JP2003302094A - 免震ダクト及び免震ダクト取付構造 - Google Patents

免震ダクト及び免震ダクト取付構造

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JP2003302094A
JP2003302094A JP2002109997A JP2002109997A JP2003302094A JP 2003302094 A JP2003302094 A JP 2003302094A JP 2002109997 A JP2002109997 A JP 2002109997A JP 2002109997 A JP2002109997 A JP 2002109997A JP 2003302094 A JP2003302094 A JP 2003302094A
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seismic isolation
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pipe
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Tetsuya Moriya
鉄也 守谷
Koji Izumi
孝司 和泉
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Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト本体の変位が支障を受けることなく、
ダクト本体の自重による垂れ下がりが抑止される免震ダ
クトを提供する。 【解決手段】 免震ダクト100は、筒状に形成され一
端に対する他端の軸方向及び/又は軸直方向への変位が
可能に構成された可撓性のダクト本体110と、各々、
ダクト本体110の端部に一体に設けられ、一方が第1
被ダクト取付管200に及び他方が第2被ダクト取付管
300にそれぞれ取り付けられる一対のダクト取付部1
20と、一端がダクト本体110の外面に及び他端が天
井部400にそれぞれ固定され、ダクト本体110を吊
り下げ状態に支持すると共にダクト本体110の変位に
追随して伸縮するばね手段130と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震ダクト及びそ
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】地震等の際に配管経路が破壊されること
がないように、横方向に配置された第1及び第2被ダク
ト取付管の間に免震ダクトを介設することがある。
【0003】例えば、特開平11−132365号公報
には、所定長さの可撓管を継手部を介して略直角方向に
接続したL字形可撓配管を設け、そのL字形可撓配管の
一端部を地中埋設配管に接続する一方、他端部を建物内
の配管に接続し、さらに、継手部を建物側から吊り金具
で吊り下げ支持した免震配管であって、その吊り金具
が、筒体内にピストンを装着し、そのピストンの両面に
作用して狭着するスプリングを筒体内の両端に装着して
ピストンが筒体内で伸縮自在に変位するようにしたダン
パー付き吊り金具であるものが開示されており、かかる
構成によれば、地震による揺れが停止したら,吊り下げ
た配管設備の揺れが直ちに収束して停止し、また、建築
物下に大きな配管スペースが必要でなく、さらに、各可
撓管が均等に変位を吸収して長期に亘って安定して変位
吸収能力を維持することができる、と記載されている。
【0004】特開2000−35165号公報には、第
1の接続管の一端と免震構造建築物側に固定された配
管、第1の接続管の他端と第2の接続管の一端、及び、
第2の接続管の他端と土地側に固定された配管のいずれ
もが可撓性及び伸縮性を有する継手を介して接続されて
おり、第1の接続管及び第2の接続管が減衰機能を有し
たスプリングを備えた吊下具により釣支されている免震
構造建築物が開示されており、かかる構成によれば、免
震量が大きな免震構造の建築物に使用でき、システムの
動きが安定で、狭い空間にも設置しやすく、しかも免震
量の異なる建築物に設置する場合でも同じ継手を使用す
ることができる、と記載されている。
【0005】特開2000−234685号公報には、
所定長さの可撓管を継手部を介して略直角方向に接続し
たL字形可撓配管を設け、そのL字形可撓配管の一端部
を地中埋設配管に接続する一方、他端部を建物内の配管
に接続し、さらに、継手部を建物側から吊り金具で吊り
下げ支持した免震配管であって、継ぎ手部が、建物内の
下面に固定する固定盤と、固定盤に係止して回転自在に
半径方向外方に延びる支持部材と、支持部材に支持した
吊り金具とで継手部を吊り下げ支持したものが開示され
ており、かかる構成によれば、建築物下に大きな配管ス
ペースが必要でなく、また、地震による揺れが停止した
ら配管設備の揺れも収束して停止し、さらに、各可撓管
が均等に変位を吸収して長期に亘って安定して変位吸収
能力を維持することができる、と記載されている。
【0006】特開2001−41353号公報には、可
撓性管継手の両端が接続されるフランジに支持体が突設
固定され、一対の支持体によって両端部が支持された吊
り棒に支持された吊り下げ手段により可撓性管継手の軸
方向中間部を支持した配管の継手構造が開示されてお
り、かかる構成によれば、場所をとらず地震時等に可撓
性管継手に無理な外力が加わらないようにすることがで
きる、と記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、免震ダクト
には、筒状に形成され軸方向及び/又は軸直方向への変
位が可能に構成された蛇腹状の可撓性のダクト本体と、
各々、ダクト本体の端部に一体に設けられた一対のダク
ト取付部と、を備えたものがある。かかる免震ダクト
は、一対のダクト取付部の一方が第1被ダクト取付管に
及び他方が第2被ダクト取付管にそれぞれ取り付けられ
て免震ダクト取付構造と構成する。
【0008】しかしながら、このような免震ダクト取付
構造では、第1及び第2被ダクト取付管が横方向に配置
されているために、可撓性を有するダクト本体が自重で
中央部分が垂れた状態となり、ダクト本体とダクト取付
部との境界部に過大な力が作用して破損に至る虞があ
る。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ダクト本体の変位が
支障を受けることなく、ダクト本体の自重による垂れ下
がりが抑止される免震ダクト及びその取付構造を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓性のダク
ト本体をばね手段によって吊り下げ状態に支持するよう
にしたものである。
【0011】具体的には、本発明の第1の免震ダクト
は、天井部の下方に横方向に配置された第1及び第2被
ダクト取付管の間に介設されるものであって、筒状に形
成され一端に対する他端の軸方向及び/又は軸直方向へ
の変位が可能に構成された可撓性のダクト本体と、各
々、上記ダクト本体の端部に一体に設けられ、一方が上
記第1被ダクト取付管に及び他方が第2被ダクト取付管
にそれぞれ取り付けられる一対のダクト取付部と、一端
が上記ダクト本体の外面に固定され、他端が天井部に固
定されることにより該ダクト本体を吊り下げ状態に支持
すると共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮するばね
手段と、を備えていることを特徴とする。
【0012】上記の構成によれば、ばね手段によってダ
クト本体が吊り下げ状態に支持されるので、ダクト本体
の自重による垂れ下がりが抑止され、ダクト本体とダク
ト取付部との境界部に過大な力が作用することがない。
従って、ダクト本体の自重によってその境界部に作用す
る過大な力に起因する破損を回避することができる。し
かも、ばね手段がダクト本体の変位に追随して伸縮する
ので、ダクト本体の変位が支障を受けることなく、ま
た、ダクト本体が軸方向や横方向に変位してもばね手段
の伸縮によってダクト本体を常に同じ吊り高さに保持す
ることができる。
【0013】本発明の第1の免震ダクト取付構造は、天
井部の下方に横方向に配置された第1及び第2被ダクト
取付管の間に免震ダクトが介設されたものであって、上
記免震ダクトは、筒状に形成され一端に対する他端の軸
方向及び/又は軸直方向への変位が可能に構成された可
撓性のダクト本体と、各々、該ダクト本体の端部に一体
に設けられた一対のダクト取付部と、一端が該ダクト本
体の外面に固定されたばね手段と、を備え、該一対のダ
クト取付部の一方が上記第1被ダクト取付管に及び他方
が第2被ダクト取付管にそれぞれ取り付けられており、
且つ、該ばね手段の他端が、該ダクト本体を吊り下げ状
態に支持すると共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮
するように上記天井部に固定されていることを特徴とす
る。
【0014】上記の構成によれば、本発明の第1の免震
ダクトの実効を得ることができ、ダクト本体の変位が支
障を受けることなく、ダクト本体の自重による垂れ下が
りを抑止することができる。
【0015】本発明の第2の免震ダクトは、横方向に配
置された第1及び第2被ダクト取付管の間に介設される
ものであって、筒状の形成され一端に対する他端の軸方
向及び/又は軸直方向への変位が可能に構成された可撓
性のダクト本体と、各々、上記ダクト本体の端部に一体
に設けられ、一方が上記第1被ダクト取付管に及び他方
が第2被ダクト取付管にそれぞれ取り付けられる一対の
ダクト取付部と、上記ダクト本体の上方に該ダクト本体
に沿って延びるように設けられ該ダクト本体の変位が可
能なように上記一対のダクト取付部で支持された吊り棒
と、一端が上記ダクト本体の外面に固定され且つ他端が
上記吊り棒に係合し該ダクト本体を吊り下げ状態に支持
すると共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮するばね
手段と、を備えていることを特徴とする。
【0016】上記の構成によれば、天井部がない場合で
あっても、ばね手段によってダクト本体が吊り下げ状態
に支持されるので、ダクト本体の自重による垂れ下がり
が抑止され、ダクト本体とダクト取付部との境界部に過
大な力が作用することがない。従って、ダクト本体の自
重によってその境界部に作用する過大な力に起因する破
損を回避することができる。しかも、ばね手段がダクト
本体の変位に追随して伸縮するので、ダクト本体の変位
が支障を受けることなく、また、ダクト本体が軸方向や
横方向に変位してもばね手段の伸縮によってダクト本体
を常に同じ吊り高さに保持することができる。
【0017】ここで、ばね手段は、吊り棒に係止固定し
たものであっても、また、吊り棒上を移動可能に係止す
るものであってもいずれでもよい。
【0018】本発明の第2の免震ダクト取付構造は、横
方向に配置された第1及び第2被ダクト取付管の間に免
震ダクトが介設されたものであって、上記免震ダクト
は、筒状に形成され一端に対する他端の軸方向及び/又
は軸直方向への変位が可能に構成された可撓性のダクト
本体と、各々、該ダクト本体の端部に一体に設けられた
一対のダクト取付部と、該ダクト本体の上方に該ダクト
本体に沿って延びるように設けられ該ダクト本体の変位
が可能なように該一対のダクト取付部で支持された吊り
棒と、一端が該ダクト本体の外面に固定されると共に他
端が該吊り棒に係合し該ダクト本体を吊り下げ状態に支
持すると共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮するば
ね手段と、を備え、該一対のダクト取付部の一方が上記
第1被ダクト取付管に及び他方が第2被ダクト取付管に
それぞれ取り付けられていることを特徴とする。
【0019】上記の構成によれば、本発明の第2の免震
ダクトの実効を得ることができ、ダクト本体の変位が支
障を受けることなく、ダクト本体の自重による垂れ下が
りを抑止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1及び
第2の免震ダクトによれば、ばね手段によってダクト本
体が吊り下げ状態に支持されるので、ダクト本体の自重
による垂れ下がりを抑止することができる。しかも、ば
ね手段がダクト本体の変位に追随して伸縮するので、ダ
クト本体の変位が支障を受けることなく、また、ダクト
本体が軸方向や横方向に変位してもダクト本体を常に同
じ吊り高さに保持することができる。
【0021】本発明の第1及び第2の免震ダクト取付構
造によれば、本発明の第1及び第2の免震ダクトの実効
を得ることができ、ダクト本体の変位が支障を受けるこ
となく、ダクト本体の自重による垂れ下がりを抑止する
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0023】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
に係る免震ダクト取付構造を示す。
【0024】この免震ダクト取付構造は、天井部400
の下方に横方向に配置された第1及び第2被ダクト取付
管200,300の間に免震ダクト100が介設された
ものである。
【0025】免震ダクト100は、可撓性のダクト本体
110と、各々、ダクト本体110の端部に一体に設け
られた一対のダクト取付部120と、一端がダクト本体
110の外面に及び他端がダクト取付部120にそれぞ
れ固定された吊り下げ金具(ばね手段)130と、を備
えている。
【0026】ダクト本体110は、可撓性の筒状体11
1と、各々、筒状体111の端部に設けられた一対の本
体側フランジ112と、からなる。
【0027】筒状体111は、図2に示すように、アル
ミ箔を貼ったガラスクロス111aを2枚重ねて筒状に
形成したものであり、その2枚のガラスクロス111a
の間に、長手方向に沿って筒状体111の直径とほぼ同
径のリング状のピアノ線111bが複数(図1では7
つ)等間隔に配設され、ピアノ線111bを挟むように
2枚のガラスクロス111aが縫い合わされてピアノ線
111bが心材として保持されたものである。これによ
り、筒状体111は、ピアノ線111bが埋設されてい
る部分が山頂となり且つ相互に隣接したピアノ線111
b間の真ん中が谷底となる蛇腹状に形成されている。以
上のような筒状体111の構成により、ダクト本体11
0は、可撓性を有し、一端に対する他端の軸方向及び/
又は軸直方向への変位が可能に構成されている。
【0028】蛇腹状の筒状体111の中央(左右それぞ
れから4番目)の山頂の上端には、金具固定片113が
縫いつけられている。金具固定片113は、図3に示す
ように、長方形部113aとその長辺を下底とする台形
部113bとを組み合わせたような形状に形成されてお
り、鳩目113cが設けられた台形部113bが上方に
突出するように長方形部113aがダクト本体110に
縫い付けられている。
【0029】金具固定片113には、吊り下げ金具(ば
ね手段)130の一端が固定されている。吊り下げ金具
130は、図4に示すように、寸切ボルト131が本体
をなしている。寸切ボルト131の一方端には、アイナ
ット132aが取り付けられていると共にロックナット
133aで緩み留めがなされており、また、そのアイナ
ット132aはシャックル134aによってコイルばね
135の一端に連結されており、さらに、そのコイルば
ね135の他端はリングキャッチ136に係止されてい
る。寸切ボルト131の一方端には、アイナット132
bが取り付けられていると共にロックナット133bで
緩み留めがなされており、また、そのアイナット132
bはシャックル134bによって別のアイナット137
に連結されており、さらに、その別のアイナット137
は六角穴付ボルト138によってプレート139に固定
されている。そして、リングキャッチ136が金具固定
片113に固定されている一方、プレート139が天井
部400に固定されている。この吊り下げ金具130
は、ダクト本体110が自重により垂れることがないよ
うにダクト本体110を吊り下げ状態に支持し、また、
コイルばね135を有しているので、ダクト本体110
の一端に対する他端の軸方向及び/又は軸直方向への変
位に追随して伸縮する。
【0030】本体側フランジ112は、円筒状部112
aとその一端に連続して外方に延びる鍔状部112bと
からなる断面L字状の外側部材と、外側部材の円筒状部
112aに嵌合する円筒状の内側部材と、で構成されて
いる。この外側部材の円筒状部112aと内側部材とに
は、周方向に沿ってリベット留め用の孔が等間隔で形成
されており、また、鍔状部112bには、周方向に沿っ
て等間隔にボルト挿通孔が形成されている。そして、本
体部フランジは、外側部材の円筒状部112aが鍔状部
112bを外側として筒状体111の端部に外嵌めされ
ると共に内側部材が筒状体111に内嵌めされて両部材
で筒状体111の端部を狭持し、両部材がリベットrで
留められることにより筒状体111に一体に取り付けら
れている。
【0031】各ダクト取付部120は、外形円錐台の筒
状のホッパー管121と、その小径側の端部に設けられ
た小径側フランジ122と、その大径側の端部に設けら
れた大径側フランジ123と、からなる。
【0032】ホッパー管121は、小径側及び大径側の
それぞれの端部に、周方向に沿ってリベット留め用の孔
が等間隔で形成されている。
【0033】小径側フランジ122は、円筒状部122
aとその一端に連続して外方に延びる鍔状部122bと
からなる断面L字状の部材である。この円筒状部122
aには、ホッパー管121の小径側の端部のリベット留
め用の孔に対応して周方向に沿ってリベット留め用の孔
が等間隔で形成されており、また、鍔状部122bに
は、周方向に沿って等間隔にボルト挿通孔が形成されて
いる。そして、小径側フランジ122は、ホッパー管1
21の小径側の端部に鍔状部122bを外側として外嵌
めされ、リベットrによってホッパー管121に一体に
取り付けられている。なお、ダクト本体110の最小内
径(谷底部に対応)は小径側フランジ122の内径とほ
ぼ同一に形成されており、これによって、ダクト本体1
10内で風圧が上がること及び風量が減少することが抑
止されている。
【0034】大径側フランジ123は、円筒状部123
aとその一端に連続して外方に延びる鍔状部123bと
からなる断面L字状で且つ外径が本体側フランジ112
の外径に等しい部材である。この円筒状部123aに
は、ホッパー管121の大径側の端部のリベット留め用
の孔に対応して周方向に沿ってリベット留め用の孔が等
間隔で形成されており、また、鍔状部123bには、本
体側フランジ112の鍔状部112bのボルト層通孔に
対応して周方向に沿って等間隔にボルト挿通孔が形成さ
れている。そして、大径側フランジ123は、ホッパー
管121の大径側の端部に鍔状部123bを外側として
外嵌めされ、リベットrによってホッパー管121に一
体に取り付けられている。
【0035】ダクト本体110と各ダクト取付部120
とは、本体側フランジ112の鍔状部112bと大径側
フランジ123の鍔状部123bとがガスケット140
を介して突き合わされ、両鍔状部112b、123bの
ボルト挿通孔にボルトbを通してナットnを締めること
により一体化されている。
【0036】第1及び第2被ダクト取付管配管200,
300のそれぞれは、端部に周方向に沿ってリベット留
め用の孔が等間隔で形成されており、その端部に被取付
側フランジ210,310が設けられている。被取付側
フランジ210,310は、円筒状部210a,310
aとその一端に連続して外方に延びる鍔状部210b,
310bとからなる断面L字状で且つ外径が小径側フラ
ンジ122の外径に等しい部材である。この円筒状部2
10a,310aには、第1及び第2被ダクト取付管2
00,300の端部のリベット留め用の孔に対応して周
方向に沿ってリベット留め用の孔が等間隔で形成されて
おり、また、鍔状部210b,310bには、小径側フ
ランジ122の鍔状部122bのボルト層通孔に対応し
て周方向に沿って等間隔にボルト挿通孔が形成されてい
る。そして、被取付側フランジ210,310は、第1
及び第2被ダクト取付管200,300のそれぞれの端
部に鍔状部210b,310bを先端側として外嵌めさ
れ、リベットrにより一体に取り付けられている。
【0037】免震ダクト100と第1被ダクト取付管2
00とは、小径側フランジ122の鍔状部122bと被
取付側フランジ210の鍔状部210bとがガスケット
500を介して突き合わされ、両鍔状部122b,21
0bのボルト挿通孔にボルトbを通してナットnを締め
ることにより一体化されている。同様に、免震ダクト1
00と第2被ダクト取付管300とは、小径側フランジ
122の鍔状部122bと被取付側フランジ310の鍔
状部310bとがガスケット500を介して突き合わさ
れ、両鍔状部122b,310bのボルト挿通孔にボル
トbを通してナットnを締めることにより一体化されて
いる。
【0038】このような免震ダクト取付構造では、図1
及び5に仮想線で示すように、第1被ダクト取付管20
0が軸方向及び/又は軸直方向に変位しても、可撓性を
有するダクト本体110がその変位に対応し、また、ダ
クト本体110の変位に追随して吊り下げ金具130の
コイルばね135が伸縮する。
【0039】上記構成の免震ダクト100によれば、吊
り下げ金具130によってダクト本体110が吊り下げ
状態に支持されるので、ダクト本体110の自重による
垂れ下がりが抑止され、ダクト本体110とダクト取付
部120との境界部に過大な力が作用することがない。
従って、ダクト本体110の自重によってその境界部に
作用する過大な力に起因する破損を回避することができ
る。
【0040】また、吊り下げ金具130がダクト本体1
10の変位に追随して伸縮するので、ダクト本体110
の変位が支障を受けることがない。
【0041】吊り下げ金具130がコイルばね135を
有さずに伸長しない場合、図6に示すように、例えばダ
クト本体110の一端が他端に対して軸方向に変位した
とすると、ダクト本体110の吊り位置はAからBに変
位し、このとき、吊り高さが高くなり、また、ダクト本
体110に引張力が作用して破損する虞がある。一方、
本発明の上記構成のもののように、吊り下げ金具130
がコイルばね135を有して伸縮する場合、吊り下げ金
具130がダクト本体110の変位に追随して伸縮する
ので、ダクト本体110の吊り位置はAからCに変位
し、従って、ダクト本体110を常に同じ吊り高さに保
持することができる。
【0042】(実施形態2)図7は、本発明の実施形態
2に係る免震ダクト取付構造を示す。なお、実施形態1
のものと同一名称の部分は同一符号で示す。
【0043】この免震ダクト取付構造は、天井部400
の下方に横方向に配置された第1及び第2被ダクト取付
管200,300の間に免震ダクト100が介設された
ものである。
【0044】この免震ダクト100は、ダクト本体11
0の両端からそれぞれ複数番目(図7では2番目)の山
頂に金具固定片113が設けられており、それぞれの金
具固定片113に吊り下げ金具130が固定されてい
る。つまり、吊り下げ金具130が2つ設けられてい
る。
【0045】その他の構成、作用・効果は実施形態1と
同一である。
【0046】(実施形態3)図8は、本発明の実施形態
3に係る免震ダクト取付構造を示す。なお、実施形態1
のものと同一名称の部分は同一符号で示す。
【0047】この免震ダクト取付構造は、横方向に配置
された第1及び第2被ダクト取付管200,300の間
に免震ダクト100が介設されたものである。
【0048】この免震ダクト100では、ダクト本体1
10の両端からそれぞれ複数番目(図8では2番目)の
山頂に金具固定片113が設けられている。また、ダク
ト本体110と各ダクト取付部120とはボルトbとナ
ットnとにより一体化されているが、上端のボルト留め
の位置には、矩形の金属板に吊り棒挿通孔151が形成
されたブラケット150が共締めされている。
【0049】両ブラケット150の吊り棒挿通孔151
には、長さが免震ダクト100にほぼ等しい円柱棒状の
吊り棒160が挿通され、ダクト本体110に沿って延
びる吊り棒160が両ブラケット150で支持された構
成となっている。吊り棒160の外径は吊り棒挿通孔1
51の孔径よりも小さく、従って、ブラケット150に
よる吊り棒160の支持位置が可変となっており、これ
によって、ダクト本体110の変位が支障を受けないよ
うになっている。吊り棒160の両端にはねじが切られ
ており、図9に示すように、六角ナット161が内嵌め
され且つ外径が吊り棒挿通孔151の孔径よりも大きい
ドーナツ盤状のストッパー162が吊り棒160の両端
のそれぞれに螺合され、これによって、吊り棒160の
ブラケット150からの脱落が阻止されている。そし
て、各金具固定片113と吊り棒160との間に吊り下
げ金具たるコイルばね(ばね手段)135が介設されて
いる。コイルばね135は、一端が吊り棒160に係合
固定され、他端が金具固定片113に固定されている。
【0050】このような免震ダクト取付構造では、図8
及び9に仮想線で示すように、第1被ダクト取付管20
0が軸方向及び/又は軸直方向に変位しても、可撓性を
有するダクト本体110がその変位に対応し、また、ダ
クト本体110の変位に追随してコイルばね135が伸
縮する。
【0051】上記構成の免震ダクト100によれば、天
井部がない場合であっても、コイルばね135によって
ダクト本体110が吊り下げ状態に支持されるので、ダ
クト本体110の自重による垂れ下がりが抑止され、ダ
クト本体110とダクト取付部120との境界部に過大
な力が作用することがない。従って、ダクト本体110
の自重によってその境界部に作用する過大な力に起因す
る破損を回避することができる。
【0052】また、コイルばね135がダクト本体11
0の変位に追随して伸縮するので、ダクト本体110の
変位が支障を受けることなく、また、ダクト本体110
が軸方向や横方向に変位してもばね手段の伸縮によって
ダクト本体110を常に同じ吊り高さに保持することが
できる。
【0053】(その他の実施形態)上記実施形態1〜3
では、ダクト取付部120を、ホッパー管121と小径
側フランジ122と大径側フランジ123とで構成した
が、特にこれに限定されるものではなく、図11〜13
に示すように、ダクト取付部を、ダクト本体110の本
体側フランジ112で構成し、建物側配管200及び地
面側配管300にそれぞれ設けられた被取付側フランジ
210,310にガスケット500を介してダクト取付
部たる本体側フランジ112を取り付けることによりダ
クト取付構造を構成するようにしてもよい。
【0054】また、上記実施形態1〜3では、ダクト本
体110を円筒状のものとしたが、特にこれに限定され
るものではなく、正方形断面等の多角形断面の筒状のも
のであってもよい。
【0055】また、上記実施形態3では、コイルばね1
35が吊り棒160に係止固定されたものとしたが、特
にこれに限定されるものではなく、コイルばねが吊り棒
上を移動可能に係止したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る免震ダクト取付構造
の側面図である。
【図2】ダクト本体の部分断面図である。
【図3】ばね係止片の平面図である。
【図4】吊り下げ金具の正面図である。
【図5】免震ダクトの一端に対する他端の変位を示す説
明図である。
【図6】免震ダクトの一端に対する他端の変位の前後に
おける吊り下げ金具のダクト本体の吊り下げ位置を示す
説明図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る免震ダクト取付構造
の側面図である。
【図8】本発明の実施形態3に係る免震ダクト取付構造
の側面図である。
【図9】ブラケットによる吊り棒の支持状態を示す説明
図である。
【図10】本発明の実施形態3に係る免震ダクト取付構
造の上面図である。
【図11】本発明の実施形態1に係る免震ダクト取付構
造の変形例の側面図である。
【図12】本発明の実施形態2に係る免震ダクト取付構
造の変形例の側面図である。
【図13】本発明の実施形態3に係る免震ダクト取付構
造の変形例の側面図である。
【符号の説明】
100 免震ダクト 110 ダクト本体 111 筒状体 111a ガラスクロス 111b ピアノ線 112 本体側フランジ 112a,122a,123a,210a,310a
円筒状部 112b,122b,123b,210b,310b
鍔状部 113 金具固定片 113a 長方形部 113b 台形部 113c 鳩目 120 ダクト取付部 121 ホッパー管 122 小径側フランジ 123 大径側フランジ 130 吊り下げ金具(ばね手段) 131 寸切ボルト 132a,132b,137 アイナット 133a,133b ロックナット 134a,134b シャックル 135 コイルばね(ばね手段) 136 リングキャッチ 138 六角穴付ボルト 139 プレート 140,500 ガスケット 150 ブラケット 151 吊り棒挿通孔 160 吊り棒 161 六角ナット 162 ストッパー 200 第1被ダクト取付管 210,310 被取付側フランジ 300 第2被ダクト取付管 400 天井部 b ボルト n ナット r リベット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部の下方に横方向に配置された第1
    及び第2被ダクト取付管の間に介設される免震ダクトで
    あって、 筒状に形成され一端に対する他端の軸方向及び/又は軸
    直方向への変位が可能に構成された可撓性のダクト本体
    と、 各々、上記ダクト本体の端部に一体に設けられ、一方が
    上記第1被ダクト取付管に及び他方が第2被ダクト取付
    管にそれぞれ取り付けられる一対のダクト取付部と、 一端が上記ダクト本体の外面に固定され、他端が天井部
    に固定されることにより該ダクト本体を吊り下げ状態に
    支持すると共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮する
    ばね手段と、を備えていることを特徴とする免震ダク
    ト。
  2. 【請求項2】 天井部の下方に横方向に配置された第1
    及び第2被ダクト取付管の間に免震ダクトが介設された
    免震ダクト取付構造であって、 上記免震ダクトは、筒状に形成され一端に対する他端の
    軸方向及び/又は軸直方向への変位が可能に構成された
    可撓性のダクト本体と、各々、該ダクト本体の端部に一
    体に設けられた一対のダクト取付部と、一端が該ダクト
    本体の外面に固定されたばね手段と、を備え、該一対の
    ダクト取付部の一方が上記第1被ダクト取付管に及び他
    方が第2被ダクト取付管にそれぞれ取り付けられてお
    り、且つ、該ばね手段の他端が、該ダクト本体を吊り下
    げ状態に支持すると共に該ダクト本体の変位に追随して
    伸縮するように上記天井部に固定されていることを特徴
    とする免震ダクト取付構造。
  3. 【請求項3】 横方向に配置された第1及び第2被ダク
    ト取付管の間に介設される免震ダクトであって、 筒状に形成され一端に対する他端の軸方向及び/又は軸
    直方向への変位が可能に構成された可撓性のダクト本体
    と、 各々、上記ダクト本体の端部に一体に設けられ、一方が
    上記第1被ダクト取付管に及び他方が第2被ダクト取付
    管にそれぞれ取り付けられる一対のダクト取付部と、 上記ダクト本体の上方に該ダクト本体に沿って延びるよ
    うに設けられ該ダクト本体の変位が可能なように上記一
    対のダクト取付部で支持された吊り棒と、 一端が上記ダクト本体の外面に固定され且つ他端が上記
    吊り棒に係合し該ダクト本体を吊り下げ状態に支持する
    と共に該ダクト本体の変位に追随して伸縮するばね手段
    と、を備えていることを特徴とする免震ダクト。
  4. 【請求項4】 横方向に配置された第1及び第2被ダク
    ト取付管の間に免震ダクトが介設された免震ダクト取付
    構造であって、 上記免震ダクトは、筒状に形成され一端に対する他端の
    軸方向及び/又は軸直方向への変位が可能に構成された
    可撓性のダクト本体と、各々、該ダクト本体の端部に一
    体に設けられた一対のダクト取付部と、該ダクト本体の
    上方に該ダクト本体に沿って延びるように設けられ該ダ
    クト本体の変位が可能なように該一対のダクト取付部で
    支持された吊り棒と、一端が該ダクト本体の外面に固定
    され且つ他端が該吊り棒に係合し該ダクト本体を吊り下
    げ状態に支持すると共に該ダクト本体の変位に追随して
    伸縮するばね手段と、を備え、該一対のダクト取付部の
    一方が上記第1被ダクト取付管に及び他方が第2被ダク
    ト取付管にそれぞれ取り付けられていることを特徴とす
    る免震ダクト取付構造。
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