JP2003281621A - 商品データ読取装置 - Google Patents

商品データ読取装置

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JP2003281621A JP2002078120A JP2002078120A JP2003281621A JP 2003281621 A JP2003281621 A JP 2003281621A JP 2002078120 A JP2002078120 A JP 2002078120A JP 2002078120 A JP2002078120 A JP 2002078120A JP 2003281621 A JP2003281621 A JP 2003281621A
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裕司 由茅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータによる読取作業を行いやすくする
ことができる商品データ読取装置を提供する。 【解決手段】 商品データ読取装置1は、商品に付され
たバーコードに含まれる商品データを光学的に読み取る
スキャナ装置5と、商品データが読み取られる商品が置
かれる第1商品台4a及び商品データが読み取られた商
品が置かれる第2商品台4bを有する商品台4と、オペ
レータにより商品購入に必要な操作が行われる操作パネ
ル6と、を備え、スキャナ装置5と商品台4と操作パネ
ル6とを同時に上下方向へ昇降させるようにした。これ
により、商品台4と操作パネル6とスキャナ装置5とを
オペレータが読取作業を行う最適な高さ位置に位置付け
ることが可能になり、オペレータによる読取作業を行い
やすくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品データ読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品に付された商品データを光学
的に読み取る商品データ読取装置は、決済処理に使用さ
れ、店舗の規模等に応じて種々の形態が採られる。その
一つの形態としては、スパーマーケットやホームセンタ
ー等で使用される縦型バーコードスキャナがある。ここ
で、図4は、従来の縦型バーコードスキャナ100の一
例を示す外観斜視図である。図4に示すように、縦型バ
ーコードスキャナ100は、商品が入れられたカゴ等が
置かれるサッカー台101(又はカウンタ台)に立設さ
れている。この縦型バーコードスキャナ100のオペレ
ータ側には、商品に貼付されたバーコードラベル等から
バーコードに含まれる商品データを光学的に読み取るス
キャナ装置102が内蔵されている。また、このスキャ
ナ装置102の上方には、表示器103とキーボード1
04とが設けられている。
【0003】このような縦型バーコードスキャナ100
では、通常、店員によって縦型バーコードスキャナ10
0に商品データを読み取らせる読取作業が行われる運用
形態であるが、顧客によって読取作業(セルフスキャニ
ング)が行われる運用形態もある。この場合には、防犯
のためにオペレータを監視するセキュリティ装置、例え
ば監視カメラ105や発光して顧客に装置の使用中又は
不使用中等の情報を報知するサイン装置、例えばランプ
106が、サッカー台101に立設された支柱107や
サッカー台101の上方の天井等に設けられることが多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
縦型バーコードスキャナ100では、スキャナ装置10
2と表示器103とキーボード104とが固定されてい
るので、これらをオペレータ毎に読取作業を行いやすい
高さ位置に移動させることができないという問題があ
る。
【0005】特に、従来の縦型バーコードスキャナ10
0では、オペレータが立った状態で読取作業を行うこと
を前提としているので、サッカー台101等が、車椅子
に座っているオペレータにとって高い位置にある。これ
では、オペレータが車椅子に座った状態で読取作業を行
うことが不可能である。また、身長が低い子供にとって
もサッカー台101等が高い位置にあり、このような子
供が読取作業を行うことは困難である。
【0006】本発明の目的は、オペレータによる読取作
業を行いやすくすることができる商品データ読取装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の商品データ読取
装置は、商品に付されたコードシンボル(例えばバーコ
ード)に含まれる商品データを光学的に読み取るリーダ
部(例えばスキャナ装置)と、前記リーダ部により商品
データが読み取られる商品が置かれる第1商品台及び前
記リーダ部により商品データが読み取られた商品が置か
れる第2商品台を有する商品台と、オペレータにより商
品購入に必要な操作が行われる操作部(例えば操作パネ
ル)と、を備え、前記リーダ部と前記商品台と前記操作
部とを上下方向へ同時に昇降させるようにした。
【0008】したがって、リーダ部と商品台と操作部と
が上下方向へ同時に昇降することで、リーダ部と商品台
と操作部とをオペレータが読取作業を行う最適な高さ位
置に位置付けることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図3を参照して説明する。本実施の形態の商品
データ読取装置1は、例えばスパーマーケットやホーム
センター等で使用される装置である。ここで、図1は、
本実施の形態の商品データ読取装置1を示す外観斜視図
であり、図2は、本実施の形態の商品データ読取装置1
の内部の昇降機構を示す外観斜視図である。
【0010】図1及び図2に示すように、台座2に立設
された中空状の支柱3の正面には、下から順に、商品が
入れられたカゴや空カゴ等が置かれる商品台4と、商品
に付されたコードシンボルであるバーコードに含まれる
商品データを光学的に読み取るリーダ部としてのスキャ
ナ装置5と、オペレータにより商品購入に必要な操作が
行われる操作部としての操作パネル6とがこの順番で設
けられている。さらに、支柱3の正面には、支柱3の上
部に位置させて、防犯のためにオペレータを撮影するこ
とで監視するセキュリティ部としての監視カメラ7が設
けられ、その上方に位置させて、発光して顧客に装置の
使用中又は不使用中等の情報を報知するサイン部として
の発光装置8が設けられている。また、支柱3の裏面に
は、オペレータが店員である場合に顧客によって見られ
る表示器9が設けられている。
【0011】商品台4は、第1商品台4aと第2商品台
4bと下アーム4cとから構成されている。下アーム4
cは、支柱3に内蔵されて上下方向へ昇降自在な可動柱
10の下部から手前側に伸びて、支柱3に形成された下
開口部11から突出している。第1商品台4aと第2商
品台4bとは、この下アーム4cに設けられ、この下ア
ーム4cを介して両側に位置付けられている。そして、
これらの第1商品台4aと第2商品台4bとは水平に形
成されており、カゴが置かれる面は平坦に形成されてい
る。第1商品台4aには、商品データが読み取られる商
品が入れられたカゴが置かれ、第2商品台4bには、商
品データが読み取られた商品が入れられる空カゴが置か
れる。なお、必ずしも商品をカゴに入れる必要はなく、
例えば、第1商品台4aと第2商品台4bとに直接置い
ても良い。
【0012】スキャナ装置5は、内部にレーザ光源や受
光素子等の光学系を備え、レーザ光が透過する読取窓5
aを有している。支柱3の正面には、スキャナ装置5に
よる商品データの読み取りに影響を与えない透明度を有
する透明板としてのガラス板12が設けられている。ス
キャナ装置5は、可動柱10に設けられて支柱3に内蔵
され、ガラス板12を通して読取窓5aを目視できる位
置に位置付けられている。スキャナ装置5には、読取窓
5aの位置をオペレータに報知するために読取窓5aを
囲むように蛍光色のテープ13が貼られている。なお、
これは、蛍光色のテープ13に限るものではなく、例え
ば、蛍光色の塗料、LED(Light Emitting Diode)、
蛍光灯等でも良い。
【0013】操作パネル6は、支柱3に形成された上開
口部14から突出する上アーム15に設けられており、
オペレータが操作しやすい角度に傾けられている。この
上アーム15は、可動柱10の上部から手前側に伸びて
いる。
【0014】このように、商品台4とスキャナ装置5と
操作パネル6とは、上下方向へ同時に昇降させるように
同一の可動柱10に一体的に形成されている。これが、
連動機構である。
【0015】操作パネル6には、商品名や単価等の商品
データを表示するタッチパネル6aが中央に設けられ、
その周囲に各種の操作ボタン6bが設けられている。各
種の操作ボタン6bとしては、例えば、商品データ読取
装置1に商品データの読み取りの終了を知らせる読取終
了ボタン等がある。なお、これらのボタンは、タッチパ
ネル6a上に設けられても良い。
【0016】また、操作パネル6の裏側には、決済管理
番号をロール紙に印字して決済管理券を発行するプリン
タ16が設けられ、このプリンタ16により決済管理券
が発行される発行口16aは、操作パネル6の下部に設
けられている。
【0017】監視カメラ7は、支柱3に内蔵されてお
り、そのレンズだけが外部から目視できる。発光装置8
は、ランプ8a(後述する)を内蔵し、支柱3の外部に
一部が露出している。表示器9は、スキャナ装置5に読
み取られた商品の単価や合計金額等を表示する。
【0018】支柱3の内部には、可動柱10の上方に位
置付けられてリール部17が設けられている。このリー
ル部17は、駆動源としての駆動モータ17aを備え、
この駆動モータ17aは正逆自在に回転する。駆動モー
タ17aの回転軸17bには、ワイヤー18の一端が繋
がれている。このワイヤー18の他端は、可動柱10の
上端に繋がれている。これにより、可動柱10は、駆動
モータ17aが正回転するとワイヤー18が回転軸17
bに巻き取られて上昇し、駆動モータ17aが逆回転す
るとワイヤー18が回転軸17bから送り出されて下降
する。したがって、商品台4とスキャナ装置5と操作パ
ネル6とは、駆動モータ17aが正回転すると上昇し、
駆動モータ17aが逆回転すると下降する。そして、こ
のときに可動柱10を上下方向へ案内する案内ガイド1
9が可動柱10を挟持するように支柱3の内部に設けら
れている。
【0019】なお、商品台4とスキャナ装置5と操作パ
ネル6とは、上下方向の2つの定位置に停止するように
制御されている。この2つの定位置としては、オペレー
タが立った状態で読取作業を行いやすい位置とオペレー
タが車椅子に座った状態で読取作業を行いやすい位置と
に設定されている。
【0020】ここで、商品台4とスキャナ装置5と操作
パネル6とが2つの定位置のいずれかに位置していると
きでも、スキャナ装置5を目視できる大きさでガラス板
12は形成されている。さらに、商品台4とスキャナ装
置5と操作パネル6とが2つの定位置間を昇降すると
き、上アーム15の移動を干渉しないように上開口部1
4は形成されており、同様に、下アーム4cの移動を干
渉しないように下開口部11も形成されている。
【0021】下アーム4cの先端には、商品台4とスキ
ャナ装置5と操作パネル6とが上昇又は下降することを
開始させる昇降ボタンとしての車椅子ボタン20が設け
られている。この車椅子ボタン20が3秒程度押し続け
られると、商品台4とスキャナ装置5と操作パネル6と
は上昇又は下降を開始する。
【0022】ここで、図3は、商品データ読取装置1に
備えられた各部の電気的接続を示すブロック図である。
図3に示すように、商品データ読取装置1には、各種入
力及び格納データを演算処理し各部の動作を制御するC
PU(Central Processing Unit)30が設けられてお
り、このCPU30には、バスライン31を介して各部
が接続されている。
【0023】CPU30には、制御プログラム等の固定
的データを予め格納するROM(Read Only Memory)3
2と、商品データ等の各種データを書換え自在に格納す
るRAM(Random Access Memory)33とが接続されて
いる。このRAM33は、必要に応じて複数個設けら
れ、バッテリによってバックアップされているものであ
る。
【0024】さらに、CPU30には、スキャナ装置I
/F(インターフェース)34を介してスキャナ装置5
と、操作パネル制御回路35を介して操作パネル6と、
監視カメラ制御回路36を介して監視カメラ7と、ラン
プ制御回路37を介してランプ8aと、表示器制御回路
38を介して表示器9と、駆動モータ制御回路39を介
して駆動モータ17aと、プリンタ制御回路40を介し
てプリンタ16と、ボタン入力回路41を介して車椅子
ボタン20とが接続されており、監視カメラ7からの映
像情報等をモニタへ無線で送信する又はスキャナ装置5
に読み取られた商品データをPOS(Point Of Sales)
端末等の決済端末に無線で送信する通信装置42が通信
I/F43を介して接続されている。
【0025】このような構成において、オペレータが立
った状態で読取作業を行う場合について説明する。
【0026】立った状態で読取作業を行うオペレータ
は、商品が入れられたカゴを第1商品台4aに置き、空
カゴを第2商品台4bに置く。オペレータは、第1商品
台4aに置かれたカゴから商品を取り出し、商品に貼付
されたバーコードラベル等からバーコードに含まれる商
品データをスキャナ装置5に読み取らせ、商品データが
読み取られた商品を第2商品台4bに置かれたカゴに入
れるという読取操作を行う。このとき、商品の商品デー
タが決済管理番号に対応付けられてRAM33に記憶さ
れ、商品の単価や合計金額等がタッチパネル6aや表示
器9に表示される。なお、発光装置8は、スキャナ装置
5による商品データの読み取りが始まると、ランプ8a
を点灯させて商品データ読取装置1の使用中を報知す
る。
【0027】オペレータは、読取操作を商品毎に繰り返
し、すべての商品の商品データをスキャナ装置5に読み
取らせ終わったら、操作パネル6の読取終了ボタンを押
す。すると、プリンタ16によってロール紙に決済管理
番号が印字され、発行口16aから決済番号券が発行さ
れる。なお、オペレータが顧客である場合には、オペレ
ータが自ら決済番号券を発行口16aから受け取り、オ
ペレータが店員である場合には、オペレータが顧客に決
済番号券を手渡す。ここで、読取作業は終了する。その
後、発光装置8はランプ8aを消灯させて商品データ読
取装置1の不使用中を報知する。読取作業中、監視カメ
ラ7で撮影された映像の映像情報が通信装置42によっ
て警備室等に設けられたモニタに送信されており、この
モニタに映像が映し出されている。
【0028】顧客は、決済処理作業として、決済番号券
と商品が入れられたカゴとを持って、店員によって操作
される決済端末が設けられた場所に移動し、店員に決済
番号券を渡す。決済番号券が渡された店員は、決済端末
に設けられたキーボードによりその決済管理番号を入力
する。すると、決済端末は、決済管理番号を商品データ
読取装置1に送信する。商品データ読取装置1は、この
決済管理番号に対応する商品データをRAM33から読
み出して通信装置42により決済端末に送信する。決済
端末は、商品データ読取装置1から決済管理番号に対応
する商品データを受信し、決済端末に設けられた表示部
に合計金額等を表示する。その後、店員は、顧客から代
金を受け取って決済処理を行い、最後に締めキーを押
す。すると、商品名、単価、合計金額等が印字されたレ
シートが発行される。そして、店員は、このレシートや
釣銭等を顧客に手渡す。ここで、決済処理作業は終了す
る。
【0029】次に、オペレータが車椅子に座った状態で
読取作業を行う場合について説明する。
【0030】まず、車椅子に座った状態で読取作業を行
うオペレータは、車椅子ボタン20を3秒程度押す。す
ると、駆動モータ17aが逆回転してワイヤー18が送
り出されることにより、商品台4とスキャナ装置5と操
作パネル6とは、オペレータが車椅子に座った状態で読
取作業を行いやすい位置まで下降する。次いで、オペレ
ータは、商品が入れられたカゴを第1商品台4aに置
き、空カゴを第2商品台4bに置く。オペレータは、第
1商品台4aに置かれたカゴから商品を取り出し、商品
に貼付されたバーコードラベル等からバーコードに含ま
れる商品データをスキャナ装置5に読み取らせ、商品デ
ータが読み取られた商品を第2商品台4bに置かれたカ
ゴに入れるという読取操作を行う。このとき、商品の商
品データが決済管理番号に対応付けられてRAM33に
記憶され、商品の単価や合計金額等がタッチパネル6a
や表示器9に表示される。なお、発光装置8は、スキャ
ナ装置5による商品データの読み取りが始まると、ラン
プ8aを点灯させて商品データ読取装置1の使用中を報
知する。
【0031】オペレータは、この読取操作を商品毎に繰
り返し、すべての商品の商品データをスキャナ装置5に
読み取らせ終わったら、操作パネル6の読取終了ボタン
を押す。すると、プリンタ16によってロール紙に決済
管理番号が印字され、発行口16aから決済番号券が発
行される。なお、オペレータが顧客である場合には、オ
ペレータが自ら決済番号券を発行口16aから受け取
り、オペレータが店員である場合には、オペレータが顧
客に決済番号券を手渡す。ここで、読取作業は終了す
る。その後、発光装置8はランプ8aを消灯させて商品
データ読取装置1の不使用中を報知する。読取作業中、
監視カメラ7で撮影された映像の映像情報が通信装置4
2によって警備室等に設けられたモニタに送信されてお
り、このモニタに映像が映し出されている。この後の決
済処理作業は、上述した決済処理作業と同じである。
【0032】なお、オペレータが顧客である場合には、
オペレータがもう一度車椅子ボタン20を3秒程度押
す。すると、駆動モータ17aが正回転してワイヤー1
8が巻き取られることにより、商品台4とスキャナ装置
5と操作パネル6とは、オペレータが立った状態で読取
作業を行いやすい位置まで上昇する。また、オペレータ
が店員である場合には、商品台4とスキャナ装置5と操
作パネル6との位置を変えずにオペレータが次の顧客の
商品に対する読取作業を行う。
【0033】したがって、本実施の形態では、商品台4
とスキャナ装置5と操作パネル6とを同時に昇降させる
ことによって、これらをオペレータが読取作業を行う最
適な高さ位置に位置付けることが可能になるので、オペ
レータによる読取作業を行いやすくすることができる。
特に、商品台4とスキャナ装置5と操作パネル6とをオ
ペレータが立った状態で読取作業を行いやすい位置まで
上昇させ、オペレータが車椅子に座った状態で読取作業
を行いやすい位置まで下降させることによって、オペレ
ータは立った状態又は車椅子に座った状態のどちらでも
読取操作を行いやすくなる。また、商品台4、スキャナ
装置5、操作パネル6、監視カメラ7、発光装置8等を
全て支柱3に設けることによって、一体的に商品データ
読取装置1を移動させることが可能なので、装置の設置
作業やレイアウト変更を簡単に行うことができる。
【0034】なお、本実施の形態では、リーダ部とし
て、バーコードを光学的に読み取るスキャナ装置5を使
用しているが、これに限るものではなく、例えば、商品
データを印した各種のコードシンボルの読み取りや各種
の画像の認識に対応する装置を使用しても良い。
【0035】また、本実施の形態では、第1商品台4a
及び第2商品台4bのカゴが置かれる面を平坦に形成し
ているが、これに限るものではなく、例えば、商品台4
に置かれたカゴのズレや落下を防止するために、カゴが
置かれる面にカゴの下面より大きい凹部を形成し、この
凹部にカゴの下部を合わせてカゴを置くようにしても良
い。
【0036】また、本実施の形態では、商品台4とスキ
ャナ装置5と操作パネル6とを2つの定位置だけに停止
させるように制御しているが、これに限るものではな
く、例えば、商品台4とスキャナ装置5と操作パネル6
とを所望する位置に停止させることができるように、車
椅子ボタン20が押されている間昇降させ、車椅子ボタ
ン20が押されなくなると停止させるように制御しても
良い。
【0037】また、本実施の形態では、車椅子ボタン2
0を押すことで、商品台4とスキャナ装置5と操作パネ
ル6との上昇を開始させるように制御しているが、これ
に限るものではなく、例えば、操作パネル6の読取終了
ボタンが押されてから一定時間経過後に商品台4とスキ
ャナ装置5と操作パネル6とを上昇させるように制御し
ても良く、さらに、品物の重量を電気的信号として出力
するロードセルユニットを第2商品台4bのカゴが置か
れる面に設けて、読取終了ボタンが押された後にロード
セルユニットにより重量の変化を検出した場合に、商品
台4とスキャナ装置5と操作パネル6とを上昇させるよ
うに制御しても良い。これらにより、商品台4とスキャ
ナ装置5と操作パネル6とは、オペレータが立った状態
で読取作業を行いやすい位置に必ず待機することにな
る。
【0038】また、本実施の形態では、車椅子ボタン2
0を商品台4に設けているが、これに限るものではな
く、例えば、支柱3等に設けても良い。
【0039】また、本実施の形態では、通信を無線で行
っているが、これに限るものではなく、例えば、有線で
行っても良い。
【0040】このように本実施の形態においては、立設
された1本の支柱3と、支柱3に内蔵されて上下方向へ
昇降自在な可動柱10と、を備え、リーダ部、例えばス
キャナ装置5と商品台4と操作部、例えば操作パネル6
とは可動柱10に設けられているため、例えばサッカー
台101(図4参照)が大きく装置が大型化し、装置の
設置作業やレイアウト変更を簡単に行うことが困難であ
るという課題を解決し、装置の設置作業やレイアウト変
更を簡単に行うことができ、簡単な構造でスキャナ装置
5と商品台4と操作パネル6とを同時に昇降させること
ができる。
【0041】また、本実施の形態において、支柱3に
は、オペレータを撮影することで監視するセキュリティ
部、例えば監視カメラ7が設けられているため、例えば
セキュリティ装置106がサッカー台101の支柱10
7(図4参照)や天井等に設けられたときに装置の設置
作業やレイアウト変更が困難であるという課題を解決
し、装置の設置作業やレイアウト変更を簡単に行うこと
ができ、さらに、盗難等を防止することができる。
【0042】また、本実施の形態において、支柱3に
は、発光して情報を報知するサイン部、例えば発光装置
8が設けられているため、例えばサイン装置105がサ
ッカー台101の支柱107(図4参照)や天井等に設
けられたときに装置の設置作業やレイアウト変更が困難
であるという課題を解決し、装置の設置作業やレイアウ
ト変更を簡単に行うことができ、さらに、装置の使用中
又は不使用中等の情報を報知することができる。
【0043】また、本実施の形態においては、オペレー
タにより押下され、スキャナ装置5と商品台4と操作パ
ネル6とが上昇又は下降することを開始させる昇降ボタ
ン、例えば車椅子ボタン20を備えるため、オペレータ
が立った状態又は車椅子に座った状態で読取操作を行う
場合に、車椅子ボタン20が押されることで商品台4と
操作パネル6とスキャナ装置5が昇降され、オペレータ
は立った状態又は車椅子に座った状態のどちらでも読取
操作を行うことができる。
【0044】また、本実施の形態においては、車椅子ボ
タン20は商品台4に設けられているため、オペレータ
が車椅子に座った状態で車椅子ボタン20を押しやすく
なり、オペレータへの負担を抑えることができる。
【0045】最後に、本実施の形態においては、スキャ
ナ装置5と商品台4と操作パネル6とは、上下方向の2
つの定位置に停止するように制御されているため、例え
ば2つの定位置をオペレータが立った状態で読取作業を
行いやすい位置とオペレータが車椅子に座った状態で読
取作業を行いやすい位置とに設定すると、オペレータが
立った状態又は車椅子に座った状態で読取操作を行いや
すい位置に必ず商品台4と操作パネル6とスキャナ装置
5とを簡単に停止させることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、リーダ部と商品台と操
作部とをオペレータが読取作業を行う最適な高さ位置に
位置付けることが可能になり、オペレータによる読取作
業を行いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の商品データ読取装置を
示す外観斜視図である。
【図2】商品データ読取装置の内部の昇降機構を示す外
観斜視図である。
【図3】商品データ読取装置に備えられた各部の電気的
接続を示すブロック図である。
【図4】従来の縦型バーコードスキャナの一例を示す外
観斜視図である。
【符号の説明】
1…商品データ読取装置、3…支柱、4…商品台、4a
…第1商品台、4b…第2商品台、10…可動柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中江田 真行 東京都千代田区神田錦町1丁目1番地 東 芝テック株式会社本社事務所内 Fターム(参考) 3E042 BA06 BA17 CA02 5B072 AA08 BB10 CC21 CC24 DD01 GG07 JJ10 LL11 MM01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に付されたコードシンボルに含まれ
    る商品データを光学的に読み取るリーダ部と、 前記リーダ部により商品データが読み取られる商品が置
    かれる第1商品台及び前記リーダ部により商品データが
    読み取られた商品が置かれる第2商品台を有する商品台
    と、 オペレータにより商品購入に必要な操作が行われる操作
    部と、を備え、 前記リーダ部と前記商品台と前記操作部とを上下方向へ
    同時に昇降させるようにした商品データ読取装置。
  2. 【請求項2】 立設された1本の支柱と、 前記支柱に内蔵されて上下方向へ昇降自在な可動柱と、
    を備え、 前記リーダ部と前記商品台と前記操作部とは前記可動柱
    に設けられている請求項1記載の商品データ読取装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱には、オペレータを撮影するこ
    とで監視するセキュリティ部が設けられている請求項2
    記載の商品データ読取装置。
  4. 【請求項4】 前記支柱には、発光して情報を報知する
    サイン部が設けられている請求項2又は3記載の商品デ
    ータ読取装置。
  5. 【請求項5】 オペレータにより押下され、前記リーダ
    部と前記商品台と前記操作部とが上昇又は下降すること
    を開始させる昇降ボタンを備える請求項1、2、3又は
    4記載の商品データ読取装置。
  6. 【請求項6】 前記昇降ボタンは前記商品台に設けられ
    ている請求項5記載の商品データ読取装置。
  7. 【請求項7】 前記リーダ部と前記商品台と前記操作部
    とは、上下方向の2つの定位置に停止するように制御さ
    れている請求項1、2、3、4、5又は6記載の商品デ
    ータ読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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