JP2003297538A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents
電磁誘導加熱装置Info
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- JP2003297538A JP2003297538A JP2002096481A JP2002096481A JP2003297538A JP 2003297538 A JP2003297538 A JP 2003297538A JP 2002096481 A JP2002096481 A JP 2002096481A JP 2002096481 A JP2002096481 A JP 2002096481A JP 2003297538 A JP2003297538 A JP 2003297538A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形機シリンダーや略円筒形金属容器お
よびこの略円筒形容器に収容された被加熱物を加熱する
電磁誘導加熱装置において、被加熱物の温度上昇速度を
速め、加熱効率を向上するとともに、加熱コイルの温度
を低く抑えて耐久性を向上し、加熱コイルの施工性、メ
ンテナンス性を向上し、さらに、加熱コイルユニット部
材の共用性を向上し、安価にする。 【解決手段】 加熱コイルユニット１にインバータ装置
６より高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユ
ニット１は、柔軟性を有する加熱コイル２と柔軟性を有
する加熱コイル外郭部材３より形成し、略円筒形の被加
熱物５の円周方向に断熱材４を介して巻き付ける。
よびこの略円筒形容器に収容された被加熱物を加熱する
電磁誘導加熱装置において、被加熱物の温度上昇速度を
速め、加熱効率を向上するとともに、加熱コイルの温度
を低く抑えて耐久性を向上し、加熱コイルの施工性、メ
ンテナンス性を向上し、さらに、加熱コイルユニット部
材の共用性を向上し、安価にする。 【解決手段】 加熱コイルユニット１にインバータ装置
６より高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユ
ニット１は、柔軟性を有する加熱コイル２と柔軟性を有
する加熱コイル外郭部材３より形成し、略円筒形の被加
熱物５の円周方向に断熱材４を介して巻き付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機シリン
ダーや略円筒形金属容器およびこの略円筒形容器に収容
された被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置に関するも
のである。
ダーや略円筒形金属容器およびこの略円筒形容器に収容
された被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形機シリンダーや略円筒形
金属容器（以下、これらを被加熱物という）の加熱に
は、主にバンド状に形成した電気ヒータを被加熱物の円
周方向に接触して設ける方法が用いられている。
金属容器（以下、これらを被加熱物という）の加熱に
は、主にバンド状に形成した電気ヒータを被加熱物の円
周方向に接触して設ける方法が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気ヒータ式加
熱装置は、電熱線を板状の電気絶縁物で挟持し、金属ケ
ースで全面を覆ってバンド状（以下、バンドヒータとい
う）に形成し、被加熱物の円周方向に接触して設ける
が、電熱線からの熱が電気絶縁物と金属ケースおよび被
加熱物との接触を介して熱伝達されるので、温度上昇速
度が遅く、また、被加熱物と接触する反対面が外気に晒
されるので、熱放散して加熱効率が悪いという問題があ
った。
熱装置は、電熱線を板状の電気絶縁物で挟持し、金属ケ
ースで全面を覆ってバンド状（以下、バンドヒータとい
う）に形成し、被加熱物の円周方向に接触して設ける
が、電熱線からの熱が電気絶縁物と金属ケースおよび被
加熱物との接触を介して熱伝達されるので、温度上昇速
度が遅く、また、被加熱物と接触する反対面が外気に晒
されるので、熱放散して加熱効率が悪いという問題があ
った。
【０００４】また、電熱線が被加熱物以上の高温となる
ため、断線などを生じ易く、耐久性に問題があった。さ
らに、射出成形機への設置はバンドヒータの構造を半円
状に２分割して取り付けることが必要になり、施工やメ
ンテナンスに問題があるとともに、特に被加熱物の外径
に対応した多種のバンドヒータを準備する必要があっ
た。
ため、断線などを生じ易く、耐久性に問題があった。さ
らに、射出成形機への設置はバンドヒータの構造を半円
状に２分割して取り付けることが必要になり、施工やメ
ンテナンスに問題があるとともに、特に被加熱物の外径
に対応した多種のバンドヒータを準備する必要があっ
た。
【０００５】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、被加熱物の温度上昇速度を速め、加熱効率を向上す
るとともに、加熱コイルの温度を低く抑えて耐久性を向
上し、加熱コイルの施工性、メンテナンス性を向上し、
さらに、加熱コイルユニット部材の共用性を向上し、安
価にすることを目的としている。
で、被加熱物の温度上昇速度を速め、加熱効率を向上す
るとともに、加熱コイルの温度を低く抑えて耐久性を向
上し、加熱コイルの施工性、メンテナンス性を向上し、
さらに、加熱コイルユニット部材の共用性を向上し、安
価にすることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加熱コイルユニットにインバータ装置より
高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユニット
は、柔軟性を有する加熱コイルと柔軟性を有する加熱コ
イル外郭部材より形成し、略円筒形の被加熱物の円周方
向に断熱材を介して巻き付けたものである。
するために、加熱コイルユニットにインバータ装置より
高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユニット
は、柔軟性を有する加熱コイルと柔軟性を有する加熱コ
イル外郭部材より形成し、略円筒形の被加熱物の円周方
向に断熱材を介して巻き付けたものである。
【０００７】これにより、被加熱物に渦電流が発生しジ
ュール熱で被加熱物が自己発熱するため、温度上昇速度
を速めるとともに熱効率を向上することができ、断熱材
を介して加熱コイルを配設しているので、コイルの温度
を低く抑えて耐久性を向上することができるとともに、
加熱コイルユニットを被加熱物に巻き付けて配設してい
るので、施工性、メンテナンス性を向上することがで
き、さらに、共用性の拡大を図ることができる。
ュール熱で被加熱物が自己発熱するため、温度上昇速度
を速めるとともに熱効率を向上することができ、断熱材
を介して加熱コイルを配設しているので、コイルの温度
を低く抑えて耐久性を向上することができるとともに、
加熱コイルユニットを被加熱物に巻き付けて配設してい
るので、施工性、メンテナンス性を向上することがで
き、さらに、共用性の拡大を図ることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、加熱コイルユニットと、この加熱コイルユニットに
高周波電流を供給するインバータ装置とを備え、前記加
熱コイルユニットは、柔軟性を有する加熱コイルと、柔
軟性を有する加熱コイル外郭部材より形成し、略円筒形
の被加熱物の円周方向に断熱材を介して巻き付けたもの
であり、被加熱物に渦電流が発生し自己発熱するため、
温度上昇速度を速めるとともに熱効率を向上することが
でき、断熱材を介して加熱コイルを配設しているので、
コイルの温度を低く抑えて耐久性を向上することができ
るとともに、加熱コイルユニットを被加熱物に巻き付け
て配設しているので、施工性、メンテナンス性を向上す
ることができ、さらに、加熱コイルユニット部材の共用
性を高めて安価にすることができる。
は、加熱コイルユニットと、この加熱コイルユニットに
高周波電流を供給するインバータ装置とを備え、前記加
熱コイルユニットは、柔軟性を有する加熱コイルと、柔
軟性を有する加熱コイル外郭部材より形成し、略円筒形
の被加熱物の円周方向に断熱材を介して巻き付けたもの
であり、被加熱物に渦電流が発生し自己発熱するため、
温度上昇速度を速めるとともに熱効率を向上することが
でき、断熱材を介して加熱コイルを配設しているので、
コイルの温度を低く抑えて耐久性を向上することができ
るとともに、加熱コイルユニットを被加熱物に巻き付け
て配設しているので、施工性、メンテナンス性を向上す
ることができ、さらに、加熱コイルユニット部材の共用
性を高めて安価にすることができる。
【０００９】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、加熱コイルは略長円状に形成し、
略円筒形の被加熱物の円周方向に巻き付けて配設したも
のであり、簡単な構成で温度上昇性能、熱効率に優れた
加熱コイルユニットを得ることができる。また、略長円
状加熱コイルの長さＬを可変することにより被加熱物の
大きさに最適な加熱コイルユニットを容易に得ることが
できる。
記載の発明において、加熱コイルは略長円状に形成し、
略円筒形の被加熱物の円周方向に巻き付けて配設したも
のであり、簡単な構成で温度上昇性能、熱効率に優れた
加熱コイルユニットを得ることができる。また、略長円
状加熱コイルの長さＬを可変することにより被加熱物の
大きさに最適な加熱コイルユニットを容易に得ることが
できる。
【００１０】請求項３に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、加熱コイル外郭部材は、適宜の大
きさの外郭片を係合した蛇腹を形成し、前記外郭片と係
合して両端に設けた１対の締結部材により巻き付けて配
設したものであり、加熱コイルを外傷から保護するとと
もに、締結部材間を締結するだけで、加熱コイルユニッ
トを簡単に取り付けることができ、また、外郭片の個数
を増減することにより被加熱物の大きさに最適な加熱コ
イルユニットを容易に得ることができる。
記載の発明において、加熱コイル外郭部材は、適宜の大
きさの外郭片を係合した蛇腹を形成し、前記外郭片と係
合して両端に設けた１対の締結部材により巻き付けて配
設したものであり、加熱コイルを外傷から保護するとと
もに、締結部材間を締結するだけで、加熱コイルユニッ
トを簡単に取り付けることができ、また、外郭片の個数
を増減することにより被加熱物の大きさに最適な加熱コ
イルユニットを容易に得ることができる。
【００１１】請求項４に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、加熱コイルと断熱材の間に耐熱性
絶縁シートを設け、略円筒形の被加熱物の円周方向に巻
き付けて配設したものであり、温度上昇性能、熱効率の
低下を生じさせないで、高湿度の環境でも加熱コイルと
被加熱物間の絶縁性能を向上することができる。
記載の発明において、加熱コイルと断熱材の間に耐熱性
絶縁シートを設け、略円筒形の被加熱物の円周方向に巻
き付けて配設したものであり、温度上昇性能、熱効率の
低下を生じさせないで、高湿度の環境でも加熱コイルと
被加熱物間の絶縁性能を向上することができる。
【００１２】請求項５に記載の発明は、上記請求項１ま
たは３に記載の発明において、加熱コイル外郭部材を電
気絶縁材料で形成し、この加熱コイル外郭部材に高抵抗
率の高透磁性材料よりなる防磁部材を配設したものであ
り、加熱コイルの高周波電流により発生する高周波磁界
を被加熱物側に集中させることができて、加熱効率を向
上できるとともに、被加熱物と反対側への高周波磁界の
飛散を防止できて、加熱コイルユニットから生じる輻射
ノイズを抑制することができる。
たは３に記載の発明において、加熱コイル外郭部材を電
気絶縁材料で形成し、この加熱コイル外郭部材に高抵抗
率の高透磁性材料よりなる防磁部材を配設したものであ
り、加熱コイルの高周波電流により発生する高周波磁界
を被加熱物側に集中させることができて、加熱効率を向
上できるとともに、被加熱物と反対側への高周波磁界の
飛散を防止できて、加熱コイルユニットから生じる輻射
ノイズを抑制することができる。
【００１３】請求項６に記載の発明は、上記請求項１ま
たは３に記載の発明において、加熱コイル外郭部材は、
加熱コイルを収納するとともに、この加熱コイルの外側
に短冊状片を適宜な個数配置し、前記加熱コイルと断熱
材の間に隙間を形成したものであり、断熱材の表面から
の輻射熱を減少させるとともに、断熱材と加熱コイル間
に外気を通気することができ、加熱コイルの温度上昇を
大幅に抑えて耐久性、信頼性を向上することができる。
たは３に記載の発明において、加熱コイル外郭部材は、
加熱コイルを収納するとともに、この加熱コイルの外側
に短冊状片を適宜な個数配置し、前記加熱コイルと断熱
材の間に隙間を形成したものであり、断熱材の表面から
の輻射熱を減少させるとともに、断熱材と加熱コイル間
に外気を通気することができ、加熱コイルの温度上昇を
大幅に抑えて耐久性、信頼性を向上することができる。
【００１４】請求項７に記載の発明は、上記請求項３に
記載の発明において、締結部材は、加熱コイルの配線ケ
ーブルを保持するケーブル保持部材を係止するように構
成したものであり、被加熱物からの熱伝達による悪影響
を防止できるとともに、配線施工が容易で、安価な配線
ケーブル保持構成を提供することができる。
記載の発明において、締結部材は、加熱コイルの配線ケ
ーブルを保持するケーブル保持部材を係止するように構
成したものであり、被加熱物からの熱伝達による悪影響
を防止できるとともに、配線施工が容易で、安価な配線
ケーブル保持構成を提供することができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する （実施例１）図１に示すように、加熱コイルユニット１
は、柔軟性を有する加熱コイル２と、柔軟性を有する構
成の加熱コイル外郭部材３により形成し、略円筒状の被
加熱物５の円周方向に、断熱材４を介して巻き付けて配
設している。なお、図１は被加熱物の一実施例として、
射出成形機のシリンダーを示す。コイル２には商用電源
７からインバータ装置６を介して高周波電流を供給して
いる。
しながら説明する （実施例１）図１に示すように、加熱コイルユニット１
は、柔軟性を有する加熱コイル２と、柔軟性を有する構
成の加熱コイル外郭部材３により形成し、略円筒状の被
加熱物５の円周方向に、断熱材４を介して巻き付けて配
設している。なお、図１は被加熱物の一実施例として、
射出成形機のシリンダーを示す。コイル２には商用電源
７からインバータ装置６を介して高周波電流を供給して
いる。
【００１６】上記構成において射出成形機の例で作用を
説明すると、加熱コイル２は高周波電流により高周波磁
界を発生し、この高周波磁界により被加熱物（シリンダ
ー）５に渦電流を誘導し、ジュール熱により被加熱物
（シリンダー）５が自己発熱する。被加熱物（シリンダ
ー）５が急速に加熱し、内部の樹脂材料を溶解して射出
成形を行う。
説明すると、加熱コイル２は高周波電流により高周波磁
界を発生し、この高周波磁界により被加熱物（シリンダ
ー）５に渦電流を誘導し、ジュール熱により被加熱物
（シリンダー）５が自己発熱する。被加熱物（シリンダ
ー）５が急速に加熱し、内部の樹脂材料を溶解して射出
成形を行う。
【００１７】加熱の用途は射出成形機に限定されず、略
円筒形の被加熱物およびこの被加熱物に収容した各種の
被加熱材料などの加熱にも同様の作用をもつ。また、断
熱材４を介して加熱コイル２を配設しているので、加熱
コイル２の温度を低く抑えることができて耐久性を向上
することができる。さらに、加熱コイルユニット１を被
加熱物５に巻き付けて配設しているので、施工性、メン
テナンス性を向上することができ、共用性の向上を図る
ことができる。
円筒形の被加熱物およびこの被加熱物に収容した各種の
被加熱材料などの加熱にも同様の作用をもつ。また、断
熱材４を介して加熱コイル２を配設しているので、加熱
コイル２の温度を低く抑えることができて耐久性を向上
することができる。さらに、加熱コイルユニット１を被
加熱物５に巻き付けて配設しているので、施工性、メン
テナンス性を向上することができ、共用性の向上を図る
ことができる。
【００１８】（実施例２）図２および図３に示すよう
に、加熱コイル２ａは略長円状に巻き回して形成し、被
加熱物５ａの円周方向に、断熱材４ａを介して巻き付け
て配設している。
に、加熱コイル２ａは略長円状に巻き回して形成し、被
加熱物５ａの円周方向に、断熱材４ａを介して巻き付け
て配設している。
【００１９】上記構成において作用を説明すると、略長
円状の加熱コイル２ａの長さＬを被加熱物５ａの円周長
さに対応して適宜に設けることにより、被加熱物５ａを
均一で高速に加熱することができ、加熱効率を向上する
ことができる。さらに、略長円状の長さＬは、任意かつ
容易に設定できるので、被加熱物５ａの各種の円周長に
対しても簡単に対応することができ、安価で品質の安定
した加熱コイルユニットを提供できる。
円状の加熱コイル２ａの長さＬを被加熱物５ａの円周長
さに対応して適宜に設けることにより、被加熱物５ａを
均一で高速に加熱することができ、加熱効率を向上する
ことができる。さらに、略長円状の長さＬは、任意かつ
容易に設定できるので、被加熱物５ａの各種の円周長に
対しても簡単に対応することができ、安価で品質の安定
した加熱コイルユニットを提供できる。
【００２０】（実施例３）図４および図５に示すよう
に、加熱コイル外郭部材３ｂは、柔軟性を有する加熱コ
イル２ｂとともに加熱コイルユニット１を形成するもの
で、適宜の大きさの外郭片８を係合した蛇腹を形成し、
外郭片８と係合して両端に設けた一対の締結部材９、１
０により巻き付けて配設している。外郭片８は複数の凹
部８ａと複数の凸部８ｂおよび舌部８ｃを有し、締結部
材９は複数の凸部９ｂと締結部９ｅを有し、締結部材１
０は複数の凹部１０ａと締結部１０ｅおよび舌部１０ｃ
を有し、各々の凸部と凹部を係合して蛇腹を構成してい
る。
に、加熱コイル外郭部材３ｂは、柔軟性を有する加熱コ
イル２ｂとともに加熱コイルユニット１を形成するもの
で、適宜の大きさの外郭片８を係合した蛇腹を形成し、
外郭片８と係合して両端に設けた一対の締結部材９、１
０により巻き付けて配設している。外郭片８は複数の凹
部８ａと複数の凸部８ｂおよび舌部８ｃを有し、締結部
材９は複数の凸部９ｂと締結部９ｅを有し、締結部材１
０は複数の凹部１０ａと締結部１０ｅおよび舌部１０ｃ
を有し、各々の凸部と凹部を係合して蛇腹を構成してい
る。
【００２１】蛇腹状の外郭部材３ｂは締結部材９、１０
の締結部９ｅ、１０ｅに締結軸１１を装着し、締結ねじ
１２により被加熱物５ｂの円周方向に締め付け保持して
いる。また、締結部材９、１０と外郭片８および外郭片
８間の係合は、図６に示すように凹部８ａ、１０ａを半
円状に形成し、一方を矢印Ａ方向から直角に挿入し、矢
印Ｂ方向に回転させて係合している。
の締結部９ｅ、１０ｅに締結軸１１を装着し、締結ねじ
１２により被加熱物５ｂの円周方向に締め付け保持して
いる。また、締結部材９、１０と外郭片８および外郭片
８間の係合は、図６に示すように凹部８ａ、１０ａを半
円状に形成し、一方を矢印Ａ方向から直角に挿入し、矢
印Ｂ方向に回転させて係合している。
【００２２】また、図５および図７に示すように、外郭
片８および締結材９、１０は加熱コイル２ｂを収納する
とともに、この加熱コイル２ｂの外側に短冊状片１５を
適宜な個数備えて、加熱コイル２ｂと断熱材４ｂの間に
隙間Ｃを形成している。
片８および締結材９、１０は加熱コイル２ｂを収納する
とともに、この加熱コイル２ｂの外側に短冊状片１５を
適宜な個数備えて、加熱コイル２ｂと断熱材４ｂの間に
隙間Ｃを形成している。
【００２３】また、加熱コイル２ｂの外郭片８を電気絶
縁材料で形成し、図８に示すように、この外郭片８に高
抵抗率の高透磁性材料（たとえば、フェライト材料）よ
りなる防磁部材１４を一体に配設している。
縁材料で形成し、図８に示すように、この外郭片８に高
抵抗率の高透磁性材料（たとえば、フェライト材料）よ
りなる防磁部材１４を一体に配設している。
【００２４】上記構成において作用を説明すると、加熱
コイル外郭部材３ｂは、適宜の大きさの外郭片８を係合
した蛇腹を形成し、外郭片８と係合して両端に設けた一
対の締結部材９、１０により巻き付けて配設しているの
で、加熱コイル２ｂを外傷から保護することができる。
また、外郭片８の舌部８ｃと、締結部材１０の舌部１０
ｃにより蛇腹の繋ぎ部の隙間を被覆することができて、
外傷からの保護を一層完全なものにできる。
コイル外郭部材３ｂは、適宜の大きさの外郭片８を係合
した蛇腹を形成し、外郭片８と係合して両端に設けた一
対の締結部材９、１０により巻き付けて配設しているの
で、加熱コイル２ｂを外傷から保護することができる。
また、外郭片８の舌部８ｃと、締結部材１０の舌部１０
ｃにより蛇腹の繋ぎ部の隙間を被覆することができて、
外傷からの保護を一層完全なものにできる。
【００２５】また、外郭片８を複数個設ける構成にして
いるので、その増減により被加熱物５ｂの様々な円周長
のものに容易に対応でき、共用性にすぐれ、安価な加熱
コイルユニットを提供できる。
いるので、その増減により被加熱物５ｂの様々な円周長
のものに容易に対応でき、共用性にすぐれ、安価な加熱
コイルユニットを提供できる。
【００２６】また、締結部９、１０に締結軸１１を装着
して締結ネジ１２で締め付ける構成で、被加熱物５ｂに
加熱コイルユニット１ｂを簡単に取り付けられるので、
施工性、メンテナンス性に優れている。
して締結ネジ１２で締め付ける構成で、被加熱物５ｂに
加熱コイルユニット１ｂを簡単に取り付けられるので、
施工性、メンテナンス性に優れている。
【００２７】また、締結部材９、１０と外郭片８および
外郭片８間の係合は、凹部８ａを半円状に形成し、一方
を矢印Ａ方向から直角に挿入し、矢印Ｂ方向に回転させ
て係合するように構成しているので、係合すると直角よ
り大きな角度では外れることがなく、被加熱物５ｂに確
実に配設できるとともに、加熱コイルユニット１ｂの組
立を容易にできる。
外郭片８間の係合は、凹部８ａを半円状に形成し、一方
を矢印Ａ方向から直角に挿入し、矢印Ｂ方向に回転させ
て係合するように構成しているので、係合すると直角よ
り大きな角度では外れることがなく、被加熱物５ｂに確
実に配設できるとともに、加熱コイルユニット１ｂの組
立を容易にできる。
【００２８】また、外郭片８および締結材９、１０は加
熱コイル２ｂを収納するとともに、図５に示すように、
加熱コイル２ｂの外側に短冊状片１５を適宜な個数備え
て、加熱コイル２ｂと断熱材４ｂの間に隙間Ｃを形成し
ているので、断熱材４ｂの表面からの輻射熱を減少させ
るとともに、断熱材４ｂと加熱コイル２ｂ間に外気を通
気させ、加熱コイル２ｂの温度上昇を大幅に抑えること
ができ、耐久性、信頼性を向上することができる。
熱コイル２ｂを収納するとともに、図５に示すように、
加熱コイル２ｂの外側に短冊状片１５を適宜な個数備え
て、加熱コイル２ｂと断熱材４ｂの間に隙間Ｃを形成し
ているので、断熱材４ｂの表面からの輻射熱を減少させ
るとともに、断熱材４ｂと加熱コイル２ｂ間に外気を通
気させ、加熱コイル２ｂの温度上昇を大幅に抑えること
ができ、耐久性、信頼性を向上することができる。
【００２９】また、外郭片８を電気絶縁材料で形成し、
この外郭片８に高抵抗率の高透磁性材料よりなる防磁部
材１４を一体に配設しているので、加熱コイル２ｂの高
周波電流により発生する高周波磁界を被加熱物５ｂに集
中させ、加熱効率を向上することができるとともに、被
加熱物５ｂの反対側への高周波磁界の飛散を防ぐことが
でき、加熱コイルユニット１ｂから生じる輻射ノイズを
抑制し、近接する電子機器などへの影響を防止すること
ができる。
この外郭片８に高抵抗率の高透磁性材料よりなる防磁部
材１４を一体に配設しているので、加熱コイル２ｂの高
周波電流により発生する高周波磁界を被加熱物５ｂに集
中させ、加熱効率を向上することができるとともに、被
加熱物５ｂの反対側への高周波磁界の飛散を防ぐことが
でき、加熱コイルユニット１ｂから生じる輻射ノイズを
抑制し、近接する電子機器などへの影響を防止すること
ができる。
【００３０】（実施例４）図９に示すように、加熱コイ
ルユニット１ｃは、柔軟性を有する加熱コイル２ｃと、
柔軟性を有する構成の加熱コイル外郭部材３ｃにより形
成し、加熱コイル２ｃと断熱材４ｃの間に耐熱性絶縁シ
ート１３を設けて、被加熱物５ｃの円周方向に巻き付け
て配設している。なお、１５は上記実施例３で説明した
ように、加熱コイルの外側に適宜な個数設けた短冊状片
である。
ルユニット１ｃは、柔軟性を有する加熱コイル２ｃと、
柔軟性を有する構成の加熱コイル外郭部材３ｃにより形
成し、加熱コイル２ｃと断熱材４ｃの間に耐熱性絶縁シ
ート１３を設けて、被加熱物５ｃの円周方向に巻き付け
て配設している。なお、１５は上記実施例３で説明した
ように、加熱コイルの外側に適宜な個数設けた短冊状片
である。
【００３１】上記構成において作用を説明すると、加熱
コイルユニット１ｃを高湿度の環境で使用した場合にお
いても、断熱材４ｃが吸湿して加熱コイル２ｃと被加熱
物５ｃ間の絶縁性能が劣化するのを防止することがで
き、安全で高品質の加熱コイルユニットを提供できる。
また、耐熱性絶縁シート１３を非磁性材料で構成するこ
とにより、温度上昇性能、加熱効率の低下を防止するこ
とができる。
コイルユニット１ｃを高湿度の環境で使用した場合にお
いても、断熱材４ｃが吸湿して加熱コイル２ｃと被加熱
物５ｃ間の絶縁性能が劣化するのを防止することがで
き、安全で高品質の加熱コイルユニットを提供できる。
また、耐熱性絶縁シート１３を非磁性材料で構成するこ
とにより、温度上昇性能、加熱効率の低下を防止するこ
とができる。
【００３２】（実施例５）図１０に示すように、加熱コ
イルユニット１ｄは、柔軟性を有する加熱コイルと、適
宜の大きさの外郭片８を係合して蛇腹を形成した加熱コ
イル外郭部材により形成し、外郭片８と係合して両端に
設けた一対の締結部材９、１０により、略円筒状の被加
熱物５ｄの円周方向に、断熱材４ｄを介して巻き付けて
配設している。
イルユニット１ｄは、柔軟性を有する加熱コイルと、適
宜の大きさの外郭片８を係合して蛇腹を形成した加熱コ
イル外郭部材により形成し、外郭片８と係合して両端に
設けた一対の締結部材９、１０により、略円筒状の被加
熱物５ｄの円周方向に、断熱材４ｄを介して巻き付けて
配設している。
【００３３】ケーブル保持部材は、下方支持部材１６と
上方支持部材１７で形成し、一端で加熱コイルユニット
１ｄに装着した締結軸１１に係合し、他端で一体に係止
して構成するとともに、配線ケーブル１８を収納するケ
ーブル収納部１９を配設している。
上方支持部材１７で形成し、一端で加熱コイルユニット
１ｄに装着した締結軸１１に係合し、他端で一体に係止
して構成するとともに、配線ケーブル１８を収納するケ
ーブル収納部１９を配設している。
【００３４】上記構成において作用を説明すると、下方
支持部材１６と上方支持部材１７は、被加熱物５ｄから
の伝熱を遮断した締結軸１１に係合しているので高温に
ならずに熱伝達による配線ケーブル１８の劣化を防止す
ることができる。また、配線ケーブル１８を収納するケ
ーブル収納部１９を加熱コイルユニット１ｄの近傍に設
けることができ、配線施工を容易に行うことができ、施
工費用を安価にできるとともにメンテナンス性にも優れ
る。
支持部材１６と上方支持部材１７は、被加熱物５ｄから
の伝熱を遮断した締結軸１１に係合しているので高温に
ならずに熱伝達による配線ケーブル１８の劣化を防止す
ることができる。また、配線ケーブル１８を収納するケ
ーブル収納部１９を加熱コイルユニット１ｄの近傍に設
けることができ、配線施工を容易に行うことができ、施
工費用を安価にできるとともにメンテナンス性にも優れ
る。
【００３５】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、加熱コイルユニットと、この加熱コイル
ユニットに高周波電流を供給するインバータ装置とを備
え、前記加熱コイルユニットは、柔軟性を有する加熱コ
イルと、柔軟性を有する加熱コイル外郭部材より形成
し、略円筒形の被加熱物の円周方向に断熱材を介して巻
き付けたから、被加熱物に渦電流が発生し自己発熱する
ため、温度上昇速度を速めるとともに熱効率を向上する
ことができ、断熱材を介して加熱コイルを配設している
ので、コイルの温度を低く抑えて耐久性を向上すること
ができるとともに、加熱コイルユニットを被加熱物に巻
き付けて配設しているので、施工性、メンテナンス性を
向上することができ、さらに、加熱コイルユニット部材
の共用性を高めて安価にすることができる。
発明によれば、加熱コイルユニットと、この加熱コイル
ユニットに高周波電流を供給するインバータ装置とを備
え、前記加熱コイルユニットは、柔軟性を有する加熱コ
イルと、柔軟性を有する加熱コイル外郭部材より形成
し、略円筒形の被加熱物の円周方向に断熱材を介して巻
き付けたから、被加熱物に渦電流が発生し自己発熱する
ため、温度上昇速度を速めるとともに熱効率を向上する
ことができ、断熱材を介して加熱コイルを配設している
ので、コイルの温度を低く抑えて耐久性を向上すること
ができるとともに、加熱コイルユニットを被加熱物に巻
き付けて配設しているので、施工性、メンテナンス性を
向上することができ、さらに、加熱コイルユニット部材
の共用性を高めて安価にすることができる。
【００３６】また、請求項２に記載の発明によれば、加
熱コイルは略長円状に形成し、略円筒形の被加熱物の円
周方向に巻き付けて配設したから、簡単な構成で温度上
昇性能、熱効率を向上することができる。また、略長円
状加熱コイルの長さを自在に可変して設けることができ
るので、被加熱物の大きさに最適な加熱コイルユニット
を容易に得ることができ、品質を向上することができ、
かつ安価で提供できる。
熱コイルは略長円状に形成し、略円筒形の被加熱物の円
周方向に巻き付けて配設したから、簡単な構成で温度上
昇性能、熱効率を向上することができる。また、略長円
状加熱コイルの長さを自在に可変して設けることができ
るので、被加熱物の大きさに最適な加熱コイルユニット
を容易に得ることができ、品質を向上することができ、
かつ安価で提供できる。
【００３７】また、請求項３に記載の発明によれば、加
熱コイル外郭部材は、適宜の大きさの外郭片を係合した
蛇腹を形成し、前記外郭片と係合して両端に設けた１対
の締結部材により巻き付けて配設したから、加熱コイル
を外傷から保護でき、堅牢性、耐久性を向上することが
できる。
熱コイル外郭部材は、適宜の大きさの外郭片を係合した
蛇腹を形成し、前記外郭片と係合して両端に設けた１対
の締結部材により巻き付けて配設したから、加熱コイル
を外傷から保護でき、堅牢性、耐久性を向上することが
できる。
【００３８】また、締結部材間を締結するだけで、加熱
コイルユニットを簡単に取り付けることができ、また、
外郭片の個数を増減することにより被加熱物の大きさに
最適な加熱コイルユニットを容易に得ることができ、加
熱性能、施工性、メンテナンス性を向上することができ
る。
コイルユニットを簡単に取り付けることができ、また、
外郭片の個数を増減することにより被加熱物の大きさに
最適な加熱コイルユニットを容易に得ることができ、加
熱性能、施工性、メンテナンス性を向上することができ
る。
【００３９】また、請求項４に記載の発明によれば、加
熱コイルと断熱材の間に耐熱性絶縁シートを設け、略円
筒形の被加熱物の円周方向に巻き付けて配設したから、
温度上昇性能、熱効率の低下を生じさせないで、高湿度
の環境でも加熱コイルと被加熱物間の絶縁性能を向上す
ることができる。
熱コイルと断熱材の間に耐熱性絶縁シートを設け、略円
筒形の被加熱物の円周方向に巻き付けて配設したから、
温度上昇性能、熱効率の低下を生じさせないで、高湿度
の環境でも加熱コイルと被加熱物間の絶縁性能を向上す
ることができる。
【００４０】また、請求項５に記載の発明によれば、加
熱コイル外郭部材を電気絶縁材料で形成し、この加熱コ
イル外郭部材に高抵抗率の高透磁性材料よりなる防磁部
材を配設したから、加熱コイルの高周波電流により発生
する高周波磁界を被加熱物側に集中させることができ
て、加熱効率を向上できるとともに、被加熱物と反対側
への高周波磁界の飛散を防止できて、加熱コイルユニッ
トから生じる輻射ノイズを抑制でき、周辺機器への悪影
響を防止することができる。
熱コイル外郭部材を電気絶縁材料で形成し、この加熱コ
イル外郭部材に高抵抗率の高透磁性材料よりなる防磁部
材を配設したから、加熱コイルの高周波電流により発生
する高周波磁界を被加熱物側に集中させることができ
て、加熱効率を向上できるとともに、被加熱物と反対側
への高周波磁界の飛散を防止できて、加熱コイルユニッ
トから生じる輻射ノイズを抑制でき、周辺機器への悪影
響を防止することができる。
【００４１】また、請求項６に記載の発明によれば、加
熱コイル外郭部材は、加熱コイルを収納するとともに、
この加熱コイルの外側に短冊状片を適宜な個数配置し、
前記加熱コイルと断熱材の間に隙間を形成したから、断
熱材の表面からの輻射熱を減少させるとともに、断熱材
と加熱コイル間に外気を通気することができ、加熱コイ
ルの温度上昇を大幅に抑えて耐久性、信頼性を向上する
ことができる。
熱コイル外郭部材は、加熱コイルを収納するとともに、
この加熱コイルの外側に短冊状片を適宜な個数配置し、
前記加熱コイルと断熱材の間に隙間を形成したから、断
熱材の表面からの輻射熱を減少させるとともに、断熱材
と加熱コイル間に外気を通気することができ、加熱コイ
ルの温度上昇を大幅に抑えて耐久性、信頼性を向上する
ことができる。
【００４２】また、請求項７に記載の発明によれば、締
結部材は、加熱コイルの配線ケーブルを保持するケーブ
ル保持部材を係止するように構成したから、被加熱物か
らの熱伝達による悪影響を防止できて、耐久性、信頼性
を向上することができ、また、配線施工および加熱コイ
ルユニットの交換を容易にして、施工性、メンテナンス
性を向上することができる。
結部材は、加熱コイルの配線ケーブルを保持するケーブ
ル保持部材を係止するように構成したから、被加熱物か
らの熱伝達による悪影響を防止できて、耐久性、信頼性
を向上することができ、また、配線施工および加熱コイ
ルユニットの交換を容易にして、施工性、メンテナンス
性を向上することができる。
【図１】本発明の第１の実施例の電磁誘導加熱装置を備
えた射出成形機の一部切欠した側面図
えた射出成形機の一部切欠した側面図
【図２】本発明の第２の実施例の電磁誘導加熱装置の加
熱コイルの平面図
熱コイルの平面図
【図３】同電磁誘導加熱装置の加熱コイルの要部断面図
【図４】本発明の第３の実施例の電磁誘導加熱装置の加
熱コイルユニットの平面図
熱コイルユニットの平面図
【図５】同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの要
部拡大断面図
部拡大断面図
【図６】同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの係
合動作を示す平面図
合動作を示す平面図
【図７】同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの加
熱コイル側の平面図
熱コイル側の平面図
【図８】同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの外
郭片の一部切欠した平面図
郭片の一部切欠した平面図
【図９】（ａ）本発明の第４の実施例の電磁誘導加熱装
置の加熱コイルユニットの要部断面図 （ｂ）同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの平面
図 （ｃ）同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの側面
図
置の加熱コイルユニットの要部断面図 （ｂ）同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの平面
図 （ｃ）同電磁誘導加熱装置の加熱コイルユニットの側面
図
【図１０】本発明の第５の実施例の電磁誘導加熱装置の
加熱コイルユニットの配線ケーブル保持部の断面図
加熱コイルユニットの配線ケーブル保持部の断面図
１ 加熱コイルユニット
２ 加熱コイル
３ 外郭部材
４ 断熱材
５ 被加熱物
６ インバータ装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中田 浩史
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 近藤 信二
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 高椋 誠一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 高田 志津男
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Ｆターム(参考） 3K059 AA08 AB24 AD03 AD36 AD39
CD62
4F203 AK11 DA04 DC15 DM16 DM23
4F206 AK11 JA07 JN43 JQ41 JQ47
Claims (7)
- 【請求項１】 加熱コイルユニットと、この加熱コイル
ユニットに高周波電流を供給するインバータ装置とを備
え、前記加熱コイルユニットは、柔軟性を有する加熱コ
イルと、柔軟性を有する加熱コイル外郭部材より形成
し、略円筒形の被加熱物の円周方向に断熱材を介して巻
き付けた電磁誘導加熱装置。 - 【請求項２】 加熱コイルは略長円状に形成し、略円筒
形の被加熱物の円周方向に巻き付けて配設した請求項１
記載の電磁誘導加熱装置。 - 【請求項３】 加熱コイル外郭部材は、適宜の大きさの
外郭片を係合した蛇腹を形成し、前記外郭片と係合して
両端に設けた１対の締結部材により巻き付けて配設した
請求項１記載の電磁誘導加熱装置。 - 【請求項４】 加熱コイルと断熱材の間に耐熱性絶縁シ
ートを設け、略円筒形の被加熱物の円周方向に巻き付け
て配設した請求項１記載の電磁誘導加熱装置。 - 【請求項５】 加熱コイル外郭部材を電気絶縁材料で形
成し、この加熱コイル外郭部材に高抵抗率の高透磁性材
料よりなる防磁部材を配設した請求項１または３記載の
電磁誘導加熱装置。 - 【請求項６】 加熱コイル外郭部材は、加熱コイルを収
納するとともに、この加熱コイルの外側に短冊状片を適
宜な個数配置し、前記加熱コイルと断熱材の間に隙間を
形成した請求項１または３記載の電磁誘導加熱装置。 - 【請求項７】 締結部材は、加熱コイルの配線ケーブル
を保持するケーブル保持部材を係止するように構成した
請求項３記載の電磁誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096481A JP2003297538A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電磁誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096481A JP2003297538A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電磁誘導加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003297538A true JP2003297538A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002096481A Pending JP2003297538A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電磁誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003297538A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005065915A1 (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | 成形機及びその温度制御方法 |
| US8007709B2 (en) | 2007-08-27 | 2011-08-30 | Xaloy, Incorporated | Synchronized temperature contol of plastic processing equipment |
| CN104985781A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-10-21 | 苏州市博奥塑胶电子有限公司 | 一种双料注塑工艺 |
| WO2017096252A1 (en) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | Extrude To Fill, LLC | Molding system and method of heating a material inside a molding system |
| KR101789028B1 (ko) | 2016-02-25 | 2017-10-23 | (주) 누리기술 | 사출성형기용 유도코일과 전원장치 일체형 실린더 가열장치 |
| US9808971B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-11-07 | Extrude To Fill, LLC | Nozzle shut off for injection molding system |
| US9931773B2 (en) | 2014-12-04 | 2018-04-03 | Extrude To Fill, LLC | Injection molding system and method of fabricating a component |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096481A patent/JP2003297538A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005065915A1 (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | 成形機及びその温度制御方法 |
| US8007709B2 (en) | 2007-08-27 | 2011-08-30 | Xaloy, Incorporated | Synchronized temperature contol of plastic processing equipment |
| US9808971B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-11-07 | Extrude To Fill, LLC | Nozzle shut off for injection molding system |
| US9931773B2 (en) | 2014-12-04 | 2018-04-03 | Extrude To Fill, LLC | Injection molding system and method of fabricating a component |
| US10086550B2 (en) | 2014-12-04 | 2018-10-02 | Extrude To Fill, LLC | Molding machine and method of molding a part |
| US11292178B2 (en) | 2014-12-04 | 2022-04-05 | Extrude to Fill, Inc. | Nozzle shut off for injection molding system |
| US11945150B2 (en) | 2014-12-04 | 2024-04-02 | Extrude to Fill, Inc. | Nozzle shut off for injection molding system |
| CN104985781A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-10-21 | 苏州市博奥塑胶电子有限公司 | 一种双料注塑工艺 |
| WO2017096252A1 (en) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | Extrude To Fill, LLC | Molding system and method of heating a material inside a molding system |
| KR101789028B1 (ko) | 2016-02-25 | 2017-10-23 | (주) 누리기술 | 사출성형기용 유도코일과 전원장치 일체형 실린더 가열장치 |
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| A02 | Decision of refusal |
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