JP2003293712A - カムギヤタイミング点検装置 - Google Patents
カムギヤタイミング点検装置Info
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Abstract
交換等の場合、カムギヤタイミングの点検が一人作業で
容易にできる点検装置を提供すること。 【解決手段】 カムを駆動するギヤトレインを後部に有
するエンジンにおいて、カムギヤ室(3)がシリンダヘ
ッド(11)及びシリンダブロック(10)後端より側
方に突出している部分にエンジンの前方からカムギヤ
(7)のタイミングを点検できる点検窓(20)を設け
ている。
Description
側に設けられたオーバヘッドカムシャフトを有するエン
ジンのカムギヤタイミング点検装置に関する。
カムを用いた動弁装置は一般的であり、エンジンの高速
化によりそのカムシャフトがシリンダヘッドに取り付け
られたオーバヘッドカムシャフト(以下、OHCと記載
する)エンジンも広く普及している。
フトの1/2の回転速度で駆動するためにギヤトレイン
或いはチェーンが用いられ、両シャフトを同期させるた
めにギアの場合、組み立てが容易になるようギアの後ろ
側に合いマークを設ける技術も知られている。
状態で、整備等のためにカムギヤを取り外した場合、組
み立て時にその合いマークを見て組み立て、確認する事
は、特にトラックの場合、荷台を可能な限り大きく取っ
ているので、エンジンの後ろ側から直接見ることができ
ない。
が行われているが、面倒であると共に作業性が悪く、コ
ストもかかるという問題がある。
ジンを搭載した状態でカムギヤタイミングが容易に正確
に確認できるカムギヤタイミング点検装置を提供するこ
とを目的としている。
レインがフライホイル側に設けられたオーバヘッドカム
シャフトを有するエンジンであって、フライホイルハウ
ジングのカムギヤ室前面にカムギヤのタイミング点検窓
が形成され、そのタイミング点検窓は、カムギヤ室がシ
リンダヘッドとシリンダブロックとの後端部から側方に
突出している部分に形成されている(請求項1)。
検窓は、ボルトとガスケットとにより閉塞されている
(請求項2)。さらに本発明によれば、カムギヤ前面に
合いマークが設けられ、その合いマークは、カムギヤの
タイミングが適正な場合に前記点検窓から目視できる位
置に形成されている(請求項3)。
ブロックとシリンダヘッドとの間の空間を介して、エン
ジンの前方から前記点検窓から目視できる。そのため、
エンジン前方より目視した場合に、点検窓から前記合い
マークが見えるか否かによって、カムギヤのタイミング
が適正か否かが直ちに判断できる。その結果、ギヤ組立
作業が極めて容易となる。
タイミング点検装置を装備した直列6気筒OHCエンジ
ンの一実施形態である側断面図を示し、シリンダヘッド
11に回転自在に取り付けられたカムシャフト13は、
各シリンダのロッカアーム15を介してバルブ14を開
閉するよう構成されている。
に取り付けられたクランクシャフト12の後端部にはフ
ライホイル5が締結され、フライホイル5の前側にはカ
ムシャフト13を駆動するカムギヤ7を含むギヤトレイ
ンが設けられており、フライホイルハウジング1と一体
に構成されたカムギヤ室3に装備されている。
とはクランクシャフト12の最後部をシールするオイル
シール12bにより仕切られている。ここで、符号16
はオイルパン、17はクーリングファンをそれぞれ示し
ている。
(図1における右側)から見た図を示し、フライホイル
5は省略し、フライホイルハウジング1は2点鎖線で図
示されている。
シャフトに固定されたクランクギア12aとカムシャフ
ト13にノックピン9(図3参照)を介してボルト2で
固定されているカムギヤ7とがアイドラギア6a、6b
及び6cを介して連結されている。なお、符号4はオイ
ルポンプ25、26は図示しないエアコンプレサをそれ
ぞれ駆動している。
1とシリンダブロック10の後端より側方に突出してい
る部分Xの前側にはカムギヤタイミングを点検する点検
窓20が設けられている。
る図3を参照して、基準シリンダ(例えば、No1シリ
ンダ)を正規のタイミング点検位置にセットした場合、
点検窓20のほぼ中央にカムギヤ7に設けられたポンチ
マーク(白色塗料を有する)がくるよう設定されてい
る。
チングがギアの歯1枚ずれた場合には図の8a或いは8
bの位置となって、点検窓を外れる寸法に点検窓の内径
が設定されている。
ヤ7はシリンダヘッド11に取り付けられたスラストプ
レート22を挟むようにボルト2でノックピン9により
位置決めされて固定されており、点検窓20には雌ねじ
が設けられ、螺合されたボルト28をガスケット29と
共に取り外して、エンジンの前方(図の上方)より確実
にカムギヤ7のポンチマークを目視点検できる。
ランクシャフト12の位置を決め、カムギヤ7のポンチ
マーク8が点検窓から見える位置でノックピン9とボル
ト2とでカムシャフト13とカムギヤ7とを固定すれ
ば、バルブタイミングは正規となり、エンジンの前方か
ら目視点検できるため、一人作業でカムギヤ7の取り付
けが出来る。
立てる場合は、従来の後方から見える合いマークを用い
ればよいので、生産ラインに対する影響はない。
おり、以下の優れた効果を奏することができる。(1)
エンジンが車両に搭載された状態でもカムギヤの点検
交換作業が一人作業で出来る。(2) 点検窓は一本の
ボルトとガスケットとで閉塞できるため作業が容易であ
り、オイル漏れの心配がない。(3) 作業時間が短く
なり、アフタサービスコストが低減できる。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ギヤトレインがフライホイル側に設けら
れたオーバヘッドカムシャフトを有するエンジンであっ
て、フライホイルハウジングのカムギヤ室前面にカムギ
ヤのタイミング点検窓が形成され、そのタイミング点検
窓は、カムギヤ室がシリンダヘッドとシリンダブロック
との後端部から側方に突出している部分に形成されてい
ることを特徴とするカムギヤタイミング点検装置。 - 【請求項2】 前記タイミング点検窓は、ボルトとガス
ケットとにより閉塞されている請求項1記載のカムギヤ
タイミング点検装置。 - 【請求項3】 カムギヤ前面に合いマークが設けられ、
その合いマークは、カムギヤのタイミングが適正な場合
に前記点検窓から目視できる位置に形成されている請求
項1、2の何れかのカムギヤタイミング点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096119A JP3973020B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カムギヤタイミング点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002096119A JP3973020B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カムギヤタイミング点検装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003293712A true JP2003293712A (ja) | 2003-10-15 |
JP3973020B2 JP3973020B2 (ja) | 2007-09-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002096119A Expired - Fee Related JP3973020B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カムギヤタイミング点検装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3973020B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102748157A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-10-24 | 东风朝阳朝柴动力有限公司 | 可带有电机支架和齿轮传动压气泵的齿轮室 |
CN106351763A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-01-25 | 合肥江淮朝柴动力有限公司 | 一种高度集成的柴油机齿轮室结构 |
JP2021032109A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 株式会社豊田自動織機 | 点検口オイルシール構造 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096119A patent/JP3973020B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3973020B2 (ja) | 2007-09-05 |
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