JP2003283458A - キャリア判別方法、キャリア判別回路、およびこれらを利用可能な自動周波数同調回路 - Google Patents

キャリア判別方法、キャリア判別回路、およびこれらを利用可能な自動周波数同調回路

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JP2003283458A
JP2003283458A JP2002084265A JP2002084265A JP2003283458A JP 2003283458 A JP2003283458 A JP 2003283458A JP 2002084265 A JP2002084265 A JP 2002084265A JP 2002084265 A JP2002084265 A JP 2002084265A JP 2003283458 A JP2003283458 A JP 2003283458A
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signal
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Masayuki Yoshinaga
正幸 吉長
Masatoshi Yuasa
正俊 湯浅
Goji Tanaka
剛司 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDM方式の地上波デジタル放送を普及さ
せるために、OFDM受信装置の簡素化と低コスト化が
急務となっていた。 【解決手段】 OFDM受信装置のOFDM復調部に含
まれる自動周波数同調回路90において、パイロット信
号抽出部46は各シンボルからパイロット信号を抽出
し、第2AFC部48はパイロット信号に基づいて周波
数誤差を抑制させる制御信号を生成する。遅延メモリ1
08は、サブキャリアを蓄積して1シンボル分データを
遅延させる。判別部106は、遅延メモリ108に蓄積
させるサブキャリアの周波数帯を限定する。帯域格納部
112は、限定すべき周波数帯を記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号受信
装置に関する。特に、地上波デジタル放送などで用いら
れるOFDM(直交周波数分割多重)方式で変調された
信号を復調する機能と自動周波数同調回路(AFT:Au
to Frequency Tuning)を有するデジタル信号受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号または音声信号を伝送す
るシステムにおいて、高品質な伝送や周波数利用効率の
向上に優れた方式として、OFDM(Orthogonal Frequ
ency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)方
式がある。この方式は、欧州の地上波デジタル放送で採
用されている他、日本の地上波デジタル放送でも採用さ
れる予定となっており、実験段階に入っている。また、
無線LANへの採用も検討されているなど重要な技術の
一つに挙げられる。
【0003】OFDM方式は、1チャンネルの帯域内に
多数のサブキャリアを立てる変調方式である。送信側で
は、原信号(例えばデジタルTV信号)が例えばQPS
K方式でエンコードされ、I軸成分(実数成分)および
Q軸成分(虚数成分)を有する複数の複素シンボル信号
に変換される。その後、複素シンボル信号に対してIF
FT(逆フーリエ変換)が行われ、直交変調後、RF周
波数に周波数変換されて伝送される。
【0004】受信側では、RF周波数からダウンコンバ
ートして得られるOFDM信号に対して直交検波を行
う。ここで得られたベースバンド信号をFFT(フーリ
エ変換)により複素シンボル信号に変換し、得られた複
素シンボル信号をQPSKでデコードすることで原信号
を得る。このとき、送信側と受信側が同期していないと
原信号を復調できない。そこで、一般にOFDM方式で
は、送受信の同期をとるためにデータと同時にパイロッ
ト信号も送信される。旧郵政省(現総務省)の「地上デ
ジタルテレビジョン放送暫定方式の原案(伝送部分)」
では、パイロット信号に使用されるキャリア位置があら
かじめ決められており、振幅が所定のPN系列により規
定されるSP(Scattered Pilots)信号、CP(Contin
ual Pilots)信号、およびDBPSK(Differential B
inary Phase Shift Keying)変調されるTMCC(Tran
smission and Multiplexing Configuration Control)
信号がある(映像情報メディア学会誌、「地上ディジタ
ル放送の開発動向」−伝送方式−Vol.52,No.
11,pp1562−1566)。なお、パイロット信
号を抽出する技術は、特開2001−94529号公報
において開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、OFDM方式
の地上波デジタル放送を受信するためには、視聴者側は
専用のデジタルチューナを用意する必要がある。地上波
デジタル放送の放送開始を間近に控えた現在、視聴者を
アナログ放送からデジタル放送へスムーズに移行させ順
調に普及させるために、受信装置の簡素化や低コスト化
が急務となっている。
【0006】本発明はこうした状況に鑑みなされたもの
であり、その目的はOFDM受信装置の構成を簡素化さ
せる点にある。本発明の別の目的は、自動周波数同調回
路に利用される遅延メモリの必要容量を低減させる点に
ある。さらに別の目的は、自動周波数同調回路またはO
FDM受信装置のコストを低減させる点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のある実施の形態
はキャリア判別方法である。この方法は、周波数調整に
参照されるパイロット信号を検出するために遅延メモリ
に蓄積させるべきサブキャリアを、受信データのシンボ
ル内において有意なデータを搬送すると想定されるサブ
キャリアの周波数帯としてあらかじめ設定された帯域に
限定する。「有意なデータ」は、サブキャリアが本来搬
送すべきデータであり、FFT(高速フーリエ変換)時
に生成されるヌルデータを除いたデータを意味する。
【0008】本発明の別の実施の形態はキャリア判別回
路である。この回路は、受信データのシンボル内におい
て有意なデータを搬送すると想定されるサブキャリアの
周波数帯としてあらかじめ設定された帯域を記憶する帯
域格納部と、周波数調整に参照されるパイロット信号を
検出するために遅延メモリに蓄積させるべきサブキャリ
アが、その記憶された帯域に限定されるよう処理する判
別部と、を有する。
【0009】本発明のさらに別の実施の形態は自動周波
数同調回路である。この回路は、上記のキャリア判別回
路と、そのキャリア判別回路によって帯域が限定された
サブキャリアを蓄積する遅延メモリと、この遅延メモリ
に蓄積されたサブキャリアからパイロット信号を検出す
るパイロット検出部と、そのパイロット信号に基づいて
周波数調整する調整部と、を備える。
【0010】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、コンピュータプ
ログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒
体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、
本発明の態様として有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、パイロット信号を用いて
同期するOFDM受信装置の構成を示す。このOFDM
受信装置100は、チューナ20、OFDM復調部3
0、TS復号部60、CAデスクランブル部70、およ
びMPEG復号部80を有する。チューナ20におい
て、ダウンコンバータ22は、アンテナ10を介して受
信されたRF周波数をIF周波数へダウンコンバートす
るとともに所定の帯域制限を受けたアナログOFDM信
号を出力し、これをA/D変換部24がデジタルOFD
M信号に変換する。
【0012】OFDM復調部30は、ヒルベルト変換部
32、複素乗算部34、FFT部36、第1AFC部3
8、制御信号加算部40、NCO部42、sin/co
s変換部44、パイロット信号抽出部46、第2AFC
部48、およびQPSK復号部50を含む。本実施形態
においては、パイロット信号抽出部46と第2AFC部
48が自動周波数同調回路90を構成する。
【0013】ヒルベルト変換部32は、A/D変換部2
4から受け取ったデジタルOFDM信号から同相成分と
直交成分を抽出して複素OFDM信号を生成する。この
信号とsin/cos変換部44により生成された正弦
波および余弦波の信号とを複素乗算部34が複素乗算す
る。FFT部36は、複素乗算部34の出力信号をフー
リエ変換し、パイロット信号を含んだ複素シンボル信号
を生成する。このとき、FFTの特徴として、2のn乗
のポイントで処理を行うことから、有意なデータを伴わ
ないヌルデータ信号も同時に生成される。
【0014】第1AFC部38は、複素乗算部34の出
力信号からサブキャリア周波数以内の周波数誤差を検出
し、その周波数ずれが抑制されるような制御信号を出力
する。パイロット信号抽出部46は、複素シンボル信号
からパイロット信号を抽出する。第2AFC部48は、
パイロット信号に基づいてサブキャリア周波数間隔の周
波数誤差を検出し、その周波数ずれが抑制されるような
制御信号を出力する。制御信号加算部40は、第1AF
C部38および第2AFC部48のそれぞれから受け取
る制御信号を加算する。NCO部42は、加算された制
御信号に基づいて制御された周波数で発振する。sin
/cos変換部44は、NCO部42により発振された
周波数の正弦波と余弦波を生成して複素乗算部34に送
る。QPSK復号部50は、FFT部36から受け取っ
た複素シンボル信号に含まれるデータ信号をデコードし
て原信号に再生する。
【0015】TS復号部60は、QPSK復号部の出力
信号に対して、周波数デインタリーブ処理、時間デイン
タリーブ処理、ビットデインタリーブ処理、軟判定ビタ
ビ復号処理などを施して、MPEG−TS信号を出力す
る。CAデスクランブル部70は、CAモジュールによ
る認証を条件にMPEG−TS信号をデスクランブル処
理し、これをMPEG復号部80がデコードして映像や
音声などの信号が出力される。
【0016】図2は、自動周波数同調回路の構成を示
す。自動周波数同調回路(以下、適宜「AFT」と略
す。)90は、パイロット信号抽出部46と第2AFC
部48を含む。パイロット信号抽出部46は、閾値算出
部102、電力算出部104、電力加算部105、判別
部106、遅延メモリ108、大小比較部110、帯域
格納部112、および入力処理部114を含む。判別部
106、帯域格納部112、入力処理部114は、キャ
リア判別回路130を構成する。閾値算出部102、電
力算出部104、電力加算部105、大小比較部110
は、パイロット検出部140を構成する。第2AFC部
48は、相関算出部120、既知配置格納部122、お
よび誤差算出部124を含み、特許請求の範囲でいう
「調整部」に相当する。
【0017】遅延メモリ108は、周波数調整に参照さ
れるパイロット信号を検出するために蓄積させるべきサ
ブキャリアを格納する。遅延メモリ108は、1シンボ
ル分データを遅延させるとともに、Lシンボルごとにリ
セットされる。判別部106は、遅延メモリ108に蓄
積させるサブキャリアの帯域が有意と想定される範囲に
限定されるよう処理する。判別部106がFFT部36
から受け取るシンボルパルスは、FFT出力の先頭キャ
リアに同期して入力されているものとする。
【0018】帯域格納部112は、FFTポイント分の
サブキャリアのうちどの範囲が有意なデータを搬送する
と想定されるかをデータ搬送位置情報として記憶する。
その想定されるサブキャリアの周波数帯域は、シンボル
内において有意なデータを搬送する周波数帯として仕様
上定まる第1の帯域と、その前後においてサブキャリア
の周波数誤差が生じうる所定範囲の第2の帯域と、を含
む。第1の帯域は、チューナ20の仕様などを含むOF
DM受信装置100のシステム構成に応じて定まる。O
FDM受信装置100のシステム構成が定まらない場合
は、装置製造後などのタイミングで入力処理部114を
介したデータ入力によりデータ搬送位置情報を設定して
もよい。
【0019】ここで、各シンボルに含まれる有意なデー
タ、ヌルデータ、パイロット信号のサブキャリアの配置
例を図3に示す。なお、説明を容易にするため図を簡略
化している。すなわち、本来はモード1のときにFFT
ポイント数が2048、有意データを搬送するサブキャ
リア数が1405であると規格上定められているが
(「地上デジタルテレビジョン放送暫定方式の原案(伝
送部分)」)、図においては便宜上、FFTポイント数
を32、有意データを搬送するサブキャリア数を20に
して表現している。残りの左右計12個のサブキャリア
はヌルデータである。図に示される通り、パイロット信
号のうちCP信号またはTMCC信号が存在するサブキ
ャリアの位置は、各シンボルで共通する。
【0020】有意なデータを搬送するサブキャリアの位
置(図3の斜線丸以外の位置)は、OFDM受信装置1
00の仕様によっても異なる上、ヌルキャリア部(図3
の斜線丸部分)に平行移動することもあり本来不確定で
ある。したがって、従来は遅延メモリのワード長をFF
Tポイント分、すなわち有効シンボル長分用意してい
た。しかし、OFDM受信装置100のシステム構成や
仕様がいったん決まってしまえば、サブキャリア周波数
間隔の誤差分を除いて、ベースバンド信号の周波数帯域
は確定する。この時点で、遅延メモリは有効シンボル長
分のワード長を確保する必要はなくなる。すなわち、従
来の遅延メモリは必要以上にメモリ容量を確保していた
ことになる。本実施形態においては、遅延メモリの容量
を減らすことができ、またその分製造コストを低減でき
る。
【0021】図2において、判別部106は、入力シン
ボルパルス上でデータ搬送位置情報に基づいた範囲を特
定し、その範囲の先頭キャリア位置を示す判別信号を生
成する。また、その範囲全体を示すイネーブル信号(以
下、「データキャリアイネーブル」という。)も同時に
生成する。例えば、モード1のときにベースバンド信号
がFFTポイントの中央にあれば、規格上のデータ搬送
キャリアの範囲はシンボルパルスから数えて322番目
から1726番目までのキャリア範囲になる。さらに、
サブキャリア周波数誤差は±数十キャリア分あればよい
ため、例えばシンボルパルスから260番目を先頭キャ
リア位置として示す判別信号を生成すればよい。このと
き、データキャリアイネーブルは、シンボルパルスから
数えて260番目から1790番目までを“1”とし、
それ以外は“0”とする。この場合、従来は遅延メモリ
のワード長がモード1において2048個であったとこ
ろ、1790−259=1531個に削減でき、約25
%のメモリ容量を削減できる。
【0022】電力算出部104は、各サブキャリアの電
力を算出する。ここで、FFT部36から出力されたパ
イロット信号を含む複素データ信号をシンボルごとに便
宜上次のように表す。すなわち、n番目のシンボルにあ
るk番目のサブキャリアのI軸成分およびQ軸成分をそ
れぞれI(n,k),Q(n,k)と表す。その上で、
各サブキャリアの電力は式(1)により算出される。 P(n,k)=I(n,k)+Q(n,k) ・・・(1)
【0023】電力加算部105は、式(2)に基づき、
電力算出部104により算出された電力値と遅延メモリ
108で1シンボル分遅延された値を加算し、Lシンボ
ルごとに出力する。パイロット信号はデータ信号よりも
電力レベルが大きいことを利用して、どのシンボルにも
共通して含まれるパイロット信号CPおよびTMCCを
強調する。 A(n,k)=P(n,k)+P(n−1,k)+…+P(n−L+1,k ) ・・・(2)
【0024】閾値算出部102は、式(3)に基づき、
各サブキャリアの電力からシンボルごとの平均電力を求
め、パイロット信号のレベルとデータ信号のレベルを区
別できるような閾値を算出する。 S(n)=αΣP(n,k) (k=0,1、…、31) ・・・(3)
【0025】大小比較部110は、Lシンボルごとに各
サブキャリアに対して電力加算部105により算出され
たA(n,k)と閾値S(n)を比較し、A(n,k)
>S(n)ならば、“パイロットあり”、それ以外なら
ば“パイロット無し”をそのサブキャリア位置にマーキ
ングすることで、パイロット信号であるCPおよびTM
CCを抽出する。パイロット信号の位置は抽出パイロッ
ト配置情報として出力される。
【0026】既知配置格納部122は、規格で定められ
たパイロット配置情報をあらかじめ格納する。これに
は、各シンボルの既知のCPおよびTMCCの配置情報
が含まれる。相関算出部120は、既知配置格納部12
2に格納された既知パイロット配置情報と大小比較部1
10から受け取る抽出パイロット配置情報をもとに相関
値を求める。誤差算出部124は、求められた相関値の
うち最大となるキャリア位置を算出し、既知のキャリア
位置との差(サブキャリア周波数間隔の周波数誤差)を
求め、制御信号加算器40へ出力する。これらの処理に
より、周波数誤差を抑制する。
【0027】図4は、遅延メモリ108に入力されるデ
ータの波形と制御信号の波形を示す。遅延メモリ108
としてFIFOを例に説明する。また、遅延メモリ10
8に入力されるデータ、シンボルパルス、およびデータ
判別パルスは、FFTポイントおよび判別部106で生
成されたタイミングに同期しているものとする。
【0028】遅延メモリ108への書き込み動作では、
判別信号をライトリセットとして使用することによりF
IFOメモリのライトアドレスをリセットするととも
に、データキャリアイネーブルをライトイネーブルとし
て使用し、データ搬送キャリアとサブキャリア周波数誤
差を吸収できるだけのデータの書き込み動作を行う。遅
延メモリ108からの読み出し動作では、書き込み動作
時のアドレスを同時に読み出せないことから、1クロッ
ク手前で読み出しを行えるように、リードリセットおよ
びリードイネーブルを図のように生成し、データの読み
出し動作を行う。
【0029】図5は、遅延メモリ108への入力信号と
大小比較部110からの出力信号の関係を示す。本図に
おいて、大小比較部110の出力である抽出パイロット
配置情報がLシンボルごとに算出されることが示され
る。
【0030】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各
処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。そうした変形例を以下
挙げる。
【0031】上記の実施形態においては、自動周波数同
調回路90がパイロット信号抽出部46と第2AFC部
48を含む構成としたが、変形例においては第1AFC
部38をさらに含む構成としてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、AFTに使用するメモ
リ容量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 OFDM受信装置の構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】 自動周波数同調回路の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】 パイロット信号、データ信号、およびヌル信
号の配置例を示す模式図である。
【図4】 遅延メモリへの入力信号波形を示す図であ
る。
【図5】 遅延メモリへの入力信号と大小比較部からの
出力信号の関係を示す図である。
【符号の説明】
30 OFDM復調部、 38 第1AFC部、 46
パイロット信号抽出部、 48 第2AFC部、 9
0 自動周波数同調回路、 100 OFDM受信装
置、 106 判別部、 108 遅延メモリ、 11
2 帯域格納部、114 入力処理部、 130 キャ
リア判別回路、 140 パイロット検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 剛司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD18 DD19 DD33 DD42 DD43 5K047 AA15 BB01 MM13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数調整に参照されるパイロット信号
    を検出するために遅延メモリに蓄積させるべきサブキャ
    リアを、受信データのシンボル内において有意なデータ
    を搬送すると想定されるサブキャリアの周波数帯として
    あらかじめ設定された帯域に限定することを特徴とする
    キャリア判別方法。
  2. 【請求項2】 受信データのシンボル内において有意な
    データを搬送すると想定されるサブキャリアの周波数帯
    としてあらかじめ設定された帯域を記憶する帯域格納部
    と、 周波数調整に参照されるパイロット信号を検出するため
    に遅延メモリに蓄積させるべきサブキャリアが、前記記
    憶された帯域に限定されるよう処理する判別部と、 を有することを特徴とするキャリア判別回路。
  3. 【請求項3】 前記帯域格納部が記憶する帯域は、シン
    ボル内において有意なデータを搬送するサブキャリアの
    周波数帯としてこのキャリア判別回路が搭載される受信
    装置の仕様に応じて定まる帯域と、その前後においてサ
    ブキャリアの周波数誤差が生じうる所定範囲の帯域と、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のキャリア判別
    回路。
  4. 【請求項4】 前記帯域格納部に記憶させる帯域を入力
    する入力処理部をさらに有することを特徴とする請求項
    2または3に記載のキャリア判別回路。
  5. 【請求項5】 前記判別部は、シンボル内において前記
    帯域格納部が記憶する帯域を特定した上で、その範囲の
    先頭キャリア位置を示す判別信号と、その範囲全体を示
    すイネーブル信号と、を生成し、前記遅延メモリへのサ
    ブキャリアの書込動作において前記判別信号に基づいて
    書込をリセットさせるとともに、前記イネーブル信号に
    基づいて書込を有効にさせることを特徴とする請求項2
    から4のいずれかに記載のキャリア判別回路。
  6. 【請求項6】 請求項2から5のいずれかに記載のキャ
    リア判別回路と、 前記キャリア判別回路によって帯域が限定されたサブキ
    ャリアを蓄積する遅延メモリと、 前記遅延メモリに蓄積されたサブキャリアから前記パイ
    ロット信号を検出するパイロット検出部と、 前記パイロット信号に基づいて周波数調整する調整部
    と、 を備えることを特徴とする自動周波数同調回路。
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