JP2003279683A - 原子炉格納容器の据付工法および薄板鋼板製ライナの変形防止治具 - Google Patents

原子炉格納容器の据付工法および薄板鋼板製ライナの変形防止治具

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Yoshihiro Naruse
佳宏 成瀬
Tetsuya Nakamaru
中丸  哲也
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Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】仮設部材の本設化による物量の低減と、仮設部
材を撤去する作業の削減を図る。 【解決手段】本設部材としてのパイプホイップストラク
チャ12の一部を構成する本設変形防止治具23を製作し、
本設変形防止治具23に接合部材24を取り付け、接合部材
24に薄板鋼板製ライナ11を取り付ける。薄板鋼板製ライ
ナ11を原子炉格納容器2の内壁面に取り付けた後、接合
部材24を撤去する。このように薄板鋼板製ライナ11の変
形防止治具25の一部をパイプホイップストラクチャ12の
部材とすることにより、仮設部材の変形防止治具の撤去
作業を削減でき、また、物量を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば改良型沸騰
水型原子炉(以下、ABWRと記す)の鉄筋コンクリー
ト製原子炉格納容器における薄板鋼板をライニングする
ための原子炉格納容器の据付工法および薄板鋼板製ライ
ナの変形防止治具に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉格納容器は原子炉一次系の万一の
破損事故に際して炉心から漏出した放射性物質を系内に
封じ込め、外部に放射能を放出させないようにするため
のもので、例えばABWRの鉄筋コンクリート製原子炉
格納容器は図7(a)および図8(a)に示したような
構造になっている。
【0003】図7(a)および図8(a)において、原
子炉建屋1内に設置され図中切断線を付して示されてい
る原子炉格納容器2は、鉄筋コンクリートスラブによる
環状円板状ダイヤフラムフロア3を境界にして上部ドラ
イウエル4とサプレッションチェンバ5が区画されて設
けられている。
【0004】上部ドライウエル4には原子炉圧力容器
6、再循環系機器配管、蒸気系配管、弁等原子炉圧力バ
ウンダリに属する設備のほか、原子炉圧力容器基礎台
(以下、ペデスタルと記す)7、熱遮へい等の格納容器
内部構造物、空調設備が収納され、その大きさは安全性
に係わる要求の他に、配管の据付け、保守点検等に必要
なスペースも確保するように決められている。原子炉圧
力容器6はペデスタル7により支持されている。
【0005】ペデスタル7内は下部ドライウエル8とな
っており、ペデスタル7の上部に円筒状原子炉遮へい壁
9が設置されており、ペデスタル7はベースマット10上
に立設されている。
【0006】原子炉格納容器2の内面には図7(b)お
よび図8(b)に示したように薄板鋼板製ライナ11が内
張りされている。なお、図7(b)は図7(a)の
“A”部拡大図で、図8(b)は図8(a)の“B”部
拡大図である。
【0007】ダイヤフラムフロア3の上方には図7
(b)に示したようにパイプホイップストラクチャ12が
設置され、パイプホイップストラクチャ12の上方は作業
床13となっている。パイプホイップストラクチャ12は主
蒸気管等の配管系を支持するための構造物である。ま
た、図8(b)に示したようにダイヤフラムフロア3の
下方に位置するサプレッションチェンバ5にはプラット
ホーム14が設置され、プラットホーム14上は作業床15と
なっている。
【0008】図9は図7(b)および図8(b)に部分
的に示した原子炉格納容器2に薄板鋼板製ライナ11を内
張りするための製作据付け手順を説明する工程図であ
る。図9において、第1工程は工場で変形防止治具16を
組み立てる。変形防止治具16は長尺梁17に垂直方向に短
尺梁18が取り付けられ、短尺梁18に湾曲ビーム19が取り
付けられたものからなっている。第2工程で同じく工場
において、変形防止治具16に小径配管20と大径配管21を
取り付けるとともに作業性確保のため変形防止治具16に
薄板鋼板を設置して薄板鋼板どうしを接合し、薄板鋼板
製ライナ11を製作する。
【0009】第3工程では上記のように製作した薄板鋼
板製ライナ11を変形防止治具16とともに現地へ輸送し
て、現地所定の位置へ据え付ける。第4工程で、変形防
止治具16を撤去し、現地接合部の検査等の目的で薄板鋼
板製ライナ11の内面に作業用足場22を設置する。
【0010】このような原子炉格納容器の据付工法にお
いては、薄板鋼板製ライナ11の製作時における作業性確
保と、運搬および据付時の自重による変形防止のため、
変形防止治具16は有効である。また、作業用足場22で検
査等の必要な作業を行っている。
【0011】また、原子炉格納容器内作業床13は図7
(b)に示すダイヤフラムフロア3と原子炉遮へい壁9
により支持されるパイプホイップストラクチャ12から構
成される。また、図8(b)に示す作業床15はダイヤフ
ラムフロア3に支持されるサプレッションチェンバ5内
のプラットホーム14から構成されている。
【0012】これらの作業床13,15は原子炉格納容器2
とは別個に据え付けられ、原子炉格納容器2へ加わる熱
荷重低減のため、原子炉格納容器2とは分離した構造と
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の原子炉
格納容器の据付工法では仮設部材である変形防止治具16
が大掛かりなものとなっており、またその後検査等の作
業で使用する作業用足場22を設置しており、建設物量の
増加およびその撤去作業に非常に多くの労力を必要とす
る課題がある。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、従来仮設部材として撤去していた変形防止治
具を撤去する必要のない本設化構造の変形防止治具と
し、本設化による物量低減と、変形防止治具等の仮設部
材の撤去作業の削減を図ることができる原子炉格納容器
の据付工法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の内壁面に薄板鋼板
製ライナが内張りされ、ダイヤフラムフロアまたは原子
炉遮へい壁により支持されるパイプホイップストラクチ
ャが設置された原子炉格納容器の据付工法において、前
記薄板鋼板製ライナの変形を防止する変形防止治具の少
なくとも一部を、前記薄板鋼板製ライナの取り付け後に
前記パイプホイップストラクチャの一部として組み立て
ることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、薄板鋼板製ライナの変
形防止治具の少なくとも一部がパイプホイップストラク
チャ部材を兼用しているので、兼用部材は撤去する必要
がない。したがって、建設物量の低減を図ることがで
き、また仮設部材として変形防止治具の一部だけを撤去
すればよいので、仮設部材の撤去作業を低減できる。
【0017】請求項2に係る発明は、鉄筋コンクリート
製原子炉格納容器の内壁面に薄板鋼板製ライナが内張り
され、ダイヤフラムフロアに支持されるプラットホーム
がサプレッションチェンバ内に配置された原子炉格納容
器の据付工法において、前記薄板鋼板製ライナの変形を
防止する変形防止治具の少なくとも一部を、前記薄板鋼
板製ライナの取り付け後に前記プラットホームの一部と
して組み立てることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、薄板鋼板製ライナの変
形防止治具の少なくとも一部が原子炉格納容器内のサプ
レッションチェンバ内プラットホーム部材を兼用してい
るので、兼用部材は撤去する必要がない。したがって、
建設物量の低減を図ることができ、また、仮設部材とし
て変形防止治具の一部だけを撤去すればよいので、仮設
部材の撤去作業を軽減できる。
【0019】請求項3に係る発明は、請求項1または2
の発明において前記変形防止治具の前記薄板鋼板製ライ
ナと接合部がボルト締めにより結合していることを特徴
とする。この発明によれば、変形防止治具の一部を原子
炉格納容器内壁面から取り外す場合にはボルト結合を解
除して撤去するだけでよいため、取外し作業を軽減する
ことができる。
【0020】請求項4に係る発明は、鉄筋コンクリート
製原子炉格納容器の内壁面に薄板鋼板製ライナが内張り
された原子炉格納容器の据付工法において、前記薄板鋼
板製ライナの変形を防止する変形防止治具の少なくとも
一部を、前記薄板鋼板製ライナの取り付け後に原子炉格
納容器内での作業床とすることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、薄板鋼板製ライナの変
形防止治具の少なくとも一部が原子炉格納容器内の作業
床部材を兼用しているので、兼用部材は撤去する必要が
ない。したがって、建設物量の低減を図ることができ、
また、仮設部材として変形防止治具の一部だけを撤去す
ればよいので、仮設部材の撤去作業を低減できる。
【0022】請求項5に係る発明は、原子炉格納容器の
内壁面に内張りされる薄板鋼板製ライナの輸送時の変形
を防止する薄板鋼板製ライナの変形防止治具において、
前記変形防止治具と前記薄板鋼板製ライナの結合部が、
前記変形防止治具から取り外し可能な接合部材であるこ
とを特徴とする。
【0023】この発明によれば、薄板鋼板製ライナの変
形防止治具の少なくとも一部を原子炉格納容器内のパイ
プホイップストラクチャ等の部材と兼用する場合に、原
子炉格納容器の内壁面に薄板鋼板製ライナを内張り後に
接合部材を撤去するだけでよいため、建設物量の低減を
図ることができるとともに、仮設部材の撤去作業を低減
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1により本発明に係る原子炉格
納容器の据付工法の第1の実施の形態を説明する。図1
は本実施の形態を説明するための概略的な縦断面図で、
図1中、図7(a),(b)と同一部分には同一符号を
付して重複する部分の説明は省略する。図1中、符号23
は本設変形防止治具で、本設変形防止治具23は一方の面
にパイプホイップストラクチャ12が取り付けられ、他方
の面に接合部材24が取り付けられている。接合部材24は
継手管構造で、一方の面には薄板鋼板製ライナ11が取り
付けられる。図1中、符号25は変形防止治具を示してい
る。図1では薄板鋼板製ライナ11は原子炉格納容器2の
内壁面に取り付けられた状態で示している。
【0025】本設変形防止治具23は予め工場で製作され
る。また、本設変形防止治具23に接合部材24を取り付け
る工程と、接合部材24に薄板鋼板製ライナ11を取り付け
る工程も工場で行われる。
【0026】接合部材24に取り付けた薄板鋼板製ライナ
11を原子炉格納容器2の内壁面に取り付けた後、パイプ
ホイップストラクチャ12と本設変形防止治具23を接合す
る。その後に接合部材24を撤去する作業は現地所定の位
置、つまり原子炉建屋内で行われる。
【0027】接合部材24の両端にはフランジ26が取り付
けられており、フランジ26はボルト27により本設変形防
止治具23のフランジ28と薄板鋼板製ライナ11のフランジ
29に着脱自在に接続される。
【0028】上述したように本実施の形態は、原子炉格
納容器2内のパイプホイップストラクチャ12の部材を兼
用した薄板鋼板製ライナ11の本設変形防止治具23および
ボルト27による結合の接合部材24から構成されている。
本実施の形態において、薄板鋼板製ライナ11の本設変形
防止治具23は、原子炉建屋内においてパイプホイップス
トラクチャ12の一部を構成するように工場で製作し、原
子炉格納容器2へ加わる熱荷重低減のための原子炉格納
容器2との分離作業は、現地でボルト結合の接合部材24
の撤去により行う。
【0029】本実施の形態によれば、従来仮設部材のみ
で設置されていた変形防止治具の一部を本設部材として
使用でき、かつ、溶断等の火気作業をなくして原子炉格
納容器2と分離することができる。このため、撤去仮設
材の低減により建設物量の低減が図れ、また、仮設部材
の撤去作業も軽減し、安全に作業することができる。
【0030】つぎに図2により本発明に係る原子炉格納
容器の据付工法の第2の実施の形態を説明する。本実施
の形態は図2に示したように本設変形防止治具23に兼用
する部材をプラットホーム14としたことにある。プラッ
トホーム14は図8(b)に示したようにサプレッション
チェンバ5内に設置されるものである。その他の部分は
第1の実施の形態における構成と同様である。
【0031】本実施の形態によれば、従来仮設部材のみ
で設置されていた変形防止治具16の一部を本設部材とし
て使用でき、かつ、溶断等の火気作業をなくして原子炉
格納容器2と分離することができる。このため、撤去仮
設部材の低減により建設物量の低減が図れ、また、仮設
部材の撤去作業も軽減し、安全に作業することができ
る。
【0032】つぎに図3および図7(b)により本発明
に係る原子炉格納容器の据付工法の第3の実施の形態を
説明する。本実施の形態は図7(b)に示したパイプホ
イップストラクチャ12に設けられた作業床13を、図3に
示すようにパイプホイップストラクチャ12と分離、つま
り切り離して原子炉格納容器2の内壁面にライニングす
る薄板鋼板製ライナ11に一体的に取り付けたことにあ
る。作業床13は連結部材33に取り付けられて一体化した
構造になっており、変形防止治具25を構成している。
【0033】すなわち、本実施の形態においては主とし
て原子炉格納容器2内の作業床13はパイプホイップスト
ラクチャ12とは別に、薄板鋼板製ライナ11の本設変形防
止治具25の一部が原子炉格納容器2内の作業床13を構成
することとなる。
【0034】本実施の形態によれば、従来仮設部材のみ
で設置されていた変形防止治具の一部を本設部材として
使用でき、かつ、パイプホイップストラクチャ12と、原
子炉格納容器2内の作業床13を兼用する薄板鋼板製ライ
ナ11の変形防止治具25は分離されているため、第1の実
施の形態では必要であった接合部材を設けて原子炉格納
容器2と分離するための撤去作業を必要としない。
【0035】また、第3の実施の形態の変形例として、
図4に示すように、薄板鋼板製ライナ11を原子炉格納容
器2の内壁面に取り付けた後、変形防止治具25の作業床
13以外の部分である連結部材33の一部または全部を撤去
し、支持部材用フランジ32および支持部材31を取り付け
る構成とすることもできる。このような構成とすると撤
去仮設部材を低減しつつ、作業床上の作業空間を広くす
ることができる。
【0036】また、本実施の形態において支持部材用フ
ランジ32および支持部材31の一部または全部を工場にお
いて取り付けておく構成とすることもできる。このた
め、撤去仮設部材の低減により建設物量の低減が図れ、
また、仮説部材の撤去作業も軽減することができる。
【0037】つぎに図5および図8(b)により本発明
に係る原子炉格納容器の据付工法の第4の実施の形態を
説明する。本実施の形態は図8(b)に示したプラット
ホーム14に設けられた作業床15を、図5に示したように
プラットホーム14と分離、つまり切り離して原子炉格納
容器2の内壁面をライニングする薄板鋼板製ライナ11に
一体的に取り付けたことにある。作業床15は連結部材33
に取り付けられて一体化した構造になっており、変形防
止治具25を構成している。
【0038】本実施の形態によれば、従来仮設部材のみ
で設置されていた変形防止治具16の一部を本設部材とし
て使用でき、かつ、サプレッションチェンバ5内のプラ
ットホーム14と薄板鋼板製ライナ11の変形防止治具25は
分離されているため、第2の実施の形態では必要であっ
た、原子炉格納容器2と分離するための作業は必要な
い。このため、撤去仮設部材の低減により建設物量の低
減が図れ、また、仮設部材の撤去作業も軽減することが
できる。
【0039】また、第3の実施の形態の変形例として図
6に示すように、薄板鋼板製ライナ11を原子炉格納容器
2の内壁面に取り付けた後、変形防止治具25の作業床13
以外の部分である連結部材33の一部または全部を撤去
し、支持部材用フランジ32および支持部材31を取り付け
る構成とすることもできる。
【0040】このような構成とすると、撤去仮設部材を
低減しつつ、作業床上の作業空間を広くすることができ
る。また、本実施の形態において支持部材用フランジ32
および支持部材31の一部または全部を工場において取り
付けておく構成とすることもできる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、撤去仮設部材の低減に
より、建設物量の低減を図ることができ、また、仮設部
材の撤去作業も軽減することができる原子炉格納容器の
据付工法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第1
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図2】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第2
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図3】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第3
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図4】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第3
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図5】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第4
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図6】本発明に係る原子炉格納容器の据付工法の第4
の実施の形態を説明するための要部を示す縦断面図。
【図7】(a)は従来の原子炉格納容器を説明するため
の原子炉建屋内の概略構成図、(b)は(a)の“A”
部拡大図。
【図8】(a)は図8と同じく原子炉建屋内の概略構成
図、(b)は(a)の“B”部拡大図。
【図9】従来の原子炉格納容器の薄板鋼板製ライナの据
付け手順を説明するための工程図。
【符号の説明】
1…原子炉建屋、2…原子炉格納容器、3…ダイヤフラ
ムフロア、4…上部ドライウエル、5…サプレッション
チェンバ、6…原子炉圧力容器、7…ペデスタル、8…
下部ドライウエル、9…原子炉遮へい壁、10…ベースマ
ット、11…薄板鋼板製ライナ、12…パイプホイップスト
ラクチャ、13…作業床、14…プラットホーム、15…作業
床、16…変形防止治具(仮設)、17…長尺梁、18…短尺
梁、19…湾曲ビーム、20…小径配管、21…大径配管、22
…作業用足場、23…本設変形防止治具、24…接合部材、
25…変形防止治具、26,28,29…フランジ、27…ボル
ト、30…作業用足場、31…支持部材、32…支持部材用フ
ランジ、33…連結部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中丸 哲也 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の内
    壁面に薄板鋼板製ライナが内張りされ、ダイヤフラムフ
    ロアまたは原子炉遮へい壁により支持されるパイプホイ
    ップストラクチャが設置された原子炉格納容器の据付工
    法において、前記薄板鋼板製ライナの変形を防止する変
    形防止治具の少なくとも一部を、前記薄板鋼板製ライナ
    の取り付け後に前記パイプホイップストラクチャの一部
    として組み立てることを特徴とする原子炉格納容器の据
    付工法。
  2. 【請求項2】 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の内
    壁面に薄板鋼板製ライナが内張りされ、ダイヤフラムフ
    ロアに支持されるプラットホームがサプレッションチェ
    ンバ内に配置された原子炉格納容器の据付工法におい
    て、前記薄板鋼板製ライナの変形を防止する変形防止治
    具の少なくとも一部を、前記薄板鋼板製ライナの取り付
    け後に前記プラットホームの一部として組み立てること
    を特徴とする原子炉格納容器の据付工法。
  3. 【請求項3】 前記変形防止治具の前記薄板鋼板製ライ
    ナと接合部がボルト締めにより結合していることを特徴
    とする請求項1または2記載の原子炉格納容器の据付工
    法。
  4. 【請求項4】 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の内
    壁面に薄板鋼板製ライナが内張りされた原子炉格納容器
    の据付工法において、前記薄板鋼板製ライナの変形を防
    止する変形防止治具の少なくとも一部を、前記薄板鋼板
    製ライナの取り付け後に原子炉格納容器内での作業床と
    することを特徴とする原子炉格納容器の据付工法。
  5. 【請求項5】 原子炉格納容器の内壁面に内張りされる
    薄板鋼板製ライナの輸送時の変形を防止する薄板鋼板製
    ライナの変形防止治具において、前記変形防止治具と前
    記薄板鋼板製ライナの結合部が、前記変形防止治具から
    取り外し可能な接合部材であることを特徴とする薄板鋼
    板製ライナの変形防止治具。
JP2002080080A 2002-03-22 2002-03-22 原子炉格納容器の据付工法および薄板鋼板製ライナの変形防止治具 Withdrawn JP2003279683A (ja)

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