JP2003289666A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JP2003289666A
JP2003289666A JP2002092767A JP2002092767A JP2003289666A JP 2003289666 A JP2003289666 A JP 2003289666A JP 2002092767 A JP2002092767 A JP 2002092767A JP 2002092767 A JP2002092767 A JP 2002092767A JP 2003289666 A JP2003289666 A JP 2003289666A
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capacitor
switch
switching power
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JP2002092767A
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Eiji Nishimori
英二 西森
Noriyuki Sekizawa
紀行 関澤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コスト及びサイズを削減したスイッ
チング電源回路を提供することを目的とする。 【解決手段】スイッチング電源回路は、単一のインダク
タと、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、複数
のスイッチからなるスイッチ群と、直流電源からインダ
クタにエネルギーを蓄積するスイッチ群が形成する第1
の経路と、インダクタに蓄積されたエネルギーを第1の
コンデンサに供給するスイッチ群が形成する第2の経路
と、インダクタに蓄積されたエネルギーを第2のコンデ
ンサに供給するスイッチ群が形成する第3の経路を含
み、第1のコンデンサの電位を第1の出力とし第2のコ
ンデンサの電位を第2の出力として外部に供給すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にスイッチング
電源に関し、詳しくは複数のDC電源出力を供給するス
イッチング電源に関する。
【従来の技術】近年、多くの電気機器においてスイッチ
ング方式の電源が使用され、低コストで小スペースのス
イッチング電源が要求されている。
【0002】図1は、低い電圧源から2つの高い出力電
圧を得る従来の同期整流方式のスイッチング電源を示す
図である。
【0003】図1のスイッチング電源は、DC電源1に
接続され、OUT1用インダクタL1、OUT1用のイ
ンダクタに通電させるための半導体スイッチSW1、O
UT1用の整流ダイオード4、OUT1用の半導体スイ
ッチSW2、OUT1用の整流平滑コンデンサ6、OU
T2用インダクタL2、OUT2用のインダクタに通電
させるための半導体スイッチSW3、OUT2用の整流
ダイオード10、OUT2用の半導体スイッチSW4、
OUT2用の整流平滑コンデンサ12、及びタイミング
制御回路14及び15を含む。整流平滑コンデンサ6の
両端電圧である出力OUT1は、負荷7に供給される。
また整流平滑コンデンサ12の両端電圧である出力OU
T2は、負荷13に供給される。
【0004】図2は、図1のスイッチング電源の動作を
説明するためのタイミング図である。図2において、ス
イッチSW1、SW2、スイッチSW3、及びスイッチ
SW4は、いずれも対応するタイミング制御信号がHI
GHの時にスイッチが閉じ(接続状態)、LOWの時に
スイッチが開く(切断状態)。以下出力OUT1につい
て図1の回路の動作を説明する。
【0005】まずSW2が開いている時にSW1を時間
t1閉じるとDC電源1からインダクタL1に電流が流
れ、このインダクタL1にその時間t1の二乗に比例し
た分のエネルギーが蓄えられる。このエネルギーが蓄積
する状態は、図2(c)に示されるインダクタの電流に
見ることが出来る。
【0006】次にSW1を開き、その直後にSW2を時
間t2閉じる。インダクタL1に蓄えられていたエネル
ギーは、スイッチSW2(及びダイオード4)を経由し
て放電し、コンデンサ6に移動する。これによりコンデ
ンサ6にエネルギーが電荷として蓄積され、OUT1の
端子電圧が上昇する。
【0007】時間t2の後はSW1もSW2も開いた状
態となり、コンデンサ6から負荷7に電流が流れる。次
に再びSW1及びSW2が動作するまでの間(t3)、
コンデンサ6のエネルギーは放電し続け、OUT1の端
子電圧(図2(d))は時間の経過と共に減少してい
く。なお図2(d)の電圧波形は、僅かな電圧変動を拡
大して示すものである。
【0008】以上の動作を繰り返し、コンデンサ6へ蓄
えられるエネルギーが放電エネルギーと一致する状態に
なると、コンデンサ6から放電により失われる電荷はそ
の後の充電により補充され、出力OUT1として直流電
位が得られることになる。
【0009】タイミング制御回路14は、出力OUT1
の直流電位を任意の設定された電位と比較して、出力O
UT1の直流電位の方が高い場合には時間t1を短く
し、低い場合には時間t1を長くするように、スイッチ
SW1の開閉タイミングを制御する。なおt1を可変す
るPWM(Pulse Width Modulation)方式の場合には、
時間t1+t2+t3はタイミング制御回路内で設定さ
れたクロック周波数により決まる一定時間となる。
【0010】図1の構成において、SW2を取り除き整
流ダイオード4のみを用いる構成としてもよい。しかし
一般にシリコンダイオードにおいては、順方向に数mA
以上の電流が流れると約0.6Vの電圧降下が生じる。
この電圧降下はエネルギーロスとなるので、エネルギー
効率を重視する場合には、ダイオードより電圧降下が低
い即ちON抵抗が小さい半導体スイッチSW2を用い
る。但し半導体スイッチSW2のみを使用する構成にす
ると、インダクタL1にエネルギーが残っている状態で
スイッチSW2を開放してしまった場合に、インダクタ
L1により高電圧が発生して回路を損傷する恐れがあ
る。従って、図1のように半導体スイッチSW2に並列
にダイオード4を設け、高電圧発生を防止する構成とし
ておくことが好ましい。
【0011】以上の動作は、出力OUT2についても同
様に実行される。
【発明が解決しようとする課題】図1に示される構成で
は、出力OUT1用の回路と出力OUT2用の回路がそ
れぞれ独立に設けられるので、回路を構成する部品がそ
れぞれの出力に対して必要となる。このように、複数の
DC出力を備える従来のスイッチング電源では、出力の
数だけインダクタ、ダイオード、半導体スイッチ、コン
デンサ等を用意しなければならないので、コストが増大
すると共に回路実装のサイズが大きくなるという問題が
ある。特にインダクタは小型化が困難な回路素子であ
り、コスト及びサイズ削減の際の障害となる。
【0012】以上を鑑みて、本発明は、コスト及びサイ
ズを削減したスイッチング電源回路を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】本発明によるスイッチン
グ電源回路は、単一のインダクタと、第1のコンデンサ
と、第2のコンデンサと、複数のスイッチからなるスイ
ッチ群と、直流電源から該インダクタにエネルギーを蓄
積する該スイッチ群が形成する第1の経路と、該インダ
クタに蓄積された該エネルギーを該第1のコンデンサに
供給する該スイッチ群が形成する第2の経路と、該イン
ダクタに蓄積された該エネルギーを該第2のコンデンサ
に供給する該スイッチ群が形成する第3の経路を含み、
該第1のコンデンサの電位を第1の出力とし該第2のコ
ンデンサの電位を第2の出力として外部に供給すること
を特徴とする。
【0013】上記スイッチング電源回路では、複数の出
力に対して単一のインダクタを共有する。種々の回路素
子の中でもインダクタは小型化が困難な素子であり、イ
ンダクタの共有によってその個数を減らすことで、コス
ト削減と共に大幅な面積削減を実現することが出来る。
なお2個の出力を生成する構成でなく、出力の数を3個
以上に増やしても同様の動作が可能である。
【0014】また本発明によるスイッチング電源回路
は、インダクタと、コンデンサと、複数のスイッチから
なるスイッチ群と、直流電源から該インダクタにエネル
ギーを蓄積する該スイッチ群が形成する第1の経路と、
該インダクタに蓄積された該エネルギーを該コンデンサ
に供給する該スイッチ群が形成する第2の経路と、該コ
ンデンサに蓄積されたエネルギーを該インダクタに戻す
該スイッチ群が形成する第3の経路と、該コンデンサか
ら該第3の経路を介して該インダクタに戻されたエネル
ギーを該直流電源に戻す該スイッチ群が形成する第4の
経路を含み、該コンデンサの電位を出力として外部に供
給することを特徴とする。
【0015】上記スイッチング電源回路では、電源電圧
供給停止時に従来は無駄に熱に変換されていたエネルギ
ーを、スイッチング電源の入力側に接続された直流電源
側に戻す。これにより、例えば直流電源が充電式の二次
電池などの場合、一時的にエネルギーを充電することに
より無駄を低減することができる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を添付の
図面を用いて詳細に説明する。
【0016】図3は、本発明によるスイッチング電源回
路の第1の実施例を示す図である。
【0017】図3のスイッチング電源は、DC電源1に
接続され、OUT1及びOUT2共用インダクタL1、
インダクタL1に通電させるための半導体スイッチSW
1、OUT1用の整流ダイオード4、OUT1用の半導
体スイッチSW2、OUT1用の整流平滑コンデンサ
6、OUT2用の半導体スイッチSW4、OUT2用の
整流平滑コンデンサ12、及びタイミング制御回路16
を含む。整流平滑コンデンサ6の両端電圧である出力O
UT1は、負荷7に供給される。また整流平滑コンデン
サ12の両端電圧である出力OUT2は、負荷13に供
給される。
【0018】図4は、図3のスイッチング電源の動作を
説明するためのタイミング図である。図4において、ス
イッチSW1、SW2、スイッチSW3、及びスイッチ
SW4は、いずれも対応するスイッチング制御信号がH
IGHの時にスイッチが閉じ(接続状態)、LOWの時
にスイッチが開く(切断状態)。以下出力OUT1につ
いて図1の回路の動作を説明する。
【0019】まずSW2及びSW4が開いている時にS
W1を時間t1閉じるとDC電源1からインダクタL1
に電流が流れ、このインダクタL1にその時間t1の二
乗に比例した分のエネルギーが蓄えられる。このエネル
ギーが蓄積する状態は、図4(d)に示されるインダク
タの電流に見ることが出来る。
【0020】次にSW1を開き、その直後にSW2を時
間t2閉じる。インダクタL1に蓄えられていたエネル
ギーは、スイッチSW2(及びダイオード4)を経由し
て放電し、コンデンサ6に移動する。これによりコンデ
ンサ6にエネルギーが電荷として蓄積され、OUT1の
端子電圧が上昇する。
【0021】時間t2の後はSW2が開いた状態とな
り、コンデンサ6から負荷7に電流が流れる。次に再び
SW1及びSW2が動作するまでの間(t3)、コンデ
ンサ6のエネルギーは放電し続け、OUT1の端子電圧
(図4(e))は時間の経過と共に減少していく。なお
図4(e)の電圧波形は、僅かな電圧変動を拡大して示
すものである。
【0022】以上の動作を繰り返し、コンデンサ6へ蓄
えられるエネルギーが放電エネルギーと一致する状態に
なると、コンデンサ6から放電により失われる電荷はそ
の後の充電により補充され、出力OUT1として直流電
位が得られることになる。タイミング制御回路16は、
出力OUT1の直流電位を任意の設定された電位と比較
して、出力OUT1の直流電位の方が高い場合には時間
t1を短くし、低い場合には時間t1を長くするよう
に、スイッチSW1の開閉タイミングを制御する。なお
t1を可変するPWM(Pulse Width Modulation)方式
の場合には、時間t1+t2+t3はタイミング制御回
路内で設定されたクロック周波数により決まる一定時間
となる。
【0023】更にOUT2用の制御として、時間t2か
ら時間t4(≧0)経過後にSW1を時間t5閉じる。
これによりDC電源1からインダクタL1に電流が流
れ、インダクタL1に時間t5の二乗に比例した分のエ
ネルギーが蓄えられる。このエネルギーが蓄積する状態
は、図4(d)に示されるインダクタの電流に見ること
が出来る。
【0024】次にSW1を開き、その直後にSW4を時
間t6閉じる。インダクタL1に蓄えられていたエネル
ギーは、スイッチSW4を経由して放電し、コンデンサ
12に移動する。これによりコンデンサ12にエネルギ
ーが電荷として蓄積され、OUT2の端子電圧が上昇す
る。
【0025】時間t6の後はSW4が開いた状態とな
り、コンデンサ12から負荷13に電流が流れる。次に
再びSW1及びSW4が動作するまでの間(t7)、コ
ンデンサ12のエネルギーは放電し続け、OUT2の端
子電圧(図4(f))は時間の経過と共に減少してい
く。なお図4(f)の電圧波形は、僅かな電圧変動を拡
大して示すものである。
【0026】以上の動作を繰り返し、コンデンサ12へ
蓄えられるエネルギーが放電エネルギーと一致する状態
になると、コンデンサ12から放電により失われる電荷
はその後の充電により補充され、出力OUT2として直
流電位が得られることになる。タイミング制御回路16
は、出力OUT2の直流電位を任意の設定された電位と
比較して、出力OUT2の直流電位の方が高い場合には
時間t5を短くし、低い場合には時間t5を長くするよ
うに、スイッチSW1の開閉タイミングを制御する。
【0027】このように本発明によるスイッチング電源
においては、複数の出力に対して単一のインダクタを共
有する。種々の回路素子の中でもインダクタは小型化が
困難な素子であり、インダクタの共有によってその個数
を減らすことで、コスト削減と共に大幅な面積削減を実
現することが出来る。なお上記の例では2個の出力を生
成する構成としたが、出力の数を3個以上に増やしても
同様の動作が可能である。
【0028】図3の構成において、ダイオード4が存在
しないと、全スイッチがOFF状態となった際に瞬間的
にインダクタのスイッチ側が高電圧となり、回路部品に
定格以上の電圧が加わってしまう可能性がある。そこで
SW2にダイオード4を並列接続することにより、上記
現象が発生しても、インダクタのスイッチ側の電位を出
力電位よりもダイオードの順方向電圧分だけ高い状態に
抑えることが出来る。またスイッチSW4を切り離した
際に生じる高電圧も、スイッチSW2のダイオード4を
介して逃がすことが出来るので、高電圧防止のために設
けるダイオードは1つでよい。仮にダイオードをスイッ
チSW4側にも設けてしまうと、インダクタL1がダイ
オード4を介してOUT1に接続されると共にもう一方
のダイオードを介してOUT2に接続されてしまうの
で、OUT1及びOUT2が同一の出力となってしま
う。
【0029】また複数の出力のなかで最も高い電圧の出
力端子部分において、スイッチ(図3の例ではスイッチ
SW2或いはSW4)を取り除いてダイオードのみの構
成としてもよい。これは、出力電圧が高ければダイオー
ドによる損失は大きな効率低下とはならないからであ
る。このように最も高い電圧の出力に対してはダイオー
ドだけの構成とすることで、効率をそれ程低下させるこ
と無く、コスト及び面積を削減することが出来る。
【0030】また同様の理由で、ダイオードをスイッチ
と並列に設ける構成の場合であっても、それは最も高い
電圧の出力端子部分であることが好ましい。
【0031】図5は、本発明によるスイッチング電源回
路の第2の実施例を示す図である。図5において、図3
と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省
略する。第2の実施例のスイッチング電源は、図3の第
1の実施例のスイッチング電源に加えてダイオード21
及びスイッチSW5を含む。
【0032】図3に示される第1の実施例のスイッチン
グ電源においては、ダイオード4が接続されているOU
T1が無負荷となると、スイッチSW4がOFFした後
の僅かなインダクタL1の残留エネルギーにより、OU
T1の出力電圧が大幅に上昇してしまう可能性がある。
そこで図5のようにダイオード21とスイッチSW5と
を設け、スイッチSW4がOFFした後に、ダイオード
21とスイッチSW5とを介して残留エネルギーをOU
T2に出力するように構成する。スイッチSW5の開閉
タイミングは、タイミング制御回路16Aによって制御
される。
【0033】図6は、図5のスイッチング電源の動作を
示すタイミング図である。
【0034】図6に示されるように、上記スイッチSW
5はスイッチSW4と同時にONしても、スイッチSW
4のOFF時にONしても、OUT2の出力のためのス
イッチSW1のOFFと同時にONしてもよい。またス
イッチSW4をOFFするタイミングとしては、OUT
2の発振サイクルの終わり又はOUT1のONサイクル
の前でOFFすればよい。
【0035】上記の第2の実施例の構成とすることで、
出力OUT1に負荷が接続されていない場合であって
も、スイッチSW5を適切なタイミングでONすること
により、スイッチSW4開放時にインダクタL1の残留
エネルギーが出力OUT1側へ漏れてしまうことを防止
することが出来る。
【0036】図7は、本発明によるスイッチング電源回
路の第3の実施例を示す図である。図7において、図3
と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省
略する。第3の実施例のスイッチング電源は、図3の第
1の実施例のスイッチング電源からダイオード4を削除
し、それに代えてダイオード列22がインダクタL1に
並列に設けられている。
【0037】図7の構成では、スイッチSW2或いはS
W4が開放されたときの高電圧の発生を防ぐため、ダイ
オードを複数直列に接続したダイオード列22をインダ
クタL1に並列に接続してある。このダイオード列22
がインダクタ両端子間の電圧リミッタ(リミット電圧値
はダイオードの数で決まる)として働くことにより、イ
ンダクタL1のスイッチ側の電位が高電圧とならず、出
力OUT1に高電圧が発生することを防止可能となる。
なおダイオード列22の代わりに図8に示すように、ツ
ェナーダイオード23とダイオード24とを組み合せ
て、適切なリミット電圧を提供するようにしてもよい。
【0038】図9は、本発明によるスイッチング電源回
路の第4の実施例を示す図である。
【0039】図9に示す第4の実施例では、出力OUT
1とOUT2とに対して、それぞれのエネルギー充填時
間t1とt5とを異ならせることを特徴とする。複数の
出力である出力OUT1と出力OUT2との間で、消費
電流又は出力電圧が異なる場合には、それぞれに合わせ
て時間t1とt5とを独立に制御する。これによりイン
ダクタL1への最大充電エネルギー量が変わり、それぞ
れの設定に合った出力電圧を得ることができる。
【0040】一般にスイッチング電源のタイミング制御
回路においては、スイッチ開閉タイミングを制御するた
めに三角波を発生する。この三角波は、図2や図4にお
いてもタイミングの基準となる波形として示されてい
る。この三角波の電位と所定の閾値電位とを比較するこ
とで、各スイッチのオン・オフタイミングを容易に制御
することが出来る。図9の第4の実施例では、例えば、
三角波の立上り及び立下り時間を制御することにより、
スイッチのオン・オフタイミングを容易に所望のタイミ
ングに制御することが可能となる。
【0041】図10は、本発明によるスイッチング電源
回路の第5の実施例を示す図である。図10において、
図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明
は省略する。第5の実施例のスイッチング電源において
は、図3の第1の実施例のスイッチング電源に加えて、
DC電源31とスイッチSW6とが新たに設けられてい
る。このように第5の実施例においては、1個のインダ
クタL1に対して2個の異なるDC電源1及び31とス
イッチSW6とを設け、供給電源を切り替えられるよう
に構成してある。各スイッチの開閉タイミングは、タイ
ミング制御回路16Bによって制御される。
【0042】図11は、図10のスイッチング電源の動
作を示すタイミング図である。
【0043】図11(c)に示すタイミング制御信号に
よりスイッチSW6がDC電源1側へ接続されている時
は、スイッチSW1及びSW2の動作により、インダク
タL1の蓄積エネルギーをOUT1へ供給する。SW6
がDC電源31側へ接続されている時は、スイッチSW
1及びSW4の動作により、インダクタL1の蓄積エネ
ルギーをOUT2へ供給する。これを繰り返すことによ
り、DC電源1はOUT1用の専用電源、DC電源2は
OUT2用の専用電源として使用される。この例では2
個のDC電源と2個の出力としたが、DC電源と出力の
数を3個以上に増やしても同様の動作が可能であり、D
C電源と出力の数が一致している必要もない。
【0044】図12は、本発明によるスイッチング電源
回路の第6の実施例を示す図である。図12において、
図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明
は省略する。第6の実施例のスイッチング電源において
は、図3の第1の実施例のスイッチング電源と比較し
て、スイッチSW1が取り除かれると共に、ダイオード
32とスイッチSW6及びSW7とが新たに設けられて
いる。各スイッチの開閉タイミングは、タイミング制御
回路16Cによって制御される。
【0045】図3に示される第1の実施例の構成は、昇
圧型電源(DC電源1のDC電圧<OUT1及びOUT
2の電圧)に関するものである。これに対し図12の構
成は、OUT1及びOUT2の電圧がDC電源1の電圧
より低い降圧型電源に関するものである。
【0046】図13は、図12のスイッチング電源の動
作を示すタイミング図である。
【0047】図13に示されるように、まずスイッチS
W2とスイッチSW6とを同時に導通させ、インダクタ
L1とコンデンサ6にエネルギーを蓄える。その後スイ
ッチSW6を開放すると同時にスイッチSW7を導通さ
せる。これによりインダクタL1に蓄積されたエネルギ
ーがSW2を介して出力OUT1に供給されると共に、
コンデンサ6に蓄積されたエネルギーが負荷7に電流と
して流れる。インダクタL1に蓄積されたエネルギーが
ゼロとなりインダクタL1に流れる電流がゼロになるタ
イミングで、スイッチSW2は開放される。その後、再
びスイッチSW2が動作するまでの間、コンデンサ6の
エネルギーは負荷7に放電し続ける。
【0048】OUT2側でも同様であり、スイッチSW
4とスイッチSW6とを同時に導通させ、インダクタL
1とコンデンサ12にエネルギーを蓄える。その後スイ
ッチSW6を開放すると同時にスイッチSW7を導通さ
せる。これによりインダクタL1に蓄積されたエネルギ
ーがSW4を介して出力OUT2に供給されると共に、
コンデンサ12に蓄積されたエネルギーが負荷13に電
流として流れる。インダクタL1に蓄積されたエネルギ
ーがゼロとなりインダクタL1に流れる電流がゼロにな
るタイミングで、スイッチSW4は開放される。その
後、再びスイッチSW4が動作するまでの間、コンデン
サ12のエネルギーは負荷13に放電し続ける。
【0049】図12の回路において、例えばOUT1側
では、スイッチSW2とスイッチSW6とを同時に導通
させインダクタL1とコンデンサ6とにエネルギーを蓄
える際に、OUT1の出力電圧であるコンデンサ6の両
端の電圧は、必ずDC電源1の電圧よりも低い電圧とな
る。従って出力OUT1として、DC電源1の電圧より
も低い降圧電圧が供給されることになる。出力OUT2
側においても同様である。
【0050】図14は、本発明によるスイッチング電源
回路の第7の実施例を示す図である。図14において、
図12と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説
明は省略する。第7の実施例のスイッチング電源におい
ては、図12の第6の実施例のスイッチング電源に加え
て、第1の実施例と同様のスイッチSW1が新たに設け
られている。各スイッチの開閉タイミングは、タイミン
グ制御回路16Dによって制御される。
【0051】図12に示される第6の実施例の構成は、
OUT1及びOUT2の電圧がDC電源1の電圧より低
い降圧型電源に関するものであったが、図14の構成
は、DC電源1より高い昇圧電位又はDC電源1より低
い昇圧電位を任意に設定して出力可能な昇降圧型電源に
関するものである。
【0052】図15は、図14のスイッチング電源の動
作を示すタイミング図である。
【0053】図15に示されるように、まずスイッチS
W1とスイッチSW6とを同時に導通させ、スイッチS
W2及びSW7が開放されている状態で、インダクタL
1にエネルギーを蓄える。その後スイッチSW1及びS
W6を開放すると同時にスイッチSW2及びSW7を導
通させる。これによりインダクタL1に蓄積されたエネ
ルギーがSW2を介して出力OUT1に供給され、コン
デンサ6に電荷として蓄積される。インダクタL1に蓄
積されたエネルギーが消費され尽くしインダクタL1に
流れる電流がゼロになるタイミングで、スイッチSW2
は開放される。その後、再びスイッチSW2が動作する
までの間、コンデンサ6のエネルギーは負荷7に放電し
続ける。OUT2側についても動作は同様である。
【0054】図3に示される第1の実施例の構成では、
スイッチSW1を開放してスイッチSW2を短絡した際
に出力OUT1に印加される電圧は、DC電源1の電圧
をベースとして更にそれにインダクタL1のエネルギー
放出が加算されたものとなる。従って、図3の構成では
OUT1は昇圧電圧となる(OUT2も同様)。また図
12に示される第6の実施例の構成では、スイッチSW
2とスイッチSW6とを同時に導通させインダクタL1
とコンデンサ6とにエネルギーを蓄える際に、OUT1
の出力電圧であるコンデンサ6の両端の電圧は、必ずD
C電源1の電圧よりも低い電圧となる。従って図12の
構成ではOUT1は降圧電圧となる(OUT2も同
様)。
【0055】それに対して図14に示される第7の実施
例の構成では、スイッチSW1及びSW6を開放してス
イッチSW2及びSW7を導通することにより、インダ
クタL1に蓄積されたエネルギーをコンデンサ6に供給
する。この際に、出力OUT1の電位を決定するのは、
インダクタL1からのエネルギー供給と負荷7によるエ
ネルギー消費のバランスである。インダクタL1へのエ
ネルギー充填時間であるスイッチSW1及びSW6の導
通時間を、タイミング制御回路16Dにより調整するこ
とで、インダクタL1からコンデンサ6に供給するエネ
ルギーを制御する。このタイミング制御回路16Dによ
る制御によって、所望の電位(昇圧或いは降圧)を提供
することが出来る。
【0056】なお第7の実施例の構成で、図15に示さ
れる時間t4及びt8においては、全スイッチを開放状
態としてもよい。しかしインダクタL1の端子電圧が不
定となることを防ぐためには、スイッチSW1或いはS
W7を閉じることでグランド電位に接続しておくことが
好ましい。
【0057】またスイッチSW2或いはSW4を開く
時、スイッチSW1及びSW7を閉じるように制御して
もよい。これによりインダクタL1の端子電圧上昇(電
位不定)を抑え、スイッチSW2に並列に設けたダイオ
ード4は不要となる。特にLSI内部にスイッチSW2
及びSW4を設けた場合には、高速な切り替えが可能で
あるので、上記のようなスイッチングを容易に実現する
ことができる。
【0058】図16は、本発明によるスイッチング電源
回路の第8の実施例を示す図である。図16において、
図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明
は省略する。第8の実施例のスイッチング電源において
は、図3の第1の実施例のスイッチング電源に加えて、
スイッチSW8乃至SW11が設けられている。各スイ
ッチの開閉タイミングは、タイミング制御回路16Eに
よって制御される。なお図16においては、出力がOU
T1だけの単一出力の場合を示すが、第1の実施例と同
様に複数の出力を備えた構成としてもよい。
【0059】第8の実施例のスイッチング電源は、頻繁
に電源出力をオン・オフするような場合にエネルギーの
無駄を低減する回路である。一般に電源の出力には電圧
安定化のための平滑用コンデンサが設けられるが、出力
電圧を急速にゼロにしたい場合には、このコンデンサに
蓄えられたエネルギーを抵抗等で消費させて熱に変換し
ていた。図16の回路では、従来無駄に熱に変換されて
いたエネルギーを、スイッチング電源の入力側に接続さ
れたDC電源側に戻す構成となっている。これにより、
例えばDC電源1が充電式の二次電池などの場合、一時
的にエネルギーを充電することにより無駄を低減するこ
とができる。
【0060】図17は、図16のスイッチング電源の動
作を示すタイミング図である。負荷7へ電源供給する場
合には、第1の実施例の場合と同様に、SW1及びSW
9を導通させることにより図16及び図17に示される
Aの経路を介してインダクタL1にエネルギーを充填
し、次にSW1を開放させると共にSW2を導通させて
Bの経路を介してインダクタL1からコンデンサ6にエ
ネルギーを移動させ、その後コンデンサ6からの放電と
して負荷7へ電源供給する。負荷7への電源供給を停止
する場合には、図16及び図17においてまずスイッチ
SW1及びSW8を導通させてCの経路を確立し、コン
デンサ6に残留している電荷を放電してインダクタL1
にそのエネルギーを蓄える。その後、スイッチSW1及
びSW8を開放すると共にスイッチSW10及びSW1
1を導通させてDの経路を確立し、インダクタL1のエ
ネルギーをDC電源1に戻してやる。これにより、従来
無駄になっていたエネルギーをある程度DC電源に戻す
ことが可能になる。
【0061】図18は、本発明によるスイッチング電源
LSIの構成を示す図である。図18のスイッチング電
源LSI100は、図14の第7の実施例のスイッチン
グ電源に対応するものであり、図14と同一の構成要素
は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
【0062】スイッチング電源LSI100において、
DC電圧源1は4Vであり、出力OUT1の電圧が5
V、出力OUT2の電圧が3Vである。この2系統の出
力をインダクタL1の1個で生成する。なお一般的に
は、DC電圧源1、インダクタL1、コンデンサ6及び
12は、スイッチング電源LSI100に対して外付け
の構成となる。
【0063】スイッチSW1、SW2、SW4、SW
5、SW6、及びSW7はオン抵抗の低いMOS−FE
Tにより構成されるスイッチであり、それぞれのゲート
端子はタイミング制御回路16Dによる論理制御に基づ
いて駆動される。タイミング制御回路16Dからスイッ
チへの経路の一部にはレベルシフト回路105乃至10
7が挿入されているが、これはタイミング制御回路16
D内の論理回路で使われている電源電圧を、MOS−F
ETを導通させるためのゲートのスイッチ動作点に対応
した電圧に変換するためのものである。例えば、論理回
路出力は0〜4Vであるのを、ゲート電圧0〜5Vに変
換する。
【0064】CP1乃至CP3は電位を比較するコンパ
レータであり、CP1及びCP2は高感度かつ高速なも
のを使用する。CP1及びCP2はそれぞれ、スイッチ
SW2及びSW4において、インダクタL1側の端子と
出力側の端子との両端の電位を比較し、電流がゼロにな
るタイミングを検出する。即ち、インダクタL1から出
力端子へエネルギーが放電され、インダクタL1側の電
位が出力端子側の電位よりも低くなると、CP1及びC
P2が直ちにそれを検出する。CP1及びCP2による
検出結果はタイミング制御回路16Dに供給され、これ
に応じてタイミング制御回路16Dが、スイッチSW2
及びSW4のMOS−FETを非導通とする。
【0065】オペアンプOP1及びOP2に供給される
Vrefは、それぞれ出力OUT1及びOUT2の設定
電位に等しい基準電圧である。OP1及びOP2は、実
際の出力電位と基準電位とを比較して差電圧を増幅し、
増幅された差電位をCP3に入力する。CP3は三角波
の電圧とOP1又はOP2の出力電圧とを比較し、タイ
ミング制御回路16DのPWM出力パルス幅を制御す
る。
【0066】スイッチSW8は、タイミング制御回路1
6Dの動作をOUT1用とOUT2用とで時分割してい
るので、それに合わせてOP1の出力及びOP2の出力
間で切り替えるスイッチである。この切り替えタイミン
グは、三角波発生器102の動作に同期している。三角
波発生器102からの三角波及びCP3からのPWM出
力パルス幅に基づいて、タイミング制御回路16Dは各
MOS−FETのゲート端子を制御することになる。タ
イミング制御回路16Dによる各スイッチのタイミング
制御の例を図19に示す。
【0067】なお図18に示されるように、スイッチン
グ電源LSI100に対してDC電圧源、インダクタ、
及びコンデンサは外付けとなっているが、同様に第1乃
至6及び第8の実施例についても、DC電圧源、インダ
クタ、及びコンデンサを外付けとしてスイッチング電源
LSIを構成することが出来る。また第1乃至8の実施
例において、コンデンサをスイッチング電源LSIの内
部に内蔵する構成としてもよい。
【0068】図20は、図18のタイミング制御回路1
6Dの構成を周辺の回路部分と共に示す図である。図2
0において、図18と同一の構成要素は同一の番号で参
照し、その説明は省略する。図20において、電流源2
12乃至215、スイッチ216乃至219、及び発振
容量224の部分が、図18の三角波発振器102に相
当する。電流源212或いは213から電流を発振容量
224に供給することで、所定の傾きで上昇する三角波
の立ち上がり電圧波形を生成し、電流源214或いは2
15を介して電流を発振容量224から放電すること
で、所定の傾きで下降する三角波の立ち下がり電圧波形
を生成する。トグルフリップフロップ207の出力がQ
(State1)であるかXQ(State2)である
かに応じて、1つの電流源を駆動するか2つの電流源を
同時に駆動するかが決まり、これにより三角波の傾きが
変化する。即ち、図9(g)に示される場合に相当す
る。
【0069】コンパレータ208は、上記のようにして
得られる三角波電圧波形をVH或いはVLと比較して、
SW2用のドライバ201等を制御するDown信号を
生成する。このDown信号をインバータ223で反転
してUp信号を生成し、スイッチSW1及びSW6を駆
動するドライバ205及び206に供給する。Down
信号は三角波の立ち下がりでHIGHになり、Up信号
は三角波の立ち上がりでHIGHになる信号である。ト
グルフリップフロップ207は、Up信号によりトグル
され、交互にState1或いはState2を指し示
す。State1はOUT1の動作モードに対応し、S
tate2はOUT2の動作モードに対応する。
【0070】スイッチSW2のドライバ201は、St
ate1信号、Down信号、及びCP1検出結果を受
け取り、OUT1の動作モードにおいて、三角波の立ち
下がり部分で、CP1検出がHIGHになるまでパルス
を出力する。スイッチSW4のドライバ202は、St
ate2信号、Down信号、及びCP2検出結果を受
け取り、OUT2の動作モードにおいて、三角波の立ち
下がり部分で、CP2検出がHIGHになるまでパルス
を出力する。スイッチSW5のドライバ203は、St
ate2信号及びDown信号を受け取り、OUT2の
動作モードにおいて、三角波の立ち下がり部分に対応す
る期間だけHIGHパルスを出力する。スイッチSW7
のドライバ204は、Down信号を受け取り、OUT
1及びOUT2の両動作モードにおいて、三角波の立ち
下がり部分に対応する期間だけHIGHパルスを出力す
る。スイッチSW1のドライバ205は、Up信号を受
け取り、OUT1及びOUT2の両動作モードにおい
て、三角波の立ち上がり部分に対応する期間だけHIG
Hパルスを出力する。スイッチSW6のドライバ206
は、CP3からのPWM出力パルス幅及びUp信号を受
け取り、OUT1及びOUT2の両動作モードにおい
て、三角波の立ち上がり部分でPWM出力パルス幅の期
間だけHIGHになるパルスを出力する。これにより、
図19に示す各スイッチのタイミング制御が実行され
る。
【0071】上記構成では、スイッチSW1の導通期間
は固定としておき、同時期に導通するスイッチSW6の
導通期間を、出力OUT1及び出力OUT2の電位に応
じて調整する。これによりインダクタL1に蓄えるエネ
ルギーの量を制御して、所定の出力OUT1の電位及び
出力OUT2の電位を達成する。
【0072】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
【発明の効果】本発明によるスイッチング電源回路で
は、複数の出力に対して単一のインダクタを共有する。
種々の回路素子の中でもインダクタは小型化が困難な素
子であり、インダクタの共有によってその個数を減らす
ことで、コスト削減と共に大幅な面積削減を実現するこ
とが出来る。
【0073】また本発明によるスイッチング電源回路で
は、電源電圧供給停止時に従来は無駄に熱に変換されて
いたエネルギーを、スイッチング電源の入力側に接続さ
れた直流電源側に戻す。これにより、例えば直流電源が
充電式の二次電池などの場合、一時的にエネルギーを充
電することにより無駄を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】低い電圧源から2つの高い出力電圧を得る従来
の同期整流方式のスイッチング電源を示す図である。
【図2】図1のスイッチング電源の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図3】本発明によるスイッチング電源回路の第1の実
施例を示す図である。
【図4】図3のスイッチング電源の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図5】本発明によるスイッチング電源回路の第2の実
施例を示す図である。
【図6】図5のスイッチング電源の動作を示すタイミン
グ図である。
【図7】本発明によるスイッチング電源回路の第3の実
施例を示す図である。
【図8】リミット電圧を提供するためのツェナーダイオ
ードとダイオードからなる回路を示す図である。
【図9】本発明によるスイッチング電源回路の第4の実
施例を示す図である。
【図10】本発明によるスイッチング電源回路の第5の
実施例を示す図である。
【図11】図10のスイッチング電源の動作を示すタイ
ミング図である。
【図12】本発明によるスイッチング電源回路の第6の
実施例を示す図である。
【図13】図12のスイッチング電源の動作を示すタイ
ミング図である。
【図14】本発明によるスイッチング電源回路の第7の
実施例を示す図である。
【図15】図14のスイッチング電源の動作を示すタイ
ミング図である。
【図16】本発明によるスイッチング電源回路の第8の
実施例を示す図である。
【図17】図16のスイッチング電源の動作を示すタイ
ミング図である。
【図18】本発明によるスイッチング電源LSIの構成
を示す図である。
【図19】図18のスイッチング電源の動作を示すタイ
ミング図である。
【図20】図18のタイミング制御回路の構成を周辺の
回路部分と共に示す図である。
【符号の説明】
1 DC電源 4 整流ダイオード 6 整流平滑コンデンサ 7 負荷 12 整流平滑コンデンサ 13 負荷 16 タイミング制御回路 L1 共用インダクタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5H730 AA16 AS01 AS04 AS05 BB13 BB14 BB57 BB83 BB89 DD04 DD26 DD32 EE13 FD01 FD26 FG05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のインダクタと、 第1のコンデンサと、 第2のコンデンサと、 複数のスイッチからなるスイッチ群と、 直流電源から該インダクタにエネルギーを蓄積する該ス
    イッチ群が形成する第1の経路と、 該インダクタに蓄積された該エネルギーを該第1のコン
    デンサに供給する該スイッチ群が形成する第2の経路
    と、 該インダクタに蓄積された該エネルギーを該第2のコン
    デンサに供給する該スイッチ群が形成する第3の経路を
    含み、該第1のコンデンサの電位を第1の出力とし該第
    2のコンデンサの電位を第2の出力として外部に供給す
    ることを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 【請求項2】該第1の経路を形成した後に該第2の経路
    を形成し更に引き続いて再び該第1の経路を形成した後
    に該第3の経路を形成するように該スイッチ群を制御す
    るタイミング制御回路を更に含むことを特徴とする請求
    項1記載のスイッチング電源回路。
  3. 【請求項3】複数の出力の中で最大出力電圧の出力に対
    応するコンデンサと該インダクタとの間に該インダクタ
    からの電流を流すダイオードを該スイッチ群のスイッチ
    と並列に設けることを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チング電源回路。
  4. 【請求項4】複数の出力の中で最大出力電圧の出力に対
    応するコンデンサと該インダクタとの間を該インダクタ
    からの電流を流すダイオードのみで接続することを特徴
    とする請求項1記載のスイッチング電源回路。
  5. 【請求項5】複数の出力の中で最大出力電圧の出力に対
    応するコンデンサでないコンデンサと該インダクタとの
    間にダイオードとスイッチとの直列接続を該スイッチ群
    のスイッチと並列に設けることを特徴とする請求項1記
    載のスイッチング電源回路。
  6. 【請求項6】該インダクタと並列に接続されるダイオー
    ド列を更に含むことを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チング電源回路。
  7. 【請求項7】該直流電源とは異なる直流電源から該イン
    ダクタにエネルギーを蓄積する該スイッチ群が形成する
    第4の経路を更に含むことを特徴とする請求項1記載の
    スイッチング電源回路。
  8. 【請求項8】該第2の経路或いは該第3の経路を遮断し
    た後に該インダクタの両端を固定電圧に接続する該スイ
    ッチ群が形成する第4の経路を更に含むことを特徴とす
    る請求項1記載のスイッチング電源回路。
  9. 【請求項9】インダクタと、 コンデンサと、 複数のスイッチからなるスイッチ群と、 直流電源から該インダクタにエネルギーを蓄積する該ス
    イッチ群が形成する第1の経路と、 該インダクタに蓄積された該エネルギーを該コンデンサ
    に供給する該スイッチ群が形成する第2の経路と、 該コンデンサに蓄積されたエネルギーを該インダクタに
    戻す該スイッチ群が形成する第3の経路と、 該コンデンサから該第3の経路を介して該インダクタに
    戻されたエネルギーを該直流電源に戻す該スイッチ群が
    形成する第4の経路を含み、該コンデンサの電位を出力
    として外部に供給することを特徴とするスイッチング電
    源回路。
  10. 【請求項10】外部の直流電源に接続される端子と、 外部の単一のインダクタに接続される端子と、 外部の第1のコンデンサに接続される端子と、 外部の第2のコンデンサに接続される端子と、 複数のスイッチからなるスイッチ群と、 該外部の直流電源から該外部のインダクタにエネルギー
    を蓄積する該スイッチ群が形成する第1の経路と、 該外部のインダクタに蓄積された該エネルギーを該外部
    の第1のコンデンサに供給する該スイッチ群が形成する
    第2の経路と、 該外部のインダクタに蓄積された該エネルギーを該外部
    の第2のコンデンサに供給する該スイッチ群が形成する
    第3の経路を含むことを特徴とするスイッチング電源回
    路。
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