JP2003288235A - デバッグ回路、半導体装置及びデバッグ方法 - Google Patents

デバッグ回路、半導体装置及びデバッグ方法

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JP2003288235A
JP2003288235A JP2002089677A JP2002089677A JP2003288235A JP 2003288235 A JP2003288235 A JP 2003288235A JP 2002089677 A JP2002089677 A JP 2002089677A JP 2002089677 A JP2002089677 A JP 2002089677A JP 2003288235 A JP2003288235 A JP 2003288235A
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JP2002089677A
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Inventor
Keizo Ikeda
敬三 池田
Fumio Sudo
文夫 須藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何らかのエラーが発生した際に、動作モード
を切り替えることにより、エラーが発生するまでの内部
状態の遷移を観測することを可能にし、開発時のデバッ
グ作業を容易にするデバッグ回路、半導体装置及びデバ
ッグ方法を提供する。 【解決手段】 デバッグ回路1aは、機能ブロック1
0、ホストインタフェースロジック11、アプリケーシ
ョン対応ロジック12、比較回路13、テンポラリレジ
スタ14、RAM15、マルチプレクサ16からなる。
比較回路13は、機能ブロック10の状態を記録してい
るステータスレジスタ10aとテンポラリレジスタ14
のステート状態を比較する。ステータスレジスタ10a
の状態が変化した場合に、テンポラリレジスタ14とR
AM15に、ステータスレジスタ10aの状態が保存さ
れる。マルチプレクサ16は、外部から伝えられたモー
ドセレクト信号により、デバッグ回路1aの外部に出力
するステート状態を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開発者がデバッグ
作業を容易にすることができるデバッグ回路、半導体装
置及びデバッグ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のハードウェア、ソフトウェ
アが何らかの理由でハングアップした場合、デバッグ作
業を行う者は、半導体装置の内部状態を観測する必要が
ある。この方法としては、従来、ホストインタフェース
を通じて半導体装置のステータスレジスタを読み出す、
或いは、シミュレーションによって現象を再現し、半導
体装置内部の信号/レジスタの値を観測するという方法
が採られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステータスレ
ジスタを読み出す場合、半導体装置がハングアップして
いる状態では実行できない、ホスト・インタフェースか
らアクセス可能なレジスタの値しか観測できない、遷移
状態の観測はできない等の問題があった。又、シミュレ
ーションによる再現の場合は、実機で発生している現象
をシミュレーションで再現することは困難である等の問
題があった。よって、従来方法では、開発者がデバッグ
作業の糸口である内部状態とその遷移を観測することが
困難であった。
【0004】そこで、本発明では、何らかのエラーが発
生した際に、動作モードを切り替えることにより、エラ
ーが発生するまでの内部状態の遷移を観測することを可
能にし、開発時のデバッグ作業を容易にするデバッグ回
路、半導体装置及びデバッグ方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、(イ)機能ブロックのステ
ート状態を保存するステート状態記憶装置と、(ロ)機
能ブロックの現在のステート状態とステート状態記憶装
置に保存された前のステート状態を比較する比較回路
と、(ハ)外部から伝えられたモードセレクト信号によ
り、外部に出力するステート状態を切り替えるマルチプ
レクサとを備えるデバッグ回路であることを要旨とす
る。ここで、「ステート状態」としては、機能ブロック
のステート情報、アドレス、データ、フラグ等が該当す
る。又、「ステート状態記憶装置」としては、機能ブロ
ックのステート状態を一時的に保存しておくために用い
る小容量で高速なメモリ等が好適であり、具体的には、
テンポラリレジスタ、RAM、シフトレジスタ、汎用レ
ジスタ、ステータスレジスタ、インデックスレジスタ、
ベースレジスタ等が使用可能である。
【0006】第1の特徴に係るデバッグ回路によると、
動作モードを切り替えることにより、ステート状態記憶
装置に保存されたステート状態の遷移を観測することを
可能にし、開発時のデバッグ作業を容易にすることがで
きる。
【0007】又、第1の特徴に係るデバッグ回路は、
(ニ)ステート状態記憶装置は、機能ブロックの最新の
ステート状態を保存するテンポラリレジスタと、機能ブ
ロックの一定期間のステート状態の遷移履歴を保存する
RAMとを備え、(ホ)比較回路は、機能ブロックの現
在のステート状態とテンポラリレジスタに保存された前
のステート状態を比較しても良い。このデバッグ回路に
よると、動作モードを切り替えることにより、RAMに
保存されたステート状態の遷移を観測することを可能に
し、開発時のデバッグ作業を容易にすることができる。
【0008】更に、第1の特徴に係るデバッグ回路は、
(ヘ)次に遷移することが想定される機能ブロックのス
テート状態を記述した状態遷移テーブルと、(ト)現在
のステート状態と状態遷移テーブルに記述されたステー
ト状態を比較するテーブル比較回路と、(チ)現在のス
テート状態と状態遷移テーブルに記述されたステート状
態が異なっている場合、あるいはモードセレクト信号に
よりRAMのステート状態を外部に出力する場合に、R
AMへの保存を停止するOR回路とを備えていても良
い。このデバッグ回路によると、設計者が想定しない動
作が起こった際に、テンポラリレジスタ及びRAMに次
のステート状態が保存されず、どの時点でデバッグ回路
にエラーが発生したか特定しやすくなる。
【0009】又、第1の特徴に係るデバッグ回路は、
(リ)ステート状態記憶装置は、機能ブロックの一定期
間のステート状態の遷移履歴を遷移順に保存するシフト
レジスタを備え、(ヌ)比較回路は、機能ブロックの現
在のステート状態とシフトレジスタに保存された前のス
テート状態を比較しても良い。このデバッグ回路による
と、動作モードを切り替えることにより、シフトレジス
タに保存されたステート状態の遷移を観測することを可
能にし、開発時のデバッグ作業を容易にすることができ
る。
【0010】更に、第1の特徴に係るデバッグ回路は、
(ル)次に遷移することが想定される機能ブロックのス
テート状態を記述した状態遷移テーブルと、(ヲ)現在
のステート状態と状態遷移テーブルに記述されたステー
ト状態を比較するテーブル比較回路と、(ワ)現在のス
テート状態と状態遷移テーブルに記述されたステート状
態が異なっている場合、あるいはモードセレクト信号に
よりシフトレジスタのステート状態を外部に出力する場
合に、シフトレジスタへの保存を停止するOR回路とを
備えていても良い。このデバッグ回路によると、設計者
が想定しない動作が起こった際に、シフトレジスタに次
のステート状態が保存されず、どの時点でデバッグ回路
にエラーが発生したか特定しやすくなる。
【0011】本発明の第2の特徴は、(イ)半導体チッ
プと、(ロ)半導体チップ上に搭載された機能ブロック
と、(ハ)半導体チップに搭載され、機能ブロックのス
テート状態を保存するステート状態記憶装置と、(ニ)
半導体チップに搭載され、機能ブロックの現在のステー
ト状態とステート状態記憶装置に保存された前のステー
ト状態を比較する比較回路と、(ホ)半導体チップに搭
載され、外部から伝えられたモードセレクト信号によ
り、外部に出力するステート状態を切り替えるマルチプ
レクサと、(へ)半導体チップ上に搭載された内部回路
とを備える半導体装置であることを要旨とする。ここ
で、「内部回路」には、メモリ、CPU等の半導体集積
回路に用いられる種々の回路が含まれる。
【0012】第2の特徴に係る半導体装置によると、半
導体チップ(半導体装置)上にデバッグ機能を持つデバ
ッグ回路を単数、あるいは複数搭載することにより、開
発時のデバッグ作業を容易にすることができる。
【0013】又、第2の特徴に係る半導体装置は、
(ト)ステート状態記憶装置は、機能ブロックの最新の
ステート状態を保存するテンポラリレジスタと、機能ブ
ロックの一定期間のステート状態の遷移履歴を保存する
RAMとを備え、(チ)比較回路は、機能ブロックの現
在のステート状態とテンポラリレジスタに保存された前
のステート状態を比較しても良い。この半導体回路によ
ると、半導体チップ(半導体装置)上にデバッグ機能を
持つデバッグ回路を単数、あるいは複数搭載することに
より、開発時のデバッグ作業を容易にすることができ
る。
【0014】又、第2の特徴に係る半導体装置は、
(リ)ステート状態記憶装置は、機能ブロックの一定期
間のステート状態の遷移履歴を遷移順に保存するシフト
レジスタを備え、(ヌ)比較回路は、機能ブロックの現
在のステート状態とシフトレジスタに保存された前のス
テート状態を比較しても良い。この半導体回路による
と、半導体チップ(半導体装置)上にデバッグ機能を持
つデバッグ回路を単数、あるいは複数搭載することによ
り、開発時のデバッグ作業を容易にすることができる。
【0015】本発明の第3の特徴は、(イ)機能ブロッ
クの現在のステート状態とステート状態記憶装置に保存
された最新のステート状態を比較するステップと、
(ロ)比較するステップにおいて、ステート状態が異な
っていた場合に、機能ブロックのステート状態をステー
ト状態記憶装置に保存するステップと、(ハ)エラーが
発生した場合に、ステート状態記憶装置に保存されたス
テート状態を外部に出力するステップとを含むデバッグ
方法であることを要旨とする。
【0016】第3の特徴に係るデバッグ方法によると、
動作モードを切り替えることにより、ステート状態記憶
装置に保存されたステート状態の遷移を観測することを
可能にし、開発時のデバッグ作業を容易にすることがで
きる。
【0017】又、第3の特徴に係るデバッグ方法は、
(ニ)比較するステップにおいて、機能ブロックの現在
のステート状態と機能ブロックの最新のステート状態を
保存するテンポラリレジスタのステート状態を比較し、
(ホ)ステート状態が異なっていた場合に、保存するス
テップにおいて、機能ブロックのステート状態をテンポ
ラリレジスタ及び機能ブロックの一定期間のステート状
態の遷移履歴を保存するRAMに保存し、(へ)出力す
るステップにおいて、エラーが発生した場合にRAMに
保存されたステート状態を外部に出力しても良い。この
デバッグ方法によると、動作モードを切り替えることに
より、RAMに保存されたステート状態の遷移を観測す
ることを可能にし、開発時のデバッグ作業を容易にする
ことができる。
【0018】更に、第3の特徴に係るデバッグ方法は、
比較するステップにおいて、ステート状態が異なってい
た場合に、(ト)状態遷移テーブルから次に遷移するこ
とが想定されるステート状態を抽出するステップと、
(チ)想定されるステート状態と現在のステート状態を
比較するステップと、(リ)該比較するステップにおい
て、想定されるステート状態の全てと現在のステート状
態が一致しない場合、ステート状態の保存動作を停止す
るステップとを含んでいても良い。このデバッグ方法に
よると、設計者が想定しない動作が起こった際に、テン
ポラリレジスタ及びRAMに次のステート状態が保存さ
れず、どの時点でデバッグ回路にエラーが発生したか特
定しやすくなる。
【0019】又、第3の特徴に係るデバッグ方法は、
(ヌ)比較するステップにおいて、機能ブロックの現在
のステート状態と機能ブロックの一定期間のステート状
態の遷移履歴を遷移順に保存するシフトレジスタの最新
のステート状態を比較し、(ル)ステート状態が異なっ
ていた場合に、保存するステップにおいて、機能ブロッ
クのステート状態をシフトレジスタに保存し、(ヲ)出
力するステップにおいて、エラーが発生した場合にシフ
トレジスタに保存されたステート状態を外部に出力して
も良い。このデバッグ方法によると、動作モードを切り
替えることにより、シフトレジスタに保存されたステー
ト状態の遷移を観測することを可能にし、開発時のデバ
ッグ作業を容易にすることができる。
【0020】更に、第3の特徴に係るデバッグ方法は、
比較するステップにおいて、ステート状態が異なってい
た場合に、(ワ)状態遷移テーブルから次に遷移するこ
とが想定されるステート状態を抽出するステップと、
(カ)想定されるステート状態と現在のステート状態を
比較するステップと、(ヨ)該比較するステップにおい
て、想定されるステート状態の全てと現在のステート状
態が一致しない場合、ステート状態の保存動作を停止す
るステップとを含んでいても良い。このデバッグ方法に
よると、設計者が想定しない動作が起こった際に、シフ
トレジスタに次のステート状態が保存されず、どの時点
でデバッグ回路にエラーが発生したか特定しやすくな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
第1〜第4の実施の形態を説明する。以下の図面の記載
において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号
を付している。但し、図面は模式的なものであることに
留意すべきである。
【0022】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係るデバッグ回路1aは、図1に示すように、
機能ブロック10のステート状態を保存するステート状
態記憶装置8a、機能ブロック10の現在のステート状
態とステート状態記憶装置8aに保存された前のステー
ト状態を比較する比較回路13、外部から伝えられたモ
ードセレクト信号により、外部に出力するステート状態
を切り替えるマルチプレクサ16を備える。図1におい
ては、デバッグ回路1aは、機能ブロック10、ホスト
インタフェースロジック11、アプリケーション対応ロ
ジック12も備え、ステート状態記憶装置8aは、テン
ポラリレジスタ14とRAM15を備える。ここで、デ
バッグ回路1aは、具体的には、IP等の半導体チップ
に搭載される各部品(回路ユニット)として用意される
ことが可能である。
【0023】機能ブロック10は、DSPなどのプロセ
ッサ(信号処理回路)や、メモリ、入出力回路等の所定
の機能を持つ電子回路である。機能ブロック10は、処
理中のステート状態等の情報をステータスレジスタ10
aに保持する。
【0024】ホストインタフェースロジック11は、ホ
ストインタフェース20への機能ブロック10の入出力
信号を制御する。アプリケーション対応ロジック12
は、ネットワークや他の機能ブロック(アプリケーショ
ン)等のアプリケーションインタフェース21への機能
ブロック10の入出力信号を制御する。
【0025】ステート状態記憶装置8aは、機能ブロッ
ク10のステート状態を保存するメモリである。
【0026】ステート状態記憶装置8aを構成するテン
ポラリレジスタ14には、ステータスレジスタ10aの
状態が変化した場合に、比較回路13からのライトトリ
ガー信号によって、ステータスレジスタ10aの状態が
保存される。テンポラリレジスタ14には、常に最新の
ステータスレジスタ10aの状態が保存されることにな
る。
【0027】ステート状態記憶装置8aを構成するRA
M15には、ステータスレジスタ10aとテンポラリレ
ジスタ14の状態が異なっていた場合に、比較回路13
からのライトトリガー信号によって、ステータスレジス
タ10aの状態が保存される。ステータスレジスタ10
aの状態が変わる度にRAM15に保存されていくの
で、RAM15には、一定の期間のステータスレジスタ
10aの遷移状態の履歴が保存されることになる。
【0028】ここで、テンポラリレジスタ14、RAM
15の段数は任意であり、設計者がステータスレジスタ
10aの状態を読み出すために必要な段数を設定する。
【0029】比較回路13は、機能ブロック10の状態
を記録しているステータスレジスタ10aとテンポラリ
レジスタ14のステート状態を比較する。ここで比較す
るステート状態とは、具体的には、ステート情報、アド
レス、データ、フラグ等、デバッグ回路1aがMCUの
場合は、命令やプログラムカウンタ値等である。そし
て、ステータスレジスタ10aとテンポラリレジスタ1
4の状態が異なっていた場合には、比較回路13は、テ
ンポラリレジスタ14とRAM15に対しライトトリガ
ー信号を有効にし、ステータスレジスタ10aの状態を
テンポラリレジスタ14とRAM15に保存する。ただ
し、モードセレクト信号によって、比較回路13がデバ
ッグ動作モードに切り替えられているときは、ライトト
リガー信号を有効にしない。デバッグ動作モードにある
ということは、RAM15に保存されている情報を読み
出している状態であり、読み出している最中にRAM1
5の内容が書き替わるのは不都合だからである。
【0030】マルチプレクサ16は、外部から伝えられ
たモードセレクト信号により、デバッグ回路1aの外部
に出力するステート状態を切り替える。モードセレクト
信号には、通常動作モードからデバッグ動作モードへ切
り替える信号とデバッグ動作モードから通常動作モード
へ切り替える信号がある。マルチプレクサ16は、デバ
ッグ動作モードに切り替えられた時は、RAM15に保
存されたステート状態を外部に出力する。通常動作モー
ドへ切り替えられた時は、アプリケーション対応ロジッ
ク12からステータスレジスタ10aのステート状態を
外部に出力する。通常動作モード時は、図には示してい
ないが、ホストインタフェースロジック11を通してス
テータスレジスタ10aの状態を外部に出力しても構わ
ない。
【0031】又、モードセレクト信号は、通常動作モー
ドとデバッグ動作モードを切り替える信号である。通常
の動作は通常動作モードで行われているが、エラーの発
生等でデバッグ作業を行う際は、デバッグ動作モードに
切り替えられる。モードセレクト信号は、比較回路13
とマルチプレクサ16の動作を切り替える。上述したよ
うに、比較回路13は、通常動作モードのときはライト
トリガー信号を有効にするが、デバッグ動作モードのと
きは有効にしない。又、マルチプレクサ16は、通常動
作モードのときはステータスレジスタ10aの情報を外
部に出力するが、デバッグ動作モードのときはRAM1
5の情報を外部に出力する。
【0032】ライトトリガー信号は、比較回路13によ
って有効にされ、テンポラリレジスタ14及びRAM1
5に書き込みを行うための信号である。リードトリガー
信号は、モードセレクト信号がデバッグ動作モードに切
り替えられているときに有効になり、RAM15に保存
された情報を読み出すための信号である。
【0033】第1の実施の形態に係るデバッグ回路1a
によると、動作モードを切り替えることにより、RAM
15に保存されたステータスレジスタ10aの遷移を観
測することを可能にし、開発時のデバッグ作業を容易に
することができる。
【0034】次に、第1の実施の形態に係るデバッグ回
路1aを用いて、デバッグ作業を行う方法を図2、図3
のフローチャートを用いて説明する。
【0035】(イ)まず、ステップS101において、
ステート状態記憶装置8aを構成するテンポラリレジス
タ14とRAM15を初期化する。
【0036】(ロ)次に、ステップS102において、
比較回路13により、機能ブロック10内のステータス
レジスタ10aとステート状態記憶装置8aを構成する
テンポラリレジスタ14のステート状態を比較する。
【0037】(ハ)次に、ステップS103において、
ステータスレジスタ10aとテンポラリレジスタ14の
各情報が同じ場合は、ステップS102に戻る。ステー
タスレジスタ10aとテンポラリレジスタ14のステー
ト状態が異なっていた場合は、ステップS104に進
む。
【0038】(ニ)次に、ステップS104において、
比較回路13によってライトトリガー信号が有効にさ
れ、ステータスレジスタ10aの情報がステート状態記
憶装置8aを構成するRAM15に保存される。上述し
たように、ライトトリガー信号は、通常動作モードのと
きのみ有効にされる。
【0039】(ホ)次に、ステップS105において、
比較回路13によってライトトリガー信号が有効にさ
れ、ステータスレジスタ10aの情報がステート状態記
憶装置8aを構成するテンポラリレジスタ14にも保存
される。
【0040】ここで、(ロ)〜(ホ)で説明したステッ
プS102〜105を図4に示すステート状態の遷移を
参照して、詳しく説明する。図4は、ステート状態、R
AM15及びテンポラリレジスタ14の保存情報を示し
ている。図4(a)は、ステート状態が前のステートk
から現在のステートk+1に遷移した状態である。この
ときテンポラリレジスタ14には、ステートkのステー
ト状態が保存されている。RAM15には、ステート1
〜ステートkまでのステート状態が保存されている。比
較回路13により、ステータスレジスタ10aにある現
在のステートk+1のステート状態とテンポラリレジス
タ14にある前のステートkのステート状態を比較す
る。ステータスレジスタ10aとテンポラリレジスタ1
4のステート状態は異なるので、比較回路13は、ライ
トトリガー信号をテンポラリレジスタ14及びRAM1
5に対して有効にする。図4(b)では、テンポラリレ
ジスタ14に現在のステートk+1のステート状態が保
存され、RAM15にはステート1〜ステートk+1の
ステート状態が保存される。図4(b)においては、R
AM15にまだ空き容量があったため、ステートk+1
のステート状態が追加保存されているが、RAM15の
容量が空いていなければ、ステートk+1のステート状
態は最も古いステート状態であるステート1のステート
状態に上書き保存される。図4(c)は、ステート状態
が前のステートk+1から現在のステートk+2に遷移
した状態である。比較回路13により、ステータスレジ
スタ10aにある現在のステートk+2のステート状態
とテンポラリレジスタ14にある前のステートk+1の
ステート状態を比較する。ステータスレジスタ10aと
テンポラリレジスタ14のステート状態は異なるので、
比較回路13は、ライトトリガー信号をテンポラリレジ
スタ14及びRAM15に対して有効にする。
【0041】上記で説明したステート状態の保存タイミ
ングダイアグラムを図5(a)に示す。ステート状態が
ステート1からステート2へ、ステート2からステート
3へ、…と変化する毎に、ライトトリガー信号が有効に
なる。それを受けて、テンポラリレジスタ14のステー
ト状態を更新される。図に示していないが同様にRAM
15にもステート状態が追加、上書き保存される。
【0042】次に、通常動作中に何らかのエラーが発生
した場合について、図3を用いて説明する。
【0043】(イ)まず、ステップS201において、
デバッグ回路1aは、通常動作を行っている。次に、ス
テップS202において、エラーが発生した場合は、ス
テップS203に進む。
【0044】(ロ)次に、ステップS203において、
モードセレクト信号によって通常動作モードからデバッ
グ動作モードに切り替える。デバッグ動作に切り替えら
れると、比較回路13は、ライトトリガー信号を有効に
せず、テンポラリレジスタ14及びRAM15への書き
込みを停止する。又、マルチプレクサ16は、ステータ
スレジスタ10aではなく、RAM15の情報を外部に
出力する。
【0045】(ハ)次に、ステップS204において、
リードトリガー信号を有効にすると、ステップS205
において、マルチプレクサ16から、ステート状態記憶
装置8aを構成するRAM15に保存された情報が外部
に出力される。
【0046】このステート状態の出力タイミングダイア
グラムを図5(b)に示す。RAM15に保存されたス
テート状態を出力するには、まず、モードセレクト信号
をデバッグ動作モードに切り替える。次に、リードトリ
ガー信号を有効にする。リードトリガー信号を有効にす
る度毎に、RAM15に保存された最も新しいステート
状態から順に外部に出力される。図5(b)では、最も
新しいステート状態から順にステート6、ステート5、
ステート4、…、ステート0であるので、リードトリガ
ー信号を有効にする度に、ステート6、ステート5、ス
テート4、…、ステート0の情報が出力されることとな
る。
【0047】第1の実施の形態に係るデバッグ方法によ
ると、何らかのエラーが発生した場合、動作モードを切
り替えることにより、RAM15に保存されたステータ
スレジスタ10aの遷移を観測することを可能にし、開
発時のデバッグ作業を容易にすることができる。
【0048】又、図6は、第1の実施の形態に係るデバ
ッグ回路1aをシステムLSIに搭載した場合の半導体
チップ(半導体装置)40aの構造を示すブロック図で
ある。図6に示すような半導体チップ40a上には、内
部回路9(ここでは例としてCPU31、メモリ3
4)、デバッグ回路1b、PCIバス35、データアド
レスバス36a、36b、36cを備え、ネットワーク
用バス37を介して他の半導体チップとデータの伝送を
行う。
【0049】CPU31は、半導体チップ40a内の各
機能を制御し、メモリ34は、データやプログラムを記
憶する。PCIバス35は、各機能ブロック10を結ぶ
データ伝送路であり、データアドレスバス36a、36
b、36cは、デバッグ回路1b内部及び外部へのデー
タ伝送路である。
【0050】デバッグ回路1bは、機能ブロック10、
比較回路13、ステート状態記憶装置8としてのテンポ
ラリレジスタ14及びRAM15、マルチプレクサ16
を備える。
【0051】第1の実施の形態に係る半導体チップ(半
導体装置)40aによると、半導体チップ40a上にデ
バッグ機能を持つデバッグ回路1bを単数、あるいは複
数搭載することにより、開発時のデバッグ作業を容易に
することができる。
【0052】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、ステート状態記憶装置8aとして、テンポラリレジ
スタ14とRAM15を用いたデバッグ回路、デバッグ
方法について説明したが、第2の実施の形態では、ステ
ート状態記憶装置8bとして、シフトレジスタ17を用
いたデバッグ回路、半導体装置及びデバッグ方法につい
て説明する。
【0053】本発明の第2の実施の形態に係るデバッグ
回路1cは、図7に示すように、機能ブロック10のス
テート状態を保存するステート状態記憶装置8b、機能
ブロック10の現在のステート状態とステート状態記憶
装置8bに保存された前のステート状態を比較する比較
回路13、外部から伝えられたモードセレクト信号によ
り、外部に出力するステート状態を切り替えるマルチプ
レクサ16を備える。図7においては、デバッグ回路1
cは、機能ブロック10、ホストインタフェースロジッ
ク11、アプリケーション対応ロジック12も備え、ス
テート状態記憶装置8aは、シフトレジスタ17を備え
る。機能ブロック10、ホストインタフェースロジック
11、アプリケーション対応ロジック12については、
第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省
略する。
【0054】シフトレジスタ17は、直列に接続した複
数のフリップフロップで構成され、パルス信号を入力す
ることにより、前段の値を次段のフリップフロップに伝
えることができるレジスタである。本発明の第2の実施
形態に係るデバッグ回路1cでは、ステータスレジスタ
10aのステート状態をシフトレジスタ17に保存する
が、シフトレジスタ17内では、新たなステート状態を
保存する毎に、古いステート状態は次々と次段に移り、
最も古いステート状態が削除される。このため、最新の
ステート状態は、常に読み出し側から見て最後尾に保存
されている。
【0055】比較回路13は、機能ブロック10の状態
を記録しているステータスレジスタ10aとシフトレジ
スタ17の最後尾に保存されているステート状態を比較
する。ここで比較する状態とは、具体的には、ステータ
スレジスタ10aとシフトレジスタ17のステート情
報、アドレス、データ、フラグ等、デバッグ回路1cが
MCUの場合は、命令やプログラムカウンタ値等であ
る。そして、ステータスレジスタ10aとシフトレジス
タ17の状態が異なっていた場合には、シフトレジスタ
17にライトトリガー信号を有効にし、ステータスレジ
スタ10aの状態をシフトレジスタ17の最後尾に保存
する。その際、シフトレジスタ17の最後尾に保存され
ていた情報は、その前段に移動する。ただし、第1の実
施の形態と同様に、モードセレクト信号によって、比較
回路13がデバッグ動作モードに切り替えられていると
きは、ライトトリガー信号を有効にしない。デバッグ動
作モードにあるということは、シフトレジスタ17に保
存されている情報を読み出している状態であり、読み出
している最中にシフトレジスタ17の内容が書き替わる
のは不都合だからである。
【0056】マルチプレクサ16は、外部から伝えられ
たモードセレクト信号により、デバッグ回路1cの外部
に出力する信号を切り替える。モードセレクト信号に
は、通常動作モードからデバッグ動作モードへ切り替え
る信号とデバッグ動作モードから通常動作モードへ切り
替える信号がある。マルチプレクサ16は、デバッグ動
作モードに切り替えられた時は、シフトレジスタ17に
保存された状態を外部に出力する。通常動作モードへ切
り替えられた時は、アプリケーション対応ロジック12
からステータスレジスタ10aの状態を外部に出力す
る。
【0057】第2の実施の形態に係るデバッグ回路1c
によると、動作モードを切り替えることにより、シフト
レジスタ17に保存されたステータスレジスタ10aの
遷移を観測することを可能にし、開発時のデバッグ作業
を容易にすることができる。第1の実施の形態に係るデ
バッグ回路1aで使用したテンポラリレジスタ14、R
AM15に比べて、シフトレジスタ17を用いると、デ
バッグ回路の面積の縮小、素子数の削減、回路が簡単に
なるため高速化が図れる場合がある。
【0058】次に、第2の実施の形態に係るデバッグ回
路1cを用いて、デバッグ作業を行う方法を図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0059】(イ)まず、ステップS301において、
シフトレジスタ17を初期化する。
【0060】(ロ)次に、ステップS302において、
比較回路13により、機能ブロック10内のステータス
レジスタ10aとシフトレジスタ17の最後尾の状態を
比較する。上述したように、比較する状態としては、ス
テータスレジスタ10aとシフトレジスタ17のステー
ト情報、アドレス、データ、フラグ等である。
【0061】(ハ)次に、ステップS303において、
ステータスレジスタ10aとシフトレジスタ17の各情
報が同じ場合は、ステップS302に戻る。ステータス
レジスタ10aとシフトレジスタ17の情報が異なって
いた場合は、ステップS304に進む。
【0062】(ニ)次に、ステップS304において、
比較回路13によってライトトリガー信号が有効にさ
れ、ステータスレジスタ10aの情報がシフトレジスタ
17の最後尾に保存される。古いステート状態は次々と
次段に移り、最も古いステート状態が削除される。上述
したように、ライトトリガー信号は、通常動作モードの
ときのみ有効にされる。
【0063】通常動作中に何らかのエラーが発生した場
合の動作については、第1の実施の形態に係るデバッグ
方法で説明した図3のステップS201〜S204と同
様である。ステップS205においては、マルチプレク
サ16から、シフトレジスタ17に保存された情報が外
部に出力される。
【0064】第2の実施の形態に係るデバッグ方法によ
ると、何らかのエラーが発生した場合、動作モードを切
り替えることにより、シフトレジスタ17に保存された
ステータスレジスタ10aの遷移を観測することを可能
にし、開発時のデバッグ作業を容易にすることができ
る。
【0065】又、図9は、第2の実施の形態に係るデバ
ッグ回路1cをシステムLSIに搭載した場合の半導体
チップ(半導体装置)40bの構造を示すブロック図で
ある。図9に示すような半導体チップ40b上には、内
部回路9(ここでは例としてCPU31、メモリ3
4)、デバッグ回路1d、PCIバス35、データアド
レスバス36a、36b、36cを備え、ネットワーク
用バス37を介して他の半導体チップとデータの伝送を
行う。CPU31、メモリ34、PCIバス35、デー
タアドレスバス36a、36b、36cは、第1の実施
の形態に係る半導体チップ40aと同様であるので、こ
こでは説明を省略する。デバッグ回路1dは、機能ブロ
ック10、比較回路13、マルチプレクサ16、シフト
レジスタ17を備える。
【0066】第2の実施の形態に係る半導体チップ(半
導体装置)40bによると、半導体チップ40b上にデ
バッグ機能を持つデバッグ回路1dを単数、あるいは複
数搭載することにより、開発時のデバッグ作業を容易に
することができる。
【0067】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、第1の実施形態に係るデバッグ回路1aに、デバッ
グ回路のステート状態が設計者の意図した動作と異なる
動作をした場合に、自動的にこれを検出する機能を追加
したデバッグ回路、半導体装置及びデバッグ方法につい
て説明する。
【0068】本発明の第3の実施の形態に係るデバッグ
回路1eは、図10に示すように、機能ブロック10の
ステート状態を保存するステート状態記憶装置8a、機
能ブロック10の現在のステート状態とステート状態記
憶装置8aに保存された前のステート状態を比較する比
較回路13、外部から伝えられたモードセレクト信号に
より、外部に出力するステート状態を切り替えるマルチ
プレクサ16を備え、ステート状態記憶装置8aは、テ
ンポラリレジスタ14とRAM15を備える。又、デバ
ッグ回路1eは、更に、次に遷移することが想定される
機能ブロック10のステート状態を記述した状態遷移テ
ーブル30、現在のステート状態と状態遷移テーブル3
0に記述されたステート状態を比較するテーブル比較回
路33と、前記現在のステート状態と前記状態遷移テー
ブル30に記述されたステート状態が異なっている場
合、あるいは前記モードセレクト信号により前記RAM
15のステート状態を外部に出力する場合に、前記RA
M15への保存を停止するOR回路25を備える。図1
0においては、デバッグ回路1eは、機能ブロック1
0、ホストインタフェースロジック11、アプリケーシ
ョン対応ロジック12も備えている。
【0069】機能ブロック10、ホストインタフェース
ロジック11、アプリケーション対応ロジック12、テ
ンポラリレジスタ14、RAM15、マルチプレクサ1
6については、第1の実施の形態と同様であるので、こ
こでは説明を省略する。
【0070】比較回路13は、第1の実施形態に係るデ
バッグ回路1aにおける比較回路13と同様の機能を持
つ回路である。即ち、機能ブロック10の状態を記録し
ているステータスレジスタ10aとテンポラリレジスタ
14のステート状態を比較する。
【0071】テーブル比較回路33は、比較回路13か
ら出力された現在のステート状態と状態遷移テーブル3
0のステート状態を比較する。状態遷移テーブル30と
は、デバッグ回路設計者が予め想定する動作を記述した
テーブルである。デバッグ回路設計者が想定したステー
ト状態の遷移の一例を図12に示す。図12によると、
ステートAからは、ステートA、又はステートB、又は
ステートCに遷移することが想定される。同様に、ステ
ートBからはステートD、ステートCからはステート
B、ステートDはステートCに遷移することが想定され
る。このステート状態の遷移を表した状態遷移テーブル
30を図13に示す。
【0072】OR回路25は、前記現在のステート状態
と前記状態遷移テーブル30に記述されたステート状態
が異なっている場合、あるいは前記モードセレクト信号
により前記RAM15のステート状態を外部に出力する
場合に、前記RAM15への保存を停止する。
【0073】第3の実施の形態に係るデバッグ回路1e
によると、設計者が想定しない動作が起こった際に、テ
ンポラリレジスタ14及びRAM15に次のステート状
態が保存されず、どの時点でデバッグ回路1eにエラー
が発生したか特定しやすくなる。
【0074】次に、第3の実施の形態に係るデバッグ回
路1eを用いて、デバッグ作業を行う方法を図11のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0075】(イ)まず、ステップS401〜S404
は、図2のステップS101〜S104と同様であるの
で、ここでは説明を省略する。
【0076】(ロ)次に、ステップS405において、
状態遷移テーブル30は、テンポラリレジスタ14から
ステートを取得し、次に遷移することが想定されるステ
ートを抽出する。図13に示す状態遷移テーブル30を
例に取ると、テンポラリレジスタ14にステートAの状
態が保存されている。状態遷移テーブル30において、
現在のステートとしてステートAが入力されると、次の
ステートとしてステートA、ステートB、ステートCが
想定される。状態遷移テーブル30は、この3つのステ
ート状態をテーブル比較回路33に送る。
【0077】(ハ)一方、ステップS406において、
比較回路13によってライトトリガー信号が有効にさ
れ、ステータスレジスタ10aの情報がテンポラリレジ
スタ14に保存される。
【0078】(ニ)次に、ステップS407において、
比較回路13から出力された現在のステート状態と状態
遷移テーブル30によって抽出された次のステート状態
を比較する。図13においては、ステート1にステート
Aが、ステート2にステートBが、ステート3にステー
トCが入っている。そして、テーブル比較回路A33a
がステートAと現在のステート状態を比較し、テーブル
比較回路B33bがステートBと現在のステート状態を
比較し、テーブル比較回路C33cがステートCと現在
のステート状態を比較する。
【0079】(ホ)ステップS408において、テーブ
ル比較回路A33a、テーブル比較回路B33b、テー
ブル比較回路C33cの結果を検討する。テーブル比較
回路33の結果が全て異なっていれば、ステップS40
9に進み、ファンクションエラートリガー信号を比較回
路13に送り、OR回路25は、比較回路13の保存動
作を停止する。又、テーブル比較回路33の結果が一つ
でも等しければ、ステップS402に戻り、比較動作を
繰り返す。
【0080】通常動作中に何らかのエラーが発生した場
合の動作については、第1の実施の形態に係るデバッグ
方法で説明した図3のステップS201〜S205と同
様である。
【0081】第3の実施の形態に係るデバッグ方法によ
ると、設計者が想定しない動作が起こった際に、テンポ
ラリレジスタ14及びRAM15に次のステート状態が
保存されず、どの時点でデバッグ回路1eにエラーが発
生したか特定しやすくなる。
【0082】又、第1の実施の形態と同様に、第3の実
施の形態に係るデバッグ回路1eをシステムLSIに搭
載し、半導体チップ(半導体装置)として使用すること
も可能である。
【0083】(第4の実施の形態)第4の実施の形態で
は、第2の実施形態に係るデバッグ回路1cに、デバッ
グ回路のステート状態が設計者の意図した動作と異なる
動作をした場合に、自動的にこれを検出する機能を追加
したデバッグ回路、半導体装置及びデバッグ方法につい
て説明する。
【0084】本発明の第4の実施の形態に係るデバッグ
回路1fは、図14に示すように、機能ブロック10の
ステート状態を保存するステート状態記憶装置8b、機
能ブロック10の現在のステート状態とステート状態記
憶装置8bに保存された前のステート状態を比較する比
較回路13、外部から伝えられたモードセレクト信号に
より、外部に出力するステート状態を切り替えるマルチ
プレクサ16を備え、ステート状態記憶装置8bは、シ
フトレジスタ17を備える。又、デバッグ回路1fは、
更に、次に遷移することが想定される機能ブロック10
のステート状態を記述した状態遷移テーブル30、現在
のステート状態と前記状態遷移テーブル30に記述され
たステート状態を比較するテーブル比較回路33と、前
記現在のステート状態と前記状態遷移テーブル30に記
述されたステート状態が異なっている場合、あるいは前
記モードセレクト信号により前記シフトレジスタ17の
ステート状態を外部に出力する場合に、前記シフトレジ
スタ17への保存を停止するOR回路25を備える。図
14においては、デバッグ回路1fは、機能ブロック1
0、ホストインタフェースロジック11、アプリケーシ
ョン対応ロジック12も備えている。
【0085】機能ブロック10、ホストインタフェース
ロジック11、アプリケーション対応ロジック12、マ
ルチプレクサ16、シフトレジスタ17については、第
2の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略
する。
【0086】比較回路13は、第2の実施形態に係るデ
バッグ回路1cにおける比較回路13と同様の機能を持
つ回路である。即ち、機能ブロック10の状態を記録し
ているステータスレジスタ10aとシフトレジスタ17
のステート状態を比較する。
【0087】テーブル比較回路33は、比較回路13か
ら出力された現在のステート状態と状態遷移テーブル3
0のステート状態を比較する。
【0088】OR回路25は、前記現在のステート状態
と前記状態遷移テーブル30に記述されたステート状態
が異なっている場合、あるいは前記モードセレクト信号
により前記シフトレジスタ17のステート状態を外部に
出力する場合に、前記シフトレジスタ17への保存を停
止する。
【0089】第4の実施の形態に係るデバッグ回路1f
によると、設計者が想定しない動作が起こった際に、シ
フトレジスタ17に次のステート状態が保存されず、ど
の時点でデバッグ回路1fにエラーが発生したか特定し
やすくなる。
【0090】次に、第4の実施の形態に係るデバッグ回
路1fを用いて、デバッグ作業を行う方法を図15のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0091】(イ)まず、ステップS501〜S504
は、図8のステップS301〜S304と同様であるの
で、ここでは説明を省略する。
【0092】(ロ)次に、ステップS505において、
状態遷移テーブル30は、シフトレジスタ17から前の
ステートを取得し、次に遷移することが想定されるステ
ートを抽出する。テーブル比較回路33は、比較回路1
3から出力された現在のステート状態と状態遷移テーブ
ル30によって抽出された次のステートを比較する。
【0093】(ハ)ステップS506において、テーブ
ル比較回路33の結果を検討する。テーブル比較回路3
3の結果が全て異なっていれば、ステップS507に進
み、ファンクションエラートリガー信号を比較回路13
に送り、OR回路25は、比較回路13の保存動作を停
止する。又、テーブル比較回路33の結果が一つでも等
しければ、ステップS502に戻り、比較動作を繰り返
す。
【0094】通常動作中に何らかのエラーが発生した場
合の動作については、第1の実施の形態に係るデバッグ
方法で説明した図3のステップS201〜S204と同
様である。ステップS205においては、マルチプレク
サ16から、シフトレジスタ17に保存された情報が外
部に出力される。
【0095】第4の実施の形態に係るデバッグ方法によ
ると、設計者が想定しない動作が起こった際に、シフト
レジスタ17に次のステート状態が保存されず、どの時
点でデバッグ回路1fにエラーが発生したか特定しやす
くなる。
【0096】又、第1の実施の形態と同様に、第4の実
施の形態に係るデバッグ回路1fをシステムLSIに搭
載し、半導体チップ(半導体装置)として使用すること
も可能である。
【0097】(その他の実施の形態)本発明は上記の実
施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論
述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0098】例えば、本発明の第1〜第4の実施の形態
において、ステート状態を保存する際、ライトトリガー
信号を有効にすると記述した。このライトトリガー信号
は非同期信号であるので、ノイズ・キャンセルされたも
のであることが前提である。その他、ライトトリガー信
号ではなく、同期信号であるライトイネーブル信号等を
用いても構わない。同期信号は、ホストのクロック信号
に合わせて信号を有効にするため、クロックに同期して
いないときの不安定なデータを書き込まないという利点
がある。
【0099】又、本発明の第1、第3の実施の形態にお
いて、ステート状態記憶装置として、テンポラリレジス
タ14及びRAM15を使用したが、RAM15の代わ
りにシフトレジスタ17を使用しても構わない。即ち、
テンポラリレジスタ14とシフトレジスタ17を併用し
ても構わない。
【0100】又、本発明の第3、第4の実施の形態にお
いて、ステート状態に変化が起こった際、現在のステー
ト状態をステート状態記憶装置8a、8bに書き込んだ
後、状態遷移テーブル30との比較を行っているが、こ
の順序は逆でも構わない。即ち、状態遷移テーブル30
との比較動作を行った後、現在のステート状態をステー
ト状態記憶装置8a、8bに書き込んでも良い。
【0101】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。した
がって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特
許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められ
るものである。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、何らかのエラーが発生
した際に、動作モードを切り替えることにより、エラー
が発生するまでの内部状態の遷移を観測することを可能
にし、開発時のデバッグ作業を容易にするデバッグ回
路、半導体装置及びデバッグ方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施に形態に係るデバッグ回路
のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施に形態に係るデバッグ回路
のデバッグ方法のフローチャートである(その1)。
【図3】本発明の第1の実施に形態に係るデバッグ回路
のデバッグ方法のフローチャートである(その2)。
【図4】本発明の第1の実施に形態に係るデバッグ回路
のステート状態の動作例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るデバッグ回路
のステート書き込み/読み出しのタイミングダイアグラ
ムの一例である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る半導体チップ
(半導体装置)のブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るデバッグ回路
のブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るデバッグ回路
のデバッグ方法のフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る半導体チップ
(半導体装置)のブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るデバッグ回
路のブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るデバッグ回
路のデバッグ方法のフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るデバッグ回
路のステート状態の遷移図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るデバッグ回
路の状態遷移テーブルの構成図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係るデバッグ回
路のブロック図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係るデバッグ回
路のデバッグ方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b、…、1f デバッグ回路 8a、8b ステート状態記憶装置 9 内部回路 10 機能ブロック 10a ステータスレジスタ 11 ホストインタフェースロジック 12 アプリケーション対応ロジック 13 比較回路 14 テンポラリレジスタ 15 RAM 16 マルチプレクサ 17 シフトレジスタ 20 ホストインタフェース 21 アプリケーションインタフェース 25 OR回路 30 状態遷移テーブル 31 CPU 33 テーブル比較回路 33a テーブル比較回路A 33b テーブル比較回路B 33c テーブル比較回路C 34 メモリ 35 PCIバス 36a、36b、36c データアドレスバス 37 ネットワーク用バス 40a、40b 半導体チップ(半導体装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 文夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B042 GC08 HH05 HH30 JJ30 LA19 MA08 MC06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能ブロックのステート状態を保存する
    ステート状態記憶装置と、 前記機能ブロックの現在のステート状態と前記ステート
    状態記憶装置に保存された前のステート状態を比較する
    比較回路と、 外部から伝えられたモードセレクト信号により、外部に
    出力するステート状態を切り替えるマルチプレクサとを
    備えることを特徴とするデバッグ回路。
  2. 【請求項2】 前記ステート状態記憶装置は、 前記機能ブロックの最新のステート状態を保存するテン
    ポラリレジスタと、 前記機能ブロックの一定期間のステート状態の遷移履歴
    を保存するRAMとを備え、 前記比較回路は、前記機能ブロックの現在のステート状
    態と前記テンポラリレジスタに保存された前のステート
    状態を比較することを特徴とする請求項1に記載のデバ
    ッグ回路。
  3. 【請求項3】 次に遷移することが想定される前記機能
    ブロックのステート状態を記述した状態遷移テーブル
    と、 前記現在のステート状態と前記状態遷移テーブルに記述
    されたステート状態を比較するテーブル比較回路と、 前記現在のステート状態と前記状態遷移テーブルに記述
    されたステート状態が異なっている場合、あるいは前記
    モードセレクト信号により前記RAMのステート状態を
    外部に出力する場合に、前記RAMへの保存を停止する
    OR回路とを更に備えることを特徴とする請求項2に記
    載のデバッグ回路。
  4. 【請求項4】 前記ステート状態記憶装置は、前記機能
    ブロックの一定期間のステート状態の遷移履歴を遷移順
    に保存するシフトレジスタを備え、 前記比較回路は、前記機能ブロックの現在のステート状
    態と前記シフトレジスタに保存された前のステート状態
    を比較することを特徴とする請求項1に記載のデバッグ
    回路。
  5. 【請求項5】 次に遷移することが想定される前記機能
    ブロックのステート状態を記述した状態遷移テーブル
    と、 前記現在のステート状態と前記状態遷移テーブルに記述
    されたステート状態を比較するテーブル比較回路と、 前記現在のステート状態と前記状態遷移テーブルに記述
    されたステート状態が異なっている場合、あるいは前記
    モードセレクト信号により前記シフトレジスタのステー
    ト状態を外部に出力する場合に、前記シフトレジスタへ
    の保存を停止するOR回路とを更に備えることを特徴と
    する請求項4に記載のデバッグ回路。
  6. 【請求項6】 半導体チップと、 該半導体チップ上に搭載された機能ブロックと、 前記半導体チップに搭載され、前記機能ブロックのステ
    ート状態を保存するステート状態記憶装置と、 前記半導体チップに搭載され、前記機能ブロックの現在
    のステート状態と前記ステート状態記憶装置に保存され
    た前のステート状態を比較する比較回路と、 前記半導体チップに搭載され、外部から伝えられたモー
    ドセレクト信号により、外部に出力するステート状態を
    切り替えるマルチプレクサと、 前記半導体チップ上に搭載された内部回路とを備えるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記ステート状態記憶装置は、 前記機能ブロックの最新のステート状態を保存するテン
    ポラリレジスタと、 前記機能ブロックの一定期間のステート状態の遷移履歴
    を保存するRAMとを備え、 前記比較回路は、前記機能ブロックの現在のステート状
    態と前記テンポラリレジスタに保存された前のステート
    状態を比較することを特徴とする請求項6に記載の半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記ステート状態記憶装置は、前記機能
    ブロックの一定期間のステート状態の遷移履歴を遷移順
    に保存するシフトレジスタを備え、 前記比較回路は、前記機能ブロックの現在のステート状
    態と前記シフトレジスタに保存された前のステート状態
    を比較することを特徴とする請求項6に記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 機能ブロックの現在のステート状態とス
    テート状態記憶装置に保存された最新のステート状態を
    比較するステップと、 該比較するステップにおいて、前記ステート状態が異な
    っていた場合に、前記機能ブロックのステート状態を前
    記ステート状態記憶装置に保存するステップと、 エラーが発生した場合に、前記ステート状態記憶装置に
    保存されたステート状態を外部に出力するステップとを
    含むことを特徴とするデバッグ方法。
  10. 【請求項10】 前記比較するステップにおいて、前記
    機能ブロックの現在のステート状態と前記機能ブロック
    の最新のステート状態を保存するテンポラリレジスタの
    ステート状態を比較し、 前記ステート状態が異なっていた場合に、前記保存する
    ステップにおいて、前記機能ブロックのステート状態を
    前記テンポラリレジスタ及び前記機能ブロックの一定期
    間のステート状態の遷移履歴を保存するRAMに保存
    し、 前記出力するステップにおいて、エラーが発生した場合
    に前記RAMに保存されたステート状態を外部に出力す
    ることを特徴とする請求項9に記載のデバッグ方法。
  11. 【請求項11】 前記比較するステップにおいて、前記
    ステート状態が異なっていた場合に、 状態遷移テーブルから次に遷移することが想定されるス
    テート状態を抽出するステップと、 前記想定されるステート状態と前記現在のステート状態
    を比較するステップと、 該比較するステップにおいて、前記想定されるステート
    状態の全てと前記現在のステート状態が一致しない場
    合、ステート状態の保存動作を停止するステップとを更
    に含むことを特徴とする請求項10に記載のデバッグ方
    法。
  12. 【請求項12】 前記比較するステップにおいて、前記
    機能ブロックの現在のステート状態と前記機能ブロック
    の一定期間のステート状態の遷移履歴を遷移順に保存す
    るシフトレジスタの最新のステート状態を比較し、 前記ステート状態が異なっていた場合に、前記保存する
    ステップにおいて、前記機能ブロックのステート状態を
    前記シフトレジスタに保存し、 前記出力するステップにおいて、エラーが発生した場合
    に前記シフトレジスタに保存されたステート状態を外部
    に出力することを特徴とする請求項9に記載のデバッグ
    方法。
  13. 【請求項13】 前記比較するステップにおいて、前記
    ステート状態が異なっていた場合に、 状態遷移テーブルから次に遷移することが想定されるス
    テート状態を抽出するステップと、 前記想定されるステート状態と前記現在のステート状態
    を比較するステップと、 該比較するステップにおいて、前記想定されるステート
    状態の全てと前記現在のステート状態が一致しない場
    合、ステート状態の保存動作を停止するステップとを更
    に含むことを特徴とする請求項12に記載のデバッグ方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085885A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、及び情報処理システム

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