JP2003297993A - 半導体装置用リードフレーム - Google Patents
半導体装置用リードフレームInfo
- Publication number
- JP2003297993A JP2003297993A JP2002097045A JP2002097045A JP2003297993A JP 2003297993 A JP2003297993 A JP 2003297993A JP 2002097045 A JP2002097045 A JP 2002097045A JP 2002097045 A JP2002097045 A JP 2002097045A JP 2003297993 A JP2003297993 A JP 2003297993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- lead frame
- semiconductor device
- base material
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
- H01L2224/48247—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立工程において従来の生産設備を変更する
ことなく、Pbフリー化、ドライプロセス化及び自然腐
食の抑制を同時に実現することが可能な半導体装置用リ
ードフレームを提供する。 【解決手段】 Feを主たる成分とする基材1上に、標
準電極電位が−0.44V以下である金属からなるバリ
ア層3と、Ni層4と、Pd層5とが順次形成されてお
り、最表面にAu層6が形成されている。
ことなく、Pbフリー化、ドライプロセス化及び自然腐
食の抑制を同時に実現することが可能な半導体装置用リ
ードフレームを提供する。 【解決手段】 Feを主たる成分とする基材1上に、標
準電極電位が−0.44V以下である金属からなるバリ
ア層3と、Ni層4と、Pd層5とが順次形成されてお
り、最表面にAu層6が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用リー
ドフレームに係り、耐腐食性を改善した半導体装置用リ
ードフレームに関する。
ドフレームに係り、耐腐食性を改善した半導体装置用リ
ードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に用いられるリードフレーム
には、その強度等の特性から42材等Fe系基材のもの
が広く用いられている。一般に、このようなリードフレ
ームにおいては、組立工程において、基材のアウターリ
ード部に外装メッキとしてSnPb(ハンダ)メッキ
が、インナーリード部のワイヤーボンディング部にはA
gメッキが施され、半導体素子のマウント・ボンディン
グが行なわれていた。
には、その強度等の特性から42材等Fe系基材のもの
が広く用いられている。一般に、このようなリードフレ
ームにおいては、組立工程において、基材のアウターリ
ード部に外装メッキとしてSnPb(ハンダ)メッキ
が、インナーリード部のワイヤーボンディング部にはA
gメッキが施され、半導体素子のマウント・ボンディン
グが行なわれていた。
【0003】近年、環境対応としてPbフリー化が要求
されており、リードフレーム全面に予めPdメッキ層等
の外装メッキ層が形成されているPd−PPF(Pre
Plated Frame)が開発されている。
されており、リードフレーム全面に予めPdメッキ層等
の外装メッキ層が形成されているPd−PPF(Pre
Plated Frame)が開発されている。
【0004】図3にPd−PPFの構成を示す。Cu基
材10全面にCuの拡散防止、実装時のハンダとの接合
のためにNiメッキ層4'が形成され、さらにNiの酸
化防止のためにPdメッキ層5'が、Pdの酸化防止の
ためにAuメッキ層6'が最表面に形成されている。従
って、組立工程における外装メッキは不要となり、メッ
キ液、洗浄液に触れることなく、ドライプロセス化が実
現できる。
材10全面にCuの拡散防止、実装時のハンダとの接合
のためにNiメッキ層4'が形成され、さらにNiの酸
化防止のためにPdメッキ層5'が、Pdの酸化防止の
ためにAuメッキ層6'が最表面に形成されている。従
って、組立工程における外装メッキは不要となり、メッ
キ液、洗浄液に触れることなく、ドライプロセス化が実
現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなPd−PPFにおいては、基材にFe系を用いる
と、標準電極電位がFe(−0.44V)よりNi(−
0.23V)において高く、電池効果によりFe系基材
の自然腐食が進行・加速してしまうため、Cu系基材
(標準電極電位:+0.34V)が用いられているが、
これまで用いられてきたFe系基材との熱膨張率が異な
るため、モールド工程における金型の変更等、生産設備
の変更投資の必要があるという問題があった。
うなPd−PPFにおいては、基材にFe系を用いる
と、標準電極電位がFe(−0.44V)よりNi(−
0.23V)において高く、電池効果によりFe系基材
の自然腐食が進行・加速してしまうため、Cu系基材
(標準電極電位:+0.34V)が用いられているが、
これまで用いられてきたFe系基材との熱膨張率が異な
るため、モールド工程における金型の変更等、生産設備
の変更投資の必要があるという問題があった。
【0006】本発明は、従来の半導体装置用リードフレ
ームにおける欠点を取り除き、組立工程において従来の
生産設備を変更することなく、Pbフリー化、ドライプ
ロセス化及び自然腐食の抑制を同時に実現することが可
能な半導体装置用リードフレームを提供することを目的
とするものである。
ームにおける欠点を取り除き、組立工程において従来の
生産設備を変更することなく、Pbフリー化、ドライプ
ロセス化及び自然腐食の抑制を同時に実現することが可
能な半導体装置用リードフレームを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置装置
用リードフレームは、Feを主たる成分とする基材上
に、標準電極電位が−0.44V以下である金属からな
るバリア層と、Ni層と、Pd層とが順次形成されてお
り、最表面にAu層が形成されていることを特徴とする
ものである。
用リードフレームは、Feを主たる成分とする基材上
に、標準電極電位が−0.44V以下である金属からな
るバリア層と、Ni層と、Pd層とが順次形成されてお
り、最表面にAu層が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】また、本発明の半導体装置装置用リードフ
レームにおいては、前記バリア層は、Cr、Zn、A
l、Tiのうち少なくとも1種類の金属からなることを
特徴としている。
レームにおいては、前記バリア層は、Cr、Zn、A
l、Tiのうち少なくとも1種類の金属からなることを
特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について、
図1、2を参照して説明する。
図1、2を参照して説明する。
【0010】図1にその断面を示すように、本実施形態
の半導体装置用リードフレームは、Fe系基材1上に、
外装メッキ層2として標準電極電位−0.71VのCr
層(バリア層)3、Ni層4、Pd層5、Au層6が順
次形成された構造となっている。
の半導体装置用リードフレームは、Fe系基材1上に、
外装メッキ層2として標準電極電位−0.71VのCr
層(バリア層)3、Ni層4、Pd層5、Au層6が順
次形成された構造となっている。
【0011】このような構造は、以下のように形成する
ことができる。先ず、所定形状に加工した0.1mm厚
のFe系基材1表面を前処理した後、既知の方法により
Crメッキを施し、Cr層3を0.4μm形成する。次
いで、Niメッキにより、Ni層4を約0.4μm形成
する。そして、PdメッキによりPd層5を約0.09
μm形成し、最表面にAuメッキによりAu層6を約
0.005μm形成する。
ことができる。先ず、所定形状に加工した0.1mm厚
のFe系基材1表面を前処理した後、既知の方法により
Crメッキを施し、Cr層3を0.4μm形成する。次
いで、Niメッキにより、Ni層4を約0.4μm形成
する。そして、PdメッキによりPd層5を約0.09
μm形成し、最表面にAuメッキによりAu層6を約
0.005μm形成する。
【0012】本実施形態において、Fe系基材上にバリ
ア層のCr層を形成したが、Crは標準電極電位がFe
より低いため、Cr層がバリアとなり、電池効果による
自然腐食を抑制することができる。また、Fe系基材上
のバリア層はCrに限定されるものではなく、Feより
標準電極電位の低い、Zn(−0.763V)、Al
(−1.66V)、Ti(−1.75V)及びこれらの
合金を用いることができる。
ア層のCr層を形成したが、Crは標準電極電位がFe
より低いため、Cr層がバリアとなり、電池効果による
自然腐食を抑制することができる。また、Fe系基材上
のバリア層はCrに限定されるものではなく、Feより
標準電極電位の低い、Zn(−0.763V)、Al
(−1.66V)、Ti(−1.75V)及びこれらの
合金を用いることができる。
【0013】尚、外装メッキ層のバリア層、Ni層、P
d層、Au層の各層においては、実質的に各構成金属か
ら形成されていればよく、製造工程において不可避な微
量の不純物を含有してもよい。
d層、Au層の各層においては、実質的に各構成金属か
ら形成されていればよく、製造工程において不可避な微
量の不純物を含有してもよい。
【0014】このようにして形成されたリードフレーム
は、図2に示すように、半導体素子7をマウントし、金
ワイヤー8でボンディングした後、樹脂9などによる封
止を行ない、半導体装置を構成する。
は、図2に示すように、半導体素子7をマウントし、金
ワイヤー8でボンディングした後、樹脂9などによる封
止を行ない、半導体装置を構成する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、組立工程において従来
の生産設備を変更することなく、Pbフリー化、ドライ
プロセス化及び自然腐食の抑制を同時に実現することが
可能な半導体装置用リードフレームを提供することがで
きる。
の生産設備を変更することなく、Pbフリー化、ドライ
プロセス化及び自然腐食の抑制を同時に実現することが
可能な半導体装置用リードフレームを提供することがで
きる。
【図1】 本発明の半導体装置用リードフレームの断面
を示す図。
を示す図。
【図2】 本発明の半導体装置用リードフレームを用い
た半導体装置の断面を示す図。
た半導体装置の断面を示す図。
【図3】 従来のPd−PPFリードフレームの断面を
示す図。
示す図。
1 Fe系基材2
外装メッキ層
3 バリア層(Cr層)
4、4' Ni層
5、5' Pd層
6、6' Au層
7 半導体素子
8 金ワイヤー
9 樹脂
10 Cu系基材
Claims (2)
- 【請求項1】 Feを主たる成分とする基材上に、標準
電極電位が−0.44V以下である金属からなるバリア
層と、Ni層と、Pd層とが順次形成されており、最表
面にAu層が形成されていることを特徴とする半導体装
置用リードフレーム。 - 【請求項2】 前記バリア層は、Cr、Zn、Al、T
iのうち少なくとも1種類の金属からなることを特徴と
する半導体装置用リードフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002097045A JP2003297993A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 半導体装置用リードフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002097045A JP2003297993A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 半導体装置用リードフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297993A true JP2003297993A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002097045A Pending JP2003297993A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 半導体装置用リードフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003297993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008147589A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toyota Motor Corp | 電子部品 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002097045A patent/JP2003297993A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008147589A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toyota Motor Corp | 電子部品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100381302B1 (ko) | 반도체 장치 및 그 제조방법 | |
TWI523724B (zh) | A bonding material, a method for producing the same, and a method of manufacturing the bonding structure | |
EP1351295A2 (en) | Preplated stamped small outline no-lead leadframes having etched profiles | |
JP3259894B2 (ja) | リードフレーム、その製造方法及びそのリードフレームを用いた半導体装置 | |
JP3760075B2 (ja) | 半導体パッケージ用リードフレーム | |
JP2013182978A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
WO2005117112A1 (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JP2010514932A (ja) | Sn−Bメッキ液及びこれを使用したメッキ法 | |
TWI381505B (zh) | 導線架與利用此導線架製造半導體封裝的方法 | |
JP3767585B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2000269398A (ja) | 半導体デバイスのアルミニウム製リードフレームおよび製造方法 | |
JP2007048978A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2005244033A (ja) | 電極パッケージ及び半導体装置 | |
KR20050002601A (ko) | 반도체 패키지용 리드 프레임 | |
JP2008078561A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2001060760A (ja) | 回路電極およびその形成方法 | |
JP2003297993A (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JP6477517B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US5935719A (en) | Lead-free, nickel-free and cyanide-free plating finish for semiconductor leadframes | |
JPH11238840A (ja) | リードフレーム | |
JPH11251503A (ja) | 電子部品およびその製造方法 | |
JPH03274755A (ja) | 樹脂封止半導体装置とその製造方法 | |
KR101372205B1 (ko) | 리드 프레임 및 그 제조방법 | |
JPS63102247A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPH09293817A (ja) | 電子部品 |