にキャップ64についても断熱効果を得るために同
様に密封室64aとして構成されており、密封室64a
内は大気圧より低圧の状態、望ましくは真空状態にされ
ている。
【0084】図6(b)に示す温調器30によれば、蓋
部62を取り外すことなくキャップ64のみを取り外す
ことで、温調対象物40の内容物を飲用等することがで
きる。温調対象物40をケース35から取り出す際に
は、蓋部62がケース35から取り外される。
【0085】なお図6(a)、(b)に示すケース3
5、蓋部60、62、キャップ64の材質としては、た
とえばSUSを採用することができる。
【0086】以上説明した実施形態では、断熱効果を得
るために、ケース35の密封室10a、蓋部60、62
の密封室60a、62a、キャップ64の密封室64a
の内部を低圧状態、望ましくは真空状態にしているが、
これら密封室内に断熱材を充填する実施も可能である。
【0087】またケース35、蓋部60、62、キャッ
プ64を必ずしも中空の密封室に形成する必要はなく、
ケース35、蓋部60、62、キャップ64をそれぞ
れ、一体もので構成してもよい。
【0088】また実施形態では、ケース35の下方にベ
ース31を配置して、ケース35がベース31によって
下方より着脱自在に支持されている構成を想定して説明
したが、必ずしもケース35の下方にベース31を配置
する必要はなく、ケース35がベース31によって着脱
自在に支持されてさえいればよい。
【0089】図7はケース35の側方にベース31を配
置して、ケース35がベース31によって側方より着脱
自在に支持されている構成例を示している。図7の温調
器30は、ベース31を側壁等に設ける場合に好適であ
る。
【0090】なお冷却効果、保温効果を更に向上させる
べく、図7に破線で示すように熱電モジュール1を、ケ
ース35の側方部に設ける以外に同様の熱電モジュール
1′をケース35の底部に設けてもよい。またケース3
5の側方部に熱電モジュール1を設ける代わりにケース
35の底部のみに熱電モジュール1′を設ける実施も可
能である。
【0091】また以上説明した実施形態では、ケース3
5内にPETボトル等を収容することを想定している
が、ケース35内に直接水、お茶、ジュース等の液体を
注ぎケース35自体を容器として使用する実施も可能で
ある。また実施形態では飲用(食用)に供するものを保
温する場合を想定しているが、本発明としては冷却、加
熱して保温することが必要なものであれば飲食に不適な
ものを冷却、加熱して保温する場合にも適用することが
できる。
【0092】図8は温調器30のケース35の形状を筒
状とは別の形状にした構成例を示しており、温調器6
0、70の断面で示している。なお図8は図5(b)の
変形例を示している。
【0093】図8(a)において内側プレート37′は
図5(b)の内筒37に相当し外側プレート36′は図
5(b)の外筒36に相当している。図8(a)に示す
温調器60は、内側プレート37′と外側プレート3
6′からなるケース35を皿状に形成してなるものであ
り、内側プレート37′上に載置された温調対象物40
を冷却若しくは加熱した上で保温することができる。
【0094】図8(b)において内側プレート37″は
図5(b)の内筒37に相当し外側プレート37″は図
5(b)の外筒36に相当している。図8(b)の温調
器70は、内側プレート37″と外側プレート36″か
らなるケース35を筐体状に形成してなるものであり、
内側プレート37″内に閉じこめた温調対象物40を冷
却若しくは加熱した上で保温することができる。
【0095】なお以上説明した実施形態では、電源部8
0を収容したベース31をケース35に着脱自在に取り
付けた場合を想定して説明したが、電源部80を電源ユ
ニットとして構成し、この電源ユニットをケース35に
着脱自在に取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の温調器の構成例を示す断面図
である。
【図2】図2(a)、(b)は温調器の着脱機構を説明
する断面図である。
【図3】図3は温調器の着脱機構を説明する斜視図であ
る。
【図4】図4は温調器のベースにおける熱の流れを説明
する図である。
【図5】図5(a)、(b)は温調器の他の構成例を示
す断面図である。
【図6】図6(a)、(b)はケースに蓋部を取り付け
た構成例を示す断面図である。
【図7】図7はケースの側方にベースが配置される構成
例を示す断面図である。
【図8】図8(a)、(b)は温調器のケースの他の形
状を示す断面図である。
【図9】図9は熱電モジュールの動作を説明するために
用いた図である。
【符号の説明】 1 熱電モジュール 6、7 プレート 30 温調器 31 ベース 33、34 外気流動部 35 ケース 36 外筒(プレート) 37 内筒(プレート) 37A 37B フック部 40 温調対象物 50 コロ 80 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 道男 東京都立川市柴崎町2−3−15 浜中ビル F305 株式会社ディオック内 (72)発明者 橋本 達鋭 東京都立川市柴崎町2−3−15 浜中ビル F305 株式会社ディオック内 Fターム(参考) 3L045 AA05 AA07 DA04 EA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電モジュール(1)を用いた温調
    装置において、 温調対象物(40)を収容するケース(35)と、 前記熱電モジュール(1)を駆動する電源部(80)と
    を設け、 少なくとも前記電源部(80)が、前記ケース(35)
    から着脱自在であることを特徴とする熱電モジュールを
    用いた温調装置。
  2. 【請求項2】 熱電モジュール(1)を用いた温調
    装置において、 温調対象物(40)を収容するケース(35)を備え、 前記ケース(35)の底部(37A)に前記熱電モジュ
    ール(1)を配置したことを特徴とする熱電モジュール
    を用いた温調装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の熱電モジュール(1)を
    用いた温調装置において、 前記熱電モジュール(1)の近傍には、外気流動部(3
    3、34)が形成されていることを特徴とする熱電モジ
    ュールを用いた温調装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3の熱電モジ
    ュール(1)を用いた温調装置において、 前記ケース(35)は、内側プレート(37)と外側プ
    レート(36)とからなり、 前記内側プレート(37)の底部(37A)に熱電モジ
    ュール(1)の上側の電極(5)が接触するように配置
    するとともに、前記内側プレート(37)のうち熱伝導
    が行われる面積が、前記熱電モジュール(1)が接して
    いる面積よりも大きくなるように当該内側プレート(3
    7)を構成したことを特徴とする熱電モジュールを用い
    た温調装置。
  5. 【請求項5】 熱電モジュール(1)を用いた温調
    装置において、 内側のプレート(37)と外側のプレート(36)とを
    有し、内側で温調対象物(40)を収容するケース(3
    5)を備え、 外側プレート(36)に前記熱電モジュール(1)の電
    極(4)が接触するように配置するとともに、 前記外側プレート(36)のうち熱伝導が行われる面積
    が、前記熱電モジュール(1)が接触している面積より
    も大きくなるように、当該外側プレート(36)を構成
    したことを特徴とする熱電モジュールを用いた温調装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071138A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Seven Seven:Kk 保冷温装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071138A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Seven Seven:Kk 保冷温装置
JP4630610B2 (ja) * 2004-08-31 2011-02-09 株式会社セブン・セブン 保冷温装置及びその製造方法

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