JP2003293841A - 内燃機関の制御システム、それに用いる流量測定計 - Google Patents

内燃機関の制御システム、それに用いる流量測定計

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JP2003293841A JP2002098624A JP2002098624A JP2003293841A JP 2003293841 A JP2003293841 A JP 2003293841A JP 2002098624 A JP2002098624 A JP 2002098624A JP 2002098624 A JP2002098624 A JP 2002098624A JP 2003293841 A JP2003293841 A JP 2003293841A
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Masatoshi Sugiura
正敏 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流量測定精度が良くしかも制御の高速化を図り
得る内燃機関の制御システム及び流量測定計を提供す
る。 【解決手段】 内燃機関の吸気流量を測定する流量測定
装置1と、流量測定装置1と電気的に接続され、吸気流
量に応じた燃料量に相当する制御量を演算する制御ユニ
ット2とを備える。第一次演算ループ17により温度補
正を伴う流量測定値を演算し、第二次の演算ループ18
により、前記温度補正された流量測定値に基づき前記制
御量を演算する。第一次演算ループ17に、学習により
書き換え可能にした温度補正マップ123が備わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流量測定の出力信号
を基にシステム制御を行なう内燃機関の制御システム及
びこれに用いる流量測定計に係わり、特に流量測定の温
度補償に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の制御システムに用いられる吸
気流量は、空気密度が温度により変化するために、吸気
温度を検出することにより、温度補正している。温度補
正を行なう場合には、補正値(補正係数)が固定された
温度補正マップを用い、燃料算出の演算時に該温度補正
マップが参照されていた。
【0003】例えば、特開平6−185383号公報に
開示される技術では、燃料噴射式のエンジンにおいて、
内燃機関の回転数と吸気管圧力とに基づき基本制御量
(燃料噴射時間)を算出し、この基本制御量を吸気温度
により補正している。また、燃料噴射時間を補正する場
合に、それぞれのマップに記憶した吸気温度補正値と空
燃比学習値(空燃比学習補正係数)とを用い、設定した
温度範囲(例えば20℃〜60℃強)では空燃比学習補
正係数のみ学習して更新可能とし、設定した温度範囲外
では、吸気温度補正値の学習を行なうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】気体流量算出のための
温度補正値は、種々の要因によって適正値が経時的に変
化するために、温度補正マップに記憶された温度補正値
が代表的な値で固定されている場合には、正確な制御を
実現し得ない場合も生じる。例えば、各制御対象の温度
影響度のばらつきにより、代表値と本来あるべき適正値
との間に偏差が生じる。その結果、頻繁に変化する内燃
機関の温度条件を含めた流量演算及び制御を行なう場合
には、温度補正に正確さを欠くこともある。
【0005】本発明の目的は、流量測定精度が良くしか
も制御の高速化を図り得る内燃機関の制御システム及び
流量測定計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の制御シス
テムは、基本的には、内燃機関の吸気流量に応じた信号
を入力して制御量を演算する演算手段を備えた内燃機関
の制御システムにおいて、第一次の演算を行う演算ルー
プにより温度補正を伴う流量測定の信号処理を実行し、
この第一次演算ループに学習により書き換え可能にした
温度補正マップが備わることを特徴とする。 (2)また、内燃機関の吸気流量に応じた信号を入力し
て制御量を演算する演算手段を備えた内燃機関の制御シ
ステムにおいて、流量測定及びその温度補正の信号処理
を実行し、この温度補正に用いる温度補正マップを学習
により書き換え可能にし、かつ内燃機関の状態を診断し
診断結果に応じてフェイルセーフにより前記温度補正マ
ップの書き換えを行なわない機能を備えた制御システム
を提案する。 (3)さらに、内燃機関の吸気流量を測定する測定エレ
メントを有する流量測定計において、前記測定エレメン
トの出力を信号処理して温度補正を伴う流量値を演算す
る演算手段と、前記温度補正に用いる書き換え可能な温
度補正マップと、内燃機関の空燃比を随時モニタして前
記温度補正マップを学習により随時書き換える手段と、
内燃機関の状態を診断し診断結果に応じてフェイルセー
フにより前記温度補正マップの書き換えを行なわない手
段と、を備えた流量測定計も提案する。
【0007】流量測定信号を第一次演算ループにて温度
補正を行ない、この温度補正に用いるマップの更新が必
要な箇所は、学習により随時更新することで、より正確
な制御を実現する。また流量測定に関する温度補正や学
習更新を第一次の演算ループで行なうことにより、内燃
機関の制御量を演算する第一次以降の演算機能の負担を
軽減して制御システムの高速化を図り得る。
【0008】さらに、制御ユニットに代わって流量計自
体に、流量値を演算する演算手段、その温度補正マッ
プ、上記温度補正マップを随時書き換える手段、その書
き換えをフェイルセーフにより行わない手段を備えるよ
うにすれば、各車両に適合した流量演算を実現させる機
能性を高めた流量測定計を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るエンジン制
御システムのブロック図、図2は上記制御システムに用
いる第1次演算ループ(流量測定系)のフローチャー
ト、図3及び図4は流量の温度補正に用いる温度補正マ
ップ、図5は上記エンジン制御システムに適用される内
燃機関の全体概要図である。
【0011】図5の内燃機関は、一例としてガソリンエ
ンジンを例示する。
【0012】図5において、エンジンへの吸入空気10
1は、エアクリーナ102、計量ボディ105、ダクト
106、吸気マニホールド110を介してエンジン11
4に供給される。
【0013】吸入空気と、吸入空気量に対応してインジ
ェクタ112から噴射される燃料とが、エンジンのシリ
ンダ114に供給され、燃焼行程のあとに排気管115
を介して排気される。
【0014】計量ボディ105は、内燃機関の吸気通路
の一部となり、吸気温センサ103、吸気流量計(流量
測定計)1を有する。本実施例では、吸気流量計1は、
空気流量を検出しているので、以下、空気流量センサと
称する。
【0015】空気流量センサ1は、計量ボディ105に
配置される計量エレメント(例えば熱式空気流量計を用
いる場合には、感熱抵抗素子)1aと、計量エレメント
1aを保持し内部に信号増幅器などを備えるモジュール
ケース1bよりなる。空気流量センサ1の出力が制御ユ
ニット2に入力される。
【0016】スロットルボディ109は、スロットルバ
ルブ107、スロットルバルブの角度を検出するスロッ
トルポジションセンサ130、アイドルコントロールバ
ルブ108を備える。排気管115には、排気ガスより
空燃比を検出するための酸素濃度センサ117が設けら
れている。
【0017】吸気通路を流れる吸入空気は、空気流量セ
ンサ1により検出され、センサ出力信号が電圧,周波数
等の信号形態で、制御ユニット2に取り込まれる。
【0018】本実施例に係る制御ユニット2は、図1に
示すように、第一次の演算ループを実行する第一次演算
系17と、第二次の演算ループを実行する第二次演算系
18とを有する。
【0019】第一次演算系(第一次演算ループ)17
は、空気流量センサ1からの出力信号、吸気温度センサ
103からの出力信号、酸素濃度計117からの出力信
号を入力し、次のようにして吸入空気流量の測定演算を
行なう。
【0020】空気流量センサ1の信号は、図1及び図2
に示すように、A/D変換119によりアナログ・デジ
タル変換されて、空気流量換算回路(以下、「Qa換算
回路」とする)120で空気流量値に換算される。この
Qa換算は、例えば、Qa=f(V)の関数テーブルに
より行なわれる。
【0021】次いで、Qa換算値が正常値の範囲内にあ
るかどうか診断を行なう診断回路121を介して、流量
信号Qaが流量系演算回路122に入力される。演算回
路122は、吸気温度Tと流量信号Qaから温度補正を
伴うQaを演算する。
【0022】温度補正を伴うQa演算は、温度補正係数
をtとすると、Qa=f(Qa・t)により実行され
る。温度補正係数tは、温度補正マップ123に記憶さ
れている。
【0023】図3は、温度補正マップ123のイメージ
を簡略した図である。温度と流量を2軸関数としマッピ
ングしてあり、各アドレスに温度補正係数が記憶されて
いる。温度補正マップは酸素濃度計117の出力値に基
づき学習機能を発揮して随時書き換え可能である。また
演算回路122は、内燃機関の状態を診断し診断結果に
応じてフェイルセーフにより温度補正マップ123の書
き換えを行なわない機能を備えている。ここでは、内燃
機関の状態を、空燃比を検出し、この実空燃比を後述す
るしきい値TH2と比較することで診断している。
【0024】この温度補正マップの更新とフェイルセー
フも図2に示されている。
【0025】温度補正を伴うQaが演算されると、制御
系演算18(第二次演算ループ)が、空気流量Qa、エ
ンジン回転数信号N、スロットル開度信号Thに基づき
所定の演算式に基づき燃料噴射量に相当する燃料噴射時
間Tpを算出する。この燃料噴射時間Tpに基づきイン
ジェクタ112の開弁時間が制御される。エンジン回転
数Nは回転数113を介して入力され、スロットル開度
信号Thはスロットルポジションセンサ109を介して
入力される。
【0026】第一次演算ループの流量系演算回路17
は、Qaを求めた後に、それにより実行された内燃機関
の空燃比と理想空燃比の偏差が第1のしきい値TH1以
上で第2のしきい値TH2以下の場合には、温度補正係
数を書き換えする必要があるものとして、その偏差量に
応じて温度補正マップ123の該当箇所を随時書き換え
る。第2のしきい値TH2を超える場合には、異常(も
はや温度補正係数の書き換えで対処できる問題ではな
い)との自己診断を行ない、書き換えを行なわず、異常
があればその旨報知する。
【0027】図7に、実空燃比の理想空燃比に対する偏
差をα=実空燃比/理想空燃比により示し、かつTH
1,TH2の一例を示している。|TH1|〜|TH2
|の範囲が温度補正係数の書き換え可能範囲である。例
えば、偏差αが|TH1|<α≦|TH2|である場合
には、該当の補正係数tに1/αを掛けることにより、
或いは補正係数tに小刻みに所定単位dtを、αがα=
1に収束していく方向に加算或いは減算することで、好
ましい温度補正係数を求め更新していく。
【0028】図4は随時書き換えが実施された温度補正
マップのイメージを簡略した図である。この例では黒塗
りの5箇所に於いて実空燃比が理想空燃比からα=|T
H1|〜|TH2|の範囲で偏差があった為、温度補正
係数が代表値から異なる値に更新されている。
【0029】本実施例によれば、内燃機関の使用環境に
よる様々な温度での流量測定値の温度特性を補正し、良
好な空燃比を維持することで内燃機関からの排気ガス中
のNox量等を低減することができる。
【0030】さらに、温度補正を伴う流量演算及び温度
補正マップの書き換えを第一次演算ループにより行うこ
とで、制御量を演算する制御系演算の負担を軽減して演
算速度を上げることができ、また流量測定の温度特性フ
ェイルセーフも第一次演算ループで行ない、自己診断の
精度も上げることができる。
【0031】なお、上記実施例では、制御ユニット2で
第一次演算ループ17及び第二次演算ループ18を実行
するようにしたが、第一次演算ループ17を空気流量セ
ンサ1のハウジング(モジュールケース)1bに組み込
むようにしてもよい。
【0032】すなわち、測定エレメント1aに基づき温
度補正を伴う流量値を演算する第一次演算ループ17を
書き換え可能な温度補正マップ123共々、空気流量セ
ンサのハウジング1b内に内装する。
【0033】このようにすれば、上記した効果に加え
て、空気流量センサだけで各内燃機関の温度特性に合わ
せた流量補正を行なうことができ、制御ユニットの負担
を軽くして空気流量センサの機能的価値を高めることが
できる。
【0034】図6は、ガスエンジンに本発明を適用した
一実施例である。図中、図5の実施例に用いた符号と同
一の符号は同一又は共通する要素を示すものである。
【0035】本実施例では、ガス流路201の下流側が
空気流路のダクト106と接続されている。ガス流路2
01には、CNG(圧縮天然ガス)又はLPG(液化天
然ガス)を封入したガスタンク118よりバルブ119
を介してガスが導入される。
【0036】ガス流路201には、ガス供給量を制御す
る流量制御バルブ200と、先の実施例で述べた流量計
と同様に書き換え可能な温度補正マップを有する流量計
1′を備える。流量制御バルブ200は、例えばECU
2からの制御信号(例えばパルス信号)に応じバルブ開
閉量が制御される。
【0037】空気流路105に設けた流量測定計1とガ
ス流路201に設けた流量測定計1′の各検出信号は、
電圧、周波数等の信号形態で、制御ユニット2に取り込
まれる。
【0038】制御ユニット2は、流量測定計1で検出し
た空気流量値を入力して、制御ユニット2に記憶された
空気とガスの理想空燃比に基づき理想ガス供給量を算出
する。そして、この理想ガス供給量と流量測定計1′で
検出したガス流量値を比較し、必要に応じてガス流量制
御バルブ200の開閉量が変えられる。
【0039】なお、本発明は、自動車以外の船舶、列車
及び定地用(発電機など)に用いられる内燃機関の流量
測定においても適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、流量測
定精度が良くしかも制御の高速化を図り得る内燃機関の
制御システム及び流量測定計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエンジン制御システム
のブロック図。
【図2】上記制御システムに用いる第1次演算ループ
(流量測定系)のフローチャート。
【図3】流量の温度補正に用いる温度補正マップのイメ
ージを簡略的に示す説明図。
【図4】上記温度補正マップの一部を書き換えたイメー
ジを簡略的に示す説明図。
【図5】本発明のエンジン制御システムに適用される内
燃機関の全体概要図。
【図6】本発明の適用対象となるCNG内燃機関を示す
全体概要図。
【図7】本発明の温度補正マップの書き換えとフェイル
セーフから書き換え停止を行う場合の判定方式を示す説
明図。
【符号の説明】
1…流量測定計、2…制御ユニット、17…第一次演算
ループ(流量演算系)、8…第二次演算ループ(制御系
演算ループ)、101…吸入空気、103…吸気温度セ
ンサ、112…インジェクタ、117…酸素濃度計、1
23…温度補正マップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/68 G01F 1/68 A Fターム(参考) 2F035 AA02 EA09 3G084 BA13 DA04 EB20 FA07 FA26 3G301 HA01 HA22 MA11 NC01 NC02 ND24 ND25 PA01Z PD01Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気流量に応じた信号を入力
    して制御量を演算する演算手段を備えた内燃機関の制御
    システムにおいて、 第一次の演算を行う演算ループ(以下、「第一次演算ル
    ープ」と称する)により温度補正を伴う流量測定の信号
    処理を実行し、この第一次演算ループに学習により書き
    換え可能にした温度補正マップが備わることを特徴とす
    る内燃機関の制御システム。
  2. 【請求項2】 内燃機関の吸気流量を測定する流量測定
    装置と、前記流量測定装置と電気的に接続され、吸気流
    量に応じた燃料量に相当する制御量を演算する制御ユニ
    ットとを備えた内燃機関の制御システムにおいて、 第一次演算ループにより温度補正を伴う流量測定値を演
    算し、第二次の演算ループにより、前記温度補正された
    流量測定値に基づき前記制御量を演算するように構成
    し、前記第一次演算ループに、学習により書き換え可能
    にした温度補正マップが備わることを特徴とする内燃機
    関の制御システム。
  3. 【請求項3】 内燃機関の空燃比を随時モニタし、モニ
    タされた空燃比から前記温度補正マップの書き換えが必
    要か否か判断し、書き換えが必要な場合には学習機能に
    より前記温度補正マップの該当箇所を随時更新するよう
    に構成した請求項1又は2記載の内燃機関の制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第一次演算ループには、内燃機関の
    状態を診断し、診断結果に応じてフェイルセーフにより
    前記温度補正マップの書き換えを行なわない機能を備え
    ている請求項1又は2記載の内燃機関の制御システム。
  5. 【請求項5】 内燃機関の空燃比を随時モニタし、モニ
    タされた空燃比と理想空燃比との相違量が第1のしきい
    値TH1以上で第2のしきい値TH2以下の場合には、
    その相違量に応じて前記温度補正マップを書き換え、前
    記第2のしきい値TH2を超える場合には前記温度補正
    マップの書き換えを行なわないように設定した請求項1
    又は2記載の内燃機関の制御システム。
  6. 【請求項6】 内燃機関の吸気流量に応じた信号を入力
    して制御量を演算する演算手段を備えた内燃機関の制御
    システムにおいて、流量測定及びその温度補正の信号処
    理を実行し、この温度補正に用いる温度補正マップを学
    習により書き換え可能にし、かつ内燃機関の状態を診断
    し診断結果に応じてフェイルセーフにより前記温度補正
    マップの書き換えを行なわない機能を備えていることを
    特徴とする内燃機関の制御システム。
  7. 【請求項7】 内燃機関の吸気流量に応じた信号を入力
    して制御量を演算する演算手段を備えた内燃機関の制御
    システムにおいて、 温度補正を伴う流量測定の信号処理を実行し、内燃機関
    の空燃比を随時モニタし、モニタされた空燃比と理想空
    燃比との相違量が第1のしきい値TH1以上で第2のし
    きい値TH2以下の場合には、その相違量に応じて前記
    温度補正マップを書き換え、前記第2のしきい値TH2
    を超える場合には前記温度補正マップの書き換えを行わ
    ないように設定してあることを特徴とする内燃機関の制
    御システム。
  8. 【請求項8】 内燃機関の吸気流量を測定する測定エレ
    メントを有する流量測定計において、 前記測定エレメントの出力を信号処理して温度補正を伴
    う流量値を演算する演算手段と、前記温度補正に用いる
    書き換え可能な温度補正マップと、内燃機関の空燃比を
    随時モニタして前記温度補正マップを学習により随時書
    き換える手段と、内燃機関の状態を診断し診断結果に応
    じてフェイルセーフにより前記温度補正マップの書き換
    えを行なわない手段と、を備えていることを特徴とする
    内燃機関の流量測定計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271557A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Denso Corp 空気流量測定装置
JP2010174748A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料ハンドリング装置及び方法
CN107131907A (zh) * 2017-05-10 2017-09-05 苏州容启传感器科技有限公司 具有环境监测功能的空气流量检测设备

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