JP2003300462A - リモコン式乗降ドア操作システム - Google Patents
リモコン式乗降ドア操作システムInfo
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Abstract
行を正常に維持することができるリモコン式乗降ドア開
閉操作システムを提供する。 【解決手段】 駅員に携帯され、乗降ドア開閉操作に関
わる信号をホーム上から無線で送受信するリモコン式操
作器300,400と、このリモコン式操作器から無線によっ
て送信される操作信号を受信して乗降ドア600a,600bを
開閉制御する信号集中処理装置202と、列車が入線して
定位置に停止した際に、リモコン式操作器300,400と信
号集中処理装置202との間で乗降ドア開閉操作に関わる
信号の送受信を許可する無線操作許可手段102と、から
構成されることを特徴とする。
Description
テムに好適であるリモコン式乗降ドア操作システムに関
するものである。
とを目的として、乗降位置以外のホーム縁部に固定柵を
設置したりホームドアを設ける等の安全対策が取られて
いる。上記ホームドアは、通常は閉じ動作しておりホー
ムと軌道とを仕切っているが、列車が入線するとその車
両ドアと連動して開閉するように構成されているもの
で、特に、列車の運行、乗客の状況等を集中管理して自
動運転を行なう新交通システムでは設備として欠かせな
い。
全対策が施されているものの朝夕のラッシュ時において
乗降ドアに乗客が殺到するような状況や、或いはホーム
が湾曲して見通しの悪い場合には乗降状態を完全に把握
できないことがある。そこで現状では必要に応じてホー
ム上に駅員を配置し乗客の誘導と安全確認を行なってい
る。
置された戸閉合図操作器の閉釦を駅員が押すと、車掌か
ら確認できる位置にホーム天井から吊り下げられた戸閉
合図表示器に閉許可を示すランプが点灯し、車掌はこの
ランプが点灯していることを確認した上で列車の車両ド
アを閉操作する。
認した後、戸閉合図操作器まで移動する間にかけ込み乗
車が発生することも多々あり、このような場合について
は乗客の安全確保が万全であるとは言えない。そこで、
例えば特開平10−167057号公報に記載の戸閉合図操作装
置では、戸閉合図操作器を携帯式の無線装置で構成し、
戸閉合図表示器の各ランプの点灯状態をリモコン操作で
きるようにしたものが示されている。
うに駅員が柱に設置された戸閉合図操作器までわざわざ
戻る必要がなく、車両ドアに近い位置から、或いはホー
ム上を移動しながら戸閉合図を行なうことができるた
め、広範囲に安全を確認することができ、また、かけ込
み乗車が発生した場合でも駅員は素早く対応することが
できる。
図操作器を無線装置にした場合であっても、車両ドアの
開閉操作そのものは車上の乗務員が行なうものであるた
め、駅員と列車乗務員との間でスムーズな連携が得られ
にくく、結果として運行の遅れや乱れが発生していた。
閉システムにおける課題を考慮してなされたものであ
り、ホーム上の乗客の安全を確保しつつ列車の運行を正
常に維持することができるリモコン式乗降ドア操作シス
テムを提供するものである。
とは、車両ドアのみ開閉制御するシステムでは車両ドア
と同義であり、車両ドアとホームドアの双方を開閉制御
するシステムでは両ドアを含むものとする。
操作に関わる信号をホーム上から無線で送受信するリモ
コン式操作手段と、上記リモコン式操作手段から無線に
よって送信される操作信号を受信して乗降ドアを開閉制
御するドア開閉制御手段と、列車が入線して定位置に停
止した際に、上記リモコン式操作手段と上記ドア開閉制
御手段との間で乗降ドア開閉操作に関わる信号の送受信
を許可する無線操作許可手段と、から構成されるリモコ
ン式乗降ドア操作システムである。
定位置に停止すると、無線操作許可手段からリモコン式
操作手段に対して乗降ドア開閉操作を許可する信号が送
信される。無線操作が許可されたリモコン式操作手段に
よって乗降ドアの開閉操作が行なわれると、操作信号が
ドア開閉制御手段に送信され、このドア開閉制御手段に
よって乗降ドアが開閉制御される。
列車側に、ドア開閉制御手段として、上記ホームとの間
で車両ドア開閉操作に関わる信号を送受信する車上送受
信機と、この車上送受信機から受信した信号に基づき乗
降ドアとしての車両ドアを開閉制御する車両ドア開閉制
御装置とを有し、また、ホーム側に、無線操作許可手段
として、リモコン式操作手段との間で車両ドア開閉操作
に関わる信号を送受信する送受信機と、車上送受信機と
の間で車両ドア開閉操作に関わる信号を送受信する地上
送受信機と、リモコン式操作手段から送受信機を介して
受信した信号をその地上送受信機から車上送受信機に送
信する信号集中制御装置と、を有することができる。
に、列車の発車を抑止するための出発抑止信号を出力す
る操作部を備え、この操作部を操作すると出発抑止信号
が上記信号集中制御装置に受信され、この信号集中制御
装置から上記地上送受信機を介してその出発抑止信号が
列車側に送信されるように構成すれば、例えば車両ドア
に万一、人や物が挟まれた場合に直ちに列車を発車させ
ない状態にすることができる。
に、マイクとこのマイクから入力された音声を音声信号
に変えて送信する音声信号送信部を付加し、上記信号集
中制御装置に、その音声信号を受信する音声信号受信部
とその受信した音声信号をホーム上のスピーカーに音声
出力する音声出力部とを付加すれば、マイクを通じて案
内放送ができるようになる。
と上記列車側にそれぞれ共通の音声信号送信機および音
声信号受信機を有し、スイッチによって音声信号の送
信、受信ができるように構成することもできる。
と上記ドア開閉制御手段との間で乗降ドア開閉操作に関
わる信号の送受信が行なわれている期間、列車の乗務員
に対してドア開閉操作の不要を報知する報知手段を上記
列車に備えれば、列車乗務員に対して開閉操作を行なう
必要のないことを知らせることができる。
を、リモコン式操作手段によるドア開閉操作と独立して
列車側からのドア開閉操作も受け付けるように構成すれ
ば、列車乗務員に対して開閉操作を行なう必要のないこ
とが知らされている場合であっても列車乗務員は独自に
ドア開閉操作を行なうことができる。
として、そのホームの縁部に沿って設置されたホームド
アが備えられ、ドア開閉制御手段として、そのホームド
アを開閉するホームドア開閉制御装置とを有する場合、
上記無線操作許可手段は、乗降ドア開閉操作に関わる信
号を列車側に送信するとともに列車の車両ドアと連動し
て上記ホームドアが開閉動作するようにホームドア開閉
制御装置を制御するように構成することが好ましい。
を、所定の乗降ドア毎に割り当てられた複数のリモコン
操作器で構成し、独立して乗降ドアの開閉操作ができる
ように構成すれば、例えば、混雑時や見通しの悪い湾曲
したホームにおいてホーム全体を一人の駅員が管理でき
ないような場合に、ドア開閉操作を分担することで乗客
の安全を確保することができるようになる。
を、1つの主リモコン操作器と、1以上の従リモコン操
作器とで構成し、上記従リモコン操作器は上記主リモコ
ン操作器の許可を得てからドア開閉操作が行なえるよう
に構成すれば、ホームの責任者に主リモコン操作器を持
たせることで指揮の統一を図ることができるようにな
る。
られた範囲の乗降ドア開閉操作が行なえるとともにすべ
ての乗降ドアを一括して開閉操作することもできるよう
に構成し、従リモコン操作器は主リモコン操作器が担当
する乗降ドアを除いて予め決められた範囲の乗降ドアの
み開閉操作することができるように構成すれば、混雑時
には主、従両リモコン操作器を用いてドア開閉操作が行
なえ、閑散時については主リモコン操作器だけで一括し
てドア開閉操作ができるようになる。
え、信号集中制御装置は特定の識別情報とともに送信さ
れる信号のみを有効として処理を行なうように構成する
ことが好ましい。それにより、無効なリモコン操作器か
らの信号を排除して不正動作を防止することができる。
基づいて本発明を詳細に説明する。
操作システム(以下、乗降ドア操作システムと略称す
る)の全体構成を例示したものである。なお、本実施形
態では、駅プラットホーム(以下ホームと略称する)に
入出線する列車は11両(T1〜T11)編成とし、車両ド
アの総数は44枚(#1〜#44)とする。また、ホーム
の縁部には転落防止用のホームドア装置が設置されてお
り、車両ドアの枚数と同数のホームドアがそのホームド
ア装置に設けられているものとする。
けられる列車側制御装置100と、ホームドア側に設けら
れるホーム側制御装置200と、駅員が携帯する主リモコ
ン操作器300および従リモコン操作器400とから主として
構成されている。上記各リモコン操作器300および400は
リモコン式操作手段として機能する。
において使用する用語の定義を説明する。
を連携させて同時に操作するモードを意味し、この連動
モードには地上モードと車上モードがある。地上モード
は駅員が携帯するリモコン操作器やホームの集中制御装
置(後述する)から乗降ドア(車両ドアとホームドア)
の開閉操作を行なうモードを意味し、車上モードとは列
車側で乗降ドアの開閉操作を行なうモードを意味する。
の連携を切り離し、ホームドアと車両ドアをそれぞれ独
立して操作するモードを意味する。
車上スイッチ101と、列車定位置停止スイッチ102と、各
車両ドアを開閉制御するための複数の車両ドア個別操作
盤103と、これらを制御する車上制御装置104とから構成
されている。なお、車両ドア個別操作盤103および車上
制御装置104は車両ドア開閉制御装置として機能する。
01aを例示したものである。この操作パネル101aには、
連動モードと単独モードのいずれか一方を選択するモー
ド切替スイッチ101bと、一回の押下でドア開指令信号を
出力する開押し釦スイッチ101cと、同じくドア閉指令信
号を出力する閉押し釦スイッチ101dと、同じくドア再開
閉指令信号を出力する再開閉押し釦スイッチ101eが備
えられている。
ンされることによって点灯する照光式の押し釦スイッチ
からなり、連動モードにおいて、上記開押し釦スイッチ
101cは、すべての乗降ドアが開確認されたときに点灯
し、上記閉押し釦スイッチ101dはすべての乗降ドアが閉
確認されたときに点灯するようになっている。
ドが選択されているときに点灯し、車上モードでは点滅
し、単独モードでは消灯するようになっている。
もよい状態にある期間、具体的には車上制御装置104が
ホーム集中制御盤(信号集中制御装置)202(図1参
照)に対してドア開OK(主操作可)信号を継続して出
力している期間について点灯し、異常表示灯101hは地
上、車上からの操作に係わらず異常信号を受けたときに
点灯するようになっている。
おいて制御信号の流れを例示したものであり、図3に上
記した車上制御装置104と車上スイッチ101との間で送受
される信号S1およびS2を示している。具体的には、車
上スイッチ101から車上制御装置104に対しては連動モー
ド設定信号、単独モード設定信号、開指令信号、閉指令
信号、再開閉指令信号を含む信号S1が送信される。
01に対しては操作可表示信号、開表示灯101cを点灯させ
るための開表示信号、閉表示灯101dを点灯させるための
閉表示信号、異常表示信号、地上モード表示信号を含む
信号S2が送信される。
許可手段)102の操作パネル102aを示したものである。
この操作パネル102aには照光式のドア開OK押し釦スイ
ッチ102bと出発OK表示灯102cが備えられている。
されることによってドア開OK設定信号S3を車上制御
装置104に出力する(図3参照)。このドア開OK設定
信号S 3を受けた車上制御装置104は、ドア開OK設定信
号をホーム集中制御盤202に送信する。なお、このドア
開OK設定信号は、ホーム集中制御盤202で主リモコン
操作器300に送信する主操作可表示信号と従リモコン操
作器400に送信する個別操作可表示信号に分けられる。
なお、各表示信号には操作許可指令を含んでいるものと
する。
作の直後に、初めてすべての乗降ドアの閉確認がとれた
ときに、車上制御装置104から与えられる出発OK表示
信号S4によって点灯するようになっている(図3の信
号S4参照)。ただし、車上制御装置104は、出発OK表
示信号を与える前にリモコン操作を許可するためのドア
開OK設定信号と車上からドア開閉操作を行なうための
操作可表示信号の双方の出力を停止させ、乗降ドアの開
閉操作を禁止する。
103は、車上制御装置104によって制御されており、車両
ドアを個別に開閉制御するようになっている。なお、説
明を簡単にするため、以下の説明では車両ドア#1〜#4
4(各車両について4枚の車両ドアがあり、#1〜#4は
先頭車両の車両ドアを示す)のうち、車両ドア#1を代
表してその構成および動作について説明する。
御装置104から車両ドア#1開指令信号または車両ドア
#1閉指令信号(図3の信号S5参照)を受けて車両ド
アを開閉し、また、車両ドア#1開確認信号、車両ドア
#1閉確認信号、車両ドア#1異常表示信号を車上制御
装置104に送信するようになっている(図3の信号S6参
照)。
チ101、列車定位置停止スイッチ102、車両ドア個別操作
盤103から与えられた各種指令,信号を、車上子(車上
送受信機)105からホーム側に送信する(図3の信号S7
参照)。具体的には、ドア開OK設定信号、全ホームド
ア開指令、全ホームドア閉指令、ホームドア再開閉指
令、全車両ドア開確認信号、車両ドア#1〜#44につい
ての閉確認信号及び車両ドア異常表示信号をホーム側に
送信する。
る。
源スイッチ104bと車両ドア状態表示器104cが備えられて
いる。
T11の各ドア開状態を示す表示ランプ列104dと、車両番
号T1〜T11の各ドア閉状態を示す表示ランプ列104eと、
車両番号T1〜T11の各ドア異常状態を示す異常表示ラン
プ列104fとを備えている。これらのランプ列は、車上制
御装置104内部で生成される車両ドア開/閉/異常表示
信号のうちのいずれかの信号を受けて(図3の信号S8
参照)該当する表示ランプを点灯させるようになってい
る。
のコネクタであり、104hはヒューズである。
ム側に設けられている地上子(地上送受信機)201に受
信され、ホーム集中制御盤202に与えられる。
ネルを例示したものである。
ード切替スイッチ202aは“地上”、“車上”および“単
独”の3つの切替位置を有し、“地上”では連動の地上
モードに設定され、“車上”では連動の車上モードに設
定され、“単独”では単独モードに設定される。ただ
し、単独モードではホームドアと車両ドアがそれぞれ独
立して操作される。
と、後述するリモコン操作器による操作が有効になると
ともにその右側に配置されている全乗降ドアスイッチ20
2cの設定は無効となる。これとは逆にリモコン操作スイ
ッチ202bを“切”にすると、リモコン操作が無効になる
とともに全乗降ドアスイッチ202cの設定が有効となる。
と“閉”の二つの切替位置を有し、“開”位置ではリモ
コン操作スイッチ202bが“切”であることを条件に全乗
降ドアを開動作させることができ、また、“閉”位置で
は同じくリモコン操作スイッチ202bが“切”であること
を条件に全乗降ドアを閉めることができるようになって
いる。
たリモコン操作スイッチ設定器202dには、主リモコン用
のスイッチ群202eと、従リモコン操作器用のスイッチ群
202fが備えられている。そしてスイッチを“入”にする
とリモコン操作を担当する車両番号を指定することがで
き、“切”にすると担当しない車両番号を指定すること
ができる。
T2をそれぞれ“入”にすると、車両番号T1およびT2の車
両ドアについては主リモコン操作器で開閉操作を行なう
ことができるようになり、T3〜T11を“切”にすると車
両番号T3〜T11についてはドア開閉操作を担当しないこ
とになる。
202eによって指定されなかった車両番号T3〜T11につい
ては従リモコン操作器用の各スイッチを“入”にするこ
とによって、従リモコン操作器で開閉操作を行なうこと
ができるようになる。
チ202a〜202cとの間の信号の送受を図4の信号S9に示
し、ホーム集中制御盤202と上記スイッチ群202e,202f
との信号の送受を信号S10及びS11にそれぞれ示す。
上側にはホームドア表示灯202gが配置されている。
202hと、閉表示灯列202iと、異常表示灯列202jとから
なり、開表示灯列202hは車両番号に該当するホームドア
から開確認信号を受けたときに点灯し、閉表示灯列202i
は同じくホームドアから閉確認信号を受けたときに点灯
し、異常表示灯列202jは同じくホームドアから異常信号
を受けたときに点灯するようになっている。
設けられるホームドア表示灯202gとの間の信号の送受を
図4の信号S12に示す。
ドア表示灯202kが配置されている。
2 lと、閉表示灯列202mと、異常表示灯列202nと、全ド
ア開表示灯202 oとからなる。
両ドアから開確認信号を受けたときに点灯し、閉表示灯
列202mは同じく車両ドアから閉確認信号を受けたときに
点灯し、異常表示灯列202nは同じく車両ドアから異常信
号を受けたときに点灯し、全ドア開表示灯202 oはすべ
ての車両ドアが開いたときに点灯するようになってい
る。
表示灯202kとの間の信号の送受を図4の信号S13に例示
する。
202qはコネクタ、202rはヒューズである。
に対応して設けられたホームドア#1〜#44を個別に開
閉制御するためのホームドア個別操作盤(ホームドア開
閉制御装置)203が接続されている。
00a,600bに連動してホームドア500a,500bを開閉する
ように制御を行なっている。
る側壁501a,501bには、ホームドア500a,500bを進退さ
せるためのドアエンジン503a,503bが内蔵されており、
このドアエンジンによってホームドア500a,500b(両者
をホームドア#1と呼ぶ)が開閉動作する。また、ホー
ムドア500a,500bが開位置または閉位置に移動するとセ
ンサ502a,502bによって検知されるようになっており、
それにより、ホームドア#1の開閉状態はホームドア個
別操作盤203を介してホーム集中制御盤202に管理され
る。
ドア個別操作盤203に対してはホームドア開指令または
閉指令(図4の信号S14参照)が送信され、その逆には
ホームドア開確認信号、ホームドア閉確認信号、ホーム
ドア異常表示信号(同図の信号S15参照)が送信され
る。
機204を介し、主リモコン操作器300および従リモコン操
作器400との間で車両ドア開閉操作に関する信号の送受
を行なうようになっている。
例示したものであり、(a)は左側面図、(b)は正面
図である。
タルコード伝送方式による特定小電力無線装置を利用す
ることができ、電波の到達距離が約200m確保できる
出力のものを使用することができる。また、防水、防塵
使用とすることが好ましい。
0の操作部301には電源オン/オフスイッチ302と、一括
押し釦スイッチ303と、個別押し釦スイッチ304と、開押
し釦スイッチ305と、閉押し釦スイッチ306と、再開閉押
し釦スイッチ307と、出発抑止押し釦スイッチ308とが備
えられている。また、操作部301の左側には表示部309が
備えられ、車両ドアの操作状態を表示するようになって
いる。
する毎に電源の入、切が切り替わるとともに“入”で電
源ランプが点灯するようになっている。
いる間は一括指令が出力され、そのスイッチ303から指
を離せば一括指令が停止する。従って、“一括”指令を
出す場合には、一括押し釦スイッチ303を押す操作に引
き続いて所望の指令に該当する押し釦スイッチを押下す
ることになる。ただし、車両ドア開OK信号を受けて表
示部309の操作可表示ランプ309aが点灯した直後におい
て、一回目の開押し釦スイッチ305が押下された場合に
は、一括押し釦スイッチ303を押さなくとも一括の全ド
ア開操作として処理される。
いる間は個別指令が出力され、そのスイッチから指を離
せば個別指令が停止する。従って“個別”指令を出す場
合には個別押し釦スイッチ304を押す操作に引き続いて
所望の指令に該当する押し釦スイッチを押下することに
なる。ただし、一回目の全ドア開操作を除いては個別押
し釦スイッチ304を押さなくとも個別ドア開操作として
処理される。
とによって開指令信号が送信され、指を離すことによっ
て開指令信号が停止する。
とによって閉指令信号が送信され、指を離すことによっ
て閉指令信号が停止する。
ることによって再開閉指令信号が送信され、指を離すこ
とによって再開閉指令信号が停止する。この再開閉押し
釦スイッチ307は、例えば乗降ドアに物または人が挟ま
れた場合に押下される。
することによって出発抑止指令信号が送信され、指を離
すことによってその出発抑止指令信号が停止する。ま
た、閉押し釦スイッチ305を押しながらこの出発抑止押
し釦スイッチ308を押せば、出発抑止が解除されるよう
になっている。
機204を介してホーム集中制御盤202に送信される各信号
を図4の信号S16に例示する。
が配列されており、上記した操作可ランプ309a以外に、
全扉開表示信号を受けて点灯する全扉開ランプ309b、全
扉閉表示信号を受けて点灯する全扉閉ランプ309c、異常
表示信号を受けて点灯する扉異常ランプ309d、個別扉閉
信号を受けて点灯する個別閉ランプ309e、地上モード信
号に設定されている期間、点灯する地上モードランプ
(報知手段)309f、およびホームの送受信機204との通
信が確立しているときに点灯する通信ONランプ309gが
備えられている。
モードでは点滅し、単独モードでは消灯するようになっ
ている。また、操作可ランプ309aは出発抑止中は点滅す
る。
操作器300に送信される信号を図4の信号S17に示す。
11はマイクを示している。
信号に変換され、送受信機204を介してホーム集中制御
盤202に送信される。ホーム集中制御盤202はその音声信
号を増幅して出力する音声出力部を備えており、この音
声出力部から出力された音声信号はホームに設置された
スピーカから音声として出力される。それにより、主リ
モコン操作器300を携帯する駅員は、ホームにアナウン
スを流すことができる。
声信号送信機と音声信号受信機とを有するトランシーバ
機能が備えられており、列車側にも共通の音声信号送信
機と音声信号受信機が備えられている。それにより、列
車乗務員との間で交信することができるようになってい
る。図中、312はそのための送信と受信とを切り換える
切替スイッチであり、313は主リモコン操作器300に内蔵
されているスピーカである。
オフすれば、トランシーバ機能が働いて送信または受信
することができ、切替スイッチ312を押し続ければ、そ
の間、アナウンスを行なうことができるようになってい
る。
る従リモコン操作器の構成を例示したものであり、
(a)は左側面図、(b)は正面図である。
0の操作部401には、電源オン/オフスイッチ402と、開
押し釦スイッチ403と、閉押し釦スイッチ404と、再開閉
押し釦スイッチ405と、出発抑止押し釦スイッチ406とが
備えられている。また、操作部401の左側には表示部407
が設けられ、車両ドアの操作状態を表示するようになっ
ている。
主リモコン操作器300と同様に、押下する毎に電源の入
/切が切り換わるとともに“入”で電源ランプが点灯す
るようになっている。
とによって開指令信号が送信され、指を離すことによっ
て開指令信号が停止する。
とによって閉指令信号が送信され、指を放すことによっ
て閉指令信号が停止する。
04から送信される指令は、常に個別指令として処理され
る。
ることによって再開閉指令信号が送信され、指を離すこ
とによって再開閉指令信号が停止する。
することによって出発抑止指令信号が送信され、指を離
すことによってその出発抑止指令信号が停止する。
この出発抑止押し釦スイッチ406を押せば、出発抑止が
解除されるようになっている。
機204を介してホーム集中制御盤202に送信される各信号
を図4の信号S18に例示する。
と同様に、LEDなどのランプが配列されており、操作
可ランプ407a、個別扉閉信号を受けて点灯する個別扉閉
ランプ407b、異常信号を受けて点灯する個別扉異常ラン
プ407c、地上モード信号を受けて点灯する地上モードラ
ンプ407d、ホームの送受信機204との通信が確立してい
るときに点灯する通信ONランプ407eが備えられてい
る。
制御盤202から個別操作可表示信号を受信中に点灯し、
出発抑止状態では点滅する。また、上記地上モードラン
プ407dは車上モードでは点滅し、単独モードでは消灯す
るようになっている。
09はアナウンスをするためのマイクを示している。412
は音声送信、受信のための切換スイッチ、413はスピー
カである。
図る目的で同一ランプにて点灯と点滅を使い分け、異な
った機能を表示するようにしたものがあるが、もちろ
ん、機能表示毎に独立したランプを配置する構成であっ
てもよい。また、小型の液晶表示部やCRT表示部を組
み込み、画面上で各機能を総合的に表示するように構成
することもできる。
に送信される表示指令信号については図4の信号S19に
例示する。
テムの動作について説明する。
モード、(c) 単独モードの順に説明する。 (a) 地上・連動モード ホーム集中制御盤202のモード切替スイッチ202aを操作
することによって、予め、地上・連動モードが設定され
ており、且つ各機器の電源スイッチが投入されているも
のとする。また、車両ドアの開閉操作には、主リモコン
操作器300と従リモコン操作器400の両方を使用するもの
とする。 (a-1) 主リモコン操作器による一斉開操作 1) 地上モードが選択されると、ホーム集中制御盤202
は主リモコン操作器300及び従リモコン操作器400に対し
てそれぞれ地上モード信号を送信し、各リモコン操作器
の地上モードランプ309f(図8(b)参照)、407d(図
9(b)参照)を点灯させる。
すると、列車の乗務員は列車定位置停止スイッチ(図5
参照)のドア開OK押し釦スイッチ102bを押下する。
すると、ドア開OK設定信号が車上制御装置104に与え
られ、車上制御装置104はそのドア開OK設定信号を自
己保持するとともに、車上子105、地上子201を介してホ
ーム集中制御盤202にそのドア開OK設定信号を送信す
る。
集中制御盤202は、車上制御装置104に対し、地上モード
表示信号を送信する。同時に主リモコン操作器300に対
し主操作可表示信号を送信し、操作可ランプ309aを点灯
させる。
た車上制御装置104は、車上スイッチ101(図2参照)の
地上モード表示灯101fおよび操作可表示灯101gをそれぞ
れ点灯させる。この地上モード表示灯101fが点灯するこ
とにより、乗務員は車両ドアの開閉操作がホーム側から
行なわれることを確認することができる。
上スイッチ101の開表示灯101c、閉表示灯101dについ
て、車両ドアのみの開閉確認表示だけでなく、ホームド
アの開閉確認表示も行ない、車両ドアとホームドアから
なる乗降ドアのすべてが一致して開、または閉であると
きにそれらの表示灯101c、101dが点灯するように点灯条
件を切り換える。
の時点から主リモコン操作器300の全扉開ランプ309b,
全扉閉ランプ309c,個別扉閉ランプ309e及び従リモコン
操作器400の個別扉閉ランプ407bについても、ホームド
アの開閉確認だけでなく、車両ドアの開閉確認も合わせ
て、両者が一致している場合にそれらの開閉表示灯を点
灯させるように点灯条件を切り換える。
モコン操作器の各ランプはホームドアの開閉状態を表示
しているが、列車が入線すると、その列車の車両ドアの
開閉状態を合わせて表示することになる。なお、ホーム
ドア装置をメンテナンスする場合には、リモコン操作器
を用いてホームドアのみを開閉操作することがある。
釦スイッチ305を押下すると、開指令信号が送受信機204
を介してホーム集中制御盤202に送信される。
信号が、主操作可表示信号を主リモコン操作器300に送
信した後、初めて受信した開指令信号であるかどうかを
判断し、初めて受信したものである場合に車上制御装置
104に対して全車両ドア開指令信号を送信する。同時に
全ホームドアの開閉制御を行なう各ホームドア個別操作
盤203に対しても開指令信号(ホームドア#1〜#44へ)
を送る。
0が操作された後でないと従リモコン操作器400を操作す
ることができないようになっている。従って、ホーム集
中制御盤202からリモコン操作器に対してドア開閉操作
を許可する信号としては主操作可表示信号となる。
開指令信号を受けると直ちに各車両ドア個別操作盤103
に対してそれぞれ車両ドア開指令を送信する。
ア(ドア#1〜#44)および車両ドア(ドア#1〜#44)
が一斉に開き始める。
ア個別操作盤203からホーム集中制御盤202に対してホー
ムドア開確認信号が送信され、また車両ドア個別操作盤
103から車上制御装置104に対しては車両ドア開確認信号
がそれぞれ送られる。
装置104は、各乗降ドアから送られるドア開確認信号に
基づいて個々のドア表示灯202h,202 l,104dを点灯さ
せる。
ば、ホーム集中制御盤202の全ドア開表示灯202 oを点灯
させ、すべての乗降ドアの開確認信号が得られれば、主
リモコン操作器300の全扉開ランプ309bと車上スイッチ1
01の開表示灯101cをそれぞれ点灯させる。 (a-2) 主及び従リモコン操作器による個別閉操作 1) 主リモコン操作器300を携帯する駅員(例えばホー
ムの管理責任者)が、閉押し釦スイッチ305を押下する
と、主リモコン操作器300からホーム集中制御盤202には
閉指令信号が送信される。
御盤202は、主リモコン操作器300が担当する車両ドアお
よびホームドアに対して閉指令信号を送信する。
は、該当する車両ドアを制御している車両ドア個別操作
盤103に対して直ちに閉指令信号を送る。
個別操作盤203は、該当するホームドア装置に対して直
ちに閉指令信号を送る。
担当するホームドアと車両ドアが閉じ始める。
モコン操作器300からの閉指令信号を受けると同時に従
リモコン操作器400に対して個別操作可信号を送信し、
従リモコン操作器400の操作可ランプ407a(図9(b)
参照)を点灯させる。それにより、従リモコン操作器40
0は、担当するホームドアおよび車両ドアを閉操作する
ことができるようになる。
(例えばホーム管理責任者に従う係員)は、その操作可
ランプ407aが点灯していることを確認した上で閉指令押
し釦スイッチ404を押下する。それにより、閉指令信号
がホーム集中制御盤202に送信される。
作可信号が存在している場合のみ、従リモコン操作器40
0が担当する車両ドアとホームドアを閉じるように制御
する。
担当する車両ドアとホームドアが閉じ始める。
信号が車上制御装置104およびホーム集中制御盤202にそ
れぞれ送信され、主リモコン操作器300の個別扉閉ラン
プ309e、従リモコン操作器400の個別扉閉ランプ407bが
点灯するとともにホーム集中制御盤202のドア閉表示灯2
02i,202mが点灯する。
車両ドア閉確認信号を受信したホーム集中制御盤202お
よび車上制御装置104は、各リモコン操作器300,400へ
送信しているドア開OK設定信号および車上スイッチ10
1へ送信している操作可表示信号をそれぞれ停止する。
それにより、各リモコン操作器の操作可ランプ309a、40
7a、車上スイッチ101の操作可表示灯が消灯する。
イッチ101の操作可表示灯が点灯している間は、各リモ
コン操作器からのドア開閉操作に割り込んで、車上スイ
ッチ101からドア開閉操作を行なうことができるものと
する。
の送出停止以降、各リモコン操作器による車両ドア開閉
操作を受け付けないようにするとともに、主リモコン操
作器300の全扉閉ランプ309cおよび従リモコン操作器400
の個別扉閉ランプ407bについては、ホームドアの閉確認
だけで点灯するように点灯条件を元に戻す。
号の送出停止以降、車上スイッチ101による車両ドア開
閉操作を受け付けないようにするとともに、車上スイッ
チ101の各閉表示灯101dについて全車両ドアの閉確認だ
けで点灯するように点灯条件を元に戻す。
置停止スイッチ102に対して出発OK表示灯102cを点灯
させる。 (a-3) 主リモコン操作器による個別再開閉操作 1) ホーム集中制御盤202は、主リモコン操作器300が担
当するホームドア或いは車両ドアの何れかから閉確認信
号がないことを条件に、主リモコン操作器300の全扉閉
ランプ309cおよび個別扉閉ランプ309eをそれぞれ消灯さ
せる。各ランプ309c及び309eの消灯により、ホーム管理
責任者はこの主リモコン操作器300が担当する乗降ドア
が閉じていないことを知ることができる。なお、主リモ
コン操作器300の担当外の乗降ドアが閉じられていない
場合には個別扉閉ランプ309eのみ点灯させる。
9aが点灯し、且つ全扉閉ランプ309cと個別扉閉ランプ30
9eの双方が消灯していることを確認した上で再開閉押し
釦スイッチ307をワンプッシュする。
令を受けたホーム集中制御盤202は、まず主リモコン操
作器300が担当する車両ドアの閉確認信号を受信してい
る場合には、ホームドアのうち閉確認信号を受信してい
ないホームドアに対して再開閉制御を行なう。具体的に
は開指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を出力
する。なお、「2秒」という時間については例示したも
のであって、状況により適宜変更して設定することがで
きる。以下の説明においても同じである。
モコン操作器300が担当する車両ドアについてなお閉確
認信号が得られない場合、閉じられてない車両ドアにつ
いて再開閉指令を車上制御装置104に送信し、同時に、
その車両ドアに対向するホームドアに対しても開指令信
号を送出し、その2秒後に閉指令信号を送出する。
信号を受け、再開閉制御として当該車両ドアに対して開
指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を送出す
る。
車両ドアおよびホームドアが再開閉動作を始める。
状態には3通りの状況が起こり得る。すなわち、ア)車
両ドアが閉じていてホームドアが未閉である場合、イ)
車両ドアが未閉であってホームドアが閉じている場合、
ハ)車両ドアとホームドアがともに未閉である場合であ
る。
閉制御を行い、イ)の場合は車両ドアに対して再開閉制
御を行い、ハ)の場合は車両ドアとホームドアの双方に
対して再開閉制御を行う。
の閉確認信号が得られなかった場合には、上記手順3)〜
6)を繰り返し実行する。
装置104は、再開閉動作を3回繰り返しても当該ドアの
閉確認信号が得られなかった場合、主リモコン操作器30
0に対して異常表示信号を送信して扉異常ランプ309dを
点灯させ、再開閉動作を停止する。なお、上記再開閉動
作の回数(3回)は適宜変更して設定することができ
る。以下の説明においても同じである。
全般について故障などの異常に対しても点灯するものと
する。 (a-4) 従リモコン操作器による個別再開閉操作 1) ホーム集中制御盤202は、従リモコン操作器400が担
当するホームドア或いは車両ドアの何れかから閉確認信
号がないことを条件に、従リモコン操作器400の個別扉
閉ランプ407bを消灯させる。同時にホーム集中制御盤20
2は、主リモコン操作器300の全扉閉ランプ309cを消灯さ
せる。
作可ランプ407aが点灯し且つ個別扉閉ランプ407bが消灯
していることを確認した上で再開閉押し釦スイッチ405
をワンプッシュする。
令を受けたホーム集中制御盤202は、その担当するホー
ムドアのうち閉確認信号を受信していないホームドアに
対して閉指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を
送出する。
操作器400が担当する車両ドアについて閉確認信号が得
られない場合、再開閉指令を車上制御装置104に送信
し、同時に、その車両ドアに対向するホームドアに対し
ても開指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を送
出する。
を受けて当該車両ドアに対して開指令信号を送出し、そ
の2秒後に閉指令信号を送出する。
車両ドアおよびホームドアが再開閉動作を始める。
状態には先に説明したように、ア)〜ウ)の3通りの状
況が起こり得る。従って、ア)の場合はホームドアに対
して再開閉制御を行い、イ)の場合は車両ドアに対して
再開閉制御を行い、ハ)の場合は車両ドアとホームドア
の双方に対して再開閉制御を行う。
の閉確認信号が得られなかった場合には、上記手順3)〜
6)を繰り返し実行する。
装置104は、再開閉動作を3回繰り返しても当該ドアの
閉確認信号が得られなかった場合、主リモコン操作器30
0および従リモコン操作器400に対してそれぞれ異常表示
信号を送信して扉異常ランプ309dおよび個別扉異常ラン
プ407cを点灯させ、再開閉動作を停止する。
する乗降ドアの故障などの異常に対しても点灯するもの
とする。 (a-5) 主リモコン操作器による一括再開閉操作 1) 主リモコン操作器300の操作者は、操作可ランプ309
aが点灯していることを確認した上で一括押し釦スイッ
チ303と再開閉押し釦スイッチ307をこの順に連続してワ
ンプッシュする。
操作器300からの一括+再開閉指令を受けてすべてのホ
ームドアのうち閉確認信号を受信していないホームドア
に対して閉指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号
を送出する。
ない車両ドアがあれば再開閉指令を車上制御装置104に
送信し、同時に、閉じられていない車両ドアに対向する
ホームドアに対しても開指令信号を送出し、その2秒後
に閉指令信号を送出する。
を受けて当該車両ドアに対して開指令信号を送出し、そ
の2秒後に閉指令信号を送出する。
車両ドアおよびホームドアが再開閉動作を始める。この
ようにして、仮に車両ドアに乗客の体の一部または持ち
物が挟まれた場合には、車両ドアとホームドアの双方を
開き、乗客が列車に乗車するか或いはホーム側に戻るか
の何れかを選択することができるようにしている。
の閉確認信号が得られなかった場合には、上記手順2)〜
5)を繰り返し実行する。
装置104は、再開閉動作を3回繰り返しても当該ドアの
閉確認信号が得られなかった場合、主リモコン操作器30
0に対して異常表示信号を送信して扉異常ランプ309dを
点灯させ、再開閉動作を停止する。
当する車両ドアである場合には、従リモコン操作器400
へ個別扉異常表示信号を送信し、個別扉異常ランプ407c
を点灯させる。 (a-6) 出発抑止およびリモコン操作器による任意のド
ア開閉操作 1) 主リモコン操作器300の出発抑止押し釦スイッチ30
8、または従リモコン操作器400の出発抑止押し釦スイッ
チ406をワンプッシュすると、出発抑止指令信号がホー
ム集中制御盤202に送信される。
ン操作器400から出発抑止指令信号を受けたホーム集中
制御盤202は、“出発抑止”が設定されたものを判断
し、その時点での乗降ドアの開閉状態に関わらず、まず
車上制御装置104に対し、出発抑止指令信号として例え
ば全ホームドア開確認信号を送信し、続いて車両ドア再
開閉指令信号を重ねて送信する。
号として例えば上記全ホームドア開確認信号と車両ドア
再開閉指令信号が連続して同時に得られたことにより、
“出発抑止”が設定されたものと判断し、列車定位置停
止スイッチ102への出発OK表示信号を遮断して消灯さ
せる。また、ホーム集中制御盤202に対してはドア開O
K設定信号を送信する。
01に対して地上モード表示信号を送信することにより地
上モード表示灯101fを点灯させ、さらに操作可表示信号
を断続的に送信して操作可表示灯101gを点滅させる。
設定された状態で列車定位置停止スイッチ102からドア
開OK設定信号を受けると、上記車上制御装置104へ送
信していた車両ドア再開閉信号のみを遮断する。
出発抑止が解除されるまで送信し続ける。また、ホーム
集中制御盤202は、上記ドア開OK信号を受けると、主
リモコン操作器300へ送信している主操作可表示信号
を、従リモコン操作器400へ送信している個別操作可表
示信号をそれぞれ断続させ、両リモコン操作器の操作可
ランプ309a,407aを点滅させる。
み合わせているのは、信号点数削減のための配慮である
が、出発抑止指令信号および信号抑止解除信号を独立し
て設ける場合には、当然、これらの信号の有無によって
出発抑止設定、出発抑止解除を行うことができる。
09aが点灯または出発抑止設定下の点滅状態で、一括押
し釦スイッチ303と開押し釦スイッチ305をこの順に連続
して押せば、すべての乗降ドアが開かれる。また、一括
押し釦スイッチ303と閉押し釦スイッチ306とをこの順に
押した場合には、すべての乗降ドアが閉まる。
止設定下の点滅状態で主リモコン操作器300の開押し釦
スイッチ305のみを押せば、初めて行なうドア開操作で
ある場合をのぞき、主リモコン操作器300の担当する乗
降ドアが開き、また、閉押し釦スイッチ306を押せば担
当する乗降ドアを閉めることができる。
07aが点灯または出発抑止設定下の点滅状態で、開押し
釦スイッチ403を押せば、担当する乗降ドアが開き、閉
押し釦スイッチ404を押せば担当する乗降ドアが閉ま
る。
300、従リモコン操作器400のいずれからも行なうことが
でき、主リモコン操作器300の閉押し釦スイッチ306を押
しながら出発抑止押し釦スイッチ308をワンプッシュす
ると、出発抑止解除指令としての車両ドア閉指令および
出発抑止指令がホーム集中制御盤202に送信される。
車両ドア閉指令と出発抑止指令が連続して同時に存在す
ることを受け、ホーム集中制御盤202は出発抑止の設定
を解除し、同時に車上制御装置104に送信していた全ド
ア開確認信号を遮断する。
ア開確認信号が常に送信されていることになり、列車側
で勝手に解除されることはない。
されている状態で全車両ドア開確認信号が0.5秒以上
遮断されれば、出発抑止の設定を解除する。
盤202および車上制御装置104は、その時点での操作およ
び状態表示を反映した通常の処理に戻る。 (b)車上・連動モード (b-1) 開操作 1) ホーム集中制御盤202のモード切替スイッチ202aを
車上モードに切り替えると、ホーム集中制御盤202から
主リモコン操作器300および従リモコン操作器400に対し
て出力される地上モード信号が断続され、各リモコン操
作器の地上モードランプ309f,407dがそれぞれ点滅す
る。それにより、リモコン操作者は地上モードランプ30
9fの表示状態が変化することによって車上モードが選択
されていることを知ることができる。
モードが選択されている場合は点灯し、後述する単独モ
ードが選択されている場合は消灯するようになってい
る。
すると、列車乗務員は列車定位置停止スイッチ102のド
ア開OK押し釦スイッチ102bをワンプッシュする。
り、列車定位置停止スイッチ102から車上制御装置104に
ドア開OK設定信号が送られる。
104は、その設定信号を自己保持しホーム集中制御盤202
に送信する。
と同時にホーム集中制御盤202は、断続する地上モード
表示信号を車上制御装置104に送信する。
同時に主リモコン操作器300に対して主操作可表示信号
を送信して操作可ランプ309aを点灯させる。(車上モー
ドであるにも係わらず主リモコン操作器300による操作
を許可するのは、車上からの操作に対してリモコン操作
器による割り込み操作を可能にするためである) 5) ドア開OK信号を受けた車上制御装置104は、車上
スイッチ101の操作可表示灯101gを点灯させ、また、地
上モード表示信号を断続信号で送ることによって地上モ
ード表示灯101fを点滅させる。
上スイッチ101の開閉表示灯101c,101dについて、車両
ドアの開閉確認表示だけでなく、ホームドアの開閉確認
表示も合わせて行なうように点灯条件を切り替え、車両
ドアとホームドアの双方がすべて一致している場合に当
該表示灯を点灯させる。
開押し釦スイッチ101cをワンプッシュし、開指令信号を
車上制御装置104へ送る。
104は、ホーム集中制御盤202へ全ホームドア開指令信号
を送信するとともに、すべての車両ドア個別操作盤103
に対しては車両ドア開指令信号を送る。
ム集中制御盤202は、各ホームドア装置のドアエンジン
(ホームドア#1では503aおよび503b)に開指令信号を
与えてホームドアを開動作させ、また、車両ドア開指令
信号を受けた各車両ドア個別操作盤103はすべての車両
ドアを開動作させる。それにより、すべてのホームドア
および車両ドアが一斉に開き始める。
の開確認信号がホーム集中制御盤202および車上制御装
置104に送られる。例えばホームドア#1が開くとセン
サ502a,502bによって開状態が検知され、それらのセン
サから出力される開確認信号がホームドア個別操作盤20
3を介してホーム集中制御盤202に送信される。
制御装置104は、個々の車両ドア開表示灯(図6の104d
参照)を点灯させる。また、ホーム集中制御盤202は、
個々のホームドア開表示灯(図7の202h参照)および車
両ドア開表示灯202 lを点灯させる。
ば、全車両ドア開表示灯202 oを点灯させ、地上および
車上すべてのドアの開確認信号が得られれば、主リモコ
ン操作器300の全扉開ランプ309bを点灯させるととも
に、車上スイッチ101の開表示灯101cを点灯させる。 (b-2) 閉操作 1) 列車乗務員が車上スイッチ101の閉押し釦スイッチ1
01dをワンプッシュすると、閉指令信号が車上制御装置1
04へ送られる。
は、全ホームドア閉指令信号をホーム集中制御盤202に
送信するとともに、各車両ドア個別操作盤103に対して
車両ドア閉指令信号を与える。
ム集中制御盤202は、ホームドア個別操作盤203に同信号
を送り、各個別操作盤203は各ホームドア装置のドアエ
ンジン(図1に示したホームドア#1ではドアエンジン
503a,503b)に閉指令信号を送り、ホームドア500a,5
00bを閉じる。
両ドアが一斉に閉じ始める。
の閉確認信号がホーム集中制御盤202および車上制御装
置104に送られる。
装置104は、ホームドアおよび車両ドアから送られる閉
確認信号に基づいてホームドア閉表示灯202iと車両ドア
閉表示灯202m、および車両ドア閉表示灯104eを点灯す
る。
ば、すべての車両ドア閉表示灯202mを点灯させ、地上お
よび車上すべてのドアの閉確認信号が得られれば、主リ
モコン操作器300の全扉閉ランプ309cを点灯させるとと
もに、車上スイッチ101の閉表示灯101dを点灯させる。
認信号とすべての車両ドア閉確認信号を受信すれば、車
上制御装置104はホーム集中制御盤202へのドア開OK設
定信号の送信と車上スイッチ101への操作可表示信号の
送信を停止する。
a,407aはドア開OK設定信号の送信停止によって消灯
する。
可ランプ309aが点灯中は、車上スイッチ101からのドア
開閉操作に割り込んで主リモコン操作器300の開閉押し
釦スイッチ305,306、および従リモコン操作器400の開
閉押し釦スイッチ403,404によるドア開閉操作もできる
ようになっている。
信号の送出停止以降、各リモコン操作器からの車両ドア
開閉操作を受け付けないようにするとともに、主リモコ
ン操作器300の全扉閉ランプ309cおよび従リモコン操作
器400の個別扉閉ランプ407bについて当該ホームドアの
閉確認ありだけで点灯を維持するように点灯条件を元に
戻す。
示信号の送出停止以降、車上スイッチ101からの車両ド
ア開閉操作を受け付けないようにするとともに、車上ス
イッチ101の閉表示灯101dについて、全車両ドアの閉確
認ありだけで点灯するように点灯条件を元に戻す。
置停止スイッチ102へ出発OK表示信号を出力し、出発
OK表示灯102cを点灯させる。 (b-3) 再開閉操作 1) 列車乗務員は、車上スイッチ101の操作可表示灯101
gが点灯していることを確認した上で再開閉押し釦スイ
ッチ101eをワンプッシュし、再開閉指令信号を車上制御
装置104に送る。
104は、ホーム集中制御盤202に対してホームドア再開閉
指令信号を送信すると同時に、すべての車両ドアのう
ち、閉確認信号を受信していない車両ドアについてその
開閉制御を行なっている車両ドア個別操作盤103に対し
て開指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を送出
する。
ーム集中制御盤202は、閉確認信号のない車両ドアに対
応するホームドアと、閉確認のないホームドアに対して
開指令信号を送出し、その2秒後に閉指令信号を送出す
る。
乗降ドア、すなわち車両ドアおよびホームドアが再開閉
動作を始める。
の閉確認信号が得られなかった場合には、上記手順2)〜
4)を繰り返し実行する。
装置104は、再開閉動作を3回繰り返しても当該ドアの
閉確認信号が得られなかった場合、車上スイッチ101に
対して異常表示信号を送信し異常ランプ101hを点灯さ
せ、再開閉動作を停止する。
行なった車両ドアを担当している主リモコン操作器300
(および従リモコン操作器400)に異常表示信号(およ
び個別扉異常表示信号)を送信し、扉異常ランプ309d
(および個別扉異常ランプ407c)を点灯させる。 (c) 単独モード (c-1) 地上側での開閉操作 1) ホーム集中制御盤202のモード切替スイッチ202aを
“単独”に切り替え、携帯スイッチ202bを“切”に設定
すれば、ホーム集中制御盤202は各リモコン操作器から
送信されてくる信号をすべて無視する。
モコン操作器への地上モード表示信号の送信を停止し、
各リモコン操作器の地上モードランプ309f、407dを消灯
させ、車上制御装置104との間の信号の送受信を停止さ
せる。
ドアスイッチ202cを「開」または「閉」に切り替えれ
ば、ホームドアが一括して開動作、または一括して閉動
作する。 (c-2) 車両側での開閉操作 1) 車上スイッチ101のモード切替スイッチ101bを“単
独”に切り替えれば、車上制御装置104はホーム集中制
御盤202との間の信号の送受信を停止する。
スイッチ104d、104eをワンプッシュすれば、車両ドアの
開閉を列車側から一括して制御することができるように
なる。
ームドアについてはホーム集中制御盤202側で開閉制御
され、車両ドアについては列車側で開閉制御されること
になる。この単独モードは、例えば保守点検や修繕を行
う場合に選択される。
ドアの双方を開閉制御する構成について説明したが、も
ちろん、車両ドアのみ開閉制御するシステムにも本発明
を適用することができる。車両ドアのみ開閉制御するシ
ステムの一具体例としては、従来の鉄道が示される。
作器を主リモコン操作器300と従リモコン操作器400とで
構成し、主リモコン操作器300を操作して初めて従リモ
コン操作器400の操作が可能になるように構成したが、
これに限らず、複数のリモコン操作器を同一の構成にす
ることもできる。また、一つのリモコン操作器で乗降ド
アの開閉操作を行なうこともできる。
て列車が自動運転されるシステムでは、列車が定位置に
停車したときに信号を送信する定位置アンテナが軌道上
に設けられている。上記実施形態では列車定位置停止ス
イッチ102を手動で押下することによってドア開OK信
号を送信するように構成したが、上記定位置アンテナか
ら送信される信号をドア開OK信号とすれば、ドア開O
K信号の送信も自動化することができるようになる。
ない列車やホームであっても、列車自身で停止したこと
を信号出力する手段、例えば零速度検出器によって検知
される零速度信号をもってドア開OK信号とし、ホーム
側に送信することもできる。
うためにドア開確認信号などを送信するように構成した
が、これに限らず、専用の出発抑止指令信号と出発抑止
解除信号を設ける構成とすることもでき、さらにまた、
停止時に列車の車輪に制動を与えている制動装置に対し
て制動を解除しないようにすることもできる。
請求項1および2の本発明によれば、駅員に携帯される
リモコン式操作手段によって、入線して定位置に停止し
た列車の車両ドアを開閉操作できるように構成したた
め、ホームの混雑状態や乗客の乗降状態を直接目視によ
って確認しながら車両ドアの開閉操作を行なうことが可
能になり、安全性を向上させることができ、さらに、列
車側との連携がスムーズになることにより、列車運行の
乱れや遅延を解消することができる。
式操作手段に、列車の発車を抑止するための出発抑止信
号を出力する機能を備えたため、車両ドアに万一、人や
物が挟まれた場合であっても即座に列車を発車させない
状態にすることができる。
制御手段を、リモコン式操作手段によるドア開閉操作と
独立して列車側からのドア開閉操作も受け付けるように
構成したため、列車乗務員に対して開閉操作を行なう必
要のないことが知らされている場合であっても列車乗務
員は独自にドア開閉操作を行なうことができ、列車に関
わる要員を効率的に運用することができるようになる。
があり、その責任のもとに車両ドアを開閉する場合には
その操作を妨げないようにすることができる。
式操作手段に、マイクとこのマイクから入力された音声
を音声信号に変えて送信する音声信号送信部を付加した
ため、そのマイクを通じてホームに案内放送ができるよ
うになる。それにより、利便性が高まるだけでなくサー
ビス向上を図ることができる。また、緊急時においても
緊急案内放送を行なうことができ迅速な対応をとること
ができる。
式操作手段と上記列車側にそれぞれ共通の音声信号送信
機および音声信号受信機を備えたため、駅員と列車乗務
員との間で交信ができる。
式操作手段に操作許可信号が送信されている期間、列車
の乗務員に対してドア開閉操作の不要を報知するように
したため、車両ドアの開閉操作をリモコン操作している
ときは列車乗務員に対して開閉操作を行なう必要のない
ことを知らせることができる。
ムドアを有し、上記信号集中制御装置を、車両ドア開閉
操作に関わる信号を列車側に送信すると同時にその車両
ドアと連動してホームドアが開閉動作するようにホーム
ドアを制御するように構成したため、ホームドアが設置
されることの多い新交通システムや地下鉄においても安
全性の向上を図り、正常な列車運行を確保することがで
きる。
式操作手段を、所定の車両ドア毎に割り当てられた複数
のリモコン操作器で構成したため、例えば、混雑時や見
通しの悪い湾曲したホームにおいてホーム全体を一人の
駅員が管理できないような場合であってもドア開閉操作
を分担することで乗客の安全を確保することができる。
ン式操作手段を1つの主リモコン操作器と、1以上の従
リモコン操作器とで構成したため、ホームの責任者に主
リモコン操作器を持たせることで指揮の統一を図ること
ができる。
コン操作器ですべての車両ドアを一括して開閉操作する
こともできるように構成したため、混雑時には主、従両
リモコン操作器を用いてドア開閉操作が行なえ、閑散時
については主リモコン操作器だけで一括してドア開閉操
作ができる。
操作器には識別情報を与えて無効なリモコン操作器から
の信号を無視するように構成したため、リモコン操作器
が盗難、紛失にあっても信号集中制御装置側でそのリモ
コン操作器を無効と設定しておくことで誤操作や妨害を
防ぐことができる。
の全体構成図である。
図である。
図である。
ある。
図、(b)はその正面図である。
図、(b)はその正面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 駅員に携帯され、乗降ドア開閉操作に関
わる信号をホーム上から無線で送受信するリモコン式操
作手段と、 上記リモコン式操作手段から無線によって送信される操
作信号を受信して上記乗降ドアを開閉制御するドア開閉
制御手段と、 列車が入線して定位置に停止した際に、上記リモコン式
操作手段と上記ドア開閉制御手段との間で乗降ドア開閉
操作に関わる信号の送受信を許可する無線操作許可手段
とから構成されることを特徴とするリモコン式乗降ドア
操作システム。 - 【請求項2】 列車側に、上記ドア開閉制御手段とし
て、上記ホームとの間で車両ドア開閉操作に関わる信号
を送受信する車上送受信機と、この車上送受信機から受
信した信号に基づき上記乗降ドアとしての車両ドアを開
閉制御する車両ドア制御装置とを有し、 ホーム側に、上記無線操作許可手段として、上記リモコ
ン式操作手段との間で車両ドア開閉操作に関わる信号を
送受信する送受信機と、上記車上送受信機との間で車両
ドア開閉操作に関わる信号を送受信する地上送受信機
と、上記リモコン式操作手段から上記送受信機を介して
受信した信号をその地上送受信機から上記車上送受信機
に送信する信号集中制御装置とを有する請求項1記載の
リモコン式乗降ドア操作システム。 - 【請求項3】 上記リモコン式操作手段に、列車の発車
を抑止するための出発抑止信号を出力する操作部が備え
られ、この操作部の操作によって出発抑止信号が上記信
号集中制御装置に受信され、この信号集中制御装置から
上記地上送受信機を介してその出発抑止信号が列車側に
送信される請求項2記載のリモコン式乗降ドア操作シス
テム。 - 【請求項4】 上記リモコン式操作手段に、マイクとこ
のマイクから入力された音声を音声信号に変えて送信す
る音声信号送信部が付加され、 上記信号集中制御装置に、その音声信号を受信する音声
信号受信部とその受信した音声信号をホーム上のスピー
カーに音声出力する音声出力部とが付加され、上記マイ
クを通じて案内放送ができるように構成されている請求
項2または3に記載のリモコン式乗降ドア操作システ
ム。 - 【請求項5】 上記リモコン式操作手段と上記列車側に
それぞれ共通の音声信号送信機および音声信号受信機を
有し、スイッチによって音声信号の送信、受信ができる
ように構成されている請求項1〜4のいずれかに記載の
リモコン式乗降ドア操作システム。 - 【請求項6】 上記リモコン式操作手段と上記ドア開閉
制御手段との間で乗降ドア開閉操作に関わる信号の送受
信が行なわれている期間、列車の乗務員に対してドア開
閉操作の不要を報知する報知手段が上記列車に備えられ
ている請求項1〜5のいずれかに記載のリモコン式乗降
ドア操作システム。 - 【請求項7】 上記ドア開閉制御手段は、上記リモコン
式操作手段によるドア開閉操作と独立して列車側からの
ドア開閉操作も受け付けるように構成されている請求項
1〜6のいずれかに記載のリモコン式乗降ドア操作シス
テム。 - 【請求項8】 上記ホームに、上記乗降ドアとしてその
ホームの縁部に沿って設置されたホームドアが備えら
れ、上記ドア開閉制御手段として、そのホームドアを開
閉するホームドア開閉制御装置とを有し、上記無線操作
許可手段は、乗降ドア開閉操作に関わる信号を列車側に
送信するとともに列車の車両ドアと連動して上記ホーム
ドアが開閉動作するように上記ホームドア開閉制御装置
を制御するように構成されている請求項1〜7のいずれ
かに記載のリモコン式乗降ドア操作システム。 - 【請求項9】 上記リモコン式操作手段が所定の乗降ド
ア毎に割り当てられた複数のリモコン操作器からなり、
独立して乗降ドアの開閉操作ができるように構成されて
いる請求項1〜8のいずれかに記載のリモコン式乗降ド
ア操作システム。 - 【請求項10】 上記リモコン式操作手段が1つの主リ
モコン操作器と、1以上の従リモコン操作器とからな
り、上記従リモコン操作器は上記主リモコン操作器の許
可を得てからドア開閉操作が行なえるように構成されて
いる請求項1〜8のいずれかに記載のリモコン式乗降ド
ア操作システム。 - 【請求項11】 上記主リモコン操作器は、予め決めら
れた範囲の乗降ドア開閉操作が行なえるとともにすべて
の乗降ドアを一括して開閉操作することもできるように
構成され、上記従リモコン操作器は上記主リモコン操作
器が担当する乗降ドアを除いて予め決められた範囲の乗
降ドアのみ開閉操作することができるように構成されて
いる請求項10記載のリモコン式乗降ドア操作システ
ム。 - 【請求項12】 上記各リモコン操作器に識別情報が与
えられ、上記信号集中制御装置は特定の識別情報ととも
に送信される信号のみを有効として処理を行なうように
構成されている請求項9〜11のいずれかに記載のリモ
コン式乗降ドア操作システム。
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