JP2003291727A - 車両用ミラー装置 - Google Patents
車両用ミラー装置Info
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- JP2003291727A JP2003291727A JP2002101753A JP2002101753A JP2003291727A JP 2003291727 A JP2003291727 A JP 2003291727A JP 2002101753 A JP2002101753 A JP 2002101753A JP 2002101753 A JP2002101753 A JP 2002101753A JP 2003291727 A JP2003291727 A JP 2003291727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミラーボディーの防眩機能の切替を確実にす
ることを目的とする。 【解決手段】 ミラーボディー2を第2取付部材4に対
して切り替える。すると、嵌合凸部36は、嵌合長孔2
9の第1位置O3と第2位置O4との間において切替移
動する。嵌合凸部36が第1位置O3に位置するときに
は、ミラーボディー2が昼用傾斜位置に位置する。嵌合
凸部36が第2位置O4に位置するときには、ミラーボ
ディー2が夜用傾斜位置に位置する。このように、ミラ
ーボディー2の裏面に第1取付部材3が固定されている
ので、ミラーボディー2に取付部材や切替機構を直接取
り付けて、切替操作をミラーボディー2に直接伝達する
ことができる。これにより、ミラーボディー2の防眩機
能の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実であ
る。
ることを目的とする。 【解決手段】 ミラーボディー2を第2取付部材4に対
して切り替える。すると、嵌合凸部36は、嵌合長孔2
9の第1位置O3と第2位置O4との間において切替移
動する。嵌合凸部36が第1位置O3に位置するときに
は、ミラーボディー2が昼用傾斜位置に位置する。嵌合
凸部36が第2位置O4に位置するときには、ミラーボ
ディー2が夜用傾斜位置に位置する。このように、ミラ
ーボディー2の裏面に第1取付部材3が固定されている
ので、ミラーボディー2に取付部材や切替機構を直接取
り付けて、切替操作をミラーボディー2に直接伝達する
ことができる。これにより、ミラーボディー2の防眩機
能の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車室内
にミラーボディーが装備され、このミラーボディーを昼
用傾斜位置と夜用傾斜位置とに切り替えることにより、
ミラーボディーの表面側の反射面の防眩機能を切り替え
ることができる車両用ミラー装置にかかるものである。
特に、この発明は、ミラーボディーの防眩機能の切替が
確実である車両用ミラー装置に関するものである。
にミラーボディーが装備され、このミラーボディーを昼
用傾斜位置と夜用傾斜位置とに切り替えることにより、
ミラーボディーの表面側の反射面の防眩機能を切り替え
ることができる車両用ミラー装置にかかるものである。
特に、この発明は、ミラーボディーの防眩機能の切替が
確実である車両用ミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用ミラー装置としては、た
とえば、実開平6−44642号公報に記載のものがあ
る。この車両用ミラー装置は、車室内側に固定されるス
テーにミラーアッセンブリが取付部材や切替機構や操作
レバーなどを介して切替可能に取り付けられているもの
である。
とえば、実開平6−44642号公報に記載のものがあ
る。この車両用ミラー装置は、車室内側に固定されるス
テーにミラーアッセンブリが取付部材や切替機構や操作
レバーなどを介して切替可能に取り付けられているもの
である。
【0003】すなわち、前記ミラーアッセンブリは、ミ
ラーハウジングと、このミラーハウジングの開口部に装
着されたミラーボディーとから構成されている。前記ミ
ラーハウジングが前記ステーに取付部材や切替機構や操
作レバーなどを介して切替可能に取り付けられている。
ラーハウジングと、このミラーハウジングの開口部に装
着されたミラーボディーとから構成されている。前記ミ
ラーハウジングが前記ステーに取付部材や切替機構や操
作レバーなどを介して切替可能に取り付けられている。
【0004】そして、操作レバーを操作すると、切替機
構を介してミラーハウジングが切り替わる。このミラー
ハウジングの切り替わりと一体となって、ミラーボディ
ーが昼用傾斜位置と夜用傾斜位置とに切り替わり、ミラ
ーボディーの反射面の防眩機能が切り替わる。
構を介してミラーハウジングが切り替わる。このミラー
ハウジングの切り替わりと一体となって、ミラーボディ
ーが昼用傾斜位置と夜用傾斜位置とに切り替わり、ミラ
ーボディーの反射面の防眩機能が切り替わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
の車両用ミラー装置は、ステーにミラーハウジングが取
付部材や切替機構や操作レバーなどを介して切替可能に
取り付けられており、このミラーハウジングにミラーボ
ディーが装着されているものである。このために、切替
操作は、ミラーハウジングを介してミラーボディーに伝
達される。
の車両用ミラー装置は、ステーにミラーハウジングが取
付部材や切替機構や操作レバーなどを介して切替可能に
取り付けられており、このミラーハウジングにミラーボ
ディーが装着されているものである。このために、切替
操作は、ミラーハウジングを介してミラーボディーに伝
達される。
【0006】この発明は、ミラーボディーに取付部材や
切替機構を直接取り付けて、切替操作をミラーボディー
に直接伝達することにより、ミラーボディーの防眩機能
の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実である
車両用ミラー装置を提供することを目的とする。
切替機構を直接取り付けて、切替操作をミラーボディー
に直接伝達することにより、ミラーボディーの防眩機能
の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実である
車両用ミラー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、ミラーボディーの裏面
に固定された第1取付部材と車室内側に装着される第2
取付部材とが回転支持部を介して相互に回転可能に支持
されており、この第1取付部材、第2取付部材のうち、
いずれか一方に嵌合長孔が、いずれか他方に嵌合凸部
が、それぞれ設けられており、この嵌合凸部が嵌合長孔
中に第1位置と第2位置との間において切替移動可能に
嵌合されており、この嵌合長孔に弾性凸部が設けられて
いる、ことを特徴とする。
めに、請求項1にかかる発明は、ミラーボディーの裏面
に固定された第1取付部材と車室内側に装着される第2
取付部材とが回転支持部を介して相互に回転可能に支持
されており、この第1取付部材、第2取付部材のうち、
いずれか一方に嵌合長孔が、いずれか他方に嵌合凸部
が、それぞれ設けられており、この嵌合凸部が嵌合長孔
中に第1位置と第2位置との間において切替移動可能に
嵌合されており、この嵌合長孔に弾性凸部が設けられて
いる、ことを特徴とする。
【0008】この結果、請求項1にかかる発明は、ミラ
ーボディーを車室内側の第2取付部材に対して切り替え
ると、嵌合凸部が第1位置と第2位置との間において切
替移動して、嵌合凸部が第1位置に位置するときにはミ
ラーボディーが昼用傾斜位置に位置し、嵌合凸部が第2
位置に位置するときにはミラーボディーが夜用傾斜位置
に位置する。
ーボディーを車室内側の第2取付部材に対して切り替え
ると、嵌合凸部が第1位置と第2位置との間において切
替移動して、嵌合凸部が第1位置に位置するときにはミ
ラーボディーが昼用傾斜位置に位置し、嵌合凸部が第2
位置に位置するときにはミラーボディーが夜用傾斜位置
に位置する。
【0009】このように、請求項1にかかる発明は、ミ
ラーボディーの裏面に第1取付部材が固定されているの
で、ミラーボディーに取付部材や切替機構を直接取り付
けて、切替操作をミラーボディーに直接伝達することが
できる。これにより、請求項1にかかる発明は、ミラー
ボディーの防眩機能の切替が従来の車両用ミラー装置と
比較して確実である。
ラーボディーの裏面に第1取付部材が固定されているの
で、ミラーボディーに取付部材や切替機構を直接取り付
けて、切替操作をミラーボディーに直接伝達することが
できる。これにより、請求項1にかかる発明は、ミラー
ボディーの防眩機能の切替が従来の車両用ミラー装置と
比較して確実である。
【0010】また、請求項2にかかる発明は、第1取付
部材のうち回転支持部と嵌合長孔および嵌合凸部との間
に操作レバーの一端部が第1回動支持部を介して回動可
能に取り付けられており、第2取付部材のうち嵌合凸部
または嵌合長孔側に操作レバーの中間部が第2回動支持
部を介して回動可能に取り付けられており、この操作レ
バーの他端部にノブ部が形成されている、ことを特徴と
する。
部材のうち回転支持部と嵌合長孔および嵌合凸部との間
に操作レバーの一端部が第1回動支持部を介して回動可
能に取り付けられており、第2取付部材のうち嵌合凸部
または嵌合長孔側に操作レバーの中間部が第2回動支持
部を介して回動可能に取り付けられており、この操作レ
バーの他端部にノブ部が形成されている、ことを特徴と
する。
【0011】この結果、請求項2にかかる発明は、第1
取付部材と第2取付部材との間に操作レバーを介在させ
ることにより、切替操作力や切替操作角度などを調整す
ることができるので、切替操作性が向上される。また、
請求項2にかかる発明は、切替操作力、すなわち、ミラ
ーボディーの保持力を調整することにより、自動車の振
動に対するミラーボディーのぶれなどを確実に防止する
ことができる。
取付部材と第2取付部材との間に操作レバーを介在させ
ることにより、切替操作力や切替操作角度などを調整す
ることができるので、切替操作性が向上される。また、
請求項2にかかる発明は、切替操作力、すなわち、ミラ
ーボディーの保持力を調整することにより、自動車の振
動に対するミラーボディーのぶれなどを確実に防止する
ことができる。
【0012】また、請求項3にかかる発明は、ミラーボ
ディーが透明樹脂から構成されている、ことを特徴とす
る。
ディーが透明樹脂から構成されている、ことを特徴とす
る。
【0013】この結果、請求項3にかかる発明は、樹脂
ミラーにより、被切替操作側の軽量化が図られるので、
さらに、切替操作性が向上され、また、ミラーボディー
のぶれが確実に防止される。
ミラーにより、被切替操作側の軽量化が図られるので、
さらに、切替操作性が向上され、また、ミラーボディー
のぶれが確実に防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる車両用ミ
ラー装置の実施の形態の1例を添付図面を参照して説明
する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定され
るものではない。
ラー装置の実施の形態の1例を添付図面を参照して説明
する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定され
るものではない。
【0015】(実施の形態の構成の説明)図において、
符号1は、この実施の形態にかかる車両用ミラー装置で
ある。前記車両用ミラー装置1は、ミラーボディー2が
第1取付部材3、第2取付部材4、操作レバー5を介し
て車室内側のステー6に切替可能に取り付けられてい
る。
符号1は、この実施の形態にかかる車両用ミラー装置で
ある。前記車両用ミラー装置1は、ミラーボディー2が
第1取付部材3、第2取付部材4、操作レバー5を介し
て車室内側のステー6に切替可能に取り付けられてい
る。
【0016】前記ステー6は、たとえば、ASA樹脂か
らなる。このステー6は、図2および図10に示すよう
に、適宜に肉取りされた軸部7と、前記軸部7の両端に
それぞれ一体に設けられた第1球部8および第2球部9
とから構成されている。前記ステー6の第1球部8は、
自動車(図示せず)のフロントガラス10の内面に固定
されたベース11に回動傾動可能に取り付けられてい
る。
らなる。このステー6は、図2および図10に示すよう
に、適宜に肉取りされた軸部7と、前記軸部7の両端に
それぞれ一体に設けられた第1球部8および第2球部9
とから構成されている。前記ステー6の第1球部8は、
自動車(図示せず)のフロントガラス10の内面に固定
されたベース11に回動傾動可能に取り付けられてい
る。
【0017】前記ベース11は、たとえば、POM樹脂
からなる。図2および図9に示すように、このベース1
1の一端部には、球凹部12が設けられており、この球
凹部12に前記ステー6の第1球部8が嵌合する。ま
た、このベース11の他端部には、あり溝13が設けら
れている。このあり溝13がフロントガラス10の内面
に接着剤(図示せず)により固定された金属製の固定板
14に嵌合することにより、前記ベース11がフロント
ガラス10の内面に固定されることとなる。
からなる。図2および図9に示すように、このベース1
1の一端部には、球凹部12が設けられており、この球
凹部12に前記ステー6の第1球部8が嵌合する。ま
た、このベース11の他端部には、あり溝13が設けら
れている。このあり溝13がフロントガラス10の内面
に接着剤(図示せず)により固定された金属製の固定板
14に嵌合することにより、前記ベース11がフロント
ガラス10の内面に固定されることとなる。
【0018】前記ミラーボディー2は、たとえば、アク
リルやポリカーボネートなどの透明樹脂板15からな
る。図1〜図3、図11に示すように、このミラーボデ
ィー2の透明樹脂板15の表面16側と裏面17側とに
おいては、所定の角度に傾斜している。このために、ミ
ラーボディー2(透明樹脂板15)の上端の肉厚は厚
く、下端の肉厚は薄い。
リルやポリカーボネートなどの透明樹脂板15からな
る。図1〜図3、図11に示すように、このミラーボデ
ィー2の透明樹脂板15の表面16側と裏面17側とに
おいては、所定の角度に傾斜している。このために、ミ
ラーボディー2(透明樹脂板15)の上端の肉厚は厚
く、下端の肉厚は薄い。
【0019】また、前記透明樹脂板15の裏面17に
は、反射膜18が設けられている。この結果、表面16
側は、反射面となる。また、この反射膜18の裏面に
は、光不透過性の塗装膜19が設けられている。この塗
装膜19は、前記反射膜18により、対向車からの光を
反射させて対向車にグレアを与えるのを防止するための
ものである。
は、反射膜18が設けられている。この結果、表面16
側は、反射面となる。また、この反射膜18の裏面に
は、光不透過性の塗装膜19が設けられている。この塗
装膜19は、前記反射膜18により、対向車からの光を
反射させて対向車にグレアを与えるのを防止するための
ものである。
【0020】さらに、前記透明樹脂板15および反射膜
18および塗装膜19の全面には、保護膜としてのハー
ドコート20が施されている。前記のように構成された
ミラーボディー2の周辺には、ドライバーや同乗者など
の保護のために、エラストマー製のプロテクタ21が設
けられている。前記ミラーボディー2の裏面17側に
は、前記第1取付部材3が両面接着テープ22により固
定されている。
18および塗装膜19の全面には、保護膜としてのハー
ドコート20が施されている。前記のように構成された
ミラーボディー2の周辺には、ドライバーや同乗者など
の保護のために、エラストマー製のプロテクタ21が設
けられている。前記ミラーボディー2の裏面17側に
は、前記第1取付部材3が両面接着テープ22により固
定されている。
【0021】前記第1取付部材3は、たとえば、ASA
樹脂からなる。この第1取付部材3は、図2〜図5、図
7に示すように、プレート部23の左右両側辺の上中下
に取付部24、25、26を一体に設けてなる。前記上
取付部24と前記中取付部25とには、円形の透孔2
7、28がそれぞれ設けられている。また、前記下取付
部26には、前記上透孔27の中心O1を中心とする円
弧形状の嵌合長孔29が設けられている。
樹脂からなる。この第1取付部材3は、図2〜図5、図
7に示すように、プレート部23の左右両側辺の上中下
に取付部24、25、26を一体に設けてなる。前記上
取付部24と前記中取付部25とには、円形の透孔2
7、28がそれぞれ設けられている。また、前記下取付
部26には、前記上透孔27の中心O1を中心とする円
弧形状の嵌合長孔29が設けられている。
【0022】前記嵌合長孔29は、中心O3を中心とす
る円形の透孔(第1位置と称する)と、中心O4を中心
とする円形の透孔(第2位置と称する)とを連続して設
けることにより形成される。
る円形の透孔(第1位置と称する)と、中心O4を中心
とする円形の透孔(第2位置と称する)とを連続して設
けることにより形成される。
【0023】前記上透孔27の中心O1および前記中透
孔28の中心O2および前記嵌合長孔29の第1位置の
中心O3を結ぶ直線と、前記上透孔27の中心O1およ
び前記嵌合長孔29の第2位置の中心O4を結ぶ直線と
のなす角度をθ1とする。また、前記上透孔27の中心
O1および前記中透孔28の中心O2および前記嵌合長
孔29の第1位置の中心O3を結ぶ直線と、前記中透孔
28の中心O2および前記嵌合長孔29の第2位置の中
心O4を結ぶ直線とのなす角度をθ2とする。この角度
θ1は、前記ミラーボディー2の切替角度であって、約
5°である。また、角度θ2は、前記操作レバー5の操
作角度であって、約13.5°である。すなわち、前記
ミラーボディー2の切替角度θ1は、前記操作レバー5
の操作角度θ2よりも小さい。
孔28の中心O2および前記嵌合長孔29の第1位置の
中心O3を結ぶ直線と、前記上透孔27の中心O1およ
び前記嵌合長孔29の第2位置の中心O4を結ぶ直線と
のなす角度をθ1とする。また、前記上透孔27の中心
O1および前記中透孔28の中心O2および前記嵌合長
孔29の第1位置の中心O3を結ぶ直線と、前記中透孔
28の中心O2および前記嵌合長孔29の第2位置の中
心O4を結ぶ直線とのなす角度をθ2とする。この角度
θ1は、前記ミラーボディー2の切替角度であって、約
5°である。また、角度θ2は、前記操作レバー5の操
作角度であって、約13.5°である。すなわち、前記
ミラーボディー2の切替角度θ1は、前記操作レバー5
の操作角度θ2よりも小さい。
【0024】一方、前記上透孔27の中心O1と前記嵌
合長孔29の第1位置の中心O3との間の距離L1は、
前記ミラーボディー2の切替支点間の距離である。ま
た、前記中透孔28の中心O2と前記嵌合長孔29の第
1位置の中心O3との間の距離L2は、前記操作レバー
5の操作支点間の距離である。前記ミラーボディー2の
切替支点間の距離L1は、前記操作レバー5の操作支点
間の距離L2よりも長い。
合長孔29の第1位置の中心O3との間の距離L1は、
前記ミラーボディー2の切替支点間の距離である。ま
た、前記中透孔28の中心O2と前記嵌合長孔29の第
1位置の中心O3との間の距離L2は、前記操作レバー
5の操作支点間の距離である。前記ミラーボディー2の
切替支点間の距離L1は、前記操作レバー5の操作支点
間の距離L2よりも長い。
【0025】車室内側の前記ステー6の第2球部9に
は、前記第2取付部材4が装着されている。この第2取
付部材4は、たとえば、POM樹脂からなる。図2〜図
6に示すように、ブラケット部30の一面には、球凹部
31が設けられている。この球凹部31に前記ステー6
の第2球部9が嵌合することにより、第2取付部材4
は、ステー6に回動傾動可能に装着されることとなる。
は、前記第2取付部材4が装着されている。この第2取
付部材4は、たとえば、POM樹脂からなる。図2〜図
6に示すように、ブラケット部30の一面には、球凹部
31が設けられている。この球凹部31に前記ステー6
の第2球部9が嵌合することにより、第2取付部材4
は、ステー6に回動傾動可能に装着されることとなる。
【0026】また、前記ブラケット部30の一端部(上
端部)の左右両側面には、円柱形状の軸部32が一体に
設けられている。この軸部32は、前記第1取付部材3
の上取付部24の上透孔27中に矢印a方向に挿入す
る。これにより、第1取付部材3と第2取付部材4と
は、回転支持部(上取付部24と、この上取付部の上透
孔27中に挿入された軸部32とからなる回転支持部)
を介して相互に回転可能に支持されることとなる。さら
に、前記ブラケット部30の他端部(下端部)の左右両
側面には、円柱形状の溝部33が一体に設けられてい
る。
端部)の左右両側面には、円柱形状の軸部32が一体に
設けられている。この軸部32は、前記第1取付部材3
の上取付部24の上透孔27中に矢印a方向に挿入す
る。これにより、第1取付部材3と第2取付部材4と
は、回転支持部(上取付部24と、この上取付部の上透
孔27中に挿入された軸部32とからなる回転支持部)
を介して相互に回転可能に支持されることとなる。さら
に、前記ブラケット部30の他端部(下端部)の左右両
側面には、円柱形状の溝部33が一体に設けられてい
る。
【0027】前記操作レバー5は、たとえば、PP樹脂
からなる。図2〜図5、図8に示すように、この操作レ
バー5の一端部(上端部)から中間部にかけての部分
は、二股形状の凹形状をなす。また、この操作レバー5
の他端部(下端部)には、ノブ部34が形成されてい
る。
からなる。図2〜図5、図8に示すように、この操作レ
バー5の一端部(上端部)から中間部にかけての部分
は、二股形状の凹形状をなす。また、この操作レバー5
の他端部(下端部)には、ノブ部34が形成されてい
る。
【0028】また、前記操作レバー5の上端部の内面に
は、短い円柱形状の軸部35が一体に設けられている。
この軸部35は、前記第1取付部材3の中取付部25の
中透孔28中に矢印b方向に挿入する。これにより、前
記第1取付部材3のうち前記回転支持部(上取付部2
4、上透孔27、軸部32)と前記嵌合長孔29および
後記嵌合凸部36との間には、前記操作レバー5の一端
部(上端部)が第1回動支持部(中取付部25と、この
中取付部の中透孔28中に挿入された軸部35とからな
る第1回動支持部)を介して回動可能に取り付けられる
こととなる。
は、短い円柱形状の軸部35が一体に設けられている。
この軸部35は、前記第1取付部材3の中取付部25の
中透孔28中に矢印b方向に挿入する。これにより、前
記第1取付部材3のうち前記回転支持部(上取付部2
4、上透孔27、軸部32)と前記嵌合長孔29および
後記嵌合凸部36との間には、前記操作レバー5の一端
部(上端部)が第1回動支持部(中取付部25と、この
中取付部の中透孔28中に挿入された軸部35とからな
る第1回動支持部)を介して回動可能に取り付けられる
こととなる。
【0029】さらに、前記操作レバー5の中間部の内面
には、長い円柱形状の嵌合凸部36が一体に設けられて
いる。この嵌合凸部36は、前記第1取付部材3の下取
付部26の嵌合長孔29中を挿通し、かつ、前記第2取
付部材4の溝部33中に矢印c方向に挿入する。これに
より、第2取付部材4および操作レバー5側の嵌合凸部
36は、前記第1取付部材3側の嵌合長孔29中に第1
位置(図4(A)を参照)と第2位置(図4(B)を参
照)との間において切替移動可能に嵌合されることとな
る。
には、長い円柱形状の嵌合凸部36が一体に設けられて
いる。この嵌合凸部36は、前記第1取付部材3の下取
付部26の嵌合長孔29中を挿通し、かつ、前記第2取
付部材4の溝部33中に矢印c方向に挿入する。これに
より、第2取付部材4および操作レバー5側の嵌合凸部
36は、前記第1取付部材3側の嵌合長孔29中に第1
位置(図4(A)を参照)と第2位置(図4(B)を参
照)との間において切替移動可能に嵌合されることとな
る。
【0030】また、前記第2取付部材4のうち前記溝部
33中に挿入された前記嵌合凸部36側には、前記操作
レバー5の中間部が第2回動支持部(第2取付部材の溝
部33と、この溝部33中に挿入された操作レバー5の
嵌合凸部36とからなる第2回動支持部)を介して回動
可能に取り付けられることとなる。
33中に挿入された前記嵌合凸部36側には、前記操作
レバー5の中間部が第2回動支持部(第2取付部材の溝
部33と、この溝部33中に挿入された操作レバー5の
嵌合凸部36とからなる第2回動支持部)を介して回動
可能に取り付けられることとなる。
【0031】なお、前記嵌合凸部36をネジとし、前記
溝部33をネジ孔とし、ネジをネジ孔にねじ込んでも良
い。また、第2取付部材4側に嵌合凸部やネジを設け、
操作レバー5側に溝部やネジ孔を設けても良い。
溝部33をネジ孔とし、ネジをネジ孔にねじ込んでも良
い。また、第2取付部材4側に嵌合凸部やネジを設け、
操作レバー5側に溝部やネジ孔を設けても良い。
【0032】図2、図3、図7に示すように、前記嵌合
長孔29の縁の中間部には、小山形状の弾性凸部37が
一体に設けられている。この弾性凸部37は、前記嵌合
凸部36を第1位置および第2位置に位置決めすると共
に、前記嵌合凸部36を第1位置と第2位置との間にお
いて切替移動させる際の節度感を付与するものである。
長孔29の縁の中間部には、小山形状の弾性凸部37が
一体に設けられている。この弾性凸部37は、前記嵌合
凸部36を第1位置および第2位置に位置決めすると共
に、前記嵌合凸部36を第1位置と第2位置との間にお
いて切替移動させる際の節度感を付与するものである。
【0033】(実施の形態の作用の説明)この実施の形
態にかかる車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成か
らなり、以下、その作用について説明する。
態にかかる車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成か
らなり、以下、その作用について説明する。
【0034】図4(A)に示す状態は、ミラーボディー
2が昼用傾斜位置に位置している状態を示している。ま
た、図4(B)に示す状態は、ミラーボディー2が夜用
傾斜位置に位置している状態を示している。
2が昼用傾斜位置に位置している状態を示している。ま
た、図4(B)に示す状態は、ミラーボディー2が夜用
傾斜位置に位置している状態を示している。
【0035】ミラーボディー2が昼用傾斜位置に位置し
ている状態とは、嵌合凸部36が嵌合長孔29の第1位
置に位置している状態である。この状態において、ノブ
34を図4(A)中の二点鎖線矢印方向、すなわち、反
時計方向に操作する。すると、操作レバー5は、第2回
動支持部(溝部33、嵌合凸部36)の中心(この状態
では、第1位置の中心O3)を中心とする反時計方向に
回動する。
ている状態とは、嵌合凸部36が嵌合長孔29の第1位
置に位置している状態である。この状態において、ノブ
34を図4(A)中の二点鎖線矢印方向、すなわち、反
時計方向に操作する。すると、操作レバー5は、第2回
動支持部(溝部33、嵌合凸部36)の中心(この状態
では、第1位置の中心O3)を中心とする反時計方向に
回動する。
【0036】操作レバー5の回動に伴なって、第1取付
部材3は、第1回動支持部(中取付部25、中透孔2
8、軸部35)を介して、回転支持部(上取付部24、
上透孔27、軸部32)の中心O1を中心として、図4
(A)中の一点鎖線矢印方向、すなわち、時計方向に回
転する。
部材3は、第1回動支持部(中取付部25、中透孔2
8、軸部35)を介して、回転支持部(上取付部24、
上透孔27、軸部32)の中心O1を中心として、図4
(A)中の一点鎖線矢印方向、すなわち、時計方向に回
転する。
【0037】第1取付部材3の回転に伴なって、嵌合凸
部36は、図4(A)中の実線矢印方向に、嵌合長孔2
9の第1位置O3から弾性凸部37を乗り越えて嵌合長
孔29の第2位置O4に切り替わる。実際には、第1取
付部材3の嵌合長孔29が第2取付部材4、すなわち、
操作レバー5の嵌合凸部36に対して、時計方向に回転
するのである。
部36は、図4(A)中の実線矢印方向に、嵌合長孔2
9の第1位置O3から弾性凸部37を乗り越えて嵌合長
孔29の第2位置O4に切り替わる。実際には、第1取
付部材3の嵌合長孔29が第2取付部材4、すなわち、
操作レバー5の嵌合凸部36に対して、時計方向に回転
するのである。
【0038】このようにして、ミラーボディー2は、図
4(B)に示すように、車室内側の第2取付部材4、す
なわち、ステー6に対して、昼用傾斜位置から夜用傾斜
位置に切り替わる。これにより、ミラーボディー2は、
通常の反射機能から防眩反射機能に切り替わる。
4(B)に示すように、車室内側の第2取付部材4、す
なわち、ステー6に対して、昼用傾斜位置から夜用傾斜
位置に切り替わる。これにより、ミラーボディー2は、
通常の反射機能から防眩反射機能に切り替わる。
【0039】つぎに、ノブ34を図4(B)中の二点鎖
線矢印方向、すなわち、時計方向に操作する。すると、
操作レバー5は、第2回動支持部(溝部33、嵌合凸部
36)の中心(この状態では、第1位置の中心O3)を
中心とする時計方向に回動する。
線矢印方向、すなわち、時計方向に操作する。すると、
操作レバー5は、第2回動支持部(溝部33、嵌合凸部
36)の中心(この状態では、第1位置の中心O3)を
中心とする時計方向に回動する。
【0040】操作レバー5の回動に伴なって、第1取付
部材3は、第1回動支持部(中取付部25、中透孔2
8、軸部35)を介して、回転支持部(上取付部24、
上透孔27、軸部32)の中心O1を中心として、図4
(B)中の一点鎖線矢印方向、すなわち、反時計方向に
回転する。
部材3は、第1回動支持部(中取付部25、中透孔2
8、軸部35)を介して、回転支持部(上取付部24、
上透孔27、軸部32)の中心O1を中心として、図4
(B)中の一点鎖線矢印方向、すなわち、反時計方向に
回転する。
【0041】第1取付部材3の回転に伴なって、嵌合凸
部36は、図4(B)中の実線矢印方向に、嵌合長孔2
9の第2位置O4から弾性凸部37を乗り越えて嵌合長
孔29の第1位置O3に切り替わる。実際には、第1取
付部材3の嵌合長孔29が第2取付部材4、すなわち、
操作レバー5の嵌合凸部36に対して、反時計方向に回
転するのである。
部36は、図4(B)中の実線矢印方向に、嵌合長孔2
9の第2位置O4から弾性凸部37を乗り越えて嵌合長
孔29の第1位置O3に切り替わる。実際には、第1取
付部材3の嵌合長孔29が第2取付部材4、すなわち、
操作レバー5の嵌合凸部36に対して、反時計方向に回
転するのである。
【0042】このようにして、ミラーボディー2は、図
4(A)に示すように、車室内側の第2取付部材4、す
なわち、ステー6に対して、夜用傾斜位置から昼用傾斜
位置に切り替わる。これにより、ミラーボディー2は、
防眩反射機能から通常の反射機能に切り替わる。
4(A)に示すように、車室内側の第2取付部材4、す
なわち、ステー6に対して、夜用傾斜位置から昼用傾斜
位置に切り替わる。これにより、ミラーボディー2は、
防眩反射機能から通常の反射機能に切り替わる。
【0043】なお、第1取付部材3の中透孔2の内面
と、操作レバー5の軸部35の外面との間には、若干の
隙間がある。この結果、図4(A)および(B)に示す
ように、第1取付部材3の中透孔2の回転方向と、操作
レバー5の軸部35の回動方向とは、逆方向であって
も、第1取付部材と操作レバー5とは、それぞれスムー
ズに回転回動する。
と、操作レバー5の軸部35の外面との間には、若干の
隙間がある。この結果、図4(A)および(B)に示す
ように、第1取付部材3の中透孔2の回転方向と、操作
レバー5の軸部35の回動方向とは、逆方向であって
も、第1取付部材と操作レバー5とは、それぞれスムー
ズに回転回動する。
【0044】また、ステー6をベース11に対して第1
球部8を中心として回動傾動させ、かつ、ミラーボディ
ー2をステー6に対して第2球部9を中心として回動傾
動させることにより、ミラーボディー2の反射面の位置
をドライバーの視線に合わせて任意に配置させることが
できる。
球部8を中心として回動傾動させ、かつ、ミラーボディ
ー2をステー6に対して第2球部9を中心として回動傾
動させることにより、ミラーボディー2の反射面の位置
をドライバーの視線に合わせて任意に配置させることが
できる。
【0045】(実施の形態の効果の説明)この実施の形
態にかかる車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成か
らなり、以下、その効果について説明する。
態にかかる車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成か
らなり、以下、その効果について説明する。
【0046】この実施の形態にかかる車両用ミラー装置
1は、ミラーボディー2の裏面に第1取付部材3が固定
されているので、ミラーボディー3に取付部材や切替機
構を直接取り付けて、切替操作をミラーボディー2に直
接伝達することができる。これにより、この実施の形態
にかかる車両用ミラー装置1は、ミラーボディー2の防
眩機能の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実
である。
1は、ミラーボディー2の裏面に第1取付部材3が固定
されているので、ミラーボディー3に取付部材や切替機
構を直接取り付けて、切替操作をミラーボディー2に直
接伝達することができる。これにより、この実施の形態
にかかる車両用ミラー装置1は、ミラーボディー2の防
眩機能の切替が従来の車両用ミラー装置と比較して確実
である。
【0047】また、この実施の形態にかかる車両用ミラ
ー装置1は、第1取付部材3と第2取付部材4との間に
操作レバー5を介在させることにより、切替操作力や切
替操作角度などを調整することができるので、切替操作
性が向上される。
ー装置1は、第1取付部材3と第2取付部材4との間に
操作レバー5を介在させることにより、切替操作力や切
替操作角度などを調整することができるので、切替操作
性が向上される。
【0048】図3に示すように、ミラーボディー2の切
替支点間の距離L1に対して操作レバー5の操作支点間
の距離L2を調整することにより、切替操作力を調整す
ることができる。しかも、ミラーボディー2の切替角度
θ1に対して操作レバー5の操作角度θ2を調整するこ
とにより、切替操作角度を調整することができる。
替支点間の距離L1に対して操作レバー5の操作支点間
の距離L2を調整することにより、切替操作力を調整す
ることができる。しかも、ミラーボディー2の切替角度
θ1に対して操作レバー5の操作角度θ2を調整するこ
とにより、切替操作角度を調整することができる。
【0049】なお、操作レバーの操作角度θ2は、実際
には、操作レバー5の嵌合凸部36の中心から、ミラー
ボディー2が昼用傾斜位置に位置しているとき(図4
(A)参照)の第1回動支持部の中心O2を結ぶ線分
と、ミラーボディー2が夜用傾斜位置に位置していると
き(図4(B)参照)の第1回動支持部の中心O2を結
ぶ線分とのなす角度である。この角度は、相対的には、
上透孔27の中心O1および前記中透孔28の中心O2
および前記嵌合長孔29の第1位置の中心O3を結ぶ直
線と、前記中透孔28の中心O2および前記嵌合長孔2
9の第2位置の中心O4を結ぶ直線とのなす角度θ2と
なる。
には、操作レバー5の嵌合凸部36の中心から、ミラー
ボディー2が昼用傾斜位置に位置しているとき(図4
(A)参照)の第1回動支持部の中心O2を結ぶ線分
と、ミラーボディー2が夜用傾斜位置に位置していると
き(図4(B)参照)の第1回動支持部の中心O2を結
ぶ線分とのなす角度である。この角度は、相対的には、
上透孔27の中心O1および前記中透孔28の中心O2
および前記嵌合長孔29の第1位置の中心O3を結ぶ直
線と、前記中透孔28の中心O2および前記嵌合長孔2
9の第2位置の中心O4を結ぶ直線とのなす角度θ2と
なる。
【0050】また、この実施の形態にかかる車両用ミラ
ー装置1は、切替操作力、すなわち、ミラーボディー2
の保持力を調整することにより、自動車の振動に対する
ミラーボディー2のぶれなどを確実に防止することがで
きる。
ー装置1は、切替操作力、すなわち、ミラーボディー2
の保持力を調整することにより、自動車の振動に対する
ミラーボディー2のぶれなどを確実に防止することがで
きる。
【0051】さらに、この実施の形態にかかる車両用ミ
ラー装置1は、ミラーボディー2が樹脂ミラーから構成
されているので、被切替操作側(ミラーボディー2およ
び第1取付部材3)の軽量化が図られるので、さらに、
切替操作性が向上され、また、ミラーボディー2のぶれ
が確実に防止される。
ラー装置1は、ミラーボディー2が樹脂ミラーから構成
されているので、被切替操作側(ミラーボディー2およ
び第1取付部材3)の軽量化が図られるので、さらに、
切替操作性が向上され、また、ミラーボディー2のぶれ
が確実に防止される。
【0052】しかも、この実施の形態にかかる車両用ミ
ラー装置1は、ミラーボディー2を直接切り替えるの
で、ミラーハウジングを介してミラーボディーを切り替
える従来の車両用ミラー装置と比較して、ミラーボディ
ー2が樹脂ミラーである場合、ミラーボディー2の歪み
が小さい。
ラー装置1は、ミラーボディー2を直接切り替えるの
で、ミラーハウジングを介してミラーボディーを切り替
える従来の車両用ミラー装置と比較して、ミラーボディ
ー2が樹脂ミラーである場合、ミラーボディー2の歪み
が小さい。
【0053】特に、この実施の形態にかかる車両用ミラ
ー装置1は、ミラーハウジングを使用していないので、
部品点数を低減することができ、製造コストを安価にす
ることができる。しかも、操作レバー5を使用せずに、
ミラーボディー2(第1取付部材3を含む)を第2取付
部材4に対して直接切替操作するように構成することが
できる。この場合は、さらに、部品点数を低減すること
ができ、製造コストを安価にすることができる。
ー装置1は、ミラーハウジングを使用していないので、
部品点数を低減することができ、製造コストを安価にす
ることができる。しかも、操作レバー5を使用せずに、
ミラーボディー2(第1取付部材3を含む)を第2取付
部材4に対して直接切替操作するように構成することが
できる。この場合は、さらに、部品点数を低減すること
ができ、製造コストを安価にすることができる。
【0054】また、この実施の形態にかかる車両用ミラ
ー装置1は、弾性凸部37により、嵌合凸部36を嵌合
長孔29の第1位置および第2位置に確実に位置決めす
ることができ、しかも、嵌合凸部36を第1位置と第2
位置との間において切替移動させる際の節度感を付与す
ることができるので、操作性がさらに向上される。
ー装置1は、弾性凸部37により、嵌合凸部36を嵌合
長孔29の第1位置および第2位置に確実に位置決めす
ることができ、しかも、嵌合凸部36を第1位置と第2
位置との間において切替移動させる際の節度感を付与す
ることができるので、操作性がさらに向上される。
【0055】(実施の形態の変形例の説明)図12は、
実施の形態の変形例を示す縦断面図である。図中、図1
〜図11と同符号は、同一のものを示す。この変形例
は、ミラーボディー2の周辺のプロテクタ21の代わり
に、ミラーボディー2および第1取付部材3および第2
取付部材5および操作レバー4の一部を覆うミラーハウ
ジング38を装備したものである。この変形例は、前記
の実施の形態にかかる車両用ミラー装置1とほぼ同様の
作用効果を達成することができる。
実施の形態の変形例を示す縦断面図である。図中、図1
〜図11と同符号は、同一のものを示す。この変形例
は、ミラーボディー2の周辺のプロテクタ21の代わり
に、ミラーボディー2および第1取付部材3および第2
取付部材5および操作レバー4の一部を覆うミラーハウ
ジング38を装備したものである。この変形例は、前記
の実施の形態にかかる車両用ミラー装置1とほぼ同様の
作用効果を達成することができる。
【0056】(実施の形態および変形例以外の説明)こ
の実施の形態においては、操作レバー5を使用している
が、この発明においては、操作レバーを使用せずに、ミ
ラーボディー2(第1取付部材3を含む)を第2取付部
材4に対して直接切替操作するように構成することもで
きる。
の実施の形態においては、操作レバー5を使用している
が、この発明においては、操作レバーを使用せずに、ミ
ラーボディー2(第1取付部材3を含む)を第2取付部
材4に対して直接切替操作するように構成することもで
きる。
【0057】また、この実施の形態においては、第1取
付部材3側に嵌合長孔28を設け、第2取付部材4(操
作レバー5)側に嵌合凸部36を設けたものであるが、
この発明においては、逆に、第1取付部材3側に嵌合凸
部を設け、第2取付部材4(操作レバー5)側に嵌合長
孔を設けたものであっても良い。
付部材3側に嵌合長孔28を設け、第2取付部材4(操
作レバー5)側に嵌合凸部36を設けたものであるが、
この発明においては、逆に、第1取付部材3側に嵌合凸
部を設け、第2取付部材4(操作レバー5)側に嵌合長
孔を設けたものであっても良い。
【0058】さらに、この実施の形態においては、位置
決めおよび節度感付与手段として弾性凸部37を設けた
ものであるが、この発明においては、弾性凸部37以外
に、第1取付部材3および操作レバー5側と第2取付部
材4側とに相互に嵌合する凸部と凹部とをそれぞれ設け
ても良い。
決めおよび節度感付与手段として弾性凸部37を設けた
ものであるが、この発明においては、弾性凸部37以外
に、第1取付部材3および操作レバー5側と第2取付部
材4側とに相互に嵌合する凸部と凹部とをそれぞれ設け
ても良い。
【0059】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる車両用ミラー装置(請求項1)によれば、ミラーボ
ディーの裏面に第1取付部材が固定されているので、ミ
ラーボディーに取付部材や切替機構を直接取り付けて、
切替操作をミラーボディーに直接伝達することができ
る。これにより、この発明にかかる車両用ミラー装置
(請求項1)は、ミラーボディーの防眩機能の切替が従
来の車両用ミラー装置と比較して確実である。
かる車両用ミラー装置(請求項1)によれば、ミラーボ
ディーの裏面に第1取付部材が固定されているので、ミ
ラーボディーに取付部材や切替機構を直接取り付けて、
切替操作をミラーボディーに直接伝達することができ
る。これにより、この発明にかかる車両用ミラー装置
(請求項1)は、ミラーボディーの防眩機能の切替が従
来の車両用ミラー装置と比較して確実である。
【0060】また、この発明にかかる車両用ミラー装置
(請求項2)によれば、第1取付部材と第2取付部材と
の間に操作レバーを介在させることにより、切替操作力
や切替操作角度などを調整することができるので、切替
操作性が向上される。
(請求項2)によれば、第1取付部材と第2取付部材と
の間に操作レバーを介在させることにより、切替操作力
や切替操作角度などを調整することができるので、切替
操作性が向上される。
【0061】また、この発明にかかる車両用ミラー装置
(請求項2)によれば、切替操作力、すなわち、ミラー
ボディーの保持力を調整することにより、自動車の振動
に対するミラーボディーのぶれなどを確実に防止するこ
とができる。
(請求項2)によれば、切替操作力、すなわち、ミラー
ボディーの保持力を調整することにより、自動車の振動
に対するミラーボディーのぶれなどを確実に防止するこ
とができる。
【0062】また、この発明にかかる車両用ミラー装置
(請求項3)によれば、樹脂ミラーにより、被切替操作
側の軽量化が図られるので、さらに、切替操作性が向上
され、また、ミラーボディーのぶれが確実に防止され
る。
(請求項3)によれば、樹脂ミラーにより、被切替操作
側の軽量化が図られるので、さらに、切替操作性が向上
され、また、ミラーボディーのぶれが確実に防止され
る。
【図1】この発明にかかる車両用ミラー装置の実施の形
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図2】同じく、使用状態を示す側面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】(A)は、ミラーボディーが昼用傾斜位置に位
置している状態を示す説明図、(B)は、ミラーボディ
ーが夜用傾斜位置に位置している状態を示す説明図であ
る。
置している状態を示す説明図、(B)は、ミラーボディ
ーが夜用傾斜位置に位置している状態を示す説明図であ
る。
【図5】第1取付部、操作レバー、第2取付部の組み付
け状態を示す説明図である。
け状態を示す説明図である。
【図6】(A)は、第2取付部材の側面図、(B)は、
(A)におけるB矢視図、(C)は、(B)におけるC
−C線断面図である。
(A)におけるB矢視図、(C)は、(B)におけるC
−C線断面図である。
【図7】(A)は、第1取付部材の側面図、(B)は、
(A)におけるB−B線断面図である。
(A)におけるB−B線断面図である。
【図8】(A)は、操作レバーの側面図、(B)は、
(A)におけるB矢視図である。
(A)におけるB矢視図である。
【図9】(A)は、ベースの側面図、(B)は、(A)
におけるB矢視図、(C)は、(B)におけるC−C線
断面図である。
におけるB矢視図、(C)は、(B)におけるC−C線
断面図である。
【図10】(A)は、ステーの側面図、(B)は、
(A)におけるB−B線断面図である。
(A)におけるB−B線断面図である。
【図11】ミラーボディーの構成を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図12】この発明にかかる車両用ミラー装置の実施の
形態を示す縦断面図である。
形態を示す縦断面図である。
1 車両用ミラー装置
2 ミラーボディー
3 第1取付部材
4 第2取付部材
5 操作レバー
6 ステー
7 軸部
8 第1球部
9 第2球部
10 フロントガラス
11 ベース
12 球凹部
13 あり溝
14 固定板
15 透明樹脂板
16 表面
17 裏面
18 反射膜
19 塗装膜
20 ハードコート
21 プロテクタ
22 両面接着テープ
23 プレート部
24 上取付部(回転支持部)
25 中取付部(第1回動支持部)
26 下取付部
27 上透孔(回転支持部)
28 中透孔(第1回動支持部)
29 嵌合長孔
30 ブラケット部
31 球凹部
32 軸部(回転支持部)
33 溝部(第2回動支持部)
34 ノブ部
35 軸部(第1回動支持部)
36 嵌合凸部(第2回動支持部)
37 弾性凸部
38 ミラーハウジング
O1 回転支持部の中心
O2 第1回動支持部の中心
O3 嵌合長孔の第1位置
O4 嵌合長孔の第2位置
Claims (3)
- 【請求項1】 車室内にミラーボディーが装備され、前
記ミラーボディーを昼用傾斜位置と夜用傾斜位置とに切
り替えることにより、前記ミラーボディーの表面側の反
射面の防眩機能を切り替えることができる車両用ミラー
装置において、 前記ミラーボディーの裏面に固定された第1取付部材
と、車室内側に装着される第2取付部材と、を備え、前
記第1取付部材と前記第2取付部材とは、回転支持部を
介して相互に回転可能に支持されており、 前記第1取付部材、前記第2取付部材のうち、いずれか
一方には、前記回転支持部の回転中心を中心とする円弧
形状の嵌合長孔が設けられており、いずれか他方には、
嵌合凸部が設けられており、前記嵌合凸部は、前記嵌合
長孔中に第1位置と第2位置との間において切替移動可
能に嵌合されており、 前記嵌合長孔の縁には、前記嵌合凸部を第1位置および
第2位置に位置決めすると共に、前記嵌合凸部を第1位
置と第2位置との間において切替移動させる際の節度感
を付与する弾性凸部が設けられており、 前記ミラーボディーを車室内側の前記第2取付部材に対
して切り替えて、前記嵌合凸部が第1位置に位置すると
きには、前記ミラーボディーが昼用傾斜位置に位置し、
前記嵌合凸部が第2位置に位置するときには、前記ミラ
ーボディーが夜用傾斜位置に位置する、 ことを特徴とする車両用ミラー装置。 - 【請求項2】 前記第1取付部材のうち、前記回転支持
部と前記嵌合長孔および前記嵌合凸部との間には、操作
レバーの一端部が第1回動支持部を介して回動可能に取
り付けられており、前記第2取付部材のうち、前記嵌合
凸部または前記嵌合長孔側には、前記操作レバーの中間
部が第2回動支持部を介して回動可能に取り付けられて
おり、前記操作レバーの他端部には、ノブ部が形成され
ている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ミラ
ー装置。 - 【請求項3】 前記ミラーボディーは、透明樹脂から構
成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記
載の車両用ミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002101753A JP2003291727A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 車両用ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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