JP2003281622A - 商品データ読取装置 - Google Patents

商品データ読取装置

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JP2003281622A
JP2003281622A JP2002079189A JP2002079189A JP2003281622A JP 2003281622 A JP2003281622 A JP 2003281622A JP 2002079189 A JP2002079189 A JP 2002079189A JP 2002079189 A JP2002079189 A JP 2002079189A JP 2003281622 A JP2003281622 A JP 2003281622A
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JP
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scanner device
reading
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JP2002079189A
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Shigeru Sato
繁 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダ部を保護することができ、オペレータ
がリーダ部に商品の商品データを正確に読み取らせるこ
とができる商品データ読取装置を提供する。 【解決手段】 ガラス板12から読取窓5aが見える位
置にスキャナ装置5を位置付けて支柱3に内蔵させるよ
うにしたことによって、スキャナ装置5が外部に直接露
出しなくなるので、スキャナ装置5を保護することがで
き、さらに、発光するLEDを有する表示装置13によ
り読取窓5aの位置をガラス板12を介して明示するよ
うにしたことによって、スキャナ装置5の位置がオペレ
ータに示されるので、オペレータは、スキャナ装置5の
位置を認識することができ、スキャナ装置5に商品の商
品データを正確に読み取らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品データ読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品に付された商品データを光学
的に読み取る商品データ読取装置は、決済処理に使用さ
れ、店舗の規模等に応じて種々の形態が採られる。その
一つの形態としては、スーパーマーケットやホームセン
ター等で使用される縦型バーコードスキャナがある。こ
の縦型バーコードスキャナは、商品に付されたコードシ
ンボルに含まれる商品データを光学的に読み取るリーダ
部、例えばスキャナ装置を備えている。このような縦型
バーコードスキャナを操作するオペレータの身長は様々
であり、縦型バーコードスキャナの中には、オペレータ
による読取操作を行いやすくするためにスキャナ装置の
高さを変更する昇降機能を備えた縦型バーコードスキャ
ナも提案されている。
【0003】ここで、図4は、従来の縦型バーコードス
キャナの一例を示す外観斜視図である。図4に示すよう
に、縦型バーコードスキャナ100は、商品が入れられ
たカゴ等が置かれるサッカー台101(又はカウンタ
台)に立設されている。この縦型バーコードスキャナ1
00には、案内溝102を有する一対の支柱103と、
この案内溝102に沿って昇降自在に案内されるスキャ
ナ装置104とが設けられている。このスキャナ装置1
04は、オペレータに対面する前面に読取窓105を備
えている。また、スキャナ装置104の上方には、表示
器106とキーボード107とが設けられている。
【0004】このような縦型バーコードスキャナ100
では、通常、店員によって縦型バーコードスキャナ10
0に商品データを読み取らせる読取作業が行われる運用
形態であるが、顧客によって読取作業(セルフスキャニ
ング)が行われる運用形態もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の縦型バーコード
スキャナ100は、オペレータが店員であることを前提
として構成されており、オペレータが店員である場合に
は、店員が丁寧にスキャナ装置104等を扱うため、ス
キャナ装置104が露出していても問題がなかった。
【0006】しかしながら、オペレータが顧客である場
合には、昇降に伴ってスキャナ装置104が傷ついた
り、破損したりする可能性があるので、スキャナ装置1
04が露出していることは問題である。特に、スキャナ
装置104の読取窓105が破損した状態で縦型バーコ
ードスキャナ100が放置され、その状態で顧客による
読取操作が行われると、スキャナ装置104の内部まで
破損する可能性がある。
【0007】そこで、ガラス板等をスキャナ装置104
の前面に位置付けて縦型バーコードスキャナ100に設
けることで、スキャナ装置104を保護することが考え
られるが、ガラス板による光の反射等によって、顧客は
スキャナ装置104の位置を認識することが難しくな
り、スキャナ装置104に商品の商品データを正確に読
み取らせることが困難になる。これにより、スキャナ装
置104による読み取りエラーが多発すると、顧客に同
じ操作を繰り返させることになり、顧客に余計な負担を
掛けることになる。
【0008】本発明の目的は、リーダ部を保護すること
ができ、オペレータがリーダ部に商品の商品データを正
確に読み取らせることができる商品データ読取装置を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の商品データ読取
装置は、本体ケース(例えば支柱)に内蔵され、商品に
付されたコードシンボルで反射した光が入射する入射口
(例えば読取窓)を有し、前記コードシンボルに含まれ
る商品データを光学的に読み取るリーダ部(例えばスキ
ャナ装置)と、このリーダ部を前記本体ケースに対して
昇降させる昇降部(例えばリール部)と、この昇降部に
より昇降して停止した前記リーダ部の入射口の前面に近
接させて前記本体ケースに設けられた透光板(例えばガ
ラス板)と、前記リーダ部の入射口の位置を前記透光板
を介して明示するための表示部(例えば表示装置)と、
を備える。
【0010】したがって、入射口が透光板を介して見え
る位置にリーダ部を位置付けて本体ケースに内蔵させる
ことで、リーダ部が外部に直接露出せず、表示部により
入射口の位置を透光板を介して明示することでオペレー
タにリーダ部の位置が示される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図3を参照して説明する。本実施の形態の商品
データ読取装置1は、例えばスーパーマーケットやホー
ムセンター等で使用される装置である。ここで、図1
は、本実施の形態の商品データ読取装置1を示す外観斜
視図であり、図2は、本実施の形態の商品データ読取装
置1の内部の昇降機構を示す外観斜視図である。
【0012】図1及び図2に示すように、台座2に立設
された中空状の本体ケースとしての支柱3の正面には、
下から順に、商品が入れられたカゴや空カゴ等が置かれ
る商品台4と、商品に付されたコードシンボルであるバ
ーコードに含まれる商品データを光学的に読み取るリー
ダ部としてのスキャナ装置5と、オペレータにより商品
購入に必要な操作が行われる操作部としての操作パネル
6とがこの順番で設けられている。さらに、支柱3の正
面には、支柱3の上部に位置させて、防犯のためにオペ
レータを撮影することで監視するセキュリティ部として
の監視カメラ7が設けられ、その上方に位置させて、発
光して顧客に装置の使用中又は不使用中等の情報を報知
するサイン部としての発光装置8が設けられている。ま
た、支柱3の裏面には、オペレータが店員である場合に
顧客によって見られる表示器9が設けられている。
【0013】商品台4は、第1商品台4aと第2商品台
4bと下アーム4cとから構成されている。下アーム4
cは、支柱3に内蔵されて昇降自在な可動柱10の下部
から手前側に伸びて、支柱3に形成された下開口部11
から突出している。第1商品台4aと第2商品台4bと
は、この下アーム4cに設けられ、この下アーム4cを
介して両側に位置付けられている。そして、これらの第
1商品台4aと第2商品台4bとは水平に形成されてお
り、カゴが置かれる面は平坦に形成されている。第1商
品台4aには、商品データが読み取られる商品が入れら
れたカゴが置かれ、第2商品台4bには、商品データが
読み取られた商品が入れられる空カゴが置かれる。な
お、必ずしも商品をカゴに入れる必要はなく、例えば、
第1商品台4aと第2商品台4bとに直接置いても良
い。
【0014】スキャナ装置5は、内部にレーザ光源や受
光素子等の光学系を備え、バーコードで反射したレーザ
光が入射する入射口としての読取窓5aを有している。
支柱3の正面には、スキャナ装置5による商品データの
読み取りに影響を与えない透明度を有する透光板として
のガラス板12が設けられている。スキャナ装置5は、
可動柱10に設けられて支柱3に内蔵され、ガラス板1
2を通して読取窓5aを目視できる位置に位置付けられ
ている。このスキャナ装置5には、オペレータに読取窓
5aの位置をガラス板12を介して明示するための表示
部としての表示装置13が設けられている。この表示装
置13は、発光する発光部で構成されており、この発光
部は、複数個のLED(Light Emitting Diode)を備え
ている。これらのLEDは、発光色が異なる2種類のL
EDで構成され、スキャナ装置5の読取窓5aを2重に
囲むように配設されており、2重に配設されたLEDの
内側が緑の発光色のLEDで、外側が赤の発光色のLE
Dである。
【0015】なお、表示部としては、表示装置13を使
用しているが、これに限るものではなく、例えば、蛍光
色のテープ、白いテープ、蛍光色の塗料等を使用しても
良く、発光部としても、発光色の異なる2種類のLED
を複数個使用しているが、これに限るものではなく、例
えば、蛍光灯や発光塗料等を使用しても良い。また、ス
キャナ装置5の読取窓5aを完全に囲むようにLEDや
蛍光色のテープ等を配設する必要は必ずしもなく、例え
ば、スキャナ装置5の読取窓5aの4隅にだけ配設して
も良く、スキャナ装置5の位置をオペレータに示すこと
ができるように設ければ良い。
【0016】操作パネル6は、支柱3に形成された上開
口部14から突出する上アーム15に設けられており、
オペレータが操作しやすい角度に傾けられている。この
上アーム15は、可動柱10の上部から手前側に伸びて
いる。
【0017】このように、商品台4とスキャナ装置5と
操作パネル6とは、上下方向へ一緒に昇降させるように
同一の可動柱10に一体的に形成されている。これが、
連動機構である。
【0018】操作パネル6には、商品名や単価等の商品
データを表示するタッチパネル6aが中央に設けられ、
その周囲に各種の操作ボタン6bが設けられている。各
種の操作ボタン6bとしては、例えば、商品データ読取
装置1に商品データの読み取りの終了を知らせる読取終
了ボタン等がある。なお、これらのボタンは、タッチパ
ネル6a上に設けられても良い。
【0019】また、操作パネル6の裏側には、決済管理
番号をロール紙に印字して決済管理券を発行するプリン
タ16が設けられ、このプリンタ16により決済管理券
が発行される発行口16aは、操作パネル6の下部に設
けられている。
【0020】監視カメラ7は、支柱3に内蔵されてお
り、そのレンズだけが外部から目視できる。発光装置8
は、ランプ8a(後述する)を内蔵し、支柱3の外部に
一部が露出している。表示器9は、スキャナ装置5に読
み取らせた商品の単価や合計金額等を表示する。
【0021】支柱3の内部には、可動柱10の上方に位
置付けられて昇降部としてのリール部17が設けられて
いる。このリール部17は駆動源としての駆動モータ1
7aを備え、この駆動モータ17aは正逆自在に回転す
る。駆動モータ17aの回転軸17bには、ワイヤー1
8の一端が繋がれている。このワイヤー18の他端は、
可動柱10の上端に繋がれている。これにより、可動柱
10は、駆動モータ17aが正回転するとワイヤー18
が回転軸17bに巻き取られて上昇し、駆動モータ17
aが逆回転するとワイヤー18が回転軸17bから送り
出されて下降する。したがって、商品台4とスキャナ装
置5と操作パネル6とは、駆動モータ17aが正回転す
ると上昇し、駆動モータ17aが逆回転すると下降す
る。そして、このときに可動柱10を上下方向へ案内す
る案内ガイド19が可動柱10を挟持するように支柱3
の内部に設けられている。
【0022】なお、商品台4とスキャナ装置5と操作パ
ネル6とは、上下方向の2つの定位置に停止するように
制御されている。この2つの定位置としては、オペレー
タが立った状態で読取作業を行いやすい位置とオペレー
タが車椅子に座った状態で読取作業を行いやすい位置と
に設定されている。
【0023】ここで、商品台4とスキャナ装置5と操作
パネル6とが2つの定位置のいずれかに位置していると
きでも、スキャナ装置5を目視できる大きさでガラス板
12は形成されている。さらに、商品台4とスキャナ装
置5と操作パネル6とが2つの定位置間を昇降すると
き、上アーム15の移動を干渉しないように上開口部1
4は形成されており、同様に、下アーム4cの移動を干
渉しないように下開口部11も形成されている。
【0024】下アーム4cの先端には、商品台4とスキ
ャナ装置5と操作パネル6とが上昇又は下降することを
開始させる昇降ボタンとしての車椅子ボタン20が設け
られている。この車椅子ボタン20が3秒程度押し続け
られると、商品台4とスキャナ装置5と操作パネル6と
は上昇又は下降を開始する。
【0025】ここで、図3は、商品データ読取装置1に
備えられた各部の電気的接続を示すブロック図である。
図3に示すように、商品データ読取装置1には、各種入
力及び格納データを演算処理し各部の動作を制御するC
PU(Central Processing Unit)30が設けられてお
り、このCPU30には、バスライン31を介して各部
が接続されている。
【0026】CPU30には、制御プログラム等の固定
的データを予め格納するROM(Read Only Memory)3
2と、商品データ等の各種データを書換え自在に格納す
るRAM(Random Access Memory)33とが接続されて
いる。このRAM33は、必要に応じて複数個設けら
れ、バッテリによってバックアップされているものであ
る。
【0027】さらに、CPU30には、スキャナ装置I
/F(インターフェース)34を介してスキャナ装置5
と、操作パネル制御回路35を介して操作パネル6と、
監視カメラ制御回路36を介して監視カメラ7と、ラン
プ制御回路37を介してランプと、表示器制御回路38
を介して表示器9と、駆動モータ制御回路39を介して
駆動モータ17aと、プリンタ制御回路40を介してプ
リンタ16と、ボタン入力回路41を介して車椅子ボタ
ン20と、表示装置制御回路42を介して表示装置13
とが接続されており、監視カメラ7からの映像情報等を
モニタへ無線で送信する又はスキャナ装置5に読み取ら
れた商品データをPOS端末等の決済端末に無線で送信
する通信装置43が通信I/F44を介して接続されて
いる。
【0028】このような構成において、オペレータであ
る顧客が立った状態で読取作業を行う場合について説明
する。
【0029】立った状態で読取作業を行う顧客は、商品
が入れられたカゴを第1商品台4aに置き、空カゴを第
2商品台4bに置く。通常時、表示装置13は緑色に発
光している。これにより、顧客はスキャナ装置5の位
置、すなわち読取操作すべき位置を認識することができ
る。顧客は、第1商品台4aに置かれたカゴから商品を
取り出し、商品に貼付されたバーコードラベル等からバ
ーコードに含まれる商品データをスキャナ装置5に読み
取らせ、商品データが読み取られた商品を第2商品台4
bに置かれたカゴに入れるという読取操作を行う。この
とき、商品の商品データが決済管理番号に対応付けられ
てRAM33に記憶され、商品の単価や合計金額等がタ
ッチパネル6aや表示器9に表示される。なお、発光装
置8は、スキャナ装置5による商品データの読み取りが
始まると、ランプ8aを点灯させて商品データ読取装置
1の使用中を報知する。
【0030】ここで、スキャナ装置5が商品データを読
み取ることができた場合には、表示装置13は緑色に発
光した状態を維持し、スキャナ装置5が商品データを読
み取ることができなかった場合には、表示装置13は赤
色に数秒間発光してから再び緑色に発光する。これによ
り、顧客は商品データが正確に読み取られたか否かを判
断することができ、安心して読取操作を繰り返すことが
できる。
【0031】顧客は、読取操作を商品毎に繰り返し、す
べての商品の商品データをスキャナ装置5に読み取らせ
終わったら、操作パネル6の読取終了ボタンを押す。す
ると、プリンタ16によってロール紙に決済管理番号が
印字され、発行口16aから決済番号券が発行される。
顧客は、この決済番号券を受け取る。ここで、読取作業
は終了する。その後、発光装置8はランプ8aを消灯さ
せて商品データ読取装置1の不使用中を報知する。この
読取作業中、監視カメラ7で撮影された映像の映像情報
が通信装置43によって警備室等に設けられたモニタに
送信されており、このモニタに映像が映し出されてい
る。
【0032】顧客は、決済処理作業として、決済番号券
と商品が入れられたカゴとを持って、店員によって操作
される決済端末が設けられた場所に移動し、店員に決済
番号券を渡す。決済番号券が渡された店員は、決済端末
に設けられたキーボードによりその決済管理番号を入力
する。すると、決済端末は、決済管理番号を商品データ
読取装置1に送信する。商品データ読取装置1は、この
決済管理番号に対応する商品データをRAM33から読
み出して通信装置43により決済端末に送信する。決済
端末は、商品データ読取装置1から決済管理番号に対応
する商品データを受信し、決済端末に設けられた表示器
に合計金額等を表示する。その後、店員は、顧客から代
金を受け取って決済処理を行い、最後に締めキーを押
す。すると、商品名、単価、合計金額等が印字されたレ
シートが発行される。そして、店員は、このレシートや
釣銭等を顧客に手渡す。ここで、決済処理作業は終了す
る。
【0033】次に、オペレータである顧客が車椅子に座
った状態で読取作業を行う場合について説明する。
【0034】まず、車椅子に座った状態で読取作業を行
う顧客は、車椅子ボタン20を3秒程度押す。すると、
駆動モータ17aが逆回転してワイヤー18が送り出さ
れることにより、商品台4とスキャナ装置5と操作パネ
ル6とは、顧客が車椅子に座った状態で読取作業を行い
やすい位置まで下降する。次いで、顧客は、商品が入れ
られたカゴを第1商品台4aに置き、空カゴを第2商品
台4bに置く。通常時、表示装置13は緑色に発光して
いる。これにより、顧客はスキャナ装置5の位置、すな
わち読取操作すべき位置を認識することができる。顧客
は、第1商品台4aに置かれたカゴから商品を取り出
し、商品に貼付されたバーコードラベル等からバーコー
ドに含まれる商品データをスキャナ装置5に読み取ら
せ、商品データが読み取られた商品を第2商品台4bに
置かれたカゴに入れるという読取操作を行う。このと
き、商品の商品データが決済管理番号に対応付けられて
RAM33に記憶され、商品の単価や合計金額等がタッ
チパネル6aや表示器9に表示される。なお、発光装置
8は、スキャナ装置5による商品データの読み取りが始
まると、ランプ8aを点灯させて商品データ読取装置1
の使用中を報知する。
【0035】ここで、スキャナ装置5が商品データを読
み取ることができた場合には、表示装置13は緑色に発
光した状態を維持し、スキャナ装置5が商品データを読
み取ることができなかった場合には、表示装置13は赤
色に数秒間発光してから再び緑色に発光する。これによ
り、顧客は商品データが正確に読み取られたか否かを判
断することができ、安心して読取操作を繰り返すことが
できる。
【0036】顧客は、この読取操作を商品毎に繰り返
し、すべての商品の商品データをスキャナ装置5に読み
取らせ終わったら、操作パネル6の読取終了ボタンを押
す。すると、プリンタ16によってロール紙に決済管理
番号が印字され、発行口16aから決済番号券が発行さ
れる。顧客は、この決済番号券を受け取る。ここで、読
取作業は終了する。その後、発光装置8はランプ8aを
消灯させて商品データ読取装置1の不使用中を報知す
る。この読取作業中、監視カメラ7で撮影された映像の
映像情報が通信装置43によって警備室等に設けられた
モニタに送信されており、このモニタに映像が映し出さ
れている。この後の決済処理作業は、上述した決済処理
作業と同じである。
【0037】なお、顧客がもう一度車椅子ボタン20を
3秒程度押すと、駆動モータ17aが正回転してワイヤ
ー18が巻き取られることにより、商品台4とスキャナ
装置5と操作パネル6とは、オペレータが立った状態で
読取作業を行いやすい位置まで上昇する。
【0038】したがって、本実施の形態では、ガラス板
12から読取窓5aが見える位置にスキャナ装置5を位
置付けて支柱3に内蔵させることで、スキャナ装置5が
外部に直接露出しなくなるので、スキャナ装置5を保護
することができる。また、表示装置13により読取窓5
aの位置をガラス板12を介して明示することによっ
て、スキャナ装置5が昇降することで移動しても、スキ
ャナ装置5の位置がオペレータに示されるので、オペレ
ータはスキャナ装置5の位置を認識することができ、ス
キャナ装置5に商品の商品データを正確に読み取らせる
ことができる。
【0039】さらに、商品台4とスキャナ装置5と操作
パネル6とを一緒に昇降させることによって、オペレー
タが読取操作を行う最適な高さ位置に位置付けることが
可能なので、オペレータによる読取作業を行いやすくす
ることができる。特に、商品台4とスキャナ装置5と操
作パネル6とをオペレータが立った状態で読取作業を行
いやすい位置まで上昇させ、オペレータが車椅子に座っ
た状態で読取作業を行いやすい位置まで下降させること
によって、オペレータは立った状態又は車椅子に座った
状態のどちらでも読取操作を行いやすくなる。
【0040】なお、本実施の形態では、リーダ部とし
て、バーコードを光学的に読み取るスキャナ装置5を使
用しているが、これに限るものではなく、例えば、商品
データを印した各種のコードシンボルの読み取りや各種
の画像の認識に対応する装置を使用しても良い。
【0041】また、本実施の形態では、入射口として、
スキャナ装置5に読取窓5a、例えばガラス窓が設けら
れているが、これに限るものではなく、例えば、ガラス
窓等を設けなくても良い。
【0042】また、本実施の形態では、第1商品台4a
及び第2商品台4bのカゴが置かれる面を平坦に形成し
ているが、これに限るものではなく、例えば、商品台4
に置かれたカゴのズレや落下を防止するために、カゴが
置かれる面にカゴの下面より大きい凹部を形成し、この
凹部にカゴの下部を合わせてカゴを置くようにしても良
い。
【0043】また、本実施の形態では、商品台4とスキ
ャナ装置5と操作パネル6とを2つの定位置だけに停止
させるように制御しているが、これに限るものではな
く、例えば、商品台4とスキャナ装置5と操作パネル6
とを所望する位置に停止させることができるように、車
椅子ボタン20が押されている間昇降させ、車椅子ボタ
ン20が押されなくなると停止させるように制御しても
良い。
【0044】また、本実施の形態では、車椅子ボタン2
0を押すことで、商品台4とスキャナ装置5と操作パネ
ル6との上昇を開始させるように制御しているが、これ
に限るものではなく、例えば、読取終了ボタンが押され
てから一定時間経過後に商品台4とスキャナ装置5と操
作パネル6とを上昇させるように制御しても良く、さら
に、品物の重量を電気的信号として出力するロードセル
ユニットを第2商品台4bのカゴが置かれる面に設け
て、読取終了ボタンが押された後にロードセルユニット
により重量の変化を検出した場合に、商品台4とスキャ
ナ装置5と操作パネル6とを上昇させるように制御して
も良い。これらにより、商品台4とスキャナ装置5と操
作パネル6とは、オペレータが立った状態で読取作業を
行いやすい位置に必ず待機することになる。
【0045】また、本実施の形態では、車椅子ボタン2
0を商品台4に設けているが、これに限るものではな
く、例えば、支柱3等に設けても良い。
【0046】また、本実施の形態では、通信を無線で行
っているが、これに限るものではなく、例えば、有線で
行っても良い。
【0047】このように本実施の形態において、表示
部、例えば表示装置13は、入射口、例えば読取窓5a
の周りに設けられているため、オペレータは読取窓5a
の位置及びスキャナ装置5の位置を認識することができ
る。
【0048】また、本実施の形態において、表示部、例
えば表示装置13は、発光する発光部、例えば複数のL
EDで形成されているため、オペレータはスキャナ装置
5の位置を認識することができる。
【0049】また、本実施の形態において、複数のLE
Dは2種類の発光色を有し、複数のLEDの発光色を変
化させてリーダ部、例えばスキャナ装置5が商品の商品
データを読み取ることができたか否かを報知するように
したため、オペレータは商品データが正確に読み取られ
たか否かを判断することができ、安心して読取操作を繰
り返すことができる。
【0050】最後に、本実施の形態においては、スキャ
ナ装置5により商品データが読み取られる商品が置かれ
る第1商品台4a及びスキャナ装置5により商品データ
が読み取られた商品が置かれる第2商品台4bを有する
商品台4と、オペレータにより商品購入に必要な操作が
行われる操作部、例えば操作パネル6と、を備え、昇降
部、例えばリール部18により昇降するスキャナ装置5
と一緒に商品台4と操作パネル6とを昇降させるように
したため、例えば、オペレータ毎に読取作業を行いやす
い位置にスキャナ装置5と商品台4と操作パネル6とを
移動させることができないという課題を解決し、スキャ
ナ装置5と商品台4と操作パネル6とを一緒に昇降させ
てオペレータが読取作業を行う最適な高さ位置に位置付
けることで、オペレータによる読取作業を行いやすくす
ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、リーダ部を保護するこ
とができ、オペレータはリーダ部の位置を認識すること
ができ、リーダ部に商品の商品データを正確に読み取ら
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の商品データ読取装置を
示す外観斜視図である。
【図2】商品データ読取装置の内部の昇降機構を示す外
観斜視図である。
【図3】商品データ読取装置に備えられた各部の電気的
接続を示すブロック図である。
【図4】従来の縦型バーコードスキャナの一例を示す外
観斜視図である。
【符号の説明】
1…商品データ読取装置、4…商品台、4a…第1商品
台、4b…第2商品台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに内蔵され、商品に付された
    コードシンボルで反射した光が入射する入射口を有し、
    前記コードシンボルに含まれる商品データを光学的に読
    み取るリーダ部と、 このリーダ部を前記本体ケースに対して昇降させる昇降
    部と、 この昇降部により昇降して停止した前記リーダ部の入射
    口の前面に近接させて前記本体ケースに設けられた透光
    板と、 前記リーダ部の入射口の位置を前記透光板を介して明示
    するための表示部と、を備える商品データ読取装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、前記入射口の周りに設け
    られている請求項1記載の商品データ読取装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、発光する発光部で形成さ
    れている請求項1又は2記載の商品データ読取装置。
  4. 【請求項4】 前記発光部は2種類の発光色を有し、 前記発光部の発光色を変化させて前記リーダ部が商品の
    商品データを読み取ることができたか否かを報知するよ
    うにした請求項3記載の商品データ読取装置。
  5. 【請求項5】 前記リーダ部により商品データが読み取
    られる商品が置かれる第1商品台及び前記リーダ部によ
    り商品データが読み取られた商品が置かれる第2商品台
    を有する商品台と、 オペレータにより商品購入に必要な操作が行われる操作
    部と、を備え、 前記昇降部により昇降する前記リーダ部と一緒に前記商
    品台と前記操作部とを昇降させるようにした請求項1、
    2、3又は4記載の商品データ読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226499A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Toshiba Tec Corp セルフチェックアウト端末
JP2009187078A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Nec Infrontia Corp Pos装置
JP2010286947A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Oki Electric Ind Co Ltd 識別情報読取装置
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