JP2003283792A - 撮像機器及び画像データの変換方法 - Google Patents

撮像機器及び画像データの変換方法

Info

Publication number
JP2003283792A
JP2003283792A JP2002080371A JP2002080371A JP2003283792A JP 2003283792 A JP2003283792 A JP 2003283792A JP 2002080371 A JP2002080371 A JP 2002080371A JP 2002080371 A JP2002080371 A JP 2002080371A JP 2003283792 A JP2003283792 A JP 2003283792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
blocks
frame memory
horizontally
pixel data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002080371A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Yoshida
彰宏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002080371A priority Critical patent/JP2003283792A/ja
Publication of JP2003283792A publication Critical patent/JP2003283792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の演算処理技術を応用したソフトウエア
処理を行うことにより、画像の90°又は270度の回
転処理を高速化することのできる撮像機器及び画像デー
タの変換方法を提供する。 【解決手段】 撮像素子8から出力される画像データを
N画素×N画素の画像ブロックに分割してフレームメモ
リ3に記憶する。N画素×N画素で構成された画像ブロ
ックの読み出し順序を制御して縦長に並んでいる画像ブ
ロックを横長に並ぶように縦横の再配置処理を行う。次
に画像ブロック内の画素データを順次読み出して左右方
向に反転してフレームメモリ3への再書き込みを、画像
ブロック単位毎に行う。メモリ3のデータを画像ブロッ
ク単位でDCT変換して記録するが、この時に画像ブロ
ック内の画素データのジグザグスキャン方向を従来とは
逆方向にジグザグスキャンして符号化処理する符号化処
理手段6cとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像された画像を
縦横変換することができる撮像機器及び画像データの縦
横変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像を縦横変換して回転させ
る画像変換技術として、例えば、特開平2000−26
8169号公報に開示の技術が知られている。
【0003】この特開2000−26819号公報に
は、撮像した画像データをフレームメモリに回転させて
書き込み、フレームメモリに書き込まれている画像デー
タを回転させて読み出すことのできる画像情報回転装置
が記載されている。
【0004】この画像情報回転装置では、その画像デー
タのフレームメモリへの書き込み時には、画像データは
そのフレームメモリの未使用領域に割り当てられた(ア
サインした)バッファを経由して、別に用意されている
縦横変換部に転送され、この縦横変換部で画像データの
行と列とを入れ替え、n×mドット単位で90°又は2
70°の画像データの回転処理を行った後、画像データ
はそのフレームメモリに記録される。
【0005】また、その画像データのフレームメモリか
らの読み出し時には、画像データは縦横変換部に転送さ
れて、この縦横変換部で画像データの行と列とを入れ替
え、n×mドット単位で90°又は270°の画像デー
タの回転処理を行った後、画像データはそのフレームメ
モリの未使用領域に割り当てられたバッファを経由して
出力される。
【0006】この従来の画像情報回転装置では、このよ
うに、フレームメモリの未使用領域に割り当てたバッフ
ァを使用することによって、少ないバッファ容量で、画
像データの高速処理を行うことを実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレー
ムメモリへの画像データの書き込み時、フレームメモリ
からの画像データの読み出し時に、画像データの行と列
とを再配列することによって、画像回転を実現する構成
であり、この画像データの行と列と入れ替え処理時に、
ページメモリ内の各画素毎にアドレスの設定、データの
設定を必要とし、このため、高速処理が実現できるとは
いっても、その処理速度には自ずから限度がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的は、新たなハードウエアを追加すること
も新たなメカニカル機構も追加することもほとんどな
く、従来の演算処理技術を応用したソフトウエア処理を
行うことにより、より一層画像の90°又は270度の
回転処理を高速化することのできる撮像機器及び画像デ
ータの変換方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、撮像素子から出力される画像データを記憶するフレ
ームメモリと、該フレームメモリに記憶された画像デー
タを縦横変換する縦横変換制御手段とを備えた撮像機器
において、前記縦横変換制御手段は、N画素×N画素で
構成された画像ブロックの読み出し順序を制御して縦長
に並んでいる画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長
に並んでいる画像ブロックは縦長に並ぶように前記画像
ブロックを再配列する縦横再配列処理手段と、該縦横再
配列処理手段によって再配列された画像ブロック内の画
素データを順次読み出して左右方向に反転してフレーム
メモリへの再書き込みを前記画像ブロック単位毎に行う
左右再配列処理手段と、前記再配列された各画像ブロッ
ク単位毎に当該画像ブロック内の画素データを前記画像
ブロックの再配列処理を行わない場合の当該画像ブロッ
ク内の画素データのジグザグスキャン方向とは逆方向に
ジグザグスキャンして符号化処理する符号化処理手段と
を備え、これらの各処理手段の処理によって反時計回り
に90°回転させた画像を生成することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、撮像素子から出
力される画像データを記憶するフレームメモリと、該フ
レームメモリに記憶された画像データを縦横変換する縦
横変換制御手段とを備えた撮像機器において、前記縦横
変換制御手段は、N画素×N画素で構成された画像ブロ
ックの読み出し順序を制御して縦長に並んでいる画像ブ
ロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでいる画像ブ
ロックは縦長に並ぶように前記画像ブロックを再配列す
る縦横再配列処理手段と、該縦横再配列処理手段によっ
て再配列された画像ブロック内の画素データを順次読み
出して上下方向に反転してフレームメモリへの再書き込
みを前記画像ブロック単位毎に行う左右再配列処理手段
と、前記再配列された各画像ブロック単位毎に当該画像
ブロック内の画素データを前記画像ブロックの再配列処
理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素データの
ジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグスキャンし
て符号化処理する符号化処理手段とを備え、これらの各
処理手段の処理によって時計回りに90°回転させた画
像を生成することを特徴とする。
【0011】請求項1、2に記載の発明によれば、画像
データのうちの各画像ブロックの再配列処理と画像ブロ
ック内の画素データの再配列処理とを行った後、各画像
ブロック内の画素データを符号化処理する際にそのジグ
ザグスキャン方向を逆方向に変えることにより、90°
回転させた画像を得ることができるので、画像データの
縦横変換処理の高速化を図ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、被写体を撮像す
るCMOSイメージセンサと、左右反転された画像デー
タが出力されるように前記CMOSイメージセンサを駆
動するイメージセンサ駆動手段と、前記CMOSイメー
ジセンサから出力されて左右反転された画像データを記
憶するフレームメモリと、該画像データを縦横変換する
縦横変換制御手段とを備え、該縦横変換制御手段は、前
記フレームメモリに記憶されている画像データのうちN
画素×N画素で構成された画像ブロックの読み出し順序
を制御して縦長に並んでいる画像ブロックは横長に並ぶ
ようにかつ横長に並んでいる画像ブロックは縦長に並ぶ
ように前記画像ブロックを再配列する縦横再配列処理手
段と、前記再配列された各画像ブロック単位毎に当該画
像ブロック内の画素データを前記画像ブロックの再配列
処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素データ
のジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグスキャン
して符号化処理する符号化処理手段とを備え、これらの
各処理手段の処理によって反時計回りに90°回転させ
た画像を生成することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、被写体を撮像す
るCMOSイメージセンサと、上下反転された画像デー
タが出力されるように前記CMOSイメージセンサを駆
動するイメージセンサ駆動手段と、前記CMOSイメー
ジセンサから出力されて上下反転された画像データを記
憶するフレームメモリと、該画像データを縦横変換する
縦横変換制御手段とを備え、該縦横変換制御手段は、前
記フレームメモリに記憶されている画像データのうちの
N画素×N画素で構成された画像ブロックの読み出し順
序を制御して縦長に並んでいる画像ブロックは横長に並
ぶようにかつ横長に並んでいる画像ブロックは縦長に並
ぶように前記画像ブロックを再配列する縦横再配列処理
手段と、前記再配列された各画像ブロック単位毎に当該
画像ブロック内の画素データを前記画像ブロックの再配
列処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素デー
タのジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグスキャ
ンして符号化処理する符号化処理手段とを備え、これら
の各処理手段の処理によって時計回りに90°回転させ
た画像を生成することを特徴とする。
【0014】請求項3、4に記載の発明によれば、CM
OSイメージセンサから出力される画像データをあらか
じめ反転させて出力した画像データをフレームメモリに
記憶させ、このフレームメモリに記憶された画像データ
の各画像ブロックを再配列処理した後、各画像ブロック
内の画素データを符号化処理する際にそのジグザグスキ
ャン方向を逆方向に変えることにより、90°回転させ
た画像を得ることができるので、画像ブロック内の画素
データを再配列することなく回転画像を得ることができ
ることになり、画像データの縦横変換処理の高速化を図
ることができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、フレームメモリ
に記憶されている画像データを順次読み出して符号化処
理する前に、前記フレームメモリに記憶されている画像
データのうちのN画素×N画素で構成された画像ブロッ
クを縦長に並んでいる画像ブロックは横長に並ぶように
かつ横長に並んでいる画像ブロックは縦長に並ぶように
画像ブロックを再配列する処理ステップと、再配列され
た各画像ブロック単位毎に当該画像ブロック内の画素デ
ータを前記画像ブロックの再配列処理を行わない場合の
当該画像ブロック内の画素データのジグザグスキャン方
向とは逆方向にジグザグスキャンして符号化処理する符
号化処理ステップとを備えていることを特徴とする画像
データの変換方法である。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1、2に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【0017】請求項6に記載の発明は、被写体を撮像す
るCMOSイメージセンサから左右反転された画像デー
タを出力して左右反転された画像データをフレームメモ
リに記憶させる処理ステップと、前記フレームメモリに
記憶されている画像データのうちN画素×N画素で構成
された画像ブロックを縦長に並んでいる画像ブロックは
横長に並ぶようにかつ横長に並んでいる画像ブロックは
縦長に並ぶように前記画像ブロックを再配列する処理ス
テップと、再配列された各画像ブロック単位毎に当該画
像ブロック内の画素データを前記画像ブロックの再配列
処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素データ
のジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグスキャン
して符号化処理する符号化処理ステップとを備えている
ことを特徴とする画像データの変換方法である。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項3、4に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の実施
例1に係わる撮像機器の回路ブロックを示す概要図であ
る。その図1において、1はカメラ光学系、2は画像処
理部、3はフレームメモリ、4は読み出し回路、5は書
き込み回路、6は縦横変換制御手段、7は撮影レンズ、
8はCCD等の撮像素子である。
【0020】撮像素子8から出力された画像データは、
画像処理部2によりRGB/YUV処理、γ補正その他
の処理を受けてフレームメモリ3に記憶される。そのフ
レームメモリ3に記憶されている画像データは、縦横変
換を行う際には、読み出し回路4によって読み出され、
縦横変換制御手段6に入力される。縦横変換制御手段6
はその読み出し回路4から読み出されたデータを縦横変
換処理した後、書き込み回路5によりそのフレームメモ
リ3に再書き込みを行う。
【0021】以下、その詳細を図2〜図13を参照しつ
つ説明する。
【0022】この発明では、符号化処理の際に画像圧縮
処理技術を使用するので、まず、画像圧縮処理技術(J
PEG、MPEG)について説明する。
【0023】図2はN画素×N画素の画像ブロックBi
jに対応する周波数変換時の画素ブロック及びその画素
ブロックを圧縮処理する際に使用するDCTマトリック
スを示している。ここでは、N=8である。ここで、符
号S00〜S77は各画素に周波数変換を行う際に用いられ
るマトリックス要素である。
【0024】下記の表1の式(1)〜(3)は画像圧縮
の際の符号化処理に用いられる一般式を示す。
【0025】
【表1】
【0026】式(1)はいわゆる離散コサイン変換関数
(DCT)と言われている。
【0027】式(2)はいわゆる逆離散コサイン変換関
数(IDCT)と言われている。
【0028】式(3)は基底関数である。
【0029】x、yは空間領域の直交座標でのパラメー
タを意味し、例えば、画像ブロックBijの左上を原点と
する。u、vは周波数領域の直交座標でのパラメータを
意味し、同様に左上を原点とする。
【0030】ここでは、画像ブロックBijは離散コサイ
ン変換関数を用いて処理された後、量子化テーブルの数
値を用いて処理されているものとする。その画像ブロッ
クBijの左上は周波数の低い領域に対応し、右下は周波
数の高い領域に対応している。
【0031】この画像ブロックBijを再生するときに
は、例えば、図2に示すように、ジグザグにスキャンし
て逆離散コサイン変換関数を用いて変換する。これによ
り、画像ブロックBij単位で、図3に示すような画像1
0が復元される。
【0032】ここで、その復元の際に、図4に示すよう
に、図2に示すジグザグスキャンとは逆方向にスキャン
して逆離散コサイン変換関数を用いて変換すると、画像
ブロックBij単位で図5に示すように反転軸11を境に
して反転させた画像12が得られる。
【0033】図3に示すジグザグスキャン方向と逆方向
のジクザグスキャンを行うことは、(u、v)から
(v、u)への入れ替えを行って演算することに相当
し、これは、式(1)ないし式(3)において、パラメ
ータ(u、v)とパラメータ(x、y)の対称性によ
り、パラメータ(x、y)からパラメータ(y、x)へ
の入れ替えと等価になるからである。
【0034】従って、画像ブロックBij内では、図2に
示す通常のジグザグスキャン方向と逆方向のジグザグス
キャンを行うことによって図5に示すように縦横変換さ
れた反転画像が得られる。
【0035】なお、この図3、図5では、そのイメージ
を表現するために、黒から白までを長方形状及びL字形
状の図形で示し、中間の階調はプロットの密度でその濃
度を表現している。
【0036】ここでは、図6に示す横長の画像13を反
時計方向に90°回転させて図7に示す縦長の画像14
を得る場合について説明する。
【0037】縦横変換制御手段6は、N画素×N画素で
構成された画像ブロックBijの読み出し順序を制御して
縦長に並んでいる画像ブロックは横長に並ぶように横長
に並んでいる画像ブロックは縦長に並ぶように画像ブロ
ックを再配列する縦横再配列処理手段6aと、この再配
列された画像ブロック内の画素データを順次読み出して
左右方向に反転してフレームメモリ3への再書き込みを
行う左右反転処理手段6bと、再配列された各画像ブロ
ック9単位毎にこの画像ブロック9内の画素データを画
像ブロック9の再配列処理を行わない場合の画像ブロッ
ク9内の画像データのジグザグスキャン方向とは逆方向
にジグザグスキャンして符号化処理手段6cとを備えて
いる。
【0038】縦横変換制御手段6は、図8に示すよう
に、読み出しの際にフレームメモリ3の左上を原点とし
かつ右下を終点として、n×mの画像ブロック9に分割
するものとする。ここで、縦方向は行番号iで示し、横
方向は列番号jで示すものとする(なお、iは0〜nの
整数、jは0〜mの整数である)。この画像ブロックB
ijは8画素×8画素からなっている。
【0039】読み出し回路4は、縦横再配列処理手段6
aの制御によって、図8に示すように、最後の列の右上
の画像ブロックB0mから読み出しを開始し、行方向に下
に向かって順次画像ブロックB0m〜Bnmの読み出しを行
い、最後の列の画像ブロックB0m〜Bnmの読み出しが終
了すると、左の列に移行して、行方向に下に向かって順
次画像ブロックB0m-1〜Bnm-1の読み出しを行い、この
処理を最初の列の画像ブロックB00〜Bn0の読み出しが
終了するまで行う。
【0040】この読み出し順序を実行したときに得られ
る行iと列lとの関係、列jと行kとの関係を、図9に
示す出力画像(再生画像)を用いて説明すると、行iと
列lとはl=iの関係となり、列jと行kとは、k=m
−jの関係となるように再配列される。
【0041】すなわち、画像ブロックC00は画像ブロッ
クB0mに、画像ブロックC0nは画像ブロックBnmに、一
般に画像ブロックBijは画像ブロックCklに、画像ブロ
ックCm0は画像ブロックB00に、画像ブロックCmnは画
像ブロックBn0に対応するように再配列される。
【0042】次に、左右反転処理手段6bは各画素ブロ
ックBij(x、y)の各画素データPxy(xは0から
7までの整数、yは0から7までの整数)について、図
10に示すように、最後の列の第1行の画素データP0
7から読み出しを開始して最初の列の方向、すなわち右
に向かって順次読み出し、第1行の画素データP07〜P
00の読み出しが終了すると、第2行の画素データP17
ら読み出しを開始してP17〜P10の読み出しを行い、こ
の読み出しを、最後の行の画素データP77〜P 70が終了
するまで実行する。
【0043】これにより、図11に示すように、左右方
向に反転処理されて再配列された画素データP00〜P77
が得られ、この再配列処理された画素データはフレーム
メモリ3に書き込まれる。
【0044】符号化処理手段6cは、図12に示すよう
なDCTマトリックス15を用いて各画素ブロック単位
Bij毎に離散コサイン変換し、次いで、量子化処理に
より、画像圧縮する。
【0045】その際に、符号化処理手段6cは、再配列
された各画像ブロックBij単位毎に、その画像ブロック
ijの再配列処理を行わないとしたときのその画像ブロ
ックBij内の画素データのジグザグスキャン方向とは逆
方向(図13参照に矢印Aで示す)に、その再配列処理
された各画像ブロックBij内の画素データをジグザグス
キャンする。符号化処理手段6cは、これにより画素デ
ータを符号化処理して、フレームメモリ3に画像データ
として格納する。
【0046】このフレームメモリ3に格納された画像ブ
ロックBij毎にこの画像ブロックBijを読み出してその
画像ブロックBij内の画素データを、逆離散コサイン変
換処理(IDCT処理)すると、図11に示す反転軸1
6を境に反転された画素データが図14に示すように得
られる。従って、図6に示す画像13を図7に示すよう
に反時計回り方向に90°回転させた縦横変換の画像1
4が得られることになる。
【0047】すなわち、フレームメモリ3から出力され
た画像ブロックBijは、図9に示すように、横に長く並
んだ状態から縦に長く並んだ状態の画像ブロックCkl
再配列される。
【0048】この図9は、再配列後の画像ブロックBij
の位置関係を示すもので、左上をフレームメモリ3の原
点に対応させかつ右下を終点に対応させ、縦方向は行番
号kで示し、横方向は列番号でlで示している。 (実施例2)ここでは、図15に示す画像13を90°
時計方向に回転させて、図16に示す画像14を得る場
合の画像変換方法を説明する。
【0049】読み出し回路4は、縦横再配列処理手段6
aの制御によって、図17に示すように、最後の行の左
下の画像ブロックBn0から読み出しを開始し、行方向に
上に向かって順次画像ブロックBn0〜B00の読み出しを
行い、最初の列の画像ブロックBn0〜B00の読み出しが
終了すると、右の列に移行して、行方向に下から上に向
かって順次画像ブロックBn1〜B01の読み出しを行い、
この処理を最後のの列の画像ブロックBnm〜B0mの読み
出しが終了するまで行う。
【0050】上記の読み出し順序を実行したときに得ら
れる行iと列lとの関係、列jと行kとの関係を、図1
8に示す出力画像(再生画像)を用いて説明すると、行
iと列lとはl=n−iの関係となり、列jと行kと
は、k=jの関係となるように再配列される。
【0051】すなわち、画像ブロックC00は画像ブロッ
クBn0に、画像ブロックC0nは画像ブロックB00に、一
般に画像ブロックBijは画像ブロックCklに、画像ブロ
ックCm0は画像ブロックBnmに、画像ブロックCmnは画
像ブロックB0mに対応するように再配列される。
【0052】次に、左右反転処理手段6bは各画素ブロ
ックBij(x、y)の各画素データPxy(xは0から
7までの整数、yは0から7までの整数)について、図
19に示すように、最初の列の最後の行の画素データP
70から読み出しを開始して最後の列行方向、すなわち右
に向かって順次読み出し、最後の行の画素データP70
77の読み出しが終了すると、最後の行から数えて第2
番目の行の画素データP60から読み出しを開始してP60
〜P67の読み出しを行い、この読み出しを、最初の行の
画素データP00〜P07が終了するまで実行する。
【0053】これにより、図20に示すように、上下方
向に反転処理されて再配列された画素データP00〜P77
が得られ、この再配列処理された画素データはフレーム
メモリ3に書き込まれる。
【0054】符号化処理手段6cは、図21に示すよう
なDCTマトリックス15を用いて各画素ブロック単位
9毎に離散コサイン変換し、次いで、量子化処理によ
り、画像圧縮する。
【0055】その際に、符号化処理手段6cは、再配列
された各画像ブロックBij単位毎に、その画像ブロック
ijの再配列処理を行わないとしたときのその画像ブロ
ックBij内の画素データのジグザグスキャン方向とは逆
方向(図22参照に矢印Aで示す)に、その再配列処理
された各画像ブロックCkl内の画素データをジグザグス
キャンする。符号化処理手段6cは、これにより画素デ
ータを符号化処理して、フレームメモリ3に画像データ
として格納する。
【0056】このフレームメモリ3に格納された画像ブ
ロックCkl毎に画素ブロックを読み出してその画像ブロ
ックCkl内の画素データを、逆離散コサイン変換処理す
ると、図20に示す反転軸16を境に反転された画素デ
ータが図23に示すように得られる。従って、図15に
示す画像13を図16に示すように時計回り方向に90
°回転させた縦横変換の画像14が得られることにな
る。
【0057】すなわち、フレームメモリ3から出力され
た画像ブロックは、図18に示すように、横に長く並ん
だ状態から縦に長く並んだ状態となる。
【0058】この図18は、再配列後の画像ブロックC
klのBijに対する位置関係を示すもので、左上をフレー
ムメモリ3の原点に対応させ、右下を終点に対応させ、
縦方向は行番号kで示し、横方向は列番号lで示してい
る。 (実施例3)図24は本発明の実施例3に係わる撮像機
器の回路ブロックを示す概要図である。ここでは、カメ
ラ光学系1はCCD等の撮像素子8の代わりにCMOS
イメージセンサ17が用いられ、その図24において、
符号18はCMOSイメージセンサ17からなる受光面
としてのイメージエリアである。各CMOSイメージセ
ンサ17は各画素に対応している。
【0059】そのCMOSイメージセンサ17は、駆動
回路によって制御され、その駆動回路は、タイミングジ
ェネレータ部19、水平シフトレジスタ部20、垂直シ
フトレジスタ部21、ノイズキャンセル回路部22、ア
ナログ変換回路部(AD)23から大略構成され、タイ
ミングジェネレータ部19は画像処理部24からの読み
取り指令情報に基づいて水平シフトレジスタ部20、垂
直シフトレジスタ部21に読み出しタイミング情報を出
力し、各CMOSイメージセンサ17からの映像信号が
アナログ変換回路部(AD)23に向かって出力され
る。その映像信号はアナログ変換回路部(AD)23に
よってアナログデジタル変換され、画像処理部24に入
力される。
【0060】画像処理部24は読み出し回路4、書き込
み回路5、縦横変換制御手段26を有し、この縦横変換
制御手段26は縦横再配列処理手段6aと、符号化処理
手段6cとを有する。
【0061】そのタイミングジェネレータ部19は駆動
切り換え回路25によってそのCMOSイメージセンサ
17の走査方向が切り換えられ、その駆動切り換え回路
25は画像処理部24の制御信号によってタイミングジ
ェネレータ部19によるCMOSイメージセンサ17の
走査方向を切り換える。
【0062】各CMOSイメージセンサ17は、図25
に示すように、通常、左下の位置の画素を走査開始画素
として左から右に走査を行い、第1行目の走査が終了す
ると、垂直方向上に向かって第2行目に移行して、左か
ら右に走査を行い、これを繰り返して、一画面分の画像
データを取得し、この画像データがフレームメモリ3に
記憶される。
【0063】駆動切り換え回路25は、走査開始画素を
左右反転させて左右逆方向に走査させる機能と、走査開
始画素を上下反転させて上下逆方向に走査させる機能と
を有する。
【0064】タイミングジェネレータ部19は、駆動切
り換え回路25から走査開始画素を左右反転させる指令
信号が入力されると、図26に示すように、右下の位置
の画素を走査開始画素として右から左に走査を行い、第
1行目の走査が終了すると、垂直方向上に向かって第2
行目に移行して、右から左に走査を行い、これを繰り返
して、一画面分の画像データを取得し、この画像データ
がフレームメモリ3に記憶される。また、タイミングジ
ェネレータ部19は、駆動切り換え回路25から走査開
始画素を上下反転させる指令信号が入力されると、図2
7に示すように、左上の位置の画素を走査開始画素とし
て左から右に走査を行い、第1行目の走査が終了する
と、垂直方向下に向かって第2行目に移行して、左から
右に走査を行い、これを繰り返して、一画面分の画像デ
ータを取得し、この画像データがフレームメモリ3に記
憶される。
【0065】各CMOSイメージセンサ17を図25に
示す通常の走査方向(規格化されている)に走査する
と、図28に示す画像26がフレームメモリ3に記憶さ
れる。各CMOSイメージセンサ17を図26に示す左
右反転方向に走査すると、図29に示す画像27がフレ
ームメモリ3に記録される。このフレームメモリ3に記
憶されている左右反転された画像27を用いて、図30
に示すように反時計回りに90°回転された縦横変換の
画像28を得る手順を以下に説明する。
【0066】縦横変換制御手段6は、図31に示すよう
に、読み出しの際にフレームメモリ3の左上を原点とし
かつ右下を終点として、フレームメモリ3の画像データ
をn×m個の画像ブロックBijに分割するものとする。
この画像ブロックBijは実施例1と同様に8画素×8画
素からなっている。
【0067】読み出し回路4は、縦横再配列処理手段6
aの制御によって、図31に示すように、最初の列の左
上の画像ブロックB00から読み出しを開始し、行方向に
下に向かって順次画像ブロックB00〜Bn0の読み出しを
行い、最初の列の画像ブロックB00〜Bn0の読み出しが
終了すると、右の列に移行して行方向に下に向かって順
次画像ブロックB01〜Bn1の読み出しを行い、この処理
を最後の列の画像ブロックB0m〜Bnmの読み出しが終了
するまで行う。
【0068】上記の読み出し順序を実行したときに得ら
れる行iと列lとの関係、列jと行kとの関係を図32
に示す出力画像(再生画像)を用いて説明すると、行i
と列lとはl=n−iの関係となり、列jと行kとはk
=jの関係となるように再配列される。
【0069】すなわち、画像ブロックC00は画像ブロッ
クB00に、画像ブロックC0nは画像ブロックBn0に、画
像ブロックCm0は画像ブロックB0mに、画像ブロックC
mnは画像ブロックBnmに対応するように再配列される。
【0070】図33はこのようにして再配列処理された
画像処理ブロックCkl(Bij)内の画素データを示して
いる。CCDイメージセンサ17を走査する際に、左右
方向に反転させて出力させているので、左右反転処理手
段6bによる画素データの反転処理はこの実施例3では
不要である。
【0071】符号化処理手段6cは、図34に示すよう
なDCTマトリックス15を用いて各画素ブロック単位
kl毎に離散コサイン変換し、次いで、量子化処理によ
り、画像圧縮する。
【0072】その際に、符号化処理手段6cは、再配列
された各画像ブロックCkl単位毎に、その画像ブロック
の再配列処理を行わないとしたときのその画像ブロック
内の画素データのジグザグスキャン方向とは逆方向(図
35に矢印Aで示す)に、その画素データをジグザグス
キャンする。
【0073】符号化処理手段6cは、これにより画素デ
ータを符号化処理して、フレームメモリ3に画像データ
として再書き込みする。
【0074】このフレームメモリ3に格納された画像ブ
ロックCkl毎に画素ブロックCklを読み出してその画像
ブロックCkl内の画素データを、逆離散コサイン変換処
理すると、図33に示す反転軸16を境に反転された画
素データが図36に示すように得られる。従って、図2
8に示す画像26を図30に示すように反時計回り方向
に90°回転させた画像28が得られる。
【0075】この実施例3では、 各CMOSイメージ
センサ17を図26に示す走査方向に走査することによ
り図30に示すように反時計回り方向に90°回転させ
た画像28を得ることにしたが、図27に示す走査方向
に走査して上下方向に反転してフレームメモリ3に記憶
された画像29(図38を参照)を用いて、画像ブロッ
クBijの再配列処理を行った後、各画像ブロックBij
画素データを逆方向にジグザグスキャンして符号化処理
した画像データを復元すれば、図37に示す画像30を
図39に示すように時計回り方向に90°回転させた縦
横変換の画像31を得ることができる。
【0076】すなわち、フレームメモリ3から読み出さ
れた画像ブロックBijは、図32に示すように、横に長
く並んだ状態から縦に長く並んだ状態の画像ブロックC
klに再配列される。
【0077】この図32は、再配列後の画像ブロック9
の位置関係を示すもので、左上をフレームメモリ3の原
点に対応させ、右下を終点に対応させ、縦方向は行番号
kで示し、横方向は列番号lで示している。 (実施例4)図40〜図41は、このような縦横変換処
理機能を有する撮像機器の一例としてのデジタルカメラ
32を示し、このデジタルカメラ32は図40に示すよ
うに、撮影時には横向きにして使用され、撮影の際に図
41に示すようにこのデジタルカメラ33を縦向きにし
て使用するときに、縦横変換処理を行うと便利である。
【0078】また、図42に示すように、デジタルカメ
ラ32で撮影した映像と音声とをUSBケーブル33を
介してパーソナルコンピュータに入力することのできる
ウエブ機能付きデジタルカメラ32の場合には、このデ
ジタルカメラ32をクレードル(カメラ置き台座)35
に立てて、縦置きにして自画像等を撮影し、この画像デ
ータをパーソナルコンピュータ34で処理する場合に、
縦横変換処理をすると便利である。
【0079】この場合には、この画像データの縦横変換
機能をデジタルカメラ32単体に担わせる必要はなく、
パーソナルコンピュータ34がこの縦横変換機能を有し
ていても良い。
【0080】
【発明の効果】請求項1、2に記載の発明によれば、画
像データのうちの各画像ブロックの再配列処理と画像ブ
ロック内の画素データの再配列処理とを行った後、各画
像ブロック内の画素データを符号化処理する際にそのジ
グザグスキャン方向を逆方向に変えることにより、90
°回転させた画像を得ることができるので、画像データ
の縦横変換処理の高速化を図ることができる。
【0081】請求項3、4に記載の発明によれば、CM
OSイメージセンサから出力される画像データをあらか
じめ反転させて出力した画像データをフレームメモリに
記憶させ、このフレームメモリに記憶された画像データ
の各画像ブロックを再配列処理した後、各画像ブロック
内の画素データを符号化処理する際にそのジグザグスキ
ャン方向を逆方向に変えることにより、90°回転させ
た画像を得ることができるので、画像ブロック内の画素
データを再配列することなく回転画像を得ることができ
ることになり、画像データの縦横変換処理の高速化を図
ることができる。
【0082】請求項5に記載の発明は、請求項1、2に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【0083】請求項6に記載の発明は、請求項3、4に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の撮像機器の回路構成を
示す概要図である。
【図2】 通常のジグザグスキャンの一例を示す説明図
である。
【図3】 図2に示す通常のジグザグスキャンを実行し
た画素データを復元したときに得られる画像の一例を示
す説明図である。
【図4】 図2に示す通常のジグザグスキャンとは逆方
向にジグザグスキャンの一例を示す説明図である。
【図5】 図4に示す逆方向ジグザグスキャンを実行し
た画素データを復元したときに得られる画像の一例を示
す説明図である。
【図6】 横向きに撮影した被写体の画像の一例を示す
説明図である。
【図7】 図6に示す画像を反時計回り方向に90°回
転させて縦向きにした画像の一例を示す説明図である。
【図8】 フレームメモリに記憶されている画像データ
の画素ブロックの位置関係を示す説明図である。
【図9】 図8に示す画像ブロックを読み出して出力し
たときの画素ブロックの再配列前の画素ブロックに対す
る位置関係を説明するための図である。
【図10】 図9に示す再配列後の画素ブロック内の画
素データの読み出し方向の説明図である。
【図11】 図10に示す画素データの再配列後の画素
データの説明図である。
【図12】 図11に示す画素データに施すべきDCT
マトリックスの一例を示す図である。
【図13】 図12に示すDCTマトリックスを用いて
処理した画素データを逆方向にジグザグスキャンしてい
る状態を説明するための図である。
【図14】 図13に示す画素データにIDCT処理を
用いて復元した状態を示す説明図である。
【図15】 横向きに撮影した被写体の画像の別の一例
を示す説明図である。
【図16】 図15に示す画像を時計方向に90°回転
させて縦向きにした画像の一例を示す説明図である。
【図17】 フレームメモリに記憶されている画像デー
タの画素ブロックの位置関係を示す説明図である。
【図18】 図17に示す画像ブロックを読み出して出
力したときの画素ブロックの再配列前の画素ブロックに
対する位置関係を説明するための図である。
【図19】 図18に示す再配列後の画素ブロック内の
画素データの読み出し方向の説明図である。
【図20】 図19に示す画素データの再配列後の画素
データの説明図である。
【図21】 図20に示す画素データに施すべきDCT
マトリックスの一例を示す図である。
【図22】 図21に示すDCTマトリックスを用いて
処理した画素データを逆方向にジグザグスキャンしてい
る状態を説明するための図である。
【図23】 図22に示す画素データにIDCT処理を
用いて復元した状態を示す説明図である。
【図24】 本発明の第3実施例の撮像機器の回路構成
を示す概要図である。
【図25】 図24に示すCMOSイメージセンサの通
常の走査方向を示す説明図である。
【図26】 図24に示すCMOSイメージセンサの図
25に示す走査方向とは左右逆方向の走査方向を示す説
明図である。
【図27】 図24に示すCMOSイメージセンサの図
25に示す走査方向とは左右逆方向の走査方向を示す説
明図である。
【図28】 横向きに撮影した被写体の画像の別の一例
を示す説明図である。
【図29】 CMOSイメージセンサに撮像された画像
を左右逆方向に走査してフレームメモリに記憶させたと
きの画像の説明図である。
【図30】 図28に示す横向きの画像を反時計方向に
90°回転させて縦向きにした画像の一例を示す説明図
である。
【図31】 フレームメモリに記憶されている画像デー
タの画素ブロックの位置関係を示す説明図である。
【図32】 図31に示す画像ブロックを読み出して再
配列して出力したときのときの画素ブロックの再配列前
の画素ブロックに対する位置関係を説明するための図で
ある。
【図33】 図32に示す再配列後の画素ブロック内の
画素データの読み出し方向の説明図である。
【図34】 図33に示す画素データに施すべきDCT
マトリックスの一例を示す図である。
【図35】 図34に示すDCTマトリックスを用いて
処理した画素データを逆方向にジグザグスキャンしてい
る状態を説明するための図である。
【図36】 図34に示す画素データにIDCT処理を
用いて復元した状態を示す説明図である。
【図37】 横向きに撮影した被写体の画像の更に別の
一例を示す説明図である。
【図38】 CMOSイメージセンサに撮像された画像
を上下逆方向に走査してフレームメモリに記憶させたと
きの画像の説明図である。
【図39】 図37に示す横向きの画像を時計方向に9
0°回転させて縦向きにした画像の一例を示す説明図で
ある。
【図40】 撮像機器としてのデジタルカメラの斜視図
を示し、横向きにして撮影する状態を示す図である。
【図41】 図40に示すデジタルカメラを縦向きにし
て撮影する状態を示す斜視図である。
【図42】 図40に示すデジタルカメラをパーソナル
コンピュータに接続して使用する状態の説明図である。
【符号の説明】
3…フレームメモリ 6…縦横変換制御手段 8…撮像素子 6a…縦横再配列処理手段 6b…左右再配列処理手段 6c…符号化処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 H04N 5/262 5C053 5/335 5/335 Z 5C059 5/92 5/92 H 5C076 7/30 7/133 Z 5C078 Fターム(参考) 5B047 BB01 CA21 CB25 EA05 EA07 EB13 5B057 AA20 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CC01 CD04 CG05 CH11 5C022 AA13 AB68 AC42 5C023 AA03 AA05 CA02 DA04 5C024 CY07 CY45 GY31 HX23 HX58 5C053 FA08 GB22 GB36 GB37 KA03 KA25 LA01 LA11 5C059 KK15 LA06 LC03 MA00 MA23 MC02 UA02 UA31 UA38 5C076 AA24 AA36 BA03 BA04 5C078 BA57 CA01 DA01 DB16 DB18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子から出力される画像データを記
    憶するフレームメモリと、該フレームメモリに記憶され
    た画像データを縦横変換する縦横変換制御手段とを備え
    た撮像機器において、 前記縦横変換制御手段は、N画素×N画素で構成された
    画像ブロックの読み出し順序を制御して縦長に並んでい
    る画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでい
    る画像ブロックは縦長に並ぶように前記画像ブロックを
    再配列する縦横再配列処理手段と、該縦横再配列処理手
    段によって再配列された画像ブロック内の画素データを
    順次読み出して左右方向に反転してフレームメモリへの
    再書き込みを前記画像ブロック単位毎に行う左右再配列
    処理手段と、前記再配列された各画像ブロック単位毎に
    当該画像ブロック内の画素データを前記画像ブロックの
    再配列処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素
    データのジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグス
    キャンして符号化処理する符号化処理手段とを備え、こ
    れらの各処理手段の処理によって反時計回りに90°回
    転させた画像を生成することを特徴とする撮像機器。
  2. 【請求項2】 撮像素子から出力される画像データを記
    憶するフレームメモリと、該フレームメモリに記憶され
    た画像データを縦横変換する縦横変換制御手段とを備え
    た撮像機器において、 前記縦横変換制御手段は、N画素×N画素で構成された
    画像ブロックの読み出し順序を制御して縦長に並んでい
    る画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでい
    る画像ブロックは縦長に並ぶように前記画像ブロックを
    再配列する縦横再配列処理手段と、該縦横再配列処理手
    段によって再配列された画像ブロック内の画素データを
    順次読み出して上下方向に反転してフレームメモリへの
    再書き込みを前記画像ブロック単位毎に行う左右再配列
    処理手段と、前記再配列された各画像ブロック単位毎に
    当該画像ブロック内の画素データを前記画像ブロックの
    再配列処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画素
    データのジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグス
    キャンして符号化処理する符号化処理手段とを備え、こ
    れらの各処理手段の処理によって時計回りに90°回転
    させた画像を生成することを特徴とする撮像機器。
  3. 【請求項3】 被写体を撮像するCMOSイメージセン
    サと、左右反転された画像データが出力されるように前
    記CMOSイメージセンサを駆動するイメージセンサ駆
    動手段と、前記CMOSイメージセンサから出力されて
    左右反転された画像データを記憶するフレームメモリ
    と、該画像データを縦横変換する縦横変換制御手段とを
    備え、 該縦横変換制御手段は、前記フレームメモリに記憶され
    ている画像データのうちN画素×N画素で構成された画
    像ブロックの読み出し順序を制御して縦長に並んでいる
    画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでいる
    画像ブロックは縦長に並ぶように前記画像ブロックを再
    配列する縦横再配列処理手段と、前記再配列された各画
    像ブロック単位毎に当該画像ブロック内の画素データを
    前記画像ブロックの再配列処理を行わない場合の当該画
    像ブロック内の画素データのジグザグスキャン方向とは
    逆方向にジグザグスキャンして符号化処理する符号化処
    理手段とを備え、これらの各処理手段の処理によって反
    時計回りに90°回転させた画像を生成することを特徴
    とする撮像機器。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像するCMOSイメージセン
    サと、上下反転された画像データが出力されるように前
    記CMOSイメージセンサを駆動するイメージセンサ駆
    動手段と、前記CMOSイメージセンサから出力されて
    上下反転された画像データを記憶するフレームメモリ
    と、該画像データを縦横変換する縦横変換制御手段とを
    備え、 該縦横変換制御手段は、前記フレームメモリに記憶され
    ている画像データのうちのN画素×N画素で構成された
    画像ブロックの読み出し順序を制御して縦長に並んでい
    る画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでい
    る画像ブロックは縦長に並ぶように前記画像ブロックを
    再配列する縦横再配列処理手段と、前記再配列された各
    画像ブロック単位毎に当該画像ブロック内の画素データ
    を前記画像ブロックの再配列処理を行わない場合の当該
    画像ブロック内の画素データのジグザグスキャン方向と
    は逆方向にジグザグスキャンして符号化処理する符号化
    処理手段とを備え、これらの各処理手段の処理によって
    時計回りに90°回転させた画像を生成することを特徴
    とする撮像機器。
  5. 【請求項5】 フレームメモリに記憶されている画像デ
    ータを順次読み出して符号化処理する前に、前記フレー
    ムメモリに記憶されている画像データのうちのN画素×
    N画素で構成された画像ブロックを縦長に並んでいる画
    像ブロックは横長に並ぶようにかつ横長に並んでいる画
    像ブロックは縦長に並ぶように画像ブロックを再配列す
    る処理ステップと、再配列された各画像ブロック単位毎
    に当該画像ブロック内の画素データを前記画像ブロック
    の再配列処理を行わない場合の当該画像ブロック内の画
    素データのジグザグスキャン方向とは逆方向にジグザグ
    スキャンして符号化処理する符号化処理ステップとを備
    えていることを特徴とする画像データの変換方法。
  6. 【請求項6】 被写体を撮像するCMOSイメージセン
    サから左右反転された画像データを出力して左右反転さ
    れた画像データをフレームメモリに記憶させる処理ステ
    ップと、前記フレームメモリに記憶されている画像デー
    タのうちN画素×N画素で構成された画像ブロックを縦
    長に並んでいる画像ブロックは横長に並ぶようにかつ横
    長に並んでいる画像ブロックは縦長に並ぶように前記画
    像ブロックを再配列する処理ステップと、再配列された
    各画像ブロック単位毎に当該画像ブロック内の画素デー
    タを前記画像ブロックの再配列処理を行わない場合の当
    該画像ブロック内の画素データのジグザグスキャン方向
    とは逆方向にジグザグスキャンして符号化処理する符号
    化処理ステップとを備えていることを特徴とする画像デ
    ータの変換方法。
JP2002080371A 2002-03-22 2002-03-22 撮像機器及び画像データの変換方法 Pending JP2003283792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080371A JP2003283792A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 撮像機器及び画像データの変換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080371A JP2003283792A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 撮像機器及び画像データの変換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003283792A true JP2003283792A (ja) 2003-10-03

Family

ID=29229436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002080371A Pending JP2003283792A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 撮像機器及び画像データの変換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003283792A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050218A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Canon Inc 画像処理装置及び方法、及び撮像装置
JP2006067577A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Oce Technologies Bv 装置で画像をレンダリングするために、メモリに記憶される画像データを処理する方法、機器、およびコンピュータプログラム製品
JP2008060856A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Funai Electric Co Ltd パノラマ撮像装置
JP2008148050A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Brother Ind Ltd 画像読取装置
WO2013140873A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用画像処理装置及び方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050218A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Canon Inc 画像処理装置及び方法、及び撮像装置
JP4579613B2 (ja) * 2004-08-04 2010-11-10 キヤノン株式会社 画像処理装置及び方法、及び撮像装置
JP2006067577A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Oce Technologies Bv 装置で画像をレンダリングするために、メモリに記憶される画像データを処理する方法、機器、およびコンピュータプログラム製品
JP2008060856A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Funai Electric Co Ltd パノラマ撮像装置
JP2008148050A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Brother Ind Ltd 画像読取装置
US8085451B2 (en) 2006-12-11 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
WO2013140873A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用画像処理装置及び方法
JP2013200603A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用画像処理装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3096618B2 (ja) 撮像装置
US7489348B2 (en) Digital camera for recording a still image while shooting moving image
US7433543B2 (en) Image processing apparatus and method, and image sensing apparatus
JP4130207B2 (ja) 画像処理表示装置および画像処理表示方法
US20090073277A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and image pickup apparatus
JP2002521897A (ja) デジタルカメラおよび他のメモリ節約式用途のためのメモリ節約ウェーブレット様イメージ変換システムおよび方法
JP2003324644A (ja) 映像信号処理装置、画像表示制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JPH10271530A (ja) 画像データ圧縮符号化装置およびその方法ならびにディジタルカメラ
JP2001275116A (ja) 画像処理装置
KR100483191B1 (ko) 전자 줌기능을 갖는 디지털 카메라 및 이미지 처리방법
JP2003283792A (ja) 撮像機器及び画像データの変換方法
JP2011029809A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および撮像装置
JPH08336113A (ja) 画像処理装置
JP3483411B2 (ja) 撮像装置及び該装置におけるメモリ制御方法
JP4155874B2 (ja) 画像変換装置および画像変換方法
JP2009201153A (ja) ディジタルカメラおよび撮影方法
JP3807488B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2002112086A (ja) カメラシステム、画像符号化装置および画像復号化装置
JP3075265B2 (ja) ディジタルスチルカメラおよび画像データの処理装置
JP3194757B2 (ja) 電子カメラ装置
JP2007189334A (ja) 撮像装置
KR101480404B1 (ko) 기록 장치, 재생 장치, 기록 방법, 재생 방법 및 이를수행하는 컴퓨터 프로그램을 기록한 저장매체
JP2000134513A (ja) 電子カメラ及び画像表示方法
JP2019047346A (ja) 符号化装置、符号化方法、及び、プログラム
KR101923971B1 (ko) 촬상 장치 및 화상 처리 방법