JP2003297185A - スライドスイッチ及びその製造方法 - Google Patents
スライドスイッチ及びその製造方法Info
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Abstract
に関し、組立て易く、組立ての自動化も容易なスライド
スイッチ及びその製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 操作体13を付勢するばね15をケース
11の収納部11Aに収納すると共に、操作体13を移
動操作した際、ばね15を圧縮方向に押圧する押圧部1
3Bを操作体13に設けてスライドスイッチを構成する
ことによって、組立てが容易で、組立ての自動化も図り
易いものを得ることができる。
Description
ルカメラ等の各種電子機器に用いられるスライドスイッ
チ及びその製造方法に関するものである。
電子機器において、音量の切替えやズームの大小の操作
用スイッチとして、2方向への操作が可能で、手を離す
と中立位置に復帰する、所謂オートリターン型のスライ
ドスイッチが多く用いられている。
て、図5〜図7を用いて説明する。
図6は同分解斜視図であり、同図において、1は略箱形
で絶縁樹脂製のケースで、このケース1の後方の内側面
には導電金属製の複数の固定接点2が植設されると共
に、内底面には左右側面から延出し対向するリブ状の押
圧部1Aが設けられている。
部3Aがケース1前方へ突出すると共に、略中央下面に
設けた凹状の収納部3Bには、コイル状のばね5がやや
撓んだ状態で収納されている。
ース1の押圧部1Aが挿通する溝部3Cが設けられ、操
作体3がケース1内に左右方向へ移動可能に収納されて
いる。
間部が操作体3の後方側面に装着されると共に、やや撓
んだ状態で両端の接点部4Aがケース1の後方側面に弾
接している。
バー6が操作体3を収納したケース1上面の開口部を覆
って、スライドスイッチが構成されている。
ッチの製造方法について説明する。
後、収納部3Bが上向きになるように操作体3を保持し
て、収納部3Bにばね5を撓めながら収納する。
された収納部3Bが下向きになるように操作体3を保持
して、ケース1内に収納し、最後に、カバー6でケース
1上面の開口部を覆ってスライドスイッチが完成する。
から操作部3Aを左方向へ操作すると、図7の断面図に
示すように、操作体3の移動に伴って、ばね5の左端は
収納部3Bの左側面から離れて、ケース1の左側の押圧
部1Aに弾接し、収納部3Aの右側面に押圧されて圧縮
される。
両端の接点部4Aが、ケース1の後方側面を弾接摺動し
て、左側と中央の固定接点2に弾接し、可動接片4を介
してスイッチの電気的接続が行なわれる。
と、ばね5の右端が収納部3Aの右側面を押圧し、圧縮
されたばね5の付勢力によって、操作体3が元の中立位
置に復帰するように構成されている。
には、上記とは逆に、ばね5はケース1右側の押圧部1
Aと収納部3Bの左側面との間で圧縮され、可動接片4
の接点部4Aは中央と右側の固定接点2に弾接するよう
に構成されているものであった。
のスライドスイッチにおいては、組立ての際、操作体3
の収納部3Bを上向きにしてばね5を収納した後、この
操作体3を反転してケース1内に収納する必要があるた
め、組立て作業が煩雑で、時間を要するという課題があ
った。
るものであり、組立て易く、組立ての自動化も容易に図
ることができるスライドスイッチ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
に本発明は、以下の構成を有するものである。
を付勢するコイル状のばねをケースの収納部に収納する
と共に、操作体を移動操作した際、ばねを圧縮方向に押
圧する押圧部を操作体に設けたスライドスイッチを構成
したものであり、ばねをケースの収納部に収納すること
によって、組立ての際、ケースに対し、ばねや可動接片
を装着した操作体等を上から順次収納する、所謂、積上
げ式で組立てることができるため、組立てが容易で、組
立ての自動化も図り易いスライドスイッチを得ることが
できるという作用を有する。
発明において、押圧部を操作体の両端に対向させて設け
ると共に、この押圧部間の寸法をケースの収納部の寸法
よりもやや大きくしたものであり、組立ての際、ケース
の収納部にやや撓んだ状態で収納されたばねに、押圧部
をふれずに操作体を収納できるため、組立てをさらに容
易に行うことができるという作用を有する。
収納部にばねを収納した後、可動接片を装着した操作体
を上から順次収納して組立てる請求項1記載のスライド
スイッチの製造方法であり、組立てが容易で、安価なス
ライドスイッチを実現することができるという作用を有
する。
いて、図1〜図4を用いて説明する。
態によるスライドスイッチの断面図、図2は同分解斜視
図であり、同図において、11は略箱形でポリフェニレ
ンサルファイトやポリブチレンテレフタレート等の絶縁
樹脂製のケースで、このケース11の後方の内側面に
は、銅合金等に銀等の貴金属メッキが施された導電金属
製の複数の固定接点12A〜12Cが植設されている。
れた収納部11A内には、銅線等のコイル状のばね15
が長手方向にやや撓んだ状態で収納されると共に、収納
部11A両端には左右側面へ延出する溝部11Bが形成
されている。
やナイロン等の絶縁樹脂製の操作体で、操作部13Aが
ケース11前方へ突出すると共に、両端にはリブ状の押
圧部13Bが対向して設けられ、この押圧部13Bが溝
部11Bに挿通されて、操作体13がケース11内に左
右方向へ移動可能に収納されている。
間の寸法L1は、ケース11内底面のばね15が収納さ
れた収納部11Aの長手方向の寸法L2よりも、やや大
きく形成されている。
ッキが施された導電金属製の可動接片で、中間部が操作
体13の後方側面に装着されると共に、やや撓んだ状態
で両端の接点部14Aと14Bがケース11の後方側面
に弾接している。
カバーで、このカバー16が操作体13を収納したケー
ス11上面の開口部を覆って、スライドスイッチが構成
されている。
ッチの製造方法について説明する。
に対し、内底面の収納部11A内にばね15を撓めなが
ら収納する。
3を、押圧部13Bを下向きにして上からケース11内
に収納し、最後に、カバー16でケース11上面の開口
部を覆ってスライドスイッチが完成する。
し、各構成部品を上から順次収納する、所謂、積上げ式
で組立てを行うことができるため、組立ての自動化も容
易に図ることができる。
間の寸法L1は、ばね15が撓んで収納された収納部1
1Aの長手方向の寸法L2よりも、やや大きく形成され
ているため、ばね15に押圧部13Bをふれずに、操作
体13をケース11内へ収納することができる。
から操作部13Aを左方向へ操作すると、図3の断面図
に示すように、操作体13の移動に伴って、ばね15の
右端は収納部11Aの右側面から離れて、操作体13の
右側の押圧部13Bに押圧され、収納部11Aの左側面
との間で圧縮される。
14両端の接点部14Aと14Bが、ケース11の後方
側面を弾接摺動して、接点部14Aは中央の固定接点1
2Aに、接点部14Bは左側の固定接点12Bに各々弾
接し、可動接片14を介して固定接点12Aと12Bが
導通し、スイッチとしての電気的接続が行なわれる。
と、ばね15の右端が操作体13の右側の押圧部13B
を押圧し、圧縮されたばね15の付勢力によって、操作
体13が元の中立位置に復帰するように構成されてい
る。
合には、上記とは逆に、ばね15は操作体13の左側の
押圧部13Bと収納部11Aの右側面との間で圧縮さ
れ、可動接片14の接点部14Aは右側の固定接点12
Cに、接点部14Bは中央の固定接点12Aに各々弾接
するように構成されている。
13を付勢するばね15をケース11の収納部11Aに
収納すると共に、操作体13を移動操作した際、ばね1
5を圧縮方向に押圧する押圧部13Bを操作体13に設
けてスライドスイッチを構成することによって、組立て
の際、ケース11に対し、ばね15や可動接片14を装
着した操作体13等を上から順次収納し、積上げ式で組
立てることができるため、組立てが容易で、組立ての自
動化も図り易いスライドスイッチ及びその製造方法を得
ることができるものである。
対向させて設けると共に、この押圧部13B間の寸法L
1をケース11の収納部11Aの寸法L2よりもやや大
きくすることによって、組立ての際、ケース11の収納
部11Aにやや撓んだ状態で収納されたばね15に、押
圧部13Bをふれずに操作体13を収納できるため、組
立てをさらに容易に行うことができる。
面に収納部11Aを窪ませて設けた構成として説明した
が、図4の分解斜視図に示すように、略L字状の四つの
突出部17Aによって、ケース17の内底面上に収納部
17Bを形成し、これにばね15を収納する構成として
も、本発明の実施は可能である。
容易で、組立ての自動化も図り易いスライドスイッチ及
びその製造方法を得ることができるという有利な効果が
得られる。
の断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の固定接点が植設されたケースと、
このケース内に移動可能に収納された操作体と、この操
作体に装着され前記固定接点に接離する可動接片と、前
記操作体を付勢するコイル状のばねからなり、前記ばね
をケースの収納部に収納すると共に、操作体を移動操作
した際、前記ばねを圧縮方向に押圧する押圧部を操作体
に設けたスライドスイッチ。 - 【請求項2】 押圧部を操作体の両端に対向させて設け
ると共に、この押圧部間の寸法をケースの収納部の寸法
よりもやや大きくした請求項1記載のスライドスイッ
チ。 - 【請求項3】 ケースに対し、収納部にばねを収納した
後、可動接片を装着した操作体を上から順次収納して組
立てる請求項1記載のスライドスイッチの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100973A JP2003297185A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | スライドスイッチ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100973A JP2003297185A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | スライドスイッチ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297185A true JP2003297185A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29388546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002100973A Pending JP2003297185A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | スライドスイッチ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003297185A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008117687A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Sharp Corp | ボタンのスライド構造 |
JP2008186651A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Canon Inc | 操作装置及び電子機器 |
JP2011044294A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Smk Corp | スライドスイッチ |
US8395062B2 (en) | 2004-02-06 | 2013-03-12 | Tyco Electronics Raychem Kk | Switch and device using the switch |
CN105489429A (zh) * | 2014-10-03 | 2016-04-13 | 欧姆龙株式会社 | 开关装置 |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002100973A patent/JP2003297185A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105489429B (zh) * | 2014-10-03 | 2020-07-14 | 欧姆龙株式会社 | 开关装置 |
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