JP2003283563A - トラヒック監視システム - Google Patents

トラヒック監視システム

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JP2003283563A JP2002079957A JP2002079957A JP2003283563A JP 2003283563 A JP2003283563 A JP 2003283563A JP 2002079957 A JP2002079957 A JP 2002079957A JP 2002079957 A JP2002079957 A JP 2002079957A JP 2003283563 A JP2003283563 A JP 2003283563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々のパケット信号をキャプチャすることな
く複数の回線を交換する際のパケット信号のトラヒック
の監視を行うことのできるトラヒック監視システムを得
ること。 【解決手段】 第1〜第Nの回線1031〜103Nに対
応した第1〜第Nの回線インターフェース部1041
104Nはそれぞれ入出力のトラヒックをカウントする
入力トラヒックカウンタ部1141等と出力トラヒック
カウンタ部1151等を備えている。制御部105内の
トラヒックカウンタ監視ブロック123は特定のパケッ
トフローにおけるスイッチ部102を経由する2つの回
線103の入力トラヒックカウンタ部114と出力トラ
ヒックカウンタ部115を指定してそれらのカウント値
を周期的に取得し、これを基にしてそれぞれ対応するの
回線103の使用率、廃棄率等を求めてトラヒックの監
視を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラヒックを監視す
るためのトラヒック監視システムに係わり、たとえばコ
アネットワークノードでトラヒックの監視に適したトラ
ヒック監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、通信ネットワークにおけるコ
ア・ネットワークを含めたネットワークの概要を表わし
たものである。コア・ネットワーク11は通信事業者側
のネットワークであり、その周辺に位置している図示し
ない複数のISP(インターネットサービスプロバイ
ダ)を接続(合流または分離)する複数のエッジノード
121、122、…と、これら複数のエッジノード1
1、122、…を接続する幾つかのコアノード131
132、…から構成されている。たとえば、第1の通信
端末14と第2の通信端末15がインターネット網を利
用して通信を行うものとする。この場合、第1の通信端
末14から送出されたパケット信号は、図示しないIS
Pを経て第1のエッジノード121に到達し、ここから
例えば第1のコアノード131を経て第2のエッジノー
ド122に到達し、ここから他の図示しないISPを介
して第2の通信端末15に到達する。もちろん、第1の
通信端末14から第2の通信端末15へパケット信号を
送出する際には、これ以外の経路も採ることができる。
たとえば第1のエッジノード121に到達した後に、第
2のコアノード132に送られて、ここから第2のエッ
ジノード122に到達させることもが可能である。
【0003】ところで、さまざまなパケットが行きかう
インターネット上では、特定の通信に対して帯域を予約
して、一定の通信速度を保証することが必要とされる場
合がある。この要請からサービスの品質としてのQOS
(Quality Of Service)が活用されている。QOSを特
定の通信に対して保証するためには、パケットがネット
ワーク上のスイッチあるいはノードを経てどのように伝
達されているかを監視する必要がある。
【0004】そこで、たとえば特開2001−1362
04号公報では、IP(Internet Protocol)パケット
データを交換する交換機において、IPパケットスイッ
チ回路に入出力するIPパケットをキャプチャし、これ
らのパケットのデータを収集するようにしている。そし
て、収集したパケットのうちから宛先IPアドレスおよ
び発信元IPアドレスを調べて、特定のIPパケットの
流れを把握している。
【0005】また、特開2001−203691号公報
では、ネットワークを監視するシステムの図示しないイ
ンタフェース部がIPパケットのキャプチャを行うよう
にしている。そして、同じく図示しない抽出部がIPヘ
ッダから送信元アドレスや宛先IPアドレス等を抽出し
て、図示しない解析部に送り、経路ごとにトラヒックを
集計するようにしている。特開平11−205386号
公報も同様にIPパケットを個々にキャプチャしてトラ
ヒックの監視を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでコア・ネット
ワーク11は基幹のネットワークを構成している。この
ためコア・ネットワーク11を通過するパケット信号の
量は非常に多く、また通信速度も十数ギガビット/秒以
上というように非常に速い。このため、QOSの要請か
ら、コア・ネットワーク11に関してはこれを通過する
パケット信号を1つずつ個別にキャプチャすることは不
可能である。すなわち、図21に示したコア・ネットワ
ーク11のエッジノード121、122、…やコアノード
131、132、…で個々のパケット信号ごとにこれらの
経路を特定しようとすると、それぞれのパケットを高速
で把握すると共に、ルート別にこれらのカウント値を個
別に記憶しておく必要があり、リソースの観点からも実
現が不可能とされていた。
【0007】そこで、従来ではユーザあるいはパケット
のフローごとのQOS保証を考慮しないこととするか、
考慮する場合にはコア・ネットワーク11自体に十分な
余裕度を持たせて結果的にその保証を図るといった手法
が採られていた。しかしながら、後者の場合、パケット
通信はますます大容量化かつ高速化しているので、これ
に応じて設備を十分な余裕度を持って拡張する必要があ
り、経済的なシステムを構成することができないという
問題があった。また、コア・ネットワーク11の各ノー
ドにおけるパフォーマンスを向上させることができず、
また、QOS保証を確保しようとするとこれらのノード
の拡張性も低くなるといった問題があった。
【0008】そこで本発明の目的は、個々のパケット信
号をキャプチャすることなく複数の回線を交換する際の
パケット信号のトラヒック監視を行うことのできるトラ
ヒック監視システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)パケット信号の入出力を行う回線ごとに設け
られた回線インタフェース手段と、(ロ)回線インタフ
ェース手段に入力されたパケット信号を宛先に対応させ
た回線の回線インタフェース手段に接続するスイッチ手
段と、(ハ)パケット信号の入出力を行う回線ごとに設
けられ、それぞれの回線から入力されるパケット信号を
カウントする入力トラヒックカウント手段と、(ニ)パ
ケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、それぞ
れの回線から出力されるパケット信号をカウントする出
力トラヒックカウント手段と、(ホ)監視すべきパケッ
トフローが指定されたとき、そのパケットフローにおけ
るパケットの入力する回線およびパケットの出力する回
線を特定する入出力回線特定手段と、(ヘ)この入出力
回線特定手段で特定されたパケットの入力する回線にお
ける入力トラヒックカウント手段のカウント値を周期的
に取得する入力トラヒックカウント取得手段と、(ト)
入出力回線特定手段で特定されたパケットの出力する回
線における出力トラヒックカウント手段のカウント値を
周期的に取得する出力トラヒックカウント取得手段と、
(チ)これら入力トラヒックカウント取得手段および出
力トラヒックカウント取得手段によって取得したそれぞ
れのカウント値を監視すべきパケットフローと対応付け
て格納する監視用データ格納手段とをトラヒック監視シ
ステムに具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、回線ご
とに入力トラヒックカウント手段と、出力トラヒックカ
ウント手段と、入出力回線の選択を行うスイッチ手段と
を備えたコアネットワークノード等のネットワーク上の
接合点に、監視すべきパケットフローに対応したパケッ
トの入力する回線およびパケットの出力する回線を特定
する入出力回線特定手段を設け、そのパケットフローに
対応した入力トラヒックのカウント値を入力トラヒック
カウント取得手段で周期的に取得すると共に、出力トラ
ヒックのカウント値を出力トラヒックカウント取得手段
で周期的に取得する。そしてこれら取得したカウント値
をその監視すべきパケットフローと対応付けて格納する
監視用データ格納手段に格納して監視に使用することに
している。このように監視するパケットフローを具体的
に把握するのではなく、そのパケットフローに直接関係
する入出力の回線のトラヒックカウントを取得すること
で、個々のパケット信号をキャプチャすることなく監視
についての有用なデータを取得することができる。した
がって、パケット信号の個々のキャプチャがリソース等
との関係で不可能であったシステムでも資源を効率的に
活用した経済的な通信システムを構築することが可能に
なる。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)パケット
信号の入出力を行う回線ごとに設けられた回線インタフ
ェース手段と、(ロ)回線インタフェース手段に入力さ
れたパケット信号を宛先に対応させた回線の回線インタ
フェース手段に接続するスイッチ手段と、(ハ)パケッ
ト信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、それぞれの
回線から入力され廃棄されるパケット信号をカウントす
る入力廃棄トラヒックカウント手段と、(ニ)パケット
信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、それぞれの回
線から出力され廃棄されるパケット信号をカウントする
出力廃棄トラヒックカウント手段と、(ホ)監視すべき
パケットフローが指定されたとき、そのパケットフロー
におけるパケットの入力する回線およびパケットの出力
する回線を特定する入出力回線特定手段と、(ヘ)この
入出力回線特定手段で特定されたパケットの入力する回
線における入力廃棄トラヒックカウント手段のカウント
値を周期的に取得する入力廃棄トラヒックカウント取得
手段と、(ト)入出力回線特定手段で特定されたパケッ
トの出力する回線における出力廃棄トラヒックカウント
手段のカウント値を周期的に取得する出力廃棄トラヒッ
クカウント取得手段と、(チ)これら入力廃棄トラヒッ
クカウント取得手段および出力廃棄トラヒックカウント
取得手段によって取得したそれぞれのカウント値を監視
すべきパケットフローと対応付けて格納する監視用デー
タ格納手段とをトラヒック監視システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、回線ご
とに入力廃棄トラヒックカウント手段と、出力廃棄トラ
ヒックカウント手段と、入出力回線の選択を行うスイッ
チ手段とを備えたコアネットワークノード等のネットワ
ーク上の接合点に、監視すべきパケットフローに対応し
たパケットの入力する回線およびパケットの出力する回
線を特定する入出力回線特定手段を設け、そのパケット
フローに対応した入力廃棄トラヒックのカウント値を入
力廃棄トラヒックカウント取得手段で周期的に取得する
と共に、出力廃棄トラヒックのカウント値を出力廃棄ト
ラヒックカウント取得手段で周期的に取得する。そして
これら取得したカウント値をその監視すべきパケットフ
ローと対応付けて格納する監視用データ格納手段に格納
して監視に使用することにしている。このように監視す
るパケットフローを具体的に把握するのではなく、その
パケットフローに直接関係する入出力の回線の廃棄トラ
ヒックカウントを取得することで、個々のパケット信号
をキャプチャすることなく監視についての有用なデータ
を取得することができる。したがって、パケット信号の
個々のキャプチャがリソース等との関係で不可能であっ
たシステムでも資源を効率的に活用した経済的な通信シ
ステムを構築することが可能になる。
【0013】請求項3記載の発明では、(イ)パケット
信号の入出力を行う回線ごとに設けられた回線インタフ
ェース手段と、(ロ)回線インタフェース手段に入力さ
れたパケット信号を宛先に対応させた回線の回線インタ
フェース手段に接続するスイッチ手段と、(ハ)パケッ
ト信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、それぞれの
回線から入力されるパケット信号をカウントする入力ト
ラヒックカウント手段と、(ニ)パケット信号の入出力
を行う回線ごとに設けられ、それぞれの回線から出力さ
れるパケット信号をカウントする出力トラヒックカウン
ト手段と、(ホ)パケット信号の入出力を行う回線ごと
に設けられ、それぞれの回線から入力され廃棄されるパ
ケット信号をカウントする入力廃棄トラヒックカウント
手段と、(ヘ)パケット信号の入出力を行う回線ごとに
設けられ、それぞれの回線から出力され廃棄されるパケ
ット信号をカウントする出力廃棄トラヒックカウント手
段と、(ト)監視すべきパケットフローが指定されたと
き、そのパケットフローにおけるパケットの入力する回
線およびパケットの出力する回線を特定する入出力回線
特定手段と、(チ)この入出力回線特定手段で特定され
たパケットの入力する回線における入力トラヒックカウ
ント手段のカウント値を周期的に取得する入力トラヒッ
クカウント取得手段と、(リ)入出力回線特定手段で特
定されたパケットの出力する回線における出力トラヒッ
クカウント手段のカウント値を周期的に取得する出力ト
ラヒックカウント取得手段と、(ヌ)入出力回線特定手
段で特定されたパケットの入力する回線における入力廃
棄トラヒックカウント手段のカウント値を周期的に取得
する入力廃棄トラヒックカウント取得手段と、(ル)入
出力回線特定手段で特定されたパケットの出力する回線
における出力廃棄トラヒックカウント手段のカウント値
を周期的に取得する出力廃棄トラヒックカウント取得手
段と、(ヲ)これら入力トラヒックカウント取得手段お
よび出力トラヒックカウント取得手段によって取得した
それぞれのカウント値ならびに入力廃棄トラヒックカウ
ント取得手段および出力廃棄トラヒックカウント取得手
段によって取得したそれぞれのカウント値を監視すべき
パケットフローと対応付けて格納する監視用データ格納
手段とをトラヒック監視システムに具備させる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、回線ご
とに入力トラヒックカウント手段と、出力トラヒックカ
ウント手段と、入力廃棄トラヒックカウント手段と、出
力廃棄トラヒックカウント手段と、入出力回線の選択を
行うスイッチ手段とを備えたコアネットワークノード等
のネットワーク上の接合点に、監視すべきパケットフロ
ーに対応したパケットの入力する回線およびパケットの
出力する回線を特定する入出力回線特定手段を設け、そ
のパケットフローに対応した入力トラヒックのカウント
値を入力トラヒックカウント取得手段で周期的に取得す
ると共に、出力トラヒックのカウント値を出力トラヒッ
クカウント取得手段で周期的に取得する。また、入力廃
棄トラヒックのカウント値を入力廃棄トラヒックカウン
ト取得手段で周期的に取得すると共に、出力廃棄トラヒ
ックのカウント値を出力廃棄トラヒックカウント取得手
段で周期的に取得する。そしてこれら取得したカウント
値をその監視すべきパケットフローと対応付けて格納す
る監視用データ格納手段に格納して監視に使用すること
にしている。このように監視するパケットフローを具体
的に把握するのではなく、そのパケットフローに直接関
係する入出力の回線のトラヒックカウントおよび廃棄ト
ラヒックカウントを取得することで、個々のパケット信
号をキャプチャすることなく監視についての有用なデー
タを取得することができる。したがって、パケット信号
の個々のキャプチャがリソース等との関係で不可能であ
ったシステムでも資源を効率的に活用した経済的な通信
システムを構築することが可能になる。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のトラヒック監視システムで、入出力回線特定
手段は、監視すべきパケットフローを全体のパケットフ
ローの中から選択して特定することを特徴としている。
【0016】すなわち請求項4記載の発明では、全体の
パケットフローが膨大な場合には、必要とされるパケッ
トフローを特定してそれらについて監視を行うので、的
を絞った効率的な監視が可能になる。また、CPU(中
央処理装置)等の監視制御系の負担を軽減することがで
きるので、システムを簡易に構成することが可能にな
る。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のトラヒック監視システムで、入出力回線特定
手段は、監視すべきパケットフローを全体のパケットフ
ローの中から順次時分割的に選択して特定することを特
徴としている。
【0018】すなわち請求項5記載の発明では、全体の
パケットフローが膨大な場合には、これらのパケットフ
ローを順次時分割的に指定して監視することで、監視制
御系の負担を軽減することができる。しかも、全体的な
パケットフローを監視することができるので、パケット
フロー全体についての品質の保証を行うことができる。
【0019】請求項6記載の発明では、請求項1または
請求項3記載のトラヒック監視システムで、監視用デー
タ格納手段に格納されたそれぞれの入力カウント値また
は出力カウント値を用いて監視すべきパケットフローに
対応する回線の使用率を算出する回線使用率算出手段を
具備することを特徴としている。
【0020】すなわち請求項6記載の発明では、入力カ
ウント値または出力カウント値を用いて監視すべきパケ
ットフローに対応する回線の使用率を算出することで、
監視に有用なデータとすることができる。これ以外の加
工処理を行うことはもちろん有効である。
【0021】請求項7記載の発明では、請求項2または
請求項3記載のトラヒック監視システムで、監視用デー
タ格納手段に格納されたそれぞれの入力廃棄カウント値
または出力廃棄カウント値を用いて監視すべきパケット
フローに対応する回線の廃棄率を算出する回線廃棄率算
出手段を具備することを特徴としている。
【0022】すなわち請求項7記載の発明では、入力廃
棄カウント値または出力廃棄カウント値を用いて監視す
べきパケットフローに対応する回線の使用率を算出する
ことで、監視に有用なデータとすることができる。これ
以外の加工処理を行うことはもちろん有効である。
【0023】
【発明の実施の形態】
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の一実施例におけるトラヒッ
ク監視システムを使用したコアネットワークノードの構
成を表わしたものである。このコアネットワークノード
101は、入出力のためのスイッチ部102と、第1〜
第Nの回線1031〜103Nに対応した第1〜第Nの回
線インターフェース部1041〜104Nを備えている。
第1〜第Nの回線インターフェース部1041〜104N
はそれぞれスイッチ部102と接続される他、ソフトウ
ェアでこれらの制御を行う制御部105と接続されてい
る。第1の回線インターフェース部1041には、入力
されてきたパケットの識別と転送を行うパケット識別転
送部1111と、入力されたパケットを一時的に格納す
る入力パケットバッファ部1121と、出力するパケッ
トを一時的に格納する出力パケットバッファ部1131
と、入力されたパケットに関するトラヒックをカウント
する入力トラヒックカウンタ部1141と、出力される
パケットに関するトラヒックをカウントする出力トラヒ
ックカウンタ部1151と、第1の回線インターフェー
ス部1041内の制御を行う回線インターフェース制御
部1161とが配置されている。図1では第1の回線イ
ンターフェース部1041の内部構成のみ具体的に示し
ているが、第2〜第Nの回線インターフェース部104
2〜104Nについても同様の内部構成となっている。
【0026】制御部105は図示しないCPU(中央処
理装置)と制御プログラムや各種データを格納するため
の記憶媒体を備えており、制御プログラムをCPUが実
行することによって幾つかの機能ブロックを実現してい
る。本実施例ではパケットフローの管理を行うパケット
フロー管理ブロック121と、トラヒックカウンタの収
集を行うトラヒックカウンタ収集ブロック122と、ト
ラヒックカウンタの監視を行うトラヒックカウンタ監視
ブロック123とが実現されている。
【0027】このような構成のコアネットワークノード
101で、たとえば第1の回線インターフェース部10
1内の入力トラヒックカウンタ部1141と出力トラヒ
ックカウンタ部1151は、第1の回線1031における
パケットの入力すなわち受信と、パケットの出力すなわ
ち送信と、パケットのデータ量(バイト数)をカウント
する機能を有している。したがって、パケット化された
音声やデータは、第1〜第Nの回線インターフェース部
1041〜104Nでそれぞれ個別にトラヒックを把握さ
れた状態でスイッチ部102に転送され、出力回線へと
出て行くことになる。これら入力トラヒックカウンタ部
1141および出力トラヒックカウンタ部1151は、従
来から存在していたカウンタであり、本実施例用に特別
に用意されたカウンタではない。
【0028】ソフトウェアで制御を実現する制御部10
5におけるパケットフロー管理ブロック121では、パ
ケットのフローすなわち送信元アドレスと宛先アドレス
の組と第1〜第Nの回線1031〜103Nの対応を管理
する機能を有している。トラヒックカウンタ収集ブロッ
ク122は、回線インターフェース制御部1161〜1
16Nから収集したトラヒックカウンタを保存し管理す
る機能を有している。トラヒックカウンタ監視ブロック
123では、パケットフローに対応した回線単位のトラ
ヒックカウンタを保存し管理する機能を有している。こ
の制御部105からの指示によって、第1〜第Nの回線
インターフェース部1041〜104Nのうちの指示のあ
ったものは、入力および出力トラヒックカウントをこれ
に報告する。トラヒックカウンタ収集ブロック122
は、第1〜第Nの回線インターフェース部1041〜1
04Nから報告されるトラヒックカウントから第1〜第
Nの回線1031〜103Nにそれぞれ対応したトラヒッ
クカウントを保存するようになっている。
【0029】トラヒックカウンタ監視ブロック123
は、パケットフローと第1〜第Nの回線1031〜10
Nの対応をパケットフロー管理ブロック121に問い
合わせ、図示しないパケットフローと入出力回線の対応
テーブルを参照する。そして、トラヒックカウントの入
力側と出力側の回線103ごとの対応付けを取得し、コ
アネットワークノード101内の送受信パケットのデー
タ量あるいは廃棄量を得ることができる。このようにし
て、入力と出力との回線103単位のカウントを制御部
105でパケットフローと対応付けることで、コアネッ
トワークノード101内での特定されたパケットフロー
と対応したトラヒックカウントを収集し監視することが
可能になる。これを更に具体的に説明する。
【0030】図2は、2点間のパケットフローの一例を
示したものである。今、送信元アドレスを“A”とし、
宛先アドレスを“B”とする。また、第1の回線103
1から第1の回線インターフェース部1041にパケット
が入力されて、スイッチ部102から第2の回線インタ
ーフェース部1042を通って出力回線としての第2の
回線1032にこのパケットが出力される場合を考え
る。このとき、パケットフローA−Bのトラヒックとし
て、第1の回線インターフェース部1041では図1に
おける入力トラヒックカウンタ部1141でカウントさ
れる入力トラヒックカウントが収集される。また、第2
の回線インターフェース部1042では、出力トラヒッ
クカウンタ部1152でカウントされる出力トラヒック
カウントが収集されることになる。
【0031】なお、第1の回線インターフェース部10
1に入力されたパケットはすべて第2の回線インター
フェース部1042を通って第2の回線1032に出力さ
れるとは限らず、たとえば第3の回線1033を経て宛
先アドレス“B”以外の宛先に送出される場合もある。
また、第2の回線インターフェース部1042から第2
の回線1032に出力されるパケットが必ずしも宛先ア
ドレス“B”を宛先アドレスとするものとも言えない。
しかしながら、パケットフローA−Bについては、確実
に第1の回線インターフェース部1041の入力トラヒ
ックカウンタ部1141でカウントされ、続いて第2の
回線インターフェース部1042を通過し、このとき出
力トラヒックカウンタ部1152でカウントされるのは
事実である。そこで、本実施例ではパケットフローA−
Bについては、入力トラヒックカウンタ部1141と出
力トラヒックカウンタ部1152のカウントや第1およ
び第2の回線1031、1032の使用率等を勘案して、
その監視を行うようにしている。
【0032】図3は、入力(受信)と出力(送信)のト
ラヒックカウントの収集のプロセスを表わしたものであ
る。図1に示した制御部105は、パケットフローA−
Bを監視する場合、第1の回線インターフェース部10
1がその入力トラヒックカウンタ部1141で収集し保
存している受信カウントと、第2の回線インターフェー
ス部1042がその出力トラヒックカウンタ部1152
収集し保存している送信カウントをそれぞれ収集する。
【0033】このような制御部105による収集とは無
関係に、第1の回線1031は第1の回線インターフェ
ース部1041にパケットが受信されると、その入力ト
ラヒックカウンタ部1141がこれを収集・保存するよ
うになっている(ステップS201)。同様に、第2の
回線インターフェース部1042ではそのパケットを出
力するときその出力トラヒックカウンタ部1152がこ
れを収集・保存するようになっている(ステップS20
2)。これらのカウント値はそれぞれ対応する第1また
は第2の回線インターフェース部1041、1042が収
集することになる(ステップS203、S204)。こ
のようにして第1および第2の回線インターフェース部
1041、1042はそれぞれの受信カウントあるいは送
信カウントの値を更新し保存する処理を継続しているこ
とになる(ステップS205、S206)。
【0034】この図には示していないが、第1の回線イ
ンターフェース部1041における送信カウントの収集
と保存および第2の回線インターフェース部1042
おける受信カウントの収集と保存も同様にして行われて
いる。ただし、これらのカウント値は2点間のパケット
フローA−Bの監視には使用しないので、図示していな
い。第3〜第Nの回線インターフェース部1043〜1
04Nでも、同様にそれぞれ受信および送信カウントの
収集と保存が行われている。これらについても2点間の
パケットフローA−Bの監視には使用しないので、図示
していない。
【0035】図1に示した制御部105は、図2に示し
た2点間のパケットフローA−Bを監視するこの例の場
合、所定のタイミングで第1および第2の回線インター
フェース部1041、1042に対してこれらの保存して
いるカウントの報告を要求する(ステップS207、S
208)。これを基にして、第1および第2の回線イン
ターフェース部1041、1042はこれらのカウントを
報告する(ステップS209、S210)。このように
して制御部内に第1および第2の回線インターフェース
部1041、1042におけるパケットフローA−Bを監
視するための受信および送信カウントが保存されること
になる(ステップS211)。
【0036】パケットフローA−Bに対応させて制御部
105が第1および第2の回線インターフェース部10
1、1042について設定する受信および送信カウント
の収集の周期は、第1または第2の回線1031、10
2に対応したこれらの回線インターフェース部10
1、1042での入力トラヒックカウント(受信カウン
ト)と、出力トラヒックカウント(送信カウント)に用
意された図示しないカウンタがオーバフローを生じさせ
ない間隔に設定される。すなわち、これらのカウンタの
ビット幅に応じて設定される周期で制御部105が第1
および第2の回線1031、1032からそれぞれのカウ
ントを収集し保存することになる。
【0037】図4は、制御部内に備えられたトラヒック
カウントテーブルの構成を表わしたものである。トラヒ
ックカウントテーブル131は、第1〜第Nの回線10
1〜103Nのうち監視に必要なものについて、それら
の受信カウントあるいは送信カウントをテーブル形式で
保存するものであり、前記した記憶媒体内の所定の記憶
領域がそのために割り当てられている。ここで受信カウ
ントとは、該当する回線インターフェース部104にお
ける入力トラヒックカウンタ部114のカウント値を表
わすものであり、送信カウントとは、該当する回線イン
ターフェース部104における出力トラヒックカウンタ
部115のカウント値を表わすものである。
【0038】次に、トラヒックカウントテーブル131
の内容の時間的変化と共にトラヒック監視システムの動
作を更に具体的に説明する。
【0039】図5は、トラヒックカウンタ監視ブロック
の制御の流れを表わしたものである。図1に示した制御
部105内ではトラヒックカウンタ監視ブロック123
が、まずパケットフロー管理ブロック121に対してト
ラヒック監視フロー対応回線取得要求を出力する(ステ
ップS231)。この後、トラヒックカウンタ監視ブロ
ック123は、パケットフロー管理ブロック121から
回線を特定する返答があるまで待機することになる(ス
テップS232)。
【0040】図6はこの初期時点におけるトラヒックカ
ウントテーブルの内容を示したものである。ここでは、
先に示したパケットフローA−Bの監視が要求された場
合を説明する。トラヒックカウンタ監視ブロック123
に備えられているトラヒックカウントテーブル131に
は、初期状態で、送信元アドレス“A”について、入回
線、容量、受信カウント、レートおよび使用率が、また
宛先アドレス“B”について、出回線、容量、送信カウ
ント、レートおよび使用率がいずれも未記入の状態で存
在している。
【0041】図7は、パケットフロー管理ブロックの制
御の様子を表わしたものである。図1に示したパケット
フロー管理ブロック121ではトラヒックカウンタ監視
ブロック123からトラヒック監視フロー対応回線取得
要求が受信されるのを監視する(ステップS251)と
共に、フローと回線103の対応およびその変化を監視
している(ステップS252)。したがって、パケット
フロー管理ブロック121はトラヒック監視フロー対応
回線取得要求を受信すると(ステップS251:Y)、
指定フローに対する回線を特定して、トラヒックカウン
タ監視ブロック123に返答する。ここではパケットフ
ローA−Bについての回線の特定が要求されたので、パ
ケットフロー管理ブロック121はこれについて返答す
る(ステップS253)。この返答以後に、たとえば回
線障害等に対応するためにパケットのルートが変わった
ような場合には、これらの対応関係が異なってくる。そ
こでこのような場合が生ずれば(ステップS252:
Y)、フローと回線103の対応の変化を同様にトラヒ
ックカウンタ監視ブロック123に通知する(ステップ
S254)。
【0042】図8はパケットフロー管理ブロックに格納
されているフロー・回線対応テーブルの一例を示したも
のである。図7のステップS253で説明したパケット
フロー管理ブロック121の返答に基づいてフロー・回
線対応テーブル141には、それぞれのアドレスと回線
の対応関係が記されている。このフロー・回線対応テー
ブル141から、パケットフローA−Bについての回線
は第1の回線1031と、第2の回線1032ということ
になる。
【0043】図9は、図7で説明したパケットフロー管
理ブロックの返答によるトラヒックカウントテーブルの
変化を表わしたものである。この例ではパケットフロー
A−Bについての回線は第1の回線1031と、第2の
回線1032なので、トラヒックカウントテーブル13
1には、これらの対応関係が記されることになる。
【0044】図5に戻って説明を続ける。パケットフロ
ー管理ブロック121からパケットフローA−Bについ
ての回線を特定する情報が送られてきたら(ステップS
232:Y)、トラヒックカウンタ監視ブロック123
はパケットフロー管理ブロック121に対してトラヒッ
クカウンタ収集要求フロー対応回線指定を行う(ステッ
プS233)。この例では、対応回線として図9に示し
たトラヒックカウントテーブル131に基づいて第1の
回線1031と、第2の回線1032の指定が行われる。
そして、トラヒックカウンタ監視ブロック123はトラ
ヒックカウンタ収集ブロック122から、これらの指定
回線が収集しているトラヒックカウントが送られてくる
のを待機することになる(ステップS234)。
【0045】図10は、トラヒックカウンタ収集ブロッ
クの制御の様子を表わしたものである。トラヒックカウ
ンタ収集ブロック122はトラヒックカウンタの収集結
果を基にして各回線の送受信カウントを保存管理してい
る(ステップS271)。そしてトラヒックカウンタ監
視ブロック123からトラヒックカウントの取得要求が
あると(ステップS272:Y)、その指定回線のトラ
ヒックカウントをトラヒックカウンタ監視ブロック12
3に通知する(ステップS273)。
【0046】トラヒックカウンタ監視ブロック123は
トラヒックカウンタ収集ブロック122から指定した回
線のトラヒックカウントを取得すると(図5ステップS
234:Y)、これをトラヒックカウントテーブル13
1に反映させることになる(ステップS235)。
【0047】図11は以上の処理によるトラヒックカウ
ントテーブルの変化を示したものである。第1および第
2の回線1031、1032についてのトラヒックカウン
トをトラヒックカウンタ収集ブロック122から取得し
た結果として、トラヒックカウントテーブル131に
は、受信カウントと送信カウントが格納されている。こ
こで受信および送信カウントの収集の周期は300秒と
している。たとえば第1の回線1031の受信カウント
については90GB(ギガバイト)なので、1秒あたり
の受信レートは2.4Gbps(ビット/秒)となる。
この入回線についての容量は10Gbpsなので、回線
の使用率は24%となる。
【0048】一方、第2の回線1032の送信カウント
については120GBなので、1秒あたりの送信レート
は3.2Gbpsとなる。この出回線についての容量は
同じく10Gbpsなので、回線の使用率は32%とな
る。
【0049】このように第1の回線1031と第2の回
線1032におけるパケットフローA−Bによる回線使
用率は、多くとも24%と32%のうちの少ない方の2
4%あるいはそれ以下ということになり、かつ両回線共
に回線使用率にまだ余裕度がある。したがって、パケッ
トフローA−Bを他の回線に振り替える必要性は現在存
在しないことになる。これに対して、例えば第1の回線
1031の受信カウントがこの例と同じであるにも係わ
らず、第2の回線1032の送信カウントが非常に多
く、回線の使用率がオーバフロー気味であるような場
合、制御部105はたとえば宛先アドレス“B”にパケ
ットを送信できる他の経路で第2の回線103 2以外の
回線103を経ることが可能なものを探し出し、この経
路に変更させることでQOSを確実に保証させるように
している。
【0050】発明の変形例
【0051】図12は、本発明の変形例におけるコアネ
ットワークノードを表わしたものである。この変形例の
コアネットワークノード101Aで図1と同一部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。コアネットワークノード101Aは、先の実施例に
おける第1〜第Nの回線インターフェース部1041
104Nに対応して第1〜第Nの回線インターフェース
部1041A〜104NAを備えている。第1〜第Nの回
線インターフェース部1041A〜104NAはそれぞれ
スイッチ部102と接続される他、ソフトウェアでこれ
らの制御を行う制御部105Aと接続されている。第1
の回線インターフェース部1041Aは、入力されたパ
ケットの廃棄を行うものに関する入力トラヒック廃棄カ
ウンタ部1141Aと、出力されるパケットの廃棄を行
うものに関する出力トラヒック廃棄カウンタ部1151
Aを備えている。ここでは第1の回線インターフェース
部1041Aの内部構成のみを示しているが、第2〜第
Nの回線インターフェース部1042A〜104NAにつ
いても同様の内部構成となっている。
【0052】制御部105Aは図示しないCPUと制御
プログラムや各種データを格納するための記憶媒体を備
えており、制御プログラムをCPUが実行することによ
って幾つかの機能ブロックを実現している。この変形例
ではパケットフローの管理を行うパケットフロー管理ブ
ロック121と、トラヒック廃棄カウンタの収集を行う
トラヒック廃棄カウンタ収集ブロック122Aと、トラ
ヒック廃棄カウンタの監視を行うトラヒック廃棄カウン
タ監視ブロック123Aとが実現されている。
【0053】図13は、先の実施例の図3に対応するも
ので、この変形例のトラヒック監視システムにおける廃
棄カウントの収集のプロセスを表わしたものである。図
12に示した制御部105Aでは、第1の回線インター
フェース部1041Aが入力パケットバッファ部1121
にパケットを蓄積するが(ステップS301)、このう
ち廃棄するパケットが発生すればその通知を受ける(ス
テップS302)。入力トラヒック廃棄カウンタ部11
1Aはこれを基に入力されたパケットで出力すること
なく廃棄するパケットの数を入力廃棄カウントとして保
存する(ステップS303)。
【0054】一方、図2に示した2点間のパケットフロ
ーにおける第2の回線インターフェース部1042Aで
はその出力パケットバッファ部1131に出力するため
のパケットを蓄積する(ステップS304)。そして廃
棄するパケットが発生した場合にはこれを第2の回線イ
ンターフェース部1042Aに通知する(ステップS3
05)。第2の回線インターフェース部1042Aで
は、出力トラヒック廃棄カウンタ部1152Aで廃棄す
るパケットの数を出力廃棄カウントとして保存する(ス
テップS306)。
【0055】制御部105Aは、図2に示した2点間の
パケットフローを監視するために、所定のタイミングで
第1および第2の回線インターフェース部1041A、
1042Aに対してこれらの保存している廃棄カウント
の報告を要求する(ステップS307、S308)。こ
れを基にして第1および第2の回線インターフェース部
1041A、1042Aはこれらの廃棄カウントを報告す
る(ステップS309、S310)。このようにして制
御部内に第1および第2の回線インターフェース部10
1A、1042AにおけるパケットフローA−Bについ
ての入力および出力廃棄カウントが保存される(ステッ
プS311)。
【0056】パケットフローA−Bに対応させて制御部
105Aが第1および第2の回線インターフェース部1
041A、1042Aについて設定する入力および出力廃
棄カウントの収集の周期は、第1または第2の回線10
1、1032に対応したこれらの回線インターフェース
部1041A、1042Aでの入力廃棄カウントと、出力
廃棄カウントのために用意された図示しない廃棄カウン
タがオーバフローを生じさせないように決められる。す
なわち、これらの廃棄カウンタのビット幅に応じて設定
される周期で制御部105Aが第1および第2の回線1
031、1032からそれぞれの廃棄カウントを収集し保
存することになる。
【0057】図14は、制御部内に備えられた入力・出
力トラヒック廃棄カウントテーブルの構成を表わしたも
のである。入力・出力トラヒック廃棄カウントテーブル
321は制御部105Aが以上のようにして収集した結
果をテーブル形式で保存するものであり、前記した記憶
媒体内の所定の記憶領域がそのために割り当てられてい
る。入力・出力トラヒック廃棄カウントテーブル321
には、第1〜第Nの各回線1031〜103N別に入力廃
棄カウントと、出力廃棄カウントが保存されることにな
る。次に、入力・出力トラヒック廃棄カウントテーブル
321の内容の推移と共にトラヒック監視システムの動
作を更に具体的に説明する。
【0058】図15は、トラヒック廃棄カウンタ監視ブ
ロックの制御の流れを表わしたものである。図12に示
した制御部105A内ではトラヒック廃棄カウンタ監視
ブロック123Aが、まずパケットフロー管理ブロック
121に対して廃棄監視フロー対応回線取得要求を出力
する(ステップS431)。トラヒック廃棄カウンタ監
視ブロック123Aは、パケットフロー管理ブロック1
21から回線を特定する返答があるまで待機することに
なる(ステップS432)。
【0059】図16はこの初期時点におけるトラヒック
廃棄カウントテーブルの内容を示したものである。ここ
では、先に示したパケットフローA−Bを例に挙げて説
明する。トラヒック廃棄カウンタ監視ブロック123A
に備えられているトラヒック廃棄カウントテーブル33
1には、初期状態で、送信元アドレス“A”について、
入回線、容量、受信カウント、レート、使用率、廃棄カ
ウントおよび廃棄率が、また宛先アドレス“B”につい
て、出回線、容量、送信カウント、レート、使用率、廃
棄カウントおよび廃棄率がいずれも未記入の状態で存在
している。
【0060】図17は、この変形例におけるパケットフ
ロー管理ブロックの制御の様子を表わしたものである。
図12に示したパケットフロー管理ブロック121では
トラヒック廃棄カウンタ監視ブロック123Aからトラ
ヒック廃棄監視フロー対応回線取得要求が受信されるの
を監視する(ステップS451)と共に、フローと回線
103の対応およびその変化を監視している(ステップ
S452)。したがって、パケットフロー管理ブロック
121はトラヒック廃棄監視フロー対応回線取得要求を
受信すると(ステップS451:Y)、指定フローに対
する回線を特定して、トラヒック廃棄カウンタ監視ブロ
ック123Aに返答する。ここではパケットフローA−
Bについての回線の特定が要求されたので、パケットフ
ロー管理ブロック121はこれについて返答する(ステ
ップS453)。この返答以後に、たとえば回線障害等
でパケットのルートが変わったような場合には、これら
の対応関係が異なってくる。そこでこのような場合が生
ずれば(ステップS452:Y)、フローと回線103
の対応の変化を同様にトラヒック廃棄カウンタ監視ブロ
ック123Aに通知する(ステップS454)。
【0061】この変形例でも、パケットフロー管理ブロ
ック121は図8に示したフロー・回線対応テーブル1
41を備えている。したがって、パケットフロー管理ブ
ロック121はこのフロー・回線対応テーブル141か
ら、パケットフローA−Bについての回線が第1の回線
1031と、第2の回線1032であることを返答するこ
とになる。
【0062】図18は、図17で説明したパケットフロ
ー管理ブロックの返答によるトラヒック廃棄カウントテ
ーブルの変化を表わしたものである。この例ではパケッ
トフローA−Bについての回線は第1の回線103
1と、第2の回線1032なので、トラヒック廃棄カウン
トテーブル331には、これらの対応関係が記されるこ
とになる。
【0063】図15に戻って説明を続ける。パケットフ
ロー管理ブロック121からパケットフローA−Bにつ
いての回線を特定する情報が送られてきたら(ステップ
S432:Y)、トラヒック廃棄カウンタ監視ブロック
123Aはパケットフロー管理ブロック121に対して
トラヒック廃棄カウンタ収集要求フロー対応回線指定を
行う(ステップS433)。この例では、対応回線とし
て図18に示したトラヒック廃棄カウントテーブル33
1に基づいて第1の回線1031と、第2の回線1032
の指定が行われる。そして、トラヒック廃棄カウンタ監
視ブロック123Aはトラヒック廃棄カウンタ収集ブロ
ック122Aから、これらの指定回線が収集しているト
ラヒック廃棄カウントが送られてくるのを待機すること
になる(ステップS434)。
【0064】図19は、トラヒック廃棄カウンタ収集ブ
ロックの制御の様子を表わしたものである。トラヒック
廃棄カウンタ収集ブロック122Aはトラヒック廃棄カ
ウンタの収集結果を基にして各回線の入出力廃棄カウン
トを保存管理している(ステップS471)。そしてト
ラヒック廃棄カウンタ監視ブロック123Aからトラヒ
ック廃棄カウントの取得要求があると(ステップS47
2:Y)、その指定回線のトラヒック廃棄カウントをト
ラヒック廃棄カウンタ監視ブロック123Aに通知する
(ステップS473)。
【0065】トラヒック廃棄カウンタ監視ブロック12
3Aは、トラヒック廃棄カウンタ収集ブロック122A
から指定した回線のトラヒックカウントを取得すると
(図5ステップS434:Y)、これをトラヒック廃棄
カウントテーブル331に反映させることになる(ステ
ップS435)。
【0066】図20は以上の処理によるトラヒック廃棄
カウントテーブルの変化を示したものである。第1およ
び第2の回線1031、1032についてのトラヒック廃
棄カウントをトラヒック廃棄カウンタ収集ブロック12
2Aから取得した結果として、トラヒック廃棄カウント
テーブル331には、入力廃棄カウントと出力廃棄カウ
ントが格納されている。ここで入力および出力カウント
の収集の周期は300秒としている。たとえば第1の回
線1031の入力(受信)廃棄カウントについては90
GBなので、1秒あたりの受信レートは2.4Gbps
となる。この入回線についての容量は10Gbpsなの
で、回線の使用率は24%となる。また、この入回線に
ついての廃棄カウントが0.09MBであるとすると、
受信カウントとしての90GBとの割合を算出して、廃
棄率は10-6となる。同様にして、出回線についての廃
棄率は10-5となる。したがって、実施例と同様にこれ
らの回線1031、1032についての廃棄率等を見なが
ら、特定のパケットフローの監視やルートの切り替えが
可能になる。
【0067】以上、実施例および変形例で説明したよう
にコアネットワークノード101、101Aは、監視す
べきフローを指定して回線の使用率や廃棄率等のデータ
を得て回線を監視することができるので、効率的かつき
め細かな監視が可能になる。
【0068】なお、実施例および変形例では特定のパケ
ットフローについて監視を行う例を示したが、どのパケ
ットフローを監視するかについては各種の態様をとるこ
とができることは当然である。たとえば制御部105、
105Aは特に要求された幾つかのパケットフローのみ
を順次監視するようにしてもよいし、監視制御にこれ以
外の処理を行う余裕があるときにはコアネットワークノ
ード101、101Aが監視制御を行っていない他のパ
ケットフローを順にチェックするようにしてもよい。ま
た、以前に送信あるいは受信カウント値が比較的多かっ
たパケットフローあるいは使用率または廃棄率が高い値
を示したパケットフローについては、重点的にこれらの
パケットフローの変化を監視するようにしてもよい。
【0069】また、実施例ではコアネットワークノード
におけるトラヒックの監視について説明したが、リソー
スに対してフローの種類が圧倒的に多いような他のネッ
トワークの監視についても本発明を同様に適用すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、回線ごとに入力トラヒックカウント手段と、
出力トラヒックカウント手段と、入出力回線の選択を行
うスイッチ手段とを備えたコアネットワークノード等の
ネットワーク上の接合点に、監視すべきパケットフロー
に対応したパケットの入力する回線およびパケットの出
力する回線を特定する入出力回線特定手段を設け、その
パケットフローに対応した入力トラヒックのカウント値
を入力トラヒックカウント取得手段で周期的に取得する
と共に、出力トラヒックのカウント値を出力トラヒック
カウント取得手段で周期的に取得し、これらの取得した
カウント値をその監視すべきパケットフローと対応付け
て格納する監視用データ格納手段に格納して監視に使用
することにしたので、個々のパケット信号をキャプチャ
できないようなシステムでも資源を効率的に活用した経
済的な通信システムを構築することが可能になる。ま
た、個々のパケット信号をキャプチャする必要がないの
で、システムのパフォーマンスを維持しつつ拡張性を確
保することができる。
【0071】また請求項2記載の発明によれば、回線ご
とに入力廃棄トラヒックカウント手段と、出力廃棄トラ
ヒックカウント手段と、入出力回線の選択を行うスイッ
チ手段とを備えたコアネットワークノード等のネットワ
ーク上の接合点に、監視すべきパケットフローに対応し
たパケットの入力する回線およびパケットの出力する回
線を特定する入出力回線特定手段を設け、そのパケット
フローに対応した入力廃棄トラヒックのカウント値を入
力廃棄トラヒックカウント取得手段で周期的に取得する
と共に、出力廃棄トラヒックのカウント値を出力廃棄ト
ラヒックカウント取得手段で周期的に取得し、これらの
取得したカウント値をその監視すべきパケットフローと
対応付けて格納する監視用データ格納手段に格納して監
視に使用することにしたので、個々のパケット信号をキ
ャプチャできないようなシステムでも資源を効率的に活
用した経済的な通信システムを構築することが可能にな
る。また、個々のパケット信号をキャプチャする必要が
ないので、システムのパフォーマンスを維持しつつ拡張
性を確保することができる。
【0072】更に請求項3記載の発明によれば、請求項
1記載の発明における入力トラヒックのカウント値およ
び出力トラヒックのカウント値の他に請求項2記載の発
明における入力廃棄トラヒックのカウント値および出力
廃棄トラヒックのカウント値を特定のパケットフローに
ついて取得することにしたので、これら請求項1および
請求項2記載の発明と同様の効果を得ることができる
他、更に監視の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトラヒック監視シス
テムを使用したコアネットワークノードの構成を表わし
たブロック図である。
【図2】2点間のパケットフローの一例を示した説明図
である。
【図3】本実施例のトラヒックカウントの収集のプロセ
スを表わした説明図である。
【図4】本実施例で制御部内に備えられたトラヒックカ
ウントテーブルの構成を表わした説明図である。
【図5】本実施例のトラヒックカウンタ監視ブロックの
制御の流れを表わした流れ図である。
【図6】初期時点におけるトラヒックカウントテーブル
の内容を示した説明図である。
【図7】本実施例におけるパケットフロー管理ブロック
の制御の様子を表わした流れ図である。
【図8】本実施例のフロー・回線対応テーブルの説明図
である。
【図9】本実施例でパケットフロー管理ブロックの返答
によるトラヒックカウントテーブルの変化を表わした説
明図である。
【図10】本実施例におけるトラヒックカウンタ収集ブ
ロックの制御の様子を表わした流れ図である。
【図11】本実施例でトラヒックカウントを受信した時
点におけるトラヒックカウントテーブルの内容を表わし
た説明図である。
【図12】本発明の変形例におけるコアネットワークノ
ードを表わしたブロック図である。
【図13】この変形例のトラヒック監視システムにおけ
る廃棄カウントの収集のプロセスを表わした説明図であ
る。
【図14】変形例で制御部内に備えられた入力・出力ト
ラヒック廃棄カウントテーブルの構成を表わした説明図
である。
【図15】変形例におけるトラヒック廃棄カウンタ監視
ブロックの制御の流れを表わした流れ図である。
【図16】変形例における初期時点でのトラヒック廃棄
カウントテーブルの内容を示した説明図である。
【図17】変形例におけるパケットフロー管理ブロック
の制御の様子を表わした流れ図である。
【図18】図17で説明したパケットフロー管理ブロッ
クの返答によるトラヒック廃棄カウントテーブルの変化
を表わした説明図である。
【図19】変形例におけるトラヒック廃棄カウンタ収集
ブロックの制御の様子を表わした流れ図である。
【図20】変形例でトラヒック廃棄カウントを受信した
時点におけるトラヒック廃棄カウントテーブルの内容を
表わした説明図である。
【図21】通信ネットワークにおけるコア・ネットワー
クを含めたネットワークの概要を表わしたネットワーク
構成図である。
【符号の説明】
102 スイッチ部 103 回線 104 回線インターフェース部 105 制御部 112 入力パケットバッファ部 113 出力パケットバッファ部 114 入力トラヒックカウンタ部 115 出力トラヒックカウンタ部 121 パケットフロー管理ブロック 122 トラヒックカウンタ収集ブロック 123 トラヒックカウンタ監視ブロック 131 トラヒックカウントテーブル 141 フロー・回線対応テーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット信号の入出力を行う回線ごとに
    設けられた回線インタフェース手段と、 回線インタフェース手段に入力されたパケット信号を宛
    先に対応させた回線の回線インタフェース手段に接続す
    るスイッチ手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から入力されるパケット信号をカウント
    する入力トラヒックカウント手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から出力されるパケット信号をカウント
    する出力トラヒックカウント手段と、 監視すべきパケットフローが指定されたとき、そのパケ
    ットフローにおけるパケットの入力する回線およびパケ
    ットの出力する回線を特定する入出力回線特定手段と、 この入出力回線特定手段で特定されたパケットの入力す
    る回線における前記入力トラヒックカウント手段のカウ
    ント値を周期的に取得する入力トラヒックカウント取得
    手段と、 前記入出力回線特定手段で特定されたパケットの出力す
    る回線における前記出力トラヒックカウント手段のカウ
    ント値を周期的に取得する出力トラヒックカウント取得
    手段と、 これら入力トラヒックカウント取得手段および出力トラ
    ヒックカウント取得手段によって取得したそれぞれのカ
    ウント値を監視すべきパケットフローと対応付けて格納
    する監視用データ格納手段とを具備することを特徴とす
    るトラヒック監視システム。
  2. 【請求項2】 パケット信号の入出力を行う回線ごとに
    設けられた回線インタフェース手段と、 回線インタフェース手段に入力されたパケット信号を宛
    先に対応させた回線の回線インタフェース手段に接続す
    るスイッチ手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から入力され廃棄されるパケット信号を
    カウントする入力廃棄トラヒックカウント手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から出力され廃棄されるパケット信号を
    カウントする出力廃棄トラヒックカウント手段と、 監視すべきパケットフローが指定されたとき、そのパケ
    ットフローにおけるパケットの入力する回線およびパケ
    ットの出力する回線を特定する入出力回線特定手段と、 この入出力回線特定手段で特定されたパケットの入力す
    る回線における前記入力廃棄トラヒックカウント手段の
    カウント値を周期的に取得する入力廃棄トラヒックカウ
    ント取得手段と、 前記入出力回線特定手段で特定されたパケットの出力す
    る回線における前記出力廃棄トラヒックカウント手段の
    カウント値を周期的に取得する出力廃棄トラヒックカウ
    ント取得手段と、 これら入力廃棄トラヒックカウント取得手段および出力
    廃棄トラヒックカウント取得手段によって取得したそれ
    ぞれのカウント値を監視すべきパケットフローと対応付
    けて格納する監視用データ格納手段とを具備することを
    特徴とするトラヒック監視システム。
  3. 【請求項3】 パケット信号の入出力を行う回線ごとに
    設けられた回線インタフェース手段と、 回線インタフェース手段に入力されたパケット信号を宛
    先に対応させた回線の回線インタフェース手段に接続す
    るスイッチ手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から入力されるパケット信号をカウント
    する入力トラヒックカウント手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から出力されるパケット信号をカウント
    する出力トラヒックカウント手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から入力され廃棄されるパケット信号を
    カウントする入力廃棄トラヒックカウント手段と、 前記パケット信号の入出力を行う回線ごとに設けられ、
    それぞれの回線から出力され廃棄されるパケット信号を
    カウントする出力廃棄トラヒックカウント手段と、 監視すべきパケットフローが指定されたとき、そのパケ
    ットフローにおけるパケットの入力する回線およびパケ
    ットの出力する回線を特定する入出力回線特定手段と、 この入出力回線特定手段で特定されたパケットの入力す
    る回線における前記入力トラヒックカウント手段のカウ
    ント値を周期的に取得する入力トラヒックカウント取得
    手段と、 前記入出力回線特定手段で特定されたパケットの出力す
    る回線における前記出力トラヒックカウント手段のカウ
    ント値を周期的に取得する出力トラヒックカウント取得
    手段と、 前記入出力回線特定手段で特定されたパケットの入力す
    る回線における前記入力廃棄トラヒックカウント手段の
    カウント値を周期的に取得する入力廃棄トラヒックカウ
    ント取得手段と、 前記入出力回線特定手段で特定されたパケットの出力す
    る回線における前記出力廃棄トラヒックカウント手段の
    カウント値を周期的に取得する出力廃棄トラヒックカウ
    ント取得手段と、 これら入力トラヒックカウント取得手段および出力トラ
    ヒックカウント取得手段によって取得したそれぞれのカ
    ウント値ならびに入力廃棄トラヒックカウント取得手段
    および出力廃棄トラヒックカウント取得手段によって取
    得したそれぞれのカウント値を監視すべきパケットフロ
    ーと対応付けて格納する監視用データ格納手段とを具備
    することを特徴とするトラヒック監視システム。
  4. 【請求項4】 前記入出力回線特定手段は、監視すべき
    パケットフローを全体のパケットフローの中から選択し
    て特定することを特徴とする請求項1〜請求項3記載の
    トラヒック監視システム。
  5. 【請求項5】 前記入出力回線特定手段は、監視すべき
    パケットフローを全体のパケットフローの中から順次時
    分割的に選択して特定することを特徴とする請求項1〜
    請求項3記載のトラヒック監視システム。
  6. 【請求項6】 前記監視用データ格納手段に格納された
    それぞれの入力カウント値または出力カウント値を用い
    て監視すべきパケットフローに対応する回線の使用率を
    算出する回線使用率算出手段を具備することを特徴とす
    る請求項1または請求項3記載のトラヒック監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記監視用データ格納手段に格納された
    それぞれの入力廃棄カウント値または出力廃棄カウント
    値を用いて監視すべきパケットフローに対応する回線の
    廃棄率を算出する回線廃棄率算出手段を具備することを
    特徴とする請求項2または請求項3記載のトラヒック監
    視システム。
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