JP2003300431A - 自動車用後部荷室構造 - Google Patents

自動車用後部荷室構造

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JP2003300431A
JP2003300431A JP2002108696A JP2002108696A JP2003300431A JP 2003300431 A JP2003300431 A JP 2003300431A JP 2002108696 A JP2002108696 A JP 2002108696A JP 2002108696 A JP2002108696 A JP 2002108696A JP 2003300431 A JP2003300431 A JP 2003300431A
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Japan
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seat back
floor
luggage compartment
movable floor
seat
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Application number
JP2002108696A
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Kazuya Saito
一弥 齋藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シートの通常使用状態のときにも高さ方向のス
ペースを充分に確保できるとともに、シートバックを前
側に倒伏させて荷室を拡大させる際にも、シートバック
とフロアとの間の段差を少ない操作で解消できる自動車
用後部荷室構造を提供すること。 【解決手段】可動床28は、シートバック24を起立さ
せた状態では上面がシートバック24を倒伏させたとき
のシートバック24の後面24a高さよりも低い下移動
位置Lpで略水平に位置させられ、且つ、シートバック
24を前側に回動させて倒伏させた状態では上面がシー
トバック24の後面24aと同じ高さの上移動位置Up
に位置させられる様に支持する支持手段(平行リンク機
構29,連結手段30)を介して、シートバック24と
リヤフロア20との間に介装支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートのシート
バックが起立させられている状態で前記シートの後方に
荷室が形成されていると共に、前記シートのシートバッ
クを前側に倒伏させたときに前記荷室が前記シートバッ
ク上まで拡大される様にした自動車用後部荷室構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車には、例えば図12(a)
に示したように、リヤシート1の後方に荷室2を設ける
と共に、リヤシート1のシートバック3を図12(b)
に示したようにシートクッション4に対して支持軸3b
を中心に前側に倒伏させる(前倒しさせる)ことによ
り、荷室2をリヤシート1のシートバック3上まで拡大
するようにしたものがある。
【0003】ところで、この様にシートバック3を図1
2(b)の如く前倒しして荷室2を拡大したときに、シ
ートバック3及びシートクッション4の厚さにより、シ
ートバック3の後面(裏面すなわち背面)3aとリヤシ
ート1の後方のリヤフロア5との間に段差6が生じる。
2aは、この段差6によりリヤシート1の後方に形成さ
れた凹部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な段差6が生じたときに、この段差6を解消する構造を
有しない自動車においては、段差6により形成される凹
部2aがあるために拡大した荷室2の奥(後側)、即ち
リヤシート1の後方に荷物を入れにくいという問題があ
った。
【0005】また、段差6を解消する構造としては、図
13(b)に示したような箱体7を図13(a)に示し
たようにリヤシート1の後方に予め配設しておいて、シ
ートバック3を前倒ししたときに、シートバック3の後
面3aと箱体7の上面3aとが略面一になるようにする
ことも考えられている。
【0006】しかしながら、この方法では、箱体7がリ
ヤシート1の後方に固定された構造であるために、シー
トバック3を起立させてリヤシート1を通常使用状態と
したときに、リヤシート1の後方に形成される荷室2の
高さが減少するという問題があった。
【0007】更に、段差6を解消する構造としては、例
えば図14〜図16に示したようなものが知られている
(特開平11−180196号公報参照)。
【0008】この段差解消構造では、リヤフロア5の前
縁部及び前後方向の中間部にブラケット8,9が固定さ
れ、このブラケット8にシートクッション4が支持軸1
0を介して前側に起立可能に取り付けられていると共
に、ブラケット9にシートバック3が支持軸11を介し
て前後回動可能に取り付けられている。
【0009】また、この段差解消構造では、板状部材
(可動床)12がシートバック3の後面3aに沿って配
設されていると共に、板状部材12の下端部がシートバ
ック3の下端部に支持軸13を介して回動可能に取り付
けられて、板状部材12が支持軸13を中心に前後に回
動可能となっている。そして、この板状部材12の自由
端部背面には支持脚14が支持軸15を介して前後回動
可能に取り付けられている。
【0010】この構成では、シートバック3を起立させ
たリヤシート1の通常使用状態において、板状部材12
をシートバック3の後面3aに沿わせると共に、板状部
材12の自由端部を図示しないフックで後面3aに係止
させる様にしている。
【0011】また、荷室2の拡大時には、シートクッシ
ョン4を図15の如く支持軸10を中心に前側に起立さ
せると共に、シートバック3を二点鎖線で示したように
支持軸11を中心に前倒しさせる様にしている。しか
も、荷室2の拡大時には、板状部材12を支持軸13を
中心に後側に略水平に倒すと共に、支持脚14を支持軸
15を中心に後方に回動させてリヤフロア5に支持させ
る様にしている。
【0012】この様にすることで、図16に示したよう
に、シートバック3の後面3aと板状部材12の上面が
略面一且つ水平になり、シートクッション4の後方に拡
大された荷室2が形成されるようになっている。
【0013】しかしながら、図14〜図16に示した段
差解消構造では、荷室拡大のために、先ずシートクッシ
ョン4を前側に起立させた後、シートバック3を前倒し
すると共に、板状部材12を後側に倒して、更に支持脚
14を下方に開くという4つの操作をしなければならな
いという問題があった。
【0014】そこで、この発明は、シートの通常使用状
態のときにも高さ方向のスペースを充分に確保できると
ともに、シートバックを前側に倒伏させて荷室を拡大さ
せる際にも、シートバックとフロアとの間の段差を少な
い操作で解消できる自動車用後部荷室構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明の自動車用後部荷室構造において
は、シートクッションの後部にシートバックを前側に倒
伏可能に装着したシートが設けられ、前記シートの後方
のフロア上に荷室が形成されている。
【0016】しかも、前記シートバックを前側に倒伏さ
せて前記シートバックの後面を略水平にしたときに、前
記シートバックと前記フロアに支持されて、上面が前記
シートバックの後面と同じ高さとなる可動床が設けられ
ている。
【0017】その上、前記可動床は、前記シートバック
を起立させた状態では上面が前記シートバックを倒伏さ
せたときのシートバックの後面高さよりも低い下移動位
置で略水平に位置させられ、且つ、前記シートバックを
前側に回動させて倒伏させた状態では上面が前記シート
バックの後面と同じ高さの上移動位置に位置させられる
様に支持する支持手段を介して、前記シートバックと前
記フロアとの間に介装支持されている。
【0018】
【発明の効果】このような請求項1の構成によれば、シ
ートバックを起立させた通常使用状態では、可動床の上
面がシートバックを倒伏させたときのシートバックの後
面高さよりも低い下移動位置で略水平に位置させられて
いるので、シートバック後方の後部荷室の高さ方向のス
ペースを充分に確保できる。
【0019】また、可動床はシートバックとフロアとの
間に介装されているので、シートバックを前側に倒伏さ
せて荷室を拡大させる際にも、シートバックとフロアと
の間の段差を少ない操作で解消できる。
【0020】
【発明の実施の形態1】以下、この発明の請求項1〜4
に対応する発明の実施の形態1を図1〜図5に基づいて
説明する。
【0021】図1(a),(b)は、車体後面の後部開
口を図示しないバックドアで開閉するタイプの自動車に
この発明を適用した例を示したものである。この自動車
としては、例えばハッチバック式の自動車がある。
【0022】この図1(a),(b)において、20は
自動車の車体のリヤフロア、21はリヤフロア20の後
縁部から上方に起立させられたリヤパネルである。この
リヤフロア20は車体の後部に一段高く設けられてい
る。そして、このリヤフロア20の前側の部分上にはリ
ヤシート22が配設されている。
【0023】このリヤシート22は、リヤフロア20の
前側上面に固定されたシートクッション23と、シート
クッション23の後部に配設されたシートバック24
と、シートバック24をシートクッション23の図示し
ないクッションフレームの後部に前後回動自在に支持し
ている支持軸25を有する。
【0024】尚、シートバック24は、支持軸25を中
心に前倒し可能(前側に倒伏可能)になっている。24
aはシートバック24の後面(裏面すなわち背面)、2
6はシートバック24の上部に取り付けられたヘッドレ
ストである。また、シートバック24が起立した状態を
リヤシート22の通常使用状態とすると、この通常使用
状態においてはリヤシート22とバックドア(図示せ
ず)との間に荷室27が形成されている。
【0025】このシートバック24とリヤフロア20の
後部との間には、支持手段(連動機構)を介して板状の
可動床(可動板)28が介装支持されている。この支持
手段は、可動床28の両側部をリヤフロア20に上下動
可能に支持する平行リンク機構29と、可動床28の前
縁部をシートバック24の後面下部に前後に相対移動可
能に連結する連結手段(連動機構)30を有する。尚、
この可動枠28の後縁部には図4に示した如く把手穴2
8aが設けられている。
【0026】平行リンク機構29は、可動床28の側縁
部前側部分とリヤフロア20との間に介装された前側リ
ンク機構(第1リンク機構)31と、可動床28の側縁
部後側部分とリヤフロア20との間に介装された後側リ
ンク機構(第2リンク機構)32を有する。
【0027】この前側リンク機構31は、可動床28の
側縁部前側部分の下面に可動床取付ネジ33aで固定さ
れたブラケット33と、ブラケット33に対応してリヤ
フロア20上に固定されたブラケット34と、ブラケッ
ト33,34間に配設されたリンク板35,36を有す
る。しかも、前側リンク機構31は、リンク板35の一
端部(上端部)をブラケット33に回動自在に支持して
いる関節軸37と、リンク板36の一端部(下端部)を
ブラケット34に回動自在に支持している関節軸38
と、リンク板35,36の他端部同士を回動自在に連結
している関節軸39を有する。
【0028】尚、説明の便宜上、ブラケット33が可動
床28の下面に取り付けられているとして説明したが、
実際には可動床28を貫通する可動床取付ネジ33aを
ブラケット33のネジ孔33bに螺着することにより、
可動板28がブラケット33に取り付けられている。
【0029】また、図3において、33c,34aはブ
ラケット33,34に形成された軸(ピン)挿通孔35
a,36aはリンク板35,36に設けられた軸(ピ
ン)挿通孔である。しかも、関節軸37,38,39に
はカシメピンが用いられる。また、このカシメピンは、
軸(ピン)挿通孔33c,34a、35a,36a等そ
の他図示しない挿通孔に挿通させられた後、先端部がカ
シメられることで、各ブラケット33,34とリンク板
35,36およびリンク板35,36同士を相対回動可
能に連結している。
【0030】また、後側リンク機構32は、可動床28
の側縁部後側部分の下面に可動床取付ネジ40aで固定
されたブラケット40と、ブラケット40に対応してリ
ヤフロア20上に固定されたブラケット41と、ブラケ
ット40,41間に配設されたリンク板42,43を有
する。しかも、前側リンク機構32は、リンク板42の
一端部(上端部)をブラケット40に回動自在に支持し
ている関節軸44と、リンク板43の一端部(下端部)
をブラケット41に回動自在に支持している関節軸45
と、リンク板42,43の他端部同士を回動自在に連結
している関節軸46を有する。
【0031】尚、上述と同様に説明の便宜上、ブラケッ
ト40が可動床28の下面に取り付けられているとして
説明したが、実際には可動床28を貫通する可動床取付
ネジ40aをブラケット40に螺着することにより、可
動板28がブラケット40に取り付けられている。
【0032】また、関節軸44,45,46にはカシメ
ピンが用いられ、カシメピンの先端部をカシメること
で、各ブラケット40,41とリンク板42,43およ
びリンク板42,43同士が相対回動可能に連結されて
いる。
【0033】更に、平行リンク機構29は、関節軸3
9,46に前端部及び後端部がそれぞれ軸支された連動
リンク板47を有する。
【0034】また、連結手段30は、シートバック24
の側部の下端部に取り付けられた連動用の第1のブラケ
ット48と、可動床28の側縁部の前端部下面に取り付
けられた連動用の第2のブラケット49を有する。しか
も、図2に示したように、第1のブラケット48の下端
部にはボルト挿通孔48aが形成され、第2のブラケッ
ト49には前後に延びるスリット50が形成されてい
る。
【0035】尚、48bは第1のブラケット48に設け
られたボルト挿通孔、49aは第2のブラケット49に
設けられたボルト挿通孔である。この第1のブラケット
48はボルト挿通孔48bに挿通した図示しないボルト
をシートバック24に螺着することによりシートバック
24に固定され、第2のブラケット49はボルト挿通孔
49aに挿通した図示しないボルトで可動床28に固定
されている。
【0036】そして、段付ボルト51の頭部51a側の
軸部51bを長手方向に移動可能にスリット50に係合
させると共に、段付ボルト51のネジ部51cを第1の
ブラケット48のボルト挿通孔48aに挿通する。この
状態で、ネジ部51cにナット52を螺着して、軸部5
1bの段部51dとナット52により第1のブラケット
48の下端部を挟持することにより、シートバック24
の下端部と可動床28の前端部が連結されている。
【0037】更に、シートバック24と可動床28との
間の隙間は、シートバック24の後面24aの下部と可
動床28の前縁部上面に固定された可撓性でシート状の
フラップ53で覆われている。
【0038】また、リヤフロア20の後縁部上及びリヤ
パネル21には、このリヤパネル21に沿って上縁部付
近まで延びるスペーサ54が固定されている。このスペ
ーサ54の前面には、可動床28を平行リンク機構(昇
降機構)29により昇降させたとき、この昇降動作に応
じて前後動する可動床28の後縁との間に大きな隙間が
生じない状態で、上下動を許容する曲面54aが形成さ
れている。
【0039】本実施例では、曲面54aの下部が最も前
側に突出して、この下部の上に段部54a1が形成され
ていると共に、この段部54a1から上方に向かうに従
って後方に徐々に変化する様になっている。また、リヤ
フロア20にはスペアタイヤ用の収納凹部55が図4の
如く形成され、この収納凹部55にスペアタイヤ56が
収納されている 次に、この様な構成の自動車用後部荷室構造の作用を説
明する。 <リヤシート22の通常使用状態>この様な構成におい
て、シートバック24が図1(a)の如く起立している
通常使用状態では、シートバック24の後方に狭い荷室
27が形成される。この状態では、連結手段(連動機
構)30により平行リンク機構28が図1(a)に示し
たようにリヤフロア20側に折り畳まれて、可動床28
の上面が下移動位置Lpに位置している。
【0040】この位置では、可動床28がリヤフロア2
0に平行リンク機構29を介して取り付けられていて
も、可動床28はリヤフロア20の最も接近した状態と
なっているので、荷室27の高さを充分に確保できる。
しかも、可動床28の後縁部はスペーサ54の段部54
a1上に位置して、可動床28の後縁部の後方に大きな
隙間が生じない状態となっている。 <後部荷室拡大状態>また、この様な通常使用状態か
ら、後部の荷室27を拡大させるには、シートバック2
4を支持軸25を中心に図1(b)の如く前側に倒伏さ
せ(前倒しさせ)る。
【0041】この際、第1のブラケット48は支持軸2
5を中心に後上方に回動して、段付ボルト51を上方に
回動させる。この回動は、第2のブラケット49を介し
て可動床28に伝達され、可動床28が上昇させられ
る。この際、段付ボルト51はスリット50内を後方に
移動する。
【0042】この様な可動床28の上昇動作に際して、
リンク機構31,32は連動リンク板47を介して連動
して可動床28を上方に平行に上昇させる。一方、可動
床28の上昇に際して、リンク機構31,32が直線状
になるまでは可動床28が後方に徐々に移動させられ
る。そして、リンク機構31,32が直線状になって可
動床28が上方に最大に移動した上移動位置Upでは、
可動床28の後縁部がスペーサ54の上縁部上に移動さ
せられる。この状態では、可動床28の後方に隙間が生
じない状態となる。
【0043】しかも、この状態では、シートバック24
の後面24a及び可動床28の上面が図4に示したよう
に略面一の状態で水平になるので、荷室27が拡大され
るkとになると共に、荷室27の後部への荷物の収納も
容易となる。
【0044】また、この様な荷室27の拡大状態から通
常使用状態に戻すには、シートバック24を上述とは反
対に起立させればよい。そして、このシートバック24
の起立に際しては、上述したリンク機構31,32及び
連動リンク板47が上述とは逆に動作させられて、可動
床28が下移動位置Lpまで移動させられることにな
る。 <その他>また、タイヤの交換が必要な場合、可動床取
付ネジ33a及び40aを取り外して、可動床28をブ
ラケット33,40から取り外した後、把手穴28aを
掴んで可動床28の後縁部を上方に持ち上げることで、
スペアタイヤ56を収納凹部55から取り外すことがで
きる。
【0045】以上説明した発明の実施の形態では、シー
トクッション23の後部にシートバック24を前側に倒
伏可能に装着したリヤシート22が設けられ、前記リヤ
シート22後方のリヤフロア20上に荷室27が形成さ
れていると共に、前記シートバック24を前側に倒伏さ
せて前記シートバック24の後面24aを略水平にした
ときに、前記シートバック24と前記リヤフロア22に
支持されて、上面が前記シートバック24の後面24a
と同じ高さとなる可動床28が設けられている。しか
も、可動床28は、前記シートバック24を起立させた
状態では上面が前記シートバック24を倒伏させたとき
のシートバック24の後面24a高さよりも低い下移動
位置Lpで略水平に位置させられ、且つ、前記シートバ
ック24を前側に回動させて倒伏させた状態では上面が
前記シートバック24の後面24aと同じ高さの上移動
位置Upに位置させられる様に支持する支持手段(平行
リンク機構29,連結手段30)を介して、前記シート
バック24と前記リヤフロア20との間に介装支持され
ている。
【0046】このような構成によれば、シートバック2
4を起立させた通常使用状態では、可動床28の上面が
シートバック24を倒伏させたときのシートバック24
の後面高さよりも低い下移動位置Lpで略水平に位置さ
せられているので、シートバック24後方の後部荷室
(荷室27)の高さ方向のスペースを充分に確保でき
る。
【0047】また、可動床28はシートバック24とリ
ヤフロア20との間に介装されているので、シートバッ
ク24を前側に倒伏させて荷室(後部荷室)27を拡大
させる際にも、シートバック24とリヤフロア20との
間の段差を少ない操作で解消できる。
【0048】更に、この発明の実施の形態では、前記支
持手段は、前記シートバック24を起立位置と倒伏位置
との間で回動させたときに前記可動床28を前記上移動
位置Upと下移動位置Lpとの間で移動させる連動機構
(平行リンク機構29,連結手段30)としている。
【0049】この構成によれば、シートバック24を起
立位置と倒伏位置との間で回動させることにより、可動
床28が連動機構(平行リンク機構29,連結手段3
0)により自動的に上移動位置Upと下移動位置Lpと
に移動させられることになる。
【0050】また、この発明の実施の形態によれば、前
記連動機構に平行リンク機構29を用いているので、シ
ートバック24の前後回動操作に際して、可動床28を
リヤフロア20と平行に昇降させることができる。
【0051】また、この発明の実施の形態によれば、前
記リヤフロア20の後縁部上には、前記可動床28が下
移動位置Lpと上移動位置Upにあるときに、前記可動
床28の後縁部と近接するスペーサ54が配設されてい
る。
【0052】この構成によれば、前記可動床28が下移
動位置Lpと上移動位置Upにあっても、可動床28の
後方に隙間が生ずることがない。
【0053】
【発明の実施の形態2】以上説明した発明の実施の形態
1では、シートバック24の前倒し操作及び起立操作に
連動して、可動床28が下移動位置Lpと上移動位置U
pに自動的に移動する様に構成したが、必ずしもこれに
限定されるものではない。
【0054】例えば、図6(a)〜(c)に示したよう
に構成することもできる。この図6は、請求項1,5に
対応する発明の実施の形態2を示したものである。尚、
発明の実施の形態1と同一の部分には発明の実施の形態
1で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0055】図6(a)〜(c)において、可動床28
はシートバック24の下端部に連結手段(支持手段の一
部を構成)60を介して取り付けられている。この連結
手段60は、シートバック24の側面の下端部取り付け
られた第1の支持ブラケット48と、この第1の支持ブ
ラケット48の下端部と可動床28との間に介装された
スライド装置61を有する。
【0056】このスライド装置61は、断面が略C字状
のガイドレール62と、ガイドレール62の一端部に固
定された第2の支持ブラケット63と、ガイドレール6
2のガイド溝62a内に長手方向にスライド自在に保持
されたスライドレール64を有する。尚、スライド装置
61は前後に向けて延設されている。
【0057】そして、第2の支持ブラケット63にはボ
ルト挿通孔63aが形成され、スライドレール64には
ボルト挿通孔64aが形成されている。この支持ブラケ
ット63は、ボルト挿通孔63aに挿通した段付ボルト
51を第1の支持ブラケット48のボルト挿通孔48a
に挿通して、発明の実施の形態1における段付ボルト5
1の先端側のネジ部51cにナット52を螺着すること
により、第1のブラケット48に回動自在に保持されて
いる。また、スライドレール64は、ボルト挿通孔64
aに挿通した図示しないボルトで可動床28に固定され
ている。
【0058】また、リヤフロア20の後縁部上には、高
さの低い柱状の支持部材(支持手段の一部を構成)65
と、支持部材65より高さの高い柱状の支持部材(支持
手段の一部を構成)66が隣接して前後に配置されてい
る。この支持部材65の上端には上部に車幅方向に延び
る係止溝65aが下支持部(支持手段の一部を構成)と
して形成され、支持部材66の上端には上部に車幅方向
に延びる係止溝66aが上支持部(支持手段の一部を構
成)として形成されている。
【0059】しかも、可動床28の後縁部下面の車幅方
向両側部には、図10に示したブラケット67,67が
図示しないボルトで固定されている。このブラケット6
7,67には係止ロッド68の両端部が保持されてい
る。
【0060】そして、可動床28は、係止ロッド68を
支持部材65の係止溝65aに係合支持させることで、
後縁部が前後に移動不能に且つ下移動位置Lpにリヤフ
ロア20上に支持される。また、可動床28は、係止ロ
ッド68を支持部材66の係止溝66aに係合支持させ
ることで、後縁部が前後に移動不能に且つ上移動位置U
pにリヤフロア20上に支持される。
【0061】次に、この様な構成の自動車用後部荷室構
造の作用を説明する。 <通常使用状態>この様な構成において、シートバック
24が図6(a)の如く起立している通常使用状態で
は、第1のブラケット48が下方に向けられていてスラ
イド装置61が下方に位置しているので、可動床28の
前縁部が下移動位置Lpに位置させられている。
【0062】この位置では、係止ロッド68を支持部材
65の係止溝65aに係合支持させることで、可動床2
8の後縁部を前後に移動不能に且つ下移動位置Lpにリ
ヤフロア20上に支持させる。
【0063】これにより、シート22の後方に形成され
る荷室27の高さを充分に確保できることになる。 <荷室拡大時>この様な状態から、シートバック24を
支持軸25を中心に前側に回動させて、シートバック2
4を図2の如く前側に倒伏させると(前倒しすると)、
第1の支持ブラケット48が支持軸25を中心に後上方
に回動して、スライド装置61が上方に移動させられ
る。この際、可動床28は、後縁部が係止ロッド68と
係止溝65aにより前後に移動できず、前縁部側が係止
ロッド68を中心に上方に回動する。
【0064】しかも、この様な第1のブラケット48上
方への円弧状の回動に伴い、段付ボルト51と係止ロッ
ド68間の間隔が一旦狭くなった後、段付ボルト51と
係止ロッド68間の間隔が広くなる。しかし、この様な
段付ボルト51と係止ロッド68間の間隔の変化は、ス
ライド装置61のガイドレール62とスライドレール6
4が相対的に前後に移動することで、スライド装置61
が伸縮し吸収される。この様にして、可動床28の前縁
部は上移動位置Upに位置させられる。
【0065】次に、可動床28の後縁部に設けられた把
手穴28a(図4参照)を掴んで可動床28の後縁部を
図6(b)の状態から持ち上げると共に、スライド装置
61を伸長させて、係止ロッド68を柱状部材66の係
止溝66aに係合させることにより、可動床28の後縁
部を図6(c)の如く上移動位置Upに支持させる。
【0066】これによって、可動床28の上面はシート
バック24の後面(裏面)24aと略水平で面一にな
り、荷室27がシートバック24上まで拡張されること
になる。また、この様な操作と逆の操作を行うことによ
り上述した様な通常使用状態に戻すことができる。
【0067】以上説明した様にこの発明の実施の形態で
は、支持手段は、シートバック24の後面下端部と可動
床28の前縁部とを前後に相対移動可能に連結する連結
手段60と、リヤフロア20に設けられて可動床28の
後縁部を前後に移動不能に且つ下移動位置Lpにリヤフ
ロア20に支持する下支持部(係止溝65a)と、リヤ
フロアに設けられて可動床28の後縁部を前後に移動不
能に且つ上移動位置Upにリヤフロア20に支持する上
支持部(係止溝66a)を備えている。
【0068】この構成によれば、通常使用状態から荷室
拡大あるいはその逆の操作時には、シートバック24の
倒伏(前倒し)操作又はその逆の起立操作を行う。そし
て、この操作以外には、可動床28の後縁部の支持位置
を下移動位置Lpと上移動位置Upとの間で一度だけ移
動させれば良い。従って、可動床28を下移動位置Lp
と上移動位置Upに設定する操作を簡易且つ迅速にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の実施の形態1にかかる自動
車用後部荷室構造の通常使用状態を示す説明図、(b)
は(a)の荷室を拡大したときの説明図である。
【図2】図1に示した連結手段の分解斜視図である。
【図3】図1に示したリンク機構の部分分解斜視図であ
る。
【図4】図1に示した自動車陽光部荷室構造の斜視図で
ある。
【図5】図1に示した平行リンク機構の作用説明図であ
る。
【図6】(a))はこの発明の実施の形態2にかかる自
動車用後部荷室構造の通常使用状態を示す説明図、
(b)は(a)の状態から荷室拡大のための操作途中の
段階の作用を説明する説明図、(c)は(a)の荷室を
拡大したときの説明図である。
【図7】図6に示した第1のブラケット斜視図である。
【図8】図6に示したスライド装置の斜視図である。
【図9】図8のA−A線に沿う断面図である。
【図10】図6に示した係止ロッドとブラケットの関係
を示す斜視図である。
【図11】図6に示した支持部材の部分斜視図である。
【図12】(a)は従来の自動車用後部荷室構造の通常
使用状態の一例を示す説明図、(b)は(a)の荷室を
拡大したときの説明図である。
【図13】(a)は従来の自動車用後部荷室構造の通常
使用状態の他の例を示す説明図、(b)は(a)の荷室
を拡大したときの説明図である。
【図14】従来の自動車用後部荷室構造の通常使用状態
の更に他の例を示す説明図である。
【図15】図14の荷室を拡大する際の作用説明図であ
る。
【図16】図15の操作により荷室が拡大されたときの
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
20・・・リヤフロア 22・・・リヤシート 23・・・シートクッション 24・・・シートバック 24a・・・後面 27・・・荷室 28・・・可動床 Lp・・・下移動位置 Up・・・上移動位置 29・・・平行リンク機構(支持手段の一部) 30・・・連結手段(支持手段の一部) 60・・・連結手段(支持手段の一部) 65a・・・係止溝(下支持部、支持手段の一部) 66a・・・係止溝(上支持部、支持手段の一部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの後部にシートバックを
    前側に倒伏可能に装着したシートが設けられ、前記シー
    トの後方のフロア上に荷室が形成されていると共に、前
    記シートバックを前側に倒伏させて前記シートバックの
    後面を略水平にしたときに、前記シートバックと前記フ
    ロアに支持されて、上面が前記シートバックの後面と同
    じ高さとなる可動床が設けられた自動車用後部荷室構造
    であって、 前記可動床は、前記シートバックを起立させた状態では
    上面が前記シートバックを倒伏させたときのシートバッ
    クの後面高さよりも低い下移動位置で略水平に位置させ
    られ、且つ、前記シートバックを前側に回動させて倒伏
    させた状態では上面が前記シートバックの後面と同じ高
    さの上移動位置に位置させられる様に支持する支持手段
    を介して、前記シートバックと前記フロアとの間に介装
    支持されていることを特徴とする自動車用後部荷室構
    造。
  2. 【請求項2】前記支持手段は、前記シートバックを起立
    位置と倒伏位置との間で回動させたときに前記可動床を
    前記上移動位置と下移動位置との間で移動させる連動機
    構であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用後
    部荷室構造。
  3. 【請求項3】前記連動機構は平行リンク機構であること
    を特徴とする請求項3に記載の自動車用後部荷室構造。
  4. 【請求項4】前記フロアの後縁部上には、前記可動床が
    下移動位置と上移動位置にあるときに、前記可動床の後
    縁部と近接するスペーサが配設されていることを特徴と
    する請求項4に記載の自動車用後部荷室構造。
  5. 【請求項5】前記支持手段は、前記シートバックの後面
    下端部と前記可動床の前縁部とを前後に相対移動可能に
    連結する連結手段と、前記フロアに設けられて前記可動
    床の後縁部を前後に移動不能に且つ前記下移動位置に前
    記フロアに支持する下支持部と、前記フロアに設けられ
    て前記可動床の後縁部を前後に移動不能に且つ前記上移
    動位置に前記フロアに支持する上支持部を備えているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の自動車用後部荷室構
    造。
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