JP2003299546A - 椅 子 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家庭用の補助椅子やガーデンチェアー等とし
て使用されるもので、自動車等に乗せても場所をとらず
にその持ち運びが極めて容易である折り畳み可能な椅子
を提供する。 【解決手段】 少なくとも左右一対の側枠脚部1・2
と、両側枠脚部1・2の間に配した座部3を備えた椅子
であって、この座部3は、両側枠脚部1・2から取り外
し可能である。そして、略方形状に形成された座部3の
両端部に付設した面ファスナーと、両側枠脚部1・2に
夫々配している横架材5・6に付設した面ファスナーを
接合し、横架材5・6に対して座部3の端部を一回り半
巻き付けた状態で、両側枠脚部1・2間に座部3を張設
している。また、左右一対の側枠脚部1・2は、上方に
行くに従い両側枠脚部1・2間の路離を広げた傾斜状に
配置されている。さらに、左右一対の側枠脚部1・2
は、両側枠脚部1・2間の路離を狭めるようにして折り
畳み可能である。
て使用されるもので、自動車等に乗せても場所をとらず
にその持ち運びが極めて容易である折り畳み可能な椅子
を提供する。 【解決手段】 少なくとも左右一対の側枠脚部1・2
と、両側枠脚部1・2の間に配した座部3を備えた椅子
であって、この座部3は、両側枠脚部1・2から取り外
し可能である。そして、略方形状に形成された座部3の
両端部に付設した面ファスナーと、両側枠脚部1・2に
夫々配している横架材5・6に付設した面ファスナーを
接合し、横架材5・6に対して座部3の端部を一回り半
巻き付けた状態で、両側枠脚部1・2間に座部3を張設
している。また、左右一対の側枠脚部1・2は、上方に
行くに従い両側枠脚部1・2間の路離を広げた傾斜状に
配置されている。さらに、左右一対の側枠脚部1・2
は、両側枠脚部1・2間の路離を狭めるようにして折り
畳み可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、家庭用の
補助椅子やガーデンチェアー等として使用されるもの
で、自動車等に乗せても場所をとらずにその持ち運びが
極めて容易である折り畳み可能な椅子に関するものであ
る。
補助椅子やガーデンチェアー等として使用されるもの
で、自動車等に乗せても場所をとらずにその持ち運びが
極めて容易である折り畳み可能な椅子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来における木製の椅子は、木工構造の
基本である、所謂ほぞ組工法が用いられている。このほ
ぞ組工法は、一方の木材の表面に設けた突起を、他方の
木材の表面に設けたほぞ穴に嵌め込んでその組み付けを
行なうものである。
基本である、所謂ほぞ組工法が用いられている。このほ
ぞ組工法は、一方の木材の表面に設けた突起を、他方の
木材の表面に設けたほぞ穴に嵌め込んでその組み付けを
行なうものである。
【0003】また、従来の椅子は、座部の上方におい
て、肘かけ部を支える支柱等が、略垂直に立設している
ことが多い。
て、肘かけ部を支える支柱等が、略垂直に立設している
ことが多い。
【0004】さらに、従来の椅子は、その座部が固定さ
れているものが多い。
れているものが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り用いられているほぞ組工法では、構成部材の組み付け
状態が弱く、椅子全体の堅牢性を充分に確保できなかっ
た。
り用いられているほぞ組工法では、構成部材の組み付け
状態が弱く、椅子全体の堅牢性を充分に確保できなかっ
た。
【0006】また、従来の椅子は、肘かけ部を支える支
柱等が略垂直に立設しているため、座部に座わったとき
に窮屈な感じが生じて、その座わり心地が悪かった。
柱等が略垂直に立設しているため、座部に座わったとき
に窮屈な感じが生じて、その座わり心地が悪かった。
【0007】さらに、従来の椅子は、その座部が固定さ
れているため、座部が汚れてしまったような場合におい
ても座部を交換することができず、非常に不便であっ
た。
れているため、座部が汚れてしまったような場合におい
ても座部を交換することができず、非常に不便であっ
た。
【0008】加えて、座部が布製等である場合、何度も
椅子が使用されると、使用者の体重により座部全体が弛
んでしまうことが多い。従来の椅子は、この様な場合に
も座部の張設を好ましい状態に戻すことができなかった
のである。
椅子が使用されると、使用者の体重により座部全体が弛
んでしまうことが多い。従来の椅子は、この様な場合に
も座部の張設を好ましい状態に戻すことができなかった
のである。
【0009】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、所謂フィンガージョイ
ント工法を用いて椅子全体の堅牢性を充分に確保すると
共に、左右一対の側枠脚部間の距離を上方に行くに従い
若干広げることで、その座わり心地を良くする一方、座
部に弛みが生じた場合にも、その張設を好ましい状態に
戻すことができる折り畳み可能な椅子を提供することを
目的とする。
問題点に鑑み創出されたもので、所謂フィンガージョイ
ント工法を用いて椅子全体の堅牢性を充分に確保すると
共に、左右一対の側枠脚部間の距離を上方に行くに従い
若干広げることで、その座わり心地を良くする一方、座
部に弛みが生じた場合にも、その張設を好ましい状態に
戻すことができる折り畳み可能な椅子を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にあっ
ては、少なくとも左右一対の側枠脚部と、両側枠脚部の
間に配した座部を備えた椅子であって、この座部は、両
側枠脚部から取り外し可能であることで、上述した課題
を解決した。
ては、少なくとも左右一対の側枠脚部と、両側枠脚部の
間に配した座部を備えた椅子であって、この座部は、両
側枠脚部から取り外し可能であることで、上述した課題
を解決した。
【0011】また、左右一対の側枠脚部は、上方に行く
に従い両側枠脚部間の距離を広げた傾斜状に配置されて
いることで、同じく上述した課題を解決した。
に従い両側枠脚部間の距離を広げた傾斜状に配置されて
いることで、同じく上述した課題を解決した。
【0012】さらに、左右一対の側枠脚部の上部に、取
り外し可能な背もたれ部を備えていることで、同じく上
述した課題を解決した。
り外し可能な背もたれ部を備えていることで、同じく上
述した課題を解決した。
【0013】また、両側枠脚部は、立設した脚の間に横
設した横架材を備え、座部の両端を、左右一対の側枠脚
部における夫々の横架材に取り付けていることで、同じ
く上述した課題を解決した。
設した横架材を備え、座部の両端を、左右一対の側枠脚
部における夫々の横架材に取り付けていることで、同じ
く上述した課題を解決した。
【0014】加えて、左右一対の側枠脚部は、両側枠脚
部間の距離を狭めるようにして折り畳み可能であること
で、同じく上述した課題を解決した。
部間の距離を狭めるようにして折り畳み可能であること
で、同じく上述した課題を解決した。
【0015】また、左右一対の側枠脚部の間に、交差状
のクロスバー部材を前後一対に配していることで、同じ
く上述した課題を解決した。
のクロスバー部材を前後一対に配していることで、同じ
く上述した課題を解決した。
【0016】この他、前後一対に配した夫々のクロスバ
ー部材の上端部を、両側枠脚部の横架材に連結している
ことで、同じく上述した課題を解決した。
ー部材の上端部を、両側枠脚部の横架材に連結している
ことで、同じく上述した課題を解決した。
【0017】また、両側枠脚部の横架材は、上下方向に
スライド移動が可能であることで、同じく上述した課題
を解決した。
スライド移動が可能であることで、同じく上述した課題
を解決した。
【0018】さらに、前後一対に配した夫々のクロスバ
ー部材の下端部を、両側枠脚部の支持杆に連結している
ことで、同じく上述した課題を解決した。
ー部材の下端部を、両側枠脚部の支持杆に連結している
ことで、同じく上述した課題を解決した。
【0019】また、両側枠脚部の支持杆は、立設した脚
の間において、回動可能に支持されていることで、同じ
く上述した課題を解決した。
の間において、回動可能に支持されていることで、同じ
く上述した課題を解決した。
【0020】加えて、座部は、布製であることで、同じ
く上述した課題を解決した。
く上述した課題を解決した。
【0021】また、略方形状に形成された座部の両端部
に面ファスナーを付設すると共に、左右一対の側枠脚部
における夫々の横架材に面ファスナーを付設し、座部の
両端に付設した面ファスナーを、両側枠脚部における夫
々の横架材に付設した面ファスナーに接合させて、両側
枠脚部間に座部を張設していることで、同じく上述した
課題を解決した。
に面ファスナーを付設すると共に、左右一対の側枠脚部
における夫々の横架材に面ファスナーを付設し、座部の
両端に付設した面ファスナーを、両側枠脚部における夫
々の横架材に付設した面ファスナーに接合させて、両側
枠脚部間に座部を張設していることで、同じく上述した
課題を解決した。
【0022】この他、座部の面ファスナーと横架材の面
ファスナーを接合し、横架材に対して座部の端部を一回
り半巻き付けた状態で、両側枠脚部間に座部を張設して
いることで、同じく上述した課題を解決した。
ファスナーを接合し、横架材に対して座部の端部を一回
り半巻き付けた状態で、両側枠脚部間に座部を張設して
いることで、同じく上述した課題を解決した。
【0023】また、横架材は、その断面が略菱形で、そ
の上側角部が円弧状に形成されていることで、同じく上
述した課題を解決した。
の上側角部が円弧状に形成されていることで、同じく上
述した課題を解決した。
【0024】さらに、座部の両端部には、両側枠脚部間
に配しているクロスバー部材を避けながら座部の端部を
横架材に巻き付けるための切欠部を設けていることで、
同じく上述した課題を解決した。
に配しているクロスバー部材を避けながら座部の端部を
横架材に巻き付けるための切欠部を設けていることで、
同じく上述した課題を解決した。
【0025】また、両側枠脚部の傾斜角度は、垂直から
約4度〜5度の角度範囲で、好ましくは、約4.18度
の傾斜角度を有していることで、同じく上述した課題を
解決した。
約4度〜5度の角度範囲で、好ましくは、約4.18度
の傾斜角度を有していることで、同じく上述した課題を
解決した。
【0026】加えて、両側枠脚部等を、フィンガージョ
イント工法を用いて組み付けていることで、同じく上述
した課題を解決した。
イント工法を用いて組み付けていることで、同じく上述
した課題を解決した。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る椅子は、例えば、
家庭用の補助椅子やガーデンチェアー等として使用され
るもので、自動車等に乗せても場所をとらずにその持ち
運びが極めて容易である折り畳み可能なものである。
実施の形態を説明する。本発明に係る椅子は、例えば、
家庭用の補助椅子やガーデンチェアー等として使用され
るもので、自動車等に乗せても場所をとらずにその持ち
運びが極めて容易である折り畳み可能なものである。
【0028】この椅子は、図1に示すように、少なくと
も左右一対の側枠脚部1・2と、両側枠脚部1・2の間
に配した座部3を備えている。座部3は布製であり、両
側枠脚部1・2から取り外し可能である。
も左右一対の側枠脚部1・2と、両側枠脚部1・2の間
に配した座部3を備えている。座部3は布製であり、両
側枠脚部1・2から取り外し可能である。
【0029】椅子を構成する一方の側枠脚部1は、所定
の間隔を開けて2本の脚1a・1bを立設し、その上端
部の夫々を、肘かけ部1cにより連結している。また、
2本の脚1a・1bの下端部の夫々を、下枠1dにより
連結している。同様に、他方の側枠脚部2も、所定の間
隔を開けて2本の脚2a・2bを立設し、その上端部の
夫々を、肘かけ部2cにより連結している。また、2本
の脚2a・2bの下端部の夫々を、下枠2dにより連結
している。尚、図3(a)・(b)に示すように、肘か
け部1c・2cにおいて、その長手方向に沿って突出片
23を外側に向けて設けたときには、肘かけ部1c・2
cが幅広となって、例えば、肘かけ部1c・2cを手で
掴み易くしている。
の間隔を開けて2本の脚1a・1bを立設し、その上端
部の夫々を、肘かけ部1cにより連結している。また、
2本の脚1a・1bの下端部の夫々を、下枠1dにより
連結している。同様に、他方の側枠脚部2も、所定の間
隔を開けて2本の脚2a・2bを立設し、その上端部の
夫々を、肘かけ部2cにより連結している。また、2本
の脚2a・2bの下端部の夫々を、下枠2dにより連結
している。尚、図3(a)・(b)に示すように、肘か
け部1c・2cにおいて、その長手方向に沿って突出片
23を外側に向けて設けたときには、肘かけ部1c・2
cが幅広となって、例えば、肘かけ部1c・2cを手で
掴み易くしている。
【0030】さらに、両側枠脚部1・2を構成する後方
の脚1b・2bは、図1に示すように、肘かけ部1c・
2cよりも上方に立設片1e・2eを夫々備えており、
布製の背もたれ部4を装着している。この背もたれ部4
は、図2に示すように、両端部に保持孔16を備えてお
り、立設片1e・2eを保持孔16に挿入することで、
背もたれ部4を両側枠脚部1・2に取り外し可能に装着
している。
の脚1b・2bは、図1に示すように、肘かけ部1c・
2cよりも上方に立設片1e・2eを夫々備えており、
布製の背もたれ部4を装着している。この背もたれ部4
は、図2に示すように、両端部に保持孔16を備えてお
り、立設片1e・2eを保持孔16に挿入することで、
背もたれ部4を両側枠脚部1・2に取り外し可能に装着
している。
【0031】この他、左右一対の側枠脚部1・2は、両
側枠脚部1・2間の距離を狭めるように折り畳み可能で
ある。この折り畳み機構は、両側枠脚部1・2に取り付
けた横架材5・6、支持杆14・15、両側枠脚部1・
2の間に配したクロスバー部材9・10により構成され
ている。
側枠脚部1・2間の距離を狭めるように折り畳み可能で
ある。この折り畳み機構は、両側枠脚部1・2に取り付
けた横架材5・6、支持杆14・15、両側枠脚部1・
2の間に配したクロスバー部材9・10により構成され
ている。
【0032】具体的には、両側枠脚部1・2は、立設し
た脚1a・1b、脚2a・2bの間に横設した横架材5
・6を備え、座部3の両端を、左右一対の側枠脚部1・
2における夫々の横架材5・6に取り付けている。この
横架材5・6は、上下方向にスライド移動が可能であ
る。すなわち、図1に示すように、一方の側枠脚部1を
構成する脚1a・1bには、その中程から上方にかけ
て、向かい合うようにして長溝7が設けられている。横
架材5は、その両端に設けた突出部分が長溝7に保持さ
れて、スライド移動が可能となるのである。同様に、図
1・図7に示すように、他方の側枠脚部2を構成する脚
2a・2bには、その中程から上方にかけて、向かい合
うようにして長溝8が設けられている。横架材6は、そ
の両端に設けた突出部分が長溝8に保持されているので
ある。
た脚1a・1b、脚2a・2bの間に横設した横架材5
・6を備え、座部3の両端を、左右一対の側枠脚部1・
2における夫々の横架材5・6に取り付けている。この
横架材5・6は、上下方向にスライド移動が可能であ
る。すなわち、図1に示すように、一方の側枠脚部1を
構成する脚1a・1bには、その中程から上方にかけ
て、向かい合うようにして長溝7が設けられている。横
架材5は、その両端に設けた突出部分が長溝7に保持さ
れて、スライド移動が可能となるのである。同様に、図
1・図7に示すように、他方の側枠脚部2を構成する脚
2a・2bには、その中程から上方にかけて、向かい合
うようにして長溝8が設けられている。横架材6は、そ
の両端に設けた突出部分が長溝8に保持されているので
ある。
【0033】また、左右一対の側枠脚部1・2の間に、
交差状のクロスバー部材9・10を前後一対に配してい
る。夫々のクロスバー部材9・10は、2本の棒材がそ
の中心部分を軸支されて回動可能となっている。そし
て、前方のクロスバー部材9は、2本の棒材の上端部
が、両側枠脚部1・2の横架材5・6に連結している。
また、両側枠脚部1・2は、その下枠1d・2dの近傍
に、脚1a・1b、脚2a・2bに回動可能に支持され
た支持杆14・15を備えている。クロスバー部材9の
2本の棒材の下端部は、この支持杆14・15に連結さ
れている。同様に、後方のクロスバー部材10も、2本
の棒材の上端部が、両側枠脚部1・2の横架材5・6に
連結している。また、クロスバー部材10の2本の棒材
の下端部も、両側枠脚部1・2の支持杆14・15に連
結されている
交差状のクロスバー部材9・10を前後一対に配してい
る。夫々のクロスバー部材9・10は、2本の棒材がそ
の中心部分を軸支されて回動可能となっている。そし
て、前方のクロスバー部材9は、2本の棒材の上端部
が、両側枠脚部1・2の横架材5・6に連結している。
また、両側枠脚部1・2は、その下枠1d・2dの近傍
に、脚1a・1b、脚2a・2bに回動可能に支持され
た支持杆14・15を備えている。クロスバー部材9の
2本の棒材の下端部は、この支持杆14・15に連結さ
れている。同様に、後方のクロスバー部材10も、2本
の棒材の上端部が、両側枠脚部1・2の横架材5・6に
連結している。また、クロスバー部材10の2本の棒材
の下端部も、両側枠脚部1・2の支持杆14・15に連
結されている
【0034】本発明に係る椅子は、この様な構成を備え
ていることから、図3(a)・(b)に示すように、両
側枠脚部1・2間の距離を狭めるように移動させると、
横架材5・6が長溝7・8に沿って上方向にスライド移
動する。同時に、クロスバー部材9・10を構成する夫
々の2本の棒材の交差角度が変化し、椅子全体の折り畳
みが可能となる。
ていることから、図3(a)・(b)に示すように、両
側枠脚部1・2間の距離を狭めるように移動させると、
横架材5・6が長溝7・8に沿って上方向にスライド移
動する。同時に、クロスバー部材9・10を構成する夫
々の2本の棒材の交差角度が変化し、椅子全体の折り畳
みが可能となる。
【0035】そして、左右一対の側枠脚部1・2は、図
1・図3(a)に示すように、上方に行くに従い両側枠
脚部1・2間の距離を広げた傾斜状に配置されている。
この両側枠脚部1・2の傾斜角度θは、図3(a)・図
8に示すように、垂直から約4度〜5度の角度範囲で、
好ましくは、θ=4.18度の傾斜角度を有している。
このため、図3(b)に示すように、椅子を折り畳んだ
際には、横架材5・6が長溝7・8に沿って上方向にス
ライド移動して、各クロスバー部材9・10が両側枠脚
部1・2内にほぼ納められてしまう。その結果、椅子を
折り畳んだときには、近接・当接した両側枠脚部1・2
同士の横幅を、例えば、約12cm程度として、椅子を
コンパクトに折り畳むことができる。
1・図3(a)に示すように、上方に行くに従い両側枠
脚部1・2間の距離を広げた傾斜状に配置されている。
この両側枠脚部1・2の傾斜角度θは、図3(a)・図
8に示すように、垂直から約4度〜5度の角度範囲で、
好ましくは、θ=4.18度の傾斜角度を有している。
このため、図3(b)に示すように、椅子を折り畳んだ
際には、横架材5・6が長溝7・8に沿って上方向にス
ライド移動して、各クロスバー部材9・10が両側枠脚
部1・2内にほぼ納められてしまう。その結果、椅子を
折り畳んだときには、近接・当接した両側枠脚部1・2
同士の横幅を、例えば、約12cm程度として、椅子を
コンパクトに折り畳むことができる。
【0036】また、図4に示すように、両側枠脚部1・
2の脚1a・2aと肘かけ部1c・2c等を、フィンガ
ージョイント工法を用いて組み付けることで、椅子全体
の堅牢性を確保している。具体的には、図5に示すよう
に、両側枠脚部1・2の脚1a・2aと肘かけ部1c・
2cの端部に、互いに嵌め合わされる嵌合凸部17と嵌
合凹部18を連続して設けている。この連続して設けら
れた嵌合凸部17と嵌合凹部18を嵌め合わせること
で、両側枠脚部1・2の脚1a・2aと肘かけ部1c・
2cを強固に接合しているのである。
2の脚1a・2aと肘かけ部1c・2c等を、フィンガ
ージョイント工法を用いて組み付けることで、椅子全体
の堅牢性を確保している。具体的には、図5に示すよう
に、両側枠脚部1・2の脚1a・2aと肘かけ部1c・
2cの端部に、互いに嵌め合わされる嵌合凸部17と嵌
合凹部18を連続して設けている。この連続して設けら
れた嵌合凸部17と嵌合凹部18を嵌め合わせること
で、両側枠脚部1・2の脚1a・2aと肘かけ部1c・
2cを強固に接合しているのである。
【0037】両側枠脚部1・2に取り付けられる座部3
は、図6に示すように、略方形状に形成され、座部3の
両端部における一方の面に、面ファスナー11が付設さ
れている。また、座部3の両端部には、それぞれ一対の
切欠部13が設けられている。一方、図7に示すよう
に、左右一対の側枠脚部1・2における夫々の横架材5
・6にも、面ファスナー12が付設されている。そし
て、座部3の両端に付設した面ファスナー11を、両側
枠脚部1・2における夫々の横架材5・6に付設した面
ファスナー12に接合させて、図1に示すように、両側
枠脚部1・2間に座部3を張設している。
は、図6に示すように、略方形状に形成され、座部3の
両端部における一方の面に、面ファスナー11が付設さ
れている。また、座部3の両端部には、それぞれ一対の
切欠部13が設けられている。一方、図7に示すよう
に、左右一対の側枠脚部1・2における夫々の横架材5
・6にも、面ファスナー12が付設されている。そし
て、座部3の両端に付設した面ファスナー11を、両側
枠脚部1・2における夫々の横架材5・6に付設した面
ファスナー12に接合させて、図1に示すように、両側
枠脚部1・2間に座部3を張設している。
【0038】両側枠脚部1・2に横設している横架材5
・6は、図7・図8に示すように、その断面が略菱形
で、その上側角部が円弧状に形成されている。そして、
横架材5・6の面ファスナー12は、クロスバー部材9
・10が連結されている箇所を除いて、横架材5・6に
おける斜め外向きの面に付設されている。
・6は、図7・図8に示すように、その断面が略菱形
で、その上側角部が円弧状に形成されている。そして、
横架材5・6の面ファスナー12は、クロスバー部材9
・10が連結されている箇所を除いて、横架材5・6に
おける斜め外向きの面に付設されている。
【0039】また、図7・図8に示すように、座部3の
面ファスナー11と横架材5・6の面ファスナー12を
接合し、横架材5・6に対して座部3の端部を一回り半
巻き付けた状態で、両側枠脚部1・2間に座部3を張設
している。この際、座部3の両端部には、所定の切欠部
13が設けられているため、図7・図8に示すように、
両側枠脚部1・2間に配しているクロスバー部材9・1
0を避けながら座部3の端部を横架材5・6に巻き付け
ることができる。
面ファスナー11と横架材5・6の面ファスナー12を
接合し、横架材5・6に対して座部3の端部を一回り半
巻き付けた状態で、両側枠脚部1・2間に座部3を張設
している。この際、座部3の両端部には、所定の切欠部
13が設けられているため、図7・図8に示すように、
両側枠脚部1・2間に配しているクロスバー部材9・1
0を避けながら座部3の端部を横架材5・6に巻き付け
ることができる。
【0040】尚、横架材5・6の面ファスナー12は、
横架材5・6のいずれの位置に付設されるものであって
も良い。また、座部3の端部を、横架材5・6に対し
て、例えば、一回り巻き付けたり、二回りや二回り半巻
き付けるものであっても良い。さらに、三回り以上巻き
付けるものであっても良い。
横架材5・6のいずれの位置に付設されるものであって
も良い。また、座部3の端部を、横架材5・6に対し
て、例えば、一回り巻き付けたり、二回りや二回り半巻
き付けるものであっても良い。さらに、三回り以上巻き
付けるものであっても良い。
【0041】この他、図9に示すように、比較的に大き
く形成された背もたれ部4を、椅子に装着しても良い。
この背もたれ部4は、図10(a)・(b)に示すよう
に、その上方における両端部に保持孔16を備えてお
り、立設片1e・2eを保持孔16に挿入することで、
背もたれ部4を両側枠脚部1・2に取り外し可能に装着
している。また、背もたれ部4は、立設片1e・2eを
保持孔16に挿入した状態において、肘かけ部1c・2
cの下方に延設した方形状の背もたれ片19を備えてい
る。この背もたれ片19の下端部には、その長手方向に
沿って袋部20が設けられている。そして、この袋部2
0内に紐21を通し、紐21の両側を脚1b・2bに巻
回させている。また、図10(b)に示すように、背も
たれ片19の裏面において、袋部20の中央に所定の孔
22を穿設している。そして、この孔22から紐21の
両端部を引き出し、紐21を介して背もたれ片19の適
度な張設状態を維持しながら、紐21の両端部を結び付
けるものである。
く形成された背もたれ部4を、椅子に装着しても良い。
この背もたれ部4は、図10(a)・(b)に示すよう
に、その上方における両端部に保持孔16を備えてお
り、立設片1e・2eを保持孔16に挿入することで、
背もたれ部4を両側枠脚部1・2に取り外し可能に装着
している。また、背もたれ部4は、立設片1e・2eを
保持孔16に挿入した状態において、肘かけ部1c・2
cの下方に延設した方形状の背もたれ片19を備えてい
る。この背もたれ片19の下端部には、その長手方向に
沿って袋部20が設けられている。そして、この袋部2
0内に紐21を通し、紐21の両側を脚1b・2bに巻
回させている。また、図10(b)に示すように、背も
たれ片19の裏面において、袋部20の中央に所定の孔
22を穿設している。そして、この孔22から紐21の
両端部を引き出し、紐21を介して背もたれ片19の適
度な張設状態を維持しながら、紐21の両端部を結び付
けるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は、少なくとも左右一対の側枠脚
部1・2と、両側枠脚部1・2の間に配した座部3を備
えた椅子であって、この座部3は、両側枠脚部1・2か
ら取り外し可能であるから、座部3が汚れてしまったよ
うな場合に、座部3を簡単に交換できる。また、座部3
の色や図柄、模様等に飽きたときに、座部3を交換して
気分を変えることもできる。
部1・2と、両側枠脚部1・2の間に配した座部3を備
えた椅子であって、この座部3は、両側枠脚部1・2か
ら取り外し可能であるから、座部3が汚れてしまったよ
うな場合に、座部3を簡単に交換できる。また、座部3
の色や図柄、模様等に飽きたときに、座部3を交換して
気分を変えることもできる。
【0043】さらに、左右一対の側枠脚部1・2は、上
方に行くに従い両側枠脚部1・2間の距離を広げた傾斜
状に配置されているため、肘かけ部1c・2cに腰を衝
突させることなく、滑らかに椅子に座わることができ
る。また、デザイン的にも、上広がりの斬新感やモダン
な感じの生じる椅子を形成できる。そして、座部3に座
わったときには、体全体が椅子に包み込まれるような心
地良さが生じて、非常にリラックスできる。
方に行くに従い両側枠脚部1・2間の距離を広げた傾斜
状に配置されているため、肘かけ部1c・2cに腰を衝
突させることなく、滑らかに椅子に座わることができ
る。また、デザイン的にも、上広がりの斬新感やモダン
な感じの生じる椅子を形成できる。そして、座部3に座
わったときには、体全体が椅子に包み込まれるような心
地良さが生じて、非常にリラックスできる。
【0044】加えて、左右一対の側枠脚部1・2の上部
に、取り外し可能な背もたれ部4を備えているので、座
部3に座わって背中が支えられるため、その姿勢が非常
に楽である。また、背もたれ部4の交換も容易である。
に、取り外し可能な背もたれ部4を備えているので、座
部3に座わって背中が支えられるため、その姿勢が非常
に楽である。また、背もたれ部4の交換も容易である。
【0045】一方、両側枠脚部1・2は、立設した脚1
a・1b、脚2a・2bの間に横設した横架材5・6を
備え、座部3の両端を、左右一対の側枠脚部1・2にお
ける夫々の横架材5・6に取り付けている。また、左右
一対の側枠脚部1・2の間に、交差状のクロスバー部材
9・10を前後一対に配している。そして、前後一対に
配した夫々のクロスバー部材9・10の上端部を、両側
枠脚部1・2の横架材5・6に連結している。この両側
枠脚部1・2の横架材5・6は、上下方向にスライド移
動が可能である。また、前後一対に配した夫々のクロス
バー部材9・10の下端部を、立設した脚1a・1b、
脚2a・2bの間において回動可能に支持されている支
持杆14・15に連結している。
a・1b、脚2a・2bの間に横設した横架材5・6を
備え、座部3の両端を、左右一対の側枠脚部1・2にお
ける夫々の横架材5・6に取り付けている。また、左右
一対の側枠脚部1・2の間に、交差状のクロスバー部材
9・10を前後一対に配している。そして、前後一対に
配した夫々のクロスバー部材9・10の上端部を、両側
枠脚部1・2の横架材5・6に連結している。この両側
枠脚部1・2の横架材5・6は、上下方向にスライド移
動が可能である。また、前後一対に配した夫々のクロス
バー部材9・10の下端部を、立設した脚1a・1b、
脚2a・2bの間において回動可能に支持されている支
持杆14・15に連結している。
【0046】この様な構成により、左右一対の側枠脚部
1・2は、両側枠脚部1・2間の距離を狭めるようにし
て折り畳み可能となる。そのため、椅子をコンパクトに
折り畳むことができ、その収容や持ち運びが極めて容易
である。
1・2は、両側枠脚部1・2間の距離を狭めるようにし
て折り畳み可能となる。そのため、椅子をコンパクトに
折り畳むことができ、その収容や持ち運びが極めて容易
である。
【0047】この他、座部3は布製であるため、椅子の
座わり心地が良いものとなる。
座わり心地が良いものとなる。
【0048】また、略方形状に形成された座部3の両端
部に面ファスナー11を付設すると共に、左右一対の側
枠脚部1・2における夫々の横架材5・6に面ファスナ
ー12を付設し、座部3の両端に付設した面ファスナー
11を、両側枠脚部1・2における夫々の横架材5・6
に付設した面ファスナー12に接合させて、両側枠脚部
1・2間に座部3を張設しているため、座部3の取り外
しが可能であり、座部3の交換が容易である。
部に面ファスナー11を付設すると共に、左右一対の側
枠脚部1・2における夫々の横架材5・6に面ファスナ
ー12を付設し、座部3の両端に付設した面ファスナー
11を、両側枠脚部1・2における夫々の横架材5・6
に付設した面ファスナー12に接合させて、両側枠脚部
1・2間に座部3を張設しているため、座部3の取り外
しが可能であり、座部3の交換が容易である。
【0049】さらに、座部3の面ファスナー11と横架
材5・6の面ファスナー12を接合し、横架材5・6に
対して座部3の端部を一回り半巻き付けた状態で、両側
枠脚部1・2間に座部3を張設しているため、座部3を
両側枠脚部1・2間に確実に取り付けることができる。
そのため、体重のある人が椅子に座わった場合であって
も、座部3が外れてしまうような事態の発生を確実に阻
止している。また、仮に座部3の両端部における取付状
態が弛んで、座部3が下方にたるんでしまったような場
合であっても、面ファスナー11・12同士の接合を解
いて、再度、適度な張設具合となるよう、座部3の一端
部を横架材5・6に巻き付ければ良い。
材5・6の面ファスナー12を接合し、横架材5・6に
対して座部3の端部を一回り半巻き付けた状態で、両側
枠脚部1・2間に座部3を張設しているため、座部3を
両側枠脚部1・2間に確実に取り付けることができる。
そのため、体重のある人が椅子に座わった場合であって
も、座部3が外れてしまうような事態の発生を確実に阻
止している。また、仮に座部3の両端部における取付状
態が弛んで、座部3が下方にたるんでしまったような場
合であっても、面ファスナー11・12同士の接合を解
いて、再度、適度な張設具合となるよう、座部3の一端
部を横架材5・6に巻き付ければ良い。
【0050】加えて、横架材5・6は、その断面が略菱
形で、その上側角部が円弧状に形成されているので、座
部3に大きな荷重が加わったときであっても、横架材5
・6の円弧状部分の全体で座部3の裏面を支えることと
なり、座部3が破断するような事態の発生を阻止してい
る。
形で、その上側角部が円弧状に形成されているので、座
部3に大きな荷重が加わったときであっても、横架材5
・6の円弧状部分の全体で座部3の裏面を支えることと
なり、座部3が破断するような事態の発生を阻止してい
る。
【0051】また、座部3の両端部には、所定の切欠部
13を設けているため、両側枠脚部1・2間に配してい
るクロスバー部材9・10を避けながら、座部3の端部
を横架材5・6に巻き付けることができる。
13を設けているため、両側枠脚部1・2間に配してい
るクロスバー部材9・10を避けながら、座部3の端部
を横架材5・6に巻き付けることができる。
【0052】この他、両側枠脚部1・2の傾斜角度は、
垂直から約4度〜5度の角度範囲で、好ましくは、約
4.18度の傾斜角度を有している。このため、椅子を
折り畳んだ際には、横架材5・6が長溝7・8に沿って
上方向にスライド移動して、各クロスバー部材9・10
が両側枠脚部1・2内にほぼ納められてしまう。よっ
て、椅子を折り畳んだときには、近接・当接した両側枠
脚部1・2同士の横幅を、例えば、約12cm程度とし
て、椅子をコンパクトに折り畳むことができる。
垂直から約4度〜5度の角度範囲で、好ましくは、約
4.18度の傾斜角度を有している。このため、椅子を
折り畳んだ際には、横架材5・6が長溝7・8に沿って
上方向にスライド移動して、各クロスバー部材9・10
が両側枠脚部1・2内にほぼ納められてしまう。よっ
て、椅子を折り畳んだときには、近接・当接した両側枠
脚部1・2同士の横幅を、例えば、約12cm程度とし
て、椅子をコンパクトに折り畳むことができる。
【0053】また、両側枠脚部1・2等を、フィンガー
ジョイント工法を用いて組み付けているため、椅子全体
の堅牢性を充分に確保している。
ジョイント工法を用いて組み付けているため、椅子全体
の堅牢性を充分に確保している。
【図1】椅子の使用状態を示した全体斜視図である。
【図2】椅子への背もたれ部の装着状態を説明した分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】椅子の使用状態と折り畳み状態を示したもの
で、(a)は使用状態の正面図、(b)は折り畳み状態
の正面図である。
で、(a)は使用状態の正面図、(b)は折り畳み状態
の正面図である。
【図4】フィンガージョイント工法の一例により、脚と
肘かけ部を組み付けた状態の斜視図である。
肘かけ部を組み付けた状態の斜視図である。
【図5】フィンガージョイント工法の一例として、連続
して設けた嵌合凸部と嵌合凹部を嵌め合わせて、脚と肘
かけ部を組み付ける状態を説明した分解斜視図である。
して設けた嵌合凸部と嵌合凹部を嵌め合わせて、脚と肘
かけ部を組み付ける状態を説明した分解斜視図である。
【図6】面ファスナーを両端部に付設している座部の平
面図である。
面図である。
【図7】座部の一端部を横架材に巻き付ける状態を説明
した分解斜視図である。
した分解斜視図である。
【図8】座部の一端部を横架材に一回り半巻き付けた状
態を示した側断面図である。
態を示した側断面図である。
【図9】大きめの背もたれ部を装着した椅子の使用状態
を示した全体斜視図である。
を示した全体斜視図である。
【図10】椅子への背もたれ部の装着状態を示したもの
で、(a)は背もたれ部の表面の拡大斜視図、(b)は
背もたれ部の裏面の拡大斜視図である。
で、(a)は背もたれ部の表面の拡大斜視図、(b)は
背もたれ部の裏面の拡大斜視図である。
1…側枠脚部
1a…脚
1b…脚
1c…肘かけ部
1d…下枠
1e…立設片
2…側枠脚部
2a…脚
2b…脚
2c…肘かけ部
2d…下枠
2e…立設片
3…座部
4…背もたれ部
5…横架材
6…横架材
7…長溝
8…長溝
9…クロスバー部材
10…クロスバー部材
11…面ファスナー
12…面ファスナー
13…切欠部
14…支持杆
15…支持杆
16…保持孔
17…嵌合凸部
18…嵌合凹部
19…背もたれ片
20…袋部
21…紐
22…孔
23…突出片
Claims (17)
- 【請求項1】 少なくとも左右一対の側枠脚部と、両側
枠脚部の間に配した座部を備えた椅子であって、この座
部は、両側枠脚部から取り外し可能であることを特徴と
する椅子。 - 【請求項2】 左右一対の側枠脚部は、上方に行くに従
い両側枠脚部間の距離を広げた傾斜状に配置されている
請求項1に記載の椅子。 - 【請求項3】 左右一対の側枠脚部の上部に、取り外し
可能な背もたれ部を備えている請求項1又は2に記載の
椅子。 - 【請求項4】 両側枠脚部は、立設した脚の間に横設し
た横架材を備え、座部の両端を、左右一対の側枠脚部に
おける夫々の横架材に取り付けている請求項1乃至3の
いずれかに記載の椅子。 - 【請求項5】 左右一対の側枠脚部は、両側枠脚部間の
距離を狭めるようにして折り畳み可能である請求項1乃
至4のいずれかに記載の椅子。 - 【請求項6】 左右一対の側枠脚部の間に、交差状のク
ロスバー部材を前後一対に配している請求項1乃至5の
いずれかに記載の椅子。 - 【請求項7】 前後一対に配した夫々のクロスバー部材
の上端部を、両側枠脚部の横架材に連結している請求項
6に記載の椅子。 - 【請求項8】 両側枠脚部の横架材は、上下方向にスラ
イド移動が可能である請求項7に記載の椅子。 - 【請求項9】 前後一対に配した夫々のクロスバー部材
の下端部を、両側枠脚部の支持杆に連結している請求項
6又は7に記載の椅子。 - 【請求項10】 両側枠脚部の支持杆は、立設した脚の
間において、回動可能に支持されている請求項9に記載
の椅子。 - 【請求項11】 座部は、布製である請求項1に記載の
椅子。 - 【請求項12】 略方形状に形成された座部の両端部に
面ファスナーを付設すると共に、左右一対の側枠脚部に
おける夫々の横架材に面ファスナーを付設し、座部の両
端に付設した面ファスナーを、両側枠脚部における夫々
の横架材に付設した面ファスナーに接合させて、両側枠
脚部間に座部を張設している請求項1、請求項4又は
7、請求項8又は11のいずれかに記載の椅子。 - 【請求項13】 座部の面ファスナーと横架材の面ファ
スナーを接合し、横架材に対して座部の端部を一回り半
巻き付けた状態で、両側枠脚部間に座部を張設している
請求項12に記載の椅子。 - 【請求項14】 横架材は、その断面が略菱形で、その
上側角部が円弧状に形成されている請求項4、請求項7
又は8、請求項12又は13のいずれかに記載の椅子。 - 【請求項15】 座部の両端部には、両側枠脚部間に配
しているクロスバー部材を避けながら座部の端部を横架
材に巻き付けるための切欠部を設けている請求項1又は
11、請求項12又は13のいずれかに記載の椅子。 - 【請求項16】 両側枠脚部の傾斜角度は、垂直から約
4度〜5度の角度範囲で、好ましくは、約4.18度の
傾斜角度を有している請求項2に記載の椅子。 - 【請求項17】 両側枠脚部等を、フィンガージョイン
ト工法を用いて組み付けている請求項1乃至16のいず
れかに記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002082020A JP2003299546A (ja) | 2002-02-06 | 2002-03-22 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002-30180 | 2002-02-06 | ||
JP2002030180 | 2002-02-06 | ||
JP2002082020A JP2003299546A (ja) | 2002-02-06 | 2002-03-22 | 椅 子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003299546A true JP2003299546A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=29404903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002082020A Pending JP2003299546A (ja) | 2002-02-06 | 2002-03-22 | 椅 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003299546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252254A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Doi Mokko Kk | 長椅子の構造 |
JP7541793B2 (ja) | 2020-10-20 | 2024-08-29 | 株式会社ニトリホールディングス | 木製椅子 |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002082020A patent/JP2003299546A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252254A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Doi Mokko Kk | 長椅子の構造 |
JP7541793B2 (ja) | 2020-10-20 | 2024-08-29 | 株式会社ニトリホールディングス | 木製椅子 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |