JP2003287721A - 眼鏡付属物の取付構造 - Google Patents
眼鏡付属物の取付構造Info
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Abstract
眼鏡において好みの位置に目的の眼鏡付属物を容易に装
着可能とし、装着した眼鏡付属物及び係止部材を容易に
眼鏡から取り外すことを可能とする。 【解決手段】 眼鏡1に形成した取付孔2からなる取付
部と、取付孔2に挿入する弾性体よりなる管状の係止部
材5と、係止部材5の管孔5bに挿入する眼鏡付属物3
Aの背面に突出した係止ピン4とからなり、係止ピン4
を係止部材5を介して眼鏡1の取付孔2に挿入して眼鏡
付属物3Aを眼鏡1に固定する。
Description
ー等の眼鏡付属物を眼鏡に装着するための眼鏡及び眼鏡
付属物における取付構造に関するものである。
てきたが、顔の前面に装着することからファッション的
要素も重視され、古くから装飾の施された眼鏡が提供さ
れている。また、サングラスが太陽光線から眼球を保護
する目的とともに装飾目的としても、通常の眼鏡とは別
に使用されている。また、釣りの場合には水面における
反射光を調節して水中の様子を確認するために、偏光グ
ラスが使用されている。更に、眼鏡使用者の鼻の高さが
夫々異なることから、眼鏡フレームとは別に高さ調整可
能な鼻当てを付設した眼鏡が提供されている。
は眼鏡フレームやレンズと一体的に形成されたものが殆
どであり、使用目的にあわせて装飾を変えたい場合には
一つの眼鏡では対応できなかった。また、太陽光線の眩
しい場合には通常の眼鏡に代えてサングラスの使用を必
要とする場合もあった。そのため、使用目的毎に多数の
眼鏡を揃えておかなければならず、経済的負担が大きい
とともに保管、携帯などにも不便であった。また、眼鏡
は使用者の鼻の高さに合わせたものが必要であり、目的
に合致した眼鏡を使用する際、自己の鼻の高さに合わせ
て眼鏡を調整するのは容易ではなかった。
るアクセサリ等の眼鏡付属物が特開平8−262378
号公報、特開平9−43553号公報、特開平9−17
9077号公報、特開平10−142563号公報、特
開2001−242426号公報等に提示されている。
また、通常使用している眼鏡の正面に係止具で装着する
カバーサングラスや偏光グラスも提供され、視力矯正効
果を保持しながら各々の使用目的を達成している。
公報に提示されている眼鏡付属物はフレームにあらかじ
めネジを設けて取り付けるものであり、着脱に工具を必
要としたり、不使用時にネジが露出するため美麗でない
などの欠点があった。また、特開平9−43553号公
報に提示されている眼鏡付属物はフレームにあらかじめ
付属物係止用切り欠き部を設けるものであるが、加工が
容易ではないため多種類の眼鏡にかかる係止構造を設け
るのは困難であり、しかも着脱に手間がかかるなどの欠
点があった。
としない眼鏡付属物が、特開平9−179077号公報
および特開2001−242426号公報に提示されて
いる。これらの眼鏡付属物は、鈎状の係止構造により眼
鏡フレームに装着するものであるが、眼鏡フレームが太
い場合には装着できなかったり、フレームが細い場合に
はフレーム上で十分に固定できない等の欠点があった。
また、これらの眼鏡付属物はテンプル(つるの部分)に
装着するものであって、眼鏡前面におけるレンズやレン
ズフレームには装着できないため、ファッションにおい
て重要な顔の正面における装飾効果は期待できなかっ
た。
けで多種類の眼鏡に手軽に装着出来るピアスタイプの眼
鏡付属物が、特開平10−142563号公報に提示さ
れている。この眼鏡付属物は、眼鏡側には貫通孔を設け
るのみでよいため、眼鏡に後からドリル等で孔を設けれ
ば容易に多種類の眼鏡に装着でき、しかもフレームのみ
ではなくレンズにも装着できるものである。
同様に眼鏡内側に突出したピンに係止部材を固定する
か、イヤリングのように係止部材を眼鏡内側から係止孔
に掛止して固定する構造であるため、眼鏡内側に突出部
分が生じて美麗でないばかりか、使用者の皮膚を傷つけ
るおそれもあった。また、取付孔に直接ピンを固定する
ため眼鏡付属物がガタついたり、取付孔部分から眼鏡が
破損する危険もあった。そして、装着においては微小な
係止部材を眼鏡の内側からピンに係止等する等、かかる
作業は容易ではなかった。
サングラスや偏光グラスは、係止具が表面に露出するた
めファッション性に欠け、係止具自体が重いとともに突
出部を有するため使用者にとって危険でもあった。
付属物が有する前記問題点を解決しようとするものであ
り、眼鏡には複雑な加工を必要とせず、多種類の眼鏡に
おいて好みの位置に目的の眼鏡付属物を容易に装着可能
とし、装着した眼鏡付属物及び係止部材を容易に眼鏡か
ら取り外すことを可能とすることである。
わないと同時に使用者が安全に使用できるようにして、
しかも取付部における眼鏡及びその付属物の破損を防
ぎ、更には、眼鏡付属物の眼鏡への取付が困難なフレー
ムの細い眼鏡の場合にも、取付可能とすることにある。
属物や、鼻当てパッド等の眼鏡調整用付属物を堅固に眼
鏡に装着して、各々の使用目的を達成できるようにする
ことである。
の取付構造は、眼鏡に形成した取付孔からなる取付部
と、前記取付孔に挿入する弾性体よりなる管状の係止部
材と、前記係止部材の管孔に挿入する眼鏡付属物の背面
に突出した係止ピンとからなる構造とすることで、前記
係止ピンを前記係止部材を介して眼鏡の前記取付孔に挿
入すれば、前記係止部材の有する弾性により、前記眼鏡
用付属物は眼鏡に堅固に固定される。
設けるとともに全体として砲弾状の構造にすることで、
前記係止部材は前記取付孔に容易に挿入されるとともに
その開口部に前記フランジが掛かって停止する。また前
記フランジを把持して引けば容易に前記係止孔から前記
係止部材は取り外される。さらに前記係止部材の先端部
に連続して前記取付孔より小径の差込み用案内部材を一
体に突設する構造にすれば、前記係止部材は前記取付孔
に一層容易に挿入される。
を有する取付部材をフレームに付設した構造にすること
で、フレームの細い眼鏡にも取付部を設けることができ
る。かかる場合、前記取付部材の基端に屈曲可能な取付
帯を延接した構造にすれば、前記取付帯をレンズフレー
ムに捲着した後にレンズを嵌入することにより取付帯が
挟持され、前記取付部をレンズフレームの外周上に堅固
に付設することができる。
るカバーサングラスとすれば、前記係止部材を介して係
止することで眼鏡に堅固に装着され、サングラスとして
も使用することができる。更に、眼鏡付属物を眼鏡ブリ
ッジに取り付ける鼻当てパッドとすれば、眼鏡のブリッ
ジに設けた取付部の取付孔に眼鏡使用者の鼻の高さに合
わせた鼻当てパッドを係止部材を介して装着すること
で、眼鏡使用者各々に適合した眼鏡として使用すること
ができる。
に基づいて説明する。
の形態を示すものであり、眼鏡1の左右レンズフレーム
の両外側端に各々設けられた取付孔2,2と、背面に前
記取付孔2,2に各々対応する位置に2本の係止ピン
4,4を設けた眼鏡付属物3Aと、係止部材5,5とか
らなる眼鏡付属物の取付構造である。
を表現した装飾体を本体とし、眼鏡における左右のレン
ズフレーム1bの正面上部をカバーする形状を有してい
る。なお、眼鏡付属物3Aの素材は、成型のし易さ、軽
さ、安全性の点から弾性を有する合成樹脂材が優れてい
る。
孔5bを有して挿入部5aを形成し、基端部外周には取
付孔2より大径のフランジ5dを設け全体として砲弾状
に形成され、挿入部5aの外径は眼鏡の取付孔2とほぼ
同径である。尚、係止部材5における取付孔2への挿入
部5aの長さは取付孔2の孔長以下であることが、眼鏡
内側に突出部を生じない点で好ましい。また、係止部材
5は挿入のしやすさ、係止力の点から、ゴムまたはシリ
コン樹脂等の弾性体を素材とすることが推奨される。
みを帯びており、胴部より大径の基部(図示せず)が眼
鏡付属物3Aの背面側に埋入固定され、その外部に露出
している胴部は、外径が係止部材5の管孔5bより僅か
に大径である。なお、係止ピン4の胴部の長さは管孔5
b及び取付孔2の孔長以下であることが係止ピン4の先
端が眼鏡の内側に突出しない点で好ましい。
属物3Aの背面に設けた左右の係止ピン4,4を係止部
材5,5を介して左右の眼鏡フレーム1b,1bに設け
た取付孔2,2に各々挿入すれば、図2のように眼鏡付
属物3Aは離れた2個所の取付部により眼鏡1に堅固に
装着される。かかる場合、係止部材5の先端が丸みを帯
びているため、係止ピン4を係止部材5の管孔5bに挿
入して係止部材5の先端を眼鏡1の左右の取付孔2に挿
入するのは容易である。
き、フランジ5dが基端に設けてあるので、挿入時にお
いて取付孔2の開口部にフランジ5dが掛かりその位置
で停止するため、充分に差し込むことができ、フランジ
のない係止部材を挿入した場合のように係止部材が係止
孔2に埋入されて取出し困難となることがない。また、
フランジ5dが眼鏡1と眼鏡付属物3Aとの間における
クッションの役割も果たすため、眼鏡1および眼鏡用付
属物3Aが取付部において破損したり、眼鏡付属物3A
がガタつくことを防ぐはたらきもある。
属物を装着したい場合は、かかる係止ピンの外径と合致
した内径の管孔を有する係止部材を用いることになる
が、既に異なる管孔の係止部材5を施設してある場合に
は、フランジ5dを把持して引けば係止部材5を係止孔
2から容易に取り外して他の係止部材に交換することも
できる。
部材5を示すものであり、前記図4における係止部材5
の先端に取付孔2より小さく先端に向かって収束する外
径の差込み用案内部材5cを一体に突設した点が異な
る。このような係止部材5は、差込み用案内部材5cの
先端が細くなっているので取付孔2に差し込み易く、ま
た、差し込んで眼鏡内側に突出した差込み用案内部材5
cを把持してフランジ5dが取付孔2の開口部に掛かる
まで引くことによりきわめて容易に挿入部5aを取付孔2
内に没入させることができる。
5aの長さと取付孔2を形成するレンズフレーム1bの
厚さとがほぼ等しいため、レンズフレーム1bに形成し
た取付孔2を外側から内側へと貫通させた孔としたが、
レンズフレーム1bの厚さが充分厚い場合には有底の孔
であっても良い。
より長い係止部材5または、先端に差込み用案内部材5
cを形成した係止部材5を用いた場合は、装着時におい
ては眼鏡1の内側に係止部材5の挿入部5aあるいはそ
の先端に形成した差込用案内部材5cが突出する。この
場合、かかる突出部を爪切りやカッター等の切断具を用
いて眼鏡の内側表面に沿って切除すれば、外部に突出し
ないため美観を損なわず、使用時に皮膚を傷つける心配
もない。
物3Aの背面に設けた係止ピン4は係止部材5の管孔5
bより僅かに大径としてあるため、係止ピン4を管孔5
bに挿入すると係止ピン4は挿入部5aの弾性により管
孔5bに堅固に係止されるとともに挿入部5aの外径は
取付孔2より僅かに大径となるため、かかる挿入部5a
を取付孔2に押圧挿入すると、その弾性により取付孔2
の内壁に挿入部5aの外壁が付勢され、係止部材5は取
付孔2に堅固に係止されるので、係止ピン4は取付孔2
に堅固に係止されることになる。
より大径である必要はなく、少なくとも管孔5bと同径
であればよい。また、係止ピン4の先端は丸みを帯びて
いるため、係止ピン4の管孔5bへの挿入は容易である
とともに管孔5bへ差し込む際に皮膚を傷つける心配が
ない。
ームの外側両端に設けられた取付孔2,2に対応した位
置に、眼鏡付属物3Aの背面において係止ピン4,4が
各々設けられており、複数の離れた取付部において係止
することによって強い固定力が得られ、眼鏡付属物3A
は左右のレンズフレーム1b,1bの上部をカバーする
ように眼鏡に堅固に装着される。なお、本実施の形態に
おいて、係止部材5の管孔5bに係止ピン4を挿入しな
がら取付孔2に押入れたが、係止部材5を前もって取付
孔2に挿設しておき、後から管孔5bに係止ピン4を押
入れて係止してもよい。
をレンズフレーム1b,1bに設けたが、図6に示すよ
うに取付孔2,2を眼鏡レンズ1c,1cに設けても同
様である。特にレンズフレームを有しない眼鏡の場合に
おいては取付孔2を眼鏡レンズ1cに設けることにより
本発明を実施する必要性が大となるが、かかる場合にお
いても弾性を有する係止部材5を介して係止ピン4を取
付孔2に係止することで、取付孔2における眼鏡レンズ
1cの破損を防ぐことができ、係止部材5のフランジ5
dにより眼鏡付属物3Aが直接眼鏡レンズ1cに接触し
ないことにより眼鏡レンズ1cが傷つくことを避けるこ
とが出来る。
取付部材7Bをレンズフレーム1bに付設すれば、フレ
ームが細い眼鏡であっても取付孔2を有する取付部を設
けることが出来る。かかる場合、眼鏡フレームが金属製
であれば、金属製の取付部材を溶着すること等により係
止孔2を設けることができる。尚、取付部材7Bはレン
ズフレームだけではなくブリッジやヨロイ、またはテン
プル等の眼鏡フレームにも同様に接着剤による接着や溶
着等により付設することもでき、更に眼鏡フレームを成
形する際にフレームと一体に成形して設けることもでき
る。
態であって、取付孔2を有する取付部材7に延設された
屈曲可能な取付帯7aを眼鏡のレンズフレーム1bに捲
着することにより設けた取付部と、背面に係止ピン4を
設けたバッジ状の眼鏡付属物3Bと、係止部材5とから
なる眼鏡付属物の取付構造である。
帯状の取付帯7aがその基端に延設されている。取付部
材7は耐久性、加工容易性等の点からステンレス等の金
属で成型することが好ましく、取付帯7aは柔軟性、固
定力の点から軟鉄板等の屈曲性を有する金属等で成型す
ることが好ましいが、屈曲性を有する素材により取付部
材7と一体に形成してもよい。3Bは眼鏡付属物であっ
て、動物のキャラクターを表現したバッジ状の装飾体の
背面に係止ピン4を1本設けた構造としている。また、
取付孔2,係止ピン4,係止部材5の構造および作用は
前記第1の実施の形態と同様である。
ズフレーム1bに付設して眼鏡に取付部を設けるには、
図10(A)に示すようにレンズ1cをはずした状態の
レンズフレーム1bに、図10(B)に示すように取付
帯7aを巻き込んで屈曲させ、取付部材7をレンズフレ
ーム1bの外周部に固定した後に、図10(C)に示す
ようにレンズ1cを嵌入すれば、屈曲性を有する取付帯
7aは、レンズフレーム1bを巻き込んだ状態でレンズ
フレーム1bとレンズ1cにより挟持されるので(図1
0(D)参照)、取付部材7はレンズフレーム1bに堅
固に付設される。
孔2に、眼鏡付属物3Bの背面に設けた係止ピン4を係
止部材5を介して挿入することで、眼鏡付属物3Bはレ
ンズフレーム1bに堅固に装着される。本実施の形態に
おいては眼鏡付属物3Bは図11,図12に示すように
小さなバッジ状であるため、一つの取付部のみでしっか
りと眼鏡に装着されるが、この一つの取付部を中心に装
飾体3bを回転することも可能であるため、一定の模様
や形状を有する眼鏡付属物の場合、上下左右の位置合わ
せが可能であるとともに係止する方向を色々と変えるこ
とにより、複数の異なった印象の装飾を表現することも
できる。
を示すものであり、前記図1乃至図4に示した本発明第
1の実施の形態における眼鏡用付属物3Aを眼鏡の正面
をカバーするサングラスタイプの眼鏡付属物3Cにした
ものである。本実施の形態においても眼鏡付属物3Cの
背面の左右両端に係止ピン4,4を設けて(図示せ
ず)、図1における眼鏡1のレンズフレームの左右両端
に設けた取付孔2,2に係止部材を介して挿入すれば、
カバーサングラスである眼鏡付属物3Cは眼鏡1に堅固
に装着されて、サングラスとして使用することが出来
る。なお、本実施の形態における眼鏡用付属物はカバー
サングラスであるが、これを偏光グラスとした場合にも
同様に実施できる。
を示すものであって、眼鏡用付属物を鼻当てパッドと
し、取付部を眼鏡のブリッジに設けた場合の眼鏡付属物
の取付構造である。ブリッジ部1dに設けた2つの取付
孔2,2に鼻当てパッドである眼鏡付属物3Dの正面上
部に設けた2本の係止ピン4,4を、眼鏡の内側から係
止部材5,5を介して挿入して係止する。
取付孔2,2に対し、眼鏡内側から係止ピン4,4を係
止部材5,5を介して挿入すれば、鼻当てパッドである
眼鏡付属物3Dはブリッジ1dに容易にしかも堅固に装
着され、自己の鼻の高さに合わせた眼鏡として使用する
ことが出来る。なお、本実施の形態に加えて眼鏡付属物
がカバーサングラスである場合の実施の形態を複合して
実施すること等、複数の実施の形態を複合して実施する
ことが可能であることは言うまでもない。
設ければ、装飾効果等に加えて磁力線効果を任意の目的
位置に安定的に固定して適用することが可能となり、肩
凝りや頭痛等を効果的に改善する効果が期待できる。ま
た香料のカプセルを保持する凹部構造或いはポケットを
装飾体の背面に設け、眼鏡の外面との間にカプセルを保
持する構造として、かかる保持部から香料を外部に放出
する孔を設ければ、装飾体の着脱が容易であることから
香料の充填・入れ替えは容易となる。したがって使用す
る時・場所・目的にあわせて好みの香りを楽しんだり、
アロマテラピー効果等を期待することもできるようにな
る。例えばバニラ香料あるいはグレープフル−ツ香料等
の、人体内で中性脂肪を燃焼させる蛋白質を放出させる
作用を有する香料を含有・放出するカプセルを充填すれ
ば、鼻の位置に近いことから、微量の香料で優れたダイ
エット効果を期待することもできる。
防止効果のあるトルマリン粉末や銅合金等を合成樹脂等
に含有させて成型或いはコーティングすれば、かかる効
果を所定の目的部分に簡易にしかも安定的に適用する事
ができる。例えば、かかる効果を有する眼鏡付属物を眼
鏡側部(テンプル)に装着すれば、耳に近いことから携
帯電話の使用により発生する電磁波から側頭部を簡易に
保護することができ、レンズフレームまたはブリッジに
装着すれば、OA機器等から発生する電磁波から前頭部を
効果的に保護することができる。
上記のように眼鏡には所定の部分に取付孔を形成した取
付部を設けるのみで複雑な工程を必要とせず、係止ピン
をフランジを設けた係止部材を介して眼鏡の取付孔に挿
入する取付構造にしたことにより、眼鏡付属物を多種類
の眼鏡において好みの位置に容易に装着可能とし、装着
された眼鏡付属物および係止部材を眼鏡から容易に取り
外すことを可能とする効果がある。さらに係止部材の先
端に差込み用案内部材を設けることにより、眼鏡付属物
は一層容易に装着できる。
採用したことで、眼鏡およびその付属物の有する美観を
損なわず、しかも係止部材が眼鏡内側に突出しないた
め、眼鏡付属物の装着時の安全性を確保できる効果もあ
る。更に、係止部材に設けたフランジにより取付部にお
ける眼鏡と眼鏡付属物の破損やガタつきを防ぐこともで
きる。
に付設する構造にすることでフレームの細い眼鏡にも眼
鏡付属物を容易に装着できるようになり、更に取付部材
に取付帯を付設することで一層容易に眼鏡付属物を装着
できるようになる。
眼鏡付属物や、任意の高さの鼻当てパッド等の眼鏡調整
用付属物を複数の取付部で眼鏡に装着することで、激し
い動きにも耐えうる実用性の高い眼鏡付属物の止着性能
を発揮して各々の使用目的を達成させることができる。
装着前の状態を示す正面図である。
である。
側面図(テンプル部略)である。
斜視図である。
る。
した場合の正面図である。
付帯とを設けた取付部材を示す正面図である。
する装着方法を示す切断端面図である。
鏡付属物の装着方法を示す切断端面図である。
正面図である。(係止構造は図示せず)
前の状態を示す正面図である。
ブリッジ、2 取付孔、3A,3B,3C,3D 眼
鏡付属物、4 係止ピン、5 係止部材、5a挿入部、
5b 管孔、5c 差込み用案内部材、5d フラン
ジ、7,7B取付部材、7a 取付帯
Claims (7)
- 【請求項1】 眼鏡に形成した取付孔からなる取付部
と、前記取付孔に挿入する弾性体よりなる管状の係止部
材と、前記係止部材の管孔に挿入する眼鏡付属物の背面
に突出した係止ピンとからなる眼鏡付属物の取付構造。 - 【請求項2】 前記係止部材が、基端部にフランジを有
し全体として砲弾状である請求項1記載の眼鏡付属物の
取付構造。 - 【請求項3】 前記係止部材が、先端部に連続して前記
眼鏡における取付孔より小径の差込み用案内部材を一体
に突設した請求項1または2記載の眼鏡付属物の取付構
造。 - 【請求項4】 前記眼鏡における取付部が、眼鏡フレー
ムに付設した取付部材に形成されている請求項1,2ま
たは3記載の眼鏡付属物の取付構造。 - 【請求項5】 前記眼鏡における取付部が、屈曲可能な
取付帯を基端に延設され、レンズフレームに前記取付帯
を捲着してレンズを嵌入することによりレンズフレーム
の外周上に付設された取付部材に形成されている請求項
4記載の眼鏡付属物の取付構造。 - 【請求項6】 前記眼鏡付属物が、カバーサングラスで
ある請求項1,2,3,4または5記載の眼鏡付属物の
取付構造。 - 【請求項7】 前記眼鏡付属物が、眼鏡ブリッジに取付
ける鼻当てパッドである請求項1,2,3,4または5
記載の眼鏡付属物の取付構造。
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JP2002088673A JP4194792B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 眼鏡付属物の取付構造 |
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