JP2002268654A - 音響体 - Google Patents

音響体

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JP2002268654A
JP2002268654A JP2001064463A JP2001064463A JP2002268654A JP 2002268654 A JP2002268654 A JP 2002268654A JP 2001064463 A JP2001064463 A JP 2001064463A JP 2001064463 A JP2001064463 A JP 2001064463A JP 2002268654 A JP2002268654 A JP 2002268654A
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JP
Japan
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sound
acoustic
sound plate
plate
acoustic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001064463A
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English (en)
Inventor
Takahiro Ohora
隆宏 大洞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Co Ltd
Original Assignee
Soken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽を手軽に楽しむことが可能な音響体を提
供すること。 【構成】 この発明の音響体は、音板7を音響箱8に取
り付けてなり、前記音板7は表面に起伏を形成してお
り、音板7の表面を摩擦することにより、音が鳴るよう
にしたものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、幼稚園、学校等の教
育機関での音楽教育や、趣味で音楽を楽しむために使用
する音響体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、幼稚園や学校等での音楽教育
では、音板をマレット等で叩くことにより音が鳴るよう
にした音響体が使用されている。この音響体は、単に長
方形の板状の音板を直方体形状の音響箱に取り付けたよ
うなものであった。
【0003】従って、前記従来の音響体では、演奏の際
にマレット等の音板をたたく道具が必要であり、また、
形態の面でも児童等にとって親しみが沸くものではな
く、音楽を手軽に楽しむには不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
音楽を手軽に楽しむことが可能な音響体を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0006】この発明の音響体は、音板7を音響箱8に
取り付けてなり、前記音板7は表面に起伏を形成してお
り、音板7の表面を摩擦することにより、音が鳴るよう
にしたものとしている。
【0007】音板7又は音響箱8に、適宜の形態を施し
たものとしてもよい。
【0008】また、音板7と音響箱8との間に間隔を有
したものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0010】この発明の音響体は、音板7を音響箱8に
取り付けてなり、前記音板7は表面に起伏を形成してお
り、音板7の表面を摩擦することにより、音が鳴るよう
にしたたものである。
【0011】図1は、この発明の実施形態の音響体の使
用状態を示す図、図2はその分解状態を示す図である。
【0012】この音響体は、音板7を音響箱8の上方に
支柱9を介して取り付けたものである。音板7はアルミ
等の金属製としており、全体を、兵隊の形態を施したも
のとしている。音板7の形態は、図示したものに限られ
ず、人物、動植物、乗り物等、適宜の形状、模様、色彩
を施したものとすることができる。
【0013】音板7の表面には起伏が形成されている。
起伏は複数形成されており、断面が、連続する波形状を
構成している。音板7の表面を、長尺方向に沿って指で
なでると、指が起伏に当たるごとに摩擦が生じて音が鳴
る。起伏の形状は、指でなでる等して摩擦することによ
り音が出るものであれば、図示したものに限定されな
い。
【0014】音板7は、その長さ、起伏の大きさ・数に
より、音階や音の大きさを調節することができる。
【0015】音響箱8は、縦30cm、横5cm、高さ
5cm程度の木製の中空の直方体形状で、上面中央部に
音板7の音を響かせるための孔10を形成したものとし
ている。
【0016】音板7を音響箱8に取り付けるための支柱
9は、木ネジとしており、両端側2箇所に設ける。支柱
9の頭部と音板7の表面との間にはリング状のフェルト
11を配し、及び音板7の裏面と音響箱8の間にはリン
グ状のフェルト11とゴム製パット12を配し、音板7
と音響箱8との間に間隔が生じるようにしている。この
間隔により、音がよく響くようになる。
【0017】音響体2は、音板7を指で直接摩擦する以
外にも、弦楽器用のピックではじくことによっても、音
を鳴らすことができる。また、打楽器用のバチでたたい
て音を鳴らすこともできる。
【0018】図3は、この発明の他の実施形態の音響体
2を示す図である。この音響体2は、音板7を、その一
部が露出するように音響箱8に収容したものである。音
響箱8は、断面が上方に開放した略コ字状の本体13
に、上部の前後端部に板14,15を取り付けたものと
している。この前後端部の板14,15の間から、音板
7の一部が露出するようにしている。音響体2は、よく
音が響くように、音響箱8の本体13底面との間に間隔
を有して取り付けられている。この音響体2は、前記板
14,15に兵隊の顔と足の図柄を付し、露出する音板
7の中央部が兵隊の胴部に見えるようにしている。
【0019】音板7は、図4に示すような形状とするこ
ともできる。この音板7は、中央部を窪ませ、上方への
突出部16を形成したものである。
【0020】なお、各部の形状や材質等は、記載したも
のに限定されない。
【0021】以上、この音響体は、音板7をたたく道具
が不要であるため、演奏が容易で、収納等の際の取り扱
いも容易である。さらに、音響体2の表面を摩擦すると
いう、従来にはない演奏方法で音楽を楽しむことができ
る。しかも、発生する音は、従来の打楽器にはないソフ
トで心地よいものとなっている。
【0022】また、音板7や音響箱8に兵隊等の形態を
施せば、視覚的に楽しみながら音楽を奏でることができ
るので、音楽に対して親しみが湧き、音楽教育での使用
に効果的である。
【0023】さらに、この音響体は、単体で使用するだ
けでなく、複数の音階の音響体2を組み合わせてケース
に収納し、ビブラフォンのような楽器として構成するこ
とができる。さらに、図5に示すように音楽ボードに複
数配し、順に鳴らすことにより、音楽が奏でられるよう
にすることもできる。この場合、音楽ボードの背景板1
は磁力を有する素材で形成されたものとし、音響箱8の
裏側にスチール製の板を設けることにより、前記背景板
1に音響体2を磁力で取り付けられるようにするとよ
い。
【0024】
【発明の効果】この発明の音響体は、上述のような構成
を有しており、演奏の際に音板7をたたく道具が不要
で、また、形態の面でも児童等にとって親しみが沸くも
のとすることができ、音楽を手軽に楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の音響体の使用状態の斜視
図。
【図2】この発明の実施形態の音響体の分解状態の斜視
図。
【図3】この発明の他の実施形態の音響体の斜視図。
【図4】この発明のさらに他の実施形態の音響体の音板
の斜視図。
【図5】この発明の実施形態の音響体を音楽ボードに複
数配した状態の正面図。
【符号の説明】
7 音板 8 音響箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音板(7)を音響箱(8)に取り付けて
    なり、前記音板(7)は表面に起伏を形成しており、音
    板(7)の表面を摩擦することにより、音が鳴るように
    していることを特徴とする音響体。
  2. 【請求項2】 音板(7)又は音響箱(8)に、適宜の
    形態を施した請求項1又は2記載の音響体。
  3. 【請求項3】 音板(7)と音響箱(8)との間に間隔
    を有している請求項1記載の音響体。
JP2001064463A 2001-03-08 2001-03-08 音響体 Pending JP2002268654A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7842866B1 (en) * 2008-11-07 2010-11-30 Wooster Leroy Atkinson Musical instrument

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20051214

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051221

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20060412