JP2010055324A - 商品販売データ処理装置、チェックアウトシステム、及びコンピュータプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、チェックアウトシステム、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の売買時、商品から防犯タグを外し忘れたり、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容を書き換え忘れたりすることがないようにする。
【解決手段】バーコードスキャナ20(コードスキャナ)が出力する商品コードに基づく商品販売データ処理に際して、バーコードスキャナ20が出力する商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定し、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合にはオペレータ用表示器15(報知器)にその旨を表示して報知動作を行わせるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コードスキャナを有するPOS端末等の商品販売データ処理装置、コードスキャナを有するコードシンボル読取装置とPOS端末等の商品販売データ処理装置とからなるチェックアウトシステム、及びそれらの装置及びシステムに利用されるコンピュータプログラムに関する。
スーパーマーケット、量販店、百貨店等の各種の店舗では、万引等の盗難に向けた防犯対策として、RFID技術を利用したゲート構造の防犯売場システムを採用していることがある。このような防犯売場システムは、売場の出入口にRFIDによる近距離無線通信を実行する無線機を内蔵するゲートを設置しておき、売場に展示する商品には無線タグである防犯タグを付しておく。防犯タグを付けたままの商品がゲートを通過しようとすると、ゲートに内蔵された無線機が近距離無線通信によって防犯タグを検知し、何処かに設置されている警報機に警報音を発生させるという仕組みである。
上記防犯売場システムを採用した場合、チェックアウトカウンタ等で商品が適性に売買されるに際して、商品から防犯タグを外しておく必要がある。あるいは、防犯タグの種類によっては、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容を書き換え、ゲートの通過時に警報を鳴らさないような情報にしておく必要がある。
特開2000−030150公報
ところが、商品の売買時、商品から防犯タグを外し忘れる、あるいは、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容を書き換え忘れることがある。このような現象は、売場内の全ての商品に防犯タグを付けず、例えば高額商品にのみ防犯タグを付けるような運用を採用している場合に起こり易い。こうして商品から防犯タグを外し忘れ等すると、適性に売買がなされた商品であるにも拘らず、ゲート通過時に警報音がなってしまい、買物客に不愉快な思いをさせてしまい、はなはだ不都合である。
特許文献1には、無線タグが記憶する商品情報を記憶させておき、そのままゲート(出口部)を通過しようとすると警報を発するようにしつつ、無線タグが記憶する商品情報をその登録読み取り時に商品情報以外の情報に書き換えるようにした発明が記載されている(段落0007、段落0024〜0025参照)。そして、会計時に無線タグを取り外す運用を前提としながらも、無線タグが記憶する商品情報が商品情報以外の情報に書き換えられたならば、ゲート(出口部)の通過時に警報が発せられないようにして買物客に不愉快な思いをさせないように配慮している(段落0029参照)。そして、商品情報以外の情報が記憶されている無線タグがゲートを通過した場合、タグ取忘れ警告メッセージをPOS端末に表示し、店員に注意を喚起できるようにしている(段落0007、段落0030参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された発明が採用している無線タグは、商品情報を記憶して商品の登録を近距離無線通信によって実行する方式の無線タグである。このため、商品情報を記憶しない一般的な防犯タグを用いるシステムにおいて生ずる上記課題に対して、特許文献1記載の発明はその解決策を提供するものではない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、商品の売買時、商品から防犯タグを外し忘れたり、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容を書き換え忘れたりすることがないようにすることを目的とする。
本発明の商品販売データ処理装置は、コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、前記コードスキャナが出力する商品コードに基づく商品販売データ処理を実行するデータ処理部と、前記コードスキャナが出力する商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定し、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知器に報知動作を行わせる報知部と、を備える。
本発明のチェックアウトシステムは、コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、前記コードスキャナが出力した商品コードを外部に送信する制御部と、を有するコードシンボル読取装置と、前記コードシンボル読取装置から送信された商品コードを受信して当該商品コードに基づく商品販売データ処理を実行するデータ処理部を有する商品販売データ処理装置と、を備える。前記商品販売データ処理装置のデータ処理部は、前記受信した商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定し、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知データを前記コードシンボル読取装置に向けて送信する。前記コードシンボル読取装置の制御部は、前記報知データを受信すると前記報知器に報知動作を行わせる。
本発明のコンピュータプログラムは、コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、を有する商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、前記コードスキャナが出力する商品コードに基づく商品販売データ処理を実行する機能と、前記コードスキャナが出力する商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定する機能と、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には前記報知器に報知動作を行わせる機能と、を実行させる。
本発明のコンピュータプログラムは、コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、前記コードスキャナが出力した商品コードを外部に送信して報知データを受信すると前記報知器に報知動作を行わせる制御部と、を有するコードシンボル読取装置から送信された商品コードを受信し、当該商品コードに基づく商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、前記受信した商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定する機能と、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知データを前記コードシンボル読取装置に向けて送信する機能と、を実行させる。
本発明によれば、防犯タグが付されている商品のコードシンボルがコードスキャナに読取られた場合、報知器に報知動作を行わせるようにしたので、防犯タグが付されている商品の売買時、商品から防犯タグを取り外したり防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容を書き換えたりすることについて注意を喚起することができ、したがって、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容の書き換え忘れによって生ずるゲートでの警報発生を防止して、買物客に不愉快な思いをさせないようにすることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、商品販売データ処理装置(POS端末11)への適用例と、商品販売データ処理装置(POS端末11)とコードシンボル読取装置101とからなるチェックアウトシステム1への適用例とを紹介する。以下、それぞれについて説明する。
[商品販売データ処理装置]
商品販売データ処理装置(POS端末11)への適用例を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、POS端末11を示す斜視図である。POS端末11は、ドロワ12の上に載置されており、ドロワ12の引出し13の開放動作を制御することができる。POS端末11の上面右側にはキーボード14とオペレータ用表示器15とが配列され、上面左側にはレシートジャーナルプリンタ16が配列されている。オペレータ用表示器15は、情報を表示する表示部として機能し、その表示面15aに例えば液晶表示パネルを有する。そして、表示面15aには、タッチパネルTPが積層配置され、情報のタッチ入力が可能となっている。POS端末11の上面後方には、客用表示器17が立設されている。図1中、POS端末11の右側面近傍に設けられている溝は、カードリーダ18(図2参照)によるカード情報の読み取り等をするためにカードをスキャンするためのカード読取溝19である。図1中、POS端末11の上面右側のカード読取溝19よりも奥側に配置されているのは、鍵キーKである。鍵キーKは、個々のユーザが所持するキー(図示せず)の指し込み及び回転操作を受け付け、POS端末11の動作モードを「登録」、「精算」、「点検」、「トレーニング」等に切替える。このようなPOS端末11での各種情報の入力は、入力部として機能するキーボード14及びタッチパネルTPによって可能である。
POS端末11には、コードスキャナとしてのバーコードスキャナ20が接続されている。バーコードスキャナ20は、POS端末11が配備されているチェックアウトカウンタに持ち込まれた商品に付されているコードシンボルであるバーコードを光学的に読み取り、バーコードに含まれている商品コードを解析して出力する。バーコードスキャナ20が解析して出力した商品コードは、POS端末11に送信される。したがって、バーコードスキャナ20も、キーボード14等と同様に情報を入力するための入力部として機能する。
図2は、POS端末11のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末11は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU51を備えている。CPU51には、固定データを固定的に記憶保存するROM52と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM53と、HDD54とがバスライン55を介して接続されている。HDD54は、各種のコンピュータプログラムをインストールしている。これらのコンピュータプログラムは、POS端末11の起動時、その全部又は一部がRAM53にコピーされる。CPU51は、RAM53にコピーされたコンピュータプログラムに従った処理を実行する。
前述したドロワ12、キーボード14、オペレータ用表示器15、レシートジャーナルプリンタ16、客用表示器17、カードリーダ18、バーコードスキャナ20は、いずれも各種の入出力回路(全て図示せず)とバスライン55とを介してCPU51に接続され、CPU51によって動作制御される。これらに加えて、POS端末11は、スピーカ21から音声を発生させる音声回路22を備えており、この音声回路22もバスライン55を介してCPU51に接続され、CPU51によって動作制御される。音声回路22は、音声合成LSIを搭載し、合成音声信号をデジタル化して増幅し、スピーカ21から発生させる。したがって、CPU51、ROM52及びRAM53等の各部は、それらの動作制御の対象物の物理的性質を利用してコンピュータプログラムが当該制御対象物を制御するために不可欠なハードウェア資源である。
POS端末11は、POS端末11が設置される店舗に設けられる通信ネットワークに接続するための通信インターフェース56を備えており、この通信インターフェース56も、バスライン55を介してCPU51に接続されている。HDD54にインストールされている各種のコンピュータプログラムは、一例として、通信インターフェース56を介して上位機からダウンロードされたものである。
前述したように、POS端末11のCPU51は、RAM53にコピーされたコンピュータプログラムに従った処理を実行する。このような処理として、CPU51は、商品販売データ処理等の各種処理をPOS端末11に実行させる。この意味で、CPU51、ROM52及びRAM53によって構成されるマイクロコンピュータMCは、商品販売データ処理を実行するデータ処理部を構成する。
図3は、PLUファイル71の模式図である。POS端末11は、例えばHDD54にPLUファイル71を格納している。PLUファイル71は、一例として、POS端末11の電源投入時に、その全部又は一部がHDD54からRAM53にコピーされて使用される。PLUファイル71は、個々の商品の識別コードである商品コードに対応付けて、品名(テキストデータ)、単価(数値データ)、防犯タグフラグ(数値データ)等のデータを記憶している。防犯タグフラグは、一例として、「NULLコード」の場合には防犯タグなし、「1」の場合には防犯タグありを意味している。防犯タグありというのは、商品コードによって特定される対応する商品に、防犯タグ(図示せず)が付されていることを意味する。
防犯タグは、防犯タグであることを特定する所定の防犯コードを記憶する無線タグである。運用上、例えばある金額以上の高額商品に防犯タグを付しておく。そして、店舗内の売場の出入口にRFIDによる近距離無線通信を実行する無線機を内蔵するゲート(図示せず)を設置しておき、無線機が商品に付された防犯タグと近距離無線通信を確立して防犯コードを読み取ると、例えば警報音を鳴らすようにしておく。そこで、そのような防犯タグ付き商品の売買に際して、店員は商品から防犯タグを外すようにする。あるいは、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容である防犯コードを書き換えるようにする。もしも警報音が鳴れば、防犯タグを取り外していないか防犯コードを書き換えていない未登録の商品が不正に店外に持ち出されようとしていることが判明し、万引等の不正行為防止を図ることができる。
図4は、商品販売データ処理の一例として、その流れを示すフローチャートである。鍵キーKに差し込まれたキーが「登録」位置に位置付けられている場合、商品登録処理を含む商品販売データ処理が実行される。商品販売データ処理は、バーコードスキャナ20又はキーボード14によって商品コードがマイクロコンピュータMCに入力されることで開始する(ステップS11)。CPU51は、入力された商品コードに基づいてPLUファイル71から対応する品名及び単価のデータを呼び出し、RAM53のワークエリアに一時記憶する(ステップS12)。その後、オペレータ用表示器15及び客用表示器17の表示更新を実行する(ステップS13)。そして、CPU51は、PLUファイル71を参照し、入力された商品コードに対応する防犯タグフラグ=1かどうかを判定する(ステップS14)。防犯タグフラグ=1でなければ(ステップS14のN)、キーボード14による締め操作の有無を判定する(ステップS16)。締め操作は、一例として、小計キーの押下後にテンキーによる預かり金額の置数がなされ、その後に預/現計キーが押下されることにより行われる。小計キー、テンキー及び預/現計キーは、キーボード14のいずれかのキーに割り付けられている。CPU51は、締め操作がないまま(ステップS16のN)商品コードの入力があれば(ステップS11のY)、ステップS12〜ステップS16の処理を繰り返す。これに対して、CPU51は、締め操作を判定すると(ステップS16のY)、RAM53のワークエリアに一時記憶したデータに基づいて算出した売上合計金額等の取引データをRAM53の仮登録エリアに保存して商品登録を行い(ステップS17)、オペレータ用表示器15及び客用表示器17の表示更新を実行する(ステップS18)。そして、CPU51は、そのような取引データに基づく取引情報をレシートジャーナルプリンタ16によって印字したレシートを発行し、レシートジャーナルプリンタ16によるジャーナル記録を行い(ステップS19)、処理を終了する。店員は、発行したレシートを顧客に渡し、一取引を終了する。
ここで、上記したような商品の売買時、商品から防犯タグを外し忘れる、あるいは、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)を書き換え忘れることがある。この場合、適性に売買がなされて商品登録された商品であるにも拘らず、ゲート(図示せず)の通過時に警報音がなってしまい、買物客に不愉快な思いをさせてしまう。そこで、本実施の形態のPOS端末11では、CPU51が、バーコードスキャナ20が出力する商品コード、あるいはキーボード14を用いて入力された商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられてPLUファイル71に記録されているかどうかを判定する(ステップS14)。防犯タグありの情報は、PLUファイル71において、防犯タグフラグ=1によって特定される。CPU51は、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には(ステップS14のY)、報知処理を実行する(ステップS15)。
報知処理は、報知器(オペレータ用表示器15、音声回路22)に報知動作を行わせることによってなされる。つまり、CPU51は、防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことをオペレータ用表示器15に表示し、視覚を刺激する報知を行う。このような表示については、図5を参照して後述する。また、視覚を刺激する表示報知とは別に、CPU51は、音声回路22を制御し、音声回路22によって防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことを示す音声をスピーカ21から発生させる音声報知を実行する。
このように、本実施の形態によれば、CPU51、ROM52及びRAM53からなるマイクロコンピュータMC、並びに、報知器をなすオペレータ用表示器15及び音声回路22というハードウェア資源と、HDD54からRAM53にコピーされてCPU51に解釈実行されるコンピュータプログラムとの協働によって、商品に防犯タグが付されていることを報知する報知部23を実現している。これにより、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)の書き換え忘れを防止することができ、そのような作業忘れによって生ずるゲートでの警報発生により買物客に不愉快な思いをさせないようにすることができる。
図5は、防犯タグ付き商品の商品コード入力があった場合の画面報知例を示す模式図である。図5に示す一例では、防犯タグ付き商品として、デジタルカメラを例示している。図5(a)に示す一例は、商品コードが入力された購入商品を一覧表示する商品一覧A中、防犯タグ付き商品であるデジタルカメラの欄に○+「防」の防犯タグ表示A1を表示し、これによって防犯タグ付き商品であることを示している。また、図5(b)に示す一例では、「デジタルカメラ」という対象品名B1を明示した上で、「防犯タグを外して下さい。」というインストラクションB2を含むポップアップ表示Bを行なっている。そして、CPU51は、ポップアップ表示B中、「確認」と表示された確認ボタンB3をオブジェクト表示し、タッチパネルTPによって確認ボタンB3がタッチ指定されるまで処理の進行を停止するようにしている。つまり、図4に示すフローチャート中のステップS15の報知処理として図5(b)に例示するようなポップアップ表示Bを実行する場合、確認ボタンB3がタッチ指定されるまで、ステップS16の締め判定処理に進まない。これにより、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)の書き換え忘れをより確実に防止することができる。
図4に示すフローチャート中のステップS15の報知処理としては、図5(a)に例示するような防犯タグ表示A1の表示処理のみを行なっても、図5(b)に例示するようなポップアップ表示Bの表示処理のみを行っても、あるいは、それらの防犯タグ表示A1とポップアップ表示Bとを併用する処理を行っても、いずれでもよい。
図6は、商品販売データ処理の別の一例として、その流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、ステップS11〜ステップS14、及びステップS16〜ステップS19については、図4に示す処理と共通している。そこで、それらの処理内容については、その説明を省略する。図6に示す処理が図4に示す処理と相違する点は、防犯タグありの場合(ステップS14のY)の報知の手法である。以下、この点について説明する。
本実施の形態のPOS端末11では、CPU51が、バーコードスキャナ20が出力する商品コード、あるいはキーボード14を用いて入力された商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられてPLUファイル71に記録されているかどうかを判定する(ステップS14)。防犯タグありの情報は、PLUファイル71において、防犯タグフラグ=1によって特定される。CPU51は、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には(ステップS14のY)、その商品の品名等の商品情報をRAM53のワークエリアに仮保存する処理を実行する(ステップS21)。そして、締め判定の後(ステップS16のY)、RAM53のワークエリアに仮保存した品名等の商品情報を利用して、報知処理を実行する(ステップS22)。
報知処理を実行するタイミングである「締め判定後」は、小計キーの押下後であっても、その後に続く預/現計キーの押下後であっても、いずれでもよい。つまり、締め操作は、一例として、小計キーの押下後にテンキーによる預かり金額の置数がなされ、その後に預/現計キーが押下されることにより行われることは前述したとおりである。そこで、そのような小計キーの押下後に報知処理を実行しても、その後に続く預/現計キーの押下後に報知処理を実行しても、いずれでもよい。
報知処理は、報知器(オペレータ用表示器15、音声回路22)に報知動作を行わせることによってなされる。つまり、CPU51は、防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことをオペレータ用表示器15に表示し、視覚を刺激する報知を行う。このような表示については、図7を参照して後述する。また、視覚を刺激する表示報知とは別に、CPU51は、音声回路22を制御し、音声回路22によって防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことを示す音声をスピーカ21から発生させる音声報知を実行する。
このように、本実施の形態によれば、CPU51、ROM52及びRAM53からなるマイクロコンピュータMC、並びに、報知器をなすオペレータ用表示器15及び音声回路22というハードウェア資源と、HDD54からRAM53にコピーされてCPU51に解釈実行されるコンピュータプログラムとの協働によって、商品に防犯タグが付されていることを報知する報知部23を実現している。これにより、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)の書き換え忘れを防止することができ、そのような作業忘れによって生ずるゲートでの警報発生により買物客に不愉快な思いをさせないようにすることができる。
図7は、防犯タグ付き商品の商品コード入力があった場合の画面報知例を示す模式図である。図7に示す一例では、防犯タグ付き商品として、デジタルカメラを例示している。図7(a)に示す一例は、商品コードが入力された購入商品を一覧表示する商品一覧A中、防犯タグ付き商品であるデジタルカメラの欄に○+「防」の防犯タグ表示A1を表示し、これによって防犯タグ付き商品であることを示している。また、図7(b)に示す一例では、「デジタルカメラ」という対象品名B1−1及び「1」という対象個数B1−2を明示した上で、「防犯タグを外して下さい。」というインストラクションB2を含むポップアップ表示Bを行なっている。そして、CPU51は、ポップアップ表示B中、「確認」と表示された確認ボタンB3をオブジェクト表示し、タッチパネルTPによって確認ボタンB3がタッチ指定されるまで処理の進行を停止するようにしている。つまり、ステップS22の報知処理として図7(b)に例示するようなポップアップ表示Bを実行する場合、確認ボタンB3がタッチ指定されるまで、ステップS17の商品登録処理に進まない。これにより、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)の書き換え忘れをより確実に防止することができる。
図6に示すフローチャート中のステップS22の報知処理としては、図7(a)に例示するような防犯タグ表示A1の表示処理のみを行なっても、図7(b)に例示するようなポップアップ表示Bの表示処理のみを行っても、あるいは、それらの防犯タグ表示A1とポップアップ表示Bとを併用する処理を行っても、いずれでもよい。
[チェックアウトシステム]
チェックアウトシステム1への適用例を図8ないし図11に基づいて説明する。チェックアウトシステム1は、POS端末11とコードシンボル読取装置101とを主体に構成されている。
図8は、POS端末11とコードシンボル読取装置101とを含むチェックアウトシステム1の斜視図である。チェックアウトシステム1は、ドロワ12を介してチェックアウト台31の上に載置されたPOS端末11と、このPOS端末11にデータ送受信自在に接続されたコードシンボル読取装置101とによって構成されている。
まず、POS端末11は、図1ないし図7に基づいて説明したPOS端末11と大部分において共通性を有している。相違する点の一つは、コードシンボル読取装置101とデータ送受信を行うための接続インターフェース57をバスライン55に接続している点である(図10参照)。そこで、図1ないし図7に基づいて説明したPOS端末11と共通する大部分の構成については、同一符号で示しその説明も省略する。
コードシンボル読取装置101について説明する。コードシンボル読取装置101は、横長テーブル状のカウンタ台131の上面に設けられている荷受面132に固定された定置式のものである。荷受面132は、商品ALを収納するための籠133を載置するのに用いられる。籠133は、概念上、顧客が購入しようとする商品ALを収納するためにカウンタ台131の荷受面132に持ち込まれる第1の籠133aと、第1の籠133aからコードシンボル読取装置101を挟んだ位置に位置付けられる第2の籠133bとに分けて考えることができる。第1の籠133aは、顧客の流れ方向の上流側、第2の籠133bは、顧客の流れの方向の下流側にそれぞれ位置付けられている。顧客の流れの方向については、図1中、矢印で示している。
コードシンボル読取装置101は、カウンタ台131の荷受面132において、オペレータから見て奥側に設置される縦型スキャナ形式のものである。つまり、コードシンボル読取装置101は、幅広で奥行きが狭い薄型矩形形状の基体102を備え、この基体102の正面にバーコードスキャナ103を有し、基体102の上部に操作部104が取り付けられて構成されている。
バーコードスキャナ103は、商品ALに付されているコードシンボルとしてのバーコードBCを光学的に読み取るための読取領域RAに対面する位置に読取窓103aを有し、この読取窓103aの前に翳されたバーコードBCを光学的に読み取り、バーコードBCに含まれている商品コードを解析して出力する。バーコードスキャナ103が解析して出力した商品コードは、POS端末11に送信される。
操作部104は、基体102の正面よりも手前側に延出させて設けられ、その前部が下方下がりに傾斜した形状をしている。このような操作部104には、タッチパネル105が表面に積層されたディスプレイ106が設けられ、このディスプレイ106の右隣には複数個のキートップがマトリクス状に配列されたキーボード107が配設されている。オペレータから見て操作部104の裏面左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用ディスプレイ108が設置されている。
更に、コードシンボル読取装置101は、バーコードBCを光学的に読み取るハンディ方式のバーコードスキャナであるハンドスキャナ109も有している。ハンドスキャナ109は、基体102の右側面に着脱自在にぶら下げられている。
図9は、コードシンボル読取装置101を示す正面図である。図9に示すように、バーコードスキャナ103は、読取窓103aの下方部分に報知領域110を有している。報知領域110には、読取窓103aに商品ALに付されたバーコードBCを翳すべきことを示す白抜き矢印形状の読取指標111が中央部に記されている。そして、読取指標111の両側には、報知用発光部としての報知用LED112が一つずつ配置されている。個々の報知用LED112は、青色と赤色とに発光可能なLEDであり、報知用LED制御部151(図10参照)に駆動されて発光する。
また、バーコードスキャナ103には、読取窓103aの奥側に位置させて、光源用LED制御部152(図10参照)による制御を受けて読取領域RAに光を照射する光源用LED113(図10参照)が内蔵されている。更に、バーコードスキャナ103は、読取窓103aの奥側に位置させて、読取領域RAに位置付けられた商品ALに付されているバーコードBCからの反射光を受光するCCDセンサ114(図10参照)も内蔵している。
図10は、POS端末11及びコードシンボル読取装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末11については、前述したように、図1ないし図7に基づいて説明したPOS端末11と大部分において共通性を有している。POS端末11は、コードシンボル読取装置101とデータ送受信を行うための接続インターフェース57をバスライン55に接続している。
コードシンボル読取装置101について説明する。コードシンボル読取装置101は、各種演算処理を実行し各部を制御する情報処理部としてのCPU161を備えている。CPU161には、固定データを固定的に記憶保存するROM162と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM163とがバスラインBLによってバス接続されている。ROM162は、CPU161によって実行されるコンピュータプログラムをフォームウェアとして記録している。これらのCPU161、ROM162及びRAM163は、コードシンボル読取装置101が有する各部を制御する制御部CLを構成している。
コードシンボル読取装置101のCPU161には、前述した、操作部104、報知用LED112を駆動制御する報知用LED制御部151、光源用LED113を駆動制御する光源用LED制御部152、がいずれも各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続され、CPU161によって動作制御される。これらに加えて、コードシンボル読取装置101は、スピーカ115から音声を発生させる音声回路153を備えており、この音声回路153もバスラインBLを介してCPU161に接続され、CPU161によって動作制御される。音声回路153は、音声合成LSIを搭載し、合成音声信号をデジタル化して増幅し、スピーカ115から発生させる。
また、コードシンボル読取装置101のCPU161には、バーコードスキャナ103が接続されている。バーコードスキャナ103は、それぞれバスラインBLを介してCPU161に接続されているA/D変換部154とデコード部155とを有し、A/D変換部154に前述したCCDセンサ114を接続させている。A/D変換部154は、CCDセンサ114から受信した電気信号を増幅回路及びデジタル変換回路(いずれも図示せず)により、デジタル信号に変換する。デコード部155は、変換されたデジタル信号を商品コードにデコードして、CPU161に出力する。
さらに、コードシンボル読取装置101は、POS端末11が有している接続インターフェース57と接続し、POS端末11にデータ送受信可能に接続するための接続インターフェース156を有している。接続インターフェース156としては、POS端末11の接続インターフェース57とコミュニケーション可能なインターフェース、例えばUSB等のシリアルインターフェースが用いられている。接続インターフェース156は、バスラインBLを介してコードシンボル読取装置101のCPU161に接続されている。これにより、コードシンボル読取装置101は、バーコードスキャナ103がCCDセンサ114によって光学的に読み取りデコード部155でデコードして出力した商品コードをPOS端末11に出力可能となっている。
コードシンボル読取装置101のCPU161は、ROM162にファームウェアとして記録しているコンピュータプログラムに従った処理を実行する。このような処理として、CPU161は、POS端末11での商品販売データ処理を支援する処理をコードシンボル読取装置101に実行させる。
このような構成において、オペレータは、第1の籠133aに収納されている商品ALを手に取り、付されているバーコードBCをバーコードスキャナ103の読取窓103aに向けてその商品ALを読取領域RAに位置付ける。この際、光源用LED113から光が照射されてバーコードBCの反射光がCCDセンサ114に受光され、デコード部155によって商品コードにデコードされる。このようにして、オペレータは、バーコードBCとして商品ALに付された商品コードをコードシンボル読取装置101に読み取らせる。その後、オペレータは、商品コードを読み取らせた商品ALを第2の籠133bに入れていく。コードシンボル読取装置101で読み取られた商品コードは、POS端末11に送信される。POS端末11のCPU51は、この商品コードに基づいてPLUファイル71(図3参照)から対応する単価を取得し、単価に基づく決済金額を算出する処理(商品販売データ処理)を実行する。このような処理の詳細を図11に基づいて説明する。
図11は、POS端末11及びコードシンボル読取装置101における商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。
コードシンボル読取装置101のCPU161は、バーコードスキャナ103からの商品コードの出力をもって商品コードの入力を判定する(ステップS101)。そこで、CPU161は、商品コードの入力判定に待機しており(ステップS101)、商品コードの入力を判定すると(ステップS101のY)、バーコードスキャナ103が出力した商品コードをPOS端末11に送信する(ステップS102)。
POS端末11のCPU51は、コードシンボル読取装置101からの商品コードの受信判定に待機しており(ステップS21)、商品コードの受信を判定すると(ステップS21のY)、入力された商品コードに基づいてPLUファイル71(図3参照)から対応する品名及び単価のデータを呼び出し、RAM53のワークエリアに一時記憶する(ステップS22)。その後、オペレータ用表示器15及び客用表示器17の表示更新を実行する(ステップS23)。そして、POS端末11のCPU51は、PLUファイル71から検索した品名及び単価のデータをコードシンボル読取装置101に送信する(ステップS24)。
コードシンボル読取装置101のCPU161は、バーコードスキャナ103が出力した商品コードをPOS端末11に送信した後(ステップS102)、POS端末11からの品名及び単価のデータの受信に待機している(ステップS103)。そこで、POS端末11からの品名及び単価のデータの受信を判定すると(ステップS103のY)、オペレータが閲覧するディスプレイ106及び買物客が閲覧する顧客用ディスプレイ108の表示更新を実行する(ステップS104)。
POS端末11のCPU51は、PLUファイル71から検索した品名及び単価のデータをコードシンボル読取装置101に送信した後(ステップS24)、PLUファイル71を参照し、入力された商品コードに対応する防犯タグフラグ=1かどうかを判定する(ステップS25)。防犯タグフラグ=1でなければ(ステップS25のN)、キーボード14による締め操作の有無を判定する(ステップS27)。締め操作は、一例として、小計キーの押下後にテンキーによる預かり金額の置数がなされ、その後に預/現計キーが押下されることにより行われる。小計キー、テンキー及び預/現計キーは、キーボード14のいずれかのキーに割り付けられている。POS端末11のCPU51は、締め操作がないまま(ステップS27のN)商品コードの入力があれば(ステップS21のY)、ステップS22〜ステップS27の処理を繰り返す。これに対して、POS端末11のCPU51は、締め操作を判定すると(ステップS27のY)、RAM53のワークエリアに一時記憶したデータに基づいて算出した売上合計金額等の取引データをRAM53の仮登録エリアに保存して商品登録を行い(ステップS28)、オペレータ用表示器15及び客用表示器17の表示更新を実行する(ステップS29)。そして、POS端末11のCPU51は、そのような取引データに基づく取引情報をレシートジャーナルプリンタ16によって印字したレシートを発行し、レシートジャーナルプリンタ16によるジャーナル記録を行う(ステップS30)。更に、コードシンボル読取装置101に向けて取引終了通知を送信し(ステップS31)、処理を終了する。店員は、発行したレシートを顧客に渡し、一取引を終了する。
コードシンボル読取装置101のCPU161は、POS端末11からの取引終了通知を受信すると(ステップS107のY)、RAMクリアや表示クリア等のクリア処理を実行し(ステップS108)、処理を終了する。
ここで、上記したような商品の売買時、商品から防犯タグを外し忘れる、あるいは、防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)を書き換え忘れることがある。この場合、適性に売買がなされて商品登録された商品であるにも拘らず、ゲート(図示せず)の通過時に警報音がなってしまい、買物客に不愉快な思いをさせてしまう。そこで、本実施の形態のPOS端末11では、CPU51が、バーコードスキャナ20が出力する商品コード、あるいはキーボード14を用いて入力された商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられてPLUファイル71(図3参照)に記録されているかどうかを判定する(ステップS25)。防犯タグありの情報は、PLUファイル71において、防犯タグフラグ=1によって特定される。POS端末11のCPU51は、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には(ステップS25のY)、コードシンボル読取装置101への通報処理を実行する(ステップS26)。通報処理は、コードシンボル読取装置101から送信された商品コードによってPLUファイル71から特定される商品に防犯タグが付されていることを示すデータをコードシンボル読取装置101に送信することによって実行される。
コードシンボル読取装置101のCPU161は、オペレータが閲覧するディスプレイ106及び買物客が閲覧する顧客用ディスプレイ108の表示更新処理の後(ステップS104)、通報受信の判定を行う(ステップS105)。そこで、コードシンボル読取装置101のCPU161は、POS端末11からの通報受信を判定すると(ステップS105のY)、報知処理を実行する(ステップS106)。報知処理は、報知器(オペレータが閲覧するディスプレイ106、音声回路153)に報知動作を行わせることによってなされる。つまり、コードシンボル読取装置101のCPU161は、防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことをディスプレイ106に表示し、視覚を刺激する報知を行う。このような表示については、図5を参照して前述した報知と同様なので、その詳細説明は省略する。また、コードシンボル読取装置101のCPU161は、視覚を刺激する表示報知とは別に、音声回路153を制御し、音声回路153によって防犯タグ付きの商品が商品コード入力されたことを示す音声をスピーカ115から発生させる音声報知を実行する。
このように、本実施の形態によれば、防犯タグの外し忘れや防犯タグが内蔵するICチップの記憶内容(防犯コード)の書き換え忘れを防止することができ、そのような作業忘れによって生ずるゲート(図示せず)での警報発生により買物客に不愉快な思いをさせないようにすることができる。
本発明の実施の一形態として、POS端末(商品販売データ処理装置)を示す斜視図である。 POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 PLUファイルの模式図である。 商品販売データ処理の一例として、その流れを示すフローチャートである。 防犯タグ付き商品の商品コード入力があった場合の画面報知例として、(a)は商品一覧に表示される一例を、(b)はポップアップ表示の一例をそれぞれ示す模式図である。 商品販売データ処理の別の一例として、その流れを示すフローチャートである。 防犯タグ付き商品の商品コード入力があった場合の画面報知例として、(a)は商品一覧に表示される一例を、(b)はポップアップ表示の一例をそれぞれ示す模式図である。 本発明の別の実施の一形態として、POS端末(商品販売データ処理装置)及びコードシンボル読取装置を含むチェックアウトシステムを示す斜視図である。 コードシンボル読取装置を示す正面図である。 POS端末及びコードシンボル読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 POS端末及びコードシンボル読取装置における商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…POS端末(商品販売データ処理装置)、15…オペレータ用表示器(報知器)、20…バーコードスキャナ(コードスキャナ)、21…スピーカ(報知器)、22…音声回路(報知器)、23…報知部、101…コードシンボル読取装置、103…バーコードスキャナ(コードスキャナ)、106…ディスプレイ(報知器)、115…スピーカ(報知器)、153…音声回路(報知器)、CL…制御部、MC…マイクロコンピュータ(データ処理部)

Claims (6)

  1. コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、
    前記コードスキャナが出力する商品コードに基づく商品販売データ処理を実行するデータ処理部と、
    前記コードスキャナが出力する商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定し、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知器に報知動作を行わせる報知部と、
    を備える商品販売データ処理装置。
  2. コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、前記コードスキャナが出力した商品コードを外部に送信する制御部と、を有するコードシンボル読取装置と、
    前記コードシンボル読取装置から送信された商品コードを受信して当該商品コードに基づく商品販売データ処理を実行するデータ処理部を有する商品販売データ処理装置と、
    を備え、
    前記商品販売データ処理装置のデータ処理部は、前記受信した商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定する処理と、防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知データを前記コードシンボル読取装置に向けて送信する処理と、を実行し、
    前記コードシンボル読取装置の制御部は、前記報知データを受信すると前記報知器に報知動作を行わせる処理を実行する、
    チェックアウトシステム。
  3. 前記報知器は、合成音声による報知動作を行う、請求項2記載のチェックアウトシステム。
  4. 前記報知器は、視覚を刺激する報知動作を行う、請求項2又は3記載のチェックアウトシステム。
  5. コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、を有する商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    前記コードスキャナが出力する商品コードに基づく商品販売データ処理を実行する機能と、
    前記コードスキャナが出力する商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定する機能と、
    防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には前記報知器に報知動作を行わせる機能と、
    を実行させる、機械読み取り可能なコンピュータプログラム。
  6. コードシンボルを光学的に読み取りデコードした商品コードを出力するコードスキャナと、報知動作を行う報知器と、前記コードスキャナが出力した商品コードを外部に送信して報知データを受信すると前記報知器に報知動作を行わせる制御部と、を有するコードシンボル読取装置から送信された商品コードを受信し、当該商品コードに基づく商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    前記受信した商品コードに防犯タグありの情報が対応付けられて記録部に記録されているかどうかを判定する機能と、
    防犯タグありの情報が対応付けられていると判定した場合には報知データを前記コードシンボル読取装置に向けて送信する機能と、
    を実行させる、機械読み取り可能なコンピュータプログラム。
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