JP2003301521A - ユニットルームの天井構造 - Google Patents

ユニットルームの天井構造

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JP2003301521A
JP2003301521A JP2002104575A JP2002104575A JP2003301521A JP 2003301521 A JP2003301521 A JP 2003301521A JP 2002104575 A JP2002104575 A JP 2002104575A JP 2002104575 A JP2002104575 A JP 2002104575A JP 2003301521 A JP2003301521 A JP 2003301521A
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JP
Japan
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panel
ceiling
rib
unit room
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002104575A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Masuda
裕貴 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前に天井高さを確認しなくても、現場で天
井高さを任意に変更できるユニットルームの天井構造の
提供。 【解決手段】 壁パネル3上に設置されるユニットルー
ムの天井部を、天井パネル4と、天井パネル4の外周を
支持する4本の長尺体からなる継ぎ足しパネル5で構成
し、この継ぎ足しパネル5には、裏面に略水平に突出す
るリブ5d,5eが形成され、このリブ5dまたは5e
の位置で継ぎ足しパネル5を切断し、リブ5dまたは5
eを壁パネル3上に固定することで、天井パネル4の設
置高さを変更できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ユニットルームの天
井高さを変更できる天井構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術及びその課題】従来、ユニットバス等のユ
ニットルームにおいては、壁パネル上に天井パネルが設
置され、壁パネルの高さによって天井の高さが決まって
おり、現場で天井の高さを調整することはできないもの
であり、天井高さを変更したい要望がある場合には、予
め壁パネルを所望の高さ寸法に製造して現場へ出荷する
必要があり、特注の壁パネルを製造せねばならず、多大
な手間と時間が必要となるという問題点があった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、現場で天井高さを任意
に変更することのできるユニットルームの天井構造を提
供せんことを目的とし、その要旨は、壁パネル上に設置
されるユニットルームの天井部を、天井パネルと、該天
井パネルの外周を支持する4本の長尺体からなる継ぎ足
しパネルで構成し、該継ぎ足しパネルには、裏面に略水
平に突出するリブが形成され、該リブの位置で継ぎ足し
パネルを切断し、該リブを前記壁パネル上に固定するこ
とで、前記天井パネルの設置高さを変更できるように構
成したことである。 【0004】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ユニットルームの概略分解斜視構成図で
あり、ユニットルーム1は、入口1aを除いた防水パン
2の周囲に複数枚の壁パネル3,3,3を立設し、この
壁パネル3,3,3上に天井部が設置されるものであ
り、本例では、天井部は、天井パネル4と、4本の長尺
体からなる継ぎ足しパネル5,5,5,5で構成されて
おり、継ぎ足しパネル5は、図2の設置状態の縦断面拡
大構成図で示すように、ABS等の樹脂で長尺状に形成
されて、縦方向の表板部5aの上端には、裏側へ90°
折曲して水平方向に突出する上固定片5bが一体形成さ
れ、表板部5aの下端にも裏側へ略水平状に突出する下
固定片5cが一体形成され、さらに上固定片5bと下固
定片5c間には、平行状に上リブ5dと下リブ5eがそ
れぞれ略水平状に一体形成されており、上固定片5bと
上リブ5d間の上下距離と、上リブ5dと下リブ5e間
の上下距離、及び下リブ5eと下固定片5c間の上下距
離は、それぞれほぼ同一に設定されており、上リブ5d
と下リブ5e間の上下距離は、例えば50〜100mmに
設定されている。 【0005】天井パネル4は、ボード4aに鋼板4bを
貼着一体形成したものであり、鋼板4bの外周側には、
上方へ立ち上げて折曲縁部4cが形成されている。この
天井パネル4を最も高い位置に設置する時には、図2に
示すように、継ぎ足しパネル5を切断することなく、そ
のまま使用するものであり、この場合は、継ぎ足しパネ
ル5の下固定片5cをネジ6で壁パネル3の上端に固定
し、天井パネル4のボード4aの外周端と折曲縁部4c
間に上方よりネジ6を通し、ネジ6を継ぎ足しパネル5
の上固定片5bにネジ込んで固定し、継ぎ足しパネル5
の上下高さ分だけ天井パネル4を高い位置に設置できる
ものである。 【0006】なお、継ぎ足しパネル5は樹脂で形成され
ているため、現場で容易に切断することができ、例えば
下リブ5eの下面に沿って現場で切断して、図3に示す
ように、天井パネル4の高さ位置を50〜100mm程度
低い位置に設置することもできるものである。即ち、図
3では、下リブ5eの位置で切断して、その上側のみが
用いられて、下リブ5eが固定片の役目をなし、下リブ
5eが壁パネル3の上端に載置されて、ネジ6で壁パネ
ル3に固定されるものであり、上固定片5bはネジ6で
天井パネル4に固定されるものである。 【0007】なお、さらには、上リブ5dの下面に沿っ
て水平方向に現場で切断して、この上リブ5dを壁パネ
ル3の上端にネジ6で固定して使用することもでき、現
場で切断位置を任意に選択して、天井パネル4の設置高
さを良好に変更することができるものである。なお、リ
ブ5d,5eは、本例では2個突出形成させたものを例
示しているが、リブの数は3個,4個,5個等に変更し
ても、また、その上下間隔も変更しても良く、本例のも
のに限定されるものではなく、リブの数を増やすことに
より、より天井パネル4の設置高さの変更を細かく調整
できるものとなる。 【0008】なお、図4では、天井がモール状をなすユ
ニットルームに使用される継ぎ足しパネル5の縦断面図
を示しており、この図4の継ぎ足しパネル5では、表板
部5aの上端側に、表側へ湾曲して湾曲モール部5mが
一体形成されており、この湾曲モール部5mは、モール
状の天井パネル4に湾曲状に連続されるものである。本
例においても、上リブ5dまたは下リブ5eの位置で切
断することにより、天井パネルの高さを容易に現場で変
更することができるものとなる。 【0009】 【発明の効果】本発明のユニットルームの天井構造は、
壁パネル上に設置される天井部を、天井パネルと、天井
パネルの外周を支持する4本の長尺体からなる継ぎ足し
パネルで構成し、継ぎ足しパネルには、裏面に略水平に
突出するリブが形成され、リブの位置で継ぎ足しパネル
を切断し、リブを壁パネル上に固定することで、天井パ
ネルの設置高さを変更できるように構成したことによ
り、事前に天井高さを確認しなくても、現場で継ぎ足し
パネルをリブの位置で切断して、現場で天井高さを任意
に変更することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ユニットルームの構成部材の分解斜視図であ
る。 【図2】天井パネルを最も高い位置に設置した状態の要
部縦断面構成図である。 【図3】下リブの位置で切断して、天井パネルの高さ位
置を少し下げた状態の要部縦断面構成図である。 【図4】モールタイプの継ぎ足しパネルの縦断面構成図
である。 【符号の説明】 1 ユニットルーム 3 壁パネル 4 天井パネル 5 継ぎ足しパネル 5a 表板部 5b 上固定片 5c 下固定片 5d 上リブ 5e 下リブ 5m 湾曲モール部 6 ネジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁パネル上に設置されるユニットルーム
    の天井部を、天井パネルと、該天井パネルの外周を支持
    する4本の長尺体からなる継ぎ足しパネルで構成し、該
    継ぎ足しパネルには、裏面に略水平に突出するリブが形
    成され、該リブの位置で継ぎ足しパネルを切断し、該リ
    ブを前記壁パネル上に固定することで、前記天井パネル
    の設置高さを変更できるように構成したことを特徴とす
    るユニットルームの天井構造。
JP2002104575A 2002-04-05 2002-04-05 ユニットルームの天井構造 Pending JP2003301521A (ja)

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