JP2003291683A - 車両用情報提供装置 - Google Patents

車両用情報提供装置

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JP2003291683A JP2002101367A JP2002101367A JP2003291683A JP 2003291683 A JP2003291683 A JP 2003291683A JP 2002101367 A JP2002101367 A JP 2002101367A JP 2002101367 A JP2002101367 A JP 2002101367A JP 2003291683 A JP2003291683 A JP 2003291683A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転支援装置によって障害を回避でき且つ運転
者がそれを認識していないときに適切にそれを認識させ
る。 【解決手段】運転支援装置による障害回避中に、走行環
境の危急度が運転者の緊張度から推定された危急度より
大きいか、或いは走行環境の危急度から推定された運転
者の緊張度が検出された運転者の緊張度より大きいとき
には、当該運転支援装置による障害回避後に、その作動
に関する情報を運転者に提供する。危急度の差や緊張度
の差が大きいときには、情報を強調することにより、運
転支援装置による障害回避を適切に認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者に情報を提
供する車両用情報提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような車両用情報提供装置として
は、例えば特開2000−301964号公報に記載さ
れるものがある。この車両用情報提供装置は、自車両の
走行路上に障害があった場合、その危急度に応じて情報
の提示を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今の車両
には、例えばアンチスキッドブレーキ装置(ABS)や
車両挙動制御装置(VDC)、ブレーキアシスト装置等
の運転支援装置が搭載されている。こうした運転支援装
置によって障害を回避することもあるが、運転者はそれ
ら運転支援装置の作動によって障害を回避し得たことを
認識しない、或いは認識できない場合がある。こうした
運転支援装置は、あくまでも運転者による運転操作を支
援するものであり、それ自体が障害を回避するためのも
のではないから、運転者が認識していないときに、運転
支援装置の作動によって障害を回避し得たような場合に
は、運転者は正しくそれを認識すべきである。
【0004】本発明はこれらの諸問題に鑑みて開発され
たものであり、運転者が認識していないときに、運転支
援装置の作動によって障害を回避し得たような場合に、
運転者にそれを認識させることができる車両用情報提供
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に係る車両用情報提供装置
は、運転支援装置の作動状態を検出する運転支援装置作
動状態検出手段と、運転者の緊張度を検出する緊張度検
出手段と、走行環境の危急度及び前記運転支援装置の運
転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて運転者の緊
張度を推定する緊張度推定手段と、前記運転支援装置作
動状態検出手段で運転支援装置の作動が検出されたと
き、前記緊張度検出手段で検出された緊張度及び緊張度
推定手段で推定された緊張度とに基づいて、当該運転支
援装置の作動に関する情報を提供することを判定する情
報提供判定手段と、前記情報提供判定手段で判定された
結果に基づいて、前記運転支援装置の作動に関する情報
を提供する情報提供手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0006】また、本発明のうち請求項2に係る車両用
情報提供装置は、前記請求項1の発明において、前記緊
張度検出手段は、運転者の心拍を検出する心拍検出手
段、運転者の呼吸運動を検出する呼吸運動検出手段、運
転者の身体表面温度を検出する表面温度検出手段、運転
者の皮膚電位を検出する皮膚電位検出手段の少なくとも
一つを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明のうち請求項3に係る車両用
情報提供装置は、前記請求項1又は2の発明において、
前記緊張度推定手段は、前記危急度及び運転支援度の少
なくとも何れか一方に基づいて運転者の緊張度を一意に
推定することを特徴とするものである。また、本発明の
うち請求項4に係る車両用情報提供装置は、前記請求項
1乃至3の何れかの発明において、前記情報提供判定手
段は、前記緊張度検出手段で検出された緊張度が前記緊
張度推定手段で推定された緊張度より小さいときに、前
記運転支援装置の作動に関する情報を提供すると判定す
ることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のうち請求項5に係る車両用
情報提供装置は、前記請求項1乃至4の何れかの発明に
おいて、前記情報提供判定手段は、前記緊張度検出手段
で検出された緊張度と前記緊張度推定手段で推定された
緊張度との差が大きいときに、前記運転支援装置の作動
に関する情報を強調して提供すると判定することを特徴
とするものである。
【0009】また、本発明のうち請求項6に係る車両用
情報提供装置は、運転支援装置の作動状態を検出する運
転支援装置作動状態検出手段と、走行環境の危急度を検
出する危急度検出手段と、運転者の緊張度及び前記運転
支援装置の運転支援度の少なくとも何れか一方に基づい
て走行環境の危急度を推定する危急度推定手段と、前記
運転支援装置作動状態検出手段で運転支援装置の作動が
検出されたとき、前記危急度検出手段で検出された危急
度及び危急度推定手段で推定された危急度とに基づい
て、当該運転支援装置の作動に関する情報を提供するこ
とを判定する情報提供判定手段と、前記情報提供判定手
段で判定された結果に基づいて、前記運転支援装置の作
動に関する情報を提供する情報提供手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0010】また、本発明のうち請求項7に係る車両用
情報提供装置は、前記請求項6の発明において、前記運
転者の緊張度を検出する手段として、運転者の心拍を検
出する心拍検出手段、運転者の呼吸運動を検出する呼吸
運動検出手段、運転者の身体表面温度を検出する表面温
度検出手段、運転者の皮膚電位を検出する皮膚電位検出
手段の少なくとも一つを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】また、本発明のうち請求項8に係る車両用
情報提供装置は、前記請求項6又は7の発明において、
前記危急度推定手段は、前記運転者の緊張度及び運転支
援度の少なくとも何れか一方に基づいて走行環境の危急
度を一意に推定することを特徴とするものである。ま
た、本発明のうち請求項9に係る車両用情報提供装置
は、前記請求項6乃至8の何れかの発明において、前記
情報提供判定手段は、前記危急度検出手段で検出された
危急度が前記危急度推定手段で推定された危急度より大
きいときに、前記運転支援装置の作動に関する情報を提
供すると判定することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明のうち請求項10に係る車両
用情報提供装置は、前記請求項6乃至9の何れかの発明
において、前記情報提供判定手段は、前記危急度検出手
段で検出された危急度と前記危急度推定手段で推定され
た危急度との差が大きいときに、前記運転支援装置の作
動に関する情報を強調して提供すると判定することを特
徴とするものである。
【0013】また、本発明のうち請求項11に係る車両
用情報提供装置は、前記請求項1乃至10の何れかの発
明において、前記情報提供手段は、前記情報提供判定手
段により前記運転支援装置の作動に関する情報を提供す
ると判定されたとき、前記運転支援装置による障害回避
後に当該運転支援装置の作動に関する情報を提供するこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【発明の効果】而して、本発明のうち請求項1に係る車
両用情報提供装置によれば、走行環境の危急度及び運転
支援装置の運転支援度の少なくとも何れか一方に基づい
て運転者の緊張度を推定すると共に、運転支援装置の作
動が検出されたとき、検出された緊張度及び推定された
緊張度とに基づいて、当該運転支援装置の作動に関する
情報を提供することを判定し、その判定された結果に基
づいて、運転支援装置の作動に関する情報を提供する構
成としたため、例えば運転支援装置の作動によって障害
を回避し得たような場合であって、且つ検出された緊張
度が推定された緊張度より小さいようなときには、運転
者が運転支援装置の作動を認識していないとして当該運
転支援装置の作動に関する情報を提供することにより、
運転者にそれを適切に認識させることができる。
【0015】また、本発明のうち請求項2に係る車両用
情報提供装置によれば、運転者の心拍を検出するとか、
運転者の呼吸運動を検出するとか、運転者の身体表面温
度を検出するとか、運転者の皮膚電位を検出すことによ
って、運転者の緊張度を検出する構成としたため、運転
者の緊張度を正確に検出することができる。また、本発
明のうち請求項3に係る車両用情報提供装置によれば、
危急度及び運転支援度の少なくとも何れか一方に基づい
て運転者の緊張度を一意に推定する構成としたため、運
転者が達成すべき緊張度を正確に推定することができ
る。
【0016】また、本発明のうち請求項4に係る車両用
情報提供装置によれば、検出された緊張度が推定された
緊張度より小さいときに運転支援装置の作動に関する情
報を提供すると判定する構成としたため、例えば運転支
援装置の作動によって障害を回避し得たような場合であ
って、且つ運転者が運転支援装置の作動を認識していな
いときに、運転者にそれを適切に認識させることができ
る。
【0017】また、本発明のうち請求項5に係る車両用
情報提供装置によれば、検出された緊張度と推定された
緊張度との差が大きいときに、運転支援装置の作動に関
する情報を強調して提供すると判定する構成としたた
め、例えば運転支援装置の作動によって障害を回避し得
たような場合であって、且つ運転者が運転支援装置の作
動を認識していない可能性が高いほど、運転者にそれを
適切に認識させることができる。
【0018】また、本発明のうち請求項6に係る車両用
情報提供装置によれば、運転者の緊張度及び運転支援装
置の運転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて走行
環境の危急度を推定すると共に、運転支援装置の作動が
検出されたとき、検出された危急度及び推定された危急
度とに基づいて、当該運転支援装置の作動に関する情報
を提供することを判定し、その判定された結果に基づい
て、運転支援装置の作動に関する情報を提供する構成と
したため、例えば運転支援装置の作動によって障害を回
避し得たような場合であって、且つ検出された危急度が
推定された危急度より大きいようなときには、運転者が
運転支援装置の作動を認識していないとして当該運転支
援装置の作動に関する情報を提供することにより、運転
者にそれを適切に認識させることができる。
【0019】また、本発明のうち請求項7に係る車両用
情報提供装置によれば、運転者の心拍を検出するとか、
運転者の呼吸運動を検出するとか、運転者の身体表面温
度を検出するとか、運転者の皮膚電位を検出すことによ
って、運転者の緊張度を検出する構成としたため、運転
者の緊張度を正確に検出することができる。また、本発
明のうち請求項8に係る車両用情報提供装置によれば、
運転者の緊張度及び運転支援度の少なくとも何れか一方
に基づいて走行環境の危急度を一意に推定する構成とし
たため、運転者が認識している危急度を正確に推定する
ことができる。
【0020】また、本発明のうち請求項9に係る車両用
情報提供装置によれば、検出された危急度が推定された
危急度より大きいときに運転支援装置の作動に関する情
報を提供すると判定する構成としたため、例えば運転支
援装置の作動によって障害を回避し得たような場合であ
って、且つ運転者が運転支援装置の作動を認識していな
いときに、運転者にそれを適切に認識させることができ
る。
【0021】また、本発明のうち請求項10に係る車両
用情報提供装置によれば、検出された危急度と推定され
た危急度との差が大きいときに、運転支援装置の作動に
関する情報を強調して提供すると判定する構成としたた
め、例えば運転支援装置の作動によって障害を回避し得
たような場合であって、且つ運転者が運転支援装置の作
動を認識していない可能性が高いほど、運転者にそれを
適切に認識させることができる。
【0022】また、本発明のうち請求項11に係る車両
用情報提供装置によれば、運転支援装置の作動に関する
情報を提供すると判定されたとき、当該運転支援装置に
よる障害回避後に当該運転支援装置の作動に関する情報
を提供する構成としたため、運転支援装置による障害回
避を運転者に適切に認識させることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用情報提供装
置の第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1
は、本実施形態の車両用情報提供装置の一例を示す車両
概略構成図である。この車両には、運転支援装置20と
して、周知のアンチスキッド制御装置(ABS)21、
車両挙動制御装置(VDC)22、ブレーキアシスト装
置23が備えられている。これらの運転支援装置20
は、夫々、独立したコントローラによって制御される。
運転支援装置作動検出装置24は、これらのコントロー
ラからの信号によって、各運転支援装置20が作動して
いるかどうか、或いはどの程度作動しているのか、即ち
運転支援の度合いを検出するものである。
【0024】また、この車両には、自車両の走行路にお
ける障害物の危急度を検出する危急度検出装置27が設
けられている。この危急度検出装置27は、例えばレー
ダ装置や撮像装置による自車両前方情報から前方車両や
障害物までの距離を検出する距離検出装置28及び自車
両に対する前方車両や障害物の位置を検出する位置検出
装置29を備え、それらで検出された前方車両や障害物
の位置や距離に応じて、当該障害物が自車両にとってど
の程度、危急なのかを検出する。具体的には、検出され
た前方車両や障害物の位置から路側帯や隣接車線への接
近距離を求め、その逆数を位置の危急度とし、検出され
た前方車両や障害物までの距離の逆数を距離の危急度と
し、それらを乗算した値を総合的な危急度とする。
【0025】また、この車両には、運転者の緊張度を検
出する緊張度検出装置25が設けられている。本実施形
態の緊張度検出装置25は、運転者の心拍を検出する心
拍検出装置26を備えて構成されている。この心拍検出
装置26は、例えば図2に示すように、ステアリングホ
イール40のうち、左右の手で把持する部分に導電性塗
料41、42を塗布し、この導電性塗料41、42に電
極43、44を取付け、両電極43、44間の電位差か
ら運転者の心拍数を検出し、運転者の平静時の心拍数で
除した値を緊張度として検出する。なお、符号45は接
地極である。
【0026】緊張度特性記憶装置32は、例えば図3に
示すように、横軸に危急度、縦軸に緊張度をとり、一般
的な危急度における運転者の緊張度との関係を一意に表
したマップを記憶している。通常は、危急度が大きくな
ると運転者の緊張度も大きくなる。緊張度推定装置31
は、前記危急度検出装置27で検出された危急度を用
い、前記緊張度特性記憶装置32のマップを参照して、
運転者が抱くべき緊張度を推定する。例えば図3に示す
ように、現在の危急度がD1 であるとすると、運転者が
抱くべき緊張度はSr であるというように、運転者の緊
張度を推定する。
【0027】情報出力判定装置30は、前記運転支援装
置作動検出装置24で前記運転支援装置20の作動が検
出されたとき、前記緊張度検出装置25で検出された運
転者の緊張度と前記緊張度推定装置31で推定された運
転者の緊張度とに基づいて、運転支援装置20の作動に
関する情報を提供するか否かの判定を行う。具体的に
は、例えば図3に示すように、前記緊張度推定装置31
で推定された運転者の緊張度がS1 であり、前記緊張度
検出装置25で検出された運転者の緊張度がSrである
ときのように、推定された運転者の緊張度より検出され
た運転者の緊張度が小さくいときに、運転支援装置20
の作動に関する情報を提供すると判定する。
【0028】モニタ33及びスピーカ34は、夫々、前
記情報出力判定装置30で、運転支援装置20の作動に
関する情報を提供すると判定されたときに、当該運転支
援装置20の作動に関する情報を運転者に提供する。具
体的には、アンチスキッド制御装置(ABS)21によ
って障害を回避できたような場合には、例えば図4に示
すように、「ABSにより障害回避」とモニタ33に提
示すると共に、スピーカ34から同様の内容を音声提示
する。同様に、車両挙動制御装置(VDC)22によっ
て障害を回避できたような場合には「VDCにより障害
回避」と情報提示し、ブレーキアシスト装置23によっ
て障害を回避できたような場合には「ブレーキアシスト
装置により障害回避」と情報提示する。
【0029】図5は、これらの情報提供装置を司る演算
処理のフローチャートである。この演算処理は、例えば
10msec. 程度に設定された所定サンプリング周期ΔT
毎にタイマ割込によって実行される。なお、このフロー
チャートでは、特に通信のためのステップを設けていな
いが、演算処理された結果は随時記憶装置に更新記憶さ
れ、必要な情報は記憶装置から随時読込まれる。
【0030】この演算処理では、まずステップS100
で、前記運転支援装置作動検出装置24により、前記各
運転支援装置20が作動しているか否かを判定し、各運
転支援装置20が作動している場合にはステップS10
1に移行し、そうでない場合にはメインプログラムに復
帰する。前記ステップS101では、前記緊張度検出装
置25により、運転者の緊張度を検出する。
【0031】次にステップS102に移行して、前記危
急度検出装置27により、危急度を検出する。次にステ
ップS103に移行して、前記各運転支援装置20によ
る障害回避が終了したか否かを判定し、障害回避が終了
した場合にはステップS104に移行し、そうでない場
合には前記ステップS101に復帰する。
【0032】前記ステップS104では、後述する図6
の演算処理を行って、前記各運転支援装置20の作動に
関する情報出力が必要か否かを判定し、情報出力が必要
な倍にはステップS105に移行し、そうでない場合に
はメインプログラムに復帰する。前記ステップS105
では、後述する図6の演算処理を行って、前記各運転支
援装置20の作動に関する情報を出力してからメインプ
ログラムに復帰する。
【0033】次に、前記図5の演算処理のステップS1
04、ステップS105で行われるマイナプログラムに
ついて図6のフローチャートを用いて説明する。この演
算処理では、まずステップS110で、前記緊張度推定
装置31により、危急度に応じた運転者の緊張度(以
下、予測緊張度とも記す)を前記図3の緊張度特性記憶
装置32に従って算出する。
【0034】次にステップS111に移行して、前記緊
張度検出装置25で検出された運転者の緊張度が前記ス
テップS110で算出された予測緊張度以下であるか否
かを判定し、当該運転者の緊張度が予測緊張度以下であ
る場合にはステップS112に移行し、そうでない場合
にはステップS113に移行する。前記ステップS11
2では、前述の図4のように、前記各運転支援装置20
の作動に関する情報を出力してからメインプログラムに
復帰する。
【0035】また、前記ステップS113では、運転支
援装置20の作動に関する情報を出力することなくメイ
ンプログラムに復帰する。この演算処理によれば、運転
者の緊張度が、危急度に応じた予測緊張度以下であると
きに、障害回避が終了してから、各運転支援装置20の
作動に関する情報が提供される。もし、運転者が危急を
認識していれば、検出される緊張度も、危急度に応じた
予測緊張度程度、或いはそれ以上であるはずであり、従
ってそのような場合には各運転支援装置20の作動に関
する情報は提供されない。逆に、検出される緊張度が危
急度に応じた予測緊張度以下であるということは、運転
者は危急を認識しておらず、従って運転支援装置20に
よる障害回避も認識していないか、若しくは各運転支援
装置20によって障害を回避できると過信しているかと
考えられる。前述のように、運転支援装置20は、あく
までも運転を支援するものであり、障害を回避する主体
は運転者による運転操作であるから、そのような場合に
運転支援装置20の作動に関する情報を提供することに
より、運転者は危急を認識し、運転支援装置20への過
信を抑制防止することができる。
【0036】次に、本発明の車両用情報提供装置の第2
実施形態について説明する。図7に、本実施形態の車両
用情報提供装置の車両概略構成図を示す。この実施形態
において、前記第1実施形態と同等の構成要素には同等
の符号を附して説明の重複を回避する。この実施形態で
は、前記第1実施形態の危急度検出装置27の位置検出
装置29が削除されている。従って、この実施形態の危
急度検出装置27で検出される危急度は、距離検出装置
28で検出される前方車両又は障害までの距離の逆数だ
けとなる。
【0037】また、この実施形態では、運転者の緊張度
を検出する緊張度検出装置25として、例えば赤外線セ
ンサなどで構成される表面温度検出装置35を備えてい
る。運転者派、緊張すると皮膚温度が低下する。従っ
て、表面温度検出装置35で検出される運転者の顔の皮
膚温度と、平静時の運転者の顔の皮膚温度との差の絶対
値を緊張度として用いる。
【0038】また、前記第1実施形態の緊張度推定装置
31に代えて危急度推定装置36が設けられている。こ
の危急度推定装置36は、前記緊張度検出装置25で検
出された運転者の緊張度を用い、例えば図8に示すマッ
プから、運転者が認識している危急度を推定する。例え
ば、検出された運転者の緊張度がS2 であるとすると、
運転者が認識している危急度はDt であるというよう
に、運転者の緊張度から運転者が認識している危急度を
一意に推定する。なお、緊張度と危急度との関係は前記
第1実施形態の図3と同じである。
【0039】従って、情報出力判定装置41の構成も変
更されており、前記危急度検出装置27で検出された走
行環境の危急度と、前記危急度推定装置36で推定され
た運転者の認識している危急度とを比較し、検出された
危急度が推定された危急度より大きいときに、前記各運
転支援装置20の作動に関する情報を提供する。また、
本実施形態では、図8に示すように、検出された危急度
1 と推定された危急度Dt との差ΔDが大きいほど、
例えば前記第1実施形態の図4に示す情報を強調して提
供する。具体的には、検出された危急度と推定された危
急度との差ΔDが大きいほど、モニタ33に表示する文
字のフォントサイズを大きくしたり、或いはモニタ明滅
の頻度を大きくしたり、或いはスピーカー34の音声を
大きくしたりする。
【0040】従って、これらの車両用情報提供装置を司
る演算処理も図9のものに変更されている。この図9の
演算処理には、前記第1実施形態の図5の演算処理と同
等のステップもあり、それらには同等の符号を附して説
明の重複を回避する。この演算処理では、前記第1実施
形態の図5のステップS101がステップS201に、
ステップS104がステップS204に、ステップS1
05がステップS205に変更されている。
【0041】このうち、ステップS201では、前記緊
張度検出装置25の表面温度検出装置24で検出された
運転者の顔の表面皮膚温度に基づいて緊張度を検出す
る。また、前記ステップS204では、後述する図10
の演算処理に従って、前記危急度検出装置27で検出さ
れた危急度と前記危急度推定装置36で推定された危急
度とに基づいて各運転支援装置20の作動に関する情報
出力が必要であるか否かを判定し、情報出力が必要であ
ると判定された場合にはステップS205に移行する。
【0042】前記ステップS205では、後述する図1
0の演算処理に従って、前述のようにして各運転支援装
置20の作動に関する情報を出力してからメインプログ
ラムに復帰する。次に、前記図9の演算処理のステップ
S204、ステップS205で行われるマイナプログラ
ムについて図10のフローチャートに従って説明する。
【0043】この演算処理では、まずステップS210
で、前記危急度推定装置36により、運転者の緊張度に
応じた走行環境の危急度(以下、予測危急度とも記す)
を前記図8の緊張度特性記憶装置32に従って算出す
る。次にステップS211に移行して、前記危急度検出
装置27で検出された走行環境の危急度が前記ステップ
S210で算出された予測危急度以上であるか否かを判
定し、当該走行環境の危急度が予測危急度以上である場
合にはステップS212に移行し、そうでない場合には
ステップS213に移行する。
【0044】前記ステップS212では、前述の図4の
ように、且つ前述の検出された危急度と予測危急度との
差に応じて、前記各運転支援装置20の作動に関する情
報を出力してからメインプログラムに復帰する。また、
前記ステップS213では、運転支援装置20の作動に
関する情報を出力することなくメインプログラムに復帰
する。
【0045】この演算処理によれば、走行環境の危急度
が、運転者の緊張度に応じた予測危急度以上であるとき
に、障害回避が終了してから、各運転支援装置20の作
動に関する情報が提供される。もし、運転者が危急を認
識していれば、運転者の緊張度から推定される予測危急
度も、検出された危急度程度、或いはそれ以上であるは
ずであり、従ってそのような場合には各運転支援装置2
0の作動に関する情報は提供されない。逆に、検出され
る危急度が運転者の緊張度に応じた予測危急度以上であ
るということは、運転者は危急を認識しておらず、従っ
て運転支援装置20による障害回避も認識していない
か、若しくは各運転支援装置20によって障害を回避で
きると過信しているかと考えられる。前述のように、運
転支援装置20は、あくまでも運転を支援するものであ
り、障害を回避する主体は運転者による運転操作である
から、そのような場合に運転支援装置20の作動に関す
る情報を提供することにより、運転者は危急を認識し、
運転支援装置20への過信を抑制防止することができ
る。
【0046】更に、本実施形態では、検出される危急度
と推定される危急度との差が大きいほど、前記各運転指
示装置20の作動に関する情報を強調して提供するた
め、運転支援装置20によって障害を回避したことを認
識していない可能性に応じて、運転者にそれを適切に認
識させることができる。次に、本発明の車両用情報提供
装置の第3実施形態について説明する。図11に、本実
施形態の車両用情報提供装置の車両概略構成図を示す。
この実施形態において、前記第1実施形態と同等の構成
要素には同等の符号を附して説明の重複を回避する。
【0047】この実施形態では、前記第1実施形態の危
急度検出装置27自体が削除されている。また、例えば
GPS(Global Positioning System)等で構成される新
たな位置検出装置40が追加されている。この位置検出
装置40の出力は、運転支援装置作動検出装置37に入
力され、従ってこの運転支援装置作動検出装置37の構
成も変更されている。具体的には、例えば図12に示す
ように、前記各運転支援装置20の支援度を数値化して
算出する。例えばアンチスキッド制御装置(ABS)2
1の場合、アンチスキッド制御中に、前記位置検出装置
40で検出された移動距離を、車輪回転数から求めた走
行距離で除した値が支援度となる。また、例えば車両挙
動制御装置(VDC)22の場合、車両挙動制御中に、
車輪に与えられている制駆動力に対する最大制駆動力の
比が支援度となる。また、例えばブレーキアシスト制御
装置23の場合、ブレーキアシスト制御中に、車輪与え
られている制動力に対する最大制動力の比が支援度とな
る。
【0048】そして、緊張度特性記憶装置39は、例え
ば図13に示すように、前記各運転支援装置20の支援
度と運転者の緊張度との関係を示すマップを記憶してい
る。前述のように各運転支援装置20の支援度は、いわ
ば走行環境の危急度と比例関係にあり、従って各運転支
援装置20の支援度が大きければ走行環境の危急度が大
きく、運転者がそれを認識していれば、運転者の緊張度
も大きくなる。従って、マップの意味するところは、前
記第1実施形態の図3と同様ということになる。
【0049】従って、緊張度推定装置38は、前記運転
支援装置37で検出された各運転支援装置20の支援度
を用い、前記緊張度特性記憶装置39に記憶されている
マップに従って、運転者の緊張度を推定する。例えば運
転支援装置20の支援度がA 1 であるときには運転者の
達成すべき緊張度はSr ' となるといったように設定す
る。
【0050】これに合わせて、情報出力判定装置42の
構成も変更されており、前記緊張度検出装置25で検出
された運転者の緊張度と、前記緊張度推定装置38で推
定された運転者の緊張度とを比較し、検出された緊張度
が推定された緊張度より小さいときに、前記各運転支援
装置20の作動に関する情報を提供する。また、本実施
形態では、図13に示すように、検出された緊張度S1
と推定された危急度S r ' との差ΔSが大きいほど、例
えば前記第1実施形態の図4に示す情報を強調して提供
する。具体的には、前記第2実施形態と同様に、検出さ
れた危急度と推定された危急度との差ΔDが大きいほ
ど、モニタ33に表示する文字のフォントサイズを大き
くしたり、或いはモニタ明滅の頻度を大きくしたり、或
いはスピーカー34の音声を大きくしたりする。
【0051】従って、これらの車両用情報提供装置を司
る演算処理も図14のものに変更されている。この図1
4の演算処理には、前記第1実施形態の図5の演算処理
と同等のステップもあり、それらには同等の符号を附し
て説明の重複を回避する。この演算処理では、前記第1
実施形態の図5のステップS102がステップS302
に、ステップS104がステップS304に、ステップ
S105がステップS305に変更されている。
【0052】このうち、ステップS302では、前記運
転支援装置作動検出装置37により各運転支援装置20
の支援度を検出する。また、前記ステップS304で
は、後述する図15の演算処理に従って、前記緊張度検
出装置25で検出された緊張度と前記緊張度推定装置3
8で推定された緊張度とに基づいて各運転支援装置20
の作動に関する情報出力が必要であるか否かを判定し、
情報出力が必要であると判定された場合にはステップS
305に移行する。
【0053】前記ステップS305では、後述する図1
5の演算処理に従って、前述のようにして各運転支援装
置20の作動に関する情報を出力してからメインプログ
ラムに復帰する。次に、前記図14の演算処理のステッ
プS304、ステップS305で行われるマイナプログ
ラムについて図15のフローチャートに従って説明す
る。
【0054】この演算処理では、まずステップS310
で、前記緊張度推定装置38により、各運転支援装置2
0の支援度に応じた運転者の緊張度(以下、予測緊張度
とも記す)を前記図13の緊張度特性記憶装置32に従
って算出する。次にステップS311に移行して、前記
緊張度検出装置25で検出された運転者の緊張度が前記
ステップS310で算出された予測緊張度以下であるか
否かを判定し、当該運転者の緊張度が予測緊張度以下で
ある場合にはステップS312に移行し、そうでない場
合にはステップS313に移行する。
【0055】前記ステップS312では、前述の図4の
ように、且つ前述の検出された緊張度と予測緊張度との
差に応じて、前記各運転支援装置20の作動に関する情
報を出力してからメインプログラムに復帰する。また、
前記ステップS313では、運転支援装置20の作動に
関する情報を出力することなくメインプログラムに復帰
する。
【0056】この演算処理によれば、各運転支援装置2
0の支援度から運転者の緊張度を推定し、それと検出さ
れた運転者の緊張度とを比較して各運転支援装置の作動
に関する情報提供を判定する構成としたため、前記第1
実施形態と同様の効果が得られる。更に、検出される緊
張度と推定される緊張度との差が大きいほど、前記各運
転指示装置20の作動に関する情報を強調して提供する
ため、前記第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0057】なお、前記実施形態では、運転者の心拍、
運転者の顔の表面温度、運転者の皮膚電位から運転者の
緊張度を検出する手段について説明したが、これ以外に
も、例えば運転者の呼吸運動から運転者の緊張度を検出
する手段もある。具体的には、運転者の心拍数同様、緊
張すると呼吸運動が激しく、速くなるので、その呼吸運
動の状態から緊張度を検出するようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用情報提供装置の第1実施形態を
示す概略構成図である。
【図2】図1の心拍検出装置の構成図である。
【図3】危急度と緊張度との関係を示すマップである。
【図4】モニタへの情報提供の説明図である。
【図5】図1の車両用情報提供装置で行われる演算処理
のフローチャートである。
【図6】図5の演算処理で行われるマイナプログラムの
フローチャートである。
【図7】本発明の車両用情報提供装置の第2実施形態を
示す概略構成図である。
【図8】危急度と緊張度との関係を示すマップである。
【図9】図7の車両用情報提供装置で行われる演算処理
のフローチャートである。
【図10】図9の演算処理で行われるマイナプログラム
のフローチャートである。
【図11】本発明の車両用情報提供装置の第3実施形態
を示す概略構成図である。
【図12】運転支援装置の支援度の説明図である。
【図13】支援度と緊張度との関係を示すマップであ
る。
【図14】図11の車両用情報提供装置で行われる演算
処理のフローチャートである。
【図15】図14の演算処理で行われるマイナプログラ
ムのフローチャートである。
【符号の説明】
20は運転支援装置 24は運転支援装置作動検出装置 25は緊張度検出装置 27は危急度検出装置 30は情報出力判定装置 31は緊張度推定装置 32は緊張度特性記憶装置 33はモニタ 34はスピーカ 36は危急度推定装置 37は運転支援装置作動検出装置 38は緊張度推定装置 39は緊張度特性記憶装置 41は情報出力判定装置 42は情報出力判定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 627 B60R 21/00 627

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転支援装置の作動状態を検出する運転
    支援装置作動状態検出手段と、運転者の緊張度を検出す
    る緊張度検出手段と、走行環境の危急度及び前記運転支
    援装置の運転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて
    運転者の緊張度を推定する緊張度推定手段と、前記運転
    支援装置作動状態検出手段で運転支援装置の作動が検出
    されたとき、前記緊張度検出手段で検出された緊張度及
    び緊張度推定手段で推定された緊張度とに基づいて、当
    該運転支援装置の作動に関する情報を提供することを判
    定する情報提供判定手段と、前記情報提供判定手段で判
    定された結果に基づいて、前記運転支援装置の作動に関
    する情報を提供する情報提供手段とを備えたことを特徴
    とする車両用情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記緊張度検出手段は、運転者の心拍を
    検出する心拍検出手段、運転者の呼吸運動を検出する呼
    吸運動検出手段、運転者の身体表面温度を検出する表面
    温度検出手段、運転者の皮膚電位を検出する皮膚電位検
    出手段の少なくとも一つを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の車両用情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記緊張度推定手段は、前記危急度及び
    運転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて運転者の
    緊張度を一意に推定することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の車両用情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記情報提供判定手段は、前記緊張度検
    出手段で検出された緊張度が前記緊張度推定手段で推定
    された緊張度より小さいときに、前記運転支援装置の作
    動に関する情報を提供すると判定することを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載の車両用情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記情報提供判定手段は、前記緊張度検
    出手段で検出された緊張度と前記緊張度推定手段で推定
    された緊張度との差が大きいときに、前記運転支援装置
    の作動に関する情報を強調して提供すると判定すること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両用情
    報提供装置。
  6. 【請求項6】 運転支援装置の作動状態を検出する運転
    支援装置作動状態検出手段と、走行環境の危急度を検出
    する危急度検出手段と、運転者の緊張度及び前記運転支
    援装置の運転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて
    走行環境の危急度を推定する危急度推定手段と、前記運
    転支援装置作動状態検出手段で運転支援装置の作動が検
    出されたとき、前記危急度検出手段で検出された危急度
    及び危急度推定手段で推定された危急度とに基づいて、
    当該運転支援装置の作動に関する情報を提供することを
    判定する情報提供判定手段と、前記情報提供判定手段で
    判定された結果に基づいて、前記運転支援装置の作動に
    関する情報を提供する情報提供手段とを備えたことを特
    徴とする車両用情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記運転者の緊張度を検出する手段とし
    て、運転者の心拍を検出する心拍検出手段、運転者の呼
    吸運動を検出する呼吸運動検出手段、運転者の身体表面
    温度を検出する表面温度検出手段、運転者の皮膚電位を
    検出する皮膚電位検出手段の少なくとも一つを備えたこ
    とを特徴とする請求項6に記載の車両用情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記危急度推定手段は、前記運転者の緊
    張度及び運転支援度の少なくとも何れか一方に基づいて
    走行環境の危急度を一意に推定することを特徴とする請
    求項6又は7に記載の車両用情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記情報提供判定手段は、前記危急度検
    出手段で検出された危急度が前記危急度推定手段で推定
    された危急度より大きいときに、前記運転支援装置の作
    動に関する情報を提供すると判定することを特徴とする
    請求項7乃至8の何れかに記載の車両用情報提供装置。
  10. 【請求項10】 前記情報提供判定手段は、前記危急度
    検出手段で検出された危急度と前記危急度推定手段で推
    定された危急度との差が大きいときに、前記運転支援装
    置の作動に関する情報を強調して提供すると判定するこ
    とを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載の車両用
    情報提供装置。
  11. 【請求項11】 前記情報提供手段は、前記情報提供判
    定手段により前記運転支援装置の作動に関する情報を提
    供すると判定されたとき、前記運転支援装置による障害
    回避後に当該運転支援装置の作動に関する情報を提供す
    ることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の
    車両用情報提供装置。
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