JP2003280665A - ハンドベル - Google Patents

ハンドベル

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JP2003280665A
JP2003280665A JP2002087498A JP2002087498A JP2003280665A JP 2003280665 A JP2003280665 A JP 2003280665A JP 2002087498 A JP2002087498 A JP 2002087498A JP 2002087498 A JP2002087498 A JP 2002087498A JP 2003280665 A JP2003280665 A JP 2003280665A
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JP
Japan
Prior art keywords
bell
clapper
handbell
sound
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002087498A
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English (en)
Inventor
Takashi Wada
和田  隆
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WADA GAKKI KK
Original Assignee
WADA GAKKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トレモロ演奏、スタッカート演奏がいずれも容
易に行える教材用のハンドベルを提供する。 【解決手段】ベル内部で揺動可能なクラッパーのベルに
面した側面に適度の弾力性を有する止音片を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は教材用のハンドベル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特にイギリスに於いて音楽的
に完成されたイングリッシュハンドベルは、現在におい
て音階の異なる単音の連続により音節が構成されると言
う教育的理解を深めるため、広く教材として使用されて
いる。
【0003】それら教材用のハンドベルは、把手を備え
たベル内にクラッパーを懸吊した形式であり、把手を持
ってベルを揺動すると、クラッパーがベル内で揺動往復
して連続的な連打音を出すシェイク演奏は比較的容易で
あるが、一音ごとに休止が入る所謂スタッカート音を出
すプラック或いはマルテラート演奏をするためには、特
別な技術を要することが明らかである。
【0004】また、本来のハンドベルにおいては、クラ
ッパーは一定の方向にのみ揺動できるようにされてお
り、奏者がハンドベル揺動に手首の微妙な操作を加えた
り、ハンドベルをテーブルの上に置いたスポンジなどに
打ち付けることによって、トレモロ(シェイク演奏)、
スタッカート(マルテラート演奏)、フェルマータ(マ
ルテラート・リフト演奏)等を行ってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなハンドベル
を教材として考慮するとき、使用する学童の年齢に鑑
み、より簡単な操作で確実な演奏効果が得られることが
望ましい。
【0006】簡単な操作とは、例えばハンドベルを垂直
方向に揺動させればスタッカート(マルテラート演
奏)、また水平方向に揺動させればトレモロ(シェイク
演奏)、が可能であるというが如きものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において、ハンド
ベルの揺動方向を垂直方向と水平方向のいずれにも対応
できるようにするために、スプリング或いは合成樹脂杆
のような弾性片によってクラッパーをベルに揺動自在且
つ中立位置に復帰自在に懸吊する。
【0008】次に、クラッパーの一側面にスポンジ或い
はゴムもしくはプラスティックなどからなる適度な弾性
を有する止音片を固定し、止音片がベルの内壁に当接し
たときには打音が得られないようにする。
【0009】また、止音片の付設位置が外部から明確に
判別できるように、ベルに固定された把手に止音片の位
置を示す表示、把手の一部に表示した目印等を設置す
る。このようにすることによって、奏者はハンドベルを
把手の目印の方向に揺動した場合にはスタッカート、把
手の目印の方向と直角に揺動した場合にはトレモロを、
簡単に奏し分けることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】図面に従って本発明の実施例を説
明すると、図1に於いて1は把手2に固定されたベル、
3は弾性片4によりベル1内部に懸吊されたクラッパ
ー、5はクラッパー3の一側面(図示の例では左側面)
に突設された適度の弾性を有する止音片である。尚、図
中6は止音片5の位置を外部へ表示する目印であり、図
示例では把手2から突出した形状にされているが、目印
は凹陥でも或いは把手の上に表示された印刷でも任意で
ある。
【0011】図2には図1のものの底面図が示されてい
るが、図中のクラッパー3が垂直方向(AB)に揺動さ
れたとき、クラッパー3が点Bに於いてベル1の内壁に
当接した場合は、クラッパー3に突設された止音片5が
クラッパー3とベル1の間に介在するので、打鐘音は発
生しない。AB方向にハンドベルが揺動された場合に
は、Aに於いて打鐘音が発生しBに於いて無音となるの
で、一音ごとに休止の入ったスタッカート演奏が行われ
る。
【0012】図2に於いて、ABとほぼ直角なXY方向
にハンドベルが揺動されると、クラッパー3はX位置で
もY位置でも打鐘音を発生し、これによって連続的なト
レモロ演奏が可能となる。
【0013】因みに、AB方向への揺動で、ハンドベル
をA方向(図中下方)へ振り切って止めれば、打鐘音は
一つだけで、反動でクラッパー3がB方向(図中上方)
へ揺動しても打音は発生せず、完全な単音を得ることも
簡単に可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のごとく本発明によると、簡単な構
造で確実な演奏の区別が可能なハンドベルを得ることが
出来、教材としてのハンドベルに新たな側面を開くこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の断面図を含む右側面図である。
【図2】図1に示すものの底面図である。
【符号の説明】
1 ベル 2 把手 3 クラッパー 4 弾性片 5 止音片 6 目印

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手を備えたベルと該ベルの内部に懸吊
    されたクラッパーにより構成されるハンドベルに於い
    て、クラッパーが第一の方向に揺動することによって連
    続的なトレモロ演奏が可能であり、第一の方向とほぼ直
    角な第二の方向へ揺動することによって一音ごとに休止
    の入るスタッカート演奏が可能であるハンドベル。
  2. 【請求項2】 ベル内に弾性片によって懸吊したクラッ
    パーの一側面に適度の弾力を有する止音片を突設したこ
    とを特徴とする請求項1記載のハンドベル。
JP2002087498A 2002-03-27 2002-03-27 ハンドベル Pending JP2003280665A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6722308B1 (en) * 2003-04-01 2004-04-20 Schulmerich Carillons, Inc. Clapper assembly for a handbell

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6722308B1 (en) * 2003-04-01 2004-04-20 Schulmerich Carillons, Inc. Clapper assembly for a handbell

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