JP2003294349A - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

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JP2003294349A JP2002095066A JP2002095066A JP2003294349A JP 2003294349 A JP2003294349 A JP 2003294349A JP 2002095066 A JP2002095066 A JP 2002095066A JP 2002095066 A JP2002095066 A JP 2002095066A JP 2003294349 A JP2003294349 A JP 2003294349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電時にも円滑にショーケース等の温度デー
タの管理を行うことができる集中管理装置を提供する。 【解決手段】 集中管理装置は、複数のショーケース等
の運転状態を一括して管理するものであって、この集中
管理装置は、集中コントローラ1と、各ショーケースS
等にそれぞれ設けられ、集中コントローラに所定台数接
続可能とされた内蔵コントローラ2とを具備して構成さ
れ、内蔵コントローラ2は、少なくとも温度センサ4
と、この温度センサが計測したデータを集中コントロー
ラに送信するための通信手段とを備えると共に、集中コ
ントローラは、少なくとも内蔵コントローラから送信さ
れて来るデータを受信する通信手段を備え、停電時に集
中コントローラと内蔵コントローラに電力を供給する無
停電電源装置6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ース等の運転状態を一括して集中管理するためのショー
ケース等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数台のショーケースや冷蔵庫、空調
機等が設置されるが、従来各ショーケース等はそれぞれ
温度調節器や霜取用のタイマーから構成される制御装置
によって個別に制御されているのが現状である。従っ
て、ショーケース等の温度や霜取時間等の各種設定作業
は、当該ショーケース等の設置されている場所において
個々に行わなければならない。そのため、季節や天候に
より設定を変更する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができないと共に、ショーケース等において異常
事態が発生して警報が発せられても、従来係る警報は個
々のショーケース等において行われており、多数のショ
ーケース等が設置されている店舗においてはどのショー
ケースで警報が発生しているかについても容易に把握す
ることができない問題があった。
【0004】そのため、例えば特開平5−264142
号公報(F25D11/00)では、マイクロコンピュ
ータにより構成した主制御装置(或いはパーソナルコン
ピュータにより構成した中央管理装置。何れも上位制御
装置)に通信線によって各ショーケースの端末側制御装
置を接続し、各ショーケースの各種設定作業を主制御装
置或いは中央管理装置にて行い、且つ、ショーケースの
運転状況(温度データなど)及び警報に関するデータを
主制御装置或いは中央管理装置に収集して一括管理する
よう構成していた。
【0005】図4は係る店舗における従来の集中管理装
置のシステム構成図を示している。この図においてSは
店舗に複数台設置された冷凍或いは冷蔵ショーケース、
R1は冷蔵庫、R2は業冷庫、Pはプレハブ冷蔵庫、A
は空調機であり、100はこれらの運転状態を集中して
管理するための集中管理装置を構成する上位制御装置と
しての集中コントローラである。
【0006】各ショーケースS・・・や冷蔵庫R1、業
冷庫R2、プレハブ冷蔵庫P、Pや空調機Aには集中管
理装置を構成する端末側制御装置としての内蔵コントロ
ーラ101がそれぞれ取り付けられており、これら内蔵
コントローラ101・・・は通信線102により集中コ
ントローラ100と接続されている。
【0007】各内蔵コントローラ101は汎用のマイク
ロコンピュータ(制御手段)にて構成されると共に、シ
ョーケースSや冷蔵庫R1、業冷庫R2、プレハブ冷蔵
庫P、Pの庫内温度や空調機Aでは室内温度を計測する
温度計測手段としての温度センサ103を有している。
マイクロコンピュータは温度センサ103を用いて温度
計測を実行する温度計測部や、計測データを用いて温度
制御を実行する制御部、各種データを記憶する記憶手段
としてのメモリ、通信線102を介して集中コントロー
ラ100とデータの授受を行うための通信機能(通信手
段)、データの表示を行う表示器等を有している。ま
た、内蔵コントローラ101のマイクロコンピュータは
独自のアドレスを保有しており、集中コントローラ10
0とのデータ通信にてこのアドレスが用いられる。
【0008】一方、集中コントローラ100も汎用のマ
イクロコンピュータ(制御手段)にて構成される。この
マイクロコンピュータはデータの管理を実行する制御部
の他、各種データを記憶する記憶手段としてのメモリ、
通信線102を介して各内蔵コントローラ101・・・
とデータの授受を行うための通信機能(通信手段)、デ
ータの表示を行う表示器等を有している。
【0009】そして、各内蔵コントローラ101・・・
のマイクロコンピュータの制御部の温度計測部は温度セ
ンサ103を用いて計測した温度データをメモリに記憶
し、また、通信機能を用いて通信線102を介し、集中
コントローラ100に当該温度データを送信する。集中
コントローラ100のマイクロコンピュータの制御部は
通信機能を用い、通信線102を介して各内蔵コントロ
ーラ101・・・からの温度データを受信し、メモリに
保存すると共に、操作に応じてそれらの表示を行う。こ
れによって、店舗に設置された複数台のショーケースS
・・や冷蔵庫R1等の温度データを収集し、集中して管
理するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
集中管理装置が導入された店舗において停電が発生した
場合、各ショーケースS等における温度計測も停止す
る。しかしながら、この停電中における温度変化が集中
管理上最も必要とされるものであることは周知の事実で
ある。そこで、図5に示されるように係る停電時に集中
コントローラ100に電力を供給するバックアップ電源
手段としての無停電電源装置(UPS)107を設け、
更に、各ショーケースS・・や冷蔵庫R1、業冷庫R
2、プレハブ冷蔵庫P、Pや空調機Aには外付けの温度
センサ104をそれぞれ追加して取り付ける。そして、
各温度センサ104・・・をリード線106で集中コン
トローラ100のマイクロコンピュータが有する温度計
測部に接続する。
【0011】係る構成によれば係る停電時にも集中コン
トローラ100に各温度センサ104・・・が計測した
各ショーケースS・・や冷蔵庫R1、業冷庫R2、プレ
ハブ冷蔵庫P、Pの庫内温度や空調機Aの室内温度を取
り込むことができるが、複数の温度センサの追加が必要
となり、システム管理が複雑となる。また、温度センサ
を追加できない場合はシステム自体構築が不可能とな
る。
【0012】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、停電時にも円滑にショー
ケース等の温度データの管理を行うことができる集中管
理装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の集中管
理装置は、複数のショーケース等の運転状態を一括して
管理するものであって、この集中管理装置は、上位制御
装置と、各ショーケース等にそれぞれ設けられ、上位制
御装置に所定台数接続可能とされた端末側制御装置とを
具備して構成され、端末側制御装置は、少なくとも温度
計測手段と、この温度計測手段が計測したデータを上位
制御装置に送信するための通信手段とを備えると共に、
上位制御装置は、少なくとも端末側制御装置から送信さ
れて来るデータを受信する通信手段を備え、停電時に上
位制御装置と端末側制御装置に電力を供給するバックア
ップ電源手段を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項1の発明によれば、複数のショーケ
ース等の運転状態を一括して管理する集中管理装置にお
いて、この集中管理装置は、上位制御装置と、各ショー
ケース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に所定台数
接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
れ、端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、こ
の温度計測手段が計測したデータを上位制御装置に送信
するための通信手段とを備えると共に、上位制御装置
は、少なくとも端末側制御装置から送信されて来るデー
タを受信する通信手段を備え、停電時に上位制御装置と
端末側制御装置に電力を供給するバックアップ電源手段
を設けたので、停電が発生した場合にも、各端末側制御
装置において計測された温度データを上位制御装置に取
り込み、管理することが可能となる。特に、温度センサ
などの増設も不要であるので、システム管理の煩雑化も
来さないものである。
【0015】請求項2の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記においてバックアップ電源手段は、上位
制御装置の通信手段と端末側制御装置の温度計測手段及
び通信手段にのみ電力を供給することを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、上記に加えてバ
ックアップ電源手段は、上位制御装置の通信手段と端末
側制御装置の温度計測手段及び通信手段にのみ電力を供
給するので、停電時の温度データの管理を低容量のバッ
クアップ電源手段にて達成可能となる。これにより、コ
ストの低減を図ることが可能となるものである。
【0017】請求項3の発明のショーケース等の集中管
理装置は、複数のショーケース等の運転状態を一括して
管理するものであって、この集中管理装置は、上位制御
装置と、各ショーケース等にそれぞれ設けられ、上位制
御装置に所定台数接続可能とされた端末側制御装置とを
具備して構成され、端末側制御装置は、少なくとも温度
計測手段と、この温度計測手段が計測したデータを上位
制御装置に送信するための通信手段と、データを記憶す
る記憶手段とを備えると共に、上位制御装置は、少なく
とも端末側制御装置から送信されて来るデータを受信す
る通信手段を備え、停電時に端末側制御装置の温度計測
手段及び記憶手段のみに電力を供給するバックアップ電
源手段を設けたことを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、複数のショーケ
ース等の運転状態を一括して管理する集中管理装置にお
いて、この集中管理装置は、上位制御装置と、各ショー
ケース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に所定台数
接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
れ、端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、こ
の温度計測手段が計測したデータを上位制御装置に送信
するための通信手段と、データを記憶する記憶手段とを
備えると共に、上位制御装置は、少なくとも端末側制御
装置から送信されて来るデータを受信する通信手段を備
え、停電時に端末側制御装置の温度計測手段及び記憶手
段のみに電力を供給するバックアップ電源手段を設けた
ので、停電が発生した場合にも各端末側制御装置におい
て温度データを計測し、記憶手段に保存しておくことが
可能となる。
【0019】これにより、停電中における温度管理を実
現し、復旧後に記憶手段内のデータを上位制御装置に取
り込むことで、支障無く集中管理することが可能となる
ものである。
【0020】請求項4の発明のショーケース等の集中管
理装置は、複数のショーケース等の運転状態を一括して
管理するものであって、この集中管理装置は、上位制御
装置と、各ショーケース等にそれぞれ設けられ、上位制
御装置に所定台数接続可能とされた端末側制御装置とを
具備して構成され、端末側制御装置は、少なくとも温度
計測手段と、この温度計測手段が計測したデータを上位
制御装置に送信するための通信手段とを備えると共に、
上位制御装置は、少なくとも端末側制御装置から送信さ
れて来るデータを受信する通信手段を備え、停電時に上
位制御装置に電力を供給するバックアップ電源手段を設
けると共に、温度計測手段を端末側制御装置に接続する
か上位制御装置に接続するかを切り換える切替手段を設
けたことを特徴とする。
【0021】請求項4の発明によれば、複数のショーケ
ース等の運転状態を一括して管理する集中管理装置にお
いて、この集中管理装置は、上位制御装置と、各ショー
ケース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に所定台数
接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
れ、端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、こ
の温度計測手段が計測したデータを上位制御装置に送信
するための通信手段とを備えると共に、上位制御装置
は、少なくとも端末側制御装置から送信されて来るデー
タを受信する通信手段を備え、停電時に上位制御装置に
電力を供給するバックアップ電源手段を設けると共に、
温度計測手段を端末側制御装置に接続するか上位制御装
置に接続するかを切り換える切替手段を設けたので、停
電が生じた場合にはバックアップ電源手段にて上位制御
装置に電力を供給し、且つ、切替手段にて温度計測手段
を上位制御装置に接続することで、各端末側制御装置の
温度計測手段により計測された温度データを上位制御装
置に取り込み、管理することが可能となる。特に、前述
同様に温度センサなどの増設も不要であるので、システ
ム管理の煩雑化も来さないものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の集中管理装置のシステ
ム構成図である。本発明の集中管理装置のシステムは、
スーパーマーケットなどの店舗に設置され、マイクロコ
ンピュータによって構成された集中コントローラ1(上
位制御装置)と、複数の内蔵コントローラ2・・・とか
ら構築される。
【0023】図1において、Sは店舗に複数台設置され
た冷凍或いは冷蔵ショーケース、R1は冷蔵庫、R2は
業冷庫、Pはプレハブ冷蔵庫、Aは空調機であり、それ
ぞれ前記内蔵コントローラ2が取り付けられ、これら内
蔵コントローラ2・・・は通信線3により集中コントロ
ーラ1に複数台接続可能とされている。
【0024】各内蔵コントローラ2は汎用のマイクロコ
ンピュータ(制御手段)にて構成されると共に、ショー
ケースSや冷蔵庫R1、業冷庫R2、プレハブ冷蔵庫
P、Pの庫内温度や空調機Aでは室内温度を計測する温
度計測手段としての温度センサ4を有している。マイク
ロコンピュータは温度センサ4を用いて温度計測を実行
する温度計測部や、計測データを用いて温度制御を実行
する制御部、各種データを記憶する記憶手段としてのメ
モリ、通信線3を介して集中コントローラ1とデータの
授受を行うための通信機能(通信手段)、データの表示
を行う表示器、送風機やコンプレッサなどを制御するリ
レー等を有している。また、内蔵コントローラ2のマイ
クロコンピュータは独自のアドレスを保有しており、集
中コントローラ1とのデータ通信にてこのアドレスが用
いられる。
【0025】一方、集中コントローラ1も汎用のマイク
ロコンピュータ(制御手段)にて構成される。このマイ
クロコンピュータはデータの管理を実行する制御部の
他、各種データを記憶する記憶手段としてのメモリ、通
信線3を介して各内蔵コントローラ2・・・とデータの
授受を行うための通信機能(通信手段)、データの表示
を行う表示器等を有している。
【0026】また、6は停電時に集中コントローラ1と
内蔵コントローラ2・・・に電力を供給するためのバッ
クアップ電源手段としての無停電電源装置(UPS)で
あり、この場合、集中コントローラ1に無停電電源装置
6は接続され、各内蔵コントローラ2・・・にはバック
アップ電源線7を介して給電されることになる。
【0027】尚、この無停電電源装置6にてバックアッ
プされるのは、集中コントローラ1においてはマイクロ
コンピュータの前記制御部、メモリ、通信機能のみであ
り、表示器などは給電されない。また、内蔵コントロー
ラ2においては上記温度センサ4を含むマイクロコンピ
ュータの温度計測部や制御部、メモリと通信機能のみが
バックアップされ、前記表示器やリレーなどには給電は
なされないように構成されている。
【0028】以上の構成で、次に動作を説明する。各内
蔵コントローラ2・・・のマイクロコンピュータの制御
部の温度計測部は温度センサ4を用いて計測した温度デ
ータをメモリに記憶し、また、通信機能を用いて通信線
3を介し、集中コントローラ1に当該温度データを送信
する。集中コントローラ1のマイクロコンピュータの制
御部は通信機能を用い、通信線3を介して各内蔵コント
ローラ2・・・からの温度データを受信し、メモリに保
存すると共に、操作に応じてそれらの表示を行う。これ
によって、店舗に設置された複数台のショーケースS・
・や冷蔵庫R1等の温度データを収集し、集中して管理
する。
【0029】一方、店舗に停電が発生した場合には、無
停電電源装置6が前述の如く集中コントローラ1のマイ
クロコンピュータの前記制御部、メモリ、通信機能に給
電し、内蔵コントローラ2の上記温度センサ4を含むマ
イクロコンピュータの温度計測部や制御部、メモリと通
信機能に給電する。
【0030】これにより、各内蔵コントローラ2・・・
においては正常時同様、マイクロコンピュータの制御部
の温度計測部が温度センサ4を用いて温度データを計測
し、メモリに記憶できる。そして、通信機能を用いて通
信線3を介し、集中コントローラ1に当該温度データを
送信できる。一方、集中コントローラ1のマイクロコン
ピュータの制御部は通信機能を用い、通信線3を介して
各内蔵コントローラ2・・・からの温度データを受信
し、メモリに保存できる。
【0031】これにより、係る停電時にも各ショーケー
スS・・などにおける庫内温度の監視が可能となる。ま
た、この場合、集中コントローラ1や内蔵コントローラ
2・・・では表示器や電力を消費するリレーへのバック
アップは成されないので、データの表示や機器の制御な
どは不可能となるが、その分、低容量の無停電電源装置
6で長時間バックアップが可能となり、温度監視コスト
の削減が図れるようになる。
【0032】次に、図2は本発明の集中管理装置の他の
システム構成を示している。この図において図1と同一
符号は同一若しくは同様の機能を奏するものとする。こ
の図においては集中コントローラ1から各内蔵コントロ
ーラ2・・へのバックアップ電源線は無く、その代わり
に各内蔵コントローラ2に電池8(バックアップ電源手
段となる)が取り付けられている。この電池8は前述同
様内蔵コントローラ2の温度センサ4を含むマイクロコ
ンピュータの温度計測部や制御部、メモリと通信機能の
みをバックアップし、前記表示器やリレーなどには給電
しない。
【0033】係る構成によっても停電時には内蔵コント
ローラ2に電池8から給電されるので、各内蔵コントロ
ーラ2・・・においては正常時同様、マイクロコンピュ
ータの制御部の温度計測部が温度センサ4を用いて温度
データを計測し、メモリに記憶できる。そして、通信機
能を用いて通信線3を介し、集中コントローラ1に当該
温度データを送信できる。集中コントローラ1のマイク
ロコンピュータの制御部は無停電電源装置6にて給電さ
れ、通信機能を用い、通信線3を介して各内蔵コントロ
ーラ2・・・からの温度データを受信し、メモリに保存
できる。
【0034】これにより、係る停電時にも各ショーケー
スS・・などにおける庫内温度の監視が可能となる。ま
た、この場合、集中コントローラ1や内蔵コントローラ
2・・・では表示器や電力を消費するリレーへのバック
アップは成されないので、データの表示や機器の制御な
どは不可能となるが、その分、低容量の無停電電源装置
6や電池8で長時間バックアップが可能となり、温度監
視コストの削減が図れるようになる。
【0035】次に、図3は本発明の集中管理装置のもう
一つの他のシステム構成を示している。この図において
図1と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するもの
とする。この図においても集中コントローラ1から各内
蔵コントローラ2・・へのバックアップ電源線は無く、
その代わりに各内蔵コントローラ2には切替器(切替手
段)9を介して温度センサ4が取り付けられ、この切替
器9にデータ線11が接続されてこのデータ線11が集
中コントローラ1に接続された構成とされている。
【0036】この切替器9はアナログスイッチICにて
構成され、サーミスタにて構成された温度センサ4の計
測データも切替可能とされている。
【0037】係る構成によっても正常時には切替器9が
温度センサ4を内蔵コントローラ2に接続し、停電時に
はデータ線11に接続することで、集中コントローラ1
は各温度センサ4・・が計測した各ショーケースS・・
などの温度データを取り込むことができるようになる。
そして、集中コントローラ1のマイクロコンピュータの
制御部は無停電電源装置6にて給電され、データ線11
から取り込んだ温度データを受信し、メモリに保存でき
る。
【0038】これにより、係る停電時にも各ショーケー
スS・・などにおける庫内温度の監視が可能となる。ま
た、この場合、内蔵コントローラ2・・・のバックアッ
プが不要となるので、その分、更に低容量の無停電電源
装置6で長時間バックアップが可能となり、温度監視コ
ストの削減が図れるようになる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、複数のショーケース等の運転状態を一括して管理す
る集中管理装置において、この集中管理装置は、上位制
御装置と、各ショーケース等にそれぞれ設けられ、上位
制御装置に所定台数接続可能とされた端末側制御装置と
を具備して構成され、端末側制御装置は、少なくとも温
度計測手段と、この温度計測手段が計測したデータを上
位制御装置に送信するための通信手段とを備えると共
に、上位制御装置は、少なくとも端末側制御装置から送
信されて来るデータを受信する通信手段を備え、停電時
に上位制御装置と端末側制御装置に電力を供給するバッ
クアップ電源手段を設けたので、停電が発生した場合に
も、各端末側制御装置において計測された温度データを
上位制御装置に取り込み、管理することが可能となる。
特に、温度センサなどの増設も不要であるので、システ
ム管理の煩雑化も来さないものである。
【0040】請求項2の発明によれば、上記に加えてバ
ックアップ電源手段は、上位制御装置の通信手段と端末
側制御装置の温度計測手段及び通信手段にのみ電力を供
給するので、停電時の温度データの管理を低容量のバッ
クアップ電源手段にて達成可能となる。これにより、コ
ストの低減を図ることが可能となるものである。
【0041】請求項3の発明によれば、複数のショーケ
ース等の運転状態を一括して管理する集中管理装置にお
いて、この集中管理装置は、上位制御装置と、各ショー
ケース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に所定台数
接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
れ、端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、こ
の温度計測手段が計測したデータを上位制御装置に送信
するための通信手段と、データを記憶する記憶手段とを
備えると共に、上位制御装置は、少なくとも端末側制御
装置から送信されて来るデータを受信する通信手段を備
え、停電時に端末側制御装置の温度計測手段及び記憶手
段のみに電力を供給するバックアップ電源手段を設けた
ので、停電が発生した場合にも各端末側制御装置におい
て温度データを計測し、記憶手段に保存しておくことが
可能となる。
【0042】これにより、停電中における温度管理を実
現し、復旧後に記憶手段内のデータを上位制御装置に取
り込むことで、支障無く集中管理することが可能となる
ものである。
【0043】請求項4の発明によれば、複数のショーケ
ース等の運転状態を一括して管理する集中管理装置にお
いて、この集中管理装置は、上位制御装置と、各ショー
ケース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に所定台数
接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
れ、端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、こ
の温度計測手段が計測したデータを上位制御装置に送信
するための通信手段とを備えると共に、上位制御装置
は、少なくとも端末側制御装置から送信されて来るデー
タを受信する通信手段を備え、停電時に上位制御装置に
電力を供給するバックアップ電源手段を設けると共に、
温度計測手段を端末側制御装置に接続するか上位制御装
置に接続するかを切り換える切替手段を設けたので、停
電が生じた場合にはバックアップ電源手段にて上位制御
装置に電力を供給し、且つ、切替手段にて温度計測手段
を上位制御装置に接続することで、各端末側制御装置の
温度計測手段により計測された温度データを上位制御装
置に取り込み、管理することが可能となる。特に、前述
同様に温度センサなどの増設も不要であるので、システ
ム管理の煩雑化も来さないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】もう一つの本発明のショーケース等の集中管理
装置のシステム構成図である。
【図3】更にもう一つの本発明のショーケース等の集中
管理装置のシステム構成図である。
【図4】従来の集中管理装置のシステム構成図である。
【図5】もう一つの従来の集中管理装置のシステム構成
図である。
【符号の説明】
1 集中コントローラ(上位制御装置) 2 内蔵コントローラ(端末側制御装置) 3 通信線 4 温度センサ(温度計測手段) 6 無停電電源装置(バックアップ電源手段) 7 バックアップ電源線 8 電池(バックアップ電源手段) 9 切替器(切替手段) 11 データ線 A 空調機 P プレハブ冷蔵庫 R1 冷蔵庫 R2 業冷庫 S ショーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 雅人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 AA03 DA00 3L045 AA02 LA16 MA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のショーケース等の運転状態を一括
    して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、上位制御装置と、前記各ショーケ
    ース等にそれぞれ設けられ、前記上位制御装置に所定台
    数接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
    れ、 前記端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、該
    温度計測手段が計測したデータを前記上位制御装置に送
    信するための通信手段とを備えると共に、 前記上位制御装置は、少なくとも前記端末側制御装置か
    ら送信されて来るデータを受信する通信手段を備え、 停電時に前記上位制御装置と前記端末側制御装置に電力
    を供給するバックアップ電源手段を設けたことを特徴と
    するショーケース等の集中管理装置。
  2. 【請求項2】 前記バックアップ電源手段は、前記上位
    制御装置の通信手段と前記端末側制御装置の温度計測手
    段及び通信手段にのみ電力を供給することを特徴とする
    請求項1のショーケース等の集中管理装置。
  3. 【請求項3】 複数のショーケース等の運転状態を一括
    して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、上位制御装置と、前記各ショーケ
    ース等にそれぞれ設けられ、前記上位制御装置に所定台
    数接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
    れ、 前記端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、該
    温度計測手段が計測したデータを前記上位制御装置に送
    信するための通信手段と、前記データを記憶する記憶手
    段とを備えると共に、 前記上位制御装置は、少なくとも前記端末側制御装置か
    ら送信されて来るデータを受信する通信手段を備え、 停電時に前記端末側制御装置の温度計測手段及び記憶手
    段のみに電力を供給するバックアップ電源手段を設けた
    ことを特徴とするショーケース等の集中管理装置。
  4. 【請求項4】 複数のショーケース等の運転状態を一括
    して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、上位制御装置と、前記各ショーケ
    ース等にそれぞれ設けられ、前記上位制御装置に所定台
    数接続可能とされた端末側制御装置とを具備して構成さ
    れ、 前記端末側制御装置は、少なくとも温度計測手段と、該
    温度計測手段が計測したデータを前記上位制御装置に送
    信するための通信手段とを備えると共に、前記上位制御
    装置は、少なくとも前記端末側制御装置から送信されて
    来るデータを受信する通信手段を備え、 停電時に前記上位制御装置に電力を供給するバックアッ
    プ電源手段を設けると共に、前記温度計測手段を前記端
    末側制御装置に接続するか前記上位制御装置に接続する
    かを切り換える切替手段を設けたことを特徴とするショ
    ーケース等の集中管理装置。
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CN100453933C (zh) * 2004-04-27 2009-01-21 三电有限公司 集中管理系统
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