JP2003297328A - 密閉型鉛蓄電池用セパレータ - Google Patents

密閉型鉛蓄電池用セパレータ

Info

Publication number
JP2003297328A
JP2003297328A JP2002133340A JP2002133340A JP2003297328A JP 2003297328 A JP2003297328 A JP 2003297328A JP 2002133340 A JP2002133340 A JP 2002133340A JP 2002133340 A JP2002133340 A JP 2002133340A JP 2003297328 A JP2003297328 A JP 2003297328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
mass
acid battery
fiber
sealed lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002133340A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Matsunami
敬明 松波
Makoto Shimizu
真琴 清水
Hideo Endo
秀夫 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Muki Co Ltd filed Critical Nippon Muki Co Ltd
Priority to JP2002133340A priority Critical patent/JP2003297328A/ja
Publication of JP2003297328A publication Critical patent/JP2003297328A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Cell Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引張強さ及び圧縮破断強度に優れた密閉型鉛
蓄電池用セパレータを提供する。 【解決手段】 有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主
構成とする密閉型鉛蓄電池用セパレータであって、前記
セパレータの引張強さが15N/10mm2以上、かつ、
圧縮破断強度が80N以上であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型鉛蓄電池用
セパレータに関し、詳細には該セパレータが密閉型鉛蓄
電池に供された時の電池組立作業性及び高温寿命性能を
改善するようにした密閉型鉛蓄電池用セパレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型鉛電池用セパレータは、隔
離板としての機能と電解液を保持する機能の両方が要求
されるため、耐酸性、耐酸化性に優れた材料で構成さ
れ、かつ、電解液を保持する空間率が大きいことが重視
される。このため、平均繊維径0.6〜2μm程度の細
いガラス繊維を主体として構成された比較的厚いセパレ
ータを用いることが一般的である。しかしながら、前記
セパレータは、その機械的強度が弱いことから、ギヤを
噛み合わせたメカニカルシール組立装置により折り曲げ
て両端部を融着して袋加工することが難しかったり、高
温過充電時に極板が変形して、袋の底が破れやすくなっ
てしまうため、極板として安価なエキスパンド格子を利
用できず電池の製造コストを下げることが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題点を克服
するために特開平9−17406号公報に開示される発
明では、極細ガラス繊維と合成繊維からなるセパレータ
の引張強さを0.8kg/10mm以上とするために
合成繊維を50〜70質量%配合するものが提案されて
いる。ところが、前記公報に開示される発明では、引張
強さは強いものの、電解液との親和性が乏しい合成繊維
が50〜70質量%と極めて多量に配合されているため
吸液性能(吸液量、吸液速度)等のセパレータの基本性
能が低下してしまうという問題があった。これに対し
て、特開平11−16560号公報に開示の発明では、
モノフィラメント状繊維とパルプ状繊維の総量を50質
量%未満として、高強度で電解液との濡れ性を阻害しな
いで、圧縮破断強度4kgf以上、突刺強度0.4kg
f以上とするものが提案されている。しかしながら、前
記公報に開示される発明では、電解液との濡れ性及び高
圧迫組立時のセパレータ切れなどは改善されるものの、
メカニカルシール組立装置を利用する場合には引張強さ
が充分でなく、ロール状のセパレータからセパレータを
巻き戻す際に破断したり、メカニカルシール機のギヤ噛
み合わせ部分でのセパレータ切れが生じやすいという欠
点を有していた。また、さらに、高温過充電時にエキス
パンド正極格子が伸びて袋状のセパレータの底部を突き
破ったりするという欠点もあった。本発明は、このよう
な従来の問題点に鑑みなされた発明であって、引張強さ
及び圧縮破断強度に優れた密閉型鉛蓄電池用セパレータ
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉型鉛蓄電池
用セパレータは、前記目的を達成するべく、請求項1に
記載の通り、有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主構
成とする密閉型鉛蓄電池用セパレータであって、前記セ
パレータの引張強さが15N/10mm以上、かつ、
圧縮破断強度が80N以上であることを特徴とする。ま
た、請求項2に記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータは、
有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主構成とする密閉
型鉛蓄電池用セパレータであって、前記有機繊維として
の熱融着性合成繊維が15〜30質量%とモノフィラメ
ント状合成繊維が15〜30質量%、前記無機粉体が1
0〜25質量%、残部が前記ガラス繊維であることを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の密閉型鉛
蓄電池用セパレータは、有機繊維、ガラス繊維及び無機
粉体を主構成とし、引張強さが15N/10mm以上
で、かつ圧縮破断強度が80N以上であることが条件で
ある。これは、引張強さが15N/10mm未満であ
ると、ロール状のセパレータからセパレータを巻き戻す
際に破断が生じたり、メカニカルシール機のギヤ噛み合
わせ部分でのセパレータ切れが生じたり、高温過充電時
にエキスパンド正極格子が伸びて袋状のセパレータの底
部を突き破ったりするからである。また、圧縮破断強度
が80N未満であると、袋加工されたセパレータの袋底
部で割れが生じたり、メカニカルシール機のギヤ噛み合
わせ部分でのセパレータ切れが生じたりするからであ
る。本発明の請求項2記載の密閉型鉛蓄電池用セパレー
タは、有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主構成と
し、前記有機繊維としての熱融着性合成繊維が15〜3
0質量%とモノフィラメント状合成繊維が15〜30質
量%、前記無機粉体が10〜25質量%であることが条
件である。本発明の密閉型鉛蓄電池用セパレータは、有
機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主体として、その他
に添加剤等を加えて混合・分散し、中性もしくは酸性条
件で抄紙し、乾燥することで得られるものである。尚、
得られたセパレータは、熱プレス等を用いて密度を0.
25〜0.40g/cmとすることで、通常の液式鉛
蓄電池用セパレータとして利用することも可能である。
尚、本発明において密閉型鉛蓄電池と称するものには、
遊離電解液をほとんど持たない一般的な密閉型鉛蓄電池
のほかに、遊離電解液を一部有する密閉型鉛蓄電池も含
まれるものとする。
【0006】前記有機繊維としては、熱融着性合成繊維
や、モノフィラメント状合成繊維や、叩解性を有する合
成繊維を使用することができ、また、これらの極細繊維
を単独で、或いは、太繊維と混合して使用することもで
きる。前記熱融着性合成繊維としては、平均繊維径0.
5〜2.5dtex(デシテックス)、繊維長3〜10
mmの範囲のものが使用され、抄紙工程での分散性に問
題が生じないものであればその種類は特に限定されるも
のではない。また、繊維構造としては芯鞘型又はサイド
バイサイド型の複合構造であれば、単独で、或いは、混
合して使用することもできるが、引張強さの向上及び乾
燥時の熱収縮を避けるために、芯鞘型構造の繊維を主体
に使用することが好ましい。また、その材質としては耐
酸性、耐酸化性の点からは、ポリプロピレン−ポリエチ
レン、ポリエステル−変性ポリエステル、ポリエステル
−ポリエチレン等の構成のものを使用することができ
る。また、前記モノフィラメント状合成繊維としては、
平均繊維径0.5〜2.5dtex(デシテックス)、
繊維長3〜10mmの範囲のもので、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、アクリル繊維等
の繊維を単独で、或いは、混合して使用することができ
る。また、更に、前記有機繊維として前記熱融着性合成
繊維及びモノフィラメント状合成繊維を使用する場合に
は、熱融着性合成繊維を15〜30質量%及びモノフィ
ラメント状合成繊維を15〜30質量%配合したもので
あることが好ましい。これは、熱融着性合成繊維の配合
量は、多くなれば圧縮破断強度が高まるのであるが、1
5質量%未満であると引張強さが不足したり、メカニカ
ルシール性が不足することとなり、30質量%を超える
と、電解液との親和性が不足することとなるからであ
る。また、モノフィラメント状合成繊維の配合量が15
質量%未満であると、圧縮破断力が低下するため、メカ
ニカルシール部でギヤ圧迫に起因するセパレータ切れを
生じたり、セパレータを袋加工して電極を挿入した場合
に、膨張した正極板の底部がセパレータの底部を圧迫し
てセパレータの切断や切れ等を生じさせる原因となり、
30質量%を超えると、密閉型鉛蓄電池用セパレータと
して使用した場合に保液性が低下してしまうからであ
る。尚、電解液に対するセパレータの耐酸性を高めるた
めにはCガラス組成のガラス繊維を使用することが好ま
しい。
【0007】前記ガラス繊維としては、耐酸性に優れた
Cガラス組成から極細繊維の単独もしくは太繊維との混
合使用とすることができるが、平均繊維径が容易に調整
可能な点から、1μm以下の極細繊維と2〜5μm程度
の太繊維との混合使用とするのが好ましい。
【0008】また、前記無機粉体としては、二酸化ケイ
素、酸化アルミニウム、酸化チタン等合成物質や珪藻土
などが使用できるが、材料コスト、純度及び平均粒子径
などの点から二酸化ケイ素が好ましい。また、無機粉体
の配合量は、10〜25質量%であることが好ましい。
これは、10質量%未満では、合成繊維を配合したこと
による電解液との親和性の低下を補うことができず、吸
液性能(吸液量、吸液速度)を満足することができなく
なり、逆に、25質量%を超えると、ガラス繊維の配合
率が低下するため、セパレータの最大孔径が大きくな
り、鉛粉浸透により、このセパレータを組み込んだ密閉
型鉛蓄電池において短絡が発生する恐れがあるからであ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明について実施例により詳細に説
明する。 (実施例1)平均繊維径1μmのCガラス繊維55質量
%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長5mmの芯成
分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエステルの芯鞘型
熱融着繊維15質量%と、平均繊維径1.3dtex−
平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポリエステル合
成繊維15質量%と、平均粒子径9〜12μmのシリカ
粉体15質量%とを混合抄紙して、厚さ1.0mm、坪
量210g/m、密度0.21g/cmの密閉型鉛
蓄電池用セパレータを得た。
【0010】(実施例2)平均繊維径1μmのCガラス
繊維40質量%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長
5mmの芯成分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエス
テルの芯鞘型熱融着繊維20質量%と、平均繊維径1.
3dtex−平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポ
リエステル合成繊維25質量%と、平均粒子径9〜12
μmのシリカ粉体15質量%とを混合抄紙して、厚さ
1.0mm、坪量210g/m、密度0.21g/c
の密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0011】(実施例3)平均繊維径1μmのCガラス
繊維25質量%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長
5mmの芯成分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエス
テルの芯鞘型熱融着繊維30質量%と、平均繊維径1.
3dtex−平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポ
リエステル合成繊維30質量%と、平均粒子径9〜12
μmのシリカ粉体15質量%とを混合抄紙して、厚さ
1.0mm、坪量210g/m、密度0.21g/c
の密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0012】(比較例1)平均繊維径1μmのCガラス
繊維55質量%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長
5mmの芯成分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエス
テルの芯鞘型熱融着繊維10質量%と、平均繊維径1.
3dtex−平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポ
リエステル合成繊維20質量%と、平均粒子径9〜12
μmのシリカ粉体15質量%とを混合抄紙して、厚さ
1.0mm、坪量210g/m、密度0.21g/c
の密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0013】(比較例2)平均繊維径1μmのCガラス
繊維55質量%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長
5mmの芯成分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエス
テルの芯鞘型熱融着繊維20質量%と、平均繊維径1.
3dtex−平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポ
リエステル合成繊維10質量%と、平均粒子径9〜12
μmのシリカ粉体15質量%とを混合抄紙して、厚さ
1.0mm、坪量210g/m、密度0.22g/c
の密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0014】(比較例3)平均繊維径1μmのCガラス
繊維55質量%と、平均繊維径2.2dtex−繊維長
5mmの芯成分がポリエステルで鞘成分が変性ポリエス
テルの芯鞘型熱融着繊維20質量%と、平均繊維径1.
3dtex−平均繊維長5mmのモノフィラメント状ポ
リエステル合成繊維25質量%とを混合抄紙して、厚さ
1.0mm、坪量190g/m、密度0.19g/c
の密閉形鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0015】上記実施例1乃至3並びに比較例1乃至3
の密閉型鉛蓄電池用セパレータについて、引張強さ、圧
縮破断強度、最大孔径、吸液速度及び電池組立性の各項
目について評価を行った。その結果を表1に示す。尚、
前記評価項目の評価方法については以下の通りとした。 (引張強さ)SBA S 0402(蓄電池工業会)に
準じて測定を行った。 (圧縮破断強度)ステンレス板上に載せた試料(セパレ
ータ)の上に、上方から、刃面を下向きにしてロードセ
ルに固定したカッター刃(オルファ製 型番LB−10
K、刃面の幅20mm)を毎分5mmの速度で降下さ
せ、カッター刃とステンレス板との接触交流抵抗が20
0Ω以下となった時のロードセル荷重を測定し、これを
圧縮破断強度とした。 (最大孔径)エチルアルコールを用いたバブル・ポイン
ト法により測定した。 (吸液速度)試料(セパレータ)を垂直に吊してその下
部より比重1.3の希硫酸液を浸漬し、10cmの高さ
にまで吸液するのに要する時間を測定し、吸液速度を算
出した。 (電池組立性)ポリエチレン多孔質フィルムセパレータ
用のメカニカルシール組立装置を用いて電池組立を行
い、電池組立性の評価を行った。まず、組立装置にセパ
レータシートを供給するに当たり、ロール状のセパレー
タからこれを巻き戻して組立装置へ送る必要があるが、
この際のセパレータ断紙の発生の有無を確認した。次
に、ギヤ噛み合わせによるメカニカルシール組立装置を
用いて袋加工されたセパレータの袋加工部での接着強
度、及び損傷の有無(切れ発生の有無など)を確認し
た。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように、実施例1乃至3
の密閉型鉛蓄電池用セパレータでは、引張強さ15N/
10mm以上、圧縮破断強度80N以上を満足してお
り、液式鉛蓄電池で一般に使用されるポリエチレン多孔
質フィルムセパレータ用のメカニカルシール組立装置を
利用してセパレータの加工をすることができ、しかも、
安価なエキスパンド極板を用いることができるので、密
閉型鉛蓄電池の総合コストの低下を図ることができる。
これに対して、比較例1の密閉型鉛蓄電池用セパレータ
では、熱融着性合成繊維の配合量が少ないため、引張強
さが12N/10mmと低くなり、ロール状セパレー
タから巻き戻してのメカニカルシール組立装置への供給
時にセパレータの断紙が発生し易く、また、袋加工され
たセパレータの袋加工部での接着が弱いものとなってし
まった。また、比較例2の密閉型鉛蓄電池用セパレータ
では、モノフィラメント状合成繊維の配合量が少ないた
め、圧縮破断強度が70Nと低くなり、メカニカルシー
ル組立装置のギヤ噛み合わせ部でセパレータ基材が破壊
され易く、接着部と非接着部の境目で切れが生じ易いも
のとなってしまった。また、比較例3の密閉型鉛蓄電池
用セパレータでは、組立に供するのに必要な強度を有し
ているが、無機粉体が配合されていないため吸液速度が
著しく遅いものとなってしまった。
【0018】
【発明の効果】本発明の密閉型鉛蓄電池用セパレータに
よれば、引張強さと圧縮破断強度の両者が優れているた
め、メカニカルシール組立装置を使用して袋加工して
も、セパレータの破断や切れなどが発生しにくいので、
高速に大量生産することができる。また、高温過充電時
の極板の変形(膨張・伸び)に起因するセパレータ突き
破れや切れを防止でき、過充電試験における電池寿命の
延長を図ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 秀夫 岐阜県不破郡垂井町630 日本無機株式会 社垂井工場内 Fターム(参考) 5H021 AA06 CC02 CC03 EE08 EE22 EE28 HH01 HH06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主
    構成とする密閉型鉛蓄電池用セパレータであって、前記
    セパレータの引張強さが15N/10mm以上、か
    つ、圧縮破断強度が80N以上であることを特徴とする
    密閉型鉛蓄電池用セパレータ。
  2. 【請求項2】 有機繊維、ガラス繊維及び無機粉体を主
    構成とする密閉型鉛蓄電池用セパレータであって、前記
    有機繊維としての熱融着性合成繊維が15〜30質量%
    とモノフィラメント状合成繊維が15〜30質量%、前
    記無機粉体が10〜25質量%、残部が前記ガラス繊維
    であることを特徴とする密閉型鉛蓄電池用セパレータ。
JP2002133340A 2002-03-31 2002-03-31 密閉型鉛蓄電池用セパレータ Withdrawn JP2003297328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133340A JP2003297328A (ja) 2002-03-31 2002-03-31 密閉型鉛蓄電池用セパレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133340A JP2003297328A (ja) 2002-03-31 2002-03-31 密閉型鉛蓄電池用セパレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003297328A true JP2003297328A (ja) 2003-10-17

Family

ID=29397421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133340A Withdrawn JP2003297328A (ja) 2002-03-31 2002-03-31 密閉型鉛蓄電池用セパレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003297328A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310274A (ja) * 2005-03-31 2006-11-09 Nippon Sheet Glass Co Ltd 液式鉛蓄電池用セパレータ及び液式鉛蓄電池
JP2008270186A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Nippon Sheet Glass Co Ltd 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池
JP2009245901A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nippon Sheet Glass Co Ltd 密閉型鉛蓄電池用セパレータおよび密閉型鉛蓄電池
WO2016121511A1 (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日立化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ及び鉛蓄電池
US10177360B2 (en) 2014-11-21 2019-01-08 Hollingsworth & Vose Company Battery separators with controlled pore structure
JP2021057157A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 旭化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ、および鉛蓄電池
EP3780148A4 (en) * 2018-04-09 2021-06-23 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha POROUS BODY, SEPARATOR FOR LEAD ACID ACCUMULATORS AND LEAD ACID ACCUMULATOR

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310274A (ja) * 2005-03-31 2006-11-09 Nippon Sheet Glass Co Ltd 液式鉛蓄電池用セパレータ及び液式鉛蓄電池
JP2008270186A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Nippon Sheet Glass Co Ltd 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池
JP2009245901A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nippon Sheet Glass Co Ltd 密閉型鉛蓄電池用セパレータおよび密閉型鉛蓄電池
US10177360B2 (en) 2014-11-21 2019-01-08 Hollingsworth & Vose Company Battery separators with controlled pore structure
US11239531B2 (en) 2014-11-21 2022-02-01 Hollingsworth & Vose Company Battery separators with controlled pore structure
WO2016121511A1 (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日立化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ及び鉛蓄電池
JPWO2016121511A1 (ja) * 2015-01-27 2017-11-02 日立化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ及び鉛蓄電池
EP3780148A4 (en) * 2018-04-09 2021-06-23 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha POROUS BODY, SEPARATOR FOR LEAD ACID ACCUMULATORS AND LEAD ACID ACCUMULATOR
JP2021057157A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 旭化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ、および鉛蓄電池
JP7360877B2 (ja) 2019-09-27 2023-10-13 旭化成株式会社 鉛蓄電池用セパレータ、および鉛蓄電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5432813B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池
JP4922664B2 (ja) 非水電解液電池用セパレータ及び非水電解液電池
EP1429401B1 (en) Enclosed lead battery-use separator and enclosed lead battery
JP5160285B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータおよび密閉型鉛蓄電池
RU2737961C2 (ru) Разделитель для щелочной батареи и щелочная батарея
JP4354349B2 (ja) アルカリ乾電池用セパレータの評価方法
US20080241662A1 (en) Separator for valve regulated lead-acid battery and valve regulated lead-acid battery
JP5419530B2 (ja) 電池用セパレータおよび電池
JP2003297328A (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ
JP2002313305A (ja) 鉛蓄電池用セパレータ及びそれを用いた鉛蓄電池
CA2260005C (en) Glass fiber separators for batteries
JP4261821B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ
JP3716077B2 (ja) 密閉形鉛蓄電池用セパレータ
JP4550391B2 (ja) 鉛蓄電池用セパレータ
JP6937453B1 (ja) ガラス繊維と熱融着性有機繊維を使用した密閉式鉛蓄電池用セパレーター
JP3705164B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池
JP3060632B2 (ja) 液式鉛蓄電池用セパレータ
JP2003242953A (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池
McGregor et al. Essential characteristics for separators in valve-regulated lead–acid batteries
JP7262686B1 (ja) 鉛蓄電池用ペースティングペーパー
JP6663646B2 (ja) 電池用セパレータおよび電池
JP5002102B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ
WO2024024721A1 (ja) ガラス繊維と熱融着性有機繊維を使用した鉛蓄電池用セパレーター
JP2985229B2 (ja) 蓄電池用セパレータ
EP4343885A1 (en) Nonwoven fabric for lead acid storage batteries, said nonwoven fabric using glass fibers and thermally adhesive binder fibers

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080109