JP2003288138A - 情報機器及び情報機器におけるデータ通信方法 - Google Patents

情報機器及び情報機器におけるデータ通信方法

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JP2003288138A
JP2003288138A JP2002090142A JP2002090142A JP2003288138A JP 2003288138 A JP2003288138 A JP 2003288138A JP 2002090142 A JP2002090142 A JP 2002090142A JP 2002090142 A JP2002090142 A JP 2002090142A JP 2003288138 A JP2003288138 A JP 2003288138A
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Keisuke Ishii
啓介 石井
Isao Watanabe
勲 渡邉
Kenji Nagashima
健二 長嶋
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報機器及び情報機器におけるデ
ータ通信方法に関し、特に車両に搭載される各種情報機
器に適用して、簡易に、車外の機器との間でデータを送
受することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、通信対象3からの呼びかけに
より本体部分であるデータ処理手段4への電源の供給を
開始し、データの送受の終了により電源の供給を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器及び情報
機器におけるデータ通信方法に関し、特に車両に搭載さ
れる各種情報機器に適用することができる。本発明は、
通信対象からの呼びかけにより本体部分であるデータ処
理手段への電源の供給を開始し、データの送受の終了に
より電源の供給を停止することにより、簡易に、車外の
機器との間でデータを送受することができるようにす
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、いわゆるバッテ
リ上がりを防止するため、時計等の消費電力が極めて僅
かな機器を除いて、イグニッションキーの操作により電
源の供給を停止するようになされている。このためカー
ナビゲーション装置、カーオーディオ装置等の車載機器
においては、イグニッションキーの操作により電源の供
給が停止され、動作を停止するようになされている。
【0003】このようなカーナビゲーション装置におい
ては、CD−ROMにより地図のデータが供給されるよ
うになされ、またカーオーディオ装置においては、ミニ
ディスク等の記録媒体を介して家庭等で記録した音楽を
車内に持ち込んで楽しむことができるようになされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで車両において
は、今後、さらに一段と各種の情報機器が搭載されると
考えられる。この場合に、この種の情報機器、カーナビ
ゲーション装置、カーオーディオ装置と、家庭のパーソ
ナルコンピュータとの間で、インターネットを介して取
得した地図データ等、種々のデータを送受することが考
えられ、このようなデータの送受については、従来の記
録媒体を介したデータの送受に代えて、例えばIEEE
(The Institute of Electrical and Electoronics Eng
ineers,Inc.)802.11標準等で提案されている無
線、赤外線によるワイヤレスのデータ通信方法を適用し
て、使い勝手を向上することができると考えられる。
【0005】しかしながら車両においては、バッテリ上
がりの防止のために、イグニッションキーの操作により
この種の機器への電源の供給を停止することにより、車
載機器においては、車外の機器との間で無線、赤外線等
によりデータ通信する場合、煩雑な作業を実行しなけれ
ばならないと考えられる。
【0006】すなわち例えば車庫に駐車した車両に家庭
のパーソナルコンピュータよりデータをダウンロードす
る場合、ユーザーにおいては、イグニッションキーの操
作により車両に搭載された機器の電源を立ち上げてパー
ソナルコンピュータからのデータを受信できるようにし
た後、家庭のパーソナルコンピュータよりデータを送信
し、データの送信が完了すると、イグニッションキーの
操作により車両側機器の電源を立ち下げることが必要に
なる。これによりユーザーにおいては、車両とパーソナ
ルコンピュータとの間を頻繁に往復しなければならなく
なり、結局、煩雑な作業を実行しなければならない問題
がある。
【0007】なおこのような車両とパーソナルコンピュ
ータとの間のデータの送受信においては、なんら事情を
知らない第3者が、ダウンロードの途中で車両側電源を
立ち下げる場合も考えられ、この場合には、正しく処理
を完了できなくなる。またイグニッションキーを車両に
取り付けたまま、車両を離れてパーソナルコンピュータ
を操作することにより、車両の盗難事故も考えられる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易に、車外の機器との間でデータを送受すること
ができる情報機器及び情報機器におけるデータ通信方法
を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、車両に搭載される情報機
器に適用して、通信手段の動作を監視し、通信対象から
の呼びかけにより、データ処理手段への電源の供給を開
始し、通信手段によるデータの送受の終了により、デー
タ処理手段への電源の供給を停止する制御手段を備える
ようにする。
【0010】また請求項4の発明においては、車両に搭
載される情報機器におけるデータ通信方法に適用して、
通信手段の動作を監視し、通信対象からの呼びかけによ
り、データ処理手段への電源の供給を開始してデータ処
理手段の動作を立ち上げ、通信手段によるデータの送受
の終了により、データ処理手段への電源の供給を停止し
てデータ処理手段の動作を停止する。
【0011】請求項1の構成によれば、車両に搭載され
る情報機器に適用して、通信手段の動作を監視し、通信
対象からの呼びかけにより、データ処理手段への電源の
供給を開始し、通信手段によるデータの送受の終了によ
り、データ処理手段への電源の供給を停止する制御手段
を備えることにより、イグニッションキーの操作により
電源の供給が停止されている場合でも、通信対象の呼び
かけにより動作を立ち上げてデータを送受し、終了後、
動作を立ち下げることができる。これにより車両側にお
いては、何ら操作することなく、通信対象側の操作だけ
で、データをダウンロードし、又はデータをアップロー
ドすることができ、これにより簡易に、車外の機器との
間でデータを送受することができる。
【0012】これにより請求項4の構成によれば、簡易
に、車外の機器との間でデータを送受することができる
情報機器におけるデータ通信方法を提供することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0014】(1)実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係る車両の車載機器を周
辺構成と共に示すブロック図である。この車載機器2
は、車両1に搭載される情報機器であり、家庭のパーソ
ナルコンピュータ(PC)3との間で、例えばナビゲー
ションの処理で使用する地図データ、車両1の運行記録
のデータ等を送受する。
【0015】このためパーソナルコンピュータ3は、例
えばIEEE802.11標準による無線の通信ユニッ
ト3A、この通信ユニット3Aによる車載機器2とのデ
ータ通信を制御する制御プログラム3Bが設けられ、こ
れらによる通信手段により車載機器2との間で各種のデ
ータを送受するようになされている。
【0016】パーソナルコンピュータ3において、この
制御プログラム3Bは、ユーザーにより立ち上げられて
車載機器2との間のデータ通信が指示されると、車載機
器2に応答を呼びかけ、車載機器2が応答を返すと、機
器認証等の処理を実行した後、車載機器2のステータス
を取得する。このステータスにより車載機器2において
車載機器本体4の電源が立ち上げられていない場合、こ
の制御プログラム3Bは、電源の立ち上げを促すコマン
ドを発行する。さらにこのコマンドにより車載機器本体
4の電源が立ち上がると、ユーザーの指示によるファイ
ルを車載機器2に送出し、またこれとは逆に車載機器2
に記録されたファイルを車載機器2より取得する。この
制御プログラム3Bは、このようにして車載機器2との
間でファイルの送受を完了すると、車載機器2との間の
通信を終了する。これによりパーソナルコンピュータ3
は、このパーソナルコンピュータ3の操作により、車載
機器2との間で各種のデータを送受できるようになされ
ている。
【0017】また制御プログラム3Bは、ユーザーによ
り監視状態に設定されると、車載機器2からの呼びかけ
を監視し、車載機器2より呼びかけが得られると、応答
を返す。またこの応答により車載機器2との間で機器認
証の処理を実行した後、車載機器2から送出される各種
のファイルを受信して所定のフォルダーに記録し、また
車載機器2からの要求に係るファイルを車載機器2に送
信する。さらに制御プログラム3Bは、このようにして
車載機器2との間でファイルの送受を完了すると、車載
機器2との間の通信を終了する。これによりパーソナル
コンピュータ3は、車載機器2側におけるユーザーの操
作によっても、車載機器2との間で各種のデータを送受
できるようになされている。
【0018】制御プログラム3Bは、これらの処理にお
いて、通信ユニット3Aの動作の監視により、車載機器
2との間で、正常に通信を終了できなかった場合を検出
する。なおここでこの通信ユニット3Aの動作の監視
は、通信ユニット3Aで受信される車載機器2側からの
応答等を監視して実行される。また正常に通信を終了で
きなかった場合は、機器の故障の他に、通信途中で車載
機器2との間でデータ通信が困難になった場合が考えら
れ、このようなデータ通信が困難になる場合としては、
例えばデータ通信中に車両1側で車載機器2の電源が立
ち下げられた場合、データ通信中に車両1が通信可能範
囲を逸脱した場合等である。
【0019】制御プログラム3Bは、このように車載機
器2との間で、正常に通信を終了できなかった場合、ユ
ーザーに、エラーを通知し、さらに通信履歴に記録を残
す。これによりパーソナルコンピュータ3においては、
車載機器2側の都合で正常に通信を終了できなかった場
合、この正常に終了できなかった通信に係るファイル
を、必要に応じて、後日、改めて車載機器2との間で送
受できるようになされている。
【0020】また制御プログラム3Bは、上述したよう
に車載機器2との間でファイルの送受を開始する前に、
同様の、正常に通信を終了できたか否かの記録である通
信履歴の記録を車載機器2から取得し、パーソナルコン
ピュータ3側の通信履歴と照らし合わす。これにより制
御プログラム3Bは、パーソナルコンピュータ3側の電
源が通信途中で立ち下げられる等の、パーソナルコンピ
ュータ3側の都合で正常に通信を終了できなかった場合
を検出する。さらにこのようなパーソナルコンピュータ
3側の都合で正常に通信を終了できなかった場合が検出
されると、ユーザーにエラーを通知する。これによりパ
ーソナルコンピュータ3においては、パーソナルコンピ
ュータ3側の都合により、正常に通信を終了できなかっ
た場合についても、この正常に終了できなかった通信に
係るファイルを、必要に応じて、後日、改めて車載機器
2との間で送受できるようになされている。
【0021】これに対して車両1においては、イグニッ
ションキー6による操作により、バッテリ5の電源が車
載機器2の車載機器本体4に供給されるようになされ、
また車載機器2の通信ユニット7を介して車載機器本体
4にバッテリ5の電源が供給されるようになされてい
る。
【0022】これにより車両1は、ユーザーがイグニッ
ションキー6を抜き取ると車載機器本体4への電源の供
給が停止して車載機器本体4が動作を停止するようにな
され、さらにこのようにイグニッションキー6の操作に
より車載機器本体4への電源の供給が停止している場合
でも、通信ユニット7を介して車載機器本体4に電源を
供給して車載機器本体4の動作を立ち上げることができ
るようになされている。
【0023】ここで車載機器本体4は、パーソナルコン
ピュータ3との間で送受するデータを処理する情報処理
装置の本体であり、例えばカーナビゲーション装置によ
り構成される。車載機器本体4は、通信ユニット7を介
してパーソナルコンピュータ3より各種ファイルをダウ
ンロードして記録媒体であるハードディスク装置に記録
し、またこれとは逆にハードディスク装置に記録した各
種ファイルをパーソナルコンピュータ3にアップロード
する。車載機器本体4は、このようにしてダウンロード
して一旦記録媒体に記録したファイルを処理して、ナビ
ゲーションの処理を実行する。また車両の運行履歴を記
録してパーソナルコンピュータ3にアップロードするよ
うになされている。
【0024】通信ユニット7は、パーソナルコンピュー
タ3とこの車載機器本体4との間の通信手段を構成する
と共に、車載機器本体4の電源を制御する制御手段を構
成するようになされている。
【0025】すなわち通信ユニット7においては、バッ
テリ5の電源を直接入力し、これにより常時動作状態に
保持される。通信ユニット7において、入出力回路(I
/O)11は、車載機器本体4から出力される各種のデ
ータを送受信部8に出力し、またこれとは逆に送受信部
8の出力データを車載機器本体4に出力する。
【0026】送受信部8は、センサコントローラ10の
制御により、アンテナ9を介して得られる所定周波数帯
域の高周波信号を増幅して処理し、これによりパーソナ
ルコンピュータ3からの呼びかけを受信する。またパー
ソナルコンピュータ3から送出された各種のデータを受
信し、さらにはこれとは逆に、入出力回路11を介して
入力される車載機器本体4の出力データを変調してアン
テナ9より送出する。
【0027】すなわち送受信部8は、パーソナルコンピ
ュータ3からの呼びかけが得られると、センサコントロ
ーラ10の制御により、パーソナルコンピュータ3に応
答を返し、パーソナルコンピュータ3との間で機器認証
の処理を実行する。さらに正しく機器認証できた場合、
この車載機器2の現在の状態を示すステータスをパーソ
ナルコンピュータ3に通知する。さらにステータスの通
知によりパーソナルコンピュータ3から得られるコマン
ドをセンサコントローラ10に出力し、また車載機器本
体4にこのコマンドを出力する。これにより送受信部8
は、イグニッションキー6の操作により車載機器本体4
の電源が立ち上げられていない場合には、その旨、パー
ソナルコンピュータ3に通知すると共に、パーソナルコ
ンピュータ3からの電源立ち上げのコマンドを受け付
け、このコマンドをセンサコントローラ10に通知して
車載機器本体4の電源を立ち上げるようになされてい
る。
【0028】また車載機器本体4の電源が立ち上げられ
ている場合、さらにはこのようにして車載機器本体4の
電源を立ち上げた後においては、パーソナルコンピュー
タ3より得られる各種コマンドを車載機器本体4に通知
し、その結果、車載機器本体4より出力される各種ファ
イルのデータをパーソナルコンピュータ3に送出し、ま
たこれとは逆にパーソナルコンピュータ3より得られる
各種ファイルのデータを車載機器本体4に出力するよう
になされている。
【0029】また送受信部8は、車載機器本体4からデ
ータのアップロード、ダウンロードが指示されると、セ
ンサコントローラ10の制御によりパーソナルコンピュ
ータ3に応答を呼びかけ、制御プログラム3Bが待機状
態に保持されいていることによりパーソナルコンピュー
タ3から応答が得られると、機器認証等の処理を実行す
る。送受信部8は、これにより続く車載機器本体4にお
ける操作に応動して、車載機器本体4より出力される各
種ファイルのデータをパーソナルコンピュータ3に送出
し、またこれとは逆にパーソナルコンピュータ3より得
られる各種ファイルのデータを車載機器本体4に出力す
るようになされている。
【0030】送受信部8は、これら一連のデータ交換に
おいて、パーソナルコンピュータ3からの再送要求等に
よる応答を監視し、この監視結果によるセンサコントロ
ーラ10の制御により、機器認証等の処理により確立し
たパーソナルコンピュータ3との間の回線を開放する。
これにより送受信部8は、データの送受を完了すると、
さらには何らかの異常によりパーソナルコンピュータ3
との間でデータを送受することが困難になると、一連の
データ通信の処理を終了するようになされている。
【0031】センサコントローラ10は、送受信部8の
動作を監視、制御するコントローラであり、送受信部8
から得られるパーソナルコンピュータ3からの呼びかけ
の通知により、また車載機器本体4からのコマンドによ
り、上述した一連の処理を実行するように送受信部8の
動作を制御する。
【0032】これらの処理において、センサコントロー
ラ10は、送受信部8の動作の監視により、パーソナル
コンピュータ3からの電源立ち上げのコマンド、さらに
はデータ通信の開始を電源コントローラ12に通知す
る。またこの動作の監視により、データの送受を完了す
ると、さらには何らかの異常によりパーソナルコンピュ
ータ3との間でデータを送受することが困難になると、
データ通信の終了を電源コントローラ12に通知する。
またこのようなデータ通信の終了に関して、パーソナル
コンピュータ3との間で、正常に通信を終了できなかっ
た場合、通信履歴に記録を残し、また車載機器本体4側
の操作によりデータ通信を開始した場合には、車載機器
本体4を介してユーザーにエラーを通知する。これによ
りこの車載機器2においては、種々の都合で正常に通信
を終了できなかった場合、この正常に終了できなかった
通信に係るファイルを、必要に応じて、後日、改めてパ
ーソナルコンピュータ3との間で送受できるようになさ
れている。
【0033】またセンサコントローラ10は、車載機器
本体4側の操作によりデータ通信を開始する場合には、
上述したようにパーソナルコンピュータ3との間でファ
イルの送受を開始する前に、パーソナルコンピュータ3
から通信履歴の記録を取得し、保持した通信履歴の記録
と照らし合わす。これによりセンサコントローラ10
は、車載機器2側の電源が通信途中で立ち下げられる等
の、車載機器2側の都合で正常に通信を終了できなかっ
た場合を検出し、さらにこの検出結果によりユーザーに
エラーを通知する。これにより車載機器2においては、
車載機器2側の都合により、正常に通信を終了できなか
った場合についても、この正常に終了できなかった通信
に係るファイルを、必要に応じて、後日、改めてパーソ
ナルコンピュータ3との間で送受できるようになされて
いる。
【0034】電源監視モジュール13は、イグニッショ
ンキー6の操作による車載機器本体4への電源の供給を
監視し、監視結果を電源コントローラ12に通知する。
【0035】電源コントローラ12は、この車載機器本
体4の電源を制御するコントローラである。電源コント
ローラ12は、送受信部8でパーソナルコンピュータ3
からの呼びかけが検出されると、電源監視モジュール1
3による電源供給の監視結果をステータスとして送受信
部8に通知する。これによりこの車載機器2において
は、パーソナルコンピュータ3側で車載機器本体4の電
源が立ち上がっているか否かを検出できるようになされ
ている。
【0036】また電源コントローラ12は、このステー
タスにより、センサコントローラ10を介してパーソナ
ルコンピュータ3から電源の立ち上げを指示するコマン
ドが得られると、スイッチ回路14をオン状態に設定す
る。ここでスイッチ回路14は、イグニッションキー6
による電源を制御する部位をバイパスして、バッテリ5
の電源を車載機器本体4に供給するスイッチである。こ
れによりこの車載機器2では、イグニッションキー6の
操作により車載機器本体4への電源の供給を停止してい
る場合でも、パーソナルコンピュータ3からの指示によ
り、車載機器本体4の電源を立ち上げることができるよ
うになされ、さらにこの電源の立ち上げ後、種々のデー
タをパーソナルコンピュータ3との間で送受できるよう
になされている。
【0037】電源コントローラ12は、さらにこのよう
にスイッチ回路14により車載機器本体4に電源を供給
した場合、スイッチ回路14の設定を示すフラグをセッ
トする。さらにセンサコントローラ10において、パー
ソナルコンピュータ3との間のデータ通信処理の終了が
検出されると、このフラグのセットにより、スイッチ回
路14をオフ状態に切り換え、これにより車載機器本体
4への電源の供給を停止する。これによりこの車載機器
2では、いわゆるバッテリ上がりを確実に防止するよう
になされている。
【0038】すなわち図2は、この通信ユニット7にお
ける処理手順を示すフローチャートである。なおこのフ
ローチャートにおいて、機器認証等の処理については、
説明を省略する。通信ユニット7は、ステップSP1か
らステップSP2に移り、送受信部8又は入出力回路1
1を介して割り込みが検出されたか否か判断し、ここで
否定結果が得られると、ステップSP2を繰り返す。通
信ユニット7においては、このステップSP2におい
て、パーソナルコンピュータ3におけるユーザーの操作
によりパーソナルコンピュータ3から呼びかけが得られ
ると、又はパーソナルコンピュータ3との間のデータ通
信を指示するコマンドが車載機器本体4から得られる
と、ステップSP2からステップSP3に移る。このス
テップSP3において、通信ユニット7は、電源監視モ
ジュール13の監視結果より、イグニッションキー6の
操作によって車載機器本体4に電源が供給されているか
否か判断する。
【0039】ここで車載機器本体4からデータ通信を指
示するコマンドが得られた場合、さらには車載機器本体
4の電源が立ち上げられた状態でパーソナルコンピュー
タ3より呼びかけが得られた場合、ステップSP3にお
いて肯定結果が得られることにより、通信ユニット7
は、ステップSP3からステップSP4に移る。これに
対してイグニッションキー6の操作によって車載機器本
体4の電源が立ち下げられている状態で、パーソナルコ
ンピュータ3より呼びかけが得られた場合、通信ユニッ
ト7においては、パーソナルコンピュータ3にステータ
スを通知して得られるパーソナルコンピュータ3からの
コマンドによりステップSP3で否定結果が得られ、ス
テップSP3からステップSP5に移る。ここで通信ユ
ニット7は、スイッチ回路14の設定を示すフラグをセ
ットする。また続くステップSP6において、スイッチ
回路14の制御により車載機器本体4への電源の供給を
開始して車載機器本体4の動作を立ち上げ、ステップS
P4に移る。
【0040】このステップSP4において、通信ユニッ
ト7は、パーソナルコンピュータ3より得られるデータ
を受信して車載機器本体4に出力し、またこれとは逆に
車載機器本体4から出力されるデータを変調してパーソ
ナルコンピュータ3に出力し、これによりパーソナルコ
ンピュータ3との間でダウンロード及びアップロードに
供するデータを送受する。
【0041】通信ユニット7においては、このようなデ
ータの送受が終了すると、ステップSP7に移り、送受
信部8の監視結果より、正常にデータの送受が終了した
か否か判断する。ここで例えば通信途中で、イグニッシ
ョンキー6の操作により車載機器本体4への電源供給が
停止した場合、ユーザーが車両1を移動させて通信ユニ
ット7による通信可能範囲を逸脱した場合、さらにはパ
ーソナルコンピュータ3がいわゆるフリーズした場合等
にあっては、ステップSP7で否定結果が得られること
により、通信ユニット7は、ステップSP7からステッ
プSP8に移り、異常終了を履歴に記録する。また車載
機器本体4の操作によりデータ通信した場合、さらには
車載機器本体4の電源を立ち上げた状態でパーソナルコ
ンピュータ3からの呼びかけによりデータ通信した場合
にあっては、何れもユーザーが車両1の近傍に存在する
と考えられることにより、車載機器本体4を介してエラ
ーを通知し、ステップSP9に移る。
【0042】これに対してステップSP7で肯定結果が
得られると、通信ユニット7は、直接ステップSP9に
移る。ここで通信ユニット7は、スイッチ回路14の設
定に対応するフラグがセットされているか否か判断し、
ここで否定結果が得られると、車載機器本体4からデー
タ交換を指示するコマンドが得られた場合、さらには車
載機器本体4の電源が立ち上げられた状態でパーソナル
コンピュータ3より呼びかけが得られた場合の何れかで
あることにより、ステップSP9からステップSP10
に移り、この処理手順を終了する。
【0043】これに対してステップSP9で肯定結果が
得られると、車載機器本体4の電源が立ち上げられた状
態でパーソナルコンピュータ3より呼びかけが得られた
場合であることにより、ステップSP9からステップS
P11に移り、スイッチ回路14の制御により車載機器
本体4の電源を立ち下げた後、ステップSP10に移っ
てこの処理手順を終了する。
【0044】これらによりこの実施の形態において、車
載機器本体4は、電源の供給により動作を立ち上げ、少
なくとも順次入力されるデータを所定の記録媒体である
ハードディスク装置に記録し、またこの記録媒体に記録
されたデータを出力するデータ処理手段を構成するよう
になされている。また送受信部8は、通信対象であるパ
ーソナルコンピュータ3との間のワイヤレスによるデー
タの送受により、通信対象から得られるデータをデータ
処理手段に出力し、またデータ処理手段から出力される
データを通信対象に送出する通信手段を構成するのに対
し、センサコントローラ10、電源コントローラ12、
電源監視モジュール13は、この通信手段の動作を監視
し、通信対象からの呼びかけにより、データ処理手段へ
の電源の供給を開始し、通信手段によるデータの送受の
終了により、データ処理手段への電源の供給を停止する
制御手段を構成するようになされている。
【0045】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、この車両1においては、イグニッ
ションキー6の操作によりバッテリ5の電源がセルモー
タに供給されてエンジンが起動し、これにより走行可能
となる。また各種の車載機器にバッテリ5の電源が供給
され、これにより例えば運転しながら音楽等を試聴する
ことが可能となる。また車載機器本体4についても、バ
ッテリ5の電源が供給され、これによりこの車載機器本
体4のハードディスク装置に記録した地図データを利用
して目的地までの道案内、地図の表示等に車載機器2を
利用することが可能となる。また実際に運転した記録で
ある運行履歴の記録が車載機器本体4のハードディスク
装置に記録される。
【0046】ユーザーにおいては、イグニッションキー
6により車載機器本体4に電源を供給した状態で、例え
ば車両1を自宅の車庫に停車し、車載機器本体4を操作
して地図データのダウンロード、運行履歴の記録のアッ
プロードを指示すると、送受信部8を介してワイヤレス
によりパーソナルコンピュータ3にデータ通信の呼びか
けが発せられる。パーソナルコンピュータ3において、
制御プログラム3Bが立ち上げられて待機状態に設定さ
れている場合、この呼びかけに対する応答がパーソナル
コンピュータ3から得られ、その後、パーソナルコンピ
ュータ3と通信ユニット7との間で機器認証等の処理が
実行される。さらにユーザーの操作により、車載機器本
体4のハードディスク装置に記録されたファイルがパー
ソナルコンピュータ3にアップロードされ、またパーソ
ナルコンピュータ3に保持されたファイルが車載機器本
体4にダウンロードされてハードディスク装置に記録さ
れ、これによりパーソナルコンピュータ3と車載機器本
体4との間でデータ通信の処理が実行され、一連の処理
が完了する。
【0047】このような処理において、ファイルの送受
信を完了しないうちに、イグニッションキー6が操作さ
れて車載機器本体4への電源の供給が停止した場合、さ
らには車両1を移動させて通信可能範囲を逸脱してしま
った場合、通信ユニット7及びパーソナルコンピュータ
3において、それぞれ正常にデータ通信が終了しなかっ
たことが検出されて通信履歴に記録される。またパーソ
ナルコンピュータ3においてエラーが通知され、また車
載機器本体4において、電源が立ち下げられていない場
合には、車載機器本体4側でもエラーが通知される。
【0048】これによりユーザーにおいては、このエラ
ーの通知により改めてファイルのアップロード、ダウン
ロードを指示して所望するファイルを確実に取得するこ
とができる。
【0049】これに対して誤ってパーソナルコンピュー
タ3の電源が立ち下げられた場合、パーソナルコンピュ
ータ3のフリーズ等した場合等の、パーソナルコンピュ
ータ3側の都合で正常にデータ通信が終了しなかった場
合には、車載機器2側の通信履歴に記録が残される。ま
た車載機器本体4よりユーザーにエラーが通知される。
これによりこの場合もユーザーにおいては、このエラー
の通知により改めてファイルのアップロード、ダウンロ
ードを指示して所望するファイルを確実に取得すること
ができる。
【0050】またこのようなエラーを通知するようにし
ても、ユーザーにおいては、このエラーを通知してなる
パーソナルコンピュータ3、車載機器本体4より離れて
いる場合も考えられ、結局、このようなエラーの通知に
気が付かない場合も考えられる。この場合、車載機器2
及びパーソナルコンピュータ3においては、続くファイ
ル交換時、事前に、双方の通信履歴を照合し、この照合
結果より、ユーザーにエラーが通知される。
【0051】これによりユーザーにおいては、このよう
な場合でも、改めてファイルのアップロード、ダウンロ
ードを指示して所望するファイルを確実に取得すること
ができる。
【0052】これに対してユーザーが、パーソナルコン
ピュータ3で制御プログラム3Bの動作を立ち上げ、フ
ァイルのダウンロード、アップロードを指示すると、車
載機器2に対してパーソナルコンピュータ3より応答が
呼びかけられる。車載機器2においては、この呼びかけ
により応答を返し、また電源監視モジュール13により
車載機器本体4に電源が供給されているか否か検出され
る。またこの電源供給の検出結果がステータスによりパ
ーソナルコンピュータ3に通知される。
【0053】パーソナルコンピュータ3においては、こ
のステータスの通知により、車載機器本体4の電源が立
ち上げられていない場合、電源の立ち上げを指示するコ
マンドが車載機器2に送信され、このコマンドの受信に
より車載機器2においては、電源コントローラ12によ
りスイッチ回路14がオン状態に切り換えられ、これに
よりイグニッションキー6が取り外されて例えば車両1
が車庫に駐車中の場合でも、パーソナルコンピュータ3
とデータ通信可能に車載機器2が設定される。
【0054】また車載機器本体4の電源が立ち上げられ
ると、車載機器本体4の操作によりファイル交換する場
合と同様に、パーソナルコンピュータ3の操作により、
パーソナルコンピュータ3に保持されたファイルが車載
機器2に送信されてハードディスク装置に記録され、ま
たハードディスク装置に記録されたファイルが車載機器
本体4よりパーソナルコンピュータ3に転送されてパー
ソナルコンピュータ3で記録される。
【0055】またこのようにしてデータ通信を終了する
と、スイッチ回路14がオフ状態に切り換えられて車載
機器本体4の電源が立ち下げられ、これにより車載機器
2においては元の状態に戻され、車両1におけるバッテ
リ上がりが防止される。
【0056】これによりユーザーにおいては、何ら車両
1との間を行き来することなく、単にパーソナルコンピ
ュータ3の操作により所望するファイルをアップロー
ド、ダウンロードすることができ、これにより簡易にデ
ータ通信することができる。またイグニッションキー6
を差し込んだままにしなくてもよいことにより、車両の
盗難事故、いたずら等も防止することができる。
【0057】またこのようにしてパーソナルコンピュー
タ3により車載機器本体4の電源を立ち上げた場合で
も、ユーザーが車両1を通信可能範囲より移動させた場
合、パーソナルコンピュータ3側で通信困難となった場
合等にあっては、正常にデータの送受が終了しないこと
により、通信ユニット7の通信履歴に記録が残され、ま
たパーソナルコンピュータ3が動作している場合には、
パーソナルコンピュータ3側でも通信履歴に記録が残さ
れる。また車載機器2、パーソナルコンピュータ3のう
ち、ユーザーに通知可能な側において、ユーザーにエラ
ーが通知される。これによりこの場合もユーザーにおい
ては、このエラーの通知により改めてファイルのアップ
ロード、ダウンロードを指示して所望するファイルを確
実に取得することができる。
【0058】またファイル交換時、事前にパーソナルコ
ンピュータ3及び車載機器2において、双方の通信履歴
が照合され、この照合結果より、ユーザーにエラーが通
知され、これにより改めてファイルのアップロード、ダ
ウンロードを指示して所望するファイルを確実に取得す
ることができる。
【0059】これに対して車載機器本体4の電源が立ち
上げられた状態で、パーソナルコンピュータ3より応答
の呼びかけが得られると、ステータスの通知により、パ
ーソナルコンピュータ3において、車載機器本体4の電
源の立ち上がりが検出され、コマンドの送出による車載
機器本体4の電源の立ち上げを省略して、同様に、一連
の処理が実行される。これによりこの場合も、この車載
機器2においては、パーソナルコンピュータ3との間
で、簡易かつ確実にファイル交換することができる。
【0060】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、通信対象からの呼びかけにより本
体部分であるデータ処理手段への電源の供給を開始し、
データの送受の終了により電源の供給を停止することに
より、簡易に、車外の機器との間でデータを送受するこ
とができる。
【0061】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、パーソナルコンピュ
ータ3にステータスを通知し、パーソナルコンピュータ
3からのコマンドにより車載機器本体4の電源を立ち上
げることにより、間接的に、パーソナルコンピュータか
らの呼びかけによりデータ通信手段への電源の供給を開
始する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
直接、パーソナルコンピュータからの呼びかけによりデ
ータ通信手段への電源の供給を開始するようにしてもよ
い。すなわちパーソナルコンピュータ3からの呼びかけ
等をトリガにして、通信ユニット側で車載機器本体の電
源を立ち上げるようにしても、上述した実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0062】また上述の実施の形態においては、イグニ
ッションキーの操作により車載機器本体への電源の供給
が停止し、これによりデータの送受を正常に終了できな
かった場合、通信履歴に記録を残し、改めてデータ交換
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
のイグニッションキー操作による車載機器本体の電源の
立ち下げを無効とし、データの送受を継続するようにし
てもよい。なおこの場合、データ交換中においては、イ
グニッションキー自体の操作を困難とする場合、イグニ
ッションキーを操作してもバッテリの電源を継続して供
給する場合、さらにはバッテリに代えて他の補助電源の
電源を供給する場合等が考えられ、何れの場合でも、デ
ータの送受の終了により、車載機器本体4への電源の供
給を停止して、これら電源の消耗を防止することができ
る。またこのようにデータの送受を継続する場合、車載
機器本体4においては、液晶表示パネル等の表示を中止
し、見た目、電源が立ち下げられたような状況により処
理を実行してもよい。
【0063】また上述の実施の形態においては、送受信
部の動作の監視により、正常にデータ通信できたか否か
判断する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、電源の立ち下げにより正常にデータ通信できない状
態については、電源の監視により判断するようにしても
よい。
【0064】また上述の実施の形態においては、本発明
をカーナビゲーション装置に適用して地図データ、運行
履歴のデータによるファイルを送受する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えばガイドブックの
ファイル等を送受する場合、さらにはカーオーディオ装
置、PDA、コンピュータ等の各種車載の情報機器に広
く適用することができる。
【0065】また上述の実施の形態においては、パーソ
ナルコンピュータとの間でデータを送受する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、種々の情報機器と
の間でデータを送受する場合に広く適用することができ
る。
【0066】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、通信対象
からの呼びかけにより本体部分であるデータ処理手段へ
の電源の供給を開始し、データの送受の終了により電源
の供給を停止することにより、簡易に、車外の機器との
間でデータを送受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載機器を周辺構成
と共に示すブロック図である。
【図2】図1の車載機器における通信ユニットの処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……車両、2……車載機器、3……パーソナルコンピ
ュータ、4……車載機器本体、5……バッテリ、7……
通信ユニット、8……送受信部、10……センサコント
ローラ、12……電源コントローラ、13……電源監視
モジュール
フロントページの続き (72)発明者 長嶋 健二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA06 EA10 FF03 KK11 LL06 MA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載される情報機器において、 電源の供給により動作を立ち上げ、少なくとも順次入力
    されるデータを所定の記録媒体に記録し、又は前記記録
    媒体に記録されたデータを出力するデータ処理手段と、 通信対象との間のワイヤレスによるデータの送受によ
    り、前記通信対象から得られるデータを前記データ処理
    手段に出力し、又は前記データ処理手段から出力される
    データを前記通信対象に送出する通信手段と、 前記通信手段の動作を監視し、前記通信対象からの呼び
    かけにより、前記データ処理手段への電源の供給を開始
    し、前記通信手段によるデータの送受の終了により、前
    記データ処理手段への電源の供給を停止する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 少なくとも前記通信手段によるデータの送受が正常に終
    了しなかった場合、履歴を記録して保持することを特徴
    とする請求項1に記載の情報機器。
  3. 【請求項3】前記データ処理手段は、 イグニッションキーの操作によっても電源の供給が制御
    されて動作を立ち下げ、 前記制御手段は、 前記イグニッションキーの操作による前記データ処理手
    段への電源の供給停止を監視することを特徴とする請求
    項1に記載の情報機器。
  4. 【請求項4】車両に搭載される情報機器におけるデータ
    通信方法において、 前記情報機器は、 電源の供給により動作を立ち上げ、少なくとも順次入力
    されるデータを所定の記録媒体に記録し、又は前記記録
    媒体に記録されたデータを出力するデータ処理手段と、 ワイヤレスによる通信対象との間のデータの送受によ
    り、前記通信対象から得られるデータを前記データ処理
    手段に出力し、又は前記データ処理手段から出力される
    データを前記通信対象に送出する通信手段とを備え、 前記データ通信方法は、 前記通信手段の動作を監視し、 前記通信対象からの呼びかけにより、前記データ処理手
    段への電源の供給を開始して前記データ処理手段の動作
    を立ち上げ、 前記通信手段によるデータの送受の終了により、前記デ
    ータ処理手段への電源の供給を停止して前記データ処理
    手段の動作を停止することを特徴とする情報機器におけ
    るデータ通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038779A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Alpine Electronics Inc 車載装置
JP2007290540A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Denso Corp 車両用通信システム、制御装置、車載ナビゲーション装置

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JP4711772B2 (ja) * 2005-08-02 2011-06-29 アルパイン株式会社 車載装置
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