JP2003278778A - 発電機付き転がり軸受 - Google Patents

発電機付き転がり軸受

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JP2003278778A
JP2003278778A JP2002077848A JP2002077848A JP2003278778A JP 2003278778 A JP2003278778 A JP 2003278778A JP 2002077848 A JP2002077848 A JP 2002077848A JP 2002077848 A JP2002077848 A JP 2002077848A JP 2003278778 A JP2003278778 A JP 2003278778A
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stator
outer member
electrode
rod
generator
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JP2002077848A
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Masatoshi Mizutani
政敏 水谷
Toru Takahashi
亨 高橋
Hiroaki Oba
博明 大庭
Hideji Tajima
英児 田島
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/18Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • F16C27/06Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
    • F16C27/066Ball or roller bearings

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機ステータと送信手段との接続作業が容
易に行え、また接続の都合上でステータの回転方向の組
立精度が要求されず、組立作業が簡単に行える発電機付
き転がり軸受を提供する。 【解決手段】 内周に複列の転走面31,32を有する
外方部材1と、これら転走面31,32に対向する転走
面33,34を有する内方部材2と、複列の転動体3と
を備える。外方部材1の内径部に装着されたステータ4
1および内方部材2に装着されたロータ42からなる回
転センサ兼用の発電機4を設ける。ステータ41の半径
方向に沿う端面には電極43を形成する。外方部材1に
は半径方向に向く挿通孔50を形成し、この挿通孔50
に先端部に接触端子52aを有する電気接続用ロッド5
2を挿通する。このロッド52の挿通により接触端子5
2aと電極43との電気的接続がなされる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車輪用
軸受装置やその他各種の用途に用いられる発電機付き転
がり軸受に関し、例えばアンチロックブレーキシステム
用の回転センサとなる発電機を搭載した転がり軸受に関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】アンチロ
ックブレーキ装置(ABS)は、低摩擦路やパニックブ
レーキ時のタイヤロックを検知し、ブレーキを緩めてタ
イヤグリップを確保することで、操舵安定性を得るもの
である。タイヤロックを検知する車輪回転数のセンサ
は、車輪用軸受装置に設けられる。このセンサは、一般
には、軸受外部における軌道輪の端部等にパルサリング
を設け、このパルサリングに対峙してセンサ部を設けて
いる。しかし、パルサリングおよびセンサ部が露出する
ため、車輪用軸受装置の小型化の妨げになるという課題
がある。
【0003】センサ内蔵の転がり軸受としては、従来、
図13に示すように、固定輪となる外方部材1の内径面
にステータ41を、回転輪となる内方部材2の外径面に
ロータ42を組み込んだものが提案されている。この軸
受は複列の転がり軸受であって、外方部材1と内方部材
2の対向する転走面31,32,33,34の間に転動
体3が収容されている。上記ステータ41およびロータ
42は、隣り合う転走面31,32,33,34の間で
外方部材1の内径面および内方部材2の外径面に互いに
対向するよう設けられ、発電機4を構成する。
【0004】外方部材1の外面にはワイヤレスの送信手
段5が取り付けられている。この送信手段5は発電機4
から出力される車輪の回転数の信号をワイヤレスで送信
するものであり、車体に取り付けられた受信手段(図示
せず)を介してアンチロックブレーキシステムの制御部
に信号伝達する。この送信手段5の電源は、発電機4か
ら供給されるようになされており、外方部材1の径方向
に形成された挿通孔50に挿通された電線51によっ
て、ステータ41内のコイル41aと送信手段5とが電
気的に結線されている。
【0005】上記のような転がり軸受においては、電線
(出力ケーブル)51が、ステータ41に取り付けられ
ており、これら軸受部材を組付ける際、電線51を外方
部材1の径方向に形成された挿通孔50に通しながら軸
受内部から外部に導出させる必要があった。このような
電線挿通作業は大変煩雑且つ複雑であり、これを自動化
することはできなかった。また、ステータ41を外方部
材1の内径面に圧入する際には、電線51のステータ4
1からの導出位置と挿通孔50の位置とを合わせる為に
回転方向の高精度な位置決めが必要とされた。さらに、
電線51を挿通孔50に挿通するときに、挿通孔50の
入口が鋭角になっていると電線51の被覆を損傷するこ
とになるので、この部分の面取り加工を行う必要があ
り、コスト高になっていた。また、電線51を挿通した
後、挿通孔50には泥水などの浸入を防止するために防
水シールを施す必要があった。
【0006】このような課題を解決するものとして、本
出願人は、図13の例における送信機5とステータ41
とをワンタッチで接続可能な差し込み式のコネクタ(図
示せず)を設けたものを提案した(特願2000−24
1207)。しかし、プラグピンによる差し込み式のコ
ネクタであるため、ステータ41に取付けられるソケッ
トの位置が円周方向に僅かでもずれていると、コネクタ
の接続が行えない。そのため、ステータ41の外方部材
1に対する円周方向の位置精度が要求されて、円周方向
の位置精度上の要求を改善することができず、依然、組
み立て性が悪いという問題点があった。
【0007】この発明の目的は、発電機ステータと送信
手段との接続作業が容易に行え、また接続の都合上でス
テータの回転方向の組立精度が要求されず、組立作業が
簡単に行え、密封性の向上を図ることもできる発電機付
き転がり軸受を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の発電機付き転
がり軸受は、内周に複列の転送面を有する外方部材と、
これら転走面にそれぞれ対面する転走面を有する内方部
材と、対向する転走面間に収容される複列の転動体と、
隣合う転走面の間で外方部材の内径面に設けられたステ
ータおよびこのステータに対向して内方部材の外径面に
設けられたロータを有する発電機とを備えた発電機付き
転がり軸受において、次の構成としたものである。すな
わち、上記ステータの軸受半径方向に沿う端面に、この
ステータのコイルに接続された電極を設け、この電極は
ステータの周方向に沿う円弧状ないし円環状に形成され
たものとし、上記外方部材の上記電極と対応する位置に
半径方向の挿通孔を設け、この挿通孔に挿入されて上記
電極に接触する電気接続用のロッドを設ける。上記ロッ
ドは、上記電極に接触する接触端子を有するものとす
る。上記電極とコイルとの接続は、直接に接続する場合
の他に、例えば整流回路など、電気回路を介して接続さ
れた接続状態であってもよい。
【0009】この構成によると、ステータの端面に電極
を設け、この電極と対応して外方部材に半径方向の挿通
孔を設けたため、電気接続用のロッドを上記挿通孔に差
し込むことで、電極とロッドの接続が行われ、簡単に接
続することができる。ステータの電極は、円弧状ないし
円環状として周方向に幅を持たせて設けたため、組立作
業時に外方部材の挿通孔の位置とステータの回転方向位
置を、粗く位置決めするだけで接続が確保される。挿通
孔にロッドを差し込む構成のため、配線の場合に比べて
挿通孔の密封性も簡単に確保することができる。
【0010】上記電極としては、ステータ端面の径方向
の内外に2つ設け、これら2つの電極に上記コイルの両
端を接続し、各電極に接触するロッドを設けるようにし
たものであって良い。電極は2つ設けるが、径方向の内
外に並ぶため、ステータ組立位置の円周方向の許容範囲
が狭まらない。内外に並ぶ2つの電極に対するロッドの
接続は、ロッドの各接触端子の露出部分をロッド長さ方
向に異ならせることなどで対応できる。また、上記電極
は1端子のものとして上記コイルの一端を接続し、コイ
ルの他端はステータのヨークにアース接続するようにし
ても良い。この構成の場合、外部導出用の電極は1個で
済むことになる。上記ステータの端面に電気回路基板を
設け、この電気回路基板上に上記電極となる電極パター
ンを形成したものであっても良い。この構成によると、
電気配線の簡略化が図られる。さらに、電極基板上に回
路素子を実装し、この電気回路基板に、上記ロッドに接
触する電極として、上記回路素子の出力を取り出す電極
パターンを設けたものであっても良い。この場合も、電
気配線の簡略化が図られる。
【0011】この発明において、上記電気接続用のロッ
ドの外周に、上記外方部材の挿通孔とロッドとの隙間を
塞ぐ弾性部材を取り付けたものとすることも可能であ
る。こうすることによりロッドを挿入するだけで軸受内
外の密封性が確立される。
【0012】この発明において、上記外方部材の外部に
はワイヤレス送信手段を取付け、このワイヤレス送信手
段に上記ロッドを設けるようにしても良い。こうするこ
とにより、ワイヤレス送信手段の取り付けと同時に、そ
の給電の接続もなされる。この発明の軸受において、上
記外方部材が、ナックルを介して車体に取付けられるも
のとし、また上記内方部材に車輪が取付けられるものと
して車輪用軸受装置を構成するようにしても良い。
【0013】この発明において、上記ステータの内部ま
たは近傍で、上記外方部材の内径面にワイヤレス送信手
段の送信回路を設け、この送信回路は上記発電機の発電
電力が供給されるものとし、上記外方部材に設ける上記
挿通孔を、外方部材のナックルへの取付面の付近に設
け、ナックルと外方部材との間に合成樹脂性のスペーサ
を挟みこみ、上記スペーサの内部にアンテナを設け、こ
のアンテナと上記送信回路とを上記ロッドを介して接続
するようにしても良い。このように、ナックルと外方部
材間に介在させるスペーサ内にアンテナを設けることに
より、アンテナの配置空間を別途に設けることが不要
で、コンパクト化されるうえ、アンテナケースを外部に
取付ける手間も省ける。また、送信回路をステータの内
部または近傍に配置することにより、送信回路の配置空
間を軸受外に設けることが不要で、より一層コンパクト
化される。この構成の場合に、上記スペーサを外方部材
の外径面に嵌合するリング状のものとし、このスペーサ
に上記アンテナと上記ロッドとを接続する端子を設け、
この端子は、スペーサを外方部材に軸方向に嵌合させる
ことで、上記ロッドの上記外方部材から突出した外側端
部に接続されるものとしても良い。これにより、スペー
サを外方部材に嵌合させるだけで、電気接続まで行え、
組立の手間がより一層簡略化される。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図6と共に説明する。この転がり軸受は、外方部材1
と内方部材2との間に複列の転動体3を介在させ、これ
ら内外の部材2,1間の環状空間内に発電機4を内蔵
し、この発電機4の回転数信号をワイヤレスで送信する
送信手段5を設けている。発電機4は、回転センサ兼用
のものである。発電機4は、両列の転動体3,3間に配
置され、そのステータ41と送信手段5とは、後述する
電極43と電気接続用ロッド52との接触により電気的
に接続される。外方部材1は、内周に複列の転走面3
1,32を有し、これら転走面31,32にそれぞれ対
向する転走面33,34が内方部材2の外周に設けられ
ている。複列の転動体3は、転走面31,33間、およ
び転走面32,34間に収容される。この転がり軸受装
置は、複列のアンギュラ玉軸受とされ、背面合わせとな
るように各転走面31〜34の接触角が形成されてい
る。転動体3は各列毎に保持器10で保持されている。
内外の部材2,1間の両端は、シール11で密封されて
いる。
【0015】外方部材1は、一端に車体取付フランジ1
aを有し、この車体取付フランジ1aを介して車体12
に取付けられる。外方部材1は、全体が一体の部材であ
る。内方部材2は、車輪取付フランジ2aを有し、この
車輪取付フランジ2aに車輪13がボルト14で取付け
られる。
【0016】内方部材2は、車輪取付フランジ2aを有
するハブ輪であるフランジ付き部材2Aと、他の内輪構
成部材2Bとを組合わせたものとされ、これらフランジ
付き部材2Aおよび内輪構成部材2Bのそれぞれに、上
記各列の転走面33,34が形成されている。内輪構成
部材2Bは、等速ジョイント15の外輪15aが一体に
形成された部材であり、等速ジョイント15の内輪(図
示せず)には駆動軸(図示せず)が接続される。内輪構
成部材2Bは、等速ジョイント外輪15aから一体に延
びる軸部16が、基端側の大径部16aと、この大径部
16aに段差を介して続く小径部16bとで形成され、
小径部16bの外周にフランジ付き部材2Aが嵌合す
る。上記転走面34は大径部16aに形成されている。
【0017】発電機4は、ステータ41の内周側に対峙
させてロータ42を設けたものである。ステータ41
は、外方部材1の内径面に取付けられ、ロータ42は内
方部材2の外径面、詳しくはフランジ付き部材2Aの外
径面に取付けられている。
【0018】ワイヤレスの送信手段5は、外方部材1の
外面に取付けられる。ワイヤレス送信手段5は、例え
ば、電子部品を外装用のケースに収容した送信器からな
り、微弱電波で信号伝送するものとされる。信号は、電
波をオン・オフするものであっても良く、また搬送波を
周波数変調等で変調するものであっても良い。ワイヤレ
ス送信手段5は、電波により伝送するものの他に、磁気
結合による伝送、赤外線等の光による伝送、または超音
波による伝送を行うものとしても良く、空間を伝送する
信号を用いるものであれば良い。ワイヤレス送信手段5
の電源には、発電機4が用いられる。ワイヤレス送信手
段5に対する受信手段(図示せず)は、例えば車体12
のタイヤハウス(図示せず)等に設置され、受信手段か
らアンチロックブレーキシステムの制御部に信号伝達さ
れる。
【0019】ステータ41の半径方向に沿う端面には、
図4に示すように、円弧状の電極43が同心状に2条形
成されている。この電極43は、ステータ41の端面全
周にわたる円環状であっても良い。ステータ41は金属
部材からなるので、その表面には絶縁層44が形成さ
れ、この絶縁層44上に上記電極43が設けられてい
る。絶縁層44は、ステータ41の金属端面に表面処理
を施し、あるいは樹脂フイルムを貼付けることによって
も得られる。電極43は、ステータ41内部のコイル4
1aから端面に形成された透孔41bを通して導出され
た電線43aに接続されている。また、別途製作した回
路基板(図示せず)に電極43を形成しておき、この回
路基板をステータ41の端面に固定しても良い。
【0020】図2に示すように、外方部材1の適所に内
外を貫通する径方向の挿通孔50が形成され、この挿通
孔50に電気接続用ロッド52が挿通されている。この
ロッド52の先端部には2つの接触端子52aが形成さ
れており、上記2つの電極43に軸方向に接触圧(弾圧
力)を持ってそれぞれ接触する。ロッド52の外端部は
ワイヤレス送信手段5に接続または一体固着されてい
る。ロッド52の長手方向の途中2箇所にはその全周に
わたって樹脂材料等からなる弾性部材52bが取付けら
れている。ロッド52を挿通孔50に挿通させた際に、
この弾性部材52bが挿通孔50の壁面との間で弾性変
形した状態で介在されて隙間を埋めることになり、この
部分の防水性が確保される。弾性部材52bの取付け個
数は2個に限らず1個若しくは3個以上であっても良
い。
【0021】上記のステータ41を組付ける場合は、外
方部材1の内径面にステータ41を軸方向に圧入嵌合さ
せることになるが、この場合、電極43が端面に円弧状
に形成されているから、円周方向ではおおよその位置合
わせ状態で圧入作業を行うことができる。電極43が円
環状に形成されている場合は、ほとんど円周方向での位
置合わせは要しない。軸方向の位置決めは、軸受端面な
どを基準面としてステータ41を押し込み、寸法管理す
ることで位置決めされる。また、ロッド52を挿通孔5
0に予め挿通させておき、接触端子52aの接触状態を
モニタしながらステータ41を押し込んでいき、接触が
確認されてから微動の押し込み量を加えて接触端子52
aの接触圧を管理することもできる。
【0022】図5に示すように、ステータ41はクロー
ポール型とされている。すなわち、ステータ41は、ポ
ール状の爪41c,41dからなる多数の磁極を並べた
形式のものとされる。ステータ41は、詳しくは、磁性
体のリング部材40とこのリング部材40内に収容され
たコイル41aとを備える。リング部材40は、断面形
状が内周側に向く溝形とされ、すなわち内周側に向くコ
字状の断面形状とされ、かつ両側の側板部40a,40
bの内周縁から対向する側板部40a,40b側へ折れ
曲がった櫛歯状の複数の爪41c,41dを有する。こ
れら両側板部40a,40bの櫛歯状の各爪41c,4
1dは、周方向に互いに所定の隙間をもって交互に配列
されている。各爪41c,41dは、突出方向に長い細
長形状とされている。各爪41c,41dは、爪幅が先
端に向けて漸減する形状とされているが、長方形状であ
っても良い。
【0023】リング部材40の側板部40a,40bの
内周縁には、各爪41c,41dの形成部分の間に切欠
部41eが設けられ、これら切欠部41eに対向側の各
爪41c,41dの先端が臨んでいる。リング部材40
は、ウエブ40cで幅方向に2つのリング部材分割体に
分割されており、両リング部材分割体がウエブ40cで
重なり部を生じるよう互いに結合されている。なお、リ
ング部材40は、このような分割体とせずに一体型とし
ても良い。リング部材40は、板金のプレス加工品とさ
れ、板金材料にはステンレス板等の磁性部材が用いられ
る。
【0024】この構成の転がり軸受の組立過程を説明す
る。図6に示すように、外方部材1と内方部材2のフラ
ンジ付き部材2Aとを、片方の転動体3の列を介して組
立てた状態とする。この状態で、発電機4のステータ4
1とロータ42とを、外方部材1の内径面およびフラン
ジ付き部材2Aの外径面にそれぞれ組み込む。この後内
方部材2の内輪構成部材2Bを、残り1列の転動体3の
列と共に組立てる。ついで、送信手段5を、ロッド52
が外方部材1の挿通孔50に挿通された状態で設置す
る。これによりロッド52の接触端子52aがステータ
41の端面に形成された電極43に圧接する。このよう
に送信手段5とステータ41とは嵌め込むだけで電気接
続され、また結線ケーブル無しで接続できて、組立工数
が削減される。特に、ステータ41に設けられた電極4
3が円弧状または円環状に形成されて周方向に幅を持つ
ため、ステータ41の周方向での高度な位置精度を必要
としない。接続用の電線を用いた場合のように、孔入口
縁部で擦れることにより電線被覆が損傷するような問題
も生じない。したがって、挿通孔50の開口部に面取を
施す必要がない。また、前述の通り、ロッド52を挿通
孔50に挿通させると同時に、弾性部材52bがロッド
52と挿通孔50との隙間を塞ぐことになるから、塵埃
や水の浸入が防止できる。このように弾性部材52bを
有する送信手段5を設置するだけでシール作業まで完了
し、より一層組立工数が削減される。これらの組立上の
効果が得られるため、組立作業の自動化も容易である。
なお、送信手段5を設置する作業は、内輪構成部材2B
を外方部材に対して組み立てる前、さらにはステータ4
1を外方部材1に組み込む前でも良い。
【0025】また、この構成の転がり軸受によると、上
記の組立上の利点の他に、次の各作用、効果が得られ
る。すなわち、回転センサ兼用の発電機4を外方部材1
と内方部材2の間の環状空間内に内蔵したため、軸受装
置が一層小型化される。また、ワイヤレス送信手段5を
設けたため、回転数の検出信号を制御部まで引き出す電
線が不要となる。発電機4をセンサとして用いるため、
センサへの給電用の電線も不要となる。また、発電機4
で得られる電力は、ワイヤレス送信手段5の電源として
利用され、車体12からワイヤレス送信手段5への給電
用の電線は不要である。これらのため、電線類が車外に
露出せず、断線の支障を起こすことがないうえ、煩雑な
配線固定作業も不要となり、自動車の軽量化、コスト低
下にもつながる。更に、発電機4の全体を外方部材1と
内方部材2との間の環状空間に内蔵することから、発電
機4の一部を露出させる孔を設けることが不要で、軸受
の密封性も向上する。ロッド52を挿通する挿通孔50
は、外方部材1に設けることが必要であるが、この孔5
0は小さな孔で済み、上記のように送信手段5の設置と
共に弾性部材52bでシールをすることもできる。発電
機4は、櫛歯状の爪41c,41dを有するリング部材
40と、コイル41cとでなるステータ41を用い、多
極磁石からなるロータ42と組み合わせているため、多
極化、小型化が容易で、磁束の利用効率に優れた効率の
良い発電が行える。
【0026】図7にステータ41とロッド52との電気
的接続形態の別の例を示す。ステータ41の半径方向に
沿った端面にコイル41aに電気的接続された断面L字
形の電極部材430が導出している。このL形の電極部
材430はその両面が電極43とされ、一方、ロッド5
2の先端部は二股状に形成され、この二股部の対向内面
に接触端子52aが形成されている。ステータ41を組
み込み、ロッド52を挿通孔50に挿通したときには、
図7(A)に示すようにロッド52の先端の二股部分が
上記L形の電極部材430を両面から挟み込むように結
合される。これにより、この二股部分の内面に形成され
た接触端子52a,52aが電極部材430両面の電極
43,43に当接する。この場合、ステータ組み込み時
の軸方向の精度が必要とされるが、接触端子52a,5
2a間の間隔を電極部材の厚みより若干小さくしておけ
ば、二股部分を押し広げるように上記結合がなされるか
ら、二股部分の復元弾力により、電極43と接触端子5
2aとの接触性能が向上する。
【0027】図8および図9に示す例は、電極を1端子
のものとしてコイルの一端をこれに接続し、コイルの他
端はステータのヨークに接続したものである。図9
(A)に示すように、コイルボビン410の一方の端面
にアース用電極431を形成し、コイル41cの電線の
片側を接続する。リング状部材(ヨーク)40にコイル
ボビン410を組み込んでステータ41を組立てるとき
に、ヨーク40と電極431とが接触するからステータ
41がアースされることになる。そして、ステータ41
が外方部材1に嵌合固定されるから、外方部材1をアー
スとして使用することができ、結果として外部の回路と
接続する電線を1本とすることができる。ステータ41
の他端面には図9 (B)に示すようにコイル41cの電
線の他端が接続された1個の電極43が形成される。電
極43は1個なので、ロッド52の接触端子52aも1
個で済み、またロッド52内に挿入される接触端子52
a用の電線も1本で良い。したがって、この電線の代用
として、周囲に絶縁材料を巻きつけた金属棒も使用可能
である。なお、ワイヤレス送信手段5は、外方部材1へ
の取付部からアースをとり、ロッド52経由の電線を介
して発電機4の出力を取り出すことで動作する。その他
の構成部分は前記実施例と同じであるので、同一の符号
を付してここではその説明を省略する。
【0028】図10は、さらに別の実施形態を示す。ス
テータ41の内部に電気回路基板45を組込み、この電
気回路基板45上に送信用の回路素子が実装してある。
電気回路基板45には電極パターンが形成され、この電
極パターンに連結されて、ステータ41のヨークを貫通
してその端面に電気接続用ロッド52の接触端子52a
と接触する電極46が形成されている。この電極46
は、アンテナ用の1個の電極であって、外方部材1の外
径部に設置されたアンテナボックス6と、上記接触端子
52aおよびこの接触端子52aに接続されロッド52
内に設けられた電線(図示せず)を介して接続されてい
る。アンテナボックス6は、発電機4から、上記送信用
回路素子、アンテナ電極46、接触端子52aおよび上
記電線を介して送信される電波信号を受信して放射する
機能を奏するものである。このように構成すれば、より
一層のコンパクト化が図られる。
【0029】図11および図12は、上記実施例の変形
例を示す。ステータ41内には上記と同様に送信用回路
素子を搭載した電気回路基板45が設けられ、ステータ
41の端面にはこれも上記同様の電極46が形成されて
いる。この例では、外方部材1にナックル7が取付けら
れ、このナックル7の取付け面付近の外方部材1にロッ
ド52を挿通するための挿通孔50が形成されている。
また、ナックル7と外方部材1の取付面との間に図12
に示すようなリング形状の合成樹脂製のアンテナ保持用
スペーサ8が介在されている。このスペーサ8には開環
状のアンテナワイヤ9が埋め込まれており、このアンテ
ナワイヤ9の基端部に電気接続用ロッド52の基端接点
52cと接触的に接続される接続部91が形成されてい
る。図11の拡大図に示すように、スペーサ8の接続部
91付近は開口され、スペーサ8から接続部91が露出
している。接続部91は、スペーサ8の外方部材1に対
する装着方向に沿って下り勾配もしくは平坦に加工され
ており、外方部材1にスペーサ8を嵌合装着させる際、
この接続部91の勾配面がロッド52の基端部を押し上
げるよう作用し、この結果接続部91とロッド52の基
端接点52cとの電気的接続が良好に保たれる。なお、
この接続部91とロッド52内の電線との電気的接続
は、この例に限らず、半田付け、圧着、加締め接続等が
適宜採用される。
【0030】アンテナワイヤ9は、上記のように電気接
続ロッド52を介してステータ41内の電気回路基板4
5に接続され、この電気回路基板45に搭載されたワイ
ヤレス送信用回路素子からの信号を送出する。このよう
なアンテナワイヤ9は、電波の放射強度を確保するた
め、周囲導体金属と1.5mm以上離しておく必要があ
る。絶縁性合成樹脂からなる上記スペーサ8は、通常ア
ルミ製のナックル7と鉄製の外方部材1との間に介在し
てこの放射強度を維持するよう機能する。したがって軸
受の外部に突出する送信機ケースやアンテナケースを不
要とする。また、スペーサ8は絶縁体であり、ナックル
7と外方部材1との直接接触を防止する形態とされ、異
種金属同士の接触による腐食を防止する効果も有する。
そのため、外方部材1に施される腐食防止のための防錆
処理も不要となる。
【0031】上記スペーサ8は、外方部材1の外周に内
径面81で外嵌され、ナックル7と外方部材1 との間に
介在して、これら3者は図11に示すようにボルト80
にて一体に締結される。図12の二点鎖線82は、スペ
ーサ8の取付部の外方部材外縁を示す。ボルト挿通孔8
3は、ナックル7を固定するための孔であり、その内周
部に金属製カラー84が埋め込まれている。上記ボルト
締結の際に、この金属製カラー84で力を受けるように
なされている。なお、この例では軸受組立の際、ステー
タ41を外方部材1に圧入嵌合させた後に、ロッド52
を挿通孔50に挿通させることになる。その他の構成は
前記実施例と同じであるので、ここでも同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0032】なお、上記実施形態は、発電機4が回転検
出手段を兼用するものとしたが、発電機4とは別に、こ
の発電機4の発電電力を用いて回転検出等を行うセンサ
(図示せず)をステータ41の付近や内部に設け、その
センサの電極を、ステータ41の軸受半径方向に沿う端
面に設けても良い。この電極に、外方部材1の挿通孔5
0に挿通された電気接続用のロッドを接触させ、外部に
センサ出力を取り出すようにする。
【0033】
【発明の効果】この発明の送信機付き転がり軸受けは、
隣合う転走面の間で外方部材の内径面に設けられたステ
ータおよびこのステータに対向して内方部材の外径面に
設けられたロータを有する発電機とを備えた発電機付き
転がり軸受において、上記ステータの軸受半径方向に沿
う端面に、このステータのコイルに接続された電極を設
け、この電極はステータの周方向に沿う円弧状ないし円
環状に形成されたものとし、上記外方部材の上記電極と
対応する位置に半径方向の挿通孔を設け、この挿通孔に
挿入されて上記電極に接触する電気接続用のロッドを設
けたものであるため、発電機ステータと送信手段との接
続作業が容易に行え、また接続の都合上でステータの回
転方向の組立精度が要求されず、組立作業が簡単に行
え、密封性の向上を図ることもできる。電気接続用ロッ
ドの周囲に弾性部材を巻きつけておけば、外方部材の挿
通孔にロッドを挿通させると同時に防水性が確保され
る。コイル出力の一方をステータのヨークにアース接続
するようにすれば、接続用電極を1個とすることがで
き、電気配線機構を簡略化することができる。ステータ
に電気回路基板を設け、これに電極パターンやワイヤレ
ス送信用回路素子を実装するようにすれば、軸受のコン
パクト化と電気配線機構の簡略化が図られる。外方部材
とナックルとの間に樹脂スペーサを介在させ、この樹脂
スペーサ内にアンテナワイヤを埋め込むようにすれば、
送信機ケースやアンテナケースを外方部材の外部に取付
ける必要がなく、省スペース化が可能となる上に、外方
部材の腐食防止の処理も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる転がり軸受の断
面図である。
【図2】同軸受の部分断面図である。
【図3】同軸受の側面図である。
【図4】同軸受におけるステータ端面の要部を示す図で
ある。
【図5】(A)〜(C)は各々発電機のステータを示す
破断側面図、正面図、および同図(B)の部分拡大図で
ある。
【図6】同実施形態の組立方法の説明図である。
【図7】同実施形態の変形例を示すもので、(A)は要
部の断面図、(B)はステータの要部斜視図、(C)は
ロッドの部分斜視図である。
【図8】この発明の他の実施形態の部分拡大断面図であ
る。
【図9】(A)(B)は各々同実施形態におけるステー
タの拡大断面図、ステータ端面の要部拡大図である。
【図10】この発明のさらに他の実施形態の部分拡大断
面図である。
【図11】この発明のさらに他の実施形態の部分拡大断
面図と要部拡大図である。
【図12】同実施形態のスペーサの平面図である。
【図13】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…外方部材 2…内方部材 3…転動体 4…発電機 5…ワイヤレスの送信手段 7…ナックル 8…スペーサ 9…アンテナ 31,32,33,34…転走面 41…ステータ 40…ヨーク 41a…コイル 42…ロータ 43,46…電極 45…電気回路基板 50…挿通孔 52…電気接続用ロッド 52c…接触端子 52b…弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 17/02 G08C 17/00 B (72)発明者 大庭 博明 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 田島 英児 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA35 AB07 BB02 BC02 CC01 DD02 EE12 FF02 2F077 CC02 FF36 VV02 WW06 3D046 BB11 BB28 HH36 3J101 AA02 AA43 AA54 AA62 FA26 GA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に複列の転送面を有する外方部材
    と、これら転走面にそれぞれ対面する転走面を有する内
    方部材と、対向する転走面間に収容される複列の転動体
    と、隣合う転走面の間で外方部材の内径面に設けられた
    ステータおよびこのステータに対向して内方部材の外径
    面に設けられたロータを有する発電機とを備えた発電機
    付き転がり軸受において、 上記ステータの軸受半径方向に沿う端面に、このステー
    タのコイルに接続された電極を設け、この電極はステー
    タの周方向に沿う円弧状ないし円環状に形成されたもの
    とし、上記外方部材の上記電極と対応する位置に半径方
    向の挿通孔を設け、この挿通孔に挿入されて上記電極に
    接触する電気接続用のロッドを設けたことを特徴とする
    発電機付き転がり軸受。
  2. 【請求項2】 上記電極を径方向の内外に並べて2つ設
    け、これら2つの電極に上記コイルの両端を接続し、各
    電極に接続するロッドを設けた請求項1に記載の発電機
    付き転がり軸受。
  3. 【請求項3】 上記電極は1端子のものとして上記コイ
    ルの一端を接続し、上記コイルの他端はステータのヨー
    クにアース接続した請求項1に記載の発電機付き転がり
    軸受。
  4. 【請求項4】 上記ステータの端面に電気回路基板を設
    け、この電気回路基板上に上記電極となる電極パターン
    を形成した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    発電機付き転がり軸受。
  5. 【請求項5】 上記ステータの端面に電気回路基板を設
    け、この電気回路基板上に回路素子を実装し、この電気
    回路基板に、上記ロッドに接触する電極として、上記回
    路素子の出力を取り出す電極パターンを設けた請求項1
    に記載の発電機付き転がり軸受。
  6. 【請求項6】 上記接続用のロッドの外周に、上記外方
    部材の挿通孔とロッドとの隙間を塞ぐ弾性部材を取付け
    た請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発電機付
    き転がり軸受。
  7. 【請求項7】 上記外方部材の外部にワイヤレス送信手
    段を設け、このワイヤレス送信手段に上記ロッドを設け
    た請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の発電機付
    き転がり軸受。
  8. 【請求項8】 上記外方部材が車体にナックルを介して
    取付けられ、上記内方部材に車輪が取付けられる車輪用
    軸受装置である請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の発電機付き転がり軸受。
  9. 【請求項9】 上記ステータの内部または近傍におい
    て、上記外方部材の内径面にワイヤレス送信手段の送信
    回路を設け、この送信回路は上記発電機の発電電力が供
    給されるものとし、上記外方部材に設ける上記挿通孔
    を、外方部材のナックルへの取付面の付近に設け、ナッ
    クルと外方部材との間に合成樹脂性のスペーサを挟みこ
    み、上記スペーサの内部にアンテナを設け、このアンテ
    ナと上記送信回路とを上記ロッドを介して接続した請求
    項8に記載の発電機付き転がり軸受。
  10. 【請求項10】 上記スペーサを外方部材の外径面に嵌
    合するリング状のものとし、このスペーサに上記アンテ
    ナと上記ロッドとを接続する端子を設け、この端子は、
    スペーサを外方部材に軸方向に嵌合させることで、上記
    ロッドの上記外方部材から突出した外側端部に接続され
    るものとした請求項9に記載の発電機付き転がり軸受。
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