JP2003301026A - 液状封止樹脂組成物、半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

液状封止樹脂組成物、半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JP2003301026A JP2002107046A JP2002107046A JP2003301026A JP 2003301026 A JP2003301026 A JP 2003301026A JP 2002107046 A JP2002107046 A JP 2002107046A JP 2002107046 A JP2002107046 A JP 2002107046A JP 2003301026 A JP2003301026 A JP 2003301026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状樹脂組成物を用いて半導体チップ、特に
回路面に突起電極を有する半導体チップを封止するエリ
ア実装法において、従来と同様に電気絶縁性に優れ、封
止時間が短く、また本液状樹脂材料組成物において、今
まで困難であったフィラー高充填化しても実装接続信頼
性が確保できる樹脂組成物とその製造方法である。 【解決手段】 (A)2個以上のエポキシ基を有するエ
ポキシ樹脂,(B)フラックス作用を有し、1分子あた
り少なくとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当
たり少なくとも1個以上のカルボン酸基を有する化合
物、(C)硬化促進剤、(D)ジシロキサン構造を有す
るシリコーン変性液状エポキシ樹脂、及び(E)無機フ
ィラーを有する液状封止樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ接合が可能
な樹脂組成物であり、信頼性に優れ、かつ組み立て工程
を簡略できるような樹脂組成物で封止された半導体装置
及び半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体パッケージの軽薄短小化の技
術革新は目覚しいものがあり、さまざまなパッケージ構
遣が提唱され、製品化されている。従来のリードフレー
ム接合に代わり、半田のような突起電極により、回路基
板(マザーボード)に接合するエリア実装方式は特に重要
である。
【0003】その中で半導体チップの回路面に直接突起
電極が具備されたフリップチップはパッケージを最小化
できる方法のひとつである。フリップチップ実装は、半
田電極の場合、半田電極の表面の酸化膜を除去するため
にフラックスで処理した後リフロー等の方法で接合す
る。その為半田電極、回路基板等の周囲にフラックスが
残存し、不純物として問題となるためフラックスを除去
する洗浄を行った後液状封止を行う。その理由として
は、直接回路基板(マザーボード)に突起電極で接合する
ため、温度サイクル試験のような信頼性試験を行うと、
チップと回路板の線膨張係数の差により電極接合部の電
気的不良が発生するためである。
【0004】液状樹脂による封止は、チップの一辺また
は複数面に液状封止樹脂を塗布し毛細管現象を利用して
樹脂を回路板とチップの間隙に流れ込ませる。しかしこ
の方法はフラックス処理、洗浄を行うため工程が長くな
りかつ洗浄廃液の処理問題等環境管理を厳しくしなけれ
ばならない。更に液状封止を毛細管現象で行うため封止
時間が長くなり、生産性に問題があった。
【0005】そこで直接回路基板に樹脂を塗布し、はん
だ電極を持ったチップをその上から搭載し半田接合と樹
脂封止を同時に行う方法か考案された(米国特許US5,
128,746)。この場合、半田を回路基板に接合させるため
に、熱硬化製樹脂、硬化剤からなる樹脂組成物にフラック
ス作用を有する成分を添加することが特徴である。しか
し,フラックス作用を有する物質として、酸性度の強い
カルボン酸が例示されており、封止樹脂に添加する場合
はイオン性不純物または電気伝導性が増加する恐れがあ
り、特に吸湿処理したときの封止材料の絶縁性に問題を
起こす可能性があった。
【0006】上記問題点を解決するために、硬化剤とフ
ラックス活性を同時に有する化合物を用いることにより
フラックス活性物質を最終的に熱硬化マトリックスの中
に取り込み、信頼性の高い半導体素子を得る方法が検討
されている。その中で1分子あたり少なくとも2個以上
のフェノール性水酸基と1分子当たり少なくとも1個以
上のカルボン酸基を有する化合物はフラックス活性を有
し、且つ硬化剤としての役割を示すことが見出されてい
る(公開2001−106770号公報)。
【0007】直接回路基板に樹脂を塗布し、はんだ電極
を持ったチップをその上から搭載し半田接合と樹脂封止
を同時に行う方法であると、−般的に接合部の噛み込み
の懸念点から、フィラーレス系が用いられるが、信頼性
に劣るという欠点がある。これを補う為、通常無機シリ
カのようなフィラーが添加されるが、噛み込みやフラッ
クス活性濃度の低下による接合不良か生してしまう可能
性からフィラーの添加量は20〜30重量%が限度であ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、液状
樹脂組成物を用いて半導体チップ、特に回路面に突起電
極を有する半導体チップを封止するエリア実装法におい
て、従来と同様に電気絶縁性に優れ、封止時間が短く、
また液状樹脂材料組成物において,今まで困難であった
フィラーを高充填化しても実装接続信頼性が確保ができ
る樹脂組成物とその製造方法である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決する為鋭意検討した結果、(A)2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ樹脂、(B)フラックス作用を有
し、1分子あたり少なくとも2個以上のフェノール性水
酸基と1分子当たり少なくとも1個以上のカルボン酸基
を有する化合物、(C)硬化促進剤、(D)ジシロキサン
構造を有するシリコーン変性液状エポキシ樹脂、及び
(E)無機フィラーを有する液状封止樹脂組成物であ
る。
【0010】更に好ましい形態としては、ジシロキサン
構造を有するシリコーン変性液状エポキシ樹脂が、一般
式(1)で示される液状封止樹脂組成物であり、ジシロ
キサン構造を有するシリコーン変性液状エポキシ樹脂
が、一般式(1)で示されるシリコーン変性液状エポキ
シ樹脂のmが0であるシリコーン変性液状エポキシ樹脂
と一般式(2)で表されるフェノール類とを加熱反応に
より合成したものである液状封止樹脂組成物である。ま
た、一般式(1)で示されるシリコーン変性液状エポキ
シ樹脂のmが0であるシリコーン変性液状エポキシ樹脂
(a)と一般式(2)で表されるフェノール類(b)と
のモル比[(a)のエポキシ基モル比/(b)の水酸基
モル比]が、1〜10の範囲であり、全エポキシ樹脂中
に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂が75〜
95重量%含まれ、フラックス作用を有し、1分子あた
り少なくとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当
たり少なくとも1個以上のカルボン酸基を有する化合物
の粒径または長さが最大30μm以下であり、無機フィ
ラーの平均粒径が0.5〜10um、かつ最大粒径が2
7μm以下であり、液状封止樹脂組成物に対して無機フ
ィラーを20〜60重量%含む液状封止樹脂組成物であ
る。
【0011】また、液状封止樹脂組成物がエリア実装方
式に使用される液状封止樹脂組成物であり、液状封止樹
脂組成物を用いて製作された半導体装置である。
【化3】
【化4】 (Rl〜R5は、H、アルキル基、アリル基の中から選
択される基であり、nは0以上の整数である。)
【0012】また、回路基板に、回路面に突起電極が具
備された半導体チップを接合するエリア実装法におい
て、回路基板または半導体チップの回路面(突起電極形
成面)かつ又はこれを受ける回路基板に、上記の液状封
止樹脂組成物を塗布し、電極が電気接合されるように回
路基板と半導体チップとを位置合わせした後、加熱する
ことによって突起電極と回路基板を電気的に接合し、樹
脂を硬化させて製造する半導体装置の製造方法であり、
前述の製造方法により製作された半導体装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を詳細に説明する。本発明
で用いられるエポキシ樹脂は、平均エポキシ当量が2以
上であれば、既存のビスフェノール系シグリシジルエー
テル類、またそれらの水素添加反応により芳香環を飽和
炭化水素化したもの、フェノールノボラックとエピクロ
ールヒドリンとの反応で得られるグリシジルエーテルで
常温で液状のもの等、またはそれらを混合したものが挙
げられる。またこれらの液状樹脂にジヒドロキシナフタ
レンのジグリシジルエーテル、テトラメチルビフェノー
ルのシグリシジルエーテル等の結晶性のエポキシ樹脂を
混合し、液状にしたものを使用することもできる。
【0014】次に本発明に用いられる1分子あたり少な
くとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当たり少
なくとも1個以上の芳香族カルホン酸を有する化合物の
例としては、例えば、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、
2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ
安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジ
ヒドロキシ安息香酸、没食子酸、1,4−ジヒドロキシ
−2−ナフトエ酸、3,5−ジヒドロキシ−2−ナフト
エ酸、フェノールフタリン、ジフェノール酸等がある。
この硬化剤としての1分子あたり少なくとも2個以上の
フェノール性水酸基と1分子当たり少なくとも1個以上
の芳香族カルボン酸を有する化合物はフラックス作用が
あり、エリア実装方式の樹脂封止用のエポキン樹脂の硬
化剤として好ましい。ここて、フラックス性とは通常用
いられているようなフラックス剤と同様に、金属酸化膜
を還元し、その酸化膜を除去しうる性質を示す。
【0015】またこれらの硬化剤はいずれも結晶性であ
り、その最大粒径または最大長さは特に制限されないが
30um以下であることが好ましい。上限値より大きい
と結晶中に取り込まれた揮発分または結晶凝集物内に取
り込まれた揮発分の量が多くなり、硬化中の急激な温度
上昇により揮発分がボイドとなり、また、分散度が低下
し、硬化物のむらが生成し、そこからひけを生してしま
う可能性がある。
【0016】本願で使用されるエポキシ樹脂に対する1
分子あたり少なくとも2個以上のフェノール性水酸基と
1分子当たり少なくとも1個以上の芳香族カルボン酸を
有する化合物の添加量は、エポキシ樹脂に対し5〜60
重量%、好ましくは5〜50重量%である。この範囲を
外れると、架橋密度が減少し、特に接着強度が低下する
という問題が起こる可能性がある。また添加量が多い場
合はカルボン酸が遊離する可能性がある。化合物は単独
または複数添加することもできる。
【0017】本発明の効果を損なわない範囲で本発明の
1分子あたり少なくとも2個以上のフェノール性水酸基
と1分子当たり少なくとも1個以上の芳香族カルボン酸
を有する化合物以外の硬化剤を添加することも可能であ
る。その例としては、フェノールノボラック樹脂、オル
ソクレゾールノボラック樹脂等のフェノール樹脂、各種
2官能以上のフェノール化合物、及びイミダゾール、ジ
アザ化合物、ヒドラジッド化合物、ジシアンジアミド等
のアミン系化合物等が挙げられる。その添加量は全硬化
剤中50重量%以下であることが好ましい。これを上回
るとフラックスとしての効果が減少する可能性がある。
【0018】本発明で用いる硬化促進剤としては、一般
的にエポキシ樹脂の硬化促進剤として用いられるもので
あり、例えば、イミダゾール類、リン化合物、ジアザ化
合物、第三級アミン等をあげることができる。
【0019】本発明で用いられる無機フィラーの例とし
ては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、窒
化アルミ等があげられる。用途によりこれらを複数混合
してもよいが、信頼性、コストの点でシリカが好まし
い。その添加量は特に制限がないが、封止樹脂としての
特性(耐湿性、作業性等)を保つため液状封止樹脂組成
物の80重量%以下であることが好ましい。より好まし
くは20〜70重量%であり、更に好ましくは30〜7
0重量%である。上限値を超えると、接合の際、絶縁性
のフィラーが半導体素子の突起電極と回路板電極との接
合を妨げる可能性がある。
【0020】また無機フィラーの形状は球状であること
が好ましい。いわゆる破砕型フィラーの場合はその鋭利
な面により半導体素子表面の回路を破壊する可能性があ
る。無機フィラーの平均粒径としては特に制限されない
が、0.l〜5μmが好ましい。下限値より小さいと無
機フィラーの表面積が増加し、粘度が増加する可能性が
あり、上限値より大きいと半導体素子の接合を妨げる可
能性がある。
【0021】本発明で用いられる一般式(1)で表され
るジシロキサン構造を有するシリコーン変性エポキシ樹
脂としては、その骨格中に一般式(1)で示されるモノ
ジシロキサン結合を有することが必要である。その例と
しては、一般式(1)で示されるシリコーン変性エポキ
シ樹脂を単独、又は該シリコーン変性エポキシ樹脂と、
該シリコーン変性エポキシ樹脂と反応しうる置換期を有
する化合物とを反応して得られるもの、又はビスフェノ
ールAやビスフェノールF型エポキシ樹脂のようなジシ
ロキサン構造を有さない市販エポキシ樹脂と、エポキシ
基とカルボン酸、アミン、チオール類の反応しうる置換
基を有し、かつ一般式(1)で示されるモノジシロキサ
ン構造を有する化合物と反応して得られるもの等が挙げ
られるがこの限りではない。また、これらの反応はエポ
キシ樹脂過剰下のもとで行うのが望ましい。その中で、
一般式(1)で示され、且つm=0であるシリコーン変
性エポキシ樹脂とビスフェノール類をエポキシ樹脂過剰
下のもとで反応させて得られる反応物が本発明に好適で
ある。m=1以上であっても弾性率を低下させて耐熱衝
撃性を発現させることは可能であるが、密着性を損なう
可能性が存在するので、m=0がより好ましい。
【0022】一般式(1)で示されるシリコーン変性エ
ポキシ樹脂とフェノール類の反応例としては、一般式
(1)のエポキシ樹脂(a)と一般式(2)で表される
ようなフェノール類(b)(n=0,RはH,アルキル
基又はアリル基)とを混合し、必要により溶媒を加え1
00℃以上の条件て反応させる。当量比[(a)のエポ
キシ当量/(b)の水酸基当量]としては、エポキシ基
の過剰な存在下での加熱反応が好ましく、(a)/(b)
が1〜10であることがより望ましい。これは、1未満
であるとエポキシ基が残存しないので液状フェノールを
添加しても、もはや反応しないためであり、10以上に
なると未反応原料であるシリコーン変性エポキシ樹脂が
残り、硬化中にアウトガスとして周辺部材を汚染するお
それがあるためである。これら反応物の添加量として
は、全エポキシ樹脂に対し、5〜40重量部であること
が望ましい。下限値より少ないと、シリコーン変性エポ
キシ樹脂としての特性である濡れ性の向上が発現せず、
フィラー高充填系にした場合にシリカの排除性に欠け、
本方式で用いた場合に噛み込みなとの接合不良を及ぼす
可能性がある。また上限値より多いと,熱可塑的な働き
が強まり、Tgの低下や密着性の低下などを導く可能性
がある。
【0023】本発明で用いる一般式(2)で表されるよ
うなフェノール類としてはビスフェノール類であり、低
粘度の反応生成物が出来るために好ましい。その例とし
ては、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、
ビスフェノールS、テトラメチルビスフェノールA、テ
トラメチルビスフェノールF、テトラメチルビスフェノ
ールS、ジヒドロキシジフェニルエーテル、ジヒドロキ
シベンゾフェノン、o−ヒドロキシフェノール、m-ヒド
ロキシフェノール、p-ヒドロキシフェノール、ビフェノ
ール、テトラメチルビフェノール、エチリデンビスフェ
ノール、メチルエチリデンビス(メチルフェノール)、
α-メチルベンジリデンビスフェノール、シクロへキシ
リデンビスフェノール、アリル化ビスフェノール等が挙
げられ、またその他一般的なフェノールとして公知であ
るフェノールノボラック、ナフタレン骨格型フェノー
ル,ビフェニル型フェノール、トリスヒドロキシフェニ
ルエタン等を用いても差し支えない。また、これらは単
独でも混合して用いてもよい。
【0024】本発明の液状封止樹脂組成物は、前記液状
エポキン樹脂、硬化剤、硬化促進剤、無機フィラー以外
に、必要に応じて反応性希釈材、顔料、染料、レベリン
グ剤、消泡剤、カップリング材等の添加剤を混合し、真
空脱泡することにより製造することができる。
【0025】本発明の液状封止樹脂組成物を用いて、フ
リップチップ、CSP(チップ・サイズ・パッケージ)
等の半導体素子を封止することが出来る。本発明の液状
封止樹脂組成物ではフラックスを添加せず、例えば、直
接回路基板に本発明の樹脂を塗布し、はんだ電極を持っ
たチップをその上から搭載して加熱硬化することにより
半田接合と樹脂封止を同時に行うことが可能である。ま
た、チップの上に本発明による樹脂を塗布し、回路基板
の上に搭載して半田接合と樹脂封止を同時に行うことも
可能である。
【0026】本発明の半導体装置の製造方法は、回路基
板に、回路面に突起電極が具備された半導体チップを接
合するエリア実装法において、(1)回路基板または半導
体チップの回路面(突起電極形成面)かつ又はこれを受
ける回路基板に、上記に記載の液状封止樹脂組成物を塗
布する工程、(2)電極が電気接合されるように回路基板
と半導体チップとを位置合わせする工程、(3)加熱する
ことによって該突起電極と回路基板を電気的に接合し、
樹脂を硬化させる工程である。
【0027】上記の液状封止樹脂組成物を塗布する方法
は、ディスペンス法、印刷法等があり特に制限されな
い。樹脂を予備加熱する場合の条件は、40〜100
℃、時間は1つのパノケーシあたり1〜5分程度で搭載
が行われる。電極の電気接合の為の加熱は、リフローや
パルスヒート加熱、ホットプレートなどによる直接加熱
のような方法等が挙げられ特に制限されない。半導体素
子の製造及び半導体装置のその他の製造工程は従来の公
知の方法を用いることが出来る。
【0028】
【実施例】〈実施例1−6、比較例1−3〉表1の処方
に従って秤量し、ミキサーにて混練し、真空脱泡後、液
状樹脂組成物を作製した。
【0029】次に特性を把握するため以下の代用特性を
評価した。 (1)常態粘度:25℃において東機産業(株)製E型
粘度計で初期粘度(コーン回転数2.5rpm)及び2
5℃における0.5rpm/2.5rpmという比をチ
キソ比とした。 (2)ボイド評価:通常で使用されるプロセスを模倣す
る為に、ガラススライド上に適当量(フィラー系であれ
ば16〜17mg,フィラーレス系であれば11〜12
mg)液状樹脂組成物をディスペンスし、10X10m
m□のバンプ(バンプ数900)付きチップを澁谷工業
製フリップチップボンダーにてマウントした。その後、
リフロー(ピーク215℃)を用いて接合状態と同しよ
うに熱履歴をかけた後、150℃/2hr後硬化した
後、ボイドの発生具合を顕微鏡にて観察し、ボイド発生
サンプルをカウントした。 (3)Tg測定:セイコーインスツルメンツ社製TMA
装置を用いて、圧縮法にて−100℃から300℃まで
昇温速度10℃/minで上昇させたときの線膨張係数
を測定し、そのときの変曲点をガラス転移温度(Tg)
とした。 (4)接触角:リードフレーム(80ピン銅)の上にそ
れぞれ材料組成物の液滴を滴下し、リードフレームとの
接触角を測定することで部材との濡れ性とした。 (5)アスペクト比:Cu板に各材料組成物を共晶半田
ボールへ転写したサンプルを静置し、それを215℃熱
板で加熱してCu板に対する濡れ拡がり性をASTM−
B−545に準じて測定した。 (6)半田バンプ接合率:住商化製品工業社製のバンプ
付きチップ、また対となる厚み0.75mmの基板を用
いて基板上に液状封止樹脂組成物を塗布し、澁谷工業社
製フリップチップボンダーを用いて仮圧着させた。その
サンプルをピーク温度230℃、183℃以上の時間が
60sec、トータル時間が300secのプロファイ
ルを有するリフローに通してバンプの接合性をテスター
により観察した。 (7)耐リフロー性試験:出来上がったPKGの信頼性
を評価する為に、JEDECレベル4の吸湿条件を施し
た後、リフロー(MAX230℃)に3回通すことで、
接合不良をテスターにより評価した。 (8)耐熱衝撃試験:耐熱衝撃試験に対する信頼性を評
価する為に、−40℃⇔125℃(気相)の熱サイクル
試験(500サイクル)を行い、接合不良をテスターに
より評価し、不良数をカウントした。
【0030】実施例に用いた原材料の内容は下記のとお
りてある。 ・ビスフェノールF型エポキシ樹脂:粘度;2,000
cps(室温) ・アリル化ビスフェノールA:粘度;4,000cpS
(室温) ・ナフタレン骨格エポキシ樹脂:軟化点60℃ ・1分子あたり少なくとも2個以上のフェノール性水酸
基と1分子当たり少なくとも1個以上の芳香族カルボン
酸を有する化合物:2,5−ヒト口キシ安息香酸、フェ
ノールフタリン ・硬化促進剤:ジアザビシクロウンデセン(DBU) ・シリコーン変性エポキシ樹脂:東芝シリコーン製,商
品名9906 ・シリコーン変性エポキシ樹脂の反応物の製造例(変性
樹脂−1):一般式(2)においてm=0のエポキシ樹
脂(エポキシ当量181)100g、ビスフェノールA
(水酸基当量114)18gに触媒としてトリフェニル
フォスフィン1gを添加し、180℃で3時間反応させ
て変性樹脂−1を得た。 ・シリコーン変性エポキシ樹脂の反応物の製造例(変性
樹脂−2):一般式(2)においてm=1のエポキシ樹
脂(エポキシ当量330)100g、ビスフェノールF
(水酸基当量100)18gに触媒としてトリフェニル
フォスフィン1gを添加し、180℃で3時間反応させ
て変性樹脂−2を得た。 ・球状シリカ:平均粒径:2μm、最大粒径:10um
【0031】評価結果を表1に示す。
【表1】
【0032】表1に示したように、実施例1−5では適
当量の変性樹脂の添加により濡れ性が向上(接触角が低
下)することで部材とのなじみ性が向上し、バンプ間に
存在する樹脂組成物の排除性を高めることで接合性やフ
ラックス活性の指標の一つであるアスペクト比の向上を
示している。それにより半田ハンプの接合状態も良好と
なり、シリカの高充填化で低CTEされていることから
信頼性も良好な結果を示した。実施例6においては変性
樹脂−2を用いたため、使用可能ではあるが高信頼性が
やや劣るという結果となった。一方、比較例1、2では
変性樹脂が含まれていない為に接触角か高く、部材との
なじみ性が劣り、バンプ間の樹脂組成物の排除性が低下
したために、接合不良を導いたと考えられる。また、接
合が可能であったサンプルに関しても同等の樹脂材料の
物性値を有していても信頼性試験において不良が発生し
ていることから、バンプの接合状態が良好でなく、それ
ゆえにストレスが残留することで不良を発生したことを
示唆している。また、比較例3では樹脂組成物の接触角
が小さく、接合性は良好なものの、フィラーを含まない
為に、その後の信頼性に関しては良好な結果を示さなか
った。
【0033】
【発明の効果】本発明に従うとエリア実装素子を回路基
板に直接実装することができ、封止プロセスの短縮化と
ともに、フィラー高充填系であっても良好な接続信頼性
を与える封止樹脂を提供てき、パッケージとしての信頼
性も向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/31 Fターム(参考) 4J002 CD021 CD051 CD061 CD112 CD202 DE148 DE238 DF018 DJ018 EJ066 EU117 EW017 FD018 FD146 FD157 GQ05 4J036 AA01 AA05 AB20 AD04 AD07 AD08 AF06 AF15 AJ21 CA08 CA13 CC01 CC03 CD07 DA02 DA05 DB02 DB16 DC41 FA01 FA03 FA04 FA05 JA07 KA01 4M109 AA01 BA04 CA05 EA03 EA05 EB03 EB04 EB12 EC07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)2個以上のエポキシ基を有するエポ
    キシ樹脂、(B)フラックス作用を有し、1分子あたり
    少なくとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当た
    り少なくとも1個以上のカルボン酸基を有する化合物、
    (C)硬化促進剤、(D)ジシロキサン構造を有するシ
    リコーン変性液状エポキシ樹脂、及び(E)無機フィラ
    ーを有することを特徴とする液状封止樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ジシロキサン構造を有するシリコーン変
    性液状エポキシ樹脂が、一般式(1)で示される請求項
    1記載の液状封止樹脂組成物。 【化1】
  3. 【請求項3】 ジシロキサン構造を有するシリコーン変
    性液状エポキシ樹脂が、一般式(1)で示されるシリコ
    ーン変性液状エポキシ樹脂のmが0であるシリコーン変
    性液状エポキシ樹脂と一般式(2)で表されるフェノー
    ル類とを加熱反応により合成したものである請求項2記
    載の液状封止樹脂組成物。 【化2】 (R1〜R5は、H、アルキル基、アリル基の中から選
    択される基であり、nは0以上の整数である。)
  4. 【請求項4】 一般式(1)で示されるシリコーン変性
    液状エポキシ樹脂のmが0であるシリコーン変性液状エ
    ポキシ樹脂(a)と一般式(2)で表されるフェノール
    類(b)とのモル比{(a)のエポキシ基モル比/
    (b)の水酸基モル比}が、1〜10の範囲である請求
    項3記載の液状封止樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 全エポキシ樹脂中に2個以上のエポキシ
    基を有するエポキシ樹脂が75〜95重量%含まれる請
    求項1記載の液状封止樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 フラックス作用を有し、1分子あたり少
    なくとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当たり
    少なくとも1個以上のカルボン酸基を有する化合物の粒
    径または長さが最大30μm以下である請求項1記載の
    液状樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 無機フィラーの平均粒径が0.5〜10
    μm、かつ最大粒径が27μm以下であり、液状封止樹
    脂組成物に対して無機フィラーを20〜70重量%含む
    請求項1記載の液状封止樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 液状封止樹脂組成物がエリア実装方式に
    使用される請求項1記載の液状封止樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の液状封
    止樹脂組成物を用いて製造された半導体装置。
  10. 【請求項10】 回路基板に、回路面に突起電極が具備
    された半導体チップを接合するエリア実装法において、
    該回路基板または半導体チップの回路面(突起電極形成
    面)かつ又はこれを受ける回路基板に、請求項1に記載
    の液状封止樹脂組成物を塗布し、電極が電気接合される
    ように該回路基板と半導体チップとを位置合わせした
    後、加熱することによって該突起電極と該回路基板を電
    気的に接合し、樹脂を硬化させて製造することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の半導体装置の製造
    方法を用いて製造された半導体装置。
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