JP2003284780A - スタイレット付きカテーテル - Google Patents

スタイレット付きカテーテル

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JP2003284780A
JP2003284780A JP2002092886A JP2002092886A JP2003284780A JP 2003284780 A JP2003284780 A JP 2003284780A JP 2002092886 A JP2002092886 A JP 2002092886A JP 2002092886 A JP2002092886 A JP 2002092886A JP 2003284780 A JP2003284780 A JP 2003284780A
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catheter
stylet
tip
curved
distal end
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JP2002092886A
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Ryuichi Urakawa
隆一 浦川
Hideto Nagata
英人 永田
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガイドワイヤによる案内なしに、分岐血管、特
に、高カロリー輸液療法における上大静脈に対して、迷
入させることなく正確に挿入することができ、かつ血管
を損傷することのないスタイレット付きカテーテルの提
供。 【解決手段】先端部と本体部と基端部とからなる可撓性
のカテーテルと、該カテーテルの内腔に挿通された先端
部と本体部と基端部とからなるスタイレットとが、該カ
テーテルの基端部と該スタイレットの基端部とで係合さ
れているスタイレット付きカテーテルであって、前記カ
テーテルの先端部および前記スタイレットの先端部は、
導入目的部位の血管形状に合わせて、ほぼ同じ位置で湾
曲しており、前記スタイレットの先端は、前記カテーテ
ルの先端から突出していないことを特徴とするスタイレ
ット付きカテーテル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体表面より挿入し
体内に留置するカテーテルに関する。特に鎖骨下穿刺法
により体内に挿入され、カテーテルの先端が上大静脈へ
留置される高カロリー輸液療法に用いられるスタイレッ
ト付きカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高カロリー輸液療法を行う場
合、一般的に、上大静脈に中心静脈カテーテルが留置さ
れる。具体的には、図7に患者が正面を向いている時の
上大静脈(中心静脈)付近の血管の概略図を示すが、こ
のようなカテーテル留置法では、一般的には内針を有す
る分割式カニューラを鎖骨下静脈穿刺法により穿刺し、
針先が血管に到達した後、内針を抜去し、上記カニュー
ラを介して上大静脈に斜線で示された至適留置域にカテ
ーテルの先端が留置される。術者が血管確保を行う際、
内頚静脈からのアプローチでは殆ど問題とはならない
が、特に鎖骨下静脈穿刺の場合、針先の血管到達位置に
よっては内頚静脈、外頚静脈、あるいは穿刺位置とは反
対側の鎖骨下静脈等に迷入(カテーテルの位置不良:m
islodging)する危険があるという問題があっ
た。ここで、迷入する可能性のある針先の血管到達位置
は、鎖骨下静脈と内頚静脈の分岐点のような分岐部付近
であることが多いとされている。例えば、図8に示され
るように、術者が右鎖骨下静脈に向けて穿刺する場合、
穿刺部位を誇張させるために患者は左方向を向くように
するが、この時、右内頚静脈は右鎖骨下静脈とより直線
状になるような配置になる。この様な場合、至適穿刺域
よりも矢印で示された分岐部付近に針先が到達してしま
うと、真っ直ぐなカテーテルを挿入する場合では分割カ
ニューラの先端(血管に穿刺した側)よりカテーテルが
突出する段階で、血液の流れに乗って下方向(上大静脈
方向)へ行く前に、右内頚静脈の方向に向かって挿入さ
れてしまい易くなっている。一旦、上大静脈以外の上大
静脈より細い血管ヘカテーテルの先端が迷入してしまう
と、カテーテルの先端が血管壁に当たり易くなったり、
血管内皮を刺激し、カテーテルより供給される高張の栄
養輸液が血管外に侵出するといった血管外漏出(Ext
ravasation of Fluids)が発生す
るという問題があった。
【0003】上記上大静脈以外の血管への迷入といった
問題を解決するために、幾つかの試みがなされている。
例えば、特開平8−224312号公報に記載の方法で
は、撚り線からなるスタイレットを挿入したカテーテル
が記載されており、該スタイレットは、スタイレットの
先端から12mm程度の位置で、曲げ角度10〜15度
程度に折り曲げた構造であり、スタイレットの先端はカ
テーテルの先端近傍にある。また、同公報には、上述し
た形状とすることで確実に上大静脈への留置が可能であ
ると記載されているが、この様なカテーテルでは、図9
に示すように湾曲部がカテーテルの先端近傍であるの
で、比較的大きな空間を有する鎖骨下静脈から上大静脈
への分岐部付近においては、図10に示すように、カニ
ューラ10の先端よりカテーテルが突出する段階で該カ
テーテルがどの方向にも回転できるため最適方向に位置
させるには効果的ではなかった。このことから、カテー
テルの先端を上大静脈側へ向けるようにするためには、
挿入時において、常に気をつける必要があった。そのた
め、術者はカテーテルを迷入させないことについて大き
な安心感を得られないばかりか、やはり熟練を要し、経
験未熟な研修医等ではカテーテルの迷入を起こしてしま
う可能性があった。また、カテーテルの先端近傍までス
タイレットが挿入されているため、例えば、押し込み強
度が強すぎ、分割カニューラからカテーテルの先端が突
出した際などは、スタイレットの先端がカテーテルの先
端より突出している場合と同様、カテーテルの先端が血
管壁と接触し、血管壁を傷つけてしまう可能性があるな
どの問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガイドワイ
ヤによる案内なしに、分岐血管、特に、高カロリー輸液
療法における上大静脈に対して、迷入させることなく正
確に挿入することができ、かつ血管を損傷することのな
いスタイレット付きカテーテルを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、スタイレット
およびカテーテルが同じ部位で湾曲する特定の構造を有
するスタイレット付きカテーテルを使用することによ
り、安全、正確かつ容易に所望の位置までカテーテルを
進めることができることを見出し、本発明に至った。す
なわち、本発明は、下記(1)〜(7)に記載のスタイ
レット付きカテーテルを提供する。
【0006】(1)先端部と本体部と基端部とからなる
可撓性のカテーテルと、該カテーテルの内腔に挿通され
た先端部と本体部と基端部とからなるスタイレットと
が、該カテーテルの基端部と該スタイレットの基端部と
で係合されているスタイレット付きカテーテルであっ
て、上記カテーテルの先端部および上記スタイレットの
先端部は、導入目的部位の血管形状に合わせて、ほぼ同
じ位置で湾曲しており、上記スタイレットの先端は、上
記カテーテルの先端から突出していないことを特徴とす
るスタイレット付きカテーテル。
【0007】(2)上記カテーテルは、先端から4〜8
cmの位置であり、かつ上記スタイレットとほぼ同じ位
置で湾曲している第1の湾曲部と、該第1の湾曲部より
も先端側の位置で湾曲している第2の湾曲部とを備える
上記(1)に記載のスタイレット付きカテーテル。
【0008】(3)上記第1の湾曲部は、上記カテーテ
ルの本体部を通る線と上記カテーテルの先端部のほぼ直
線である第1の部分を通る線とのなす角θ1 が30〜7
0度になるように形成されている上記(2)に記載のス
タイレット付きカテーテル。
【0009】(4)上記第2の湾曲部は、上記カテーテ
ルの先端から1〜3cmの位置で湾曲している上記
(2)または(3)に記載のスタイレット付きカテーテ
ル。
【0010】(5)上記第2の湾曲部は、上記カテーテ
ルの先端部のほぼ直線である第1の部分を通る線と上記
カテーテルの先端部のほぼ直線である第2の部分を通る
線とのなす角θ2 が5〜45度になるように形成されて
いる上記(2)〜(4)のいずれかに記載のスタイレッ
ト付きカテーテル。
【0011】(6)上記カテーテルの第1の湾曲部より
も先端側は、上記カテーテルの本体部よりも剛性が低く
なるように形成されている上記(2)〜(5)のいずれ
かに記載のスタイレット付きカテーテル。
【0012】(7)上記カテーテルは、先端部が上大静
脈に留置される高カロリー輸液用静脈カテーテルである
上記(1)〜(6)のいずれかに記載のスタイレット付
きカテーテル。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のスタイレット付きカテー
テルは、先端部と本体部と基端部とからなる可撓性カテ
ーテルと、該カテーテルの内腔に挿通された、先端部と
本体部と基端部とからなるスタイレットとが、該カテー
テルの基端部と該スタイレットの基端部とで係合されて
いるスタイレット付きカテーテルであって、上記カテー
テルの先端部および上記スタイレットの先端部が、導入
目的部位の血管形状に合わせて、ほぼ同じ位置で湾曲ま
たは屈曲(以下、単に「湾曲」ともいう)しており、上
記スタイレットの先端が、上記カテーテルの先端から突
出していないことを特徴とするスタイレット付きカテー
テルである。以下に、本発明のスタイレット付きカテー
テルについて好適な1例を図面を用いて詳細に説明する
が、本発明のスタイレット付きカテーテルはこれに限定
されない。
【0014】図1の本発明のスタイレット付きカテーテ
ルの全体側面図に示すように、カテーテル1は先端部3
と本体部4と基端部5とから構成されおり、スタイレッ
ト2は、先端部300と本体部400と基端部500と
から構成されている。ここで、先端部とは、図2および
図3の本発明のスタイレット付きカテーテルの先端部の
拡大図に示すように、カテーテル1とスタイレット2と
が、ほぼ同じ位置で湾曲している第1の湾曲部31を含
む第1の湾曲部31より先端側の湾曲している部分のこ
とであり、本体部とは、カテーテル1およびスタイレッ
ト2の湾曲していない部分のことである。
【0015】また、基端部とは、図4の本発明のスタイ
レット付きカテーテルの基端部の拡大図に示すように、
カテーテル1およびスタイレット2に付属物(カテーテ
ルコネクタ51、スタイレットコネクタ52およびロッ
ク部53)が付いている部分および該付属物のことであ
る。具体的には、上記基端部には、カテーテル1を固定
できるカテーテルコネクタ51と、該カテーテルコネク
タ51と嵌合可能であって、さらに、カテーテルコネク
タ51の内腔に挿通しているスタイレット2を固定でき
るスタイレットコネクタ52とが備え付けられている。
また、上記スタイレットコネクタ52はロック部53を
有しており、該ロック部53のロック機構をもって、カ
テーテルコネクタ51とスタイレットコネクタ52とを
ロック嵌合させることで、スタイレットコネクタ52が
カテーテルコネクタ51に確実に装着固定されている。
したがって、上記基端部とは、雄ルアーが嵌合可能なカ
テーテルコネクタ51、スタイレットコネクタ52およ
びロック部53、さらにカテーテル1の該カテーテルコ
ネクタ51と接触している部分、およびスタイレット2
の該カテーテルコネクタ51の内腔に挿通してスタイレ
ットコネクタ52と接触している部分のことである。
【0016】また、上記スタイレットコネクタ52は、
スタイレットコネクタ52の先端から後端までを連通し
た内腔を設け、該後端にシリンジ等を接続させることに
より、液体(薬液)が通過可能となるように構成にされ
ている。これによりスタイレット2をカテーテル1から
抜かずに、カテーテル内の生理食塩水等によるプライミ
ングや、血液の逆流を目視することによるカテーテルの
先端33が血管内に入っているか、入っていないかの確
認をすることが可能となる。
【0017】上記先端部における第1の湾曲部31は、
カテーテルの先端部3とカテーテルの本体部4、および
スタイレットの先端部300とスタイレットの本体部4
00、がほぼ同じ位置で湾曲している湾曲部であって、
カテーテルの先端33より4〜8cmの範囲に形成され
ていることが好ましく、4. 5〜6cmの範囲に形成さ
れていることがより好ましい。また、上記第1の湾曲部
31は、カテーテルの本体部4を通る線とカテーテルの
先端部3のほぼ直線である第1の部分を通る線とのなす
角、およびスタイレットの本体部400を通る線とスタ
イレットの先端部3のほぼ直線である第1の部分を通る
線とのなす角、すなわち図3に示すように、カテーテル
の本体部4およびスタイレットの本体部400を延長し
た破線と、第1の湾曲部31から第2の湾曲部32まで
の湾曲していない仮想直線を延長した破線とのなす角を
角度θ1とすると、角度θ1 が30〜70度の範囲にな
るように形成されていることが好ましく、より好ましく
は35〜60度、さらに好ましくは40〜50度であ
る。また、上記なす角の定義においては、図3に示され
る先端部は、第1の湾曲部31および第2の湾曲部32
で直線的に曲げられた構造として説明しているが、本発
明のカテーテルは、図2に示す先端部のように、湾曲部
において湾曲した構造となっている。血管壁に当たった
際に、血管壁を傷つけにくい理由から好ましい。
【0018】上記第1の湾曲部31の形成位置および角
度θ1 を上記範囲内に形成させることによって、上述し
た迷入の原因となる鎖骨下静脈と内頚静脈の分岐点付近
にカテーテルを穿刺する場合においても、図5および6
に示すように、カニューラ10から突出したカテーテル
の先端部付近は至適留置域以外の血管へ行かない形状と
なるため好ましい。したがって、カテーテルの先端部3
およびスタイレットの先端部300に第1の湾曲部31
を形成させることによって、鎖骨下静脈と内頚静脈の分
岐部付近よりも肩側の遠位からは勿論のこと、分岐部付
近に穿刺してしまった場合においても確実に上大静脈の
方向ヘカテーテルを挿入することが可能となる。
【0019】上記第1の湾曲部31の形成位置が上記範
囲以外に形成されていると、カテーテルの先端33が反
対側の鎖骨下静脈へ迷入したりする可能性が生じる。ま
た、上記角度θ1 が、30度未満の場合は、角度が小さ
すぎて、カテーテルの先端33が内頚静脈へ挿入されて
しまう危険性があり、70度超の場合は、カテーテルの
先端33が上大静脈へ挿入されたときに、カテーテルの
先端33が血管壁に当たり易くなり、カテーテル挿入時
において血管壁を傷つけてしまう可能性がある。
【0020】また、本究明のスタイレット付きカテーテ
ルの第1の湾曲部31における曲げ半径ρ1 は、3mm
未満の場合は湾曲部が鋭くなり血管を刺激してしまう恐
れがあり、50mm超の場合は湾曲になりすぎ上述した
カテーテル挿入時の手元感覚がよく分からなくなる場合
があるため、湾曲部における曲げ半径ρ1 は、3〜50
mmの範囲であることが好ましい。
【0021】さらに、先端部において、上記カテーテル
1は、上記第1の湾曲部31よりカテーテルの先端33
側の位置に、第2の湾曲部32が設けられている。すな
わち、本発明のスタイレット付きカテーテルは、カテー
テルの先端部3において、第1の湾曲部31および第2
の湾曲部32で湾曲した形状を有している。ここで、上
記第2の湾曲部32は、カテーテルの先端33より1〜
3cmの範囲に形成されていることが好ましく、1. 5
〜2. 5cmの範囲に形成されていることがより好まし
い。また、上記第2の湾曲部32は、カテーテルの先端
部3のほぼ直線である第1の部分を通る線とカテーテル
の先端部3のほぼ直線である第2の部分を通る線とのな
す角、すなわち図3に示ように、第1の湾曲部31から
第2の湾曲部32までの湾曲していない仮想直線を延長
した破線と、第2の湾曲部32からカテーテルの先端3
3までの湾曲していない仮想直線を延長した破線とのな
す角度を角度θ2 とすると、角度θ2 が5〜45度の範
囲であることが好ましく、より好ましくは7〜40度、
さらに好ましくは10〜30度である。また、上述した
ように、上記なす角の定義においては、図3に示される
先端部は、第1の湾曲部31および第2の湾曲部32で
直線的に曲げられた構造として説明しているが、本発明
のカテーテルは、図2に示す先端部のように、湾曲部に
おいて湾曲した構造となっている。血管壁に当たった際
に、血管壁を傷つけにくい理由から好ましい。
【0022】上記第2の湾曲部32の形成位置および角
度θ2 を上記範囲内に形成させることによって、上大静
脈への留置操作がより確実となるため好ましい。具体的
には、例えば、右鎖骨下静脈穿刺を行う際に、穿刺位
置、穿刺角度、患者の体の大きさ等により、第1の湾曲
部31がカニューラより突出した段階で、カテーテルの
先端33が反対側の左鎖骨下静脈内に挿入されてしまう
という可能性がなくなるため好ましい。また、カニュー
ラの先端から突出した本発明のスタイレット付きカテー
テルは、真っ直ぐなカテーテルや湾曲部を1つだけ有す
るカテーテルに比べ、血管壁と衝突する血管璧との角度
が小さくなり、血管壁に対し突き当たる時の加重がより
小さくなるため好ましい。
【0023】また、上述したように、スタイレット2
は、スタイレットの先端部300において、第1の湾曲
部31で角度θ1 に湾曲した形状を有しているが、スタ
イレットの先端34は、第2の湾曲部32よりもカテー
テルの先端33側に位置していてもよく、上記カテーテ
ル1と同様、第2の湾曲部32において角度θ2 で湾曲
した形状を有していてもよい。カテーテル1およびスタ
イレット2が、ともに第1の湾曲部31および第2の湾
曲部32を有している場合には、カテーテルの先端部3
の形状が保持されやすくなり、カテーテル1の第1の湾
曲部31と第2の湾曲部32との間に、スタイレットの
先端34が位置する場合には、カテーテルの先端部3、
特に、第2の湾曲部32よりも先端側の部分は柔軟性を
有することになる。
【0024】本発明のスタイレット付きカテーテルは、
カテーテル1の内腔に挿通するスタイレット2が、カテ
ーテルの先端33から突出しない、すなわちスタイレッ
トの先端34がカテーテルの先端33から突出しないよ
うに備えられている。スタイレット付きカテーテルがこ
のような構造を有していれば、カテーテル挿入時におい
て、血管への突き当て加重を低くすることができ、血管
壁を傷つけないといった効果を有するため好ましい。上
記突き当て加重の適正範囲としては、具体的には、例え
ば、高カロリー輸液療法として最もよく使われている1
6Gサイズのシングルルーメンカテーテルに0. 025
インチ(inch)のステンレス製スタイレット(本体
部、先端部とも同一剛性)を挿入した場合においては、
0.5N以下であることが好ましい。ここで、上記突き
当て加重とは下記式(1)に示されるように、スタイレ
ットが挿入されることによって発生する追加加重のこと
である。 突き当て加重〔N〕=(所定長スタイレットが挿入された時の加重[N]) −(スタイレット未挿入時の加重[N]) (1)
【0025】上記突き当て加重は、(株)島津製作所製
万能試験機オ−トグラフAG−1を用い、所定の長さの
スタイレットを挿入した真っ直ぐなカテーテルの先端よ
り5cmのところを把持し、該カテーテルを押し込み速
度100mm/minで垂直に移動させ、平面に突き当
てて、カテーテルが撓み始た時点での加重の平均値(n
=5)として求められる。16Gサイズのポリウレタン
製カテーテル(CVフレックス、テルモ社製:シングル
ルーメン30cm)に、0. 025インチ(inch)
のステンレス製スタイレット(スプリングタイプ、本体
部先端部とも同一剛性)を挿入して形成するスタイレッ
ト付きカテーテルの場合におけるカテーテルの先端から
のスタイレットの先端の位置と突き当て加重の関係を下
記表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示す結果より、カテーテルの先端3
3からのスタイレットの先端34の位置が、2mmより
も小さい場合は、スタイレットが挿入されていないカテ
ーテルの突き当て加重に比べ0. 5N以上高くなってお
り、血管壁を強く刺激する可能性があることが分かる。
一方、カテーテルの先端33からのスタイレットの先端
34の位置が、5mm以上の場合では、スタイレットが
挿入されていないカテーテルの突き当て加重と比較して
も、該加重の差は0. 5N以下となるため、血管壁への
刺激は低く、血管壁を必要以上に刺激しないことが分か
る。したがって、スタイレットの先端34の位置として
は、スタイレットの先端34がカテーテルの先端33よ
り5mm以降に位置することが好ましい。
【0028】また、スタイレットの先端34の位置は、
カテーテル1に設けられた第1の湾曲部31よりも1c
m以上先端側に位置することが、血管挿入時において、
カテーテルの本体部が捻れることがなく、第1の湾曲部
31で湾曲させたカテーテルの先端33の向きを確実に
把握することができることから、術者は未熟な者であっ
ても安心してカテーテルを挿入することが可能となるた
め好ましい。一方、スタイレットの先端34が第1の湾
曲部31よりも本体部側に位置する場合、カテーテルの
本体部4は捻れる可能性があり、カテーテルの先端33
の向きを把握することができず、カテーテルの挿入操作
に支障をきたす場合がある。また、スタイレットの先端
34の位置が、第1の湾曲部31より先端側の1cm以
内に位置する場合も同様で、スタイレットの先端34よ
り先端側のカテーテルの形状を保持する能力に乏しくな
る。以上より、スタイレットの先端34の至適位置範囲
としては、カテーテルの先端33より5mm以降であ
り、第1の湾曲部31よりも1cm以上先端側に位置し
ていることが好ましい。
【0029】また、カテーテルの血管壁への突き当て加
重を下げるように、カテーテル1およびスタイレット2
の第1の湾曲部31よりも先端側は、それぞれの本体部
よりも剛性が低くなるように形成されていてもよい。具
体的には、スタイレット2の構造が、スタイレットの先
端34から第1の湾曲部31までの間において、剛性が
低くなるように傾斜物性をもたせてもよい。一方、スタ
イレット2は、塑性変形しない範囲においては、変形に
対しバネのような復元性を示すことが好ましい。具体的
には、カテーテル挿入時において、カニューラからカテ
ーテルが突出し始め、第1の湾曲部31がカニューラの
先端を通過するまでの間は、カニューラの形状が真っ直
ぐなため、30〜70度(θ 1 )に形成された第1の湾
曲部31は比較的真っ直ぐになるように矯正されている
が、第1の湾曲部31がカニューラの先端より突出した
際には、第1の湾曲部31は、角度θ1 まで容易に復元
する。術者はこの現象を手元の感覚で認識することがで
きるため、例えば、カテーテルの先端33から5cmの
ところに第1の湾曲部31が形成されている場合は、カ
テーテルがカニューラの先端より5cm先に体内に入っ
たことを認識することが可能となる。従来のカテーテ
ル、例えば、スタイレットが装着されていない真っ直ぐ
なカテーテルのような場合では、カニューラの全長とカ
テーテルに印刷されている深度マークとの位置関係から
カテーテルの先端の位置を類推するしかなかったので、
上述したような手元感覚は術者にカテーテルの先端33
の位置の情報を的確に伝えることが可能となり非常に有
効である。
【0030】また、本発明のスタイレット付きカテーテ
ルにおいて、カテーテルの先端33の方向性を視認する
ためには、カテーテルコネクタ51やスタイレットコネ
クタ52にマークをつけておくことが好ましく、上記し
た深度マークを目印としてもよい。具体的には、スタイ
レットコネクタ52に、湾曲部における曲げ方向とは逆
方向(図1では上側を指す)の矢印等のマークを印字、
あるいは刻印し、カテーテル挿入時に必ず該マークが上
を向くようにするとよい。このような構成をとることに
よって、カテーテルの先端33がマークとは必ず反対方
向に向くようになり、容易に上大静脈へ挿入することが
できるため好ましい。
【0031】ここで、上述したカテーテルの材質として
は、可撓性を有するものが好ましい。この様なものとし
ては、高分子エラストマーが好適に例示され、以下に示
す理由から、熱可塑性ポリウレタンであることがより好
ましい。熱可塑性ポリウレタンは、生体適合性および血
液適合性が高く、比較的長期留置にも使用されている。
また、高分子エラストマーは、所望の形状に変化させた
後に、該高分子エラストマーのガラス転移温度以上の温
度で熱処理を施し、その形状のまま冷却すことによって
形状記憶性を発揮するため、適度に所望の形に形状を変
化させることも可能であり、上記第1および第2の湾曲
部についても所望の角度、曲率に形状を変化させること
ができるため好ましい。この様な高分子エラストマーの
弾性率は、温度依存性を示し、一般的には高温にするほ
ど柔軟化する。熱可塑性ポリウレタンのような場合は、
さらに吸水性も有しているので、血管内に留置された後
は体温と血液の両者によって柔軟化し、湾曲部を有する
形状も徐々に緩和され、比較的真っ直ぐな状態になるこ
とができる。そのため、予めつけられた形状による血管
壁への接触も特に問題とならないため好ましい。また、
この様な材料を用いれば、特珠なコーティングを行うこ
とで、カテーテルに、例えば抗血栓性付与、抗菌性付与
することも可能である。
【0032】また、カテーテルの内腔に挿通されたスタ
イレットの材料としては、金属製、例えば、スプリング
ワイヤーや撚り線等のステンレススチール、NiTi合
金、樹脂が被覆されたNiTi合金等の金属、および/
または、ナイロン、ポリエステル等の高弾性率の高分子
材料を用いることが、非常に柔らかいカテーテルに対し
ても適度な剛性を与えることが可能となるため好まし
い。
【0033】さらに、上記カテーテルおよびスタイレッ
トの外表面を水溶性高分子、具体的には、ポリビニルピ
ロリドン、メチルビニルエーテル無水マレイン酸ナトリ
ウム、ポリアクリルアミド加水分解物、アルギン酸ナト
リウム、ポリビニルスルホン酸ソーダ、メチルビニルエ
ーテル無水マレイン酸のアンモニウム塩、ポリアクリル
アミド四級化合物等で被覆し、水または水性溶液で濡ら
すことにより潤滑性を保持させるようにしてもよい。例
えば、ヘパリン加生理食塩水に浸したガーゼ等でカテー
テルの表面を軽く拭くことにより、水溶性高分子を湿潤
させ、潤滑性を持たせることができる。
【0034】本発明のスタイレット付きカテーテルにお
いて、カテーテルの内腔に挿通されたスタイレットは、
従来のガイドワイヤの代用として作用し、血管内の所望
部位へ容易に導入させることが可能となる。また、カテ
ーテルの先端部およびスタイレットの先端部が、導入目
的部位の血管形状に合わせて、ほぼ同じ位置で湾曲して
おり、スタイレットの先端が、カテーテルの先端から突
出していなことから、カテーテルを血管内に挿入してい
く際に、スタイレットの先端により血管壁を傷つける恐
れがなく、未熟練の者でも安全、正確かつ容易に正しい
位置(例えば上大静脈)にカテーテルを進入させること
ができるため好ましい。さらに、スタイレットの基端部
に備え付けられているスタイレットコネクタは、上述し
たように薬剤等の液体が通過可能な内腔が設けられてい
るため、該スタイレットコネクタをカテーテルコネクタ
に固定させれば、薬液をスタイレットコネクタの内腔を
通してカテーテルの内腔に注入することができるので、
プライミング操作や、血液を吸引しその逆流を視認する
ことによるカテーテル血管留置の確認の際に、カテーテ
ルからスタイレットを抜去する必要がないため好まし
い。
【0035】
【実施例】本発明の一実施例に係わるスタイレット付き
カテーテルは、可撓性合成樹脂である熱可塑性ポリウレ
タン(ポリカーボネート系ポリウレタン、ショアー硬度
98A)からなる外径φ1. 5mm、内径φ1. 0m
m、カテーテル有効長300mmのチューブ状のカテー
テルと、該カテーテルの基端部に固着されたポリプロピ
レン樹脂製のカテーテルコネクタと、該カテーテルコネ
クタの内腔の中心部に、一端が固定され他端がカテーテ
ルの内腔を挿通させてカテーテルの先端手前2cmで終
わるように設けられた、外形φ0. 6mmのステンレス
製スプリングワイヤからなるスタイレットと、該スタイ
レットの基端部に固着されたポリプロピレン製のスタイ
レットコネクタとからなっている。また、該スタイレッ
ト付きカテーテルは、高カロリー輸液療法に用いるた
め、上大静脈に留置させやすいように湾曲部を2個所有
しており、第1の湾曲部は、カテーテルの先端より5c
mの位置で、第2の湾曲部は、カテーテルの先端より2
cmの位置にある。さらに、上記湾曲部における湾曲の
角度は、上記第1の湾曲部におけるθ1 は45度であ
り、上記第2の湾曲部におけるθ2 は15度である。
【0036】
【発明の効果】本発明のスタイレット付きカテーテル
は、カテーテルの先端部の湾曲形状および向きが確実に
維持され、挿入時の方向確認を行えばどの穿刺位置にお
いても必ず上大静脈の方向ヘカテーテルが挿入されるた
め、未熟な術者においても、上大静脈以外の血管への迷
入させることなく、容易に安心感を持ってカテーテル留
置操作を行うことができるため有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスタイレット付きカテーテルの全体
側面図である。
【図2】 本発明のスタイレット付きカテーテルの先端
部の拡大図である。
【図3】 本発明のスタイレット付きカテーテルの先端
部の拡大図である。
【図4】 本発明のスタイレット付きカテーテルの基端
部の拡大図である。
【図5】 本発明のスタイレット付きカテーテルの第1
の湾曲部がカニューラより突出しているときの概略図で
ある。
【図6】 本発明のスタイレット付きカテーテルを図5
に示す状態からさらに奥に挿入したときの概略図であ
る。
【図7】 患者が正面を向いている時の上大静脈(中心
静脈)付近の血管の概略図である。
【図8】 患者が左方向を向いている時の上大静脈(中
心静脈)付近の血管の概略図である。
【図9】 従来のスタイレット付きカテーテルの全体図
である。
【図10】 従来のスタイレット付きカテーテルがカニ
ューラより突出しているときの概略図である。
【符号の説明】
1 カテーテル 2 スタイレット 3 カテーテルの先端部 4 カテーテルの本体部 5 カテーテルの基端部 10 カニューラ 31 第1の湾曲部 32 第2の湾曲部 33 カテーテルの先端 34 スタイレットの先端 51 カテーテルコネクタ 52 スタイレットコネクタ 53 ロック部 300 スタイレットの先端部 400 スタイレットの本体部 500 スタイレットの基端部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部と本体部と基端部とからなる可撓性
    のカテーテルと、該カテーテルの内腔に挿通された先端
    部と本体部と基端部とからなるスタイレットとが、該カ
    テーテルの基端部と該スタイレットの基端部とで係合さ
    れているスタイレット付きカテーテルであって、 前記カテーテルの先端部および前記スタイレットの先端
    部は、導入目的部位の血管形状に合わせて、ほぼ同じ位
    置で湾曲しており、 前記スタイレットの先端は、前記カテーテルの先端から
    突出していないことを特徴とするスタイレット付きカテ
    ーテル。
  2. 【請求項2】前記カテーテルは、先端から4〜8cmの
    位置であり、かつ前記スタイレットとほぼ同じ位置で湾
    曲している第1の湾曲部と、 該第1の湾曲部よりも先端側の位置で湾曲している第2
    の湾曲部とを備える請求項1に記載のスタイレット付き
    カテーテル。
  3. 【請求項3】前記第1の湾曲部は、前記カテーテルの本
    体部を通る線と前記カテーテルの先端部のほぼ直線であ
    る第1の部分を通る線とのなす角θ1 が30〜70度に
    なるように形成されている請求項2に記載のスタイレッ
    ト付きカテーテル。
  4. 【請求項4】前記第2の湾曲部は、前記カテーテルの先
    端から1〜3cmの位置で湾曲している請求項2または
    3に記載のスタイレット付きカテーテル。
  5. 【請求項5】前記第2の湾曲部は、前記カテーテルの先
    端部のほぼ直線である第1の部分を通る線と前記カテー
    テルの先端部のほぼ直線である第2の部分を通る線との
    なす角θ2 が5〜45度になるように形成されている請
    求項2〜4のいずれかに記載のスタイレット付きカテー
    テル。
  6. 【請求項6】前記カテーテルの第1の湾曲部よりも先端
    側は、前記カテーテルの本体部よりも剛性が低くなるよ
    うに形成されている請求項2〜5のいずれかに記載のス
    タイレット付きカテーテル。
  7. 【請求項7】前記カテーテルは、先端部が上大静脈に留
    置される高カロリー輸液用静脈カテーテルである請求項
    1〜6のいずれかに記載のスタイレット付きカテーテ
    ル。
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