JP2003279178A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2003279178A
JP2003279178A JP2002087372A JP2002087372A JP2003279178A JP 2003279178 A JP2003279178 A JP 2003279178A JP 2002087372 A JP2002087372 A JP 2002087372A JP 2002087372 A JP2002087372 A JP 2002087372A JP 2003279178 A JP2003279178 A JP 2003279178A
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valve
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JP2002087372A
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Makoto Tomizawa
真 富沢
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Denso Aircool Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/04Refrigeration circuit bypassing means
    • F25B2400/0401Refrigeration circuit bypassing means for the compressor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで供給できる自然循環併用型の空気
調和装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機7を介して蒸発器5と凝縮器4を
接続する第1の管路21に並列に、圧縮機7の作動圧に
より閉となる第1の弁11を介して蒸発器5と凝縮器4
を接続する第2の管路22と、減圧機構17を介して凝
縮器4と蒸発器5を接続する第3の管路23に並列に、
圧縮機7の作動圧により閉となり、圧縮機7が作動して
いないときに加わる液圧では開となる第2の弁12を介
して凝縮器4と蒸発器5を接続する第4の管路24とを
有する空気調和装置1を提供する。圧縮機7を停止およ
び駆動するだけで、弁11および12は自動的に開閉し
て自然循環サイクルと圧縮機サイクルとが切り替わるの
で、構成が簡易で低コストの自然循環併用型の空気調和
装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータルー
ムなどの年間を通して冷房運転を行なう必要がある場所
に設置するのに適した空気調和装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通信関連設備や電算機室などにおいて
は、室内に設置された機器の環境温度を一定に保つため
に夏期、冬期に関係なく年間を通じて室内の冷房が必要
になる。このような室内を空調するための装置として、
圧縮機を使用した冷房運転と、圧縮機を使用しない冷房
運転とが可能な空気調和装置が提案されている。この空
気調和装置は、圧縮機を使用せずに冷媒を自然循環させ
る冷凍サイクルがあることから冷媒自然循環併用式空気
調和装置と称されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に冷媒自然循環併
用式空気調和装置の概略を示してある。空気調和装置ま
たは空調システム100は、凝縮器111を備えた室外
ユニット101と、蒸発器112を備えた室内ユニット
102とを有しており、室内ユニット102が室外ユニ
ット101に対して低い位置に設置されている。また、
空気調和装置100は、蒸発器112で蒸発した冷媒ガ
スを圧縮して凝縮器111に供給するために、電磁弁1
21、アキュームレータ114、圧縮機113および逆
止弁124を介して蒸発器112と凝縮器111とを接
続するガス配管136と、このガス配管136と並列
に、自然循環用に電磁弁122を介して蒸発器112と
凝縮器111とを接続する配管137とを備えている。
また、空気調和装置100は、凝縮器111で凝縮した
液相の冷媒を蒸発器112に供給するために、キャピラ
リチューブ115を介して凝縮器111と蒸発器112
とを接続する液配管138と、この液配管138と並列
に、自然循環用に電磁弁123を介して凝縮器111と
蒸発器112とを接続する配管139とを有している。
【0004】この空気調和装置100では、冬期や夜間
などに、室内ユニット102が設置された場所の温度
(室内温度)が室外ユニット101が設置された場所の
温度(室外温度)よりも高い条件となると、圧縮機11
3を停止して、電磁弁121を閉じてガス配管136を
閉鎖すると共に、他の電磁弁122および123を開き
冷媒が自然循環できるようにする。この状態で、室外フ
ァン131および室内ファン132を駆動すると、温度
の低い室外側の凝縮器111で凝縮して液化した冷媒
は、凝縮器111が蒸発器112より高い位置にあるの
で、配管139を通じて液ヘッドにより低い位置にある
蒸発器112に導かれて気化する。また、凝縮器111
では冷媒ガスが凝縮し、蒸発器112では液相の冷媒が
ガス化するので、器内圧の差により配管137を介して
高い位置にある凝縮器111に供給される。このような
自然循環サイクルにより冷凍または冷却サイクル(破線
の矢印Aで示すサイクル)が成立するので、圧縮機11
3を運転せずに、室内を冷却することができる。
【0005】夏期などの室内温度が室外温度より低いと
きには、電磁弁121をオープンすると共に、その他の
電磁弁122および123をクローズし、さらに、圧縮
機113を駆動した状態で、室外ファン131および室
内ファン132を駆動すると、実線の矢印Bで示すよう
に、周知の冷凍または冷却サイクルが成立する。
【0006】したがって、自然循環サイクルを構成可能
な空気調和装置100は、冬期や夜間などの室内温度が
室外温度より高くなりやすい時期や時間帯では、圧縮機
113を運転または駆動しないで室内を冷房できるの
で、消費電力を大幅に削減できる。このため、年間を通
してみると、空気調和装置のランニングコストは極めて
低くなる。しかしながら、自然循環サイクルを構成する
ために、冷媒を自然循環させるための配管と、圧縮機に
より強制循環する際に自然循環用の配管を閉にするため
にオンオフ動作可能なアクチュエータ付の制御弁と、さ
らにそれらの制御弁を制御する装置が必要となり、初期
導入コストは高くなる。
【0007】そこで、本発明においては、ランニングコ
ストの低い自然循環併用機能を備えた空気調和装置を、
低コストで提供可能にすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】自然循環サイクルでは、
圧縮機を作動させないので、空調システム内の圧力は低
い。特に、凝縮器の器内圧は低くなる。したがって、器
内圧によって自然循環用の配管を開閉可能な弁を使用す
ることにより、アクチュエータ付の弁を使用しなくて
も、圧縮機のオンオフによりサイクルを自動的に切り替
えることができる。自然循環用の配管のガス側は、圧縮
機をバイパスする配管となるので加圧されたガスの流れ
を止める通常の逆止弁で良い。一方、液側は、圧縮機の
オンオフで流れは変わらないので、差圧により開閉する
弁を採用する必要がある。すなわち、本発明の空気調和
装置は、凝縮器を備えた室外ユニットと、この室外ユニ
ットより下に設置された室内ユニットであって、蒸発器
を備えた室内ユニットと、圧縮機を介して蒸発器と凝縮
器を接続する第1の管路と、第1の管路と並列に、圧縮
機の作動圧により閉となる第1の弁を介して蒸発器と凝
縮器を接続する第2の管路と、減圧機構を介して凝縮器
と蒸発器を接続する第3の管路と、この第3の管路と並
列に、圧縮機の作動圧により閉となり、圧縮機が作動し
ていないときに加わる液圧では開となる第2の弁を介し
て凝縮器と蒸発器を接続する第4の管路とを有する。
【0009】この空気調和装置では、圧縮機を駆動する
と、その圧力により第1および第2の弁が自動的に閉
じ、冷媒は蒸発器、圧縮機、凝縮器、減圧機構および蒸
発器の通常の冷凍または冷却サイクルを循環する。これ
に対し、圧縮機を停止すると、器内圧が低下するので、
第1の弁は開となり、ガス側は自然循環可能になる。ま
た、第2の弁は、圧縮機が作動していないときに加わる
液圧では開となるので、圧縮機が作動しているときと液
状態の冷媒の流れの方向は変わらないが、液圧により自
然循環が可能になる。したがって、弁操作を行わなくて
も、圧縮機を停止するだけで冷媒が循環する経路が自動
的に形成され、自然循環サイクルによる冷房が可能とな
る。
【0010】このため、本発明の空気調和装置では、圧
縮機の停止により第1および第2の弁が開いた状態で、
室内ファンおよび室外ファンを駆動する制御を採用する
ことにより自然循環による冷房が行われる。したがっ
て、アクチュエータ付の弁およびそれを制御する機構は
不要となり、自然循環併用機能を備えた空気調和装置
を、低コストで提供できる。
【0011】弁体に小径の貫通孔を設けておくと、弁を
閉じた状態でこの貫通孔がキャピラリチューブや膨張弁
などと同様に減圧機構として作用する。したがって、第
3および第4の管路の代わりに、液圧では開となる第3
の弁であって、閉状態で減圧機能を備えた第3の弁を介
して凝縮器と蒸発器を接続する第5の管路を設けること
も可能である。この第5の管路を設けることにより、凝
縮器で液化された冷媒を蒸発器に導く管路を一つにでき
るので、本発明の空気調和装置をさらに低コストで提供
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1および図2に本発明に係る空
気調和装置の概略を示してあり、図1は圧縮機を駆動し
て冷凍サイクル(圧縮機サイクル)により冷房運転を行
なっている状態を示し、図2は圧縮機を駆動しない自然
循環により冷房運転を行なっている状態を示している。
空気調和装置1は、室外ユニット2と、この室外ユニッ
ト2より下に設置される室内ユニット3とを有してい
る。室外ユニット2は、凝縮器4および室外ファン8を
備えている。室内ユニット3は、蒸発器5と、室内ファ
ン9と、アキュームレータ6と、圧縮機7と、室外ユニ
ット2を含めて空調装置1を制御する制御パネル18を
備えている。これらの室外ユニット2および室内ユニッ
ト3はパッケージ化されていても良いし、室外ユニット
2と室内ユニット3が個別に設置されるセパレートタイ
プでも良い。
【0013】空気調和装置1は、冷媒ガスを凝縮器4に
供給するために、アキュームレータ6および圧縮機7を
介して蒸発器5と凝縮器4を接続する第1の管路21
と、この第1の管路21と並列に、自然循環のために第
1の弁11を介して蒸発器5と凝縮器4を接続する第2
の管路22を備えている。また、液相の冷媒を蒸発器5
に供給するために、キャピラリチューブなどの減圧機構
17を介して凝縮器4と蒸発器5を接続する第3の管路
23と、この第3の管路23と並列に、自然循環のため
に第2の弁12を介して凝縮器4と蒸発器5を接続する
第4の管路24とを備えている。したがって、第1の弁
11および第2の弁12が開閉されることにより、図2
に示した圧縮機7を経由させない自然循環サイクル(矢
印A)と、図1に示した圧縮機7を経由させる圧縮機サ
イクル(矢印B)を切り替えることができる。
【0014】制御パネル18は、室外ユニット2に設置
されている室外ファン8と、室内ユニット3に設置され
ている室内ファン9と、圧縮機7とを制御する。制御パ
ネル18は、室内センサ19aと室外センサ19bによ
り、室内温度、室外(または外気)温度、さらには室内
と室外の温度差を検出し、これらの温度や温度差などの
条件に応じてファン8および9と圧縮機7をオンオフす
ることにより、冷房運転のオンオフと、自然循環サイク
ルと圧縮機サイクルとの切り替えを行う。
【0015】図3に、圧縮機サイクルのときの第1の弁
11および第2の弁12の様子を示し、図4に、自然循
環サイクルのときの第1の弁11および第2の弁12の
様子を示してある。第1の弁11および第2の弁12
は、円筒状のバルブボディー13と、このボディー13
の中空部分13aに形成された弁座14に対して接触
(閉)および乖離(開)する球状の弁体15と、バルブ
ボディー13に対して弁体15を開方向に支持するばね
16とを備えた逆止弁である。
【0016】圧縮機7が稼動すると、蒸発器5でガス化
された冷媒ガスRgが1〜1.8Mpa程度に圧縮され
た状態で凝縮器4に供給される。このため、凝縮器4の
器内圧が上がり、図3(a)および(b)に示すよう
に、第1の弁11および第2の弁12には、閉方向に圧
力が作用するので、第1の弁11および第2の弁12は
閉になる。したがって、配管22および24は閉とな
り、図1に示す圧縮機サイクルが成立する。
【0017】一方、圧縮機7がオフとなり、凝縮器4の
器内圧が低下すると、第1の弁11および第2の弁12
は開になる。したがって、図4(a)に示すように、配
管22では、ガス化状態の冷媒Rgが第1の弁11の順
方向に流れるので、配管22を介して冷媒ガスが凝縮器
4に供給される。一方、第2の弁12では、図4(b)
に示すように、液相の冷媒Rlが第2の弁12の逆方向
に流れる。しかしながら、第2の弁12は、凝縮器4か
ら配管24に出力された液状の冷媒の圧力、すなわち、
液柱の圧力または液ヘッドに対抗して開状態が維持され
るようにばね16の弾性係数が設定されている。したが
って、器内圧が低い状態では液相の冷媒Rlは配管24
を流れて蒸発器5に供給される。これにより、自然循環
サイクルが成立する。第2の弁12には、凝縮器4と蒸
発器5との高低差にもよるが、0.7〜0.8Mpa程
度の液ヘッドが圧力として加わる。したがって、圧縮機
7が稼動しているときと、いないときでは1桁程度、第
2の弁12に加わる圧力が異なるので、弁の開閉を制御
するには十分な圧力差が得られる。また、自然循環サイ
クルと圧縮機サイクルとでは器内圧が1桁以上異なるの
で、チャタリングを起こす心配もない。
【0018】このように空気調和装置1では、サイクル
を切り替えるための第1の弁11および第2の弁12を
アクチュエータにより制御する必要がない。これら弁1
1および12は、圧縮機7を駆動および停止することに
より、器内圧あるいは配管内の流体の圧力を介して自動
的に開閉される。このため、第1および第2の弁11お
よび12は、アクチュエータ付の弁である必要がなく、
また、これらの弁を開閉する制御系統は不要となる。単
に、圧縮機7をオンオフするだけで、自然循環サイクル
と、圧縮機サイクルとを切り替えることができる。した
がって、簡易な構成で自然循環併用機能を備えた空気調
和装置1を実現でき、ランニングコストだけではなく、
初期導入コストも低くすることができる。
【0019】図5に本例の空調装置1の制御をフローダ
イアグラムで示してある。まず、ステップ51でスイッ
チが入れられ、ステップ52で室内温度が空調装置1を
全停する第1の設定温度より低くなければ、空調を開始
する。スイッチがオフになったり、室内温度が第1の設
定温度より低くなると、ステップ53でシステムを全停
する。空調を開始する条件となり、ステップ54で室内
温度が自然循環で対応できる程度の第2の設定温度以下
であり、さらに、ステップ55で室外温度が室内温度よ
り、さらに、第3の設定温度以上低ければ、ステップ5
6で圧縮機7を稼動させずに、室外ファン8および室内
ファン9をオンする。これにより自然循環サイクルによ
る冷房が開始される。一方、ステップ54で室内温度が
第2の設定温度より高く、ステップ55で室内温度が低
くても室外温度がそれほど低くない場合は、ステップ5
7で圧縮機7をオンし、室外ファン8および室内ファン
9をオンする。これにより圧縮機サイクルによる冷房が
開始される。自然循環サイクルによる冷房中でも、ステ
ップ54またはステップ55の条件が満足されなけれ
ば、圧縮機7をオンするだけでステップ57の圧縮機サ
イクルに移行する。また、圧縮機サイクルによる冷房中
でも、ステップ54および55の条件が満足されれば、
圧縮機7をオフするだけでステップ56の自然循環サイ
クルに移行する。したがって、極めて簡単な制御で自然
循環サイクルと圧縮機サイクルとを切り替えることがで
きる。
【0020】なお、減圧機構としては、キャピラリチュ
ーブや膨張弁などを用いることが可能であるが、弁体に
小径の貫通孔を設けておくことにより減圧機能を弁自体
に持たせることも可能である。図6に示すように、その
ような弁(第3の弁)27を採用すると、液側の配管2
5を圧縮機サイクルと自然循環サイクルで共用すること
ができる。図7は第3の弁27の概要を示してあり、弁
体15に小径の貫通孔38を設けた構成をしている。し
たがって、図7(a)に示すように、弁が閉のときは、
冷媒が小径の孔38を通過することにより減圧され、減
圧機構として作用する。一方、図7(b)に示すよう
に、弁が開のときは、弁体15が弁座14から離れるの
で、第5の管路25が開き液化した冷媒が抵抗なく凝縮
器4から蒸発器5に供給され、自然循環サイクルが成立
する。
【0021】以上では、自然循環サイクルと圧縮機サイ
クルとを切り替える弁としてボールタイプの逆止弁を利
用した例を示しているが、これに限定されるものではな
い。スイングタイプの逆止弁などの、差圧を利用してア
クチュエータなしで開閉することが可能な弁であればど
のようなタイプの弁でも利用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の空調装
置においては、圧縮機による圧力を利用して第1および
第2の弁を開閉し、圧縮機をオンオフするだけで圧縮機
サイクルと自然循環サイクルを切り替えできるようにし
ている。したがって、アクチュエータ付の弁およびそれ
を制御する制御機構を省き、ランニングコストの低い自
然循環併用の空気調和装置を低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の概略を示す図であ
り、圧縮機サイクルにより冷媒を循環させている状態を
示す図である。
【図2】図1に示す空気調和装置において自然循環サイ
クルにより冷媒を循環させている状態を示す図である。
【図3】圧縮機サイクル時の第1および第2の弁の状態
を示す図である。
【図4】自然循環サイクル時の第1および第2の弁の状
態を示す図である。
【図5】図1に示す空気調和装置の冷凍サイクルの切替
制御を示すフローチャートである。
【図6】減圧機能を持った第3の弁が使用された空気調
和装置の概略を示す図である。
【図7】図6に示す空気調和装置の第3の弁の概略を示
す図である。
【図8】従来の空気調和装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 2 室外ユニット 3 室内ユニット 4 凝縮器 5 蒸発器 7 圧縮機 8 室外ファン 9 室内ファン 11 第1の弁 12 第2の弁 17 減圧機構 21 第1の管路 22 第2の管路 23 第3の管路 24 第4の管路 27 第3の弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮器を備えた室外ユニットと、 この室外ユニットより下に設置される室内ユニットであ
    って、蒸発器を備えた室内ユニットと、 圧縮機を介して前記蒸発器と前記凝縮器を接続する第1
    の管路と、 この第1の管路に並列に、前記圧縮機の作動圧により閉
    となる第1の弁を介して前記蒸発器と前記凝縮器を接続
    する第2の管路と、 減圧機構を介して前記凝縮器と前記蒸発器を接続する第
    3の管路と、 この第3の管路に並列に、前記圧縮機の作動圧により閉
    となり、前記圧縮機が作動していないときに加わる液圧
    では開となる第2の弁を介して前記凝縮器と前記蒸発器
    を接続する第4の管路とを有する空気調和装置。
  2. 【請求項2】 凝縮器を備えた室外ユニットと、 この室外ユニットより下に設置される室内ユニットであ
    って、蒸発器を備えた室内ユニットと、 圧縮機を介して前記蒸発器と前記凝縮器を接続する第1
    の管路と、 この第1の管路に並列に、前記圧縮機の作動圧により閉
    となる第1の弁を介して前記蒸発器と前記凝縮器を接続
    する第2の管路と、 前記圧縮機の作動圧により閉となり、前記圧縮機が作動
    していないときに加わる液圧では開となる第3の弁であ
    って、閉状態で減圧機能を備えた第3の弁を介して前記
    凝縮器と前記蒸発器を接続する第5の管路とを有する空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第1の
    弁は逆止弁である空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記室内ユニットは
    室内ファンを備え、前記室外ユニットは室外ファンを備
    えており、 前記圧縮機の停止により前記第1および第2の弁が開い
    た状態で、前記室内ファンおよび室外ファンを駆動可能
    な制御手段を有する空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記室内ユニットは
    室内ファンを備え、 前記室外ユニットは室外ファンを備えており、 前記圧縮機の停止により前記第1および第3の弁が開い
    た状態で、前記室内ファンおよび室外ファンを駆動可能
    な制御手段を有する空気調和装置。
  6. 【請求項6】 凝縮器および室外ファンを備えた室外ユ
    ニットと、この室外ユニットより下に設置される室内ユ
    ニットであって、蒸発器および室内ファンを備えた室内
    ユニットと、圧縮機を介して前記蒸発器と前記凝縮器を
    接続する第1の管路と、この第1の管路に並列に、前記
    圧縮機の作動圧により閉となる第1の弁を介して前記蒸
    発器と前記凝縮器を接続する第2の管路と、減圧機構を
    介して前記凝縮器と前記蒸発器を接続する第3の管路
    と、この第3の管路に並列に、前記圧縮機の作動圧によ
    り閉となり、前記圧縮機が作動していないときに加わる
    液圧では開となる第2の弁を介して前記凝縮器と前記蒸
    発器を接続する第4の管路とを有する空気調和装置の制
    御方法であって、 前記圧縮機の停止により前記第1および第2の弁が開い
    た状態で、前記室内ファンおよび室外ファンを駆動する
    工程を有する空気調和装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 凝縮器および室外ファンを備えた室外ユ
    ニットと、この室外ユニットより下に設置される室内ユ
    ニットであって、蒸発器および室内ファンを備えた室内
    ユニットと、圧縮機を介して前記蒸発器と前記凝縮器を
    接続する第1の管路と、この第1の管路に並列に、前記
    圧縮機の作動圧により閉となる第1の弁を介して前記蒸
    発器と前記凝縮器を接続する第2の管路と、前記圧縮機
    の作動圧により閉となり、前記圧縮機が作動していない
    ときに加わる液圧では開となる第3の弁であって、閉状
    態で減圧機能を備えた第3の弁を介して前記凝縮器と前
    記蒸発器を接続する第5の管路とを有する空気調和装置
    の制御方法であって、 前記圧縮機の停止により前記第1および第3の弁が開い
    た状態で、前記室内ファンおよび室外ファンを駆動する
    工程を有する空気調和装置の制御方法。
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