JP2003295128A - メガネに取付ける拡大器 - Google Patents

メガネに取付ける拡大器

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JP2003295128A
JP2003295128A JP2002102291A JP2002102291A JP2003295128A JP 2003295128 A JP2003295128 A JP 2003295128A JP 2002102291 A JP2002102291 A JP 2002102291A JP 2002102291 A JP2002102291 A JP 2002102291A JP 2003295128 A JP2003295128 A JP 2003295128A
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JP
Japan
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magnifier
clip
glasses
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Application number
JP2002102291A
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English (en)
Inventor
Seiji Okumura
清治 奥村
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FUKUI GANKYO CO Ltd
Original Assignee
FUKUI GANKYO CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手術等の細かい作業を行う際にメガネのフロ
ント部に取付ける拡大器であって、常に掛けている自分
のメガネを利用して簡単に着脱出来るようにした拡大器
の提供。 【解決手段】 フロント部9のレンズ10,10を挟み
込むクリップ片7a,7bを備えたクリップ部2からリ
ンク5,6を正面側へ延ばし、このリンク端には左右方
向へ延びるアーム3a,3bを取付け、このアーム3
a,3bには所定の間隔をおいて拡大鏡1a,1bをネ
ジ止めすると共に、ネジ4a,4bを弛めることでその
位置及び向きが調整出来るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手術等の細かい手作
業を行う際にメガネのフロント部に取付けて使用する拡
大器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手術を行う外科医は拡大器を掛けて作業
をする場合が多く、特に肉眼では見え難い脳神経や心臓
などの手術ではこの拡大鏡なしでの作業は不可能であ
る。ところで、従来では拡大器を顔に掛けてゴムバンド
にて頭に締め、又メガネを着用している人であればメガ
ネの上に拡大器を配置するようにしてゴムバンドで頭に
締め付けている。すなわち、メガネレンズの正面に拡大
器が位置するようにゴムバンドで止着しており、拡大器
が不要な時にはゴムバンドごと頭から外すことになる。
手術では血液が飛散して目に入ることを防止する為に、
視力の悪くない人であってもガラス入りのメガネを掛け
る場合が多い。
【0003】ところで、手術中に拡大器が必要な場合も
あれば、拡大器を外して手術した方が便利な場合もあ
り、従来のゴムバンド方式では、その都度、掛けたり外
したりすることが面倒となる。又、拡大器は湾曲したメ
ガネレンズに当接している為に、その位置が定まらずし
て両拡大器の向きも一定せず、焦点が合わない状態で使
用している場合も多い。
【0004】そこで出願人は平成12年6月9日付けで
「拡大鏡付きメガネ」を特許出願している(特開200
1−350123)。ところで該拡大鏡付きメガネとは
「フロント部からはリンク体を延ばし、リンク体の先端
には両側へ延びるアーム片を有すアームを取着し、この
アーム片に拡大鏡を取付けると共に、両拡大鏡間距離は
変えることが出来るようにしている。」
【0005】従って、拡大器はメガネと一体化して組合
されている為に、拡大器が取付けられた特別なメガネを
準備しなくてはならず、メガネを常時掛けている人にと
っては不経済である。又、視力が変る度に拡大鏡ごと交
換しなくてはならないことも問題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の拡大
鏡付きメガネには上記のごとき問題がある。本発明が解
決しようとする課題はこれら問題点であり、拡大器の着
脱が容易なようにメガネのフトント部に手軽に取付けす
ることが出来るメガネの拡大器を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る拡大器はメガ
ネのフロント部に取付けて使用できる構造とし、フロン
ト部を挟み込むクリップ部を備えている。クリップ部か
らリンク体を延ばし、該リンク体の先端にはアームを取
着し、このアームに拡大鏡が取付けられている。アーム
はリンクの両側へ延び、拡大鏡はアームに沿ってスライ
ド可能となっている。すなわち、両拡大鏡間の距離は調
整可能としている。そして適当な位置で固定する為のネ
ジが設けられている。
【0008】ところで、上記リンク体は複数のリンクが
連結して構成され、各リンクは軸ネジを介して屈曲可能
となっている。従って、リンクを屈曲することで、拡大
鏡とフロント部及び目との距離を調整することが出来、
又拡大鏡の上下方向並びに左右方向の向きの調整も可能
となる。そして、不必要な場合にはリンク体を屈曲して
フロント部の上方へ跳ね上げることが出来る。
【0009】クリップは左右のレンズを挟むことが出来
るように、対を成す2本のクリップ片を備え、該クリッ
プ片はレンズ面をキズ付けないように軟らかいゴム製チ
ューブを被覆している。又、レンズの湾曲面に馴染むこ
とが出来るように、ストレートではなく、適度に湾曲又
は屈曲した形状を成している。以下、本発明に係る実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る拡大器を示している実施
例であり、(a)は正面図、(b)は側面図を夫々表してい
る。そして同図の1,1は拡大鏡、2はクリップ部を示
し、拡大鏡1a,1bは左右に延びるアーム3a,3b
にネジ4a,4bを介して取付けられ、又該ネジ4a,
4bを弛めることで拡大鏡1a,1bの位置をアーム3
a,3bに沿ってスライド移動することが出来る。
【0011】アーム3の中央にはリンク5,6が連結
し、リンク6の端には上記クリップ部2が取付けられて
いる。クリップ部2は所定の間隔をおいて対を成す2本
のクリップ片7a,7bが下方へ延びている。正面側の
クリップ片7aはストレートであるが、後方側のクリッ
プ片7bは湾曲していて、レンズを挟む際にレンズ面に
馴染むように成っている。
【0012】クリック部2にはバネが取付けられてい
て、対を成す両クリップ片7a,7bは常に閉じる方向
にバネ力が付勢され、又両クリップ片7a,7bには軟
らかいゴム製チューブ8,8が被覆されて、レンズを挟
んだ際にレンズ面をキズ付けないようにしている。
【0013】図2、図3は本発明の拡大器をメガネのフ
ロント部9に取付けた場合を示している。両クリップ片
7a,7bはフロント部9のリムに嵌っているレンズ1
0を挟み込み、拡大器は安定して取付けられる。ところ
で、拡大鏡1a,1bの位置は細かい作業がし易いよう
に自由に変えることが出来、フロン部9に対して上下方
向の位置(高さ)はレンズ10を挟むクリップ片7a,7
bの位置によって調整出来る。
【0014】又、左右方向の位置、並びに両拡大鏡1
a,1b間距離はネジ4a,4bを緩めてアーム3a,
3bに沿ってスライドすることで調整可能となる。そし
て拡大鏡1a,1bの水平方向の向きは、同じくネジ4
a,4bを弛めることで調整出来、上下方向の向きはリ
ンク5の傾きを変えることで調整可能となる。すなわ
ち、クリップ部2から正面へ延びるリンク6の先端軸1
1に連結しているリンク5はその傾きを変えることが出
来、さらにリンク5の先端軸12に取付けられているア
ーム3の傾きが変わる。従って、拡大鏡1a,1bの上
下方向の向きを自由に調整出来、不要な時には跳ね上げ
ることが出来る。
【0015】図4は本発明の拡大器を示す他の実施例で
あり、拡大鏡の代わりに望遠鏡13a,13bを取付け
ている。望遠鏡13は対象物をより拡大して見ることが
出来ると共に、拡大率を変化させることも可能となる。
従ってより細かい作業に適している。その他の構造は前
記図1にて説明した場合と共通している為に省略する。
【0016】図5、図6は図4に示す拡大器をメガネの
フロント部にクリップして取付けた場合であり、これも
前記図2、図3にて説明した場合と共通する為に詳細な
説明は省略する。以上述べたように、本発明に係る拡大
器はメガネのフロント部に着脱可能に取付け出来るよう
にしたものであり、次のような効果を得ることが出来
る。
【0017】
【発明の効果】このように、本発明の拡大器は常時掛け
ている自分のメガネフロント部のレンズを挟み込んで取
付けることが出来る。そして手術等の作業で拡大器が必
要な場合に何時でも取付けでき、不要な場合には取外し
可能である。又拡大鏡はクリップ部とリンクを介して連
結している為に、上方へ跳ね上げることが出来、しかも
拡大鏡の間隔、向きなどの位置は自由に調整可能であ
る。
【0018】本発明の拡大器は自分のメガネに取付け出
来る為に、便利であると共に経済的である。そして従来
のゴムバンドにて頭に掛ける場合に比較して非常に使い
易い。拡大鏡はリンクにて支持されたアームに取着され
ていて、適当な位置に移動すると共にその向きを変え
て、最も見易い状態にセット出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る拡大器を示す実施例。
【図2】本発明に係る拡大器をフロント部に取付けた正
面図。
【図3】本発明に係る拡大器をフロント部に取付けた側
面図。
【図4】本発明に係る拡大器を示す他の実施例。
【図5】本発明に係る拡大器をフロント部に取付けた正
面図。
【図6】本発明に係る拡大器をフロント部に取付けた側
面図。
【符号の説明】
1 拡大鏡 2 クリップ部 3 アーム 4 ネジ 5 リンク 6 リンク 7 クリップ片 8 ゴム製チューブ 9 フロント部 10 レンズ 11 軸 12 軸 13 望遠鏡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細かい作業を行う為にメガネのフロント
    部に取付ける拡大器において、フロント部のレンズを挟
    み込むクリップ片を備えたクリップ部からリンクを正面
    側へ延ばし、リンクには左右方向へ延びるアームを取付
    け、そして該アームには所定の間隔をおいて両拡大鏡を
    取付けると共にその位置及び向きを調整可能としたこと
    を特徴とするメガネに取付ける拡大器。
  2. 【請求項2】 細かい作業を行う為にメガネのフロント
    部に取付ける拡大器において、フロント部のレンズを挟
    み込むクリップ片を備えたクリップ部からリンクを正面
    側へ延ばし、リンクには左右方向へ延びるアームを取付
    け、そして該アームには所定の間隔をおいて両望遠鏡を
    取付けると共にその位置及び向きを調整可能としたこと
    を特徴とするメガネに取付ける拡大器。
  3. 【請求項3】 上記クリップ部とアーム間に設けたリン
    クは互いに屈曲する複数本で構成した請求項1、又は請
    求項2記載のメガネに取付ける拡大器。
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