JP2003292930A - 接着剤組成物、接着剤シートおよびこれらを用いたプリント回路基板 - Google Patents
接着剤組成物、接着剤シートおよびこれらを用いたプリント回路基板Info
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Abstract
接着剤組成物、特にプリント回路基板に有用な接着剤組
成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミドイミド樹脂を含む接着剤組成
物において、該ポリアミドイミド樹脂のガラス転移温度
が120〜250℃であって、該ポリアミドイミド樹脂
の5g/lのNMP溶液の対数粘度が0.1〜1.5d
l/gであって、該ポリアミドイミド樹脂からなる厚さ
0.03mmのフィルムの引っ張り弾性率が1000〜
2500MPaであることを特徴とする、接着剤組成
物、および該組成物を離型基材に塗布してなる接着剤シ
ート、ならびに、該組成物または該接着剤シートを用い
たプリント回路基板。
Description
を用いた接着剤シートに関し、さらに、それらを用いた
プリント回路基板に関する。
ド系樹脂やエポキシ樹脂等を主成分とする接着剤が用い
られてきた。しかし、これらの樹脂を用いた場合には、
耐熱性と低温接着性とが未だ両立されていない。すなわ
ち、ポリイミド系樹脂は耐熱性に優れるが故に高温で接
着させる強力な設備が必要(すなわち、低温接着性に劣
る)であり、一方、低温接着性に優れるエポキシ系接着
剤は耐熱性に劣るという問題があった。
幾つかの具体的な方法が先行技術として提案されてい
る。一例として、耐熱性エポキシ樹脂、マレイミド樹脂
を用いるなどの方法が挙げられる。しかし、これらの樹
脂は、硬化密度が高いが故に脆いため、用途が限られ
る。別の例として、特開昭63−99280号公報には
特定構造を有するポリエーテルイミドにエポキシ樹脂を
配合させて低温接着性と耐熱性とを両立させることが提
案されている。しかし、該樹脂を用いても、数分間での
接着を実現するためには200℃の接着温度が必要であ
り、低温接着性は不十分である。
接着性とを両立した接着剤組成物、特にプリント回路基
板に有用な接着剤組成物を提供することを目的とする。
願発明は、以下の特徴を有するものである。 (1)ポリアミドイミド樹脂を含む接着剤組成物におい
て、該ポリアミドイミド樹脂のガラス転移温度が120
〜250℃であって、該ポリアミドイミド樹脂の5g/
lのNMP溶液の対数粘度が0.1〜1.5dl/gで
あって、該ポリアミドイミド樹脂からなる厚さ0.03
mmのフィルムの引っ張り弾性率が1000〜2500
MPaであることを特徴とする、接着剤組成物。 (2)上記ポリアミドイミド樹脂が、エタノール、トル
エン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノンおよびシ
クロペンタノンからなる群の少なくとも1つに溶解して
いることを特徴とする上記(1)に記載の接着剤組成
物。 (3)上記ポリアミドイミド樹脂が、ポリカルボキシル
末端(アクリロニトリル−ブタジエン)、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、およびポリテ
トラエチレングリコールからなる群の少なくとも1つと
共重合していることを特徴とする上記(1)または
(2)のいずれかに記載の接着剤組成物。 (4)架橋剤として、多官能エポキシ化合物、メラミン
化合物およびイソシアネート化合物からなる群から選ば
れる少なくとも1以上の化合物をさらに含むことを特徴
とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の接着剤組
成物。 (5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の接着剤組
成物を離型基材に塗布してなる接着剤シート。 (6)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の接着剤組
成物を用いたプリント回路基板。 (7)上記(5)に記載の接着剤シートを用いたプリン
ト回路基板。
ートおよびこれらを用いたプリント回路基板は、以下に
詳述するポリアミドイミド樹脂を含むことを特徴とす
る。
高分子中にイミド結合とアミド結合との両方を有してい
て、かつ、以下のような特徴を有する樹脂である。
ミド樹脂(試料)のガラス転移温度は、動的粘弾性の測
定により、貯蔵弾性率の変曲点から求める。具体的に
は、試料からなる厚さ20μm、幅4mm、長さ15m
mのフィルムの貯蔵弾性率を、周波数110Hz、昇温
速度4℃/分の条件で、動的粘弾性測定装置(レオロジ
ー社製)を用いて測定し、温度−貯蔵弾性率のプロット
の変曲点に対応する温度を該試料のガラス転移温度とす
る。
120〜250℃である。これは、ガラス転移温度が1
20℃より低いと耐熱性が不十分となり、一方、250
℃より高いと熱接着性が低下するからである。また、プ
リント回路基板としての半田耐熱性の点から、当該ガラ
ス転移温度は、150℃以上が好ましい。また、接着剤
組成物および該組成物を用いたシートの熱接着性という
点から、当該ガラス転移温度は、200℃以下が好まし
い。
は、後述する製造方法における共重合組成(酸成分とジ
アミン(ジイソシアネート)成分などの種類およびその
比率)、分子量、架橋剤等によって制御することができ
る。したがって、共重合組成(酸成分とジアミン(ジイ
ソシアネート)成分などの種類およびその比率)、重合
条件、架橋剤等を適宜選択することにより、当業者であ
れば容易に上述の範囲の対数粘度のポリアミドイミド樹
脂を得ることができる。
脂(試料)の5g/lのNMP溶液の対数粘度は、以下
のように測定する。試料0.5gを100mlのN−メ
チル−2−ピロリドン(NMP)に溶解する。十分に溶
解した後、該溶液を25℃にて、ウベローデ粘度管を用
いて測定する。
〜1.5dl/gである。これは、当該対数粘度が0.
1dl/gより低いと樹脂が脆くなり接着強度が不足
し、一方、1.5dl/gより高いと熱接着性が低下す
るからである。また、接着強度という点から、当該対数
粘度は0.3dl/g以上が好ましい。また、熱接着性
という点から、当該対数粘度は1.0dl/g以下が好
ましい。
て酸成分とジアミン(ジイソシアネート)成分などの選
択、仕込みモル比の調節や、重合反応の温度、時間を変
えること等によって、制御することができる。したがっ
て、酸成分とジアミン(ジイソシアネート)成分などの
選択、仕込みモル比、重合反応の温度、時間を適宜最適
化することで、当業者であれば容易に上述の範囲の対数
粘度にすることができる。
ミド樹脂(試料)からなる厚さ0.03mmのフィルム
の引っ張り弾性率は、以下のように測定する。水洗して
乾燥した試料を有機溶媒に固形分が25重量%となるよ
うに溶解し、この溶液をポリプロピレンフィルム上にキ
ャストして、100℃で約10分間乾燥して、厚さ0.
03mmのフィルムを得る。このフィルム(測定長40
mm、幅100mm)を、25℃において、引っ張り試
験機(商品名テンシロン、東洋ボールドウイン社製)で
測定する。なお、フィルムを製造するための溶媒が異な
っても引っ張り弾性率の値は変わらないので、該溶媒
は、試料の溶解性に応じて決めればよい。
1000〜2500MPaである。これは、当該引っ張
り弾性率が2500MPaより大きいと樹脂が脆くなり
接着強度が不足し、一方、1000MPaより小さいと
樹脂の凝集力が低下して接着力が低下するからである。
また、熱接着性という点から、当該引っ張り弾性率は、
2000MPa以下が好ましい。また、接着剤組成物の
凝集力という点から、当該引っ張り弾性率は1500M
Pa以上が好ましい。
における共重合組成(酸成分とジアミン(ジイソシアネ
ート)成分などの種類およびその比率)の組み合わせを
変えること、架橋剤の選択等によって、制御することが
できる。したがって、共重合組成(酸成分とジアミン
(ジイソシアネート)成分などの種類およびその比率)
の組み合わせ、好適な架橋剤等を適宜最適化すること
で、当業者であれば容易に上述の範囲の引っ張り弾性率
にすることができる。
は酸クロリド法又はイソシアネート法等公知の方法で製
造することができる。例えば、後述する有機酸とジアミ
ンとをN,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2
−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、γ−ブ
チロラクトン等の極性溶剤中、60〜200℃、好まし
くは80〜180℃に加熱しながら攪拌することで容易
に製造することができる。
酸成分としてはトリメリット酸およびその酸無水物、塩
化物、ピロメリット酸、ビフェニルテトラカルボン酸、
ビフェニルスルホンテトラカルボン酸、ベンゾフェノン
テトラカルボン酸、ビフェニルエーテルテトラカルボン
酸、エチレングリコールビストリメリテート、プロピレ
ングリコールビストリメリテート等のテトラカルボン酸
およびこれらの酸無水物、蓚酸、アジピン酸、マロン
酸、セバチン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン
酸、ジカルボキシポリブタジエン、ジカルボキシポリ
(アクリロニトリル−ブタジエン)、ジカルボキシポリ
(スチレン−ブタジエン)等の脂肪族ジカルボン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、4,4’−ジシクロヘキシルメ
タンジカルボン酸、ダイマー酸等の脂環族ジカルボン
酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ジフェニルスルホン
ジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ナフ
タレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸等が挙げら
れる。これらの中では反応性、耐熱性、接着性、溶解性
などの点から、トリメリット酸無水物、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸が好ましく、さらに、トリメリッ
ト酸無水物がより好ましく、その一部をジカルボキシポ
リ(アクリロニトリル−ブタジエン)やダイマー酸で置
き換えたものが特に好ましい。
ジアミン(ジイソシアネート)としてはエチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等の
脂肪族ジアミンおよびこれらのジイソシアネート、1,
4−シクロヘキサンジアミン、1,3−シクロヘキサン
ジアミン、イソホロンジアミン、4,4’−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン等の脂環族ジアミンおよびこれら
のジイソシアネート、m−フェニレンジアミン、p−フ
ェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’
−ジアミノジフェニルスルホン、ベンジジン、o−トリ
ジン、2,4−トリレンジアミン、2,6−トリレンジ
アミン、キシリレンジアミン等の芳香族ジアミンおよび
これらのジイソシアネート等が挙げられる。これらの中
では反応性、耐熱性、接着性、溶解性などの点から、
4,4’−ジアミノジフェニルメタン、イソホロンジア
ミン、4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン等お
よびこれらのイソシアネートが好ましく、さらに、4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、イソホロンジアミン
等およびこれらのイソシアネートがより好ましい。
は、上記の酸成分、ジアミン(ジイソシアネート)成分
以外の成分(他の成分)と共重合していてもよい。ポリ
アミドイミド樹脂中の当該他の成分の量は、モノマー単
位で0.1〜70mol%が好ましく、1〜30mol
%がより好ましい。当該他の成分の一例として、長鎖ジ
カルボン酸やジオール成分を挙げることができ、具体的
にはポリカルボキシル末端(アクリロニトリル−ブタジ
エン)、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ポリテトラエチレングリコー
ル、ポリエステルジオール、カーボネートジオール等が
挙げられ、これらの中では接着性、溶解性からポリカル
ボキシル末端(アクリロニトリル−ブタジエン)、ポリ
エステルジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラエチレングリコールが好
ましい。
脂を溶解しない液体、好ましくはアセトンや水の中に当
該重合反応溶液を投入することで、重合したポリアミド
イミド樹脂を重合溶剤から分離することができる。その
後、水やアセトン等で洗浄し、乾燥してもよい。
て得たポリアミドイミド樹脂を含むものである。当該組
成物の一実施態様としては、上記ポリアミドイミド樹脂
を溶剤に溶解したものが挙げられる。当該溶剤としては
従来公知の溶剤を任意に用いることができるが、当該組
成物を被着体に塗布した後、およびシート化する際に、
該溶剤が完全に揮発し易い点(後述)から、メタノー
ル、エタノール、ブタノール等のアルコール類、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン等のケトン類などが好ましい。さらに、
当該溶剤は、エタノール、トルエン、テトラヒドロフラ
ン、およびシクロペンタノンからなる群の少なくとも1
つであることがより好ましい。
ドイミド樹脂が溶剤に溶解している場合の濃度は、当該
接着剤組成物の用途等に応じて任意に決めればよいが、
通常、5〜50重量%であり、好ましくは10〜30重
量%である。
ない範囲で低温接着性や接着強度を向上させるために架
橋剤をさらに含んでいてもよい。架橋剤としては制限は
ないが、複数の官能基を有する(多官能)エポキシ化合
物(例えば、油化シェル社製のエピコート828、エピ
コート152等)、メラミン化合物、イソシアネート化
合物(例えば、日本ポリウレタン社製のコロネートL、
コロネートEH、ブロック型ポリイソシアネート等)等
が挙げられる。架橋剤を含む場合、その含有量はポリア
ミドイミド樹脂100重量部に対して1〜40重量部、
好ましくは3〜20重量部である。架橋剤が1重量部未
満では低温接着性や接着強度の改良は見られず、40重
量部より多いと耐熱性が低下して好ましくない。
損なわない範囲で無機、有機の顔料、染料、帯電防止
剤、レベリング剤およびポリアミドイミド以外の樹脂、
例えばポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリウ
レタン等をさらに含んでいてもよい。これらを含む場合
の含有量は特に限定はないが、各々、接着剤組成物全体
に対して、0.1〜30重量%が好ましく、1〜10重
量%がより好ましい。
て、ポリアミドイミド樹脂溶液に架橋剤や添加剤などを
配合した溶液が挙げられる。接着すべき2つの被着体の
一方に、当該組成物を塗布して、乾燥後もう一方の被着
体と重ね合わせて加熱ロール又はヒートプレスなどによ
り圧着させ、必要により加熱硬化処理を行うことで、両
被着体を接着させることができる。
完全に揮発せずに残存すると、該圧着時に発砲したり、
耐熱性そのものが低下して好ましくない結果になる。ポ
リアミドイミド樹脂の説明において示したように、高沸
点の重合溶剤をアルコール、芳香族炭化水素、エーテ
ル、ケトン等の低沸点溶剤に置き換えて接着剤組成物と
したものは、当該溶剤の揮発が容易になる点で好まし
い。
着剤組成物を離型基材に塗布してなる接着剤シートが挙
げられる。該離型基材としては、従来公知の離型基材を
用いることができ、ポリプロピレンフィルムやポリエス
テルフィルム、シリコーンやワックス処理したポリエス
テルフィルムや紙等が例示される。接着剤組成物と離型
基材とから接着剤シートを得る方法も特に限定はなく、
例えば、所定の大きさの離型基材を(溶剤を含む)接着
剤組成物に浸漬した後に、乾燥して溶剤を揮発させる方
法等が挙げられる。この場合に接着剤組成物に使用する
溶剤も、上述した低沸点の溶剤であることが、接着剤シ
ートに溶剤を残し難い点で好ましい。
適宜選択すればよいが、シートの製造のし易さや接着の
作業性の点から、5μm以上であるのが好ましく、10
μm以上であるのがより好ましい。また、シートの製造
のし易さや、製造コストの点から、50μm以下である
のが好ましく、30μm以下であるのがより好ましい。
の被着体の間に挟み込み、加熱ロールやヒートプレスな
どで加熱圧着し、必要により加熱オーブン等による硬化
等を行うことで、被着体を接着することができる。
れないが、最も有用な用途はプリント回路基板のための
接着剤である。具体的にはポリイミドフィルムやポリエ
ステルフィルム、ガラス−エポキシシート、フェノール
樹脂シート等の絶縁基材に銅箔やアルミ箔等を貼り合わ
せる接着剤、カバーレイフィルム用接着剤、回路基板の
一部を補強板で強化する場合の接着剤、回路基板に直接
半導体チップを搭載する場合の接着剤等が挙げられる。
接着剤組成物または接着剤シートをプリント回路基板に
用いることで、配線の高密度化や鉛フリー半田の使用と
いった近年の回路基板への要求に対応できることが期待
される。
るが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定される
ものではない。
対数粘度、フィルムの引っ張り弾性率は、上述の方法で
測定した。また、接着強度は、引っ張り試験機(商品名
テンシロン、東洋ボールドウイン社製)で測定し、耐半
田性(耐熱性の指標)は、対象とする接着剤組成物また
は、接着剤シートを260℃の半田浴に60秒間フロー
トさせたときの状態を観察することで評価した。
と窒素ガス導入口のついた4ツ口フラスコにトリメリッ
ト酸無水物(TMA)0.475モルと、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸0.475モルと、分子量35
00のジカルボキシポリ(アクリロニトリル−ブタジエ
ン)(宇部興産CTBN1300×13)0.05モル
とイソホロンジイソシアネート(IPDI)1.02モ
ルとを固形分濃度が50%となるようにγ−ブチロラク
トン(γ−BL)と共に仕込み、攪拌しながら150℃
に昇温して約2時間、更に180℃に昇温して約5時間
反応させた。得られたポリアミドイミド樹脂の一部を採
取し、上記測定を実施したところ、ガラス転移温度は1
90℃、対数粘度は0.48dl/gであった。また、
攪拌している水に上記反応後のポリマー溶液を投入して
凝固させ、水洗、乾燥した後、上述の方法でフィルム化
(フィルム化の溶媒としてエタノール/トルエンの等量
混合物を使用)した該樹脂の引っ張り弾性率を測定し、
1089MPaとの結果を得た。
と窒素ガス導入口のついた4ツ口フラスコにTMA0.
92モルと分子量3000のポリプロピレングリコール
0.08モルとIPDI1.02モルとを固形分濃度が
50%となるようにNMPと共に仕込み、攪拌しながら
150℃に昇温して約2時間、200℃で約8時間反応
させた。得られたポリアミドイミド樹脂の一部を採取
し、上記測定を実施したところ、ガラス転移温度は13
5℃、対数粘度は0.45dl/gであった。ポリアミ
ドイミド樹脂Aと同じ方法で凝固、水洗、乾燥をした
後、上述の方法でフィルム化(フィルム化の溶媒として
テトラヒドロフランを使用)した該樹脂の引っ張り弾性
率を測定し、749MPaとの結果を得た。
と窒素ガス導入口のついた4ツ口フラスコにTMA0.
92モルと、分子量2000のポリエステルポリオール
(アジピン酸/5−スルホナトリウムイソフタル酸/ネ
オペンチルグリコール/ヘキサンジオール=97/3/
75/25モル)0.08モルとイソホロンジイソシア
ネート1.02モルとを固形分濃度が50%となるよう
にγ−BLと共に仕込み、攪拌しながら150℃に昇温
して2時間、更に200℃に昇温して約5時間反応させ
た。得られたポリアミドイミド樹脂の一部を採取し、上
記測定を実施したところ、ガラス転移温度は200℃、
対数粘度は0.38dl/gであった。ポリアミドイミ
ド樹脂Aと同じ方法で凝固、水洗、乾燥をした後、上述
の方法でフィルム化(フィルム化の溶媒としてシクロペ
ンタノンを使用)した該樹脂の引っ張り弾性率を測定
し、1260MPaとの結果を得た。
樹脂A、B、Cを水中に投入して凝固、洗浄、乾燥した
ポリアミドイミド樹脂A、B、Cの固形物25gを、A
についてはエタノール/トルエン(50/50)75g
に、B、Cについてはシクロペンタノン75gにに溶解
した溶液100gに、架橋剤としてフェノールノボラッ
ク型エポキシ化合物(油化シェル製エピコート152)
を5g配合して、それぞれ、接着剤組成物a(実施例
1)、b(実施例3)、c(実施例6)とした。
樹脂B、Cを水中に投入して凝固、洗浄、乾燥したポリ
アミドイミド樹脂B、Cの固形物25gを、75gのテ
トラヒドロフランに溶解した溶液100gに、架橋剤と
して上記フェノールノボラック型エポキシ化合物の代わ
りに、3官能イソシアネート化合物コロネートEH(日
本ポリウレタン製)5g配合して、それぞれ、接着剤組
成物b’(実施例4)、c’(実施例7)とした。
を50μmのポリプロピレンフィルムに塗布して、60
℃で5分、120℃で5分乾燥した後、剥離して膜厚2
0μmの接着剤シートa’’(実施例2)、b’’(実
施例5)、c’’(実施例8)を得た。
b、c、b’、c’を1oz電解銅箔に間隙100μm
で塗布、60℃で5分、120℃で5分乾燥した後、接
着剤面にポリイミドフィルムを重ね合わせて180℃の
ロールラミネーターで張り合わせた後、ロールに巻いた
状態で220℃の窒素ガスオーブン中に10時間放置し
てフレキシブル銅貼り積層板を得た。
用いて製造したフレキシブル銅貼り積層板のポリイミド
フィルム面に接着剤シートa’’、b’’、c’’を各
々介して0.3mmのアルミ製補強板を重ね合わせて、
170℃のヒートプレスを用い、20kgf/cm2の
圧力で20分間圧着した。その後同じ温度で加圧下(1
0kgf/cm2)、1時間熱処理を行って、積層板を
得た。
の製造において、原料の仕込みをTMA0.45モル、
CHDA0.45モル、分子量3000のPPGを0.
1モル、IPDI1.02モルとした以外はポリアミド
イミド樹脂Aと同じ条件で製造した。得られたポリアミ
ドイミド樹脂(ポリアミドイミド樹脂D)の一部を採取
し、上記測定を実施したところ、ガラス転移温度は10
5℃、対数粘度は0.65dl/gであった。ポリアミ
ドイミド樹脂Aと同じ方法で凝固、水洗、乾燥をした
後、上述の方法でフィルム化(フィルム化の溶媒として
エタノール/トルエン等量混合物を使用)した該樹脂の
引っ張り弾性率を測定し、545MPaとの結果を得
た。ポリアミドイミド樹脂Dのエタノール/トルエン
(等量混合物)25%溶液100gにエピコート154
を5g配合して製造した接着剤組成物d(比較例1)お
よび当該組成物から実施例と同様の方法で得たシート
d’’(比較例2)を用いてラミネーション−1(銅貼
り積層板の製造)および2(補強板貼り合わせ)を行っ
た。シートの製造、ラミネーション−1および2の方法
は、実施例における方法と同様である。
のついた4ツ口フラスコにTMA0.75モル、エチレ
ングリコールジトリメリテート0.25モルとジフェニ
ルメタン−4,4’−ジイソシアネート1モルを固形分
濃度が50%となるようにγ−BLとともに仕込み、1
50℃で2時間、200℃で5時間反応させた。冷却
後、固形分濃度が25%となるようにシクロヘキサノン
で希釈した。得られたポリアミドイミド樹脂(ポリアミ
ドイミド樹脂E)の一部を採取し、上記測定を実施した
ところ、ガラス転移温度は260℃、対数粘度は0.4
5dl/gであった。この樹脂溶液をポリエステルフィ
ルム上にキャストして100℃で乾燥後、ポリエステル
フィルムから剥離して金属製枠に固定して200℃で2
0時間乾燥して作成したフィルムの引っ張り弾性率は2
640MPaであった。
/トルエン(等量混合物)25%溶液100gにエピコ
ート152を5g配合した接着剤組成物e(比較例3)
および当該組成物から実施例と同様の方法で得たシート
e’’(比較例4)を用いてラミネーション−1(銅貼
り積層板の製造)および2(補強板貼り合わせ)を行っ
た。シートの製造、ラミネーション−1および2の方法
は、実施例における方法と同様である。
9モルにしたこと以外はポリアミドイミド樹脂Bと同じ
方法でポリアミドイミド樹脂Fを製造した。得られた樹
脂の上述の測定による、対数粘度は0.08dl/gで
あった。この樹脂は分子量が低く、フィルムを形成しな
いためガラス転移温度や引っ張り弾性率は測定できなか
った(組成が同じのポリアミドイミド樹脂Bに近いと予
想される)。この樹脂のシクロペンタノン25%溶液1
00部にエピコート154を5部配合した接着剤組成物
f(比較例5)を用いて銅貼り積層板の製造を行った。
また、比較例6として、当該組成物fから、実施例と同
様の方法によりシートを得ようと試みたが、シート化で
きなかった(下記表1では、(f’’)と表してい
る)。
のとおりである。 *:EP152はエピコート152であり、C−EHは
コロネートEHである。 **:FCLはラミネート−1で得られた銅貼り積層板
の接着強度である。補強板はラミネート−2で得られた
積層板の接着強度である。 ***:○は、目視により異常が認められないことを示
す。△は、目視により一部にフクレが認められることを
示す。×は、目視により著しいフクレが認められること
を示す。−は、シートが得られなかったために評価がで
きなかったことを示す。
明によれば、耐熱性と低温接着性とを併せ持った、すな
わち、低温で接着が可能で金属やポリイミドフィルム等
への接着性と耐半田性(すなわち、耐熱性)に優れた、
特に回路基板に有用な接着剤組成物および接着剤シート
を提供することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリアミドイミド樹脂を含む接着剤組成
物において、 該ポリアミドイミド樹脂のガラス転移温度が120〜2
50℃であって、 該ポリアミドイミド樹脂の5g/lのNMP溶液の対数
粘度が0.1〜1.5dl/gであって、 該ポリアミドイミド樹脂からなる厚さ0.03mmのフ
ィルムの引っ張り弾性率が1000〜2500MPaで
あることを特徴とする、接着剤組成物。 - 【請求項2】 上記ポリアミドイミド樹脂が、エタノー
ル、トルエン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン
およびシクロペンタノンからなる群の少なくとも1つに
溶解していることを特徴とする請求項1に記載の接着剤
組成物。 - 【請求項3】 上記ポリアミドイミド樹脂が、ポリカル
ボキシル末端(アクリロニトリル−ブタジエン)、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、およ
びポリテトラエチレングリコールからなる群の少なくと
も1つと共重合していることを特徴とする請求項1また
は2のいずれかに記載の接着剤組成物。 - 【請求項4】 架橋剤として、多官能エポキシ化合物、
メラミン化合物およびイソシアネート化合物からなる群
から選ばれる少なくとも1以上の化合物をさらに含むこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤
組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の接着剤
組成物を離型基材に塗布してなる接着剤シート。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の接着剤
組成物を用いたプリント回路基板。 - 【請求項7】 請求項5に記載の接着剤シートを用いた
プリント回路基板。
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