JP2003289552A - 画像表示端末装置及び立体画像表示システム - Google Patents

画像表示端末装置及び立体画像表示システム

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JP2003289552A
JP2003289552A JP2002090400A JP2002090400A JP2003289552A JP 2003289552 A JP2003289552 A JP 2003289552A JP 2002090400 A JP2002090400 A JP 2002090400A JP 2002090400 A JP2002090400 A JP 2002090400A JP 2003289552 A JP2003289552 A JP 2003289552A
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Shigeo Terabe
滋郎 寺部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示端末装置にて立体画像を表示する際
の自然なインターフェースを提供する。 【解決手段】 受信手段1が、無線通信により3次元物
体を示す画像情報を受信する。傾き検出手段21cが、
画像表示端末装置の傾き値を計算し、表示画像補正手段
21bが、計算された傾き値に応じて受信された3次元
物体を示す画像情報を補正し、視点を変更した立体画像
を作成する。この結果作成された立体画像を表示手段3
3にて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話などの
通信機能を有し、通話相手等の立体画像を表示する画像
表示端末装置及び立体画像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像表示端末装置で立体画像を表
示する際、立体画像の視点を変化させて表示させる(立
体画像の表示を、ある視点から見た場合の表示から、別
の視点から見た場合の表示へ変化させる)ための指示
は、ユーザがマウスやボタンを操作することで画像表示
端末装置に与えていた。
【0003】また、従来の立体画像の合成方法として
は、画像表示端末装置が予め表示させたい立体画像の3
次元モデリングデータを記憶しておき、その記憶した3
次元モデリングデータを用いてユーザから要求された変
化後の視点に応じた立体画像を合成する方法をとってい
た。ここで、3次元モデリングデータとは、立体画像と
して表示対象となった物体を鉛直方向に沿って輪切りに
したときの平面情報の集合のことである。2次元画像の
合成は、それぞれの平面に対して視点から見える部分
(平面情報)を切り出してつなぎ合わせることで、所望
の視点からの2次元画像を作成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、従来技術においては、別視点の表示への変更の要求
を、ユーザがマウスやボタン操作により行う必要があっ
たので、所望する視点からの立体画像を表示させるため
には微妙な細かな操作が必要となり、ユーザにある程度
高度な操作スキルが要求されていた。従って、マウスや
ボタン操作が不慣れなユーザにとっては、操作し難いと
いう不具合がある。
【0005】また、3次元モデリングデータを用いる方
法では、立体画像を2次元画像として合成し表示する
が、この3次元モデリングデータを作成する処理(前処
理としてのスキャンニング)や、この作成した3次元モ
デリングデータを更新する処理(動的に立体画像の方向
等を変化させる)にかかる処理量が大きいという不具合
がある。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、画像表示端末装置を覗き窓として見立
てたり、或いは、当該画像表示端末装置自体を物体とし
て見立てた場合に、立体画像を表示する際の自然なイン
ターフェースを提供する画像表示端末装置及び立体画像
表示システムを提供することを目的とする。
【0007】また、立体画像を迅速に表示することを可
能とする画像表示端末装置及び立体画像表示システムを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示端末装
置は、無線通信機能を有する画像表示端末装置におい
て、無線通信により3次元物体を示す画像情報を受信す
る受信手段と、前記画像表示端末装置の傾き値を計算す
る傾き検出手段と、前記傾き検出手段にて計算された前
記傾き値に応じて前記受信手段により受信された前記3
次元物体を示す画像情報を補正し、視点を変更した立体
画像を作成する表示画像補正手段と、前記表示画像補正
手段により作成された前記立体画像を表示する表示手段
とを具備することを特徴とする。
【0009】また、本発明の立体画像表示システムは、
無線通信により3次元物体を示す画像情報を送信する送
信端末装置と、当該送信された画像情報を受信し対応す
る立体画像を作成して表示する受信端末装置とを備えた
立体画像表示システムにおいて、前記送信端末装置は、
撮影対象である3次元物体について視点の異なる2つの
2次元画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手
段にて撮影した前記撮影対象の前記視点の異なる2つの
2次元画像に対応する情報を送信する送信手段とを備
え、サーバを更に具備し、当該サーバは前記送信手段か
ら送信された前記視点の異なる2つの2次元画像に対応
する情報から、対応する平面画像と立体情報とを抽出
し、前記受信端末装置に送信し、前記受信端末装置は、
無線通信により前記平面画像と前記立体情報とを受信す
る受信手段と、前記受信端末装置の傾き値を計算する傾
き検出手段と、前記受信手段により受信された前記立体
情報と前記傾き検出手段にて計算された前記傾き値とに
基づいて補正量を計算し、当該計算した補正量に基づい
て前記平面画像の各画像を補正することにより、視点を
変更した立体画像を作成する表示画像補正手段と、前記
表示画像補正手段により作成された前記立体画像を表示
する表示手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、本発明の画像表示端末装置は、無線
通信機能を有する画像表示端末装置において、無線通信
により3次元物体を示す平面画像を受信する受信手段
と、特定の形状に関する立体画像を記憶する記憶手段
と、前記画像表示端末装置の傾き値を計算する傾き検出
手段と、前記記憶手段に記憶された前記立体情報と前記
傾き検出手段にて計算された前記傾き値とに基づいて補
正量を計算し、当該計算した補正量に基づいて前記平面
画像の各画像を補正することにより、視点を変更した立
体画像を作成する表示画像補正手段と、前記表示画像補
正手段により作成された前記立体画像を表示する表示手
段とを具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明の立体画像表示システムは、
無線通信により3次元物体を示す画像情報を送信する送
信端末装置と、当該送信された画像情報を受信し対応す
る立体画像を作成して表示する受信端末装置とを備えた
立体画像表示システムにおいて、前記送信端末装置は、
撮影対象である3次元物体について視点の異なる2つの
2次元画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手
段にて撮影した前記撮影対象の前記視点の異なる2つの
2次元画像に対応する情報を送信する送信手段とを備
え、サーバを更に具備し、当該サーバは前記送信手段か
ら送信された前記視点の異なる2つの2次元画像に対応
する情報から、対応する平面画像を抽出し、前記受信端
末装置に送信し、前記受信端末装置は、無線通信により
前記平面画像を受信する受信手段と、特定の形状に関す
る立体情報を記憶する記憶手段と、前記受信端末装置の
傾き値を計算する傾き検出手段と、前記記憶手段に記憶
された前記立体情報と前記傾き検出手段にて計算された
前記傾き値とに基づいて補正量を計算し、当該計算した
補正量に基づいて前記平面画像の各画像を補正すること
により、視点を変更した立体画像を作成する表示画像補
正手段と、前記表示画像補正手段により作成された前記
立体画像を表示する表示手段とを具備することを特徴と
する。
【0012】これにより、本発明では、立体画像を表示
する際の自然なインターフェースを提供することが可能
となる。また、立体画像を迅速に表示することを可能と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】(システムの構成)以下、図面を
参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図
1は、本発明の画像表示端末装置を用いた立体画像表示
システムを示した図である。本システムは、画像表示端
末装置である2つの端末100、及び、端末200と、
サーバ300から構成されている。
【0014】端末200は、図2に示すように視点の異
なる2つの2次元の静止画又は動画像を2つのカメラ3
1、32にてそれぞれ撮影し、サーバ300に送信す
る。サーバ300は、端末200から送信された視点の
異なる2つの2次元画像に基づいて演算を行い、図2に
示す画像情報(平面画像と立体情報)を作成し、端末1
00に送信する。端末100は、サーバ300から送信
される画像情報を受信する。端末100には2つの加速
度計を搭載しており、この加速度計を用いて端末100
の傾き値(即ち、端末の傾きの変化の値)を求める。こ
の端末100の傾き値に応じて、端末100は受信した
画像情報で求められる特定の視点から見たときに対応す
る立体画像を、別の視点から見た場合の立体画像となる
よう補正し、その補正した立体画像を表示する。ここ
で、平面画像は、2つのカメラ31、32がそれぞれ撮
影した画像情報が失われないようにパノラマ画像になっ
ている。また、立体情報は、2つの2次元画像に関する
視差情報から物体表面の幾何学情報(具体的には、投影
面からの高さ)を類推したものである。
【0015】なお、端末100とサーバ300間の画像
情報の無線通信、及び、端末200とサーバ300間の
2次元画像の無線通信は、図示せぬ無線通信用の基地局
を介して行われる。サーバ300は、基地局を含むネッ
トワーク側に設けられている。 (端末の構成)次に、端末100及び端末200の回路
の構成について説明する。図3に、端末100及び端末
200の構成を示す回路ブロック図を示している。
【0016】端末100及び端末200は、無線部1と
ベースバンド部2、入出力部3、電源部4から構成され
る。無線部1では、図示しない基地局との間で無線チャ
ネルを介して無線周波信号を送受信する。受信の場合
は、無線周波信号をアンテナ11で受信し、それをアン
テナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)1
3に入力する。受信回路(RX)13にて、無線周波信
号を周波数シンセサイザ(SYN)14から発生された
受信局部発信信号とミキシングすることにより、受信中
間周波数又は受信ベースバンド信号に周波数変換し、そ
の周波数変換した信号を、例えば、QPSK方式に対応
した直交復調方式と拡散符号を使用したスペクトラム逆
拡散方式によりデジタル復調し、ベースバンド部2の主
制御部21へ出力する。
【0017】また、送信の場合は、主制御部21から出
力される送信信号を、無線部1の送信回路(TX)15
にてデジタル変調した後、QPSK方式及び拡散符号を
使用したスペクトラム拡散方式を用い、且つ、デジタル
変調した信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から
発生された送信局部発信信号とミキシングすることによ
り、送信無線周波信号に周波数変換し、更に所定の送信
レベルに増幅した後、アンテナ共用器(DUP)12を
介してアンテナ11に供給する。当該アンテナ11から
図示しない基地局に向けて送信無線周波信号を送信す
る。
【0018】ベースバンド部2は、主制御部21と、多
重分離部22、音声符号復号部23、マルチメディア処
理部24、LCD制御部25、メモリ部26を備える。
主制御部21は、マイクロプロセッサ、ROM及びRA
Mなどからなる内部メモリを備えたものであり、無線チ
ャンネルの接続制御や通信リンク確立後の通信制御とい
った通常の通信制御を行う通信制御部21aを備えてい
る。通信制御部21aは、受信回路(RX)13から入
力された受信信号について、制御情報かマルチメディア
情報かを識別し、マルチメディア情報であれば多重分離
部22に供給し、ここで音声信号と画像信号と分離す
る。このうち音声データは、音声符号復号部23にて音
声復号が行われる。音声復号により再生されたデジタル
音声信号は、図示しないデジタル/アナログ変換器にて
アナログ音声信号へ変換した後、入出力部3のスピーカ
35にて拡声出力する。一方、画像信号は、マルチメデ
ィア処理部24にて画像復号処理を行う。画像復号によ
り再生された画像信号は、LCD制御部25を介して入
出力部3のLCD33に供給され表示される。
【0019】一方、入出力部3のマイクロホン34にユ
ーザから音声信号が入力されると、当該入力された音声
信号はベースバンド部2の音声符号復号部23に入力さ
れ、ここで音声符号処理が行われた後、多重分離部22
へ入力される。カメラ(CAM1)31、及び、カメラ
(CAM2)32にて撮影された静止画又は動画の画像
信号は、マルチメディア処理部24に入力され、ここで
画像符号化処理を行われた後、多重分離部22に入力さ
れる。カメラ31及び32は、CMOS又はCCD等の
固体撮像素子からなり、静止画像又は動画像を撮影可能
である。
【0020】多重分離部22は、音声符号復号部23及
びマルチメディア処理部24からそれぞれ入力される符
号化音声信号と符号化画像信号とを、例えばMPEG−
4(Moving Picture Experts
Group4)にて規定される所定フォーマットで多重
化する。主制御部21の通信制御部21aは、多重化さ
れた送信信号を送信回路(TX)15へ出力し、送信を
行わせる。
【0021】入出力部3には、2つのカメラ31及び3
2と、液晶表示器(LCD)33、送話器としてのマイ
ク34、受話器としてのスピーカ35、キー入力部3
6、照明器37を備えている。
【0022】2つのカメラ31及び32は、撮影対象の
動画像(又は静止画)をそれぞれ2つの異なる視点から
撮影可能なように、例えば図1の端末200で示してい
るように、端末の左右に離間させて設置させている。
【0023】キー入力部36は、ダイヤルキーや、発着
信用キー、カメラ31及び32の撮影キーなどを備えて
いる。照明器37は、ユーザによる操作時及び通話時に
LCD33及びキー入力部36を照明するための設けら
れている。この照明器36は、例えばバックライト又は
イルミネーションと呼ばれる。
【0024】電源部4には、リチウムイオン電池などの
バッテリ41と、バッテリ41を商用電源出力(AC1
00V)をもとに充電するための充電回路42、電圧生
成回路(PS)43が設けられている。電圧生成回路
(PS)43は、例えばAC/DCコンバータからな
り、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧V
ccを生成する。図示しない端末の筐体背面部には、電
源部用の装着部が設けられており、この装着部にはバッ
テリパックとして構成されたバッテリ41が着脱自在に
装着される。
【0025】また、加速度計51は、図4に示されるよ
うに、端末の縦方向(端末の縦長の方向)の加速度ax
を測定するものである。加速度計52は、端末の横方向
(端末の横幅の方向)の加速度ayを測定するものであ
る。
【0026】ベースバンド部2の主制御部21には、更
に、この発明に係わる構成として、表示画像補正部21
b、傾き計算部21cを備えている。表示画像補正部2
1bは、サーバ300から無線周波信号として送信され
た動画像の画像情報(平面画像と立体情報)を、傾き計
算部21cにて求められた端末の傾き値に応じて補正す
ることにより、視点を変化させた立体画像を作成する画
像補正処理を行う。傾き計算部21cは、加速度計51
から出力される端末の縦方向の加速度axの測定値、及
び、加速度計52から出力される端末の横方向の加速度
ayの測定値から、端末の傾き値を求める。傾き計算部
21cは、図4に示すように、縦方向の加速度axの測
定値と重力加速度Gとの関係より端末の縦方向の傾き値
(水平面に対する端末の縦方向の傾き)をasin(a
x/G)として求め、また、横方向の加速度ayの測定
値と重力加速度Gとの関係より端末の横方向の傾き値
(水平面に対する端末の横方向の傾き)をasin(a
y/G)として求める。
【0027】表示画像補正部21bは、サーバ300か
ら送信される画像情報に対して、傾き計算部21cが求
めた傾き値に基づいて画像補正を行う。具体的には、図
5に示すように、平面画像のそれぞれの画素について、
視点のずれ(即ち、端末の傾き)に応じた投影点のずれ
に相当する補正を行う。平面画像の所定の画素の立体情
報の値をh、視点のずれ(端末の傾き)をφとした時、
視点のずれに伴う所定の画素に対する補正量は、Δ=h
・tanφで計算できる。
【0028】図6に示すように、表示画像補正部21b
は、傾き計算部21cで求めた傾き値に応じて、平面画
像のすべての画素に対して、上述した方法にて補正量を
計算し、その計算した補正量にて平面画像の画素の補正
を行うことで、所望の3次元方向の視点で撮影対象を見
たときの立体画像を作成する。作成した立体画像は、最
終的にLCD33にて表示される。なお、平面画像を構
成する複数の画素のうち、投影面から離れた位置に存在
する画素ほど視点が変わったときの補正量が大きくな
る。
【0029】なお、本実施の形態では、端末100と端
末200とが共に2つのカメラと2つの加速度計を備え
た場合を説明した。しかしながら、撮影対象の動画像を
撮影する端末200には2つのカメラのみ備え(2つの
加速度計は備えない)、それを表示する端末100には
逆に2つの加速度計のみ備える(カメラは備えない)構
成としても良い。 (端末の画像表示処理)次に、上述した構成を備えた本
発明の画像表示端末装置の画像表示処理動作について説
明する。図7には、端末100における画像表示処理動
作のフローチャートを示している。同図において、ま
ず、主制御部21の通信制御部21aは、無線部1を介
してサーバ300から画像情報(平面画像、及び、立体
情報)を受信する(ステップS1)。次いで、傾き計算
部21cが、加速度計51及び52にて測定された端末
の縦方向及び横方向の加速度ax、ayの測定値から、
端末の傾き値(即ち、端末の傾きの変化の値)を求める
(ステップS2)。ここでは、例えば、ユーザが端末を
傾ける操作をしていた場合、加速度計51及び52に
は、端末の縦方向及び横方向の加速度ax、ayがそれ
ぞれ測定される。なお、ユーザによる端末を傾ける操作
をしていない場合、加速度計51及び52において測定
される加速度の値は、それぞれax=0、ay=0とな
る。表示画像補正部21bは、傾き計算部21cにて求
めた端末の傾き値に基づいて受信した画像情報に対する
補正処理を行い、端末100の傾きに応じた立体画像
(即ち、端末300にて撮影された撮影対象を所望の3
次元方向の視点で見たときの画像)を作成する(ステッ
プS3)。そして、表示画像補正部21bは、作成した
立体画像を、マルチメディア処理部24及びLCD制御
部25を介してLCD33に供給し、表示する(ステッ
プS4)。
【0030】図8に端末100の傾きに応じて立体画像
の表示を変化させた場合の表示例を示している。図8
は、端末100を覗き窓のように見立てた場合の立体画
像の表示例である。端末200では、撮影対象(サイコ
ロ)を視点Bの方向から見たときの画像を撮影してい
る。端末100が位置1の状態の場合(例えば、ユーザ
により垂直に保持されていて、左右どちらにも傾いてい
ない場合)は、端末200で撮影した場合と同じ視点B
で見たときに対応する立体画像を表示する。この時は、
上述したステップS3において、端末の縦方向及び横方
向の加速度ax、ayをそれぞれ0とした場合の立体画
像を作成することとなる。ユーザにより端末100が位
置2の状態に傾けられた場合、撮影対象を視点Aで見た
ときに対応する立体画像を表示する。また、位置3の状
態に傾けられた場合、撮影対象を視点Cで見たときに対
応する利対画像を表示する。
【0031】このように、端末100の傾きに応じて、
視点を変更した立体画像を表示するようにしたので、あ
たかも撮影対象が端末100の近くに存在しているよう
な状態で、ユーザは端末100を覗き窓に見立てて端末
100を通して撮影対象の立体画像を見ることができ
る。その上、仮想の撮影対象の周囲で端末100を動か
した場合には、端末100を動かした位置から撮影対象
を見ている感覚で、視点を変えた撮影対象の立体画像を
見ることができる。立体の物体を見る方法としては、ユ
ーザが物体の周囲を上下左右に自由に移動しながら見る
のが自然な動作であるが、それを端末100を動かすこ
とで実現できるため、視点を変えて立体画像を見る場合
に、ユーザにとって簡単な操作でありながら、自然なイ
ンターフェースを提供できる。
【0032】また、表示画像補正部21bによる画像補
正において、端末の傾きに対する立体画像の補正方向
を、上述した場合に対して逆方向にしても良い。この場
合は、手に持った物体を見る場合の動作を擬似的に実現
させたものである。図9に、端末100を撮影対象の物
体として見立てた場合の立体画像の表示例を示してい
る。この場合、図9に示しているように、撮影対象のサ
イコロを位置1の状態で手に持って上下左右に手を動か
して見る場合を想定する。手を右上に捻るとサイコロは
位置2で示すように見え、また手を左上に捻るとサイコ
ロは位置3で示すように見える。端末200が視点Aか
ら撮影対象(サイコロ)を撮影した場合、端末100が
位置1の状態にある場合は、表示画像補正部21bでは
サーバ300から受信した画像情報について補正のない
状態の立体画像を作成することで位置1の立体画像を得
て、それをLCD33にて表示する。この時は、上述し
たステップS3において、端末の縦方向及び横方向の加
速度ax、ayをそれぞれ0とした場合の立体画像を作
成することとなる。
【0033】一方、ユーザにより端末100が右上に捻
られると、表示画像補正部21bでは、サーバ300か
ら受信した画像情報を補正し、位置2の立体画像を作成
し、それをLCD33にて表示する。また、ユーザによ
り端末100が左上に捻られると、表示画像補正部21
bでは、サーバ300から受信した画像情報を補正し、
位置3の立体画像を作成し、それをLCD33にて表示
するこのように、端末200で撮影された撮影対象の立
体画像を、端末100のユーザがあたかも撮影対象の物
体を手に持ちそれを上下左右に動かして回転させて見る
のと同じ状態で見ることができるので、立体画像を視点
を変えて見る場合においてユーザにとって簡単な操作で
ありながら、自然なインターフェースを提供できる。
【0034】更に、サーバ300における立体情報の抽
出にかかる処理の負荷を軽減するために、端末100
に、特定の形状に対応する立体情報をいくつか予め用意
しておいても良い。端末100では、立体画像が予め用
意されている画像を表示する場合、サーバ300に対し
て立体画像を送信する必要がない旨を通知する。この通
知を受けて、サーバ300は、端末200から送信され
た視点の異なる2つの2次元画像に基づいて演算し、平
面画像のみを抽出し、それを端末100に送信する。端
末100では、サーバ300から送信された平面画像
と、予め用意しておいた立体情報を用いて、上述した画
像の補正処理を行う。例えば、特定の形状としては、人
の顔(丸くて真中が少し出っ張っている形状)、直方
体、円錐形などであり、当該特定の形状に関する立体情
報をメモリ部26に格納しておく。
【0035】なお、端末100に予め用意された立体情
報を持つ立体画像を表示する場合には、ユーザに選択さ
せて、この予め用意された立体情報に基づき立体画像を
表示するように指示可能としても良い。例えば、テレビ
電話での人の顔の表示に対応して端末100に人の顔の
立体情報を持っておく。テレビ電話を始める際に、ユー
ザが、予め用意された人の顔の立体情報を選択し、人の
顔を表示する場合は予め用意された立体情報に基づき表
示するよう指示可能とする。
【0036】これにより、人の顔の立体情報については
サーバ300での抽出処理を省略することができる。こ
のため、端末100に立体情報が用意されている画像に
ついては、サーバ300での処理が迅速に行えるので、
サーバ300から端末100に対して、画像に関する情
報の送信を迅速に行えることとなり、よって、端末10
0による立体画像の表示を迅速に行うことが可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、立体画
像を表示する際の自然なインターフェースを提供するこ
とが可能となる。
【0038】また、立体画像を迅速に表示することを可
能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる立体画像表示システムの構成
図。
【図2】撮影画像及び画像情報(平面画像、立体情報)
の例を示す図。
【図3】画像表示端末装置の構成を示す回路ブロック
図。
【図4】画像表示端末装置の傾き計算の説明図。
【図5】画像補正量の計算の説明図。
【図6】端末の傾き計算から画像表示に至るまでの処理
の流れを説明する図。
【図7】本発明の画像表示処理動作を示すフローチャー
ト。
【図8】画像表示端末装置を覗き窓のように見立てた場
合の立体画像の表示例。
【図9】画像表示端末を撮影対象の物体として見立てた
場合の立体画像の表示例。
【符号の説明】
1…無線部、2…ベースバンド部、3…入出力部、4…
電源部、11…アンテナ、12…アンテナ共用部(DU
P)、13…受信回路(RX)、14…周波数シンセサ
イザ(SYN)、15…送信回路(TX)、21…主制
御部、21a…通信制御部、21b…表示画像補正部、
21c…傾き計算部、22…多重分離部、23…音声符
号復号部、24…マルチメディア処理部、25…LCD
制御部、26…メモリ部、31…カメラ(CAM1)、
32…カメラ(CAM2)、33…LCD、34…マイ
クロホン、35…スピーカ、36…キー入力部、37…
照明器、41…バッテリ、42…充電回路、43…電圧
生成回路(PS)、51…加速度計1、52…加速度計
2、100,200…端末、300…サーバ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能を有する画像表示端末装置
    において、 無線通信により3次元物体を示す画像情報を受信する受
    信手段と、 前記画像表示端末装置の傾き値を計算する傾き検出手段
    と、 前記傾き検出手段にて計算された前記傾き値に応じて前
    記受信手段により受信された前記3次元物体を示す画像
    情報を補正し、視点を変更した立体画像を作成する表示
    画像補正手段と、 前記表示画像補正手段により作成された前記立体画像を
    表示する表示手段とを具備することを特徴とする画像表
    示端末装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、前記画像情報として平
    面画像と立体情報を受信し、 前記表示画像補正手段は、前記受信手段により受信され
    た前記立体情報と前記傾き検出手段にて計算された前記
    傾き値とに基づいて補正量を計算し、当該計算した補正
    量に基づいて前記平面画像の各画像を補正することによ
    り、視点を変更した立体画像を作成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像表示端末装置。
  3. 【請求項3】 前記傾き検出手段は、前記画像表示端末
    装置の傾きの変化に伴う縦方向及び横方向の加速度を測
    定する加速度測定手段を更に具備し、当該加速度測定手
    段にて測定された前記縦方向及び横方向の加速度に基づ
    いて前記画像表示端末装置の傾き値を計算することを特
    徴とする請求項1記載の画像表示端末装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、3次元物体を示す動画
    像の画像情報を受信することを特徴とする請求項1乃至
    3記載の画像表示端末装置。
  5. 【請求項5】 無線通信により3次元物体を示す画像情
    報を送信する送信端末装置と、当該送信された画像情報
    を受信し対応する立体画像を作成して表示する受信端末
    装置とを備えた立体画像表示システムにおいて、 前記送信端末装置は、 撮影対象である3次元物体について視点の異なる2つの
    2次元画像を撮影する画像撮影手段と、 前記画像撮影手段にて撮影した前記撮影対象の前記視点
    の異なる2つの2次元画像に対応する情報を送信する送
    信手段とを備え、 サーバを更に具備し、当該サーバは前記送信手段から送
    信された前記視点の異なる2つの2次元画像に対応する
    情報から、対応する平面画像と立体情報とを抽出し、前
    記受信端末装置に送信し、 前記受信端末装置は、 無線通信により前記平面画像と前記立体情報とを受信す
    る受信手段と、 前記受信端末装置の傾き値を計算する傾き検出手段と、 前記受信手段により受信された前記立体情報と前記傾き
    検出手段にて計算された前記傾き値とに基づいて補正量
    を計算し、当該計算した補正量に基づいて前記平面画像
    の各画像を補正することにより、視点を変更した立体画
    像を作成する表示画像補正手段と、 前記表示画像補正手段により作成された前記立体画像を
    表示する表示手段とを具備することを特徴とする立体画
    像表示システム。
  6. 【請求項6】 前記傾き検出手段は、前記受信端末装置
    の傾きの変化に伴う縦方向及び横方向の加速度を測定す
    る加速度測定手段を更に具備し、当該加速度測定手段に
    て測定された前記縦方向及び横方向の加速度に基づいて
    前記受信端末装置の傾き値を計算することを特徴とする
    請求項5記載の立体画像表示システム。
  7. 【請求項7】 前記送信端末装置の前記画像撮影手段
    は、撮影対象である3次元物体について視点の異なる2
    つの2次元画像の動画像を撮影し、 前記サーバは前記送信手段から送信された前記視点の異
    なる2つの2次元画像に対応する情報から、対応する動
    画像の平面画像と立体情報とを抽出し、前記受信端末装
    置に送信し、 前記受信端末装置の前記受信手段は、前記サーバから送
    信された動画像の平面画像と立体情報を受信することを
    特徴とする請求項5又は6記載の画像表示端末装置。
  8. 【請求項8】 無線通信機能を有する画像表示端末装置
    において、 無線通信により3次元物体を示す平面画像を受信する受
    信手段と、 特定の形状に関する立体情報を記憶する記憶手段と、 前記画像表示端末装置の傾き値を計算する傾き検出手段
    と、 前記記憶手段に記憶された前記立体情報と前記傾き検出
    手段にて計算された前記傾き値とに基づいて補正量を計
    算し、当該計算した補正量に基づいて前記平面画像の各
    画像を補正することにより、視点を変更した立体画像を
    作成する表示画像補正手段と、 前記表示画像補正手段により作成された前記立体画像を
    表示する表示手段とを具備することを特徴とする画像表
    示端末装置。
  9. 【請求項9】 無線通信により3次元物体を示す画像情
    報を送信する送信端末装置と、当該送信された画像情報
    を受信し対応する立体画像を作成して表示する受信端末
    装置とを備えた立体画像表示システムにおいて、 前記送信端末装置は、 撮影対象である3次元物体について視点の異なる2つの
    2次元画像を撮影する画像撮影手段と、 前記画像撮影手段にて撮影した前記撮影対象の前記視点
    の異なる2つの2次元画像に対応する情報を送信する送
    信手段とを備え、 サーバを更に具備し、当該サーバは前記送信手段から送
    信された前記視点の異なる2つの2次元画像に対応する
    情報から、対応する平面画像を抽出し、前記受信端末装
    置に送信し、 前記受信端末装置は、 無線通信により前記平面画像を受信する受信手段と、 特定の形状に関する立体情報を記憶する記憶手段と、 前記受信端末装置の傾き値を計算する傾き検出手段と、 前記記憶手段に記憶された前記立体情報と前記傾き検出
    手段にて計算された前記傾き値とに基づいて補正量を計
    算し、当該計算した補正量に基づいて前記平面画像の各
    画像を補正することにより、視点を変更した立体画像を
    作成する表示画像補正手段と、 前記表示画像補正手段により作成された前記立体画像を
    表示する表示手段とを具備することを特徴とする立体画
    像表示システム。
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