JP2003279333A - 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置 - Google Patents

形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置

Info

Publication number
JP2003279333A
JP2003279333A JP2002086704A JP2002086704A JP2003279333A JP 2003279333 A JP2003279333 A JP 2003279333A JP 2002086704 A JP2002086704 A JP 2002086704A JP 2002086704 A JP2002086704 A JP 2002086704A JP 2003279333 A JP2003279333 A JP 2003279333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dimensional
dimensional shape
reflection point
irradiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002086704A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Iwata
章裕 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP2002086704A priority Critical patent/JP2003279333A/ja
Publication of JP2003279333A publication Critical patent/JP2003279333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に、高精度に、非接触で測定できる形状
計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置
および変位・変形計測装置を提供すること。 【解決手段】 被形状計測対象物にレーザー走査装置1
からパルスレーザー光を照射、走査して発生する被形状
計測対象物からの反射光を受光し光電変換して反射点デ
ータ収集手段2により反射点データを収集する。この反
射点データをポリゴン処理3して3次元形状データ生成
手段4で3次元形状データを生成し、予め定められた標
準の3次元CADデータとを重ね合わせて合成して、ず
れ量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状計測装置、外
観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・
変形計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 製造された機器・設備類又は据付けら
れた構造物類の形状は、製造・建設・据付け作業(施
工)技術により、設計図面と比較して製造又は据付け施
工誤差が生じることが多い。さらに、プラントなどの運
転中、高温蒸気や高温溶融物などの搬送路となる配管
は、搬送物の温度差により膨張率が変化し、この膨張率
の変化に応じて配管の大きさが変化する。この配管の温
度差による膨張率の変化は、配管が金属であれば金属疲
労を呈し、事故の発生原因となる。これらの誤差や大き
さの変化は、現状、設計段階で規定されている許容値以
内に納まっていることの確認および検証が必要である。
従来この確認および検証作業は、人間系での手作業によ
る寸法計測であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、製造又は
据付け施工誤差やプラントなどの運転中、配管などの大
きさの変化は、人間系での作業であったため、多大な時
間を要し、部材形状により計測が困難なものも存在し、
広範囲に渉って高精度で測定することが困難であり、正
確な3次元座標値を取得するのは困難であった。製造又
は据付け施工者やプラント管理者からは、簡便に、高精
度に、非接触で測定できる計測、検査装置が望まれてい
た。
【0004】本発明は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、簡便に、高精度に、非接触で測定でき
る形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検
査装置および変位・変形計測装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は、対象物にレーザー光を照射し、反射光から作
成された3次元的形状データ又は3次元CADデータと
予め定められた標準のデータとを重畳して合成すること
により、対象物と標準データとのずれ量を出力する装置
にある。
【0006】上記目的を達成するため、次の構成からな
る形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検
査装置および変位・変形計測装置を提供するものであ
る。
【0007】即ち、請求項1の形状計測装置は、被形状
計測対象物に反射ビームが干渉する照射ビームを照射す
る照射ビーム照射手段と、前記照射ビームに照射され前
記被形状計測対象物からの反射ビームを電気信号に変換
して反射点データを収集する反射点データ収集手段と、
前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状データ
を生成する3次元形状データ生成手段と、前記3次元形
状データと予め定められた標準の3次元CADデータと
を重ね合わせて合成する合成手段とを具備してなること
を特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、被形状計測対象
物に反射ビームが干渉する照射ビームを照射し、前記被
形状計測対象物からの反射点データをポリゴン処理して
得られた3次元形状データと予め定められた標準の3次
元CADデータとを重ね合わせて合成するので、簡便
に、高精度に、非接触で計測することができる。請求項
2の形状計測装置は、被形状計測対象物にレーザー光を
照射するレーザー光照射手段と、前記レーザー光に照射
され前記被形状計測対象物からの反射光を受光し光電変
換して反射点データを収集する反射点データ収集手段
と、前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状デ
ータを生成する3次元形状データ生成手段と、前記3次
元形状データと予め定められた標準の3次元CADデー
タとを重ね合わせて合成する合成手段とを具備してなる
ことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明によれば、被形状計測対象
物にパルスレーザー光を照射し、前記被形状計測対象物
からの反射光データをポリゴン処理して得られた3次元
形状データと予め定められた標準の3次元CADデータ
とを重ね合わせて合成するので、簡便に、高精度に、非
接触で計測することができる。
【0010】請求項3の外観検査装置は、被検査対象物
にパルスレーザー光を照射するパルスレーザー光照射手
段と、前記パルスレーザー光に照射され前記被検査対象
物からの反射光を受光し光電変換して反射点データを収
集する反射点データ収集手段と、前記反射点データをポ
リゴン処理して3次元的形状データを生成する3次元的
形状データ生成手段と、前記3次元的形状データと予め
定められた標準の3次元的CADデータとを重ね合わせ
て合成し形状の相違データを生成する形状相違データ生
成手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によれば、被検査対象物に
パルスレーザー光を照射し、前記被検査対象物からの干
渉光データをポリゴン処理して得られた3次元形状デー
タと予め定められた標準の3次元CADデータとを重ね
合わせて合成するので、簡便に、高精度に、非接触で計
測することができる。
【0012】請求項4の寸法検査装置は、被検査対象物
にパルスレーザー光を照射するパルスレーザー光照射手
段と、前記パルスレーザー光に照射され前記被検査対象
物からの反射光を受光し光電変換して反射点データを収
集する反射点データ収集手段と、前記反射点データをポ
リゴン処理して3次元形状データを生成する3次元形状
データ生成手段と、前記3次元形状データから演算処理
して3次元CADデータを生成する3次元CADデータ
生成手段と、前記3次元CADデータから予め定められ
た2点間の距離データを算出する距離データ算出手段
と、前記2点間の距離データと予め定められた標準の3
次元CADデータの2点間の距離データとを重ね合わせ
て合成する合成手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0013】請求項4の発明によれば、前記3次元CA
Dデータから予め定められた2点間の距離データを算出
する距離データ算出手段と、前記2点間の距離データと
前記予め定められた標準の3次元CADデータの2点間
の距離データとを重ね合わせて合成するので、簡便に、
高精度に、非接触で計測することができる。
【0014】請求項5の体積検査装置は、被検査対象物
にパルスレーザー光を照射するパルスレーザー光照射手
段と、前記パルスレーザー光に照射され前記被検査対象
物からの反射光を受光し光電変換して反射点データを収
集する反射点データ収集手段と、前記反射点データをポ
リゴン処理して3次元形状データを生成する3次元形状
データ生成手段と、前記3次元形状データから演算処理
して3次元CADデータを生成する3次元CADデータ
生成手段と、前記3次元CADデータから予め定められ
た前記被検査対象物の体積データを算出する体積データ
算出手段と、前記体積データと予め定められた標準の3
次元CADデータから求めた体積データとを合成する合
成手段とを具備してなることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明によれば、前記3次元CA
Dデータから予め定められた前記被検査対象物の体積デ
ータを算出する体積データ算出手段と、前記体積データ
と予め定められた標準の3次元CADデータから求めた
体積データとを合成するので、簡便に、高精度に、非接
触で計測することができる。
【0016】請求項6の変位・変形計測装置は、被計測
対象物にレーザー光を照射するレーザー光照射手段と、
前記レーザー光に照射され前記被計測対象物からの反射
光を受光し光電変換して反射点データを収集する反射点
データ収集手段と、前記反射点データを演算処理して対
象物のホログラムを生成する対象物のホログラム生成手
段と、前記対象物のホログラムと予め定められた標準の
対象物のホログラムとを重ね合わせて合成する合成手段
と、前記対象物のホログラムの波面と予め定められた標
準の対象物のホログラムの波面とを干渉させる波面干渉
手段とを具備してなることを特徴とする。
【0017】請求項6の発明によれば、対象物のホログ
ラムと予め定められた標準の対象物のホログラムとを重
ね合わせて合成し、対象物のホログラムの波面と予め定
められた標準の対象物のホログラムの波面とを干渉させ
て生ずる干渉縞により計測できるので、常時発生する配
管の変形や振動状態でのずれ量(変位量、振動値(変
位))を自動的にリアルタイムで把握することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の形状計測装置、外
観検査装置、寸法検査装置の実施形態を図1、図2を参
照して説明する。図1は、形状計測装置(外観検査装
置)を説明するための構成図である。図2は、寸法検査
装置を説明するための構成図である。
【0019】形状計測装置および外観検査装置は、同様
な実施例装置、同様なプロセスで構成されているので纏
めて説明する。寸法検査装置は、形状計測装置および外
観検査装置の3次元的形状データ生成手段のプロセスま
で同様なプロセスであるため、同一符号を付与し、関連
付けて説明する。
【0020】この実施形態は、既存の一般機器・構造物
等設備の形状を反射ビームが干渉する照射ビーム例えば
レーザー走査装置(レーザースキャニング装置)を用い
てレーザーの特性により生成された各反射点(点群)デ
ータを収集する。この各反射点(点群)データは、各レ
ーザー光照射後、反射光を受光するまでの期間を計測し
て、ポリゴン(点の濃淡)データを生成する。即ち、こ
の各反射点(点群)データは、ポリゴン処理されて3次
元的形状データが作成される。この作成された3次元的
形状データは、専用CADデータ作成ソフトにより演算
処理されて汎用CADで使える3次元CADデータが作
成される。
【0021】この作成された3次元CADデータは、計
画値(設計値)段階で作成した標準の3次元CADデー
タと合成することにより実在する構造物と計画段階間で
の生じた誤差(変位量)、寸法や大きさの変化等を形状
計測、外観・寸法・体積を検査することができる。即
ち、この装置は、レーザーの特性を生かした計測技術を
応用して検証することができる。
【0022】次に、形状計測装置(外観検査装置)につ
いて図1を参照して説明する。形状計測装置(外観検査
装置)は、パルスレーザー光照射装置1と、反射点デー
タ収集装置2と、ポリゴン処理3と、3次元形状データ
生成手段4と、合成手段5、予め定められた標準の3次
元CADデータ(計画値)6と、3次元座標測量手段7
とからなる。
【0023】パルスレーザー光照射装置1は、レーザー
光発振器から被形状計測対象物(被外観検査対象物)に
パルスレーザー光を照射し、走査する。反射点データ収
集装置2は、パルスレーザー光に照射された前記被形状
計測対象物(被外観検査対象物)からの反射光を受光し
光電変換して反射点データを収集する。この各反射点
(点群)データは、各レーザー光照射後、反射光を受光
するまでの期間を計測して、ポリゴン(点の濃淡)デー
タを生成する。即ち、3次元的形状データ生成手段4
は、反射点データをポリゴン処理3して3次元的形状デ
ータを生成する。合成手段5は、3次元的形状データと
予め定められた標準の3次元CADデータ(計画値)6
とを重ね合わせて合成演算する。
【0024】この合成手段5の結果、3次元的形状デー
タと予め定められた標準の3次元CADデータ(計画
値)6とが、一致していれば形状(外観)が計画値通り
と判定する。
【0025】この合成手段5の結果、3次元的形状デー
タと予め定められた標準の3次元CADデータ(計画
値)6とが、相違していれば形状(外観)の誤差を算出
し、許容値以内であれば良品であり、許容値以外であれ
ば不良品と判定する。
【0026】次に、寸法検査装置について図2を参照し
て説明する。寸法検査装置は、パルスレーザー光照射装
置1と、反射点データ収集装置2と、ポリゴン処理3
と、3次元的形状データ生成手段4と、3次元座標測量
手段15と、CADデータ作成のソフト処理手段16
と、3次元的CADデータ作成手段17と、3次元座標
データ算出手段18と、合成手段19、予め定められた
標準の3次元CADデータ(計画値)20とからなる。
【0027】パルスレーザー光照射装置1は、レーザー
装置から被寸法検査対象物にパルスレーザー光を照射す
る。反射点データ収集装置2は、パルスレーザー光に照
射された前記被寸法検査対象物からの反射光を受光し、
光電変換して反射点データを収集する。この各反射点
(点群)データは、各レーザー光照射後、反射光を受光
するまでの期間を計測して、ポリゴン(点の濃淡)デー
タを生成する。即ち、3次元的形状データ生成手段4
は、反射点データをポリゴン処理3して3次元的形状デ
ータを生成する。
【0028】3次元的CADデータ作成手段17は、3
次元的形状データをCADデータ作成のソフト処理16
することにより3次元的CADデータを作成する。3次
元座標データ算出手段18は、3次元CADデータから
3次元座標での予め定められた2点間の距離データを算
出する。
【0029】合成手段19は、2点間の距離データと予
め定められた標準の3次元CADデータ20の2点間の
距離データ(計画値)とを重ね合わせて合成する。この
合成手段5の結果、2点間の距離データと予め定められ
た標準の3次元CADデータ20の2点間の距離データ
(計画値)とが、一致していれば寸法が計画値通りと判
定する。
【0030】この合成手段5の結果、2点間の距離デー
タと予め定められた標準の3次元CADデータ20の2
点間の距離データ(計画値)とが、相違していれば寸法
の製造誤差を算出し、許容値以内であれば良品であり、
許容値以外であれば不良品と判定する。
【0031】次に、パルスレーザー光照射装置1の実施
例に関し図3を参照して説明する。まず、この実施例の
レーザー光線の特性について述べる。レーザー光は、時
間的、空間的コヒーレント(干渉性)が極めて高く、連
波が非常に長く、波長幅が極めて狭いことからかなり長
い伝達距離にわたって規則性が保たれている。レーザー
光は、極めて平行性の高い光束を発射するので、これを
レンズで集光すると小さい光のスポツトとなり、ほぼ点
光源を実現する。レーザー計測およびレーザー走査によ
るイメージセンシングはこれらの特性を利用するもの
で、主に反射性が高い特性を利用し各々反射した点を利
用する。3次元CADデータは、これら反射点の集合体
をCADデータ作成ソフトによる演算処理をすることに
より作成される。
【0032】レーザーによる距離計測の基本的原理は、
対象物に対し照射されるレーザー光が一般に干渉現象を
起こしやすい光であるため、対象物からの反射光を受光
し、この反射光の2点間の往復する時間を測定して、そ
の時間から距離を算出するものである。また、レーザー
スキヤニング装置(レーザー走査装置)は、細かいパル
ス波レーザー光で所定の空間を走査することにより、対
象物からの反射光を受光して対象物の画像(干渉点/反
射率)データ(点の濃淡)を得るものである。この画像
(干渉点/反射率)データから物体までの距離は、算出
される。
【0033】この得られた画像データは、個々の3次元
座標値を有している。なお、パルス波レーザー光は、光
エネルギーの波高値が大きいので反射鏡を用いなくて
も、対象物からの反射光を受光し、光電変換して検出す
ることによりSN比のよい信号が得られ連続発信性が優
れている特徴がある。この実施例ではパルスレーザー光
を用いるため半導体レーザーを適用する。半導体レーザ
ーは、素子が小型で、電流の変調によって直接光変調が
行えること、消費電力が小さいことなどのため、光情報
処理、光通信、計測などの分野で適用されている。な
お、パルスレーザー光に替わるレーザー波としてはFM
CW方式(周波数変調連続波レーダ)、三角測量方式な
どがあり、これら方式の原理も適用可能である。
【0034】次に図3を参照してレーザー走査装置の内
部構造について説明する。このレーザー走査装置は通
常、照準25、送信部26、受信部27の3つの光学チ
ヤンネルを有する。照準25はレーザー光を対象物に対
して照射するためのもので通常は人間系にて定めるもの
である。送信部26はレーザー光をパルス状に発信する
発信口であり、受信2はレーザー光が対象物で反射し、
その反射光を受信(受光)する受信口である。
【0035】送信部26には、レーザー発振器28から
パルス状レーザー光を出射させるために電源29、計測
開始スイッチ30、コンデンサ31の直列接続回路が設
けられている。計測開始スイッチ30がオンされ、電源
29がコンデンサ31に接続されることによりコンデン
サ31に充電された電圧は、フラッシュランプ32に印
加され、フラッシュランプ32が瞬時に発光する。この
フラッシュランプ32が発光したときレーザー発振器2
8がポンピングされて、発振したレーザー光は、レンズ
などの光学系33を介して送信される。レーザー発振器
28からレーザー光が発信したときを検出するためにフ
ォトダイオード34が設けられている。
【0036】受信部27は、対象物からの反射光を受信
(受光)する。受光した反射光は、レンズなどからなる
受信光学系37、ゲート38例えばシャッターを介して
光電変換素子からなる検出器39に結像される。ゲート
38には、レーザー光を発信したタイミングで出力する
フォトダイオード34からスタートパルスが供給されて
いる。ゲート38は、スタートパルスのタイミングで開
き、反射光を通過させる。
【0037】検出器39には、クロックパルス発振器4
0からクロックパルスが供給されている。検出器39の
出力には、カウンタ41を介して表示部42が接続さ
れ、表示部42から反射点データ43、反射光データ4
4が出力される構成になっている。
【0038】次に、レーザー光の送信部26から受信部
27までの手順を説明する。計測開始スイッチ30が0
Nになるとコンデンサー31は、電源29から充電を始
め、所定の電圧に達するとフラッシユランプ32が発光
する。遅れてコンデンサー31内にあるスイッチ(Qス
イッチ)が作動し巨大なパルス状のレーザーがレーザー
発信器28の内部で発生する。このパルス状のレーザー
はレンズやミラー等で構成された送信用の光学系33か
ら対象物に向かって照射され、対象物から干渉光および
反射光が発生する。
【0039】その一方で、レーザー発振器28からのパ
ルス状のレーザーは、ハーフミラーなどで分岐され発振
信号としてフオトダイオード34により電気信号に変換
され、フオトダイオード34の出力が、スタートパルス
としてゲート38を開く。ゲート38が、スタートパル
スが到来したときのみ開くのは、反射光の信号対雑音比
を良くするためである。カウンタ41は、対象物からの
反射光を受光した距離、座標および反射率等のデータの
各値を算出するものである。
【0040】即ち、対象物によって反射された反射光
は、受信部27から受信光学系37によって収集受光さ
れ、この電気信号から背景雑音を除くために狭帯域フィ
ルターを通じ検出器39に入力される。この検出器39
は、光電変換素子であり、光電変換されてパルス状の電
気信号を出力する。この受信したパルス状の電気信号は
増幅され、立ち下がり時をストップパルスとしてゲート
38を閉じる。ゲート38の開閉時間内に計数、測定さ
れたクロックパルス発振器40からのクロックパルスの
数が距離(3次元座標値)として表示部42に表示され
る。表示部42には、受信した反射点データ43、反射
率データ44も同様にメモリに保存される。
【0041】次に、パルス状のレーザー光を対象物に向
けて照射し、対象物からの干渉光および反射光を受光す
る光学系について図4を参照して説明する。図4は図3
にて説明した送受信光学系の走査機構の実施例について
説明したものである。図3と同一部分については、同一
符号を付与し、その詳細な説明を省略する。レーザー発
振器28からのパルスレーザー光Sは、レンズ51を介
して回転式ポリゴンミラー52で反射され、対象物53
に向けて発信(照射)される。回転式ポリゴンミラー5
2は、回転式のため、回転軸54を軸として任意の角度
に回転角を設定することが可能であり、連続回転させる
ことにより広角でのレーザー発信が可能となる。また、
対象物53の受光面で干渉し反射光Rは、図3に示す受
信部27により受信され処理装置内でデータ処理され
る。回転軸54の回転角は、例えば30度〜360度で
ある。
【0042】回転式ポリゴンミラー52の他の実施例
を、図5を参照して説明る。図4と対比して図5により
説明する。図4のレーザー発振器28は、図5で半導体
レーザー57であり、図4の回転式ポリゴンミラー52
は、図5で回転プリズム58であり、この回転プリズム
58の回転によるレーザー光Sの走査状態は矢印59で
示めされている。
【0043】次に、図1、図2に示す反射点データ収集
装置2について図6、図7を参照して説明する。図1〜
図5と同一部分については、同一符号を付与し、その詳
細な説明を省略する。
【0044】図6はパルスレーザー光照射装置1からの
パルス状のレーザー光Sにより照射された対象物53上
のレーザー反射点(点群)61をX印で示した図であ
る。図中に示す×印の反射点(点群)61は、レーザ一
光Sが入射した位置であり、対象物53上で反射した点
を意味している。これら反射点(点群)61からの反射
光は、受光され、表示部にパルスレーザー光照射装置1
内に設定されたレーザー光Sの走査基準点(X=0,Y
=0,Z=0)を軸とした固有の座標値で表示される。
即ち、この表示部には、上記反射点(点群)61が上記
固有の座標値で表示される。同様にパルスレーザー光が
入射して照射された対象物53の被照射点群は、光の反
射強度も各反射点に重畳して記録された点群のデータで
ある。
【0045】3次元座標測量手段15は、次のとおりで
ある。レーザー光Sの走査基準点(X=0,Y=0,Z
=0)データは、対象物53表面のレーザー光Sによる
走査範囲内に図7に示すマーカ62a、62bを設置例
えば貼って置き、レーザー光Sを走査させることによ
り、3次元座標基準点データとして得ることができる。
図7に示すマーカ62を設置する目的は、3次元座標の
精度を高めるものである。このときのレーザー光Sの照
射角は、図6にαで示されている。目的に応じてマーカ
62の設置は、不要である。
【0046】3次元座標基準点として設定する基準点
(マーカ)は、対象物53の健全性を評価をするため
に、図7に示すマーカをX、Y、Z軸に各1個で3個以
上設けることが望ましい。3次元座標値は、図7に示す
3次元座標基準点の3次元座標値を光波式又はレーザー
計測装置等(セオドライト又はトータルステーション)
により測量を行い取得する。マーカ62a、62bのパ
ターン例は、図7に(a)、(b)2種図示されている
が、0点を示すパターンであればその他多種存在する。
図7において、黒色で塗られる部分は、斜線で示されて
いる。
【0047】次に、ポリゴン処理による3次元的形状デ
ータの作成について、図8、図9を参照して説明する。
図8は、図6の対象物53上で反射した各反射点61の
データがポリゴン処理されて得られた3次元的形状デー
タ(点の濃淡)のイメージ図65を示したものである。
レーザーが対象物53に照射され生成された反射点群
は、ポリゴン処理されることにより点の濃淡となり多面
体として面66が貼られ、3次元的な形状を持つ画像と
なる。この3次元的な形状を持つ画像は、3次元的形状
データである。図9は図6の反射点の集合体からポリゴ
ン処理されて面66が貼られている状態を対象物53の
イメージ上に重ねて示している。
【0048】次に、合成手段について、図10を参照し
て説明する。図10は形状計測、外観検査状態を示すイ
メージ図である。このイメージ図は、レーザー光を照射
することにより生成された3次元的形状データ(ポリゴ
ン処埋されたデータ)71a、71b、71c、71d
と計画段階で作成済の標準の3次元CADデータ(計画
値)72a、72b、72c、72d、を合成した状態
を示す図である。3次元的形状データ71と計画段階で
作成済の標準の3次元CADデータ72の合成は、標準
の3次元CADデータ72のデータに3次元的形状デー
タ71を読み込むことにより行われ図10に示すような
2枚の画像が重畳された状態の画像となる。図10は、
計画段階で作成済みの3次元的形状データ71と製造・
据付けベース間との差(Δ値)を可視状態で示す。
【0049】理想状態では、一般構造物の計画値と製造
後の形状寸法は一致すべきものであるが、製造過程又は
工事の精度により若干の誤差が生ずることが多い。外観
検査装置は計画段階のデータ(計画値)と製造後のデー
タを合成し、画面上に表示して可視状態で誤差を確認す
ることができる。製造誤差が発生した部分71a、71
b、71c、71dの直線をカラー表示することもでき
る。ずれた部分即ち、ずれ量73の面積は、求めること
ができる。
【0050】これら誤差、ずれ量73の許容量は、標準
辞書データとしてメモリに記憶しておき、検査時、計測
時に都度読出し、許容量内か、外かを確認し、評価する
ことができる。このようにして対象物の形状計測、外観
検査を行うことができる。
【0051】次に、寸法検査について図11を参照して
説明する。図1〜図10と同一部分については、同一符
号を付与しその詳細な説明を省略する。上記実施形態の
形状計測、外観検査の図1、図2において3次元的形状
データ生成手段4までのプロセスは同一なので、次のプ
ロセスから説明する。
【0052】図2に示す3次元的形状データ生成手段4
で生成された3次元的形状データは、3次元CADデー
タ作成手段17でCADデータ作成のソフト処理手段1
6されて3次元CADデータが作成される。
【0053】この3次元CADデータが図11に示めす
3次元CADデータ75として入力される。この3次元
CADデータ75と、計画段階で作成された標準の3次
元CADデータ20とは、合成手段19に入力されて合
成演算され寸法が検査される。この合成演算した結果
は、各々任意の3次元座標値の算出が可能であり、寸法
確認したい評価位置の寸法検査が可能である。
【0054】寸法検査の実施例は、対象物として有底筒
状容器77の例が図11に示されている。容器(対象
物)77に対してレーザー走査法にて採取され標準の3
次元CADデータ(計画値)20と、製造された容器7
8に対してレーザー走査法にて採取された3次元CAD
データ75とを重畳して合成演算したときの寸法検査結
果が表78に示されている。この表78は、縦軸が容器
77、78の評価点であり、横軸が検査結果である。
【0055】この検査結果において、項目79は3次元
座標値、項目80は双方寸法を検査することにより算出
された誤差(Δ値)である。項目81はH方向の長さの
検査結果を示す例であり、項目79、80と同様に、実
測値と計画値の照合により算出された誤差(Δ値)を示
すものである。項目82は判定結果を示す。表78にお
いて、標準の容器77の評価位置AについてX方向長さ
10.0cm、Y方向長さ5.0cm、Z方向長さ15
cmである。これに対して製造された容器78の計測値
は、評価点位置AaについてX方向長さ10.2cm、
Y方向長さ5.1cm、Z方向長さ14.6である。
【0056】標準の容器77の寸法と製造された容器7
8の製造誤差(Δ値)は、X方向長さが0.2cm、Y
方向長さが0.1cm、Z方向長さがー0.4と算出さ
れ表記される。同様に、容器77の高さHは、標準の容
器77の寸法が55.0cmであり、製造された容器7
8の寸法Hhが56.1cmで、製造誤差ΔLが1.1
である。
【0057】これらの判定結果は、予めコンピュータの
メモリに許容値として記憶しておくことにより自動的に
判定結果が表記される。ここでは、判定結果が○で良品
と判定されたことを示している。このような表78は、
表示装置に自動的に表示される。
【0058】次に、図2の実施例を図12を参照して説
明する。図12は、図2の構成をさらに具体的に示した
構成図である。入力部83にはパルス状のレーザー光を
照射することにより得られる3次元座標データ、3次元
CADデータ、反射点(干渉点)データなどのデータ8
4と、標準の3次元CADデータ(計画値)85が入力
される。これらの入力信号は、CPUの制御により演算
処理部86に供給され、この演算処理部86において、
反射点データは、3次元座標データによりポリゴン処理
されて3次元的形状データを出力して、保存部87のメ
モリに記憶される。
【0059】記憶された3次元的形状データは、CPU
の制御により読み出されて演算処理部86で標準の3次
元CADデータ(計画値)と合成演算処理され重ね合わ
せされたデータが保存部87のメモリに記憶される。合
成演算処理された図10に示す画像が表示部88に表示
される。保存部87には、製造誤差の許容値が記憶され
ており、3次元的形状データと比較演算して自動的に評
価・判定される。この判定結果は、保存部87のメモリ
に記憶されると、共に判定部89に出力され、外観検査
90される。
【0060】さらに、CPUは、上記記憶された3次元
的形状データを読出し、演算処理部86でCADデータ
作成ソフトにより演算処理することにより3次元CAD
データを出力する。さらに、CPUは、この3次元CA
Dデータから3次元座標データを算出して図11に示す
ような表78のデータを出力する。この表78は、表示
部88に表示され、表示された寸法の検査結果91は閲
覧される。このような外観検査や寸法検査は、製品の検
査ばかりでなくプラント設備、機器などの健全性評価装
置として構成することができる。
【0061】このようにして寸法を計測できるので、製
造された対象物の製造誤差は、対象物の体積を検査して
体積値により良否を判定することができる。即ち、この
検査は、対象物として例えば立方体にレーザー光を照射
して、立方体の縦、横、高さを計測し、コンピュータに
より体積値を求め、設計図から求めた標準の体積値と合
成演算することにより、体積の誤差量を算出し、この誤
差量と許容値と比較して製品の検査を行うことができ
る。
【0062】次に、ホログラフィー法による対象物の計
測、検査について説明する。図13はホログラフィー法
の実施例を説明するための図であり、この図13を参照
して一般原理を説明する。ホログラフィーは写真法の一
種であるが従来の写真法とは異なる。従来の写真法では
光波の振幅のみしか記録できなかったのに対し、ホログ
ラフィーでは光波の振幅と位相の両成分を干渉縞のコン
トラストができる位置(ホログラム)で記録することが
できる特徴がある。従って、写真法は位相の成分が記録
できないことから、見える画像に立体感を得ることがで
きない。これに対してホログラフィーは位相と光の振幅
の両成分を記録できるので、完全な立体感を得た3次元
的画像による再生が可能となる。
【0063】レーザー装置94から出射されたレーザー
光は、記録する対象物95を照明するための物体光96
と参照光97の2光束にハーフミラー98で分岐され
る。一方の物体光96はレンズ99、100、ミラー1
01を介して対象物95を走査し、照明する。物体光9
6により照明され対象物95に生じた干渉光は、ホログ
ラム102に入射する。
【0064】他方、参照光97は、ミラー103、レン
ズ104、105を介して物体光96と異なる方向から
ホログラム102上に入射される。物体光96と、異な
る角度から入射された参照光97との干渉光は、ホログ
ラム102上において細かい干渉縞となる。このホログ
ラム102上には下記式で示されるような光強度Iが記
録されている。 l=|O+R|=|O|+|R|+OR+O
【0065】このようにして作られたホログラムをレー
ザー光(再生光)により照射すると、記録された元の対
象物95の像が再生される。ここで再生光として参照光
と同じ光Rを使用した場合、上記に示す計算式による再
生光はO|R|となり物体光の振幅Oに比例した光が
得られる。これがホログラムによる3次元画像再生の原
理である。
【0066】次に、上記ホログラフィーを利用した変
位、変形計測の実施例について図14を参照して説明す
る。図14はホログラフィー干渉による変位、変形計測
手順を示す図である。まず、この実施形態に一番適して
いると思われる干渉性の特性を利用した計算機ホログラ
ムについて説明する。レーザーやミラーのように幾何学
的にはっきりした形状の対象物においては、レーザー光
が対象物で干渉した場合、これから反射される光の波面
は正確に計算機で計算することができる。このことによ
り計算機によってホログラムを作り、原器ホログラムと
して保存し干渉計の参照波として用い、実際の検査対象
物(面)からの光と干渉させることにより、理想波面
(計画値又は変動前)との間のずれ(移動量)を等高線
干渉縞として計測することが可能となる。
【0067】図14は、変位、変形計測の手順を示す。
まず、標準のマスターデータを次のようにして作成す
る。標準のマスターデータは、変位、変形あるいは振動
等が発生する前の対象物に物体光のレーザー光を照射
し、対象物からの干渉光を受光して干渉光データを作成
する。この干渉光データは、演算処理されて対象物のホ
ログラム(3次元的形状データ)が作成される。作成さ
れた対象物のホログラム(3次元的形状データ)は、標
準のマスタデータとしてメモリに記憶される。
【0068】次に、対象物の変位、変形データを観測す
る。対象物が動作状態において、変位、変形あるいは振
動等のデータを入手する。この変位、変形あるいは振動
等のデータは、対象物に物体光のレーザー光を照射し、
対象物からの干渉光を受光して干渉光データを作成す
る。この干渉光データは、演算処理されて対象物のホロ
グラムが作成される。この対象物のホログラムは、3次
元的形状データである。
【0069】このようにして作成されたホログラムのデ
ータ110と標準のマスターデータ111は合成処理部
112に供給して重ね合わせた合成演算がされる。即
ち、ホログラムのデータ110と標準のマスターデータ
111とは、重畳されて同じ位置に配置させるように合
成演算される。合成演算されたデータは、波面干渉部1
13に供給される。波面干渉部113は、常時、変位、
変形および振動時の波面と干渉されて、変位量、変形
量、振動値算出部114に供給される。
【0070】変位量、変形量、振動値算出部114は、
変位、変形、振動状態でのずれ(変位量、変形量、振動
値)を自動的にリアルタイムで把握することができる。
【0071】変位、変形の計測は、多種のプラントの監
視手段として利用することができる。例えばプラントに
設備された配管の変位、変形の計測であれば次のように
して配管の変位、変形の計測を行うことができる。プラ
ント運転が開始された配管に高温蒸気や高温度の溶融物
が流れた場合、配管は膨張したり、振動したりする。プ
ラントの運転状態(動的)にある状態で、配管(対象
物)にレーザー光を照射してホログラムのデータを収集
して配管の膨張や振動は、計測できる。
【0072】即ち、標準のマスターデータは、プラント
に設備された運転前の配管にレーザー光を照射し、配管
からの干渉光を受光して干渉光データを作成し、この干
渉光データを演算処理して作成された配管のホログラム
である。このホログラムは、標準のマスターデータ(静
的)としてメモリに記憶される。
【0073】次に、対象物の変位、変形データを観測す
る。プラントが運転を開始して、プラントの運転状態
(動的)にある状態で、上記配管に高温蒸気や高温度の
溶融物が流れた場合、配管は、膨張したり、振動したり
する。この配管の動的ホログラムは、配管にレーザー光
を照射し、配管からの干渉光を受光して干渉光データを
作成し、この干渉光データを演算処理して作成された配
管の3次元的形状データである。この配管の3次元的形
状データは、動的ホログラムとしてメモリに記憶され
る。
【0074】動的ホログラムのデータ110と標準のマ
スターデータ111は合成処理部112に供給されて合
成演算される。即ち、配管の動的ホログラムのデータ1
10と標準のマスターデータ111とは、重畳されて同
じ位置に配置されるように合成演算される。合成演算さ
れたデータは、波面干渉部113に供給される。波面干
渉部113は、常時、変位、変形および振動時の波面と
干渉させて、干渉データを変位量、変形量、振動値算出
部114に供給する。
【0075】変位量、変形量、振動値算出部114は、
配管の変形、振動状態でのずれ量(変位量、変形量、振
動値(変位))を算出し、配管の変位量、変形量、振動
状態を出力する。この配管の変位、変形、振動状態での
ずれ量は、自動的にリアルタイムで表示される。算出さ
れた配管の変位、変形、振動状態でのずれ量は、評価装
置に保存され、予め記憶された許容値を読出し、許容値
内か、外かが、評価115される。この評価結果などか
ら判定結果116が決定される。さらに、配管の変位、
変形、振動状態は、配管の材料の金属疲労などの現象を
監視するのに有効である。
【0076】上記実施形態では、プラントの配管の監視
について説明したが、常に変動値を所有する設備、例え
ぱエンジンによる振動測定などに有効である。
【0077】また、本発明の適用可能分野は工業、建築
分野をはじめとして広範囲であり、用途は橋の荷重によ
る携み量、ビルの風カによる傾き測定、鋳物製構造物の
計画(設計)一製造後の検証・検査、飛行機の羽の寸法
検査・検証、車ボディーの形状確認、配管・設備類の変
位量測定、等様々である。なお、レーザー走査作業は対
象物に対して非接触である故、アクセスが困難なエリ
ア、通常時立ち入りの困難なエリア、高所においても遠
隔地で表示装置の画面に表示された画像べ一スでの寸法
検査などが可能となる。
【0078】さらに、写真測量技術とレーザースキャニ
ング技術を用いて設計図のない構造物や建造物を3次元
CADで実現することができる。老朽化したプラント・
工場や設計図が保存されていない歴史的建造物をリニュ
ーアル、改修する際に、低コストで短期間に設計図を復
元でき、効率的に改造、改築できる。ポリゴンミラーを
360度回転させ、レーザー光を照射することにより、
各種のパイプラインや製造設備が入り組んだ工場内部を
短時間に計測できるほか、人間が接近できない危険な場
所や計測できない高所建造物でもCAD化が可能であ
る。このCAD化が可能なことは、3次元模型の作製や
コンピューターグラフィックスによるシミュレーション
などの加工も可能となる。
【0079】上記実施形態によれば次のような効果があ
る。レーザー光線を利用し、製造後、据え付け後等の形
状データが反映された3次元CAD上から3次元座標値
および詳細な寸法確認・検査を行うことができる。
【0080】これらの計測値から計画値(製造・据付け
前の計画座標値および寸法)との比較が可能となる。
【0081】設備類の健全性を正確に評価することがで
き一般構造物およびプラント等設備類の品質を含めた信
頼性向上を図ることが可能となる。
【0082】
【発明の効果】この発明によれば、簡便に、高精度に、
非接触で計測、検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形状計測装置、外観検査装置の実施形
態を説明するための回路構成図。
【図2】本発明の寸法検査装置の実施形態を説明するた
めの回路構成図。
【図3】図1および図2のレーザー走査装置の実施例を
説明するための回路構成図。
【図4】図3の送受信光学系の走査機構の実施例を説明
するための図。
【図5】図4の他の実施例を説明するための図。
【図6】図1、図2の反射点データ収集の実施例を説明
するための図。
【図7】図1、図2の3次元座標の基準点の実施例を説
明するための図。
【図8】図1、図2のポリゴン処理を説明するための
図。
【図9】図6の反射点の集合体からポリゴン処理の状態
を説明するための図。
【図10】図1の形状計測、外観検査の状態を示すイメ
ージ図。
【図11】本発明の寸法検査装置の実施形態を説明する
ための回路構成図。
【図12】図1、図2の形状計測装置、外観検査装置、
寸法検査装置をハード化した実施例を説明するための回
路構成図。
【図13】本発明の変位計測装置の実施形態を説明する
ためのホログラフの原理説明図。
【図14】図13のホログラムを利用した変位計測装置
の実施形態を説明するための回路構成図。
【符号の説明】
1…パルスレーザー光照射装置、2…反射点データ収集
装置、3…ポリゴン処理、4…3次元形状データ生成手
段、5,19…合成手段、6,20,85…3次元CA
Dデータ(計画値)、7,15…3次元座標測量手段、
16…CADデータ作成のソフト処理手段、17…3次
元CADデータ作成手段、18…3次元座標データ算出
手段、25…照準、26…送信部、27…受信部、28
…レーザー発振器,29…電源、30…スイッチ、31
…コンデンサ、32…フラッシュランプ、33…光学
系、34…フォトダイオード、37…受信光学系、38
…ゲート、39…検出器、40…クロックパルス発振
器、41…カウンタ、42…表示部、43…反射点デー
タ、44…反射光データ、51…レンズ、52…回転式
ポリゴンミラー、53,95…対象物、54…回転軸、
57…半導体レーザー、58…回転プリズム、59…矢
印、61…反射点、62…マーカ、65…イメージ図、
66…面、71…3次元的形状データ、72…3次元C
ADデータ、75…3次元CADデータ、77…容器、
78…表、79,80,81,82…項目、83…入力
部、86…演算処理部、87…保存部、88…表示部、
89…判定部、90…外観検査、91…検査結果、94
…レーザー装置、96…物体光、97…参照光、98…
ハーフミラー、99,100,104,105…レン
ズ、101,103…ミラー、102…ホログラム、1
10…ホログラムのデータ、111…標準のマスターデ
ータ、112…合成処理部、113…波面干渉部、11
4…変位量、変形量振動値算出部、115…評価、11
6…判定結果。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA09 AA21 AA53 AA59 CC00 DD06 FF01 FF12 FF51 GG04 LL15 LL30 LL51 LL62 MM16 QQ00 QQ23 QQ25 QQ51 SS04 5B050 AA03 BA09 BA13 BA18 EA19 EA28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被形状計測対象物に反射ビームが干渉す
    る照射ビームを照射する照射ビーム照射手段と、 前記照射ビームに照射され前記被形状計測対象物からの
    反射ビームを電気信号に変換して反射点データを収集す
    る反射点データ収集手段と、 前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状データ
    を生成する3次元形状データ生成手段と、 前記3次元形状データと予め定められた標準の3次元C
    ADデータとを重ね合わせて合成する合成手段とを具備
    してなることを特徴とする形状計測装置。
  2. 【請求項2】 被形状計測対象物にレーザー光を照射す
    るレーザー光照射手段と、 前記レーザー光に照射され前記被形状計測対象物からの
    反射光を受光し光電変換して反射点データを収集する反
    射点データ収集手段と、 前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状データ
    を生成する3次元形状データ生成手段と、 前記3次元形状データと予め定められた標準の3次元C
    ADデータとを重ね合わせて合成する合成手段とを具備
    してなることを特徴とする形状計測装置。
  3. 【請求項3】 被検査対象物にレーザー光を照射するレ
    ーザー光照射手段と、 前記レーザー光に照射され前記被検査対象物からの反射
    光を受光し光電変換して反射点データを収集する反射点
    データ収集手段と、 前記反射点データをポリゴン処理して3次元的形状デー
    タを生成する3次元的形状データ生成手段と、 前記3次元的形状データと予め定められた標準の3次元
    的CADデータとを重ね合わせて合成し形状の相違デー
    タを生成する形状相違データ生成手段とを具備してなる
    ことを特徴とする外観検査装置。
  4. 【請求項4】 被検査対象物にレーザー光を照射するレ
    ーザー光照射手段と、 前記レーザー光に照射され前記被検査対象物からの反射
    光を受光し光電変換して反射点データを収集する反射点
    データ収集手段と、 前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状データ
    を生成する3次元形状データ生成手段と、 前記3次元形状データから演算処理して3次元CADデ
    ータを生成する3次元CADデータ生成手段と、 前記3次元CADデータから予め定められた2点間の距
    離データを算出する距離データ算出手段と、 前記2点間の距離データと前記予め定められた標準の3
    次元CADデータの2点間の距離データとを重ね合わせ
    て合成する合成手段とを具備してなることを特徴とする
    寸法検査装置。
  5. 【請求項5】 被検査対象物にレーザー光を照射するレ
    ーザー光照射手段と、 前記レーザー光に照射され前記被検査対象物からの反射
    光を受光し光電変換して反射点データを収集する反射点
    データ収集手段と、 前記反射点データをポリゴン処理して3次元形状データ
    を生成する3次元形状データ生成手段と、 前記3次元形状データから演算処理して3次元CADデ
    ータを生成する3次元CADデータ生成手段と、 前記3次元CADデータから予め定められた前記被検査
    対象物の体積データを算出する体積データ算出手段と、 前記体積データと前記予め定められた標準の3次元CA
    Dデータから求めた体積データとを合成する合成手段と
    を具備してなることを特徴とする体積検査装置。
  6. 【請求項6】 被計測対象物にレーザー光を照射するレ
    ーザー光照射手段と、 前記レーザー光に照射され前記被計測対象物からの反射
    光を受光し光電変換して反射点データを収集する反射点
    データ収集手段と、 前記反射点データを演算処理して対象物のホログラムを
    生成する対象物のホログラム生成手段と、 前記対象物のホログラムと予め定められた標準の対象物
    のホログラムとを重ね合わせて合成する合成手段と、 前記対象物のホログラムの波面と予め定められた標準の
    対象物のホログラムの波面とを干渉させる波面干渉手段
    とを具備してなることを特徴とする変位・変形計測装
    置。
JP2002086704A 2002-03-26 2002-03-26 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置 Pending JP2003279333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086704A JP2003279333A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086704A JP2003279333A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003279333A true JP2003279333A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29233210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002086704A Pending JP2003279333A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003279333A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277813A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Taisei Corp 三次元レーザスキャナを用いた建築計画変更方法および建築計画変更装置
JP2008064385A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Mhi Environment Engineering Co Ltd 芯出治具、計測システム、及び計測方法
JP2008175676A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Maeda Corp 仮設構造体の健全性判定システム
JP2008528960A (ja) * 2005-01-25 2008-07-31 デビオテック ソシエテ アノニム 微小機械装置内の表面形状を光学的に測定することによって微小機械装置内の容積を測定する方法、及びこの測定を実行するアセンブリ
CN101802324B (zh) * 2007-06-11 2011-09-21 株式会社屋根技术研究所 太阳能电池模块的固定构造、太阳能电池模块用的框架及固定构件
CN102564335A (zh) * 2012-01-16 2012-07-11 苏州临点三维科技有限公司 一种大型隧道变形测量方法
KR101387589B1 (ko) * 2013-02-04 2014-04-23 (주)다인조형공사 레이저 스캐닝 기술을 활용한 저장 설비의 변형 검사 시스템
CN103822587A (zh) * 2014-02-25 2014-05-28 西安电子科技大学 一种用于微结构三维形变和位移测试的干涉测量系统
CN103940356A (zh) * 2014-02-27 2014-07-23 山东交通学院 一种基于三维激光扫描技术的建筑物整体变形监测方法
CN104006756A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 沈阳飞机工业(集团)有限公司 飞机腹板类零件装配变形快速测量方法
CN104006760A (zh) * 2014-05-12 2014-08-27 上海交通大学 植株生长发育三维几何形态连续监测装置及方法
KR101457040B1 (ko) * 2013-09-03 2014-10-31 주식회사 고영테크놀러지 3차원 기판검사장치의 그래픽 유저 인터페이스
CN104330044A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 清华大学 高温错位相关系统
CN104634785A (zh) * 2013-11-08 2015-05-20 中冶建筑研究总院有限公司 一种全新的混凝土平面裂缝预测评估和图形化输出方法
JP2015102360A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 大和製罐株式会社 密封容器の検査装置および検査方法
JP2017049033A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 寸法測定装置
CN106996745A (zh) * 2017-04-28 2017-08-01 国网河南省电力公司电力科学研究院 一种断路器本体故障性位移的激光监测系统
CN107036544A (zh) * 2017-05-24 2017-08-11 山东科技大学 一种基于三维激光扫描技术的大型储罐安全检测系统与方法
JP2019109069A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 国立大学法人広島大学 変位計測方法、変位計測装置、変位観測方法
CN114441549A (zh) * 2021-12-31 2022-05-06 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528960A (ja) * 2005-01-25 2008-07-31 デビオテック ソシエテ アノニム 微小機械装置内の表面形状を光学的に測定することによって微小機械装置内の容積を測定する方法、及びこの測定を実行するアセンブリ
JP2007277813A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Taisei Corp 三次元レーザスキャナを用いた建築計画変更方法および建築計画変更装置
JP2008064385A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Mhi Environment Engineering Co Ltd 芯出治具、計測システム、及び計測方法
JP2008175676A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Maeda Corp 仮設構造体の健全性判定システム
CN101802324B (zh) * 2007-06-11 2011-09-21 株式会社屋根技术研究所 太阳能电池模块的固定构造、太阳能电池模块用的框架及固定构件
CN102564335A (zh) * 2012-01-16 2012-07-11 苏州临点三维科技有限公司 一种大型隧道变形测量方法
KR101387589B1 (ko) * 2013-02-04 2014-04-23 (주)다인조형공사 레이저 스캐닝 기술을 활용한 저장 설비의 변형 검사 시스템
WO2015034244A1 (ko) * 2013-09-03 2015-03-12 주식회사 고영테크놀러지 3차원 기판검사장치의 그래픽 유저 인터페이스
US10025898B2 (en) 2013-09-03 2018-07-17 Koh Young Technology Inc. Graphic user interface for a three dimensional board inspection apparatus
JP2017500654A (ja) * 2013-09-03 2017-01-05 コー・ヤング・テクノロジー・インコーポレーテッド 3次元基板検査装置のグラフィックユーザインタフェース
CN104823143A (zh) * 2013-09-03 2015-08-05 株式会社高永科技 三维基板检查装置的图形用户界面
KR101457040B1 (ko) * 2013-09-03 2014-10-31 주식회사 고영테크놀러지 3차원 기판검사장치의 그래픽 유저 인터페이스
CN104634785A (zh) * 2013-11-08 2015-05-20 中冶建筑研究总院有限公司 一种全新的混凝土平面裂缝预测评估和图形化输出方法
JP2015102360A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 大和製罐株式会社 密封容器の検査装置および検査方法
CN103822587B (zh) * 2014-02-25 2017-05-17 西安电子科技大学 一种用于微结构三维形变和位移测试的干涉测量系统
CN103822587A (zh) * 2014-02-25 2014-05-28 西安电子科技大学 一种用于微结构三维形变和位移测试的干涉测量系统
CN103940356A (zh) * 2014-02-27 2014-07-23 山东交通学院 一种基于三维激光扫描技术的建筑物整体变形监测方法
CN104006760A (zh) * 2014-05-12 2014-08-27 上海交通大学 植株生长发育三维几何形态连续监测装置及方法
CN104006756A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 沈阳飞机工业(集团)有限公司 飞机腹板类零件装配变形快速测量方法
CN104330044A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 清华大学 高温错位相关系统
JP2017049033A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 寸法測定装置
CN106996745A (zh) * 2017-04-28 2017-08-01 国网河南省电力公司电力科学研究院 一种断路器本体故障性位移的激光监测系统
CN107036544A (zh) * 2017-05-24 2017-08-11 山东科技大学 一种基于三维激光扫描技术的大型储罐安全检测系统与方法
JP2019109069A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 国立大学法人広島大学 変位計測方法、変位計測装置、変位観測方法
CN114441549A (zh) * 2021-12-31 2022-05-06 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法
CN114441549B (zh) * 2021-12-31 2024-02-23 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003279333A (ja) 形状計測装置、外観検査装置、寸法検査装置、体積検査装置および変位・変形計測装置
Beraldin Integration of laser scanning and close-range photogrammetry–The last decade and beyond
Barone et al. Low-frame-rate single camera system for 3D full-field high-frequency vibration measurements
Su et al. Dynamic 3-D shape measurement method: a review
Neri et al. Low-speed cameras system for 3D-DIC vibration measurements in the kHz range
CN103649676A (zh) 与远程结构光扫描仪协作的六自由度激光追踪器
JPS60123704A (ja) 光学干渉計システムとその使用方法
CN101915559B (zh) 利用电子散斑相移技术测量物体三维面形的方法及其系统
CN101828092A (zh) 非接触探头
US10732284B2 (en) Live metrology of an object during manufacturing or other operations
JPH10503592A (ja) 物体の振動状態を測定する方法
Beraldin et al. Traceable 3D imaging metrology
Beraldin et al. Virtual reconstruction of heritage sites: opportunities and challenges created by 3D technologies
Muelaner et al. Large scale metrology in aerospace assembly
IE42667B1 (en) Surface gauging by remote image tracking
JPH0329806A (ja) 物体形状測定方法
Huntley Optical shape measurement technology: past, present, and future
Jiang et al. High-precision composite 3D shape measurement of aeroengine blade based on parallel single-pixel imaging and high-dynamic range N-step fringe projection profilometry
CN109579782A (zh) 一种高精度大工作距自准直三维角度测量装置与方法
JP3781438B2 (ja) 3次元表面形状測定装置
Tu et al. Geometrical model of laser triangulation system based on synchronized scanners
JPH07218449A (ja) 光学的表面欠陥検出方法
CN201724658U (zh) 利用电子散斑相移技术测量物体三维面形的系统
Beraldin Basic theory on surface measurement uncertainty of 3D imaging systems
Jones et al. Dot projection photogrammetric technique for shape measurements of aerospace test articles

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20040319

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A621 Written request for application examination

Effective date: 20041209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Written amendment

Effective date: 20061010

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070320

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02