JP2003289362A - 携帯電話機用の充電ホルダ - Google Patents

携帯電話機用の充電ホルダ

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JP2003289362A
JP2003289362A JP2002089883A JP2002089883A JP2003289362A JP 2003289362 A JP2003289362 A JP 2003289362A JP 2002089883 A JP2002089883 A JP 2002089883A JP 2002089883 A JP2002089883 A JP 2002089883A JP 2003289362 A JP2003289362 A JP 2003289362A
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Tadayoshi Tsuchihata
忠義 土畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機用の充電ホルダにおいて携帯電話
機の僅かな浮き上がりによるスイッチ切れを防止する。 【解決手段】 ホルダ本体5の装着部6に携帯電話機を
セットしたときに当該携帯電話機により押圧されること
によりマイクロスイッチ14のアクチュエータ部14a
を押圧してマイクロスイッチ14をオン状態にするスイ
ッチ押圧手段として、ホルダ本体5内の所定位置に基端
21が揺動可能に支持されて先端が揺動端22aとされ
た揺動レバー20を用いる。揺動レバー20の揺動端2
2aには、ホルダ本体5の所定位置に設けられた貫通孔
9を介してホルダ本体5内側から装着部6側に突出する
ように配置されて携帯電話機により押圧される被押圧部
24を設ける。そして、揺動レバー20の揺動端22a
と基端21との間に、マイクロスイッチのアクチュエー
タ部に対する押圧部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の装着部に携
帯電話機をセットすることにより携帯電話機に対する充
電が行えるようにした充電ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機用の充電ホルダとして、充電
電流の供給源となる外部電源との接続に使用される入力
端子部と、携帯電話機側の入力端子と接続される出力端
子部と、入力端子部から出力端子部に到る給電回路を開
閉するマイクロスイッチと、携帯電話機を所定の状態に
セットしたときにマイクロスイッチのアクチュエータ部
を押圧してマイクロスイッチをオン状態にするスイッチ
押圧手段とを備えたものが知られている。
【0003】このような従来における充電ホルダの一例
を図6に示す。この充電ホルダでは、上側成形体3と下
側成形体4とで構成されるホルダ本体5の上面側に携帯
電話機をセットするための装着部(図示例では、その一
部分のみを示す)6が形成されており、ホルダ本体5の
内部にマイクロスイッチ14が備えられている。上側成
形体3の上壁部(装着部形成壁)には、マイクロスイッ
チ14のアクチュエータ部14aの上方に対応位置する
ように貫通孔9が形成されている。マイクロスイッチ1
4のアクチュエータ部14aの上には、上部がその下側
部分に比べて所定量だけ小径とされたロッド状(丸棒
状)の部材からなるスイッチ押圧手段50が載置されて
いる。このスイッチ押圧手段50は、上部が貫通孔9に
挿通されていて、その上端部分51が装着部6側に僅か
に突出されている。
【0004】図6に示した充電ホルダでは、装着部6に
携帯電話機をセットしたときに、携帯電話機がスイッチ
押圧手段50の上端部分51に当接して、当該スイッチ
押圧手段50を介してマイクロスイッチ14のアクチュ
エータ部14aを押圧することによりマイクロスイッチ
14がオン状態となる、すなわち充電ホルダに備えられ
た給電回路(図示せず)が閉じて携帯電話機に充電電流
が供給される。また、装着部6から携帯電話機を取り外
すと、マイクロスイッチ内蔵のバネ(図示せず)によっ
てアクチュエータ部14aが当初位置に復帰し、これに
伴ってアクチュエータ部14a上のスイッチ押圧手段5
0も上動して当初位置に復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の充
電ホルダにおいては、マイクロスイッチのアクチュエー
タ部の直上に円柱状もしくはロッド状の部材からなるス
イッチ押圧手段(以下、ロッド式スイッチ押圧手段とも
いう)を配置し、このロッド式スイッチ押圧手段によっ
てアクチュエータ部を押圧する構造が採用されていた。
【0006】しかし、このような構造では、最大でも、
マイクロスイッチ14を構成しているケースの上面とス
イッチ押圧手段50の下面との間のクリアランス分、言
い換えるとケースからのアクチュエータ部14aの突出
寸法分しかスイッチ押圧手段50を押し下げることがで
きない。通常、この種の充電ホルダに用いられるマイク
ロスイッチ14のアクチュエータ部14aの突出量は僅
かであるから、その分しかスイッチ押圧手段50を押し
下げることができないと、スイッチ押圧手段50の押圧
ストロークは極めて小さくなる。実際、従来機種では、
スイッチ押圧手段が携帯電話機により押圧されて下動を
開始してからその下端がマイクロスイッチ14のケース
に当たるまで(又はアクチュエータ部14aの下動停止
に伴ってスイッチ押圧手段50の下動が停止するまで)
の変位量(押圧ストローク)は1mm程度であり、このう
ちスイッチ押圧手段50の下動開始からマイクロスイッ
チ14がオン状態となるまでの変位量が0.5mm程度とさ
れていたから、オン状態となってからスイッチを押し切
るまでの変位量は0.5mm程度しかなかった。
【0007】このように、従来の充電ホルダにおいて
は、スイッチ押圧手段の押圧ストロークは極めて小さか
った。このため、充電中の携帯電話機が所定のセット位
置から少しでも浮き上がってしまうと、スイッチが切れ
て充電が行われなくなるという問題が生じていた。
【0008】本発明は、携帯電話機用の充電ホルダにお
ける以上のような問題に対処するもので、従来のロッド
式スイッチ押圧手段に比べて押圧ストロークを大きくで
きる揺動式スイッチ押圧手段を採用することにより、上
記のような携帯電話機の浮き上がりによるスイッチ切れ
を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、外部電源
との接続に使用される入力端子部と、ホルダ本体の外面
側に設けられた装着部に携帯電話機をセットしたときに
携帯電話機側の入力端子と接続される出力端子部と、入
力端子部から出力端子部に到る給電回路を開閉するマイ
クロスイッチと、装着部に携帯電話機をセットしたとき
に当該携帯電話機により押圧されることによりマイクロ
スイッチのアクチュエータ部を押圧してマイクロスイッ
チをオン状態にするスイッチ押圧手段とを備えた携帯電
話機用の充電ホルダにおいて、それぞれ、以下のように
構成したものである。
【0010】請求項1に係る発明では、前記スイッチ押
圧手段を、ホルダ本体内の所定位置に基端が揺動可能に
支持されて先端が揺動端とされた揺動レバーで構成す
る。この揺動レバーの揺動端に、携帯電話機により押圧
される被押圧部を設け、当該被押圧部を、ホルダ本体の
所定位置に設けられた貫通孔を介してホルダ本体内側か
ら装着部側に突出するように配置する。そして、揺動レ
バーの揺動端と基端との間に、マイクロスイッチのアク
チュエータ部に対する押圧部を設ける。
【0011】請求項2に係る発明では、前記スイッチ押
圧手段を、ホルダ本体の装着部形成壁に形成されて先端
が揺動端とされた揺動片で構成する。この揺動片の揺動
端に、携帯電話機により押圧される被押圧部を設け、か
つ、当該揺動端と基端との間に、マイクロスイッチのア
クチュエータ部に対する押圧部を設ける。
【0012】
【作用】ホルダ本体の装着部に携帯電話機をセットする
と、携帯電話機側の入力端子とホルダ本体の出力端子部
とが接続状態になるとともに、ホルダ本体の所定位置に
設けられた貫通孔から装着部側に突出した揺動レバー
(請求項2に係る発明では揺動片)の被押圧部が携帯電
話機により押圧される。その結果、揺動レバーが、これ
の基端を中心にして押圧された方向に全体的に揺動し、
これに伴って当該レバーにおける押圧部がマイクロスイ
ッチのアクチュエータ部を押圧することにより、マイク
ロスイッチがオン状態となる。
【0013】このようにして揺動レバー(揺動片)の被
押圧部が携帯電話機により押圧されて揺動レバー全体が
所定量だけ揺動することによりスイッチオンとなるが、
本発明においては、被押圧部が揺動レバー(揺動片)の
揺動端、つまり先端側に位置し、アクチュータ部に対す
る押圧部が揺動レバー(揺動片)の揺動端と基端との
間、つまり被押圧部よりも基端側に位置しているから、
当然ながら被押圧部のストロークが押圧部のストローク
よりも大きくなる。したがって、携帯電話機の浮き上が
りにより揺動レバー(揺動片)がスイッチ解除方向に少
しばかり揺動したとしても、これによる押圧部の揺動量
は被押圧部のそれに比べて小さいから、携帯電話機の浮
き上がりが所定の範囲内である限りはアクチュエータ部
に対する押圧解除によるスイッチ切れは起こらない。こ
うして、本発明によれば、従来の充電ホルダで生じてい
たような携帯電話機の僅かな浮き上がりによるスイッチ
切れを回避することができる。
【0014】なお、装着部から携帯電話機を取り外す
と、マイクロスイッチ内蔵のバネ(図示せず)によって
アクチュエータ部が当初位置に復帰するのに伴って、揺
動レバー(揺動片)も当初位置(携帯電話機がセットさ
れていない状態における位置)に復帰する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を具体的に説明する。図1および図2に示すよ
うに、本発明に係る携帯電話機用の充電ホルダ1は、ネ
ジ2・2を用いて互いに結合されるプラスチック製の上
側成形体3と下側成形体4とでホルダ本体5を形成し、
このホルダ本体5内に給電回路を備えた構成である。
【0016】上側成形体3は、上面の長手方向断面形状
が全体としてほぼ凹弧状に形成されており、その長手方
向の両端側に、携帯電話機用の装着部6を構成する第1
支持部7および第2支持部8が窪み形成されている。そ
して、この第1支持部7と第2支持部8とからなる装着
部6に携帯電話機(図示せず)を所定の状態にセットし
うるようになっている。
【0017】上側成形体3において、第1支持部7を形
成している部分(装着部形成壁)の所定位置には、後述
する揺動レバー20の被押圧部24を装着部6側に突出
させるための貫通孔9が形成されている。また、上側成
形体3の第1支持部7側の長手方向端部には、装着部6
にセットされた携帯電話機が容易に脱落しないように、
携帯電話機の端部と係合する係合片10が出退可能に設
けられている。この係合片10は、上側成形体3とは別
のプラスチック部材で構成されており、その弾性により
携帯電話機の端部と係合する方向、つまり上側成形体3
の長手方向他端部側(第2支持部8側)に向けて付勢さ
れている。上側成形体3の第2支持部8を形成している
長手方向他端部の内側の壁面には、後述する出力端子部
13を突出させるための一対の貫通状の端子孔11・1
1が並設されている。
【0018】なお、図示例の充電ホルダ1においては、
第1支持部7が第2支持部8よりも若干高い位置に形成
されているが、これは、携帯電話機のセット時にホルダ
本体5側の出力端子部13に携帯電話機側の入力端子を
接続しやすくし、また携帯電話機の表示部を開いて当該
電話機の本体を装着部6にセットした場合に安定性が保
たれるようにする等のためである。
【0019】ホルダ本体5には、外部電源(図示せず)
との接続に使用される入力端子部12と、装着部6に携
帯電話機を所定の状態にセットしたときに携帯電話機側
の入力端子と接続状態となる出力端子部13と、入力端
子部12から出力端子部13に到る給電回路を開閉する
マイクロスイッチ14などが設けられている。
【0020】このうち、入力端子部12は、ホルダ本体
5内に備えられるプリント配線基板15の一端側に組み
付けられており、端子面がホルダ本体5の外部に露出す
るように配置されている。また、マイクロスイッチ14
は、プリント配線基板15の上面の所定位置に取り付け
られており、そのスイッチ上面側にはスイッチ接点開閉
用のアクチュエータ部14aが出没可能に組み付けられ
ている。入力端子部12およびマイクロスイッチ14
は、プリント配線基板15を上側成形体3と下側成形体
4とで挟持することによってホルダ本体5の所定位置に
固定される。
【0021】一方、出力端子部13は、一対の針金状の
金属材16・16を所定形状に折り曲げることによって
形成されている。具体的には、各金属材16の一端側に
コイルバネ部分16aを形成し、これの一端側を前記プ
リント配線基板15側と接続する一方、各金属材16の
他端側に、コイルバネ部分16aのバネ力により所定方
向(ホルダ本体5に組み付けられた状態で上側成形体3
の前記端子孔11・11から第2支持部8側に突出する
方向)に付勢された折曲部分を形成して、この折曲部分
を出力端子部13としたものである。そして、各金属材
16を所定のプラスチック部品17に組み付け、このプ
ラスチック部品17をホルダ本体5内の所定位置にセッ
トすることにより、出力端子部13をコイルバネ部分1
6a・16aのバネ力により第2支持部8側に付勢して
端子孔11・11から当該第2支持部8側に突出させた
構成となっている。
【0022】さらに、ホルダ本体5には、図1ないし図
3に示すように、装着部6に携帯電話機をセットしたと
きに当該携帯電話機により押圧されることによりマイク
ロスイッチ14のアクチュエータ部14aを押圧してマ
イクロスイッチ14をオン状態にするスイッチ押圧手段
が備えられている。このスイッチ押圧手段として、図示
例では、平面視でほぼT字型の揺動レバー20が使用さ
れている。
【0023】この揺動レバー20はプラスチック製であ
って、その基端となる軸部21と、この軸部21の長さ
方向の中央部からこれと直交する一方向に延びるレバー
部分22とを有する。軸部21の両端部分は、上側成形
体3の内面側に突出形成された一対の支承部3a・3a
と、これに対応するように下側成形体4に形成された所
定高さのリブ壁4a・4aとで挟持されて回動自在に支
持されており、これにより軸部21を中心にしてレバー
部分22が図3の矢印B−B’方向に揺動可能とされて
いる。レバー部分22の先端の上面側、つまり揺動端2
2aの上面側には、装着部6に携帯電話機をセットした
ときに当該携帯電話機によって押圧される突片状の被押
圧部24が形成されている。この被押圧部24は、上側
成形体3の装着部形成壁に設けられた前記貫通孔9を介
してホルダ本体5の内側から装着部6側に突出するよう
に配置されている。
【0024】レバー部分22の下面側には、軸部21寄
りの位置に、マイクロスイッチ14のアクチュエータ部
14aに対する押圧部25が設けられている。この押圧
部25は、ホルダ本体5に揺動レバー20を所定の状態
に組み付けた図3に示す側面視の状態において、ほぼ水
平な下面とほぼ垂直な前面とを有する三角形状に形成さ
れており、そのうちの下面がマイクロスイッチ14のア
クチュエータ部14aの上に載置されている。そして、
同図の状態において、装着部6にセットされる携帯電話
機によってレバー部分22の被押圧部24が押圧され、
これに伴ってレバー部分22が軸部21を中心にして同
図の矢印B方向に揺動したときに、押圧部25の下面が
マイクロスイッチ14のアクチュエータ部14aを押圧
して、マイクロスイッチ14がオン状態となるようにな
っている。また、携帯電話機を装着部6から取り外すこ
とにより被押圧部24に対する押圧が解除されると、マ
イクロスイッチ内蔵のバネ(図示せず)によってアクチ
ュエータ部14aが当初位置に復帰し、これに伴ってレ
バー部分22が図3に示した当初の位置(携帯電話機が
セットされていない状態における位置)に復帰するよう
に構成されている。
【0025】次に、この充電ホルダ1の動作について説
明する。充電ホルダ1の出力端子部に外部電源を接続し
た状態で、ホルダ本体5の装着部6に携帯電話機を所定
の状態にセットすると、図示しない携帯電話機側の入力
端子が、上側成形体3の端子孔11・11から突出した
出力端子部13を軽く押圧しつつこれと接触した状態と
なって、両者が電気的に接続された状態となる。同時
に、ホルダ本体5の貫通孔9から装着部6側に突出した
揺動レバー20における被押圧部24が携帯電話機によ
り押圧される。その結果、揺動レバー20におけるレバ
ー部分22が、軸部21を中心にして図3の矢印B方向
に揺動し、レバー部分22の下面側に設けられた押圧部
25がマイクロスイッチ14のアクチュエータ部14a
を押圧することにより、マイクロスイッチ14がオン状
態となる。これにより、ホルダ本体5内の給電回路が閉
じて外部電源からの充電電流が携帯電話機に供給される
ようになる。
【0026】このようにして揺動レバー20の被押圧部
24が携帯電話機により押圧されて揺動レバー全体が所
定量だけ揺動することによりスイッチオンとなるが、上
記の充電ホルダ1においては、被押圧部24が揺動レバ
ー20の揺動端22a、つまりレバー部分22の先端側
に位置されている。一方、アクチュータ部14aに対す
る押圧部25は、レバー部分22の下面側にあって軸部
21寄りの位置に設けられている。つまり、揺動レバー
20における押圧部25は、揺動端22aに設けられた
被押圧部24よりも軸部21(揺動中心)に近い所に配
置されている。このため、被押圧部24のストロークは
押圧部25のストロークよりも大きくなるから、携帯電
話機の浮き上がりにより揺動レバー20がスイッチ解除
方向(図3の矢印B’方向)に少しばかり揺動したとし
ても、これによる押圧部25の変位量(ストローク)は
被押圧部24のそれに比べて小さい。したがって、携帯
電話機の浮き上がりが所定の範囲内である限りはアクチ
ュエータ部14aに対する押圧解除によるスイッチ切れ
は起こらない。こうして、上記の充電ホルダ1によれ
ば、従来の充電ホルダで生じていたような携帯電話機の
僅かな浮き上がりによるスイッチ切れを回避することが
できる。
【0027】以上の充電ホルダ1ではスイッチ押圧手段
を揺動レバー20によって構成したが、図4および図5
に示す充電ホルダ1のように、上側成形体3の装着部形
成壁に平面視で細長コ状のスリット31を形成して、こ
のスリット31の内側部分により構成される弾性変形可
能な揺動片40をスイッチ押圧手段としてもよい。この
場合、上側成形体3の装着部形成壁と連続している揺動
片40の根元部分が基端41であり、揺動片40の先端
部分が揺動端42となる。この揺動片40において、揺
動端42の上面側を凸状に形成して、これを被押圧部4
3とする一方、揺動端42と基端41との間に位置する
部分の下面側に側面視で三角形状の突出部を形成して、
これをマイクロスイッチ14のアクチュエータ部14a
に対する押圧部44とする。図1ないし図3に示した先
の揺動レバー20を採用した充電ホルダ1においては、
その被押圧部24を装着部6側に突出させるための貫通
孔9を上側成形体3に設けたが、上側成形体3の所定部
分を揺動片40とした上記の構造においては、そのよう
な貫通孔9は不要である。また、スイッチ押圧手段とし
て、上側成形体3とは別の部品を使用する必要がないの
で、部品点数の削減、構造の簡素化も同時に図れる。
【0028】このような構成の充電ホルダ1において
も、揺動片40の被押圧部43のストロークが押圧部4
4のストロークよりも大きくなるから、携帯電話機の浮
き上がりが所定の範囲内である限りはマイクロスイッチ
14のアクチュエータ部14aに対する押圧解除による
スイッチ切れは起こらない。したがって、この充填ホル
ダ1によっても、従来の充電ホルダで生じていたような
携帯電話機の僅かな浮き上がりによるスイッチ切れを回
避することができる。なお、上記の点以外は、図1ない
し図3に示した先の充電ホルダ1の構成と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のロ
ッド式スイッチ押圧手段に比べて押圧ストロークを大き
くできる揺動式スイッチ押圧手段を採用したので、従来
の充電ホルダで生じていたような携帯電話機の浮き上が
りによるスイッチ切れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る充電ホルダの全体構
成を示す分解斜視図である。
【図2】充電ホルダの平面図である。
【図3】図2のA−A線で切断した一部省略縦断側面図
である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る充電ホルダの要部
を示す平面図である。
【図5】図4に示した充電ホルダにおいて揺動片を形成
しているスリットに沿って切断した一部省略縦断側面図
である。
【図6】従来の充電ホルダにおけるスイッチ押圧手段お
よびその周辺構造を示す部分縦断側面図である。
【符号の説明】
1 充電ホルダ 5 ホルダ本体 6 装着部 9 貫通孔 12 入力端子部 13 出力端子部 14 マイクロスイッチ 14a アクチュエータ部 20 揺動レバー(スイッチ押圧手段) 21 軸部(基端) 22a 揺動端 24 被押圧部 25 押圧部 40 揺動片(スイッチ押圧手段) 41 基端 42 揺動端 43 被押圧部 44 押圧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源との接続に使用される入力端子
    部と、 ホルダ本体の外面側に設けられた装着部に携帯電話機を
    セットしたときに携帯電話機側の入力端子と接続される
    出力端子部と、 入力端子部から出力端子部に到る給電回路を開閉するマ
    イクロスイッチと、 装着部に携帯電話機をセットしたときに当該携帯電話機
    により押圧されることによりマイクロスイッチのアクチ
    ュエータ部を押圧してマイクロスイッチをオン状態にす
    るスイッチ押圧手段とを有する携帯電話機用の充電ホル
    ダにおいて、 前記スイッチ押圧手段を、ホルダ本体内の所定位置に基
    端が揺動可能に支持されて先端が揺動端とされた揺動レ
    バーで構成し、 この揺動レバーの揺動端に、ホルダ本体の所定位置に設
    けられた貫通孔を介してホルダ本体内側から装着部側に
    突出するように配置されて携帯電話機により押圧される
    被押圧部を設ける一方、 揺動レバーの揺動端と基端との間に、マイクロスイッチ
    のアクチュエータ部に対する押圧部を設けたことを特徴
    とする携帯電話機用の充電ホルダ。
  2. 【請求項2】 外部電源との接続に使用される入力端子
    部と、 ホルダ本体の外面側に設けられた装着部に携帯電話機を
    セットしたときに携帯電話機側の入力端子と接続される
    出力端子部と、 入力端子部から出力端子部に到る給電回路を開閉するマ
    イクロスイッチと、 装着部に携帯電話機をセットしたときに当該携帯電話機
    により押圧されることによりマイクロスイッチのアクチ
    ュエータ部を押圧してマイクロスイッチをオン状態にす
    るスイッチ押圧手段とを有する携帯電話機用の充電ホル
    ダにおいて、 前記スイッチ押圧手段を、ホルダ本体の装着部形成壁に
    形成されて先端が揺動端とされた揺動片で構成し、 この揺動片の揺動端に、携帯電話機により押圧される被
    押圧部を設ける一方、 揺動片の揺動端と基端との間に、マイクロスイッチのア
    クチュエータ部に対する押圧部を設けたことを特徴とす
    る携帯電話機用の充電ホルダ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007221469A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Kyocera Corp 携帯電子機器の置き台、音響装置及び制御方法
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