JP2003281177A - 広告提供装置および広告提供プログラム - Google Patents

広告提供装置および広告提供プログラム

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JP2003281177A
JP2003281177A JP2002087073A JP2002087073A JP2003281177A JP 2003281177 A JP2003281177 A JP 2003281177A JP 2002087073 A JP2002087073 A JP 2002087073A JP 2002087073 A JP2002087073 A JP 2002087073A JP 2003281177 A JP2003281177 A JP 2003281177A
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Shohei Sakano
昌平 坂野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の嗜好に合致した広告を配信し、利用
者の個人情報を効果的に利用する。 【解決手段】 マーケティングサーバ3は、インターネ
ット5上で、広告主から指定された嗜好を有する利用者
宛に、個人を識別するURLが埋め込まれた広告メール
を送信する。また、マーケティングサーバ3は、上記広
告メールに埋め込まれたURLが利用者端末2の利用者
にクリックされると、予め設定されている公開範囲に従
った個人情報を広告主端末1に送信するとともに、広告
主から提供されている詳細情報(Webページ)を閲覧
可能に利用者端末2に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して利用者端末に広告メールを配信する広告提供装置
および広告提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット利用の普及によ
り、Webや電子メールを利用したマーケティング活動
が益々増加する傾向にある。但し、利用者にとっては、
個人情報漏洩への不安感は払拭できず、積極的には広告
に反応しない。したがって、従来、広告主(企業側)
は、既存顧客プレゼント企画などで散発的に得られる個
人情報を利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、一部
の広告提供サービスでは、利用者の嗜好情報を登録さ
せ、該嗜好に合致した情報を流すような工夫が見られ
た。しかしながら、利用者個人が広告主に個人情報を開
示しない場合、広告主からすると、広告送信先と反応者
との対応が取れないため、ワン・トゥ・ワン(One-to-O
ne)マーケッティング的な利用には限界があった。
【0004】すなわち、従来技術による広告提供サービ
スでは、利用者側には、プレゼントや情報サービスで個
人情報を開示すると、登録した個人情報が悪用されるか
もしれないという不安が常にあるという問題がある。ま
た、広告主側には、マーケティングに必要な、十分な個
人情報を得ることができないという問題がある。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、利用者の嗜好に合致した広告を配信することが
でき、また、利用者の個人情報を効果的に利用すること
ができる広告提供装置および広告提供プログラムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、広告主が提供する
広告メールを利用者宛に配信する広告提供装置であっ
て、利用者の個人情報と、利用者の嗜好情報と、前記個
人情報の公開範囲とを記憶する記憶手段と、前記利用者
の嗜好情報に基づいて、前記広告メールを送信すべき利
用者を選定する送信先選定手段と、前記送信先選定手段
により選定された利用者宛に前記広告メールを送信する
メール送信手段と、前記個人情報の公開範囲に基づい
て、前記利用者の個人情報を前記広告主の端末へ提示す
る個人情報提示手段とを具備することを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の広告提供装置において、前記送信先選定手段によ
り選定された利用者を匿名のまま特定可能な識別情報を
生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段に
より生成された識別情報を暗号化する暗号化手段と、前
記広告メールに埋め込まれた広告主のURLを、前記暗
号化手段により暗号化された識別情報を含む当該装置宛
のURLに置換する置換手段とを具備することを特徴と
する。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の広告提供装置において、前記広告メールのURL
が利用者によって指定されると、当該URLから前記識
別情報を復号化する復号化手段と、前記復号化手段によ
り復号化された識別情報から広告主のURLと利用者と
を特定する特定手段とを具備し、前記個人情報提示手段
は、前記特定手段により特定された利用者の公開範囲に
基づく個人情報を埋め込んだ要求として、前記特定手段
により特定された広告主のURLに対してリダイレクト
することを特徴とする。
【0009】また、上述した問題点を解決するために、
請求項4記載の発明では、利用者の個人情報と、利用者
の嗜好情報と、前記個人情報の公開範囲とを登録するス
テップと、前記利用者の嗜好情報に基づいて、広告主が
提供する広告メールを送信すべき利用者を選定するステ
ップと、前記選定された利用者宛に前記広告メールを送
信するステップと、前記個人情報の公開範囲に基づい
て、前記利用者の個人情報を前記広告主の端末へ提示す
るステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0010】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載の広告提供プログラムにおいて、前記選定された利
用者を匿名のまま特定可能な識別情報を生成するステッ
プと、前記識別情報を暗号化するステップと、前記広告
メールに埋め込まれた広告主のURLを、前記暗号化さ
れた識別情報を含む当該装置宛のURLに置換するステ
ップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明では、請求項5
記載の広告提供プログラムにおいて、前記広告メールの
URLが利用者によって指定されると、当該URLから
前記識別情報を復号化するステップと、前記復号化され
た識別情報から広告主のURLと利用者とを特定するス
テップと、前記特定された利用者の公開範囲に基づく個
人情報を埋め込んだ要求として、前記特定された広告主
のURLに対してリダイレクトするステップとをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0012】この発明では、利用者の個人情報と、利用
者の嗜好情報と、前記個人情報の公開範囲とを予め記憶
手段に記憶しておき、送信先選定手段により、前記利用
者の嗜好情報に基づいて、前記広告メールを送信すべき
利用者を選定し、メール送信手段により選定された利用
者宛に前記広告メールを送信し、個人情報提示手段によ
り、前記個人情報の公開範囲に基づいて、前記利用者の
個人情報を前記広告主の端末へ提示する。したがって、
利用者の嗜好に合致した広告を提供することが可能とな
り、また、利用者の個人情報を効果的に利用することが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による広告提供システムの構
成を示すブロック図である。図1において、広告主端末
1は、後述するマーケティングサーバ3に対して、どの
ような嗜好を持った利用者に提示したい広告であるかを
指定して広告を送信する。利用者端末2は、インターネ
ット5を介してマーケティングサーバ3からの広告メー
ルを受信し、該広告メールに埋め込まれているURLを
クリックすることで、マーケティングサーバ3から詳細
情報(Webページ)を閲覧する。
【0014】マーケティングサーバ3は、インターネッ
ト5上で、広告主から指定された嗜好を有する利用者
に、個人を識別するURLが埋め込まれた広告メールを
送信するようになっている。また、マーケティングサー
バ3は、上記広告メールに埋め込まれたURLが利用者
端末2の利用者にクリックされると、予め設定されてい
る公開範囲に従った個人情報を広告主端末1に送信する
とともに、広告主から提供されている詳細情報(Web
ページ)を利用者端末2から閲覧可能なように仲介す
る。個人情報データベース4には、利用者端末2から予
め登録された個人情報や、マーケティングサーバ3によ
り生成された個人情報などが蓄積されている。
【0015】次に、図2は、上述した個人情報データベ
ース4に蓄積される情報を示す概念図である。個人情報
データベース4には、個人が明示的に登録する情報4−
1として、ハンドル名(サービス上の別名)、氏名、住
所、年齢、職業、電話番号、メールアドレス、嗜好情報
(例えば、旅行、音楽、テニスなど)などが登録されて
いる。また、個人情報データベース4には、各広告主に
対して、どこまでの個人情報を開示してよいかを示す、
個人情報の開示条件(公開範囲)4−2が登録される。
例えば、氏名を開示してもよいか、メールアドレスを開
示してもよいかなどである。
【0016】また、開示条件は、広告主単位、情報種別
単位などでも登録することができるようになっている。
例えば、大企業なら安心であるので、ここまで公開して
もよい、この企業は特典が与えられるのでここまで公開
してもよい、グルメ情報は自分の住んでいる地域の近郊
のものが欲しいから、エリア(住所)も公開しようなど
である。
【0017】また、個人情報データベース4には、マー
ケティングサーバ3が間接的に作成する情報4−3とし
て、地域情報、プロバイダ名、当該サービス上の一意の
一時ID、統計情報などが登録される。地域情報は、住
所から得られるものである。プロバイダ名は、メールア
ドレスから作成される。一時IDは、個人を特定するた
めの、メールアドレスやハンドル名以外に、匿名のまま
個人を特定できる識別情報である。該一時IDの公開を
利用者が許可すると、広告主は「匿名の個人を特定し
た」広告を行なうことが可能となる。統計情報は、利用
者がどのような広告のURL(全広告主のメールが対
象)を、いつ、どの頻度でクリックしたかを示すもので
ある。
【0018】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。ここ
で、図3は、本実施形態による広告提供システムの動作
を説明するための概念図である。利用者Aは、個人情報
および開示条件として、予めマーケティングサーバ3に
アクセスし、個人情報データベース4に、「レンタルビ
デオ」の情報が欲しい、自分の個人情報は一切公開しな
い、などと登録している。この場合、マーケティングサ
ーバ3から利用者端末2に届く広告メールには、利用者
Aと広告主に応じたURLが埋め込まれている。利用者
Aが上記広告メールに埋め込まれたURLをクリックす
ると、利用者端末2には、一般的な情報が載せられてい
るホームページが表示される。
【0019】一方、利用者Bは、個人情報および開示条
件として、予めマーケティングサーバ3にアクセスし、
個人情報データベース4に、「レンタルビデオ」の情報
が欲しい、「大企業」なら、「自分の住んでいる地域」
に関する情報は公開してもよい、などと登録している。
この場合、マーケティングサーバ3から利用者端末2に
届く広告メールは、埋め込まれたURLを除き、上記利
用者Aと同じ内容である。利用者Bが上記広告メールに
埋め込まれたURLをクリックすると、利用者Bが住ん
でいる地域を考慮した詳細な情報が載せられているホー
ムページが表示される。
【0020】次に、図4は、個人情報に応じて、マーケ
ティングサーバ3による広告メールに埋め込むURLの
変換方法を説明するための概念図である。マーケティン
グサーバ3に送られてくる広告主からの広告メールに
は、広告主端末1のURLが埋め込まれている。マーケ
ティングサーバ3では、利用者を識別できるようにUR
Lを変換し、利用者端末2に送信することになる。利用
者が利用者端末2において広告メールに埋め込まれたU
RLをクリックすると、マーケティングサーバ3は、利
用者を識別するとともに、個人情報の開示範囲を利用者
が登録した開示条件から判断し、URLを変換し、利用
者の個人情報とともに広告主端末1に転送する。
【0021】ここで、図5は、マーケティングサーバ3
によるURL変換の動作を説明するためのフローチャー
トである。マーケティングサーバ3は、まず、広告主か
らの広告メールをバッファに蓄積する(ステップS
1)。次に、個人情報データベース4の個人情報(嗜好
情報)を参照し、ホームページへアクセスするためのU
RLが埋め込まれた広告メールを送信すべき利用者を選
出する(ステップS2)。
【0022】次に、広告メール中の各URLと、送信す
べき利用者とから一意の一時IDを作成し、個人情報デ
ータベース4に一時ID対応表として蓄積し(ステップ
S3)、一時IDを暗号化する(ステップS4)。暗号
化は、周知の手法を用い、一般的なパスワードなどの生
成方法と同じく、チェックデジットなどにより、個人の
類推や他のURLの類推が不可能なようにする。
【0023】次に、広告メール中のURLを、暗号化さ
れた一時IDを含むマーケティングサーバ3宛のURL
に置換する(ステップS5)。例えば、利用者A宛のメ
ールにおけるURL1は、マーケティングサーバ3宛の
URL1’に置換され、利用者B宛のメールにおけるU
RL1は、マーケティングサーバ3宛のURL1’’に
置換される。そして、当該広告メールを利用者宛に転送
し、広告主からの広告メールをバッファから解放して終
了する(ステップS6)。
【0024】ここで、図6は、利用者端末2に送信され
る広告メールの一例を示す概念図である。広告主からマ
ーケティングサーバ3に送信される広告メールには、図
6(a)に示すように、広告「ただいま、敬老の日向け
のお花の特価セール開催中!」と、広告主端末1側のU
RL「<URL>http://www.rakuten.co.jp/ohana-shop/sal
e/keirou/</URL>」とが記述されている。URLは、特
定のルールに従って記述されており、図示の例では、タ
グ「<URL>」が付けられている。マーケティングサーバ
3は、広告主端末1側のURLを、暗号化された一時I
Dを含むマーケティングサーバ3のURLに置換する。
【0025】図6(b)が置換後の広告メール、すなわ
ち利用者端末2に送信される広告メールである。該広告
メールには、広告「ただいま、敬老の日向けのお花の特
価セール開催中!」と、置換後のマーケティングサーバ
3のURL「http://www.nttdata.co.jp/32987ash2q579
8ewufsad/」とが記述されている。利用者端末2では、
マーケティングサーバ3のURLが見え、その後に「広
告主のURL」と「利用者」が特定できる暗号文字列と
が付加される。
【0026】次に、図7は、上記URLの変換処理を説
明するためのフローチャートである。マーケティングサ
ーバ3は、まず、要求されたURL(クリックされたU
RL)から一時IDを復号化し(ステップS10)、該
一時IDに従って、個人情報データベース4の一時ID
対応表を参照し、広告主のURLと利用者を取得する
(ステップS11)。次に、得られたURL、利用者に
従って、個人情報データベース4の個人情報(公開範
囲)を参照し、利用者の個人情報の公開範囲を決定する
(ステップS12)。そして、広告主のURLに対し
て、公開範囲の個人情報を埋め込んだ要求としてリダイ
レクトする(ステップS13)。
【0027】すなわち、マーケティングサーバ3からリ
ダイレクトされてきた要求のクッキー(Cookie)や呼び
出しパラメータなどに個人情報が保持されており、広告
主は、その値を取得して個人情報を確認する。広告主が
得る個人情報としては、個人ID(例えば、「asd98hw
q」など、本名やメールアドレスを公開しなくても、該
個人IDを公開すれば、利用者が特定でき、広告主は、
該個人IDを識別子としてマーケティングができる)、
ハンドル名、エリア(関東地方、東海地方など、東京都
中央区など何レベルかに分けられる)、氏名、職業、嗜
好情報など、また、統計情報としては、各嗜好範囲の広
告を何通受信しているか、個人情報の公開範囲をどのよ
うに設定しているか、あるいは各広告のURLをクリッ
クした回数、時間などがある。利用者端末2では、見か
け上はマーケティングサーバを仲介されたことは判ら
ず、あたかも直接、広告主端末1側のURLをクリック
したのと同等の画面(広告)が表示される。
【0028】なお、上述した実施形態において、広告に
埋め込まれるURLだけでなく、メールアドレスに対し
ても同様な処理を行なうようにしてもよい。また、サー
ビスの追加として、「広告のURL」を埋め込むだけで
なく、「個人情報の公開範囲を拡大するためのURL」
を埋め込むようにしてもよい。例えば、利用者が「この
広告主は有用な情報を送ってくれるので信頼でき、より
多くの個人情報を知らせてもよい」と思ったとき、広告
メール中に、「個人情報の公開範囲の拡大」のURLを
埋め込み、該URLが利用者によりクリックされること
で、公開範囲を設定できるようにしてもよい。
【0029】なお、上述した実施形態において、マーケ
ティングサーバ3の機能は、図示しない記憶部に記憶さ
れたプログラムを実行することで実現するようになって
いる。記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク
装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAM
(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あ
るいはこれらの組み合わせにより構成されるものとす
る。また、上記記憶部とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送
信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一
定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0030】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するため
のものであってもよい。さらに、上述した処理をマーケ
ティングサーバ3に既に記録されているプログラムとの
組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル
(差分プログラム)であってもよい。
【0031】以上、この発明の実施形態を、図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の個人情報と、利用者の嗜好情報と、前記個人情
報の公開範囲とを予め記憶手段に記憶しておき、送信先
選定手段により、前記利用者の嗜好情報に基づいて、前
記広告メールを送信すべき利用者を選定し、メール送信
手段により選定された利用者宛に前記広告メールを送信
し、個人情報提示手段により、前記個人情報の公開範囲
に基づいて、前記利用者の個人情報を前記広告主の端末
へ提示するようにしたので、利用者の嗜好に合致した広
告を配信することができ、また、利用者の個人情報を効
果的に利用することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による広告提供システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 個人情報データベースに蓄積される情報を示
す概念図である。
【図3】 本実施形態による広告提供システムの動作を
説明するための概念図である。
【図4】 個人情報に応じて、マーケティングサーバに
よるメールに埋め込むURLの変換方法を説明するため
の概念図である。
【図5】 マーケティングサーバによるURL変換の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 利用者端末に送信されるメールの一例を示す
概念図である。
【図7】 URLの変換処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 広告主端末 2 利用者端末 3 マーケティングサーバ(送信先選定手段、メール送
信手段、個人情報提示手段、識別情報生成手段、暗号化
手段、置換手段、復号化手段、特定手段) 4 個人情報データベース(記憶手段) 4−1 個人情報 4−2 個人情報の開示条件(公開範囲) 4−3 間接情報 5 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G06F 17/60 512 ZEC ZEC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告主が提供する広告メールを利用者宛
    に配信する広告提供装置であって、 利用者の個人情報と、利用者の嗜好情報と、前記個人情
    報の公開範囲とを記憶する記憶手段と、 前記利用者の嗜好情報に基づいて、前記広告メールを送
    信すべき利用者を選定する送信先選定手段と、 前記送信先選定手段により選定された利用者宛に前記広
    告メールを送信するメール送信手段と、 前記個人情報の公開範囲に基づいて、前記利用者の個人
    情報を前記広告主の端末へ提示する個人情報提示手段と
    を具備することを特徴とする広告提供装置。
  2. 【請求項2】 前記送信先選定手段により選定された利
    用者を匿名のまま特定可能な識別情報を生成する識別情
    報生成手段と、 前記識別情報生成手段により生成された識別情報を暗号
    化する暗号化手段と、 前記広告メールに埋め込まれた広告主のURLを、前記
    暗号化手段により暗号化された識別情報を含む当該装置
    宛のURLに置換する置換手段とを具備することを特徴
    とする請求項1記載の広告提供装置。
  3. 【請求項3】 前記広告メールのURLが利用者によっ
    て指定されると、当該URLから前記識別情報を復号化
    する復号化手段と、 前記復号化手段により復号化された識別情報から広告主
    のURLと利用者とを特定する特定手段とを具備し、 前記個人情報提示手段は、前記特定手段により特定され
    た利用者の公開範囲に基づく個人情報を埋め込んだ要求
    として、前記特定手段により特定された広告主のURL
    に対してリダイレクトすることを特徴とする請求項2記
    載の広告提供装置。
  4. 【請求項4】 利用者の個人情報と、利用者の嗜好情報
    と、前記個人情報の公開範囲とを登録するステップと、 前記利用者の嗜好情報に基づいて、広告主が提供する広
    告メールを送信すべき利用者を選定するステップと、 前記選定された利用者宛に前記広告メールを送信するス
    テップと、 前記個人情報の公開範囲に基づいて、前記利用者の個人
    情報を前記広告主の端末へ提示するステップとをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とする広告提供プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記選定された利用者を匿名のまま特定
    可能な識別情報を生成するステップと、 前記識別情報を暗号化するステップと、 前記広告メールに埋め込まれた広告主のURLを、前記
    暗号化された識別情報を含む当該装置宛のURLに置換
    するステップとをコンピュータに実行させることを特徴
    とする請求項4記載の広告提供プログラム。
  6. 【請求項6】 前記広告メールのURLが利用者によっ
    て指定されると、当該URLから前記識別情報を復号化
    するステップと、 前記復号化された識別情報から広告主のURLと利用者
    とを特定するステップと、 前記特定された利用者の公開範囲に基づく個人情報を埋
    め込んだ要求として、 前記特定された広告主のURLに対してリダイレクトす
    るステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項5記載の広告提供プログラム。
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