JP2003294156A - 磁性流体シール回転軸受け - Google Patents
磁性流体シール回転軸受けInfo
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Abstract
おり、さらには、製造が容易な、新しい磁性流体シール
回転軸受けを提供する。 【解決手段】 強磁性体からなる回転軸(1)と、動径
方向に着磁した単数または複数の円筒状永久磁石(1
2)と、を備え、円筒状永久磁石(12)を回転軸
(1)の外周に配置することで、磁性流体(5)をシー
ルとして作用させるための円筒状磁気回路を回転軸
(1)磁性の外周に形成する。
Description
シール回転軸受けに関するものである。さらに詳しく
は、この出願の発明は、高速の回転軸を効率よく密封
し、かつ、回転軸の回転抵抗が小さく、また、部品点数
が少なく,小形軽量であり、さらには、より低いコスト
での製造が可能な磁性流体シール回転軸受けに関するも
のである.
は、X線発生装置の心臓部である回転対陰極の回転軸、
真空攪拌機のプロペラ回転軸、真空ロボットの回転軸、
宇宙船の船外マニュピレータの関節軸、および、エネル
ギー貯蔵用のフライホイール回転軸などに用いられる
他、半導体製造分野において、単結晶引き上げ装置の結
晶回転軸並びにるつぼ回転軸、真空蒸着装置やスバッタ
装置などの基板回転軸、また、気相反応装置やプラズマ
化学蒸着装置の基板回転軸などに用いられている。ま
た、最近では、電子線露光装置の回転ステージ回転軸、
並びに、X−Yステージの駆動用ステップモーター回転
軸など真空中で作動する空気軸受けを密閉する際に多用
されるようになってきている。これらは、コンピュータ
のリジッド磁気ディスクの防塵回転軸やレーザープリン
タのポリゴンミラーの防塵回転軸などに代表される、一
般に防塵シールと呼ばれる型式の軸受けも、もともとは
磁性流体シール回転軸受けを原型とする軸受けのひとつ
である.図4は、1968年に初めて考案された磁性流
体シール回転軸受け(R. E. Rosenswei
g, G. Miskolczy, F. D. Ez
ekiel : Mech.Des.,40, 14
5, (1968))の断面図である。磁性体のスチー
ル製回転軸(41)の回りにわずかの空隙を空けて円盤
状の磁極片(42)、軸方向に着磁した円筒状の永久磁
石(43)、および、円盤状の綻鉄(44)を、順次積
み重ねてなる円筒状構造体を設け、スチール製回転軸
(41)を通じて全体として閉じた磁気回路を構成す
る。永久磁石(43)の起磁力は磁極片(42)とスチ
ール製回転軸(41)の空隙に集中する。その空隙に磁
性流体(45)を充填すると、磁性流体(45)に対し
て空隙の磁界が作用し、軸受けの左右の圧力差に耐える
リングを形成する。その結果、スチール製回転軸(4
1)が回転する際、固体どうしの接触がないために、摩
擦がなく、かつ気密性が保持される。以上が、磁性流体
シール回転軸受けの基本的な原理である。現実には一段
の磁気回路では耐圧性能が十分でないので、多段の磁気
回路を組み込んで用いられている。この種の多段型式は
カスケード型と呼ばれている。
成するのに、従来、回転軸突起型磁性流体シール回転軸
受けと軸受け突起型磁性流体シール回転軸受けの2つの
方式が知られている。
軸受けの断面図を示したものである。真空フランジ(5
6)は真空ガスケット(57)により気密に真空容器に
固定され、該軸受けの左側の真空側と右側の大気側とが
隔てられている。そこにスチール製回転軸(51)が貫
通し、その回転は2個の玉軸受け(58)により機械的
に支えられている。真空の気密を保持する磁性流体シー
ル部分は2個の玉軸受け(58)の間に設けられてお
り、その部分のみを拡大して図示したのが図6である。
円筒の形状をもつ軸方向着磁永久磁石(63)の左右に
円筒状の継鉄(64)を接続し、スチール製回転軸(6
1)に対してわずかの空隙を設けてそれを取り囲んでい
る。回転軸突起型磁性流体シール軸受けの特徴はスチー
ル製回転軸(61)がその外周面に矩形断面をもつ円環
状突起(69)を有していることである。軸方向着磁永
久磁石(63)の起磁力は継鉄(64)の内周面と回転
軸突起(69)のすき間に集中し、磁性流体(65)は
その個所に磁気的に保持されて、左右の大気圧に耐える
構造になっている。通常は、左右併せて10〜20段程
度の突起が設けられており、各段がそれぞれ段階的に圧
力差を分担し、合計として大気圧に耐える構造になって
いる。
ール軸受けを図7に示す。スチール製回転紬(78)、
真空フランジ(76)、真空ガスケット(77)、2個
の玉軸受け(78)の構成は先の回転軸突起型磁性流体
シール軸受けと同様であり、玉軸受け(78)の間に設
けられた磁気回路部分のみが異なる。その磁気回路部分
の拡大図を、図8に示す。軸受け突起型磁性流体シール
軸受けにおいては、磁気回路を多段にするために、多数
個の円盤状の軸方向に着磁した永久磁石(83)と円盤
状の継鉄(84)を交互に積み重ね、また、各々の継鉄
(84)の内側端面においては、その断面が三角形にな
るように鋭く尖らせてある。各々の円盤状永久磁石(8
3)はそれぞれ同極が対向するように積み重ねられてお
り、一方、スチール製回転軸(81)は外周面に構造を
もたない単純な棒状である。このような構成により、ス
チール製回転軸を介して多数の磁気回路が形成され、か
つ、各々の軸受け突起(80)とスチール製回転軸(8
1)のすき間に強い磁界が集中するようになり、磁性流
体(85)はその部分に磁気的に保持され、その結果と
して、回転軸(81)は密封される。この方式において
も、通常は、左右併せて10〜20段程度の突起が設け
ており、各段がそれぞれ段階的に圧力差を分担し、合計
として大気圧に耐える構造になっている。
軸受けにおいては、磁気回路部分が、何れも複雑な構造
をもっていた。そのため形状および重量が大きいという
欠点があり、同時に製造費用も高価であった。特に、後
者の軸受け突起型磁性流体シール回転軸受けにおいて
は、多数個の円盤状永久磁石(83)と多数個の円盤状
の継鉄(84)とをつなぎ合わせて磁気回路を構成する
ために、部品数が多くなり、その結果、構造は極めて複
雑となっていた。高精度で軸受けの内面を突起状に整形
加工する必要があることから、製造工程は非能率的であ
り、また、小口径の軸受けに関しては製造が困難である
という問題を有していた。
受けの磁気回路においては、図6から理解されるとお
り、起磁力として働く軸方向着磁永久磁石(63)か
ら、磁気的負荷として作用する空隙までの磁気経路が継
鉄(64)を介して遠く離れているために、磁気回路の
レラクタンスが大きくなり、磁気的損失が大きい。すな
わちこの回転軸突起型磁性流体シール回転軸受けは、磁
性流体が保持される空隙の部分に強い磁界を、合理的に
永久磁石で発生させることができない。それに対して、
軸受け突起型磁性流体シール回転軸受けの磁気回路にお
いては、図8に示したとおり、軸方向着磁永久磁石(8
3)から、磁界が集中する空隙までが接近しているた
め、磁気回路のレラクタンスが小さく、磁気的損失が小
さい。すなわち、永久磁石の起磁力が高い効率で空隙に
集中する。すなわち、軸受け突起型磁性流体シール軸受
けは、構造は複雑であるが、磁気回路に関して合理的な
構造を持っていると言える。
流体シール軸受けは、形状および重量が大きくなってし
まうことが共通の課題としてあげられ、また、磁気回路
の構造および機能に関して何れの方式においても一長一
短があり、バランスよく特性を発揮できていなかった。
事情に鑑みてなされたものであり、部品数が少なく、合
理的な磁気回路を備えており、さらには、製造が容易
な、新しい磁性流体シール回転軸受けを提供することを
課題としている。
の課題を解決するものとして、第1には、強磁性体から
なる回転軸と、動径方向に着磁した単数または複数の円
筒状永久磁石と、を備え、円筒状永久磁石を回転軸の外
周に配置することで、磁性流体をシールとして作用させ
るための円筒状磁気回路を回転軸の外周に形成すること
を特徴とする磁性流体シール回転軸受けを提供する。
体からなる回転軸と、動径方向に着磁した複数の円筒状
永久磁石と、を備え、複数の円筒状永久磁石を、それぞ
れの極性が交互となるように、回転軸の外周に一定の間
隔で配置することで、磁性流体をシールとして作用させ
るための円筒状磁気回路を回転軸の外周に形成すること
を特徴とする磁性流体シール回転軸受けを提供する。
して、強磁性体からなる円筒状磁極片と、この円筒状磁
極片の外周に配置された動径方向に着磁した円筒状永久
磁石と、を一組としたものを複数連結することで形成さ
れた円筒状磁石連結体と、この円筒状磁石連結体の外周
に円筒状磁石連結体を固定するように配置された強磁性
体からなる円筒状継鉄と、円筒状磁石連結体の内周との
間にわずかの空隙を設けての配置された強磁性体からな
る回転軸と、を備え、磁性流体をシールとして作用させ
るための円筒形磁気回路を全体として閉じた系として形
成することを特徴とする磁性流体シール回転軸受けを提
供する。
円筒状永久磁石、および、継鉄の各接合面に、磁性流
体、磁気スラリー、または、接着剤のいずれか1つを含
浸展開させることを、第5の発明は、円筒状磁極片に対
向した回転軸の外周表面部位に、一周の環状突起、また
は、隣接して配置された複数周の環状突起を備えること
を、第6の発明は、環状突起の断面形状が、矩形、メサ
型、三角形、または、台形のいずれかであることを、ま
た、第7の発明は、回転軸の外周表面部位の環状突起と
円筒状磁極片との間に設けられた空隙に、磁性流体が充
填されていることを、それぞれ、特徴とする。そして、
この出願の第8の発明は、円筒状磁極片に対向した回転
軸の外周表面部位に、一周の環状溝、または、隣接して
配置された複数周の環状溝を備えることを、第9の発明
は、環状溝の断面形状が、矩形、メサ型、三角形、また
は、台形のいずれかであることを、また、第10の発明
は、回転軸の外周表面部位の環状溝と円筒状磁極片との
間に設けられた空隙に、磁性流体が充填されていること
をそれぞれ特徴とする。
の特徴をもつものであるが、以下に、その実施の形態に
ついて説明する。
軸受けの実施の形態を図1〜3を用いて、詳しく述べ
る。
ール回転軸受けの全体を示す断面図である。2個の玉軸
受け(8)で機械的に支えられた強磁性体からなる回転
軸(1)は、真空部分まで貫通しており、該軸受けが真
空フランジ(6)と真空ガスケット(7)により真空容
器壁に気密に接続される。この出願の発明において特徴
的であるのは、磁気回路部分である。
ール回転軸受けにおける磁気回路部分の拡大断面図であ
る。強磁性体からなる回転軸(21)においては、その
外周面に沿って単数あるいは複数の環状突起(29)が
設けられている。これらの環状突起の断面形状は、矩
形、メサ型、三角形、または、台形などから、適宜選択
される。環状突起の数が複数個である場合、10個以上
隣接して配置されることが好適である。
軸受けにおいて、磁気回路は、強磁性体からなる回転軸
(21)の周囲に、強磁性体からなる円筒状磁極片(2
0)、動径方向に着磁した永久磁石(22)、および、
強磁性体からなる継鉄(24)を順次積み重ねることで
形成される。回転軸(21)の表面に設けられた環状突
起(29)と円筒状磁極片(20)との間にわずかの空
隙を設けられている。
2)、および、継鉄(24)のそれぞれを接続する接続
面には、磁気スラリー、あるいは、磁性流体を、磁気回
路による磁気的吸引力の作用により、含浸展開させる。
また、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂のような耐
熱性気密充填性の樹脂を、それ自身の表面張力を用いて
含浸展開させてもよい。これらは接続面を通って外界の
気体が真空領域に漏れないように気密を高め、かつ、そ
れぞれの部材における熱膨張率の違いを緩衝するための
解決手段として作用するものである。
2)は、内周面がS極、外周面がN極またはその逆にそ
れぞれ均一に磁極が分布し、磁力線が放射状に分布した
磁石のことである。この種の円筒状永久磁石は、ネオジ
ム−鉄−ホウ素系磁石合金、またはサマリウム−コバル
ト系磁石合金の熱間押し出し加工により、最近、製造が
可能となった。また、これらの磁石合金粉末を樹脂で固
めたボンド磁石と呼ばれる種類の磁石においても、射出
成型法により同様の特性をもつ磁石が、最近、製造可能
となった。この出願の発明においては、以上の最近の永
久磁石技術を、取り入れることにより、構成されたもの
である。
向きに着磁したもの2個を円筒状の非磁性体(23)を
間にはさんで一組とし、それらを継鉄(24)で連結し
て用いることが磁気回路として合理的である。回転軸を
密封するための磁性流体は磁極片(20)と回転軸突起
(29)との間に設けられた空隙を満たすように注入す
る。このようにすると、磁束は、一方の永久磁石(2
2) → 一方の磁極片(20) → 一方の磁性流体
(25) → 回転軸(21) → 他方の磁性流体
(25') → 他方の磁極片(20') → 他方の永
久磁石(22')→ 継鉄(24) → 一方の永久磁
石(22)の順番で、最短距離での閉じた系を構成す
る。磁気回路の部材の接触面に、含浸展開させた磁気ス
ラリー、あるいは、磁性流体は、各部材を磁気的に連結
し、磁気回路のレラクタンスをより小さくするのに有効
である。このようにして形成される磁気回路は、極めて
バランスがよく、またレラクタンスが小さく、さらに
は、起磁力の損失が小さいため、小型の永久磁石を用い
た場合であっても、強い磁界を磁性流体に作用させるこ
とができる。同時に、熱減磁や衝撃減磁も小さくなり、
加熱および衝撃に対しても、高い安定性を示す。その結
果、磁性流体シール軸受けは従来型のものより小形軽
量、安価となり、特性も安定する。
1)において、その外周面に断面が矩形となる部分を残
し、単数あるいは複数の環状溝(39)を彫り込んで
も、以上で説明した磁気回路の作用効果と同一の作用効
果が得られる。外周面に彫り込まれる溝は断面が、メサ
型、三角形、または、台形となる部分を残すように彫り
込まれたものであってもよい。
いるかに関しては、それぞれこの出願の発明の磁性流体
シール回軽軸受けを機器に組み込む際の適合性や容易性
を考慮して適宜好適な方が選択されるものである。
であるが、以下に実施例を示し、さらに具体的に説明す
る。
流体シール回転軸受けに関して、図1および図2を用い
て、具体的な実施例を示す。強磁性体からなる回転軸
(1)は、ステンレススチールSUS430製の外形1
0mmの棒状であり、その外周面に高さ0.5mm、幅
0.4mmの断面が矩形の形状をもつ環状突起(9)
が、1mm間隔で10段設けられている。軟銅製の内径
11.2mm、外径13.8mm未満の円筒状磁極片
(11)と、これに外接するように内径13.8mm、
外径17.8mmの永久磁石(12)を配置し、軸受け
側の磁気回路の左側を構成した。永久磁石(12)は、
ネオジム−鉄−ホウ素合金からなる熱間押出し異方性磁
石を動径方向に着磁したものである。さらに、反対向き
に着磁した永久磁石を用いて、同様な部材を作製し、磁
気回路の右側を構成し、左右の磁気回路の間にA508
3耐食アルミニウム合金円筒を介挿させることにより、
両者を5mm隔てて、強磁性体であるステンレススチー
ルSUS630製の内径17.8mm、外径22mmの
円筒状継鉄(14)に挿入した。この磁気回路を、図1
に示した真空フランジ(6)付きの軸受けハウジングに
真空ガスケットを用い気密性を保って組み込み、さら
に、回転軸(1)を環状突起(9)と円筒状磁極片(1
1)が対向するように、また両者の間に0.1mmの空
隙を設けて、玉軸受け(9)を用いて機械的に固定する
ことで、回転の自由を残した。なお、組立の過程でフッ
素油ベース超高真空用磁性流体(5)を空隙に注入し、
磁性流体シールとした。また、同質のフッ素油べース超
高真空用磁気スラリーを円筒状磁極片(11)と永久磁
石(12)の界面、および、永久磁石(12)と継鉄
(4)の界面に含浸させ、両界面の気密を形成した。
流体シール回転軸真空試験装置を用い、1気圧の圧力差
のもとで試験した結果、毎分20,000回転以上の回
転数で、10-6Paの真空度を維持した結果、真空漏れ
は検出されなかった。さらに、3000時間以上の連続
運転の後でも、また150℃の10回の加熱サイクルを
経た後でも気密性の破壊は発生しなかった。実施例2 次いで、図3に示した環状溝付き回転軸を備える構成に
対して、実施例1と同様にして試験を行った。図3に示
すとおり、外周面に断面が高さ0.5mm、幅0.4m
mの矩形の突起を1mm間隔に10個残すように、外周
面を削り込んだ外径11.0mmの回転軸(31)を形
成し、それ以外の構成は、実施例1と同様の構成とし
た。回転軸の製作は、実施例1のものよりやや容易であ
った。試験結果は実施例1とほとんど等価であり、特筆
する差異は認められず、この出願の発明である磁性流体
シール回転軸受けの高いシーリング特性が示された。
明したとおり、部品数が少なく、合理的な磁気回路を備
えており、さらには、製造が容易な、新しい磁性流体シ
ール回転軸受けが提供される。
けは、合理的な磁気回路を形成し、小さい永久磁石を用
いても、強い磁界を磁性流体部分に作用させることがで
き、さらには、全体構成が小型軽量なものとなる。ま
た、この出願の発明の磁性流体シール回転軸受けを構成
する部品数は少ないため、製造および保守が容易であ
る。この出願の発明の磁性流体シール回転軸受けに用い
られる希土類磁石は少量ですむため、原材料費も安くな
り、製造工程が簡潔なことと合わせて、全製造コストが
低減されるものと考えられる。さらには、この出願の発
明の磁性流体シール回転軸受けにおいては、不具合が発
生する頻度も少なく、不具合の修復も容易であるため、
維持運転経費が節減されることも期待される。
の構成について示した概要図である。
の構成について示した概要図である。
の構成について示した概要図である。
原理について示した概要図である。
構成について示した概要図である。
構成について示した概要図である。
構成について示した概要図である。
構成について示した概要図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 強磁性体からなる回転軸と、動径方向に
着磁した単数または複数の円筒状永久磁石と、を備え、
円筒状永久磁石を回転軸の外周に配置することで、磁性
流体をシールとして作用させるための円筒状磁気回路を
回転軸の外周に形成することを特徴とする磁性流体シー
ル回転軸受け。 - 【請求項2】 強磁性体からなる回転軸と、動径方向に
着磁した複数の円筒状永久磁石と、を備え、複数の円筒
状永久磁石を、それぞれの極性が交互となるように、回
転軸の外周に一定の間隔で配置することで、磁性流体を
シールとして作用させるための円筒状磁気回路を回転軸
の外周に形成することを特徴とする磁性流体シール回転
軸受け。 - 【請求項3】 強磁性体からなる円筒状磁極片と、この
円筒状磁極片の外周に配置された動径方向に着磁した円
筒状永久磁石と、を一組としたものを複数連結すること
で形成された円筒状磁石連結体と、この円筒状磁石連結
体の外周に円筒状磁石連結体を固定するように配置され
た強磁性体からなる円筒状継鉄と、円筒状磁石連結体の
内周との間にわずかの空隙を設けての配置された強磁性
体からなる回転軸と、を備え、磁性流体をシールとして
作用させるための円筒形磁気回路を全体として閉じた系
として形成することを特徴とする請求項1記載の磁性流
体シール回転軸受け。 - 【請求項4】 円筒状磁極片、円筒状永久磁石、およ
び、継鉄の各接合面に、磁性流体、磁気スラリー、また
は、接着剤のいずれか1つを含浸展開させることを特徴
とする請求項3記載の磁性流体シール回転軸受け。 - 【請求項5】 円筒状磁極片に対向した回転軸の外周表
面部位に、一周の環状突起、または、隣接して配置され
た複数周の環状突起を備えることを特徴とする請求項3
または4の磁性流体シール回転軸受け。 - 【請求項6】 環状突起の断面形状が、矩形、メサ型、
三角形、または、台形のいずれかであることを特徴とす
る請求項5記載の磁性流体シール回転軸受け。 - 【請求項7】 回転軸の外周表面部位の環状突起と円筒
状磁極片との間に設けられた空隙に、磁性流体が充填さ
れていることを特徴とする請求項5または6の磁性流体
シール回転軸受け。 - 【請求項8】 円筒状磁極片に対向した回転軸の外周表
面部位に、一周の環状溝、または、隣接して配置された
複数周の環状溝を備えることを特徴とする請求項3また
は4の磁性流体シール回転軸受け。 - 【請求項9】 環状溝の断面形状が、矩形、メサ型、三
角形、または、台形のいずれかであることを特徴とする
請求項8記載の磁性流体シール回転軸受け。 - 【請求項10】 回転軸の外周表面部位の環状溝と円筒
状磁極片との間に設けられた空隙に、磁性流体が充填さ
れていることを特徴とする請求項8または9の磁性流体
シール回転軸受け。
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|---|---|---|---|
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2002
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