JP2003299968A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

Info

Publication number
JP2003299968A
JP2003299968A JP2002104592A JP2002104592A JP2003299968A JP 2003299968 A JP2003299968 A JP 2003299968A JP 2002104592 A JP2002104592 A JP 2002104592A JP 2002104592 A JP2002104592 A JP 2002104592A JP 2003299968 A JP2003299968 A JP 2003299968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
treatment material
exchange resin
ion exchange
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002104592A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Wakasa
暁 若狭
Takeshi Yoneda
剛 米田
Shinji Matsutomo
伸司 松友
Hayato Watanabe
隼人 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP2002104592A priority Critical patent/JP2003299968A/ja
Publication of JP2003299968A publication Critical patent/JP2003299968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明が解決しようとする課題は、処
理材を充填した収容部へ被処理水を流通させて軟水化処
理,純水化処理等を行う水処理装置のさらなる改良を図
るもので、収容部内における処理材の流動量を少なくす
るとともに、装置全体の高さを低くして設置の安定性を
図ることである。 【解決手段】 処理材2を充填した収容部3へ被処理水
を流通させて軟水化処理,純水化処理等を行う水処理装
置1において、前記収容部3を被処理水の流通する方向
が下向流となるように構成するとともに、前記処理材2
を洗浄するとき、前記処理材2の一部が固定床状態を維
持するように構成したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】処理材を介して被処理水の改質処理を行
う水処理装置の一つに軟水化装置がある。この軟水化装
置は、処理材として、粒状のイオン交換樹脂を用いてお
り、このイオン交換樹脂を収容した収容部へ被処理水を
通水することによって、被処理水から硬度分を除去し、
処理水としての軟水を得るようになっている。前記軟水
化装置は、ボイラ,温水器,冷却器などの冷熱機器類へ
の給水ラインに取り付けられ、冷熱機器内でのスケール
付着を防止するために用いられている。
【0003】前記収容部を流通する被処理水の流通方向
は、前記収容部の上部から下部へ流れる下向流方式があ
る。また、前記イオン交換樹脂の機能を回復する再生工
程のとき用いる回復処理材の流通方向は、前記収容部の
下部から上部へ流れる上向流による再生がある。
【0004】前記下向流による通水を行い,かつ上向流
による再生を行う前記軟水化装置は、再生を行うとき、
前記収容部内で前記イオン交換樹脂が流動する。この流
動は、前記イオン交換樹脂の比重が1.2〜1.3であ
り、再生に使用する塩水の比重がほぼ1.07でさらに
上向流の流速により、前記イオン交換樹脂が前記収容部
内で浮き上がることにより生じる。この流動が生じた場
合、つぎに通水するとき、処理水の純度低下が発生す
る。
【0005】この純度低下を回避するためには、前記再
生工程時における前記イオン交換樹脂の流動を阻止する
必要があり、この手段として、前記収容部の上流側から
水を導入している。したがって、前記再生工程時におけ
る排水量(すなわち、塩水と水の合計量)が増加し、大
掛かりな排水設備が必要となったり、水の導入タイミン
グ等の制御が複雑となっている。
【0006】また、前記下向流による通水を行い,かつ
上向流による再生を行う前記収容部は、処理水に所望の
純度を維持しつつ、所望の採水量を確保するため、垂直
方向の筒状に形成され、その装置全体の高さは高く,い
わゆる細長く構成されている。さらに、前記収容部は、
前記逆洗工程時、前記収容部の最下部から前記イオン交
換樹脂の全量を逆洗するので、前記収容部内で前記イオ
ン交換樹脂が流動する流動部の容積を多く必要とし、そ
の装置全体の高さは高く構成されている。したがって、
前記水処理装置を設置するとき、不安定であり、特別な
固定手段が必要であるとともに、固定作業が煩雑となっ
ている。もちろん、前記イオン交換樹脂の全量を逆洗す
るので、逆洗水の使用量や逆洗時間も多く必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、処理材を充填した収容部へ被処理水を流
通させて軟水化処理,純水化処理等を行う水処理装置の
さらなる改良を図るもので、収容部内における処理材の
流動量を少なくするとともに、装置全体の高さを低くし
て設置の安定性を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、処理材を充填した収容部へ被処理水を流通させて軟
水化処理,純水化処理等を行う水処理装置において、前
記収容部を被処理水の流通する方向が下向流となるよう
に構成するとともに、前記処理材を洗浄するとき、前記
処理材の一部が固定床状態を維持するように構成したこ
とを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記処理材の一
部を洗浄するための逆洗水入口を備えたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記処理材の機
能を回復する回復処理材を導入する回復処理材入口を前
記収容部の入口側と出口側にそれぞれ備えるとともに、
前記処理材の充填高さのほぼ中央部に回復処理材出口を
備えたことを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記回復処理材
を導入するとき、被処理水の水質に応じて、前記回復処
理材の導入量をそれぞれ調整する調整手段を備えたこと
を特徴としている。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記入口側と前
記出口側にそれぞれ水洗水入口を備えるとともに、前記
処理材の充填高さのほぼ中央部に水洗水出口を備えたこ
とを特徴としている。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記逆洗水入
口,前記回復処理材出口および前記水洗水出口を共用す
る構成としたことを特徴としている。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記処理材が、
イオン交換樹脂であることを特徴としている。
【0015】さらに、請求項8に記載の発明は、前記イ
オン交換樹脂の上流側に前記イオン交換樹脂より比重が
小さく、かつ水の比重より大きい濾材を設けたことを特
徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。まず、この発明は、処理材を介して被
処理水の軟水化,純水化等を行う水処理装置において好
適に実施することができる。ここで、前記水処理装置と
しては、軟水化装置,純水化装置および浄水装置等があ
る。すなわち、この発明は、前記処理材を収容した収容
部内へ被処理水を通水し、前記処理材によって被処理水
に含まれている硬度成分等をイオン交換する軟水化装置
において好適に実施することができ、またプラスイオン
やマイナスイオンを持つ不純物をともにイオン交換する
純水化装置において好適に実施することができ、さらに
前記処理材で被処理水を改質する水処理装置において好
適に実施することができる。
【0017】前記水処理装置は、前記処理材を充填した
収容部と、前記処理材の機能を回復する回復処理材を貯
留する回復処理材タンクと、前記収容部内への被処理
水,逆洗水,前記回復処理材および水洗水の流通と前記
回復処理材タンクへの補水の流通を制御する制御手段と
を備えている。
【0018】前記収容部は、垂直方向の筒状に形成され
ており、被処理水の流通方向が下向流となるように構成
されている。前記収容部は、上部を入口側とし、他方の
下部を出口側とする構成である。そして、前記収容部の
被処理水の通水方向の全長(前記入口側の長さと前記出
口側の長さとの合計した長さ)と容量が、所望の処理水
純度および所望の採水量が得られる長さと容量となるよ
うに構成されている。
【0019】さて、前記収容部における被処理水の流通
は、つぎのようになる。前記入口側から流入した被処理
水は、前記収容部の上部から下部へ流れる下向流とな
り、前記収容部の底部の前記出口側へ流れるように構成
されている。
【0020】前記収容部は、前記入口側に被処理水を導
入する通水口と、前記出口側に処理水を取り出す採水口
とを備えている。そして、前記収容部は、前記処理材を
洗浄するとき、前記処理材の一部が逆洗されないで固定
している状態(以下、「固定床状態」と云う。)を維持
するように構成されている。すなわち、前記処理材の固
定床状態でない部分である前記処理材の一部を洗浄する
ための逆洗水入口を備えている。この逆洗水入口は、前
記収容部内において、前記処理材の充填高さのほぼ中央
部に配置されている。たとえば、前記逆洗水入口を前記
中央部に設けたときは、前記収容部内において、前記処
理材のほぼ半分の量を逆洗するものである(以下、「半
逆洗」と云う。)。この逆洗水入口は、前記中央部に設
けるのが好ましいが、前記収容部の適宜な位置に設ける
こともできる。さらに、前記収容部は、前記入口側に逆
洗に使用した逆洗水とゴミ,不純物等を排出する逆洗水
出口を備えている。
【0021】つぎに、前記収容部は、前記入口側および
前記出口側の両方へ前記回復処理材を導入する回復処理
材入口をそれぞれ備えるとともに、前記収容部に回復処
理材出口を備えている。この回復処理材出口は、前記中
央部に配置されている。この回復処理材出口は、前記逆
洗水入口と共用し、前記中央部に設けるのが好ましい
が、個別に設けることも好適である。
【0022】さらに、前記収容部は、前記入口側および
前記出口側の両方へ前記処理材をすすぎ洗いする水洗水
を導入する水洗水入口をそれぞれ備えるとともに、前記
収容部に水洗水出口を備えている。この水洗水出口は、
前記中央部に配置されている。この水洗水出口は、前記
逆洗水入口あるいは前記回復処理材出口と共用し、前記
中央部に設けるのが好ましいが、個別に設けることもで
きる。
【0023】また、前記入口側において、前記処理材が
イオン交換樹脂であるとき、このイオン交換樹脂の上流
側に前記イオン交換樹脂より比重が小さく、かつ水の比
重より大きい濾材を設けることも好適である。
【0024】つぎに、前記回復処理材タンクは、前記処
理材の機能を回復する回復処理材,たとえば塩を貯留す
るタンクである。前記回復処理材タンクは、前記回復処
理材を溶解させるために補水する補水ラインおよび前記
回復処理材タンク内の水位を制御する水位制御手段と、
前記回復処理材を前記収容部へ供給する回復処理材供給
ラインとをそれぞれ備えている。ここにおいて、前記回
復処理材を導入するとき、被処理水の水質に応じて、前
記回復処理材供給ラインに前記入口側および前記出口側
への前記回復処理材の導入量をそれぞれ調整する調整手
段を備えることも好適である。この調整手段は、たとえ
ば調整弁,オリフィス等により流量を調整したり、ある
いは時間差で調整することもできる。前記回復処理材タ
ンクは、前記塩を水で溶解させ、塩水を貯留する。そし
て、この塩水を用いて、前記処理材とイオン交換させる
ことにより、前記処理材を再生する。
【0025】つぎに、前記制御手段は、被処理水を前記
通水口から前記入口側へ導入し、前記処理材を介して被
処理水の軟水化,純水化等を行い、前記採水口から採水
する通水工程と、逆洗水を前記逆洗水入口から前記中央
部へ導入し、前記処理材の洗浄を行い、逆洗後の逆洗水
を前記逆洗水出口から排水する半逆洗工程と、前記回復
処理材を前記両回復処理材入口から前記入口側および前
記出口側へそれぞれ導入し、前記処理材を機能回復す
る,いわゆる再生を行い、再生後の回復処理材を前記回
復処理材出口から排水する再生工程と、水洗水を前記両
水洗水入口から前記入口側および前記出口側へそれぞれ
導入し、前記処理材のすすぎ洗いを行い、すすぎ洗い後
の水洗水を前記水洗水出口から排水する水洗工程と、前
記回復処理材タンクへの補水を行い、前記回復処理材を
溶解させる水を補給する補水工程とを行うように構成さ
れている。
【0026】さて、この実施の形態における前記水処理
装置の作用について説明する。まず、通水工程について
説明する。この通水工程時においては、前記通水口と前
記採水口のみを開とし、その他の前記各出入口は閉とす
る。そして、前記入口側から前記収容部へ流入した被処
理水は下向流となり、前記出口側へ流れる。この通水
時、被処理水は下向流で前記処理材を通過し、軟水化処
理,純水化処理等の処理を受け、前記採水口から採水さ
れる。
【0027】つぎに、所定量の被処理水を通水させる
と、定期的に逆洗水を前記逆洗水入口から前記中央部へ
導入し、前記半逆洗工程を所定時間行う。この半逆洗工
程について説明する。前記逆洗水入口と前記逆洗水出口
のみを開とし、その他の前記各出入口は閉とする。この
状態で、まず逆洗水を前記逆洗水入口から前記中央部へ
導入し、この中央部から上流側,すなわち前記入口側に
充填されている処理材のみを洗浄する。そして、洗浄後
の逆洗水を前記逆洗水出口からゴミ,不純物等とともに
排水する。ここにおいて、前記逆洗水は、被処理水また
は処理水を適宜選択して用いることができる。
【0028】これにより、前記処理材は、前記収容部内
において、全量逆洗されるのではなく、前記入口側にお
いてのみ逆洗水の導入に伴って流動し、前記処理材の隙
間や前記入口側に堆積したゴミ,不純物等を半逆洗によ
り排出することができる。一方、前記出口側において
は、前記処理材は、逆洗されないで前記固定床状態を維
持している。
【0029】そして、前記半逆洗工程が終わると、前記
再生工程へ移行する。この再生工程について説明する。
前記両回復処理材入口と前記回復処理材出口のみを開と
し、その他の前記各出入口は閉とする。この状態で、前
記回復処理材タンク内の前記回復処理材を溶かしたも
の,たとえば塩水を前記両回復処理材入口から前記入口
側および前記出口側へそれぞれ導入し、前記処理材を再
生する。これにより、前記処理材は、この処理材の全量
が前記塩水と接触することになり、全量再生される。そ
して、再生後の前記回復処理材は、前記中央部で合流
し、前記回復処理材出口から排水される。
【0030】ここにおいて、前記回復処理材を導入する
とき、被処理水の水質に応じて、前記入口側および前記
出口側への前記回復処理材の導入量をそれぞれ調整する
ことも好適である。すなわち、通常、前記入口側の前記
処理材から処理能力がなくなるので、前記入口側の前記
処理材への回復処理材の導入量が多くなるように調整す
る。ここで、所定時間被処理水の通水を行うと、被処理
水の水質により、前記入口側の前記処理材の消耗処理能
力と前記出口側の前記処理材の消耗処理能力との比率が
決まるので、この比率に基づいて、それぞれの回復処理
材の導入量を決定してもよい。
【0031】つぎに、前記再生工程が終わると、前記水
洗工程へ移行する。この水洗工程について説明する。前
記両水洗水入口と前記水洗水出口のみを開とし、その他
の前記各出入口は閉とする。この状態で、水洗水を前記
両水洗水入口から前記入口側および前記出口側へそれぞ
れ導入し、前記処理材をすすぎ洗いする。そして、すす
ぎ洗い後の水洗水は、前記中央部で合流し、前記水洗水
出口から排水される。一方、前記出口側の前記処理材
は、この逆洗,再生および水洗工程のとき、再生と水洗
はされているが、逆洗されていないので、固定床状態を
維持している。
【0032】さらに、前記水洗工程が終わると、前記補
水ラインへ給水し、前記回復処理材タンクへ所定量の補
水を行う補水工程を行う。つぎに、前記通水工程へ復帰
する。ここにおいて、前記通水工程への復帰と同時に前
記補水工程を行うこともできる。
【0033】この通水工程へ復帰したとき、前記入口側
における前記処理材は、前記出口側における前記処理材
より上流側,すなわち高い位置となっているので、前記
出口側の前記処理材は、前記入口側における前記処理材
により押圧され、引き続き固定床状態を維持する。
【0034】ここにおいて、前記処理材が、イオン交換
樹脂であり、前記イオン交換樹脂の上流側に前記イオン
交換樹脂より比重が小さく、かつ水の比重より大きい濾
材を設けたとき、前記濾材が前記入口側のイオン交換樹
脂へのゴミ,不純物等の付着を防止し、被処理水の,い
わゆる前処理を行うことになる。
【0035】これにより、前記収容部内において、半分
の処理材を固定床状態で維持し、残り半分の処理材を逆
洗し、ゴミ,不純物等を排出することができる。また、
前記処理材の全量を再生および水洗することができる。
【0036】また、前記収容部の高さは、前記中央部よ
り上流側のみ,すなわち半分のみ逆洗するので、前記処
理材の流動する流動部を小さな容積,すなわちほぼ半分
の容積とすることができる。したがって、前記収容部の
高さを低くすることができる。このとき、前記イオン交
換樹脂の半分の量を逆洗するので、逆洗水の使用量や逆
洗時間を少なくすることができる。
【0037】以上のように、この発明によれば、被処理
水の軟水化,純水化等を行うとき、収容部内における処
理材の流動量を少なくするとともに、装置全体の高さを
低くして設置の安定性を図ることができる。
【0038】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の実施例の概略
構成を示す断面説明図である。この実施例は、処理材と
してイオン交換樹脂を介して被処理水の軟水化を行う軟
水化装置を例として説明する。
【0039】まず、図1に基づいて、前記軟水化装置の
基本構成について説明する。図1において、軟水化装置
1は、硬度成分をイオン交換により処理するイオン交換
樹脂2を充填した収容部3と、前記イオン交換樹脂2の
機能を回復する,いわゆる再生する回復処理材としての
塩水(図示省略)を貯留する塩水タンク4と、前記収容
部3内への被処理水,逆洗水,前記塩水および水洗水の
流通と前記塩水タンク4への補水の流通を制御する制御
手段としてのコントロールバルブ5とを備えている。
【0040】前記収容部3は、垂直方向の円筒状に形成
されており、被処理水の流通方向が下向流となるように
構成されている。前記収容部3は、この収容部3内にお
いて、前記イオン交換樹脂2の充填高さのほぼ中央部6
から上流側を入口側7とし、他方の前記中央部6から下
流側を出口側8とする構成である。そして、前記収容部
3の被処理水の通水方向の全長(前記入口側7の長さと
前記出口側8の長さとの合計した長さ)と容量が、所定
の処理水純度および採水量が得られる長さと容量となる
ように構成されている。
【0041】さて、前記収容部3における被処理水の流
通は、つぎのようになる。前記入口側7から流入した被
処理水は、前記収容部3の上部から下部へ流れる下向流
となり、前記イオン交換樹脂2を通過し、前記収容部3
の底部の前記出口側8へ流れる。
【0042】前記収容部3は、前記入口側7の上部に被
処理水を導入する通水口9と、前記出口側8の底部に処
理水を取り出す採水口10とを備えている。そして、前
記収容部3は、前記イオン交換樹脂2を洗浄するとき、
前記イオン交換樹脂2の一部が逆洗されないで固定して
いる状態(以下、「固定床状態」と云う。)を維持する
ように構成されている。すなわち、前記固定床状態でな
い部分の前記イオン交換樹脂2を洗浄するための逆洗水
入口11を前記中央部6に備えている。
【0043】この実施例においては、前記逆洗水入口1
1を前記中央部6に配置しているため、前記逆洗水入口
11は、この逆洗水入口11と連通している内部配管1
2を介して前記入口側7の上部に設けた逆洗水接続口1
3と接続されている。ここにおいて、図1に示した実施
例における前記イオン交換樹脂2の逆洗量は、前記逆洗
水入口11が前記中央部6に設けられているので、前記
イオン交換樹脂2のほぼ半分の量を逆洗することになる
(以下「半逆洗」と云う。この点については、以下に詳
述する。)。
【0044】前記逆洗水入口11は、前記中央部6に設
けるのが好ましいが、前記収容部3の適宜な位置に設け
ることもできる。これにより、前記イオン交換樹脂2の
逆洗量を適宜変更することができる。すなわち、前記逆
洗水入口11の配置位置を前記中央部6に限定すること
なく、実施に応じ、適宜選択することができる。たとえ
ば、前記配置位置を前記出口側8の方にずらして設ける
と、前記イオン交換樹脂2の逆洗量を増加させることが
でき、また前記入口側7の方にずらして設けると、前記
イオン交換樹脂2の逆洗量を少なくすることができる。
【0045】また、前記逆洗水接続口13も前記入口側
7の上部に設けるのが好ましいが、前記収容部3の側面
等の適宜な位置に設けることもできる。これにより、前
記内部配管12の取付けを簡略化することができる。
【0046】さらに、前記収容部3は、前記入口側7の
上部に逆洗に使用した逆洗水とゴミ,不純物等を排出す
る逆洗水出口14を備えている。
【0047】つぎに、前記収容部3は、前記入口側7へ
前記塩水を導入する第一塩水入口15および前記出口側
8へ前記塩水を導入する第二塩水入口16をそれぞれ備
えるとともに、前記中央部6に塩水出口17を備えてい
る。この実施例では、前記第二塩水入口16は、前記採
水口10と共用している。また、前記塩水出口17は、
前記逆洗水入口11と共用している。
【0048】さらに、前記収容部3は、前記入口側7へ
前記イオン交換樹脂2をすすぎ洗いする水洗水を導入す
る第一水洗水入口18および前記出口側8へ前記イオン
交換樹脂2をすすぎ洗いする水洗水を導入する第二水洗
水入口19をそれぞれ備えるとともに、前記中央部6に
水洗水出口20を備えている。この実施例では、前記第
二水洗水入口19は、前記採水口10および前記第二塩
水入口16と共用している。また、前記水洗水出口20
は、前記逆洗水入口11および前記塩水出口17と共用
している。
【0049】さて、前記各出入口9,10および14
は、それぞれ配管ライン(後述する符号26,28およ
び32)を介して、前記コントロールバルブ5を構成す
る内の3つの弁(後述する符号27,29および33)
とそれぞれ接続されている。つぎに、前記逆洗水入口1
1,前記塩水出口17および前記水洗水出口20は、前
記内部配管12と前記逆洗水接続口13とを共有して経
由し、それぞれ配管ライン(後述する符号30,35お
よび39)を介して、前記コントロールバルブ5を構成
する内の3つの弁(後述する符号31,36および4
0)とそれぞれ接続されている。
【0050】また、前記両塩水入口15,16は、それ
ぞれ配管ライン(後述する符号41)を介して合流し、
前記コントロールバルブ5を構成する内の1つの弁(後
述する符号34)とそれぞれ接続されている。また、前
記両水洗水入口18,19は、それぞれ配管ライン(後
述する符号37)を介して合流し、前記コントロールバ
ルブ5を構成する内の1つの弁(後述する符号38)と
それぞれ接続されている。
【0051】また、前記入口側7において、前記イオン
交換樹脂2の上流側にこのイオン交換樹脂2より比重が
小さく、かつ水の比重より大きい濾材21を設けてい
る。
【0052】さて、前記収容部3の内部において、前記
採水口10の直前には、前記イオン交換樹脂2の流出を
防止するため、前記イオン交換樹脂2の粒子径より細目
のフィルター機能を備えた第一流出防止部材22が設け
られており、また前記逆洗水入口11の開口部付近に
は、同様の第二流出防止部材23が設けられている。
【0053】さらに、前記入口側7の内部において、そ
の上部には、前記イオン交換樹脂2および前記濾材21
をともに流動させる流動部24を形成している。この流
動部24は、逆洗時、前記イオン交換樹脂2および前記
濾材21を流動させるため、前記イオン交換樹脂2およ
び前記濾材21を充填しない部分として構成されてい
る。前記流動部24は、前記入口側7において、前記通
水口9,前記逆洗水出口14,前記第一塩水入口15お
よび前記第一水洗水入口18と、それぞれ切替え可能に
連通している。
【0054】つぎに、前記塩水タンク4は、前記イオン
交換樹脂2の機能を回復する回復処理材である塩(図示
省略)を貯留するタンクである。この塩水タンク4は、
前記塩を溶解させるために補水する補水ライン(図示省
略)および前記塩水タンク4内の水位を制御する水位制
御手段(図示省略)と、前記塩を溶解させた塩水を前記
収容部3へ供給する塩水供給ライン25とをそれぞれ備
えている。前記塩水タンク4は、前記塩を水で溶解さ
せ、塩水として貯留する。そして、この塩水を用いて、
前記イオン交換樹脂2とイオン交換させることにより、
前記イオン交換樹脂2を再生する。
【0055】前記コントロールバルブ5は、前記通水口
9と通水ライン26を介して接続されている通水弁27
と、前記採水口10と採水ライン28を介して接続され
ている採水弁29と、前記逆洗水入口11と前記内部配
管12および逆洗水ライン30を介して接続されている
逆洗水弁31と、前記逆洗水出口14と逆洗水出口ライ
ン32を介して接続されている逆洗水出口弁33と、前
記塩水供給ライン25と接続されている塩水弁34と、
前記塩水出口17と前記内部配管12および塩水出口ラ
イン35を介して接続されている塩水出口弁36と、前
記両水洗水入口18,19と水洗水ライン37を介して
接続されている水洗水弁38と、前記水洗水出口20と
前記内部配管12および水洗水出口ライン39を介して
接続されている水洗水出口弁40および前記補水ライン
と接続されている補水制御弁(図示省略)とにより構成
されている。
【0056】ここにおいて、前記塩水弁34と前記収容
部3とは、塩水導入ライン41を介して接続されてい
る。この塩水導入ライン41は、前記両塩水導入口1
5,16とそれぞれ接続するように分岐されており、塩
水を導入するとき、被処理水の水質に応じて、前記入口
側7および前記出口側8への塩水の導入量をそれぞれ調
整する調整手段である第一調整弁42,第二調整弁43
を備えている。この両調整弁42,43は、前記塩水導
入ライン41の分岐地点(符号省略)の下流側にそれぞれ
設けられている。
【0057】そして、この実施例においては、前記コン
トロールバルブ5は、前記各出入口9,10,11,1
4,15,16,17,18,19,20および前記補
水ラインにそれぞれ個別に,あるいは一部共用した配管
を経由して接続されているが、実施に応じ、一体として
構成することも好適である。前記コントロールバルブ5
は、内蔵している制御部(図示省略)にあらかじめプロ
グラムされている制御信号を前記各弁27,29,3
1,33,34,36,38,40,42,43および
前記補水制御弁へ出力し、それぞれの開閉を制御するよ
うに構成されている。
【0058】さて、この実施例における前記軟水化装置
1の作用について説明する。以下の説明において、前記
各弁27,29,31,33,34,36,38,4
0,42,43および前記補水制御弁は、特に動作を明
記していない限り、基本的に閉じているものとする。
【0059】最初に、通水工程について説明する。この
通水工程時においては、前記コントロールバルブ5は、
前記通水弁27と前記採水弁29のみを開とする。この
状態で、まず被処理水を前記通水ライン26と前記通水
口9を介し、前記入口側7へ導入する。すると、この入
口側7から被処理水は下向流として流れ、前記出口側8
へ流れる。この通水時、被処理水は、下向流で前記濾材
21および前記イオン交換樹脂2を通過し、軟水化処理
を受ける。この軟水化処理を受けた処理水を前記採水口
10と前記採水ライン28を介して採水する。そして、
所定量の採水を行うと、前記イオン交換樹脂2を洗浄す
る逆洗を行う。
【0060】つぎに、この逆洗を行うときについて説明
する。この逆洗工程時においては、前記コントロールバ
ルブ5は、前記逆洗水弁31と前記逆洗水出口弁33の
みを開とする。この状態で、まず前記逆洗水ライン30
と前記内部配管12および前記逆洗水入口11を介し、
前記第二流出防止部材23へ逆洗水を導入する。この実
施例では、前記逆洗水は、被処理水を用いる構成として
おり、被処理水を導入する配管(図示省略)が前記逆洗
水弁31の上流側に接続されている。つぎに、前記第二
流出防止部材23から逆洗水を前記収容部3内へ噴出す
る。
【0061】このとき、前記入口側7内においては、前
記流動部24が設けてあるので、前記イオン交換樹脂2
および前記濾材21は、逆洗水の流入に伴って流動し攪
拌される。この攪拌に伴なって、前記イオン交換樹脂2
および前記濾材21の隙間や前記流動部24内に堆積し
たゴミ,不純物等が前記イオン交換樹脂2および前記濾
材21から分離し、前記イオン交換樹脂2および前記濾
材21は洗浄される。この分離したゴミ,不純物等は、
逆洗水とともに前記逆洗水出口14から前記逆洗水出口
ライン32を介して排出される。
【0062】一方、前記出口側8内の前記イオン交換樹
脂2は、前記入口側7に構成しているような前記流動部
24がないので、流動することなく、逆洗水の水圧によ
り、前記第一流出防止部材22側へ押圧される。したが
って、前記出口側8内の前記イオン交換樹脂2は、逆洗
されることなく固定床状態を維持している。
【0063】このように、前記収容部3内において、前
記イオン交換樹脂2の充填高さのほぼ半分の量(前記入
口側7内の前記イオン交換樹脂2の量のみ)が逆洗を受
けることになる(以下、この逆洗を「半逆洗」と云
う。)。
【0064】そして、前記半逆洗工程が終わると、前記
再生工程へ移行する。この再生工程について説明する。
前記コントロールバルブ5は、前記塩水弁34,前記塩
水出口弁36,前記第一調整弁42および前記第二調整
弁43のみを開とする。この状態で、前記塩水タンク4
内の前記塩水を前記塩水供給ライン25と前記塩水導入
ライン41および前記両塩水入口15,16を介して、
前記入口側7および前記出口側8へそれぞれ導入し、前
記イオン交換樹脂2を再生する。
【0065】すなわち、前記塩水は、前記入口側7で
は、通水方向と同じ下向流として前記イオン交換樹脂2
を再生し、一方前記出口側8では、通水方向と対向する
上向流として前記イオン交換樹脂2を再生する。これに
より、前記イオン交換樹脂2は、このイオン交換樹脂2
の全量が前記塩水と接触することになり、全量再生され
る。そして、再生後の前記塩水は、前記第二流出防止部
材23を介して、前記塩水出口17へ合流し、前記内部
配管12および前記塩水出口ライン35を経由して排水
される。
【0066】ここにおいて、前記塩水を導入するとき、
被処理水の水質に応じて、前記入口側7および前記出口
側8への前記塩水の導入量をそれぞれ調整する。すなわ
ち、通常、前記入口側7の前記イオン交換樹脂2から処
理能力がなくなるので、前記入口側7への前記塩水の導
入量が多くなるように前記両調整弁42,43をそれぞ
れ調整する。
【0067】つぎに、前記再生工程が終わると、前記水
洗工程へ移行する。この水洗工程について説明する。前
記コントロールバルブ5は、前記水洗水弁38と前記水
洗水出口弁40のみを開とする。この状態で、水洗水を
前記水洗水ライン37を介して、前記両水洗水入口1
8,19へそれぞれ導入し、前記入口側7および前記出
口側8内の前記イオン交換樹脂2をそれぞれすすぎ洗い
する。これにより、前記イオン交換樹脂2は、全量すす
ぎ洗いされる。そして、すすぎ洗い後の水洗水は、前記
第二流出防止部材23を介して、前記水洗水出口20へ
合流し、前記内部配管12および前記水洗水出口ライン
39を経由して排水される。
【0068】ここにおいて、前記出口側8の前記イオン
交換樹脂2は、前記逆洗,再生および水洗工程のとき、
再生と水洗はされているが、逆洗されていないので、固
定床状態を維持している。
【0069】さらに、前記水洗工程が終わると、前記コ
ントロールバルブ5は、前記補水制御弁のみを開とし、
前記補水ラインへ給水し、前記塩水タンク4へ所定量の
補水を行う補水工程を行う。つぎに、前記通水工程へ復
帰する。
【0070】ここにおいて、前記水洗工程が終わると、
前記通水工程への復帰と同時に前記補水工程を行うこと
もできる。この場合、前記補水工程に要する時間を前記
通水工程と並行して行うことができるので、つぎの通水
工程を早く開始することができる。
【0071】前記通水工程への復帰直後について説明す
る。前記出口側8内の前記イオン交換樹脂2は、逆洗さ
れていない固定床状態であり、この固定床状態は、逆洗
水による押圧から通水による押圧に切り替えられるの
で、継続して維持される。つぎに、前記入口側7内で流
動していた前記イオン交換樹脂2は、下向流として通水
が開始されるので、前記入口側7内の下部へ沈降する。
この沈降が完了すると、通水の圧力により押圧され、前
記入口側7内の前記イオン交換樹脂2も前記出口側8の
イオン交換樹脂2と連結し、連続した固定床状態とな
る。
【0072】この通水工程へ復帰したとき、前記入口側
7における前記イオン交換樹脂2は、前記出口側8にお
ける前記イオン交換樹脂2より上流側,すなわち高い位
置となっているので、前記出口側8の前記イオン交換樹
脂2は、前記入口側7における前記イオン交換樹脂2に
より押圧され、引き続き固定床状態を維持する。
【0073】また、前記入口側7の前記イオン交換樹脂
2の上流側にこのイオン交換樹脂2より比重が小さく、
かつ水の比重より大きい前記濾材21を設けているの
で、前記濾材21により前記イオン交換樹脂2へのゴ
ミ,不純物等の付着を防止し、被処理水の,いわゆる前
処理を行うことができる。
【0074】以上のように、この実施例によれば、前記
収容部3内において、半分のイオン交換樹脂2を固定床
状態で維持し、残り半分のイオン交換樹脂2を逆洗し、
ゴミ,不純物等を排出することができる。また、前記イ
オン交換樹脂2の全量を再生および水洗することができ
る。さらに、前記中央部6より上流側のみ,すなわち半
分の前記イオン交換樹脂2を逆洗するので、前記流動部
24は、小さな容積でよい。すなわち、前記流動部24
の容積は、前記イオン交換樹脂2の全量を逆洗するとき
のほぼ半分の容積とすることができる。したがって、前
記収容部3の高さを低くすることができる。このとき、
前記イオン交換樹脂2の半分の量を逆洗するので、逆洗
水の使用量や逆洗時間を少なくすることができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、収容
部内における処理材の流動量を少なくするとともに、装
置全体の高さを低くして設置の安定性を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概略構成を示す断面説明図
である。
【符号の説明】
1 軟水化装置(水処理装置) 2 イオン交換樹脂(処理材) 3 収容部 6 中央部 7 入口側 8 出口側 11 逆洗水入口 15 第一塩水入口(回復処理材入口) 16 第二塩水入口(回復処理材入口) 17 塩水出口(回復処理材出口) 18 第一水洗水入口(水洗水入口) 19 第二水洗水入口(水洗水入口) 20 水洗水出口 21 濾材 42 第一調整弁(調整手段) 43 第二調整弁(調整手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 隼人 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 Fターム(参考) 4D025 AA02 BA07 BA22 BB02 BB18 DA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理材2を充填した収容部3へ被処理水
    を流通させて軟水化処理,純水化処理等を行う水処理装
    置1において、前記収容部3を被処理水の流通する方向
    が下向流となるように構成するとともに、前記処理材2
    を洗浄するとき、前記処理材2の一部が固定床状態を維
    持するように構成したことを特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理材2の一部を洗浄するための逆
    洗水入口11を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理材2の機能を回復する回復処理
    材を導入する回復処理材入口15,16を前記収容部3
    の入口側7と出口側8にそれぞれ備えるとともに、前記
    処理材2の充填高さのほぼ中央部6に回復処理材出口1
    7を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回復処理材を導入するとき、被処理
    水の水質に応じて、前記回復処理材の導入量をそれぞれ
    調整する調整手段42,43を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入口側7と前記出口側8にそれぞれ
    水洗水入口18,19を備えるとともに、前記処理材2
    の充填高さのほぼ中央部6に水洗水出口20を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記逆洗水入口11,前記回復処理材出
    口17および前記水洗水出口20を共用する構成とした
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    水処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理材2が、イオン交換樹脂である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    水処理装置。
  8. 【請求項8】 前記イオン交換樹脂の上流側に前記イオ
    ン交換樹脂より比重が小さく、かつ水の比重より大きい
    濾材21を設けたことを特徴とする請求項7に記載の水
    処理装置。
JP2002104592A 2002-04-08 2002-04-08 水処理装置 Pending JP2003299968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002104592A JP2003299968A (ja) 2002-04-08 2002-04-08 水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002104592A JP2003299968A (ja) 2002-04-08 2002-04-08 水処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003299968A true JP2003299968A (ja) 2003-10-21

Family

ID=29389739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002104592A Pending JP2003299968A (ja) 2002-04-08 2002-04-08 水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003299968A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160585A (ja) * 2009-04-24 2009-07-23 Miura Co Ltd イオン交換装置
JP4432122B1 (ja) * 2009-03-12 2010-03-17 三浦工業株式会社 軟水化装置の運転方法および軟水化装置
JP4766459B1 (ja) * 2010-05-10 2011-09-07 三浦工業株式会社 イオン交換装置の運転方法及びイオン交換装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4432122B1 (ja) * 2009-03-12 2010-03-17 三浦工業株式会社 軟水化装置の運転方法および軟水化装置
WO2010103640A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 三浦工業株式会社 軟水化装置の運転方法および軟水化装置
JP2009160585A (ja) * 2009-04-24 2009-07-23 Miura Co Ltd イオン交換装置
JP4766459B1 (ja) * 2010-05-10 2011-09-07 三浦工業株式会社 イオン交換装置の運転方法及びイオン交換装置
WO2011141953A1 (ja) * 2010-05-10 2011-11-17 三浦工業株式会社 イオン交換装置の運転方法及びイオン交換装置
CN102325728A (zh) * 2010-05-10 2012-01-18 三浦工业株式会社 离子交换装置的运转方法以及离子交换装置
US8845904B2 (en) 2010-05-10 2014-09-30 Miura Co., Ltd. Method for operating ion exchange equipment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100461764B1 (ko) 폐수배출을 최소화하기 위한 방법 및 장치
US4088563A (en) Process for the treatment of water solution by ion exchange
JPH0286849A (ja) 特に水溶液の軟化/脱鉱後の再生用のイオン交換方法および装置
JP2003299968A (ja) 水処理装置
US2217692A (en) Water conditioning equipment
JP2867906B2 (ja) 軟水器
JP2003300068A (ja) 水処理装置
JP5007831B2 (ja) 軟水化システム及び給湯システム
JP4396835B2 (ja) イオン交換装置
JP2009178664A (ja) 軟水化装置、並びに、給湯システム
JP2742976B2 (ja) 混床式イオン交換装置並びにこの混床式イオン交換装置を使用した純水及び超純水の製造方法
JP3661204B2 (ja) イオン交換装置および再生方法
JP2001179250A (ja) 軟水化装置および循環型浴槽水軟水化装置
JP3982086B2 (ja) 軟水器の制御方法
JP3446940B2 (ja) 軟水器
JP3882255B2 (ja) 自動車用クーラント液の再生方法およびそれに用いる装置
JP3570066B2 (ja) イオン交換装置
JP3963032B2 (ja) イオン交換装置およびポリッシングフィルタ
SU1386579A1 (ru) Способ регенерации ионита в противоточном фильтре и устройство дл его осуществлени
RU2092628C1 (ru) Бесточный модуль гальванохимической обработки
JP3598527B2 (ja) 軟水化装置
KR100534572B1 (ko) 보일러의 경수 연화방법 및 장치
JP2014083533A (ja) 軟水化装置
JP2000054037A (ja) イオン交換体保持装置およびそれを用いたイオンの分離方法
JP2000189815A (ja) イオン交換装置の再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070612